JP4462442B2 - リンク属性設定方法、経路計算方法及びこれらを用いたシステム - Google Patents

リンク属性設定方法、経路計算方法及びこれらを用いたシステム Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークにおけるリンク属性設定方法及び経路計算方法に関し、特に、経路制御プロトコルやネットワーク管理システムに用いられるリンク属性の設定方法と、リンク属性に基づいた経路計算方法と、これらのリンク属性設定方法、経路計算方法を用いるシステムに関する。
通信ネットワークの経路制御プロトコルの1つとして、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)がある。GMPLSは、IETF(Internet Engineering Task Force)に提出されたインターネットドラフトである、Eric Mannie他著、"Generalized Multi-Protocol Label Switching Architecture," IETF Internet Draft, draft-ietf-ccamp-gmpls-architecture-07.txt(非特許文献1)などに記述されている。以下の説明において、ネットワークにおける通信ノードのことを単にノードと呼ぶ。
GMPLSで制御されたネットワークでは、各ノードは、自分と隣接ノードとの間を接続する論理的なリンクであるTEリンクの状態を、リンク状態情報として、ルーティングドメイン内の全てのノードに対して広告(ブロードキャスト)する。この広告は、OSPF(Open Shortest Path First)などのルーティングプロトコルを用いて行われる。GMPLSにおけるルーティングプロトコルの動作は、K. Kompella他著、"Routing Extensions in Support of Generalized Multi-Protocol Label Switching,", IETF Internet Draft, draft-ietf-ccamp-gmpls-routing-09.txt(非特許文献2)などに詳述されている。
広告されたリンク状態情報は、各ノードのリンク状態データベースに格納され、各ノードが起点となるパスの経路を計算する際に用いられる。リンク状態情報に含まれるリンクの属性は、K. Kompella他(非特許文献2)で定義されており、そのような属性の中に、メトリックとSRLG(危険共有資源グループ;Shared Risk Link Group)情報とがある。メトリックは、経路計算におけるそのリンクのコストであり、典型的には、リンクの長さや距離、あるいは固定値が用いられる。K. Kompella他(非特許文献2)の2.3節において、SRLGは、「あるリンク群が、1つの物理資源を共有し、その物理資源の障害がそのリンク群全体に影響するとき、そのリンク群はSRLGを構成する」と定義されており、SRLGを識別するための情報を危険共有資源グループ識別情報(SRLG ID)と呼ぶ。
例えば、同じ管路内の複数の光ファイバは、管路の切断という1つの障害によって、同時に影響を受ける。あるいは、波長多重光ネットワークの場合は、1つの光ファイバの切断により、その光ファイバ内の複数の波長が影響を受ける。SRLGは、SRLG IDにより識別され、1つのTEリンクが複数のSRLGに属することができる。
ルーティングプロトコルで広告されるSRLG情報は、そのTEリンクが属するSRLGのIDの集合である。SRLG情報は、GMPLSを用いて障害回復を行う場合に有用である。GMPLSを用いた障害回復の方式は、J.P. Lang他著、 "RSVP-TE Extensions in support of End-to-End GMPLS-based Recovery," IETF Internet Draft, draft-lang-ccamp-gmpls-recovery-e2e-signaling-02.txt(非特許文献3)などに記述されている。例えば、1+1プロテクションと呼ばれる方式では、予め現用パスと予備パスを設定し、現用パスと予備パスの両方にデータを流しておく。受信端のノードは、通常は、現用パスからデータを受信するが、現用パスに障害が発生した場合は、スイッチを切り換えて予備パスからデータを受信することにより、障害を回復する。ここで、現用パスと予備パスとは可能な限り同時に障害が発生しにくいように経路を選択しなくてはならない。そのために、SRLGが用いられる。すなわち、起点ノードが現用パスと予備パスの経路を計算する際に、現用パスと予備パスが同じSRLGに属するTEリンクを通らないようにする。
また、J.P. Lang他(非特許文献3)は、“メッシュ共有復旧(Shared Mesh Restoration)”という障害回復方式を開示している。この方式では、異なる予備パスが同じ経路を通るときに、ある基準を満たせば、その区間において予備パスに割り当てる帯域などの資源を予備パス同士で共有する。共有が可能かどうかの判断に、SRLGを用いることができる。例えば、現用パス1と現用パス2があるとき、現用パス1の経路と現用パス2の経路がSRLGを全く共有しない場合に、それぞれに対応する予備パス同士が資源を共有することにする。このような条件を満たす場合は、1つの資源での障害によっては現用パス1と現用パス2とが同時に障害になることはないので、予備パスの資源を共有しても、単一障害では競合が生じない。
さらに、P. Sebos他著、"Auto-discovery of Shared Risk Link Groups," Optical Fiber Communication Conference (OFC) 2001, WDD3(非特許文献4)及びP. Sebos他著、"Effectiveness of Shared Risk Link Group Auto-Discovery in Optical Networks," Optical Fiber Communication Conference (OFC) 2002, pp. 493-495(非特許文献5)には、SRLGを自動的に設定する方法が開示されている。この方法によれば、GPS(汎地球測位システム;Global Positioning System)を用いるなどして、ネットワーク内の光アンプなどのコンポーネントの位置情報を収集する。位置情報の収集には、光アンプの監視と制御のために通常設けられているSupervisory Channel(監視用チャネル)などを用いる。あるリンクが経由する光アンプと、別のリンクが経由する光アンプが同一のファイバスパン内に配置されているとき、2つのリンクは同じSRLGに属するとみなす。ファイバスパンとは、物理的資源である管路のことを指す。P. Sebos他(非特許文献5)は、SRLGは「共通のリンク群に使われているファイバスパンの最大集合」と定義しており、したがって、1つのファイバスパンの集合には、その長さによらず、1つのSRLGが割り当てられている。
