JP4457768B2 - エキシマランプ - Google Patents

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Description

本発明はエキシマランプに関し、詳しくは、円筒状の外側管および円筒状の内側管が同軸上に配置された二重管構造のエキシマランプに関する。
現在、例えば液晶表示パネルのガラス基板の紫外線照射による洗浄工程、または光化学反応における紫外線の照射工程などにおいては、波長200nm以下の真空紫外光を被処理体に照射する方法が利用されており、真空紫外光を照射する装置としては、エキシマ放電によってエキシマ分子を形成し、当該エキシマ分子から放射される光を利用するエキシマランプを光源として具えてなるものが用いられている。
エキシマランプのある種のものは、例えば図1を参照して説明すると、例えば石英ガラスよりなる円筒状の外側管(12)と、この外側管(12)内においてその管軸に沿って配置された、当該外側管(12)の内径より小さい外径を有する例えば石英ガラスよりなる円筒状の内側管(13)とを有し、外側管(12)と内側管(13)とが両端部において溶融接合されて外側管(12)と内側管(13)との間に環状の放電空間(S)が形成されてなる二重管構造の放電容器(11)を備えており、例えば金網などの導電性材料よりなる網状の一方の電極(15)が外側管(12)の外周面に密接して設けられていると共に例えばアルミニウム板よりなる他方の電極(16)が内側管(13)の内周面に密接して設けられており、放電空間(S)内に、例えばキセノンガスなどのエキシマ放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガスが充填されて、構成されている(例えば特許文献1および特許文献2参照。)。
このようなエキシマランプにおける放電容器は、例えば次のようにして得ることができる。すなわち、例えば図9に示すように、各々肉厚の大きさが略同等であり、外径の大きさが異なる2本の円筒状の素管70、71を用意し、内側管を構成する一方の素管71の両端部をその径方向外方に湾曲させて屈曲部分72を形成し、2本の素管70、71の両端部を管軸方向外方側から適宜の加熱手段75によって加熱することにより溶融させて外側管を構成する他方の素管70の内周面70Aと内側管を構成する一方の素管71における屈曲部分72の先端面72Aを接合し、これにより、外側管の内周面と内側管の外周面との間に密閉状態とされた環状の放電空間を有する放電容器が得られる。ここに、外側管を構成する他方の素管70の肉厚の大きさt1と、内側管を構成する一方の素管71の肉厚の大きさt2は、例えば略同等の大きさとされている。
近年、例えば液晶表示パネルのガラス基板の洗浄装置の光源として用いられるエキシマランプにおいては、ガラス基板の大型化に伴って大面積の光放射領域が得られるよう長尺化しており、例えば全長が800mm以上のものが求められている。
このような長尺のエキシマランプにおいては、エキシマランプ全体の機械的強度および外側管と内側管との接合強度の観点から、外側管の肉厚が大きく、内側管の肉厚が外側管の肉厚に比して小さい構成とすることが必要とされる。内側管の肉厚の大きさを小さくする理由について具体的に説明すると、エキシマランプを十分な機械的強度を有するものとするために、外側管および内側管の両方を肉厚が大きいものとした場合には、内側管が外側管との接合部分のみによって支持される構造とされているので、その自重によって接合部の強度が低下してしまうからである。
また、このような場合に限られず、外側管の肉厚の大きさと内側管の肉厚の大きさが異なる状態で放電容器を構成することが必要とされる場合も少なくない。例えば短尺のものの場合には、内側管の肉厚の大きさが大きく、外側管の肉厚の大きさが内側管の肉厚より小さい構成とされる。この理由は、外側管の肉厚の大きさを小さくすることにより、光透過率が高くなり、高い光出力を得ることができるからである。
しかしながら、互いに肉厚の大きさが異なる外側管および内側管を接合するに際しては、接合部に係る加熱部分における外側管と内側管との熱容量の大きさが異なるので、両者を均一に加熱することができず、十分な接合強度が得られなかったり、変形や歪みが接合部に発生したりするなどの問題が生じやすく、エキシマランプの搬送時または取り付け時、あるいは、点灯初期時に、接合部の構造上の問題に起因して放電容器が破損することがある、という問題がある。
