JP4465712B2 - 工作機械 - Google Patents

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この発明は、工具マガジンから所定の工具準備位置に工具ポットを取り出し、その工具ポットに保持されている工具と工具交換位置の主軸との間で工具交換アームによって工具交換を行うようにした工作機械に係るものであり、更に詳しくは、工具マガジンを2つ備えた前記工作機械に関する。
特許文献1には、工具を前方に向けて着脱可能な主軸を回転可能に支持するコラムと、工具を着脱可能な多数の工具ポットを所定のポット着脱位置に割出し可能な工具マガジンと、ポット着脱位置と工具準備位置との間で工具ポットを円弧軌跡で移送するポット搬送部材と、工具交換位置の主軸と工具準備位置に移送された工具ポット間で工具を交換可能な交換アームを備えているものが記載されている。
また、特許文献2に記載のように、主軸を備えたコラムの両側に夫々工具マガジンを備え、工具マガジンと主軸との間で工具交換アームにより工具交換するものも公知である。工具交換アームは、左右の工具マガジンと対応する位置に移動して工具交換を行う。
また、特許文献3のように、直線状の工具マガジンを左右一対備え、工具ローダによって交換アームによる工具交換位置に工具を保持した工具ポットを準備するものも公知である。更に特許文献4のように、2組の工具マガジンの一方を使用している間に他方の工具マガジンの段取り替えを行うものもある。
特開2001−347434号公報 特開昭56−107856号公報 特許3170471号公報 特公昭62−54615号公報
特許文献1では、工具マガジンが1つであって、収容工具本数を大きくできない。また、ポット搬送部材は、枢軸によってのみ回動支持されているので、長期の使用により軸部分にガタが発生し易くポット搬送動作に悪影響を及ぼすおそれがある。特許文献2は、工具マガジンが左右に2つあるので収容工具本数が大きいものであるが、工具交換アームが左右の工具マガジンに対応した位置に移動して工具交換アームの待機状態を左右の工具マガジンに対して違えて工具交換しており、工具交換アームの駆動制御を各工具マガジンに対して別々にプログラムしなければならず面倒である。特許文献3の直線状の工具マガジンは、保持している工具を所定のホルダ着脱位置に割出するものではなく、本願とは形態の異なる工具マガジンを開示しているものである。特許文献4は、左右のマガジンに対して夫々工具交換アームを備えているので、アーム制御が煩わしい。
この発明は、工具収容本数を増大させ、段取り替えを容易とするために工具マガジンを一対備えた場合であっても、工具交換アームの交換動作を違えることなく、各工具マガジンからの工具を主軸工具と交換できる工作機械を提供するしようとするものである。また、本願の他の目的は、工具マガジンから工具準備位置に工具ポットを取り出す動作を安定して円滑に行い得る上記工作機械を提供しようとするものである。
本願工作機械は、工具を前方に向けて着脱可能な主軸を回転可能に支持するコラムと、工具を着脱可能な多数の工具ポットを所定のポット着脱位置に割出し可能な工具マガジンと、ポット着脱位置と工具準備位置との間で工具ポットを移送するポット搬送部材と、工具交換位置の主軸と工具準備位置に移送された工具ポット間で工具を交換可能な工具交換アームを備えている工作機械において、工具マガジンを工具が主軸の回転軸線と直角な水平方向で、工具が互いに外側を向くようにコラム上方の左右に一対設け、夫々の工具マガジンのポット着脱位置と工具交換位置の主軸の真上に位置する工具準備位置とを水平に延びる円弧軌跡上に位置させ、工具ポットを着脱可能なポット搬送部材を工具マガジンのポット着脱位置と工具準備位置とに案内する水平な円弧状のガイドレールを設けると共に、夫々のポット搬送部材をガイドレールに沿って移動可能な搬送部材駆動装置を設けたことを特徴とする。
水平な円弧状のガイドレールで案内されるポット搬送部材で保持される工具ポットを案内可能な水平な円弧状の支持レールを設けると好ましい。
工具マガジンを、各工具ポットがポット着脱位置を上下方向へ割出し移動するように構成し、ポット搬送部材には、ポット着脱位置に割出された工具ポットを把持するための水平方向へ開閉可能な一対のグリッパを備えて成る。
