JP4464710B2 - インターホンシステム - Google Patents

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本発明は、集合玄関機、住宅情報盤及び通話制御装置を含み、通話制御装置を介して集合玄関機及び住宅情報盤の間で通話を行う機能を備えたインターホンシステムに関する。
従来のインターホンシステムは、訪問者を撮影するカメラを設けた集合玄関機と、各住居に設置された住宅情報盤(親機)および子機と、管理人室機と、通話制御装置と、映像制御装置とを備えている。この各親機には録画ユニットが設けられており、留守に設定されていると、集合玄関機のカメラで撮影された訪問者の映像を録画ユニットに記録する。そして、居住者が帰宅後、録画再生操作を行うと、この記録された訪問者の映像を表示部で確認することができる。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−220723号公報
居住者が訪問者の訪問時刻を知るためには、映像の録画時刻を知る必要があり、上記公報では、録画映像に録画時刻を付与するリアルタイムクロック(以下、RTCと略す)が設けられている。
しかしながら、通常のRTCは月差数秒から数十秒の精度であるため、正確な時刻情報を把握するためには、頻繁に適切に校正を行わなければならず煩雑である。特にインターホンシステムを構成する各機器を一々校正するとなると、かなり煩雑であり、また、機器毎に校正ズレが必ず生じてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、集合玄関機、住宅情報盤及び通話制御装置を含み、通話制御装置を介して集合玄関機及び住宅情報盤の間で通話を行う機能を備えたインターホンシステムに関し、正確な時刻情報を得ることができることを目的とする。
本発明は、集合玄関機、住宅情報盤及び通話制御装置を含み、通話制御装置を介して集合玄関機及び住宅情報盤の間で通信を行う機能を備えたインターホンシステムにおいて、前記通話制御装置には、標準時刻情報を受信する時刻情報受信部が設けられ、前記通話制御装置は、前記集合玄関機及び住宅情報盤に対してその存在/不存在を問う信号を定期的に送出するときに、前記時刻情報受信部により受信した標準時刻情報を付加して送出することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、通話制御装置に標準時刻情報を受信する時刻情報受信部が設けられたので、校正を行う煩雑さを解消して、正確な時刻情報を得ることができ、通話制御装置のみならず集合玄関機及び住宅情報盤も正確な時刻情報を得ることができる。そのため、集合玄関機及び住宅情報盤個々に前記時刻情報受信部を設ける必要がなくなるとともに、インターホンシステム全体で正確な時刻情報を共有できる。また、通話制御装置は、集合玄関機及び住宅情報盤に対してその存在/不存在を問う信号を定期的に送出するときに、前記時刻情報受信部により受信した標準時刻情報を付加して送出するので、無駄な通信を行う必要がなく、かつ定期的な時間校正ができる。
図1は、本発明の一実施例である集合住宅のインターホンシステム全体の構成図であり、図2は、通話制御装置の構成を示すブロック図であり、図3は、集合玄関機の構成を示すブロック図であり、図4は、住宅情報盤の構成を示す概略ブロック図である。図5は、端末機器の存在/不存在を確認するポーリングのデータを示すフォーマット図である。
図1において、TCは通話制御装置、VCは映像制御装置、EP1、EPkは、マンションなどの集合住宅の集合玄関に設けられた集合玄関機(ロビーインターホン)、SM1、SM2は、集合住宅の管理室及び管理人住戸に設けられた管理人室機(管理人室インターホン)、SMPは通話制御装置TCと管理人室機SM1とを1つのケースに収容した管理人室親機、J1〜Jnは集合住宅の各住戸に設けられた少なくともインターホン機能を備えた住宅情報盤(親機)である。なお、通話制御装置TCに対して、住宅情報盤J1〜Jn、集合玄関機EP1、EPk、管理人室機SM1、SM2のそれぞれは端末機器である。
また、L11〜L13は制御信号線、L21〜L23は第1通話線、L31〜L33は第2通話線、L41〜L43は第1映像線、L51〜L53は第2映像線である。
また、DP1〜DPnは各住戸の玄関の外に設けられその住戸の住宅情報盤J1〜Jnに接続されたドアホン、JB2は増設インターホン、SE1〜SEnは監視線LS21〜LS2nによって住宅情報盤J1〜Jnに接続された防犯センサ、LS11〜LS1nは予備の監視線である。