一方、エキシマランプ全体に十分な機械的強度を確保することができるならば、外側管および内側管を薄肉化することが望ましい。この理由は、電気的効率が低下することを抑制することができるからである。
しかしながら、上述したように、外側管と内側管との肉厚差が大きいものを溶融接合する場合には、薄肉のものが過度に溶融されるので、接合すること自体が困難となる場合がある。
上記のような問題は、放電容器を構成する外側管および内側管のうち厚肉であるものの肉厚の大きさが、薄肉であるものの肉厚の大きさの例えば1.5倍以上となる構成である場合などに顕著に生ずるようになる。
特許第3252676号公報 特許第2951139号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、互いに中央領域部分における肉厚が異なる外側管および内側管による二重管構造のエキシマランプであって、外側管と内側管との接合部を十分に高い信頼性を有するものとして構成することができ、ランプの搬送時や取り付け時、あるいは点灯初期時に破損することを確実に防止することができるエキシマランプを提供することを目的とする。
本発明のエキシマランプは、各々ガラスよりなる外側管と内側管とが同軸上に配置され、両端部において溶融されて接合された二重管構造をなす放電容器を備え、外側管の外表面に一方の電極が設けられると共に内側管の内表面に他方の電極が設けられ、当該外側管と当該内側管の間に形成される放電空間内にエキシマ放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガスが充填されてなるエキシマランプにおいて、
外側管および内側管は、管軸方向における中央領域部分の肉厚が互いに異なるものであって、厚肉であるものの肉厚が、薄肉であるものの肉厚の大きさの1.5倍以上であり、 前記外側管と前記内側管との接合部分に係る外側管の肉厚と内側管の肉厚とが略同等の大きさであることを特徴とする。
本発明のエキシマランプは、各々、ガラスよりなる外側管と内側管とが同軸上に配置され、両端部においてガラスよりなる接合部材により溶融されて接合された二重管構造をなす放電容器を備え、外側管の外表面に一方の電極が設けられると共に内側管の内表面に他方の電極が設けられ、当該外側管と当該内側管の間に形成される放電空間内にエキシマ放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガスが充填されてなるエキシマランプにおいて、
前記外側管と前記内側管は、各々管軸方向に均一な大きさの肉厚であって、当該肉厚が互いに異なるものであって、厚肉であるものの肉厚が、薄肉であるものの肉厚の大きさの1.5倍以上であり、
外側管と接合部材との接合部分に係る外側管の肉厚と接合部材の肉厚とが略同等の大きさであり、かつ、接合部材と内側管との接合部分に係る接合部材の肉厚と内側管の肉厚とが略同等の大きさであることを特徴とする。
また、外側管および内側管のうちの薄肉であるものの中央領域部分における肉厚の大きさが0.5〜1.0mmである構成とされていることが好ましい。
本発明のエキシマランプによれば、外側管と内側管とを両端部において加熱溶融して接合するに際して、加熱部分における外側管と内側管の肉厚が略同等の大きさとされていることにより、当該加熱部分における外側管と内側管の熱容量の大きさが略等しくなって外側管および内側管を均一に加熱することができるので、変形や歪みが発生することを確実に抑制することができて安定した強固な接合状態を得ることができる結果、外側管と内側管との接合部を十分に高い信頼性を有するものとして構成することができ、従って、エキシマランプの搬送時または取り付け時、あるいは点灯初期時に、放電容器が破損することを確実に防止することができる。