具体的には、ポット搬送部材を移動可能な搬送部材駆動装置は、ポット搬送部材を案内する円弧状のガイドレールの曲率中心から離れた位置で水平方向に回動可能な回動アームを備え、回動アームの先端をポット搬送部材に係止部材と長孔を介して連結して成る。
また、本発明では、工具準備位置には、ポット搬送部材で搬送されてきた工具ポットを上下から挟持可能なクランプ装置を配置したことを特徴とする。
本願装置では、コラム上方の左右にそれぞれ工具マガジンを備えているため、工具収容本数を大きくできて、多用な加工に対応出来る。また、一方の工具マガジンのみを使用して工具交換を順次行いつつ加工している最中に、他方の工具マガジンの工具を入れ換える(段取り替え)こともできる。また、各マガジンのポット着脱位置と工具交換位置の主軸上方となる1つの工具準備位置との間をポット搬送部材を円弧状のガイドレールで案内して円弧移動するようにして工具ポットを移送するようにしてあるので、精度よくかつ安定して工具ポットを移送できる。また、工具交換位置の主軸上方に設定した1つの工具準備位置に取り出した工具ポットと工具交換位置の主軸との間で工具交換アームにより工具交換するものであるから、左右いずれの工具マガジンから工具が工具準備位置に取り出された状態であっても、工具交換アームは全く同じ旋回、軸方向移動で工具交換できる。
また請求項2記載の発明では、工具ポットを支持する円弧支持レールを設けたので、工具ポット重量が大きい場合でも安定して搬送できる。
請求項3記載の発明では、ポット搬送部材がポット着脱位置でグリッパを開いて待機していれば、工具マガジンの割出動作で工具ポットが自動的にグリッパ間に入り込むので、グリッパを閉じる動作で工具ポットを直ちに把持でき、すぐに搬送動作に移ることができる。
請求項4記載の発明では、円弧状のガイドレールの曲率中心と離れた位置に回動アームの中心を配置しているため、2つの工具マガジンに対応する各回動アームの回動中心を別々にしてガイドレールの曲率中心に2つの回動アームの回動中心が重なって構造が複雑となることを回避できる。
請求項5記載の発明では、クランプ装置により工具準備位置で工具ポットを上下から挟持するので、工具交換アームで工具交換する場合に工具ポットが動かず、工具交換が確実に行い得る。
工作機械1において、ベッド2上に前後方向(Z軸方向)と左右方向(X軸方向:図1において紙面に垂直な方向)とに移動コラム3が移動可能に設けてある。移動コラム3前面には、主軸ヘッド4が上下方向(Y軸方向)に昇降可能に設けられ、主軸ヘッド4にはZ軸方向前方を向いて主軸5が回転可能に支持され、工具交換時には、移動コラム3が左右方向の機台中心に位置した状態で主軸ヘッド4が上昇して主軸5を工具交換位置P0に位置するようになっている。主軸5の先端には、工具23が軸線方向前後に抜き差し可能に装着されている。
ベッド2上には、前後複数の支柱6により移動コラム3の移動空間上方にマガジンベース7が支持されている。マガジンベース7上には、主軸5の回転軸線と直角な水平右方向と水平左方向とに工具軸線を向けて夫々多数の工具を保持する左側、右側工具マガジン10L、10Rを左右に夫々備えると共に、各工具マガジン10L,10Rのポット着脱位置P2と工具交換位置P0の主軸5の鉛直上方となる工具準備位置P1との間で工具ポットを移送するための工具移送機構30と、工具準備位置P1で工具ポットを保持するクランプ装置50が設けてある。また、マガジンベース7の下面には、工具交換アーム8が旋回かつ軸方向に出入り可能に設けてある。
工具マガジン10L,10Rは、左右で工具収容本数が異なるのみで、他の構成は同じであるので、右側のもので説明する。工具マガジン10Rは、エンドレスのチェン11に複数のポット保持具12を備えており、ポット保持具12において対向状態に取り付けた二又状の工具ポット保持板13に、工具ポット14の両側面(図6では上下側面:上側面が明示されているが、下側面も同様である)に設けた位置決め溝15が嵌り込んで工具ポット14を各ポット保持具12に、工具ポット保持板13の二又開口方向において着脱可能に保持している。工具ポット14の前記位置決め溝15は浅い溝であり、図6に示すように、上下の位置決め溝15の溝底面15aが保持板13の二又部分に嵌り込んでチェン移送方向(工具ポット14の割出方向)を位置決めしている。