JP4460925B2 - 印刷機のインキ装置を制御する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提項に記載の、印刷機インキ装置を制御する方法に関するものである。
特許文献1には、印刷インキがインキ攪拌装置によってインキつぼの中でかき混ぜられる、コンディショニング方法が開示されている。その不都合な点は、特に、印刷インキをコンディショニングするために、このようなインキ攪拌装置を必ず設けなくてはならないことである。同文献に記載されているインキ攪拌装置は、インキ攪拌装置をインキつぼから離れるように揺動させることで、インキつぼへのアクセス性を良くすることができるようにインキ出しローラのジャーナルに揺動可能に配置されている。インキ攪拌装置を揺動するようにジャーナルで支持することは、そのために必要な、空いている構造スペースがあることが前提になるが、すべての印刷機にそうした構造スペースがあるわけではない。したがって、インキ攪拌装置は、必要な構造スペースを有していない印刷機へ後付けするには不向きである。そうでない場合、つまりインキ攪拌装置の揺動可能な支持を行わない場合、インキ攪拌装置をインキつぼから押し離すことができなくなるので、インキつぼへのアクセス性が制約されてしまう。しかし、たとえばインキつぼの中にある印刷インキのインキ交換のようにインキつぼで行われるべき保守作業のためには、インキつぼへの良好なアクセス性が必要である。前述したインキ交換との関連で、インキ攪拌装置のさらに別の欠点も明らかとなる。インキ交換のときにインキつぼから取り出される古い印刷インキが付着した残留印刷インキによって、インキ交換のときにインキつぼに充填される新しい印刷インキを汚さないようにするために、印刷インキの中に浸けられるインキ攪拌部材をインキ交換のたびに洗浄しなければならない。このように、インキ攪拌装置の使用は高い保守コストを生じさせる。
これよりも関係の薄い従来技術が、特許文献2および特許文献3に記載されている。
ドイツ特許出願公開明細書3933388A1 ドイツ特許出願公開明細書4019608A1 ドイツ特許出願公開明細書4116989A1
本発明の目的は、デバイス工学のコストがいっそう小さい、印刷機のインキ装置を制御する方法を提供することである。
この目的は、
別のローラによるインキ出しローラからの印刷インキの取出しが中止された状態に保たれ、
それと同時に、インキ出しローラがインキコンディショニング回転数で回転し、その際、印刷インキがインキ出しローラの回転によって、インキ出しローラと調量装置の間にある調量間隙を通り抜け、インキつぼの中から外へ運ばれ、その後再びインキつぼ内に戻され、
それと同時に、調量装置の外側の輪郭であるコンディショニングプロフィルにしたがって調量装置が制御され、このコンディショニングプロフィルによって調量間隙が少なくとも一時的に、かつ最大幅にはかないことによって、
印刷インキが印刷開始前にインキコンディショニングされ、印刷インキの粘度がインキ出しローラの調量装置との協働によって下げられる、
ことを特徴とする、請求項1の特徴を有する、印刷機のインキ装置を制御する本発明の方法によって達成される
本発明による方法のコスト面での利点は、専用のインキ攪拌装置を使用せずにすむという点にある。つまり、本発明の方法が実施される印刷機は、このようなインキ攪拌装置をまったく必要としない。印刷インキをコンディショニングする本発明の方法では、インキ攪拌装置に代えて、すでに印刷機にもともと設けられている装置、すなわち調量装置、インキ出しローラ、および、たとえばインキ移しローラであってよい別のローラしか使用されない。ただし、もともと設けられているこれらの装置は、本発明により、これまで知られていなかった目的のために利用され、そのために、通常とはまったく異なるやり方で制御される。
本発明に基づいて実施されるコンディショニングは、印刷インキが液体せん断応力を受けるという結果をもたらし、この液体せん断応力は、一般に、このコンディショニングの過程で印刷インキの粘性が低下するという結果をもたらす。このようなコンディショニングは、印刷インキがインキつぼからインキ装置の主要部分へ流入する前に行われ、すなわち、インキ装置全体のインキ着けに必要となる、インキ装置ローラ列へのインキ流入よりも時間的に前に行われ、したがって、本刷りの開始よりも前に行われる。