また、本発明のエキシマランプによれば、外側管と内側管とが接合部材によって接合されてなる構成のものにおいて、外側管と接合部材との接合部分に係る外側管と接合部材の肉厚が略同等の大きさとされると共に接合部材と内側管との接合部分にかかる接合部材と内側管の肉厚が略同等の大きさとされていることにより、加熱部分における2つの部材の熱容量の大きさが略等しくなり、当該2つの部材を均一に加熱することができるので、変形や歪みが発生することを確実に抑制することができて安定した強固な接合状態を得ることができる結果、外側管と内側管との接合部を十分に高い信頼性を有するものとして構成することができ、従って、エキシマランプの搬送時または取り付け時、あるいは点灯初期時に、放電容器が破損することを確実に防止することができる。
以下、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明のエキシマランプの一例における構成の概略を示す説明用断面図である。
このエキシマランプ10は、例えば石英ガラスよりなり、管軸方向において均一な大きさの肉厚を有する円筒状の外側管12と、この外側管12内においてその管軸に沿って配置された、当該外側管12の内径より小さい外径を有する例えば石英ガラスよりなる円筒状の内側管13とを有し、外側管12と内側管13とが両端部において溶融接合されてなる二重管構造の放電容器11を備えている。
放電容器11を構成する内側管13は、両端部が径方向外方に拡がって伸びるよう湾曲されて形成された屈曲部分13Aを有するものであり、当該内側管13の屈曲部分13Aが外側管12と接合されることにより当該屈曲部分13Aにより端壁14が構成され、これにより、外側管12の内周面と内側管13の外周面との間に、気密に閉塞された環状の放電空間Sが形成されている。
放電容器11を構成する外側管12には、その外周面に密接して、例えば金網などの導電性材料よりなる網状の一方の電極(以下、「外部電極」という。)15が設けられており、内側管13には、その内周面に密接して、例えばアルミニウムよりなる、パイプ状あるいは断面において一部に切り欠きを有する概略C字状(樋状)の他方の電極(以下、「内部電極」という。)16が設けられている。そして、外部電極15および内部電極16は、例えば高周波電源よりなる電源装置(図示せず)に接続されている。
放電空間S内には、外部電極15と内部電極16との間で生ずるエキシマ放電によってエキシマ分子を形成する、例えばキセノンガスなどの放電用ガスが充填されている。
このエキシマランプ10においては、エキシマランプ10から放射されるエキシマ光を有効に利用することが可能なエキシマ光放射領域を構成する中央領域部分における外側管12の肉厚および内側管13の肉厚が互いに異なる大きさとされており、厚肉のものの肉厚が薄肉のものの肉厚の1.5倍以上の大きさとされている。この実施例においては、外側管12の肉厚の大きさt1が、内側管13の肉厚の大きさt2より大きい状態(t1≧1.5×t2)とされている(図2参照。)。
また、薄肉のものの肉厚の大きさ(この実施例においては内側管13の肉厚の大きさt2)は、例えば0.5〜1.0mmとされている。
なお、以下においては、特に言及する場合を除いて「肉厚」とは、エキシマランプ10の中央領域部分における肉厚をいう。
そして、外側管12と内側管13との接合部分に係る外側管12の肉厚と内側管13の肉厚は、略同等の大きさとされている。具体的には、図2を参照して説明すると、外側管12の端部における肉厚の大きさをt1、内側管13の屈曲部分の端部における肉厚の大きさをt3とすると、下記式(1)および式(2)のいずれか一方を満足する状態とされている。
式(1) |t1−t3|≦0.2×t1
式(2) |t1−t3|≦0.2×t3
上記構成のエキシマランプ10は、例えば次のようにして製造することができる。
すなわち、図2に示すように、予め、両端部を外端が径方向外方に拡がって延びるようラッパ状に加工して屈曲部分13Aを形成しておいた、内側管13を構成する円筒状の内側管構成用素管20を、当該内側管構成用素管20の外径より大きい内径を有する、外側管12を構成する円筒状の外側管構成用素管21の内部に挿入して同軸上に配置し、管軸方向外方側から例えばバーナーなどの加熱手段25によって加熱することにより、外側管構成用素管21の内周面21Aと内側管構成用素管20の屈曲部分13Aの先端面20Aとを溶着させ、これにより、外側管12と内側管13との間に管状の放電空間Sが形成された二重管構造の放電容器11が得られる。ここに、内側管構成用素管20は、例えば中央領域部分における肉厚の大きさがt2であり、当該中央領域部分に続く屈曲部分13Aが外端に向かうに従って肉厚が大きくなり接合部分に係る外端部の肉厚の大きさがt3であるものである。