また、溝15のポット軸線方向前後壁部(図6では後壁部が明確に示されている)には、後述のガイドレール31に沿ってポット搬送部材32が円弧移動して工具ポット14をポット保持具12に対して着脱するとき、ガイドレール31に沿う円弧移動により工具ポット保持板13と位置決め溝15とが円滑に係脱するように、ポット軸線と直交する方向の、ポットの軸線方向位置決めを行うために必要最小限の直線部分15bと、その直線部分15bの両側の面取り部分15cとを備え、この前後の直線部分15bの間に、対向状態の2枚の工具ポット保持板13の外側面がきっちりと嵌り込んで工具ポット14の軸線方向を位置決めしている。
チェン11は前後一対のスプロケット20,21に掛け回され、一方のスプロケット20をモータにより積極的に割出回転して、所望の工具ポット14を機台前方のポット着脱位置P2に割り出すようになっている。ポット着脱位置P2に工具ポット14が割り出されるとき、工具ポット14が上下方向に移送されるようになっている。工具マガジン10Rには、ポット保持具12に保持されている工具ポット14の外周を支持する支持部材22が前記ポット着脱位置P2に対応する部分を除いて取り付けてある。これにより、工具ポット14が二又状の工具ポット保持板13から外方に抜け出ないようにしている。周知のように、工具ポット14には工具23が工具軸線方向に着脱(抜き差し)可能に保持される。
次に工具移送機構30において、工具交換位置P0の主軸5の鉛直上方に1つの工具準備位置P1が設定されている。夫々の工具マガジン10L,10Rのポット着脱位置P2、P2と前記工具準備位置P1とは水平に延びる円弧軌跡上に位置させてある。要するに、同一平面内で同じ円弧軌跡Rの上にあるということである。左右の工具マガジン10L,10Rの間には、一方のマガジン10Rのポット着脱位置P2の後側から前記工具準備位置P1の後側を通り、他方のマガジン10Lのポット着脱位置P2の後側に達する連続した円弧状のガイドレール(円弧レール)31が取り付けてある。ガイドレール31は、工具マガジン10R,10Lに対するレール部分31R、31Lから構成され、これらのレール部分31R,31Lが突合せ部分31aで突き合わされて連続している。突合せ部分31aは、工具準備位置P1より工具マガジン10L側に位置され、後述する右側マガジン用のポット搬送部材32は、レール部分31Lが無くても工具準備位置P1と対応する位置まで移動可能である。ガイドレール31には、各工具マガジン10L,10Rと対応して夫々ポット搬送部材32がガイドレール31に沿って円弧移動可能に設けてある。ポット搬送部材32は本体を枠部材33で構成し、枠部材33の下面にガイドレール31に案内される案内子34が固着され、また、枠部材33の内側には夫々水平に開閉可能な一対のグリッパ35(エアチャック)を備えており、工具ポット14の後部に前記位置決め溝15と直交して形成した把持溝36を水平両側から把持、開放できるようになっている。ポット搬送部材32はポット着脱位置P2と工具準備位置P1との間を移動する間に、保持した工具ポット14の軸線を丁度90°向きを変える。
搬送部材駆動装置40は、駆動モータ41と、駆動モータ41の出力軸に基端部を連結したクランク状の回動アーム42を備えている。回動アーム42の先端にはアーム長手方向の長孔43が形成され、その長孔43には、ポット搬送部材32上部に取り付けた係止部材44(カムフォロア)が転動可能に嵌め込まれている。クランプ装置50を先端に設けた支持ブラケット45の基端部両側に前記駆動モータ41、41が取り付けてあり、回動アーム42の回動中心r0は前記ガイドレール31の曲率中心r1から離れた位置にある。回動アーム42の回動中心r0をガイドレール31の曲率中心r1と異なる位置にしたので、左右の工具マガジン10L,10Rに対して回動アーム42、42を夫々有する場合であっても、回動アーム42の回動中心が重なって構造が複雑化することを回避できる。
このガイドレール31の機台前側には、ガイドレール31と同心で円弧半径を違えて、ポット搬送部材32で保持された工具ポット14の下面(図6における下側面の位置決め溝15の溝底面15a)を支持する支持レール46が固着されている。支持レール46は工具準備位置P1に対応する部分で左右に分断され、その分断部分には、クランプ装置50の受部材51が設けてある。