しかしながら、上述した従来技術では、SRLGが、共有する資源(群)の故障率によらず、資源(群)と1対1で割り当てられているため、資源の故障率の違いを経路制御に反映できない。例えば、一般に長さ100kmの管路は、長さ100mの管路より故障率がかなり大きい。ところが従来技術では、長さ100mの管路を共有するリンク群も長さ100kmの管路を共有するリンク群も、等しく1つのSRLGとして扱われる。そのために、経路計算において、この故障率の違いを考慮することはできない。例えば、現用パスと予備パスの経路を計算する際に、両者がSRLGを全く共有しないような経路は見つからなかったとする。その場合、次善として、現用パスと予備パスがSRLGを1つだけ共有する経路を計算するべきだが、ここで共有するSRLGとしては、長さ100kmの管路に対応するSRLGよりは、より故障率の小さい長さ100mの管路に対応するSRLGの方が望ましい。ところが、従来技術では両者を同様に扱うため、このような選択をすることができないのである。
以下、本明細書で用いる参考文献のリストを記載する。
Eric Mannie et al, "Generalized Multi-Protocol Label Switching Architecture," IETF Internet Draft, draft-ietf-ccamp-gmpls-architecture-07.txt K. Kompella et al., "Routing Extensions in Support of Generalized Multi-Protocol Label Switching," IETF Internet Draft, draft-ietf-ccamp-gmpls-routing-09.txt J.P. Lang et al., "RSVP-TE Extensions in support of End-to-End GMPLS-based Recovery," IETF Internet Draft, draft-lang-ccamp-gmpls-recovery-e2e-signaling-02.txt P. Sebos et al., "Auto-discovery of Shared Risk Link Groups," Optical Fiber Communication Conference (OFC) 2001, WDD3 P. Sebos et al., "Effectiveness of Shared Risk Link Group Auto-Discovery in Optical Networks," Optical Fiber Communication Conference (OFC) 2002, pp. 493-495
本発明の目的は、資源の故障率の違いを反映してパスの経路を制御できるようにしたリンク属性設定方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、資源の故障率の違いを反映してパスの経路を制御できるようにした経路計算方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、資源の故障率の違いを反映してパスの経路を制御できるようにしてリンク属性を設定するリンク属性設定システムを提供することにある。
本発明の別の目的は、資源の故障率の違いを反映してパスの経路を制御できるようにして経路計算を行う経路計算システムを提供することにある。
本発明の第1の様相によれば、ノードとノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいてパスの経路を計算する際に用いられるリンク属性の一つであり、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報(SRLG ID)の設定方法であって、各リンク群に対し、SRLG IDの数を、そのリンク群が共有する資源の故障率に応じて割り当てる段階を含むリンク属性設定方法が提供される。
本発明の第2の様相によれば、ノードとノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいてパスの経路を計算する際に用いられるリンク属性の一つであり、SRLG IDの設定システムであって、ネットワーク全体の物理的構成情報を保持するデータベースと、データベースを参照し、リンク群ごとに、SRLG IDの数を、そのリンク群が共有する資源の故障率に応じて割り当てる演算手段と、を有するリンク属性設定システムが提供される。
本発明の第3の様相によれば、ノードとノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する経路計算方法であって、現用パスの経路上の全てのリンクと予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、SRLG IDの重複個数が最小となるように経路計算を行う段階を含む、経路計算方法が提供される。
本発明の他の経路計算方法では、Nを0以上の整数として、現用パスの経路上の全てのリンクのSRLG IDと、予備パスの経路上の全てのリンクのSRLG IDとの間でN個以下の重複を許すという制約の下で、整数Nを0から順に1ずつ増やしつつ現用パスと予備パスの経路を計算する段階と、最初に見つかった経路を採用する段階と、が設けられる。
本発明の第4の様相によれば、ノードとノード間を接続するリンクとを含み、起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスが設定され、現用パスに障害が発生すると予備パスに切り換える通信ネットワークシステムであって、パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、SRLG IDを、資源の故障率に応じた個数だけ、リンク群に割り当てる手段と、経路計算に際して、現用パスの経路上の全てのリンクと予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、重複するSRLG IDの個数が最小となるように現用パスと予備パスの経路を計算する手段と、を有する通信ネットワークシステムが提供される。
本発明の第5の様相によれば、ノードとノード間を接続するリンクとを含み、起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスが設定され、現用パスに障害が発生すると予備パスに切り換えるよう構成され、ある現用パス群に対応する予備パス群の経路がある区間で重複する場合、この重複区間において予備パス群の間で同一資源を共有するようにした通信ネットワークシステムであって、パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、SRLG IDを、資源の故障率に応じた個数だけ、リンク群に割り当てる手段と、Mを1以上の整数として、予備パス群の間での資源共有においては、現用パス群の経路の間で重複するSRLG IDの数がM個以下であるときに資源の共有を許容する手段と、を含む通信ネットワークシステムが提供される。
本発明の第1の通信ノードは、通信ネットワークにおいて終点ノードまでの現用パス及び予備パスの経路を計算する通信ノードであって、SRLG IDをリンクごとに格納するデータベースと、データベースを参照し、現用パスの経路上の全てのリンクと予備パスの経路上の全てのリンクとの間でSRLG IDの重複個数が最小となるように経路計算を行う演算手段と、を有する。