外側管構成用素管21および内側管構成用素管20を加熱溶融するに際しては、加熱手段25によって加熱される加熱部分Hにおける熱容量の大きさの均一化を図る観点から、加熱部分Hにおける内側管構成用素管20の長さLが、外側管構成用素管21の肉厚の大きさt1の100%以上の大きさとされていることが好ましい。これにより、外側管構成用素管21と内側管構成用素管20とを、均一な加熱状態が得られた状態において、溶融接合することができる。
そして、上記のようにして得られた放電容器11における放電空間S内に適宜の放電用ガスを封入すると共に、外部電極15および内部電極16を所定の位置に配設することにより、図1に示すエキシマランプ10が得られる。
而して、上記構成のエキシマランプ10によれば、外側管12と内側管13とを両端部において加熱溶融して接合するに際して、加熱手段25によって加熱される加熱部分Hにおける外側管構成用素管21の肉厚t1と内側管構成用素管20における屈曲部分13Aの肉厚の大きさt3が略同等の大きさとされていることにより、当該加熱部分Hにおける外側管構成用素管21と内側管構成用素管20の熱容量の大きさを略等しい状態となって均一に溶融加熱することができるので、変形や歪みが発生することを確実に抑制することができて安定した強固な接合状態を得ることができる結果、外側管12と内側管13との接合部を十分に高い信頼性を有するものとして構成することができ、従って、エキシマランプ10の搬送時または取り付け時、あるいは点灯初期時に、放電容器11が破損することを確実に防止することができる。
以上においては、外側管の肉厚の大きさが内側管の肉厚の大きさより大きい構成の放電容器を備えてなるものについて説明したが、内側管の肉厚の大きさが外側管の肉厚の大きさより大きい構成の放電容器を備えてなるものについても同様の効果が得られる。
特に、本発明は、外側管および内側管のうちの薄肉のものの肉厚の大きさが0.5〜1.0mmであって、厚肉であるものの肉厚の大きさが薄肉であるものの肉厚の大きさの1.5倍以上である構成のもの、例えばエキシマランプ10の全長が1000mm以上である構成のものなどにおいて、極めて有用であり、エキシマランプ10全体に十分に高い機械的強度を確保しながら、外側管および内側管の接合部を十分に高い信頼性を有するものとすることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るエキシマランプは、外側管と内側管とが両端部において別個の接合部材により接合されて放電容器が構成されてなるものであり、その他の基本的な構成は図1に示すものと同様のものである。
具体的には、この第2実施形態に係るエキシマランプにおける放電容器は、図3に示すように、各々、管軸方向に均一な大きさの肉厚である外側管構成用素管31および内側管構成用素管30が、両端部において、例えば外側管構成用素管31および内側管構成用素管30と同じ材質例えば石英ガラスよりなる接合部材35により接合されてなる二重管構造のものである。この実施例においては、外側管構成用素管31の肉厚の大きさt1が内側管構成用素管30の肉厚の大きさt2より大きい状態(t1≧1.5×t2)とされている。
接合部材35は、一端部が径方向外方に拡がって延びるよう湾曲された屈曲部分36と、この屈曲部部分36と段部を介して連続する直管状部分37とを有する略短円筒状のものであり、外側管構成用素管31と接合されて端壁を構成する屈曲部分36の端部における肉厚の大きさt4が外側管構成用素管31の肉厚の大きさt1と略同等の大きさとされ、かつ、内側管構成用素管30と接合される直管状部分37の端部における肉厚の大きさt5が内側管構成用素管30の肉厚の大きさt2と略同等の大きさとされている。
すなわち、屈曲部分36の端部における肉厚と外側管構成用素管31の肉厚との肉厚差|t1−t4|が、外側管構成用素管31の肉厚の大きさt1または屈曲部分36の端部における肉厚の大きさt4の大きさの20%以下の大きさとされていると共に、直管状部分37の端部における肉厚と内側管構成用素管30の肉厚との肉厚差|t2−t5|が、内側管構成用素管30の肉厚の大きさt2または直管状部分37の端部における肉厚の大きさt5の大きさの20%以下の大きさとされている。