つぎに、各端末機器の構成を説明する。まず、通話制御装置TCについて説明する。図2は通話制御装置TCの構成を示すブロック図である。通話制御装置TCは、各端末機器間の通話制御、各端末機器の存在/不存在の監視制御、標準時刻情報の受信及びこの標準時刻情報の各端末機器への送信制御等を行うものである。
図2において、51は通話制御装置TC全体の制御を行うマイクロコンピュータ(MPU)、52はプログラムなどを記憶したROM、53は作業用のRAM、54は記憶部としてのEEPROMであり、55は制御信号線と信号を送受信する制御信号線制御部(LCC)、56は通話線を制御する通話線制御部(LTC)、57は映像制御装置VCと通信を行う映像線制御部(VCC)、58はEEPROM54に記憶された記憶データなどを表示するLCD等の表示部(DSP)、59は各種スイッチが設けられたスイッチ部(SWC)、60は、標準時刻情報を受信する時刻情報受信部、IF1 〜IF6はインターフェースである。
この時刻情報受信部60は、所謂電波時計であり、例えば福島県などの送信所からの標準電波を受信することで標準時刻情報を受信できるため、1億分の1秒の精度で常に標準時間を得ることができる。そして、後述するように、この標準時刻情報を各端末機器へ送信することができ、これにより、各端末機器でも標準時刻情報を得ることができて、インターホンシステム全体で正確な標準時刻情報を共有できる。
図3は集合玄関機(ロビーインターホン)EPの構成を示すブロック図である。図3において、10は集合玄関機EPの全体の制御を行うマイクロコンピュータであり、11は制御信号線L11を介して制御信号を送受信する送受信回路である。12は第1通話線L21を介して音声信号を送受信する送受信回路、13は第2通話線L31を介して音声信号を送受信する送受信回路、14は第1通話線の送受信回路12と第2通話線の送受信回路13とを切り替えるための切替回路である。15は増幅器、16はスピーカであり、これらは切替回路14を介して送受信回路12又は13と接続され、受信した音声信号に基づいて音声を出力する。17はマイク、18は増幅器であり、マイク17からの音声信号は増幅器18で増幅されて切替回路14を介して送受信回路12又は13に送り出される。19は音声合成回路であり、マイクロコンピュータ10の制御信号に基づいて音声信号を生成して増幅器15を介してスピーカ16に出力する。
また、21は訪問者を撮影するテレビカメラ、22はテレビカメラ21からの映像信号を切り替えるための切替回路、23は切替回路22で切り替えられた映像信号を第1映像線L41に送り出すための送受信回路、24は切替回路22で切り替えられた映像信号を第2映像線L51に送り出すための送受信回路である。26、27は操作部としてのテンキー、呼出釦であり、28は操作表示灯である。30はドライバ、31は7セグメント表示器であり、住戸番号を表示する住戸番号表示部である。32は後述するオートロックALを集合玄関機EP側にて解錠する際の暗証番号の設定、及び該暗証番号が適用される開始時刻と終了時刻の設定のための専用暗証番号設定部としてのディップスイッチであり、これは電源投入時又はリセット時に読み取られてマイクロコンピュータ10に内蔵した記憶部(図示略)に記憶される。上記暗証番号は、例えば新聞配達員など定期的に集合住宅内に入る必要がある居住者以外の人が用いるための専用暗証番号であり、この他に、図示していないが、集合玄関機BPには、住居者用の暗証番号設定部としてのディップスイッチも設けられている。33は解錠出力回路、34解錠応答回路、35はキー回路であり、これらはオートロックALに接続されている。
集合玄関機EPは以上のように構成されており、これには更にオートロックALが接続されている。このオートロックALにおいて、41は電気錠制御回路、42は電気錠である。
図4は住宅情報盤(親機)Jの構成を示すブロック図である。図4において、70は住宅情報盤Jの全体の制御を行うマイクロコンピュータであり、71は制御信号線L12を介して制御信号を送受信する送受信回路である。72は第1通話線L22を介して音声信号を送受信する送受信回路、73は第2通話線L32を介して音声信号を送受信する送受信回路、74は第1通話線の送受信回路72と第2通話線の送受信回路73とを切り替えるための切替回路である。75は増幅器、76はスピーカであり、これらは切替回路74を介して送受信回路72又は73と接続され、受信した音声信号に基づいて音声を出力する。77はマイク、78は増幅器であり、マイク77からの音声信号は増幅器78で増幅されて切替回路74を介して送受信回路72又は73に送り出される。79は音声合成回路(スピーカを含む)であり、マイクロコンピュータ70の制御信号に基づいて音声信号を生成して出力する。なお、スピーカ76とマイク77は送受話器HSを構成している。このように、住宅情報盤Jはハンドセットタイプであるが、ハンズフリータイプの構成としてもよい。