コンディショニング方法を実施している間、インキつぼの中にある印刷インキの備蓄分は、実質的に一定に保たれる。インキつぼの中にある印刷インキの容積は、たとえばコンディショニング中にインキ出しローラによって下側でインキつぼから外に出た後に再び上側からインキつぼの中へ供給される、インキ出しローラ上での印刷インキの供給容積または循環容積が変化した場合に、せいぜいのところ、些細な程度に変動するにすぎない。インキつぼの中にある印刷インキ備蓄分を一定に保つために、別のローラはコンディショニング中には休止状態に保たれるので、別のローラは、印刷インキをインキ出しローラから取り出すことができない。別のローラがインキ移しローラである場合、印刷動作中にインキ出しローラとローラ列との間で往復して行われる、インキ移しローラのインキ移し運動を、コンディショニングの時間のあいだ停止させることができる。いずれにしても、別のローラが、別のローラの前に配置されたインキ出しローラから印刷インキを取り出すことが防止され、および/または別のローラの後に配置された、インキ装置のローラ列に印刷インキを渡すことが防止される。
インキ出しローラがコンディショニング中に回転するコンディショニング回転数は、コンディショニング時間全体にわたって一定に維持することができる。あるいはコンディショニング回転数は、たとえばコンディショニング時間の進行につれて、もしくはコンディショニング時間の増加につれて、コンディショニングの過程で変化してもよい。
一方では、調量装置の調量間隙が、コンディショニングの開始から終了まで一貫して開いているか、または、コンディショニングの時間全体の一部のあいだだけ開いているかのいずれかであることが、コンディショニングプロフィルに特有な点である。開き時間に関わるこの特徴は、調量装置のすべてのインキゾーンについて同様に当てはまる。他方では、印刷間隙がコンディショニング中に開いてはいるが決して完全には開かず、もしくは、構造的に可能であるはずの程度にまでは開かないことも、コンディショニングプロフィルに特有である。開き幅に関わるこの特徴も、調量装置のすべてのインキゾーンについて同様に当てはまる。
本発明の方法は、インキ攪拌装置が用いられる前述した従来技術に比べて、さらに次のような利点も有している。
インキつぼの保守という面からは、インキ攪拌装置の省略が可能なことによって、インキつぼへのアクセス性がいつでもまったく損なわれないという利点がある。本発明の方法で可能なインキ攪拌装置の省略の結果、インキ交換のときにもインキつぼを洗浄するだけでよく、インキ攪拌装置のインキ攪拌部材を洗浄する必要がなくなる。したがって、インキ交換が終わるのが早くなる。しかも、本発明の方法は印刷機への後付けにきわめて適している。このような後付けにあたっては、「ハードウェア」すなわち印刷機の機械部品に関わる印刷機の変更は必要なく、「ソフトウェア」に関わる変更しか行わなくてよい。印刷機の電子制御装置を再プログラミングすることによって、本発明の方法を、後付けがなされるべき印刷機で具体化することができる。もっとも単純な場合、印刷機の携帯型のデータ担体、たとえばフロッピーを、本発明による方法のプログラム進行を内容とするプログラムアップデートが含まれている新しいものと交換する。
次に、従属請求項に記載されている本発明の方法の有利な発展例について、一つずつ簡単に説明する。
コンディショニングの迅速な実施という点で有利な発展例では、コンディショニング回転数は、インキ出しローラの設定可能な最大回転数の少なくとも50%、有利には少なくとも90%である。一般に、インキ出しローラの回転数は、たとえばインキ出しローラを駆動するモータの出力能力といった設計条件によって上限が決まる。コンディショニング回転数は、こうした所与の設計条件や過負荷の安全面を考慮したうえで、できる限り高く選択される。換言すると、コンディショニング回転数は、上側の回転数限界をできる限りわずかしか下回らないように選択されるべきである。コンディショニング回転数が高いほど、コンディショニングが終わるのが早くなる。
