JP6393247B2 - 伝送パスの管理装置および管理方法 - Google Patents
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Description
従来、1つのリンクに複数の予備パスが収容される場合に、リンクやノードの一重障害または支障移転に対するトラヒック疎通を担保しつつも予備パス用に確保する帯域を削減する「シェアードプロテクション手法」が知られている(非特許文献1参照)。
また、本発明に係る伝送パスの管理装置は、プライマリの伝送パスが使用可能な場合には、セカンダリの伝送パスの転送優先度をプライマリの伝送パスの転送優先度と比較して低く設定し(例えば、低優先設定)、一方、プライマリの伝送パスが使用不能な場合には、プライマリの伝送パスと同じグループに属するセカンダリの伝送パスの転送優先度をプライマリの伝送パスの転送優先度と同じに設定する(例えば、低優先設定の解除)。それにより、共用で割り当てられた帯域を他のセカンダリの伝送パスに対して優先して使用してトラヒックが転送されるので、障害が発生したプライマリの伝送パスと同じグループの伝送パスのトラヒック疎通が担保される。
本発明では、通信ネットワークにおいて、異なる経路をとる複数の伝送パスをグルーピングし、グループ毎に指定された帯域を確保する。このグループ内の伝送パスには、プライマリパスとセカンダリパスとの何れかが指定されている。プライマリパスに指定された伝送パスに対しては、それぞれ単独の帯域を割り当て、一方、セカンダリパスに指定された伝送パスに対しては、複数の伝送パスで共用する帯域を割り当てる。
なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、本実施形態では、本発明と直接的に関連しない構成や周知な構成については、説明を省略する場合がある。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
図1を参照して、実施形態に係る通信ネットワーク1について説明する。図1は、実施形態に係る通信ネットワーク1を説明するための図であり、(a)は通信ネットワーク1の構成例であり、(b)は通信ネットワーク1のトラヒックの構成例である。
図1(a)に示す通信ネットワーク1は、通信端点2と、ルータ3と、伝送装置4と、伝送NW管理装置5とを備えて構成される。通信ネットワーク1には、伝送パスが物理網上に設定され、その伝送パスが上位のレイヤ(例えば、IPレイヤ)では論理的なリンクを構成する。
パケット送受信部22は、自身が送信側である場合に、データにIPヘッダ(図1(b)参照)を付加したパケットを生成し、生成したパケットをルータ3に対してトラヒックとして送信する。また、パケット送受信部22は、自身が受信側である場合に、ルータ3からトラヒックとしてのパケットを受け取り、受け取ったパケットからIPヘッダを除去してデータを取得する。
パケット転送部32は、通信端点2、ルータ3、伝送装置4のいずれかからIPパケットを受信時に、IPアドレスに基づいて転送先を決定し、パケットを送信する。これにより、ルータ3は、通信端点2、ルータ3、伝送装置4のいずれかに対してIPパケットを送信する。
MPLS−TPフレーム転送部42は、MPLS−TPパスの端点である場合、ルータ3から受信したIPパケットにMPLS−TPヘッダ(図1(b)参照)を付加し、他の伝送措置4から受信したMPLS−TPフレームからMPLS−TPヘッダを除去してルータ3に送信する。また、MPLS−TPパスの端点あるいは中継点のいずれの場合も、MPLS−TPヘッダ内のラベル(図1(b)参照)を識別し、ラベルの内容に基づいて次の伝送装置4や受信側のルータ3にパケットを転送する。その際に、MPLS−TPフレーム転送部42は、MPLS−TPヘッダ内のTC(図1(b)参照)を用いて、伝送パスにトラヒックを流す優先度合いを変更する。
伝送NW管理装置5の記憶部51には、グルーピングおよびプライマリ属性情報51aと、グループ確保帯域情報51bと、伝送パス割り当て帯域情報51cと、伝送パス割り当て転送優先度情報51dとが記憶されている。また、伝送NW管理装置5の制御部52は、グルーピング部53と、帯域確保部54と、帯域割当部55と、転送優先度設定部56と、転送優先度通知部57とを備える。制御部52が備えるこれらの機能は、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。
グルーピング部53は、異なる経路をとる複数の伝送パスをグルーピングし、伝送パス毎にプライマリまたはセカンダリの優先属性を設定するものである。グルーピング部53によりグルーピングされたグループの情報および優先属性は、グルーピングおよびプライマリ属性情報51aとして記憶部51に記憶される。