また、80は第1映像線L42を介して映像信号を送受信する送受信回路、81は第2映像線L52を介して映像信号を送受信する送受信回路である。82は第1映像線の送受信回路83と第2映像線の送受信回路84とを切り替えるための切替回路であり、また、この切替回路82には後述する録画ユニット92、映像表示部91が接続されており、これらのいずれか2つをマイクロコンピュータ70の制御信号に基づいて切替接続する。84は操作部であり、テンキーや呼出釦の他に、留守設定釦85、録画再生釦86が設けられている。90はドライバ、91はLCD等の映像表示部である。
92は集合玄関機のテレビカメラ21が撮影した訪問者の映像信号を録画する録画ユニットである。テレビカメラ21からの映像信号は、通常時は映像表示部91に表示されるが、留守設定釦85がオンされて留守に設定されたときには録画ユニット92に記憶される。そして、この記憶された映像信号は録画再生釦86がオンされて録画再生に設定されたときに映像表示部91に映出されるようになっている。
この他に、図示していないが、住宅情報盤Jには、ドアホンDPと接続された通信線(制御信号線、通話線)にそれぞれ接続される送受信回路、監視線LS11、LS21にそれぞれ接続された受信回路が設けられている。
最後に、管理人室機の構成について説明すると、管理人室機SMは、住宅情報盤Jの構成に、インターホンシステム全体における各種の異常情報や防犯情報等を表示できる構成のみを追加したものであり、詳細な説明は省略する。
以上のように、インターホンシステム全体の概要が明らかになったところで、次に本実施形態おいて特有な通話制御装置TCにおける標準時刻情報の受信、及び標準時刻情報の各端末機器の受信について説明する。
まず、通話制御装置TCは、常時、時刻情報受信部60にて福島県、福岡県、佐賀県などの送信所からの標準電波に基づく標準時刻情報を受信しており、この受信した最新の標準時刻情報をRAM53に更新して格納している。また、通話制御装置TCは、端末機器が正常に通信可能であるかを確認するため、制御信号線制御部55を介して、定期的に端末機器の存在/不存在のポーリング処理を行っている。この存在/不存在のポーリング処理は、端末機器に対してその存在/不存在を問う信号を定期的に送出して、端末機器からの返送信号を受信して、その存在/不存在の履歴をEEPROM54に記憶するものであるが、この信号送出時に、RAM53に格納された最新の標準時刻情報を付加して送出しており、これにより、端末機器も標準時刻情報を得ることができるようになっている。
図5は、存在/不存在のポーリング処理を行う際のデータ(信号)を示すフォーマット図であり、存在/不存在のポーリング処理において、通話制御装置TCから住情盤J1〜Jnに対して送られる信号と住宅情報盤J1〜Jnからの返信信号との関係について説明したものである。
図5において、通話制御装置TCから送出されるデータは、アドレスを書き込むブロックAS1,2と、コマンドを書き込むブロックCMと、データを書き込むブロックDA1,2と、このデータの誤りの有無を判別させるためのブロックSM1,2とからなっており、このデータブロックDA1又はDA2に標準時刻情報を書き込むようになっている。また、各住宅情報盤J1〜Jnに対しては、自己の存在を通知できるようタイムスロット(返送タイミング)が設定されており、図5の例では8住戸分のタイムスロットがそれぞれ設定されている。
ここで、アドレス指定された最初の8住戸(101〜108号室)の各住宅情報盤Jは、そのデータを受信すると、それぞれに設定されたタイムスロットで自己の存在を知らせるデータを通話制御装置TCに送信する。また、各住宅情報盤Jは、受信した標準時刻情報をマイクロコンピュータ70の記憶部(図示略)に更新記憶し、最新の標準時刻情報を用いてそれぞれの映像表示部91に正確な時刻情報を表示するようになっている。