印刷インキが強い流動学的応力をうけ、それによって効果的に液状化されるという点で有利な発展例では、コンディショニングプロフィルに応じて、調量装置のコンディショニング調量間隙幅が、調量装置の設定可能な最大調量間隙幅の0%よりも多く50%よりも少ない第1の値であり、その後、実質的にゼロである第2の値をとる。コンディショニングプロフィルに基づき、調量装置の各々のインキゾーン内部における調量装置のコンディショニング調量間隙幅もしくはコンディショニング開口幅は、少なくとも一時的に、調量装置の設定可能な最大開口幅もしくは最大調量間隙幅の0%から50%の間である。印刷インキは、すべてのインキゾーンで同時に第1の値に準じて設定される調量間隙を通して外へ押し出されるときに、激しく圧搾される。調量幅は、印刷インキが通過するために開いてはいるが、調量間隙が第1の値に準じて設定されているときには非常に狭い。最大調量間隙幅の50%よりも広く開いた、または完全に(100%)開いた調量間隙では生じないはずのこのような狭さにより、調量装置とインキ出しローラの間で行われる印刷インキの押込みもしくは圧搾が非常に強力になる。最大調量間隙幅は調量装置の設計条件によって決まり、たとえば、調量装置がインキ出しローラから離れるように位置調節されるとき、調量装置の調量部材の可能な調節距離が制限されることによって決まる。コンディショニングの第1の段階のとき、調量装置で第1の値が設定された状態に保たれた後、これに続く第2の段階で調量間隙が実質的に全面的に閉じられ、すなわち第2の段階では、回転するインキ出しローラは、事実上、調量間隙を通して印刷インキをインキつぼから外へ押し出さない。第2の段階では、インキ出しローラはどのインキゾーン内部でも、印刷インキを調量間隙に通過させてインキつぼから押し出すことができない。調量装置の1つの調量部材(たとえば調量ブレード)または複数の調量部材(たとえば調量偏心器)は、第2の段階の間、すべてのインキゾーン内部で、いわゆるインキつぼフィルムを介して間接的に、または直接的に、できる限りインキつぼローラに密着するように当て付けられる。第1の段階のときにインキ出しローラの上に形成される印刷インキ被膜は、第2の段階で調量装置によって、原理的には完全に再び掻き取られる。この掻き取りにより、インキ出しローラの上にある印刷インキと、インキつぼの中にある残りの印刷インキとのいっそう徹底的な交換が行われる。
同じく印刷インキの特別に効果的な液状化という点で有利な発展例では、コンディショニング調量間隙幅が、印刷インキのコンディショニング中に第1の値と第2の値を何度も交互にとる。その結果、すでに述べたようにインキ出しローラ上に被膜が形成される第1の段階と、同じくすでに述べたようにインキ出しローラから印刷インキが掻き取られる第2の段階とが、何度も連続して交代する。つまり、特に周期的に繰り返される、調量間隙の複数の開閉サイクルが意図され、これらの開閉サイクルの各々において、調量装置がまず部分的にのみ開き、その後で全面的に閉じられる。
このように、先ほど述べた発展例の説明から明らかなように、コンディショニングプロフィルは不動で静的なものではなく、すなわち、コンディショニング時間中にずっと同じ開口幅を維持するのではない。むしろコンディショニングプロフィルは、調量間隙の開口幅がコンディショニング時間中に少なくとも1回、存在しているインキゾーンの少なくとも大半において変化する、有利には存在しているインキゾーンの各々で変化する、可動で動的なマルチステップのプロフィルである。
同じく、機能的に非常に有利であることが実験で判明している発展例では、コンディショニングプロフィルは直線状である。したがって、コンディショニング中に調量装置はそのすべてのインキゾーンで、第1の段階では同じ程度だけ開き、第2の段階では同時に閉じられてよい。すなわち開口幅もしくは調量間隙幅は、コンディショニング中にどのインキゾーンでも、コンディショニング時間内に時点ごとに異なっていてよい実質的に同じ寸法を有している。このことは、たとえば調量装置の同期制御によって保証されていてよい。こうした同期制御によって、第1の値が設定されているときも第2の値が設定されているときも、そして有利には一方の値から他方の値へ移行している間にも、調量装置のすべての調量部材が互いに同期して同じ設定線の上でそれぞれ設定された状態に保たれる。