帯域割当部55は、プライマリの伝送パスに対してグループ毎に指定された帯域を割り当て、セカンダリの伝送パスに対してそれぞれのグループに指定された帯域の総和より小さい帯域を共用として割り当てる。帯域割当部55により割り当てられた帯域の情報は、伝送パス割り当て帯域情報51cとして記憶部51に記憶される。
図8および図9(適宜、図2ないし図4を参照)を参照して、通信ネットワーク1におけるトラヒックの流れを説明する。図8は送信側のトラヒックの流れを説明するシーケンス図であり、図9は受信側のトラヒックの流れを説明するシーケンス図である。ここでは、図2に示す通信端点21から通信端点22に流れるトラヒックに着目して説明を行うことにする。
通信端点21のパケット送受信部22から送信されたパケットは、ルータ39に到達する(ステップS10)。ルータ39のパケット転送部32は、通信端点21から受信したパケットのIPアドレスに基づき、ルータ31およびルータ37にパケット単位で振り分け、振り分けられたパケットはルータ31,37に到達する(ステップS20)。ルータ31のパケット転送部32は、ルータ39から受信したパケットを伝送装置41に送信する(ステップS30A)。一方、ルータ37のパケット転送部32は、ルータ39から受信したパケットを伝送装置47に送信する(ステップS30B)。
図6に示すように、第1論理リンクに障害(故障)が発生し、第1論理リンクが使用不能になったとする。ここで、通信ネットワーク1では、第1論理リンクの障害をトリガにして、通信端点21と通信端点22間の通信経路が、第1論理リンク経由の経路から第4論理リンク経由の経路に切り替わることを前提とする。この通信経路の切り替えは特に限定されず、種々の方法で行うことが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
また、本発明で用いた転送優先度をTCフィールド以外に設定するようにしてもよい。例えば、本発明で用いた転送優先度をラベルの一部の領域に設定するようにすることも可能である。
2 通信端点
3 ルータ
4 伝送装置
5 伝送NW管理装置(管理装置)
51a グルーピングおよびプライマリ属性情報
51b グループ確保帯域情報
51c 伝送パス割り当て帯域情報
51d 伝送パス割り当て転送優先度情報
53 グルーピング部
54 帯域確保部
55 帯域割当部
56 転送優先度設定部
57 転送優先度通知部
Claims (4)
- 通信ネットワークにおいて、始点および終点を共通にする伝送パスをグルーピングし、パス毎にプライマリまたはセカンダリの優先属性を設定するグルーピング部と、
グループ毎に指定された帯域を確保する帯域確保部と、
各グループのプライマリの伝送パスにはグループ毎に指定された帯域を割り当て、複数のグループのセカンダリの伝送パスを共通の経路に割り当てておき、前記共通の経路に割り当てられた複数のセカンダリの伝送パスにはそれぞれのグループに指定された帯域の総和より小さい帯域を共用として割り当てる帯域割当部と、
プライマリの伝送パスに設定する転送優先度の設定に比較して、セカンダリの伝送パスに設定する転送優先度の設定を低くし、プライマリの伝送パスが使用不能になった場合に、同じグループに属するセカンダリの伝送パスの転送優先度の設定をプライマリの伝送パスの設定に合わせる転送優先度設定部と、
を備えることを特徴とする伝送パスの管理装置。 - 前記グルーピング部は、伝送パスの上位レイヤ網が冗長経路を持つ場合、上位レイヤ網において冗長となる経路の複数の伝送パスが同じグループになるようにグルーピングする、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送パスの管理装置。 - 伝送パスの管理装置による管理方法であって、
前記伝送パスの管理装置は、
通信ネットワークにおいて、始点および終点を共通にする伝送パスをグルーピングし、パス毎にプライマリまたはセカンダリの優先属性を設定し、
グループ毎に指定された帯域を確保し、
各グループのプライマリの伝送パスにはグループ毎に指定された帯域を割り当て、複数のグループのセカンダリの伝送パスを共通の経路に割り当てておき、前記共通の経路に割り当てられた複数のセカンダリの伝送パスにはそれぞれのグループに指定された帯域の総和より小さい帯域を共用として割り当て、
プライマリの伝送パスに設定する転送優先度の設定に比較して、セカンダリの伝送パスに設定する転送優先度の設定を低くし、プライマリの伝送パスが使用不能になった場合に、同じグループに属するセカンダリの伝送パスの転送優先度の設定をプライマリの伝送パスの設定に合わせる、
ことを特徴とする伝送パスの管理方法。 - 伝送パスの上位レイヤ網が冗長経路を持つ場合、上位レイヤ網において冗長となる経路の複数の伝送パスが同じグループになるようにグルーピングする、
ことを特徴とする請求項3に記載の伝送パスの管理方法。
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