JP2008216611A - 液晶表示パネルの駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液晶表示パネルの最適なコントラストを迅速に得ることができる液晶表示パネルの駆動回路を提供する。
【解決手段】 液晶表示パネル6の駆動電圧を発生する電源回路4と、液晶表示パネル6の温度あるいは液晶表示パネル6の周囲温度に基づく検出信号を出力する温度検出手段2と、温度検出手段2からの前記検出信号に基づいて予め定められた目標駆動電圧を発生するために電源回路4を制御する制御手段3と、を備えてなる液晶表示パネルの駆動回路であって、制御手段3は、起動時もしくは手動のコントラスト調整時において、電源回路4からの駆動電圧が前記目標駆動電圧値に達するまでに、所定時間毎に段階的に変化してなる制御信号を電源回路4へ出力してなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 液晶表示パネル6の駆動電圧を発生する電源回路4と、液晶表示パネル6の温度あるいは液晶表示パネル6の周囲温度に基づく検出信号を出力する温度検出手段2と、温度検出手段2からの前記検出信号に基づいて予め定められた目標駆動電圧を発生するために電源回路4を制御する制御手段3と、を備えてなる液晶表示パネルの駆動回路であって、制御手段3は、起動時もしくは手動のコントラスト調整時において、電源回路4からの駆動電圧が前記目標駆動電圧値に達するまでに、所定時間毎に段階的に変化してなる制御信号を電源回路4へ出力してなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、温度に応じて駆動電圧を生成する液晶表示パネルの駆動回路に関するものであって、例えば、車両に搭載される液晶表示パネルの駆動回路に好適である。
従来、この種の液晶表示パネルの駆動回路は、例えば、特許文献1に開示されている。この液晶表示パネルの駆動回路は、液晶表示パネルの温度あるいはその周囲温度を検出する温度センサ(温度検出手段)と、この温度センサにより得られた温度情報に基づいて液晶表示パネルの駆動電圧を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、温度センサからの温度情報を入力すると、予め定められたコントラストデータに応じた駆動電圧を液晶表示パネルに印加することによって、液晶表示パネルのコントラストを自動調整するものであった。
実開平5−90445号公報
しかしながら、このような液晶表示パネルの駆動回路は、急激な温度変化が生じた場合にあっては、液晶表示パネルの駆動電圧を大きく変化させて調整する必要があるものの、電源回路が目標の駆動電圧を生成し出力までに時間を要してしまうことや、コンデンサなど他の部品によって応答性が低くなってしまうことから、目標の駆動電圧値以上または目標の駆動電圧値未満を往復し、最適なコントラストに収束するまでに表示がちらついてしまうといった問題があった。また、特に、環境温度が著しく寒暖である場合において液晶表示パネルを始動する場合には、最適なコントラストを得るまでに時間を要するため問題となっていた。
そこで本発明の目的とするところは、上述した問題点に着目してなされたものであって、液晶表示パネルの最適なコントラストを迅速に得ることができる液晶表示パネルの駆動回路を提供することにある。
本発明の液晶表示パネルの駆動回路は、請求項1に記載のように、液晶表示パネルの駆動電圧を発生する電源回路と、前記液晶表示パネルの温度あるいは前記液晶表示パネルの周囲温度に基づく検出信号を出力する温度検出手段と、前記温度検出手段からの前記検出信号に基づいて予め定められた目標駆動電圧を発生するために前記電源回路を制御する制御手段と、を備えてなる液晶表示パネルの駆動回路であって、前記制御手段は、起動時もしくは手動のコントラスト調整時において、前記電源回路からの駆動電圧が前記目標駆動電圧値に達するまでに、所定時間毎に段階的に変化してなる制御信号を前記電源回路へ出力してなることを特徴とする。
また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の液晶表示パネルの駆動回路において、前記制御手段は、起動もしくは手動のコントラスト調整から一定時間経過した後、前記所定時間を変更してなることを特徴とする。
また、請求項3に記載したように、請求項1に記載の液晶表示パネルの駆動回路において、前記制御手段は、前記液晶表示パネルの駆動電圧を入力し、この駆動電圧値に基づいて前記目標駆動電圧値を算出してなることを特徴とする。
本発明は、液晶表示パネルの駆動電圧を発生する電源回路と、前記液晶表示パネルの温度あるいは前記液晶表示パネルの周囲温度に基づく検出信号を出力する温度検出手段と、前記温度検出手段からの前記検出信号に基づいて予め定められた目標駆動電圧を発生するために前記電源回路を制御する制御手段と、を備えてなる液晶表示パネルの駆動回路に関し、液晶表示パネルの最適なコントラストを迅速に得ることができる。