本発明に基づくやり方でコンディショニングされる、チキソトロピーを有する印刷インキは、たとえばオフセットインキ等の平版インキ、あるいは凸版インキであるのが好ましい。この印刷インキはペースト状であり、もしくは他の印刷インキに比べて粘度が高く、コンディショニング前の印刷インキの粘度は、コンディショニングの後よりもいっそう高い。
電子制御装置と、インキ出しローラおよびインキ出しローラに付属する調量装置および別のローラ(特にインキ移しローラ)を含むインキ装置とを備える印刷機も、本発明による方法自体の範囲を超えて本発明の範疇に含まれており、この印刷機は、制御装置が、本発明の方法またはその発展例の1つをプログラム制御で実施するときに、インキ装置を相応に制御するようにプログラミングされていることを特徴としている。
制御装置には、たとえばフロッピーやハードディスクにプログラムが格納されていてよく、このプログラムの各プログラムステップが本発明の方法の進行を制御する。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には、印刷機1が部分図で示されている。この部分図は、印刷機1のインキ装置2と、本発明の方法を制御するプログラムが内部に格納された電子制御装置3とを示している。インキ装置2は、印刷インキ5が中に充填された楔形のインキつぼ4と、インキつぼ4に付属するインキ出しローラ6とを含んでいる。
印刷インキ5は通常のオフセットインキであり、したがって、チキソトロピー特性を有している。
インキつぼ4は、印刷インキ5をゾーンごとにインキ調量するための調量装置7を含んでいる。インキ出しローラ6は温度調節剤循環路8に組み込まれており、その温度調節剤(水)は、インキ出しローラ6の内部に配置された温度調節剤通路9を通って流れ、その際に、インキ出しローラ6の外周表面を所要の程度だけ温度調節する。印刷運転時にインキ出しローラ6と周期的に転動接触するインキ移しローラ10も、インキ装置2の構成要素である。インキ装置2は、さらに別のローラ、たとえばインキ練りローラ、インキ着けローラ、中間ゴムローラなども含んでいるが、簡単のためにこれらは図には示していない。
さらに、印刷ユニットの壁部にあり、制御装置3に格納されているプログラムを始動させる役目をするスイッチ11が設けられている。これに代えて、スイッチ11は印刷機1の中央の制御卓に、たとえばいわゆるタッチスクリーンボタンの形態で設けられていてもよい。インキつぼ2には、インキつぼ2の中の印刷インキ5の実際温度、またはこれに代えてインキ出しローラ6の外周表面にある印刷インキ5の実際温度を測定する役目をする温度センサ12が付属している。
インキ出しローラ6の回転は電動モータ13によって駆動され、その消費電力が制御装置3によって測定される。モータ13とインキ出しローラ6との接続は、図1では仮想の線で模式的に示されている。
さらに、インキ出しローラ6の回転運動と、インキ移しローラ10の往復運動と、調量装置7の運動とが、図1に相応の運動矢印によって記号で図示されている。
図2には調量装置7が別の角度から図示されており、この角度からは、調量装置7が区分されている個々のインキゾーン14を見ることができる。これらのインキゾーン14は、調量偏心器、調量スライダ、調量舌部によって、または調量ブレードの屈曲部位によって、または、同じくインキ出しローラ6と平行な列として配置されたその他の調量部材によって規定されていてよく、本刷りのために必要な、もしくはその際に使用される印刷画像のために必要な、インキプロフィル15に応じて調整可能である。印刷インキ5がインキ出しローラ6によってインキつぼ4から押し出されるときに通過する、調量装置7とインキ出しローラ6の間に形成された調量間隙16は、各々のインキゾーン14で、その印刷画像に固有のインキ必要量に応じて異なる程度の広さだけ開いている。
図3は、調量装置7の両方の極端な設定のうちの一方を示しており、この極端な設定のとき、調量装置7はすべてのインキゾーン14で完全に閉じているので、調量装置7の各々の調量部材は、場合により調量部材とインキ出しローラ6の間にあるインキつぼフィルムを介して、それぞれのインキゾーンの幅全体にわたってインキ出しローラ6に当接している。