クランプ装置50は、前記左右の駆動モータ41間でマガジンベース7に固着した前記支持ブラケット45の先端に取り付けてあり、工具準備位置P1に移送されてきた工具ポット14を前記受部材51に押し付ける押え金52をシリンダ駆動により昇降可能に備えている。
次に作用を説明する。次に使用する工具(次工具)を有する工具ポット14を保持している何れかの工具マガジン(ここでは右側マガジン10Rとする)のチェン11を割出し駆動し、次工具をその工具マガジン10Rのポット着脱位置P2に割り出す。このとき、その工具マガジン10Rに対応するポット搬送部材32は、工具マガジン10Rのポット着脱位置P2と対応した位置にあって、グリッパ35を開いている。すると、チェン11のポット割出により、次工具を有する工具ポット14がポット着脱位置P2において水平に開いているグリッパ35の間に上下方向に割出移動されて入り込む。工具ポット14がグリッパ35間に入り込むとグリッパ35を閉じて工具ポット14を把持し、駆動モータ41を駆動して回動アーム42を旋回させる。これにより長孔43と係止部材44を介してポット搬送部材32が工具ポット14を把持した状態でガイドレール31に沿って円弧移動し、工具ポット14を工具マガジン10Rのポット保持具12から抜き出す。
ポット搬送部材32がガイドレール31に沿って円弧移送されるとき、保持されている工具ポット14はその下面が支持レール46上を摺接移動する。ポット搬送部材32が円弧移動中に工具ポット14の下面が下方から支えられているので、工具ポット14に重量の大きな工具が保持されている場合でも、安定して搬送できる。こうして次工具を保持した工具ポット14が工具準備位置P1に移送されると、その工具ポット14は、クランプ装置50の押え金52と受部材51との間に入り込む。次いでシリンダにより押え金52が下降して工具ポット14を上下方向から挟持固定して工具交換を待つ。
主軸工具による加工が終わると、主軸5が工具交換位置P0に移動される。次いで、工具交換アーム8が軸線方向で後退した位置において水平な待機位置から90°旋回して、工具交換位置P0の主軸5先端に装着されていた工具と前記工具準備位置P1にクランプ装置50で保持されている工具ポット14に保持されている次工具とをアーム8両端に保持する。次にアーム8を軸線前方に移動して両工具を主軸5、工具ポット14から抜き取り、アーム8を180°旋回して両工具の位置を入れ換えて軸線後方に移動して主軸5に次工具を、工具ポット14に使用済みの工具を夫々装着する。その後アーム8は90°旋回して水平な待機位置に戻る。次工具を装着された主軸5は、次の加工に移る。
工具交換位置P0の主軸5の真上となる1つの工具準備位置P1に左右の工具マガジン10L,10Rから工具が取り出され、その位置で工具交換が行われるため、工具交換アーム8は、左右いずれの工具マガジン10L、10Rからの工具であっても、動作を違えることなく工具交換できる。また、工具準備位置P1ではクランプ装置50により工具ポット14が堅固にクランプされているため、工具交換アーム8が工具ポット14との間で工具を抜き差しするときに、工具ポット14がぐらつかず、安定して工具の抜き差しができる。
一方、使用済みの工具を装着された工具ポット14は、押え金52によるクランプが解除される。次に駆動モータ41の揺動により回動アーム42を介してポット搬送部材32が右側の工具マガジン10Rのポット着脱位置P2と対応する位置に向けて円弧搬送される。ポット搬送部材32がポット着脱位置P2と対応する位置に達すると保持されていた工具ポット14(使用済み工具を保持している)の上下側面の位置決め溝15,15が右側の工具マガジン10Rのポット保持具12の保持板13,13に嵌りこんでポット保持具12に保持される。そして、搬送部材32のグリッパ35が開かれると工具が割出可能となる。
右側工具マガジン10R(あるいは左側工具マガジン10L)を専ら使用して次々と工具交換を行ってワークに加工を施していく場合には、その加工中に使用していない側の工具マガジンでは、収容している工具の交換などの段取り換えを行うことが出来、段取り替えを効率よく行うことができる。