本発明の第2の通信ノードは、通信ネットワークにおいて終点ノードまでの現用パス及び予備パスの経路を計算する通信ノードであって、SRLG IDをリンクごとに格納するデータベースと、データベースを参照し、Nを0以上の整数として、現用パスの経路上の全てのリンクのSRLG IDと予備パスの経路上の全てのリンクのSRLG IDとの間でN個以下の重複を許すという制約の下で、整数Nを0から順に1ずつ増やしつつ現用パスと予備パスの経路を計算し、最初に見つかった経路を採用する手段と、を有する。
本発明の第3の通信ノードは、終点ノードまでの現用パス及び予備パスを設定し、現用パスに障害が発生すると予備パスに切り換える通信ノードであって、パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、SRLG IDを、資源の故障率に応じた個数だけ、リンク群に割り当てる手段と、経路計算に際して、現用パスの経路上の全てのリンクと予備パスの経路上の全てのリンクとの間で重複するSRLG IDの個数が最小となるように、現用パスと予備パスの経路を計算する手段と、を有する。
本発明の第4の通信ノードは、終点ノードまでの現用パス及び予備パスを設定し、現用パスに障害が発生すると予備パスに切り換えるよう構成され、ある現用パス群に対応する予備パス群の経路がある区間で重複する場合、この重複区間において予備パス群の間で同一資源を共有するようにした通信ノードであって、パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、SRLG IDを、資源の故障率に応じた個数だけ、リンク群に割り当てる手段と、Mを1以上の整数として、予備パス群の間での資源共有においては、現用パス群の経路の間で重複する危険共有資源グループ識別情報の数がM個以下であるときに資源の共有を許容する手段と、を有する。
上述したように本発明においては、リンク属性設定を行う場合に、リンク群が資源を共有していれば、その資源の故障率に応じた個数のSRLG IDをリンク群に割り当てる。例えば。故障率に応じた個数のSRLG IDをリンク群に割り当てる。また本発明では、現用パスと予備パスの経路計算において、Nを0以上の整数として、現用パスの経路上の全てのリンクのSRLG IDと予備パスの経路上の全てのリンクのSRLG IDとの間で、N個以下の重複を許すという制約の下で、整数Nを0から順に1ずつ増やしながら現用パスと予備パスの経路を計算し、最初に見つかった経路を採用する。さらに本発明では、ある現用パス群に対応する予備パス群の経路がある区間で重複するときに、Mを1以上の整数として、現用パス群の経路の間で重複するSRLG IDの数がM個以下である場合に、その区間において資源の共有を許容する。このようにして本発明は、資源の故障率の違いを反映してパスの経路を制御できるようにしている。
本発明では、現用パスと予備パスの経路を計算する際に、同時に障害が発生する確率がより小さい経路を選択することができる。その理由は、資源の故障率に応じて、例えば比例した個数のSRLG IDをリンク群に割り当て、経路計算においては、現用パスの経路上の全てのリンクと予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、重複するSRLG IDの個数が最少となるように、現用パスと予備パスの経路を計算するからである。
また本発明では、複数の現用パスにそれぞれ対応する予備パス間で資源を共有させる場合に、同時に障害が発生する確率がより小さい複数の現用パスに対応する予備パス間で資源を共有させることができる。その理由は、資源の故障率に応じた、例えば比例した個数のSRLG IDをリンク群に割り当て、資源共有の可否の判定の際には、Mを1以上の整数として、M個のSRLG IDが現用パスの経路間で重複することを許容するからである。
さらに本発明では、パスの経路を計算する場合に、そのパスの障害確率が小さくなるように経路を選択することができる。その理由は、資源の故障率に応じた、例えば比例した個数のSRLG IDをリンク群に割り当て、経路計算に際しては、経路上の全てのリンクのSRLG IDの個数の総計が最少になるようにパスの経路を計算するからである。
図1は、本発明が適用されるネットワークの論理構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示すネットワークの物理構成の一例を示す図である。 図3は、図1および図2に示したネットワークにおける、資源ごとの、その資源を用いる共有リンク群とその資源の故障率とを示す図表である。 図4は、本発明の一実施形態のリンク属性設定方法の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、一実施形態のリンク属性設定方法の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、図1および図2に示したネットワークにおける、各資源に対するリンク群、総故障率、SRLG数、SRLG群の関係を示す図表である。 図7は、図1および図2に示したネットワークにおける、各リンクに対するSRLG群の関係を示す図表である。 図8は、リンクごとにSRLG群を求める具体的処理を示すフローチャートである。 図9は、一実施形態における各部の構成を示すブロック図である。 図10は、一実施形態における経路計算の具体的動作を示すフローチャートである。 図11は、図1および図2に示したネットワークにおけるパスの経路を示す図である。 図12は、本発明の別の実施形態における各部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
300,310,300A,310A ノード
301 スイッチ部
302、302A ノード制御部
303,333 プロトコル制御部
334,304 トポロジデータベース
305 制御チャネル
306 データチャネル
307 資源管理部
320 構成管理サーバ
321 ネットワーク構成データベース
322 リンク情報データベース
323 演算部
330 集中制御装置
図1に示した論理構成を有するネットワークを例にして、本発明に基づくリンク属性設定及び経路計算について説明する。図1において、ノードA〜H間を結ぶ線は論理的なリンクを示している。図2は、このネットワークの物理的な構成を示している。リンクは、管路101〜120に収容されている。以下の説明においては、ノードAとノードBを結ぶリンクのことをリンクABのように記述することとする。例えば、ノードAとノードEを結ぶリンクAEは、リンクABとともに管路113、114、115を通り、さらに、このリンクAEは、管路118を通る。図3は、このような構成のネットワークにおける、資源ごとに、その資源を通過するリンク群を示すとともに、各資源の故障率を示す対応表を示している。ここでは資源は各管路である。図3に示す対応表からは、例えば、管路101にはリンクGHのみが通り、管路113にはリンクABとリンクAEが通り、管路101、102の故障率が10ppmであり、それ以外の各管路の故障率が3ppmであることが分かる。