図4は、調量装置7の他方の極端な設定を示しており、この極端な設定のとき、調量装置7は各々のインキゾーン14の領域で、設計的に可能な程度まで開いている。
図5は、調量間隙16の開口幅wに関して両方の極端な設定(図3、図4参照)の間にある位置(「中間の」開口幅)を示している。図5に示す設定のとき、開口幅wは、図4に示す最大の開口幅wの約30%である。
後で説明する本発明の方法がより良く理解されるように、まず、その背景について説明する。
印刷インキ5の粘性は、特に、その印刷インキ5が、印刷機1のセットアップのときに初めてインキつぼ4に入れられたインキ(いわゆる缶から出したばかりのインキ)なのか、それとも、たとえば前日に、または進行中のシフト中に、すでに一定の時間のあいだインキつぼ4の中でインキ出しローラ6の回転によって柔らかく練られ、もしくは掻き回されて、液体せん断の負荷を受けているインキ(いわゆる前日インキ)なのかによって決まる。換言すると、(本発明による方法を適用せずに)印刷されるべき印刷インキ5の履歴は、安定した本刷り状態を実現するのに少なからぬ役割を演じることが認められている。印刷インキ5の状態が希薄な流体であればあるほど、被印刷体枚葉紙上の印刷画像における測定可能な光学的インキ濃度は高くなる。したがって、印刷インキ5の安定した粘性レベルまでできるだけ速やかに到達し、その後もこれを保つことが本刷りにとって特に重要である。粘性が実質的に変化しなくなる安定した粘性レベルに到達するための時間は、その時間内に印刷された被印刷体枚葉紙の枚数zに比例する。
図6は、縦軸がこのような枚葉紙の枚数zを表すグラフを示している。このグラフは、実験条件もしくは実験パラメータに関して互いに異なる印刷テストA,BおよびCを表す3本の棒を含んでいる。印刷テストBでは本発明の方法が適用されておらず、前日インキが印刷インキ5として用いられている。印刷テストCでは本発明の方法が同じく適用されておらず、缶から出したばかりのインキが使用されている。
これに対して、印刷テストAでは本発明の方法が適用されている。印刷テストAの図示した結果にとって、缶から出したばかりのインキを使っているか、それとも前日インキを使っているかは問題でなく、どちらの場合でも結果は同じである。印刷テストAで用いた印刷インキ5を、以下においては「コンディショニングされたインキ」と呼ぶ。このグラフから明らかなように、印刷機1は、本発明の方法を適用した印刷テストAでは、この方法を適用しない場合よりもはるかに短い時間、もしくはこれと比例する枚葉紙の枚数zしか要していない。印刷テストAではz=176枚、印刷テストBではz=291枚、印刷テストCではz=287枚の被印刷体枚葉紙が、安定した粘性レベルに達するまでに必要とされており、もしくは印刷されている。
上には挙げなかった他の実験条件、たとえば機械速度やインキ温度などは、当然、どの実験シリーズもしくは印刷テストA,B,Cでも互いに同じにしてある。
図7は、縦軸が印刷画像の光学濃度(ベタ濃度)を表すグラフを示している。このグラフも、すでに述べた印刷テストA,BおよびCを対象とするものであり、各々の印刷テストが1組の棒によって表されている。下付き数字100が付されている濃度測定値は、それぞれの印刷テストの100枚目の被印刷体枚葉紙(z=100)で検出されたものである。それに対して、他の濃度測定値A700,B700およびC700は、それぞれ枚葉紙の枚数z=700のときに測定されたものである。
図7から明らかなように、100枚目の被印刷体枚葉紙から700枚目の被印刷体枚葉紙までの光学的インキ濃度(すなわち印刷インキ5の粘性)は、印刷テストAでは、印刷テストBおよびCよりもはるかに変化が少ない。具体的には、測定値は次のとおりである:
100:DV=1.32
700:DV=1.47
100:DV=1.30
700:DV=1.54
100:DV=1.39
700:DV=1.60