一方、通話制御装置TCは、データの受信を検知したときは、順次に取り込んでデータが正常かどうかを判定する。そして、住宅情報盤Jのデータが正常なときは、その住宅情報盤Jの存在をEEPROM54のデータベースに記録し、また、異常なときは、つまりデータ自体が異常であったりデータが無い場合は、その住宅情報盤Jの不存在をEEPROM54のデータベースに記録して、さらに、住宅情報盤Jが異常であることを示す表示と警報音の鳴動を管理人室機SMに行わせる。なお、住宅情報盤Jの存在/不存在情報は、RAM53に記憶された最新の標準時刻情報とともにEEPROM54へ記録されるようになっており、これにより、存在/不存在時の正確な時刻情報を得ることができる。
通話制御装置TCは、このように8住戸分が終了したときは、次の住戸グループ(109〜116号室)を選択して、そのグループに対し再びデータを送信して存在/不存在のポーリングを行い、このような存在/不存在のポーリング処理動作を最後の8住戸(例えば、図5では6417〜6424号室)の各住宅情報盤Jにまで行うことで、全ての住宅情報盤Jに対して行っている
上記した端末機器の存在/不存在のポーリング処理は、端末機器として住宅情報盤Jを用いて説明したが、その他の端末機器、例えば、集合玄関機EP、管理人室機SMについても同様に行われており、それぞれ標準時刻情報を受信すると、受信した標準時刻情報をマイクロコンピュータの記憶部(図示略)に更新記憶し、最新の標準時刻情報を用いてそれぞれの表示部に正確な時刻情報を表示するようになっている。
つぎに、インターホンシステムの通話制御について説明する。訪問者が例えば集合玄関機EP1のテンキー26を操作して訪問すべき部屋番号例えば「102」を入力し、次に呼出釦27を押すと、集合玄関機EP1から制御線L11を介して通話制御装置TCに、集合玄関機EP1のアドレスと、「102」号室の部屋コード(アドレス)と呼出コードからなる呼出信号が送出される。通話制御装置TCは集合玄関機EP1から呼出信号を受信すると、空いている通話線、映像線を調べ、第2通話線と第2映像線とが使用中であれば、呼出信号と第1通話線L22及び第1映像線L42の通話・映像線指定命令を制御信号線L12を介して102号室の住宅情報盤J2に送出すると共に、第1映像線L41の映像線指定命令を制御線L11を介して集合玄関機EP1に送出する。また、制御線L61を介して映像制御装置VCに映像線L41とL42を接続する命令を送出する。集合玄関機EP1では、送受信回路11を介して上記の映像線指定命令を受信し、これにより、テレビカメラ21を起動するとともに、テレビカメラ21の出力を第1映像線L41に接続し、第1映像線L41に訪問者の映像信号を送出する。
また、102号室の住宅情報盤J2は、制御信号線L12を通じて受信した呼出信号と第1通話線L22および第1映像線L42の通話・映像線指定命令が自機のアドレスに合致しているとき、切替回路74を制御して第1通話線L22を接続し、切替回路82を制御して第1映像線L42と映像表示部91を接続する。また、音声合成回路79のスピーカから呼出音を発し、ロビー灯(図示略)を点灯し、映像表示器91を起動して第1映像線L42により送られてくる映像信号による映像を映出する。
住宅情報盤J2で送受話器HSが取り上げられると、住宅情報盤J2から通話制御装置TCに制御線L12を介してフックオン信号が送出される。通話制御装置TCは住情盤J2からフックオン信号を受信すると、集合玄関機EP1に対し第1通話線L21の通話線指定命令を送出し、この命令を受け取ると、集合玄関機EP1は第1通話線L21と接続する。これにより集合玄関機EP1と住宅情報盤J2との間の通話路が形成され、訪問者と102号室の居住者との間で通話が行われる。
そして、集合玄関に配置されている入出館用の自動ドアは、住宅情報盤J2の解錠釦(図示略)を操作すると、制御線L12、L11を介して集合玄関機EP1に解錠信号が送られ、オートロックAL1が解錠されて開放される。
また、通話が終了して住宅情報盤J2の送受話器HSを元に戻すと、住宅情報盤J2から制御線L12を介して通話終了信号が通話制御装置TCに送られ、通話制御装置TCは住宅情報盤J2と集合玄関機EP1並びに映像制御装置VCに終了命令を送出する。これにより、集合玄関機EP1はテレビカメラ21をオフすると共に、切替回路14、22を開放し、住宅情報盤J2は映像表示部91をオフするとともに、切替回路74、82を開放し、映像制御装置VCは第1映像線L41とL42の接続を開放する。この結果、第1通話線と第1映像線とは開放される。
ところで、上記のように訪問者により呼出指定された住宅情報盤Jにおいて、例えば留守設定釦85がオンされて留守に設定されている場合、住宅情報盤Jは呼出信号を受信すると、切替回路82を制御して第1映像線L42と録画ユニット92を接続する。そして、第1映像線L42により送られてくるテレビカメラ21からの訪問者の映像信号を記憶部(図示略)に記憶された最新の時刻情報とともに録画ユニット92に録画するようになっている。