図3に示したように各管路内をリンクが通過し、さらに、各管路が図3に示したような故障率を有するとして、図4のフローチャートに示した処理を実行し、さらに図5のフローチャートに示した処理を実行することにより、図6に表として示すような結果が得られる。
まず、図4のフローチャートに示す処理について説明する。図4は、図3の表においてリンク群が等しい行を抽出し、それらの行の資源の論理和すなわち合併集合を求めることにより、抽出した行を1つにまとめる処理を示している。言い換えればこの処理は、リンク群が共有する資源の最大集合を求め、この資源の最大集合の故障率の総計すなわち総故障率を求めるものである。
図3に示す表における行数をNとする。ステップS102において、整数I,Jをともに1とする。図3に示す表におけるJ行目のリンク群を、以下、リンク群(J)のように表記するものとする。ステップS103では、リンク群(J)が空欄(ヌル;null)かどうかを判定する。リンク群(J)がヌルの場合には、何も行わずにステップ111に移行する。ステップ111ではJに1が加算され、処理は、ステップS103に戻る。
ステップS103においてリンク群(J)がヌルではない場合には、ステップS104において、整数KにJを代入し、ステップS105において、リンク群(K)とリンク群(J)を比較する。両方のリンク群が等しいとき、すなわちリンク群(K)=リンク群(J)である場合には、ステップS106において、資源群(I)と資源(K)との論理和すなわち合併集合を求め、これを新たな資源群(I)とする。資源群(I)の初期値はヌルである。ステップS115において、総故障率(I)に故障率(K)を加え、これを新たな総故障率(I)とする。総故障率(I)の初期値は0である。
次に、ステップS107において、リンク群(K)をヌルに変更し、ステップS108に移行する。また、ステップS105においてリンク群(K)とリンク群(J)とが等しくないときにも、制御はステップS108に移行する。
ステップS108においては、KがNより小さいかどうかが判定される。K<Nであれば、ステップS113においてKに1を加え、ステップS105に移行する。一方、ステップS108においてK≧Nであれば、ステップS109において、図3の表のリンク群(J)の値を図6の表のリンク群(I)にコピーする。また、この時点での資源群(I)と総故障率(I)が、それぞれ、図6の表のI行目の資源群と総故障率の欄に記載されるべき値となる。その後、ステップS112において、JがNより小さいかどうかを判定する。ここでJ=Nとなっていれば図4に示した処理を終了し、J<Nであれば、ステップS110においてIに1を加算し、ステップS111においてJに1を加算し、その後、制御はステップS103に戻る。
以上のような処理をJがNに等しくなるまで繰り返すことにより、図6に示した表の第1列(リンク群)、第2列(資源群)および第3列(総故障率)の各欄に値が格納され、第1列、第2列および第3列が完成することになる。
次に、図5のフローチャートに示す処理を説明する。図5に示す処理を実行することによって、図6に示した表の第4列(SRLG数)および第5列(SRLG群)の各欄に値が格納され、図6に示す表が最終的に完成する。
以下の説明において、図6に示した表の行数をMとおく。
図5に示すように、まず、ステップS202において、Iを1とし、ステップS203において総故障率(I)をαで割り、その商をSRLG数(I)とする。ただし、商において小数点以下は切り捨てることにより、SRLG数(I)は整数となるようにする。ここで、αは、どれだけの故障率に対して1つのSRLGを割り当てるかを決める定数である。図6に示す表の例では、αを2ppmとしている。
次に、ステップS204において、SRLG数(I)個のSRLG IDを新たに払い出す。これがSRLG群(I)の値となる。その後、ステップS205においてIに1を加え、ステップS206において、IがMより大きくなったかどうかを判定する。I>Mであれば、ここで処理を終了し、I≦Mであれば、ステップS203に戻り、上述した処理を繰り返す。
IがMより大きくなるまで上述の処理を繰り返すことによって、図6に示す表が全て完成する。
ところで、図6に示した表は、資源群ごとにリンク群やSRLG群を示しているため、リンク群に重複がある。そこでリンクごとにそのリンクが属するSRLG群を求める処理を実行する。その処理の結果が図7に示す表である。図7に示した表は、図1および図2に示したネットワークにおける全てのリンクに対して、そのリンクが属するSRLGの集合を示したものに他ならない。
図7の表の第1列には、全てのリンクが列挙されている。ここで、図7に示す表の行数、すなわち、リンクの総数をLとする。そして、図6に示す表に基づいて、図8のフローチャートで示した処理を適用すると、図7に示す表の第2列(SRLG群)が生成される。以下、図8を用いて、リンクごとのSRLG群を求める処理を説明する。
まず、ステップS302において、Iを1とし、ステップS303において、Jも1とする。次に、ステップS304において、図7に示す表におけるリンク(I)が、図6に示す表のリンク群(J)に含まれているかを調べる。リンク(I)がリンク群(J)に含まれている場合には、ステップS305において、図7に示す表におけるSRLG群(I)と図6に示す表におけるSRLG群(J)との論理和すなわち合併集合を求め、これを図7に示す表における新たなSRLG群(I)の値とし、その後、ステップS306に移行する。なお、図7に示す表におけるSRLG群(I)の初期値はヌルである。ステップS304においてリンク(I)がリンク群(J)に含まれていない場合も、ステップS306に移行する。
ステップS306では、Jに1を加算し、ステップS307において、JがMを上回ったかどうかを判断する。ここでJ≦Mであれば、ステップS304に戻って、図7の表におけるリンク(I)と図6の表におけるリンク群(J)とを比較する。このような処理を繰り返し、ステップS307においてJ>Mとなったら、ステップS308に進む。ステップS308に移行した時点で、SRLG群(I)が得られている。
ステップS308では、Iに1を加算し、その後、ステップS309において、IがLを上回っているかどうかを判定する。I≦Lであれば、ステップS303に戻り、新しいIに関してSRLG群(I)を求める処理を実行する。このような処理をI>Lとなるまで繰り返すことによって、1からLまでの全てのIに対してSRLG群(I)が得られる。その後、ステップS310において、全ての処理が終了する。
こうして完成した図7に示す表は、図1および図2に示すネットワークの全てのリンクに対して、そのリンクが属するSRLGの集合を示したものに他ならない。
以下、上述のようにして決定された図7に示す表に基づいて、分散制御により現用パスと予備パスの経路を計算する方法を説明する。図9は、本実施形態においてネットワーク内に設けられるノード300,310及び構成管理サーバ320の構成を示している。ノード300,310は同一構成であるので、代表としてノード300の構成を説明する。図9には、2つのノード300,310しか示されていないが、当然のことながら、ネットワークに含まれるノードの数は3個以上であってもよい。ノード300と同一構成のノードは、例えば、図1に示すネットワークにおける8個のノードA〜Hのいずれのものにも使用される。構成管理サーバ320は、図1および図2には示されていないが、ネットワーク内の各ノードと通信できるようにネットワーク内に配置されている。