図8に示すグラフは、本発明によって得られる利点をもっとも良く物語っている。このグラフは、光学インキ濃度DVを表す縦軸と、枚葉紙の枚数zを表す横軸とを有しており、いわば他の両方のグラフ(図6、図7参照)をまとめたものである。印刷テストA,B、およびCはグラフの曲線によって表されており、これらを相互に比較するとわかるとおり、本発明のやり方でコンディショニングされたインキ(印刷テストA)を使用すると、コンディショニングされていないインキ(印刷テストBおよびC)を使用した場合よりも約65%だけ早く、±4%の狭い許容範囲内でしか変動しない安定した粘性レベルに対応する定常的な本刷りインキ濃度もしくは最終インキ濃度に達している。
本発明によるインキコンディショニング方法は、次のように動作する。
印刷インキ5がインキ缶からインキつぼ4へ詰め替えられた直後、または、インキつぼ4の中の印刷インキが静止していたために調量間隙16で十分な程度にせん断されていない比較的長期の印刷運転中断の後、操作者により、スイッチ11の操作によってプログラムの進行が始められ、このプログラムによって、インキコンディショニングの個々のステップが自動的に行われる。
インキ出しローラ6の回転数nは、プログラムによって、印刷機1で設定可能な最大の回転数値、または少なくとも実質的に最大の回転数値にセットされ、そのために、制御装置3がモータ13を相応に制御する。このステップは、上側の曲線がインキ出しローラ6の回転数nを時間に依存して(横軸は時間tを秒単位で示す)表している図9のグラフにも、明らかに見ることができる。このグラフによれば、回転数nは、最大限設定可能な回転数の95%である。
このステップと同時に、または直前に、または直後に、いわゆるインキ流入に必要な流入プロフィル(図面には示さず)や、本刷りに必要なインキプロフィル15(図2参照)とは異なる、いわゆるコンディショニングプロフィル17が調量装置7で設定される、次のステップが行われる。インキプロフィル15とは対照的に、コンディショニングプロフィル17は一方では印刷画像に依存し、他方では動的である。
インキプロフィル15は、印刷機1のセットアップ時にそのつどの印刷ジョブのために設定がいったん行われた後は、場合により必要となる再調整もしくは修正を除けば、原則として変わらずに維持されるのに対して、コンディショニングプロフィル17は、印刷インキ5のコンディショニング中に、図5に示す状態から図3に示す状態へと何度も往復する。
制御装置3による調量装置7のこのような制御によって行われるコンディショニングプロフィル17の設定は、具体的には次のようにして行われる。すなわち、まず調量装置7のすべての調量部材が、各々のインキゾーン14で「中程度の」開口幅が生じるような、インキ出しローラ6に対する相対距離にセットされる。図9に示すグラフの下側の曲線は、コンディショニング段階の各々の時点の間において、すべてのインキゾーン14について同じ大きさの開口幅wを表している。さらに、このグラフから明らかなように、「中程度の」開口幅は、最大限設定可能な開口幅(図4参照)の30%である。「中程度の」開口幅が設定されると、すべての調量部材は一直線上に並び、もしくは同じ調整高さに並ぶ。「中程度の」開口幅は、単位時間につき印刷インキ5の最大限可能な容積割合が調量装置7とインキ出しローラ6の間でせん断され、それによって液状化(コンディショニング)されるように選択され、このとき、インキ出しローラ6の上にあるせん断されるべき印刷インキ5はインキ出しローラ6の回転の過程でインキつぼ4から押し出されて、せん断後に再びインキつぼ4の中に戻される。このように、インキつぼ4の中の印刷インキ備蓄分の上下の入れ替えが行われる。
プログラムに従って設定、実行される回数だけインキ出しローラ6が回転した後、次のステップですべてのインキゾーン14が閉じられ、すなわち、コンディショニングプロフィル17が第2の状態(図3参照)に移行する。その後、すべてのインキゾーン14が制御装置3によって、少なくともインキ出しローラ6が1回の完全な回転をする時間のあいだ閉じた状態に保たれ、その結果、この時間中には印刷インキ5がインキつぼ4からまったく押し出されない。このように閉じた状態に保つ方策によって、コンディショニングされるべき印刷インキ5が調量装置7によってインキ出しローラ6から掻き取られ、もしくは削り取られ、それによって、コンディショニング中の印刷インキ5のインキ交換が強化され、もしくは、印刷インキ5の容積割合のうち、すでに著しく液状化しているものと、まだそれほど著しく液状化していないものとの混ぜ合わせが強化される。