また、ワークの加工工程に対応して使用する工具が、右側工具マガジン10R、左側工具マガジン10Lと交互に保有されている場合、上記したように右側工具マガジン10Rへ工具を戻すまでに、左側工具マガジン10L側で使用工具を割り出し、対応するポット搬送部材32によって該当工具を保持した工具ポット14の把握を終えるようにしておく。そうすると、主軸工具(使用済み工具)を次工具と交換して右側の工具マガジン10Rに返すと同時に、左側の工具マガジン10Lから使用工具を保持した工具ポット14を工具準備位置P1に直ちに円弧搬送でき、工具準備に要する時間が極めて短縮される。
本実施形態において、右側工具マガジン10Rに対して、対応するガイドレール31のレール部分31Rは工具準備位置P1を越えて伸びているため、右側工具マガジン10Rと、レール部分31R、右側工具マガジン10Rに対応する支持レール46、ポット搬送部材32、搬送部材駆動装置40を備えた工作機械としておき、工作機械としては最初は左側工具マガジンを備えていないものとしても、右側工具マガジン10Rを用いて工具交換ができるものであり、その後、左側工具マガジン10Lを追加したいときには、左側工具マガジン10Lに対応するレール部分31L等を追加取り付けして左右に工具マガジンを備えた工作機械とすることもできる。
本願工作機械の側面図である。 図1のII視拡大図である。 図2のIII視図である。 図3のIV視図である。 図3のV視拡大図である。 工具ホルダとホルダ保持具を示す斜視図である。 工具マガジン部分を示す斜視図であり、工具、左側マガジンの細部は省略されている。
符号の説明
1 工作機械
3 移動コラム
5 主軸
8 工具交換アーム
10L,10R 工具マガジン
14 工具ポット
23 工具
31 円弧レール(ガイドレール)
32 ポット搬送部材
35 グリッパ
40 搬送部材駆動装置
42 回動アーム
43 長孔
44 係止部材
45 支持レール
50 クランプ装置
P0 工具交換位置
P1 工具準備位置
P2 ポット着脱位置
R 円弧軌跡

Claims (5)

  1. 工具を前方に向けて着脱可能な主軸を回転可能に支持するコラムと、工具を着脱可能な多数の工具ポットを所定のポット着脱位置に割出し可能な工具マガジンと、ポット着脱位置と工具準備位置との間で工具ポットを移送するポット搬送部材と、工具交換位置の主軸と工具準備位置に移送された工具ポット間で工具を交換可能な工具交換アームを備えている工作機械において、工具マガジンを工具が主軸の回転軸線と直角な水平方向で、工具が互いに外側を向くようにコラム上方の左右に一対設け、夫々の工具マガジンのポット着脱位置と工具交換位置の主軸の真上に位置する工具準備位置とを水平に延びる円弧軌跡上に位置させ、工具ポットを着脱可能なポット搬送部材を工具マガジンのポット着脱位置と工具準備位置とに案内する水平な円弧状のガイドレールを設けると共に、夫々のポット搬送部材をガイドレールに沿って移動可能な搬送部材駆動装置を設けたことを特徴とする工作機械。
  2. 水平な円弧状のガイドレールで案内されるポット搬送部材で保持される工具ポットを案内可能な水平な円弧状の支持レールを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  3. 工具マガジンを、各工具ポットがポット着脱位置を上下方向へ割出し移動するように構成し、ポット搬送部材には、ポット着脱位置に割出された工具ポットを把持するための水平方向へ開閉可能な一対のグリッパを備えて成ることを特徴とする請求項1または2記載の工作機械。
  4. ポット搬送部材を移動可能な搬送部材駆動装置は、ポット搬送部材を案内する円弧状のガイドレールの曲率中心から離れた位置で水平方向に回動可能な回動アームを備え、回動アームの先端をポット搬送部材に係止部材と長孔を介して連結して成ることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の工作機械。
  5. 工具準備位置には、ポット搬送部材で搬送されてきた工具ポットを上下から挟持可能なクランプ装置を配置したことを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の工作機械。
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