ノード300は、大別すると、スイッチ部301とノード制御部302とから構成されている。スイッチ部301は、隣接ノードのスイッチ部301とデータチャネル306を介して接続され、ノード制御部302は、隣接ノードのノード制御部302と制御チャネル305を介して接続されている。ノード間で、ユーザデータは、データチャネル306を用いて伝送される。制御チャネル305は、ルーティングプロトコル、シグナリングプロトコル等の制御プロトコルの通信に用いられる。ノード制御部302は、制御チャネルプロトコル制御部303、トポロジデータベース304、資源管理部307を備えている。
構成管理サーバ320は、ネットワーク構成データベース321、リンク情報データベース322、演算部323を備えている。ネットワーク構成データベース321は、ネットワーク全体の物理的構成情報を保持している。上述の図3に示した表の情報も、ネットワーク構成データベース321に格納されている。演算部323は、図4、図5および図8においてフローチャートして示した処理を実行し、図3に示される表から図7に示される表を作成する。作成された図7に示す表の情報は、リンク情報テータベース322に格納される。リンク情報テータベース322には、図7に示す表の情報のほかに、全てのリンクID、未使用帯域の初期値、メトリックなどの情報も格納されている。未使用帯域は、そのリンクにおいてどのパスにも使用されていない帯域のことであり、その初期値は、リンクの最大帯域である。メトリックはリンクコストであり、典型的には、リンクの長さや、固定値が用いられる。これらの情報は、各ノードの起動時に各ノードのノード制御部302内の資源管理部307に与えられる。
資源管理部307には、自ノードに接する全てのリンクのID、未使用帯域、メトリック、SRLG群等が格納されている。例えば、図1に示すネットワークにおいてノードAでは、リンクAB、AD、AGのID、未使用帯域、メトリック、SRLG群が、資源管理部307に保持されている。未使用帯域は、パスの設定、削除に伴い変化する。資源管理部307は、常に最新の未使用帯域を保持する。資源管理部307に保持された情報は、プロトコル制御部303から制御チャネル305を経て、他の全てのノードに、定期的に広告(ブロードキャスト)される。広告を受信したノードは、その情報をトポロジデータベース304に格納する。したがって、ネットワーク内の全てのノードは、ネットワーク内の全てのリンクと、対応するSRLG群、未使用帯域の情報を、トポロジデータベース304内に保持することになる。
パスの設定要求は、パスの起点ノードのプロトコル制御部303に与えられる。この設定要求には、起点ノード、終点ノード、パスの帯域等の情報が含まれている。設定要求を受けたプロトコル制御部303は、現用パスと予備パスの経路を計算する。図10に示すフローチャートは、この計算手順を示している。この経路計算では、起点ノードから終点ノードまでの合計メトリックが最小である経路が現用パスの経路として選択され、予備パスの経路としては、現用パスの経路と共通するSRLGの数ができるだけ少なく、さらにその中で、起点ノードから終点ノードまでの合計メトリックが最小である経路が選ばれる。なお予備パスの経路計算では、現用パスの経路と共通するSRLG数が固定値S以下である範囲で経路を探索する。そのような経路が見つからなければ、予備パスの経路の計算は異常終了する。以下に詳細を説明する。
まず、ステップS402において、設定するパスの帯域以上の未使用帯域を有する全てのリンクが、トポロジデータベース304から抽出される。プロトコル制御部303は、ステップS403において、ステップS402で抽出されたリンクを用いて、起点ノードから終点ノードまでの合計メトリックが最小となる経路を計算し、これを現用パスの経路とする。ここでは,例えば、ダイクストラ(Dijkstra)法などを用いることができる。次に、プロトコル制御部303は、ステップS404において、現用パスの経路に含まれる全てのリンクのSRLG群の論理和すなわち合併集合を求め、これを現用パスSRLG群とする。また、ステップS405において、プロトコル制御部303は、現用パスの経路に含まれる全てのリンクの未使用帯域から、現用パスの帯域を減ずる。
次に、予備パスの経路の計算に移る。ステップS406において、プロトコル制御部303は、設定するパスの帯域以上である未使用帯域を有する全てのリンクを抽出し直し、ステップS407において、整数Nを0とする。ステップS408において、プロトコル制御部303は、ステップS406で抽出したリンクを用いて、起点ノードから終点ノードまでの全ての経路を求め、これを予備パス経路群とする。次に、ステップS409において、プロトコル制御部303は、予備パス経路群の中から起点ノードから終点ノードまでの合計メトリックが最小である経路を選択し、これを経路Xとする。
ステップS410において、プロトコル制御部303は、経路Xに含まれる全てのリンクの中から、そのSRLG群に現用パスのSRLG群に含まれるSRLGと共通のものを含んでいるリンクを探索し、そのような条件を満たすリンクの数をNと比較する。条件を満たすリンクの数がN以下であるとき、ステップS414において、経路Xを予備パスの経路とし、その後、処理はステップS415において正常終了する。初期状態ではNは0なので、合計メトリックが最小である経路が現用パスの経路と全くSRLGを共有しなければ、これが予備パスの経路として選ばれることになる。
一方、ステップS410において、条件を満たすリンク数がNより大きい場合は、ステップS411において、プロトコル制御部303は、予備パス経路群から経路Xを削除し、ステップS412において、予備パス経路群に経路が残っているかどうかを判断する。ここで、予備パス経路群に残った経路があれば、ステップS409に戻り、残った経路の中で合計メトリックが最小となる経路を新たな経路Xとして選択する。ステップS409からS412までの処理を繰り返すうちにステップS410の条件を満たす経路が見つかれば、これが予備パスの経路となる。ステップS410の条件を満たす経路が見つからないまま、ステップS412において予備パス経路群の経路がなくなると、ステップS412からステップS413に進んでNに1を加え、ステップS414において、NとSとを比較する。ここでN≦Sであれば、ステップS408に戻って、上述した処理を繰り返す。すなわち、Nを大きくすることによりステップS410での条件を緩和したうえで、再び予備パス経路群の全ての経路からステップS410の条件を満たす経路を探す。
ステップS408からS416までを繰り返す過程で、ステップS410の条件を満たす経路が見つかれば、これが予備パスの経路となる。したがって、現用パスの経路と共通するSRLGの数が最も少なく、かつその中でも起点から終点までの合計メトリックが最小である経路が、予備パスの経路として選ばれる。NがS以下であるという範囲でステップS410の条件を満たす経路が見つからなければ、すなわちステップ416においてN>Sであれば、ステップS417に進み、予備パスの経路計算は異常終了する。