上に説明した各ステップをコンディショニング中に何度も順次実施することができ、それにより、インキゾーン14はサイクルごとに、もしくは周期的に開閉される。
図9には複数回の、特に4回の、コンディショニング段階の周期的な開閉サイクルが、すなわち、閉じた状態(図3参照)から中程度に開いた状態(図5参照)へのコンディショニングプロフィル17の連続する変化がw(p)曲線で図示されている。前述したコンディショニング段階はおよそ3分から8分のあいだ続き、操作者がボタンを押す等によって、印刷動作を開始する信号を制御装置3に出すとすぐに、制御装置3によって自動的に中止される。この信号は、制御装置3が最後のステップで、相応の制御を通じて、本刷りに必要な回転数をインキ出しローラ6に与え、本刷りに必要なインキプロフィル15が設定され、インキ移しローラ10の往復運動(インキ移し運動)が開始され、それに伴って、インキ移しローラ10によるインキ出しローラ6からのインキの取出しが開始されるという結果をもたらす。その前のコンディショニング段階のあいだ、インキ移しローラ10は停止しているので、コンディショニング中にはインキ移しローラ10によるインキ出しローラ6からの印刷インキ5の取出しは行われていない。
本発明の方法の次のような変形例が、実際に即している。
さまざまなコンディショニングパラメータ、たとえばコンディショニング段階全体の時間、開閉サイクルの回数などは、そのつど最新の、すなわち印刷機1の直前の停止時間に応じて、制御装置3によって自動的に選択することができる。
さらに別の変形例は、インキ出しローラ6によって行われる攪拌もしくは混ぜ合わせ、およびインキ出しローラ6と調量装置7の連動で行われる印刷インキ5のせん断、すなわちチキソトロピーを利用して機械的に引き起こされる印刷インキの粘性低下が、熱によって引き起こされる粘性低下によっていっそう促進されることを内容としている。この目的のために、コンディショニング段階中に温度調節剤循環路および温度調節剤通路8,9によって、インキ出しローラ6の外周表面温度の実際値が、特定のローラ温度目標値に準じて制御もしくは調節された状態に保たれ、または、インキつぼ6の中にある印刷インキ5のインキ温度実際値が、特定の印刷インキ温度目標値に準じて制御もしくは調節された状態に保たれる。そのつどのケースで守られるべき目標値は、たとえば30℃であってよい。制御装置3は、そのつどの実際値が実質的に一定に保たれるように、上の例では約30℃になるように、温度調節剤循環路8を制御する(時点の制御)。
最後に、制御装置3がモータ13の消費電力の測定を通じて、印刷インキ5が十分な程度に液状化したと判定したちょうどそのときに、コンディショニング段階が制御装置3によって自動的に中止される変形例について述べておく。モータ13の消費電力は、印刷インキ5の粘度に比例している。印刷インキ5にまだ比較的粘性があるとき、モータ13は、印刷インキ5の流動学的抵抗に抗してインキ出しローラ6を回転させるために多くのエネルギーを必要とする。それに対して、印刷インキ5にすでに比較的流動性があれば、モータ13は、インキ出しローラ6を回転させて印刷インキ5の流動学的抵抗を克服するのに少ないエネルギーしか必要としない。このような関係が、モータの消費電力に依存するコンディショニング制御にあたって利用される。
印刷機を示す部分図である。 印刷機の調量装置を、この調量装置のさまざまな設定を示す図である。 印刷機の調量装置を、この調量装置のさまざまな設定を示す図である。 印刷機の調量装置を、この調量装置のさまざまな設定を示す図である。 印刷機の調量装置を、この調量装置のさまざまな設定を示す図である。 本発明の方法の有利な作用、および、本方法と、これとは異なる方法との比較を示すさまざまなグラフである。 本発明の方法の有利な作用、および、本方法と、これとは異なる方法との比較を示すさまざまなグラフである。 本発明の方法の有利な作用や、および、本方法と、これとは異なる方法との比較を示すさまざまなグラフである。 本発明の方法の有利な作用や、および、本方法と、これとは異なる方法との比較を示すさまざまなグラフである。
符号の説明
1 印刷機
2 インキ装置
3 制御装置
4 インキつぼ