以下、本発明が適用された実施の形態について、自動車や建設機械などの車両搭載機器としてインストルメントパネルに設けられる車両用計器に適用したものを例に挙げて、添付図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であり、シートベルトの装着や残燃料量などに関する警報表示を行う液晶表示パネルを備えた表示器を制御するための車両用計器において、液晶表示パネルへ電力供給するための電源回路を有する駆動回路について電気的な構成を示すブロック図である。
駆動回路は、入力手段1と、温度検出手段2と、制御手段3と、電源回路4と、LCDドライバ5と、液晶表示パネル6と、を備えている。
入力手段1は、ユーザーの操作に基づく信号を制御手段3へ出力するためのインターフェイスである。この場合、入力手段1は、イグニションスイッチ11と、ユーザーがコントラストを調整操作するための調整スイッチ12を適用しており、ユーザーの手動操作に基づく信号を制御手段3に出力することができる。
温度検出手段2は、サーミスタなどの検出素子を適用でき、液晶表示パネル6の温度あるいは液晶表示パネル6の周囲温度を検出できる位置に設けられている。温度検出手段2は、検出した温度に応じた検出信号を制御手段3に出力する。
制御手段3は、マイクロコンピュータを適用でき、温度検出手段2からの検出信号や、図示しない各種センサからの車両速度やエンジン回転数などに基づく車両情報を入力し、この検出信号に応じた制御信号を電源回路4に出力し、車両情報に応じた制御信号をLCDドライバ5に出力する。制御手段3は、各種信号等に基づいて演算処理するためのCPUと、このCPUにおける演算処理結果等を一時的に格納する読出しおよび書換え可能なRAMや、制御プログラムや制御データを格納したROMから構成される記憶部と、前記各種情報や制御信号などをやり取りするためにバス接続された入出力インターフェイスと、を備えている。
電源回路4は、例えば、電圧コンバータを適用でき、温度検出手段2からの検出信号に応じて制御手段3によって生成される制御信号に基づいて、LCDドライバ5に供給する液晶表示パネル6の駆動電圧を発生する回路である。この場合、電源回路4は、図示しない配線からの電圧(例えば、5V)を液晶表示パネル6の駆動に必要な駆動電圧(例えば、15〜20V)に昇圧して出力する。なお、電源回路4から出力される駆動電圧は、LCDドライバ5側の配線から分岐して図示しない電圧抵抗素子などを介して制御手段3へも出力される。
LCDドライバ5は、前記各種センサからの車両情報に応じて制御手段3によって生成される制御信号に基づく駆動信号を生成し液晶表示パネル6へ出力する回路である。なお、LCDドライバ5は、電源回路4からの駆動電圧を用いてなる駆動信号を液晶表示パネル6に印加するように構成される。
液晶表示パネル6は、例えば、TFT型の液晶表示素子を適用することができ、LCDドライバ5からの駆動信号を基づいて各種車両情報を表示する。液晶表示パネル6は、この場合、シートベルトの装着や残燃料量などの情報を警報マークやゲージを用いて視覚的に表現することができる。
以上の構成によって、制御手段3は、温度検出手段2からの検出信号に基づいて、液晶表示パネル6あるいはその周囲における温度に対して、液晶表示パネル6が最適なコントラストで表示できるような目標駆動電圧値を記憶部に格納されたテーブルデータから選択、もしくは記憶部に格納されたプログラムに基づいて算出し、この目標駆動電圧値を駆動電圧として生成するように促す制御信号を電源回路4に出力することができる。
この際、制御手段3は、特に、イグニションスイッチ11による起動時やコントラストの調整スイッチ12による急激な変化を促す操作が行われた際には、電源回路4からの駆動電圧が前記目標駆動電圧値に達するまでに、所定時間10m秒毎に段階的に変化してなる制御信号を電源回路4へ出力するようにしており、電源回路4は、急激に変化することなく徐々に目標駆動電圧値に近づいてなる駆動電圧を出力することができる。
したがって、従来のように、急激な駆動電圧の変化によって、目標駆動電圧値以上または目標駆動電圧値未満を往復し、最適なコントラストに収束するまでに表示がちらついてしまうことなく、最適なコントラストによる表示を迅速に得ることができる液晶表示パネルの駆動回路となる。
また、イグニションスイッチ11による起動時やコントラストの調整スイッチ12による急激な変化を促す操作でない場合、即ち、現在の駆動電圧値と目標駆動電圧値との差が小さい場合には、段階的に変化する間隔(所定時間、例えば1秒)を大きくすることで、温度変化によってちらついてしまうことを防止できる。制御手段3は、急激な変化を必要としないであろう時間、この場合、起動もしくは手動のコントラスト調整から一定時間(例えば5秒)経過した後には、制御信号を変化させる間隔としての所定時間を10m秒から1秒に変更してなることで実現している。これにより、温度変化に対する駆動電圧の変化について必要以上に応答性を速めないことによって液晶表示パネル6の表示がちらついてしまうことを防止できる。