以上説明したようなパス経路計算を用いた具体例を、図11を用いて説明する。図11に示すネットワークは、図1に示したネットワークと同一であるが、図11ではいくつかの経路が示されている。ここで、ノードAを起点とし、ノードCを終点とするパスの設定が、ノードAに要求されたとする。
全てのリンクの未使用帯域がパスの帯域以上である状態で、図10を用いて説明した処理を実行すると、現用パスの経路として、A→B→Cの順でノードを通過する経路201が得られる。制御チャネル305を用いて、経路201に沿ってシグナリングを行うと、現用パスが設定される。
続いて、予備パスの経路を計算する。その結果、予備パスとして、A→D→E→F→Cと表される経路211が得られるので、経路211に沿ってシグナリングを行うと予備パスが設定される。経路211は、経路201と全くSRLGを共有しない経路である。したがって、1つの資源の故障により現用パスが障害となっても、予備パスに切り換えることにより必ず復旧できる。
ここで仮に、リンクADの未使用帯域が、設定するパスの帯域に満たなかったとする。この場合、経路211を予備パスの経路として用いることはできない。他には現用パスの経路201とSRLGを全く共有しない経路はないので、ここでは、1つのSRLGを現用経路201と共有する経路213(A→G→H→C)が予備パスの経路として選ばれる。この場合、管路116の故障により現用パスが障害となると、予備パスに切り換えても復旧することができない。ただし、それ以外の1つの資源の故障による障害は、必ず復旧できる。
ここで仮に、リンクADに加えてリンクCHの未使用帯域も設定するパスの帯域に満たなかったとする。この場合は、4つのSRLGを現用経路201と共有する経路212(A→E→F→C)が予備パスの経路として選ばれる。この場合、管路113、114、115のいずれかの故障により現用パスが障害となると、予備パスに切り換えても復旧することができない。管路113、114、115のいずれかが故障する確率は9ppmであり、管路116が故障する確率3ppmの3倍である。
以上説明したように、本実施形態によれば、割り当てるSRLGの個数に資源の故障率を反映させることにより、同時に障害となる確率ができるだけ小さい現用パスと予備パスの経路を選択することができる。従来技術では、管路113、114、115の3つ全体に対して1つのSRLGしか割り当てないので、予備パスの経路として経路211を選択できないとき、経路212と経路213のどちらが選ばれるか分からない。仮に、管路113、114、115にそれぞれ1つずつSRLGを割り当て、図10に示した経路計算アルゴリズムを適用すれば、予備パスの経路として、経路212よりも経路213を優先して選ぶことができる。
しかし、これでもまだ十分とは言えない。仮に、管路113、114、115の故障率がそれぞれ0.5ppmであるとすれば、この場合は、経路212を経路213より優先して選ぶべきだが、1つの管路に対して1つのSRLGを割り当てるのであれば、そうはならないからである。本実施形態で示した方法によってSRLGを割り当てた場合のみ、上記の全ての場合において、より同時障害確率の小さい予備パス経路を正しく選ぶことができる。なお、上述した説明では、リンクAB上に故障率3ppmの管路が3つある場合を扱ったが、これが故障率9ppmの1つの管路であっても、結果は全く同じになる。
本実施形態において、現用パスと予備パスの経路計算の際に、諸々の条件を満たす中で起点から終点までのメトリックの総計が最小である経路を求めたが、代わりにSRLGの個数の総計が最小になる経路を求めることもできる。あるいは、メトリックの総計が最小である経路が複数ある場合に、SRLG数の個数の総計が最小のものを選ぶこともできる。これらにより、故障率自体ができるだけ小さい経路を選択することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。ここでは、集中制御ネットワークに本発明を適用した場合を示す。図12は、集中制御ネットワークの構成を示すとともに、ネットワーク内に設けられるノード300A,310A、構成管理サーバ320、および集中制御装置330の構成を示している。ノード300A,310Aは同一構成であるので、代表としてノード300Aの構成を説明する。図12には、2つのノード300A,310Aしか示されていないが、当然のことながら、ネットワークに含まれるノードの数は3個以上であってもよい。ノード300Aと同一構成のノードを、図1に示すネットワークにおける8個のノードA〜Hのいずれのものにも使用することができる。
構成管理サーバ320としては、図9に示したものと同様のものが使用される。構成管理サーバ320は、ネットワーク内の各ノードと通信できるようにネットワーク内に配置されている。
ノード300Aは、大別すると、スイッチ部301とノード制御部302Aとから構成されており、図9に示すノード300と同様のものである。しかしながら、図9に示すノード300とは、トポロジデータベースを備えない点で相違する。すなわち、ノード制御部302Aは、プロトコル制御部303と資源管理部307を備えている。
集中制御装置330には、プロトコル制御部333とトポロジデータベース334とが備えられている。集中制御装置330は、ネットワーク内の各ノードと制御チャネル305を介して通信できるように、ネットワーク内に設けられている。具体的には、各ノードのプロトコル制御部303は、制御チャネル305により、集中制御装置330のプロトコル制御部333に接続されている。
各ノードは、自ノードに接するリンクのリンクID、未予約帯域、メトリック、SRLG群等の情報を資源管理部307に保持している。これらの情報は、そのノードの起動時に、構成管理サーバ320のリンク情報データベース322から与えられる。資源管理部307の情報は、プロトコル制御部303から制御チャネル305を介して、集中制御装置330のプロトコル制御部333に定期的に送られる。
集中制御装置330のプロトコル制御部333は、各ノードから送られてきた情報をトポロジデータベース334に格納する。したがって、トポロジデータベース334には、ネットワーク内の全てのリンクのリンクID、未予約帯域、メトリック、SRLG群等の情報が保持されることになる。
本実施形態においても、図3に示す表、図6に示す表、および図7に示す表を作成する手順は、先に説明した実施形態の場合と同様である。すなわち、パスの設定要求は、集中制御装置330のプロトコル制御部333に与えられる。その結果、プロトコル制御部333は、トポロジデータベース334内の情報を参照しながら、図10に示した経路計算アルゴリズムを用いて、現用パスと予備パスの経路を計算する。以下の手順は、先に説明した実施形態の場合と全く同じである。この本実施形態においても、先に説明した実施形態と全く同様の効果が得られる。