5 印刷インキ
6 インキ出しローラ
7 調量装置
8 温度調節剤循環路
9 温度調節剤通路
10 インキ移しローラ
11 スイッチ
12 温度センサ
13 モータ
14 インキゾーン
15 インキプロフィル
16 調量間隙
17 コンディショニングプロフィル

Claims (9)

  1. インキつぼ(4)と、インキ出しローラ(6)と、複数のインキゾーン(14)に分割された調量装置(7)と、印刷運転中に印刷インキ(5)を前記インキ出しローラ(6)から取り出す別のローラを(10)を含む、印刷機(1)のインキ装置(2)制御する方法において、
    前記の別のローラ(10)による前記インキ出しローラ(6)からの前記印刷インキ(5)の取出しが中止された状態に保たれ、
    それと同時に、前記インキ出しローラ(6)がコンディショニング回転数で回転し、その際、前記印刷インキ(5)が前記インキ出しローラ(6)の回転によって、前記インキ出しローラ(6)と前記調量装置(7)の間にある調量間隙(16)を通り抜け、前記インキつぼ(4)の中から外へ運ばれ、その後再び前記インキつぼ(4)内に戻され、
    それと同時に、前記調量装置(7)の外側の輪郭であるコンディショニングプロフル(17)にしたがって前記調量装置(7)が制御され、このコンディショニングプロフィルによって調量間隙(16)が少なくとも一時的に、かつ最大幅にはかないことによって、
    前記印刷インキ(5)が印刷開始前にコンディショニングされ、前記印刷インキ(5)の粘度が前記インキ出しローラ(6)の、前記調量装置(7)との協働によって下げられる
    ことを特徴とする、印刷機のインキ装置を制御する方法。
  2. 前記コンディショニング回転数が、前記インキ出しローラ(6)の設定可能な最大回転数の少なくとも50%である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コンディショニング回転数が、前記インキ出しローラ(6)の設定可能な最大回転数の少なくとも90%である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記コンディショニングプロフィル(17)にしたがって、前記調量装置(7)のコンディショニング調量間隙幅(w)が、0よりも大きく、前記調量装置(7)の設定可能な最大調量間隙幅の50%よりも小さい第1の値であり、その後、事実上、前記調量間隙を通して印刷インキが前記インキつぼから外へ押し出されない第2の値をとる、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記コンディショニング調量間隙幅(w)が、前記印刷インキ(5)のコンディショニング中に、前記第1の値と前記第2の値を交互に何度もとる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記コンディショニングプロフィル(17)がコンディショニング中に変化する、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記コンディショニング調量間隙幅(w)はコンディショニング中にどのインキゾーンでも、コンディショニング時間内に時点ごとに異なっていてよい同じ寸法を有している、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記印刷インキ(5)がチキソトロピーを有している、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 電子制御装置(3)と、インキ出しローラ(6)および前記インキ出しローラ(6)に付属する調量装置(7)および別のローラ(10)を含むインキ装置(2)とを備える印刷機(1)において、
    前記電子制御装置(3)が、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法をプログラム制御で実施するときに、前記インキ装置(2)を相応に制御するようにプログラミングされていることを特徴とする印刷機。
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