そして、住居者が帰宅時に、例えば留守設定釦85をオフして留守設定を解除してから、録画再生釦86をオンすると、切替回路82を介して、録画ユニット92に記憶された映像信号ともにその録画時の時刻情報が映像表示部91に放映される。そのため、居住者は、正確な訪問者の訪問時刻を知ることができる。
つぎに、例えば、新聞配達員などの訪問者による行われるオートロックALの解錠について説明する。
訪問者が予め決められた操作、例えばテンキー26で暗証番号を入力操作すると、集合玄関機EP1のマイクロコンピュータ10は、入力された暗証番号が専用暗証番号設定部32に予め設定された暗証番号と同一であるかどうかを判断し、同一である場合は、記憶部(図示略)に記憶された最新の標準時刻情報が専用暗証番号設定部32に予め設定された暗証番号が適用される開始時刻と終了時刻の範囲内であるかを判断する。そして、この範囲内である場合、解錠出力回路33に解錠信号を出力する。解錠出力回路33はその信号を電気錠制御回路41に出力することにより電気錠42が開き、電気錠42が開くことにより玄関ドアが開く。これにより、新聞配達員などの訪問者は、従来のRTCの校正し忘れのときのように、暗証番号の適用される時刻範囲内であっても、オートロックALが解錠されないということがなくなり、不便さが解消される。
なお、解錠応答回路34は電気錠制御回路41からの解錠応答信号を受信すると、マイクロコンピュータ10に出力するので、マイクロコンピュータ10は、その解錠応答信号を受信すると、ドライバ30を介して住戸番号表示部31に表示信号を出力し、例えば「OPEN」という表示をさせることができる。
前記実施例において、標準時刻受信部を通話制御装置のみに設け、通話制御装置からの端末機器の存在/不存在のポーリング動作を利用して、端末機器としての住宅情報盤、集合玄関機、管理人室機が標準時刻情報を受信できるようにしているが、通話制御装置が標準時刻情報の送信専用のポーリング動作を行い、これにより端末機器が標準時刻情報を受信してもよい。なお、その場合の端末機器は、通話制御装置により存在/不存在のポーリング処理をされないものであってもよい。
前記実施例において、標準時刻受信部を通話制御装置のみに設け、通話制御装置からのポーリング動作を利用して、端末機器としての住宅情報盤、集合玄関機、管理人室機が標準時刻情報を受信できるようにして、インターホンシステム全体のコスト低減を行っているが、コスト低減しなくてもよいならば、それぞれの端末機器に標準時刻受信部を設けてもよい。また、標準時刻受信部の他に、従来のRTCを設けて、定期的に受信した標準時刻情報でRTCを校正するようにしてもよく、これにより、標準時刻受信部が故障してもある程度正確な時刻情報を得ることができる。
前記実施例において、新聞配達員などの居住者以外の訪問者が利用する暗証番号、その適用される開始時刻及び終了時刻を設定可能な専用暗証番号設定部及び住居者用の暗証番号設定部は、集合玄関機に設けられているが、通話制御装置に設けてもよい。この場合、集合玄関機で入力された暗証番号等は通話制御装置に送信されて判別されてから、解錠信号が集合玄関機に送信される。
本発明の一実施例である集合住宅のインターホンシステム全体の構成図である。 図1の通話制御装置の構成を示すブロック図である。 図1の集合玄関機の構成を示すブロック図である。 図1の住宅情報盤の構成を示す概略ブロック図である。 端末機器の存在/不存在を確認するポーリングのデータを示すフォーマット図である。
符号の説明
J1〜Jn…住宅情報盤
TC…通話制御装置
EP1、EPk…集合玄関機
60…時刻情報受信部
21…テレビカメラ
91…映像表示部
92…録画ユニット

Claims (1)

  1. 集合玄関機、住宅情報盤及び通話制御装置を含み、通話制御装置を介して集合玄関機及び住宅情報盤の間で通話を行う機能を備えたインターホンシステムにおいて、
    前記通話制御装置には、標準時刻情報を受信する時刻情報受信部が設けられ、前記通話制御装置は、前記集合玄関機及び住宅情報盤に対してその存在/不存在を問う信号を定期的に送出するときに、前記時刻情報受信部により受信した標準時刻情報を付加して送出することを特徴とするインターホンシステム。
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