以上説明したリンク属性設定方法および経路計算方法は、それを実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータに読み込ませ、そのプログラムを実行させることによっても実現できる。リンク属性設定あるいは経路計算を行うためのプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体によって、あるいはネットワークを介して、コンピュータに読み込まれる。そのようなコンピュータは、一般に、CPUと、プログラムやデータを格納するためのハードディスク装置と、主メモリと、キーボードやマウスなどの入力装置と、CRTや液晶ディスプレイなどの表示装置と、CD−ROM等の記録媒体を読み取る読み取り装置と、ネットワークとのインタフェースとなる通信インタフェースとから構成されている。このコンピュータでは、リンク属性設定および/または経路計算を実行するためのプログラムを格納した記録媒体を読み取り装置に装着し、記録媒体からプログラムを読み出してハードディスク装置に格納し、あるいはそのようなプログラムをネットワークからダウンロードしてハードディスク装置に格納し、その後、ハードディスク装置に格納されたプログラムをCPUが実行することにより、上述したリンク属性設定および/または経路計算が実行されることになる。
したがって本発明の範疇には、上述したプログラム、このようなプログラムを格納した記録媒体、このようなプログラムからなるプログラムプロダクトも含まれる。
本発明の範疇に含まれるコンピュータプログラムは、例えば、ノードとノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいてあるパスの経路を計算する際に用いられるリンク属性の一つであり、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報を設定する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータに、危険共有資源グループ識別情報の数を、資源の故障率に応じて各リンク群に割り当てる処理を実行させるプログラムである。あるいは、コンピュータプログラムは、ノードとノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータに、現用パスの経路上の全てのリンクと予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報の重複個数が最小となるように経路計算をなす処理を実行させるプログラムであってもよい。あるいは、コンピュータプログラムは、ノードとノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータに、Nを0以上の整数として、現用パスの経路上の全てのリンクの、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報と、予備パスの経路上の全てのリンクの危険共有資源グループ識別情報との間でN個以下の重複を許すという制約の下で、整数Nを0から順に1ずつ増やしつつ現用パスと予備パスの経路を計算する処理と、最初に見つかった経路を採用する処理と、を実行させるプログラムであってもよい。

Claims (21)

  1. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいてパスの経路を計算する際に用いられるリンク属性の一つであり、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報の設定方法であって、
    各リンク群に対し、前記危険共有資源グループ識別情報の数を、当該リンク群が共有する前記資源の故障率に応じて割り当てる段階を含む、リンク属性設定方法。
  2. 前記割り当てる段階は、
    前記リンク群が共有する前記資源の最大集合を求める段階と、
    前記資源の最大集合の故障率の総計を求める段階と、
    前記故障率の総計に比例した個数の危険共有資源グループ識別情報を前記リンク群に割り当てる段階と
    を有する請求項1に記載の方法。
  3. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいてパスの経路を計算する際に用いられるリンク属性の一つであり、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報の設定システムであって、
    前記ネットワーク全体の物理的構成情報を保持するデータベースと、
    前記データベースを参照し、リンク群ごとに、前記危険共有資源グループ識別情報の数を、当該リンク群が共有する前記資源の故障率に応じて割り当てる演算手段と、
    を有するリンク属性設定システム。
  4. 前記演算手段は、前記リンク群が共有する前記資源の最大集合を求め、前記資源の最大集合の故障率の総計を求め、前記故障率の総計に比例した個数の危険共有資源グループ識別情報を前記リンク群に割り当てる、請求項3に記載のシステム。
  5. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する経路計算方法であって、
    前記現用パスの経路上の全てのリンクと前記予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報の重複個数が最小となるように経路計算を行う段階を含む、経路計算方法。
  6. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する経路計算方法であって、
    Nを0以上の整数として、
    前記現用パスの経路上の全てのリンクの、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報と、前記予備パスの経路上の全てのリンクの危険共有資源グループ識別情報との間でN個以下の重複を許すという制約の下で、整数Nを0から順に1ずつ増やしつつ前記現用パスと前記予備パスの経路を計算する段階と、
    最初に見つかった経路を採用する段階と、
    を有する経路計算方法。
  7. 前記現用パスまたは前記予備パスの経路として、経路上の全てのリンクのメトリックの総和が最小である経路を採用する段階をさらに有する、請求項5に記載の方法。
  8. 前記現用パスまたは前記予備パスの経路として、経路上の全てのリンクの前記危険共有資源グループ識別情報の個数の総和が最小である経路を採用する段階をさらに有する、請求項5に記載の方法。
  9. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する経路計算システムであって、
    資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報をリンクごとに格納するデータベースと、
    前記データベースを参照し、前記現用パスの経路上の全てのリンクと前記予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、前記危険共有資源グループ識別情報の重複個数が最小となるように経路計算を行う計算手段と、
    を有する、経路計算システム。
  10. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する経路計算システムであって、
    資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報をリンクごとに格納するデータベースと、
    Nを0以上の整数として、前記現用パスの経路上の全てのリンクの危険共有資源グループ識別情報と前記予備パスの経路上の全てのリンクの危険共有資源グループ識別情報との間でN個以下の重複を許すという制約の下で、前記整数Nを0から順に1ずつ増やしつつ前記現用パスと前記予備パスの経路を計算し、最初に見つかった経路を採用する手段と、