また、制御手段3は、液晶表示パネル6の駆動電圧を入力し、この駆動電圧値に基づいて前記目標駆動電圧値を算出し、この値に基づいて電源回路4への制御信号を出力することができる。したがって、精度の高いコントラスト調整を迅速に行うことができる液晶表示パネルの駆動回路となる。
なお、本発明の液晶表示パネルの駆動回路を上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。例えば、温度に応じた最適な駆動電圧値を格納する媒体として記憶部ではなくフラッシュメモリやEEPROMなどの不揮発性記憶媒体を制御手段3の外部に設けて書換え可能に構成することもできる。
2 温度検出手段
3 制御手段
4 電源回路
6 液晶表示パネル
3 制御手段
4 電源回路
6 液晶表示パネル
Claims (3)
- 液晶表示パネルの駆動電圧を発生する電源回路と、前記液晶表示パネルの温度あるいは前記液晶表示パネルの周囲温度に基づく検出信号を出力する温度検出手段と、前記温度検出手段からの前記検出信号に基づいて予め定められた目標駆動電圧を発生するために前記電源回路を制御する制御手段と、を備えてなる液晶表示パネルの駆動回路であって、
前記制御手段は、起動時もしくは手動のコントラスト調整時において、前記電源回路からの駆動電圧が前記目標駆動電圧値に達するまでに、所定時間毎に段階的に変化してなる制御信号を前記電源回路へ出力してなることを特徴とする液晶表示パネルの駆動回路。 - 前記制御手段は、起動もしくは手動のコントラスト調整から一定時間経過した後、前記所定時間を変更してなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネルの駆動回路。
- 前記制御手段は、前記液晶表示パネルの駆動電圧を入力し、この駆動電圧値に基づいて前記目標駆動電圧値を算出してなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネルの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007053666A JP2008216611A (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | 液晶表示パネルの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007053666A JP2008216611A (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | 液晶表示パネルの駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008216611A true JP2008216611A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39836727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007053666A Pending JP2008216611A (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | 液晶表示パネルの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009038145A1 (de) | 2008-08-26 | 2010-04-01 | Denso Corporation, Kariya-City | Digitaler Signalprozessor |
JP2011232564A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Yazaki Corp | 液晶表示装置の駆動電圧制御方法及び液晶表示装置の駆動回路 |
JP2015176120A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | セイコーエプソン株式会社 | 表示ドライバー、電気光学装置及び電子機器 |
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2007
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102009038145A1 (de) | 2008-08-26 | 2010-04-01 | Denso Corporation, Kariya-City | Digitaler Signalprozessor |
DE102009038145B4 (de) | 2008-08-26 | 2022-01-27 | Denso Corporation | Digitaler Signalprozessor |
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