    を有する経路計算システム。
  11. 前記現用パスまたは前記予備パスの経路として、経路上の全てのリンクのメトリックの総和が最小である経路を採用する、請求項9に記載のシステム。
  12. 前記現用パスまたは前記予備パスの経路として、経路上の全てのリンクの前記危険共有資源グループ識別情報の個数の総和が最小である経路を採用する、請求項9に記載の経路計算システム。
  13. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含み、起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスが設定され、前記現用パスに障害が発生すると前記予備パスに切り換える通信ネットワークシステムであって、
    パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報を、前記資源の故障率に応じた個数だけ、前記リンク群に割り当てる手段と、
    前記経路計算に際して、前記現用パスの経路上の全てのリンクと前記予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、重複する危険共有資源グループ識別情報の個数が最小となるように前記現用パスと前記予備パスの経路を計算する手段と、
    を有する通信ネットワークシステム。
  14. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含み、起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスが設定され、前記現用パスに障害が発生すると前記予備パスに切り換えるよう構成され、ある現用パス群に対応する予備パス群の経路がある区間で重複する場合、この重複区間において前記予備パス群の間で同一資源を共有するようにした通信ネットワークシステムであって、
    パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報を、前記資源の故障率に応じた個数だけ、前記リンク群に割り当てる手段と、
    Mを1以上の整数として、前記予備パス群の間での資源共有においては、前記現用パス群の経路の間で重複する危険共有資源グループ識別情報の数がM個以下であるときに資源の共有を許容する手段と、
    を含む通信ネットワークシステム。
  15. 通信ネットワークにおいて終点ノードまでの現用パス及び予備パスの経路を計算する通信ノードであって、
    資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報をリンクごとに格納するデータベースと、
    前記データベースを参照し、前記現用パスの経路上の全てのリンクと前記予備パスの経路上の全てのリンクとの間で危険共有資源グループ識別情報の重複個数が最小となるように経路計算を行う演算手段と、
    を有する通信ノード。
  16. 通信ネットワークにおいて終点ノードまでの現用パス及び予備パスの経路を計算する通信ノードであって、
    資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報をリンクごとに格納するデータベースと、
    前記データベースを参照し、Nを0以上の整数として、前記現用パスの経路上の全てのリンクの危険共有資源グループ識別情報と前記予備パスの経路上の全てのリンクの危険共有資源グループ識別情報との間でN個以下の重複を許すという制約の下で、整数Nを0から順に1ずつ増やしつつ前記現用パスと前記予備パスの経路を計算し、最初に見つかった経路を採用する手段と、
    を有する通信ノード。
  17. 終点ノードまでの現用パス及び予備パスを設定し、前記現用パスに障害が発生すると前記予備パスに切り換える通信ノードであって、
    パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報を、前記資源の故障率に応じた個数だけ、前記リンク群に割り当てる手段と、
    前記経路計算に際して、前記現用パスの経路上の全てのリンクと前記予備パスの経路上の全てのリンクとの間で重複する危険共有資源グループ識別情報の個数が最小となるように、前記現用パスと前記予備パスの経路を計算する手段と、
    を有する通信ノード。
  18. 終点ノードまでの現用パス及び予備パスを設定し、前記現用パスに障害が発生すると前記予備パスに切り換えるよう構成され、ある現用パス群に対応する予備パス群の経路がある区間で重複する場合、この重複区間において前記予備パス群の間で同一資源を共有するようにした通信ノードであって、
    パスの経路計算に用いられるリンク属性の設定に際して、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報を、前記資源の故障率に応じた個数だけ、前記リンク群に割り当てる手段と、
    Mを1以上の整数として、前記予備パス群の間での資源共有においては、前記現用パス群の経路の間で重複する危険共有資源グループ識別情報の数がM個以下であるときに資源の共有を許容する手段と、
    を有する通信ノード。
  19. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいてあるパスの経路を計算する際に用いられるリンク属性の一つであり、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報を設定する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記危険共有資源グループ識別情報の数を、前記資源の故障率に応じて各リンク群に割り当てる処理を実行させるプログラム。
  20. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記現用パスの経路上の全てのリンクと前記予備パスの経路上の全てのリンクとの間で、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報の重複個数が最小となるように経路計算をなす処理を実行させるプログラム。
  21. ノードと前記ノード間を接続するリンクとを含む通信ネットワークにおいて起点ノードと終点ノードとが等しい現用パス及び予備パスの経路を計算する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    Nを0以上の整数として、前記現用パスの経路上の全てのリンクの、資源を共有するリンク群を示す危険共有資源グループ識別情報と、前記予備パスの経路上の全てのリンクの危険共有資源グループ識別情報との間でN個以下の重複を許すという制約の下で、整数Nを0から順に1ずつ増やしつつ前記現用パスと前記予備パスの経路を計算する処理と、
    最初に見つかった経路を採用する処理と、
    を実行させるプログラム。
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