このような構成のエキシマランプは、図1に示すものを製造する場合と同様に、管軸方向外方側から例えばバーナーなどによって加熱することにより直管状の外側管構成用素管31の内周面31Aと接合部材35の屈曲部分36の先端面36Aとを溶着させると共に、径方向内方側から例えばバーナーなどによって加熱することにより内側管構成用素管30の外端面30Aと接合部材35における直管状部分37の先端面37Aとを溶着させ、これにより、外側管と内側管との間に管状の放電空間が形成された二重管構造の放電容器が得られる。
外側管構成用素管31と接合部材35とを接合するに際しては、加熱部分H1における熱容量の大きさの均一化を図る観点から、外側管構成用素管31と接合部材35との加熱部分H1における接合部材の長さL1が、外側管構成用素管31の肉厚の大きさt1の100%以上の大きさとされていることが好ましい。
また、接合部材35と内側管構成用素管30とを接合するに際しては、加熱部分H2における熱容量の大きさの均一化を図る観点から、内側管構成用素管30と接合部材35との加熱部分H2における接合部材35の長さL2Aおよび加熱部分H2における内側管構成用素管30の長さL2Bが同じ大きさであることが好ましい。加熱部分H2における接合部材35の長さL2Aおよび加熱部分H2における内側管構成用素管30の長さL2Bは特に制限されるものではないが、例えば内側管構成用素管30の肉厚の大きさt2の100%以上の大きさとされている。
これにより、外側管構成用素管31と接合部材35、および、接合部材35と内側管構成用素管30を、均一な加熱状態が得られた状態において、溶融接合することができる。
以上においては、外側管の肉厚の大きさが内側管の肉厚の大きさより大きい構成の放電容器を備えてなるものについて説明したが、外側管の肉厚の大きさt1が内側管の肉厚の大きさt2より小さい構成とされている場合(t1×1.5≦t2)についても同様である。すなわち、図4に示すように、接合部材45として、外側管構成用素管41と接合されて端壁を構成する屈曲部分46の端部における肉厚の大きさt4が外側管構成用素管41の肉厚の大きさt1と略同等の大きさとされ、かつ、内側管構成用素管40と接合される直管状部分47の端部における肉厚の大きさt5が内側管構成用素管40の肉厚の大きさt2と略同等の大きさとされたものが用いられ、外側管構成用素管41の内周面41Aと接合部材45の屈曲部分46の先端面46Aとを溶着させると共に、内側管構成用素管40の外端面40Aと接合部材45における直管状部分47の先端面47Aとを溶着させ、これにより、外側管と内側管との間に管状の放電空間が形成された二重管構造の放電容器が得られる。
外側管構成用素管41と接合部材45とを接合するに際しては、加熱部分H1における熱容量の大きさの均一化を図る観点から、外側管構成用素管41と接合部材45との加熱部分H1における接合部材45の長さL3が、加熱部分H1における外側管構成用素管41の肉厚の大きさt1の100%以上の大きさとされていることが好ましい。
また、接合部材45と内側管構成用素管40とを接合するに際しては、加熱部分H2における熱容量の大きさの均一化を図る観点から、内側管構成用素管40と接合部材45との加熱部分H2における接合部材45の長さL4Aおよび加熱部分H2における内側管構成用素管40の長さL4Bが同じ大きさであることが好ましい。加熱部分H2における接合部材45の長さL4Aおよび加熱部分H2における内側管構成用素管40の長さL4Bは特に制限されるものではないが、例えば内側管構成用素管40の肉厚の大きさt2の100%以上の大きさとされている。
これにより、外側管構成用素管41と接合部材45、および、接合部材45と内側管構成用素管40を、均一な加熱状態が得られた状態において、溶融接合することができる。
以上のように、外側管と内側管とが両端部において別個の接合部材により接合されて放電容器が構成されてなる本発明のエキシマランプによれば、外側管と内側管とが直接的に溶着されてなる第1実施形態に係るエキシマランプと同様に、外側管構成用素管31(41)と接合部材35(45)との加熱部分H1における外側管構成用素管31(41)と接合部材35(45)の肉厚の大きさが略同等の大きさとされると共に、接合部材35(45)と内側管構成用素管30(40)との加熱部分H2における接合部材35(45)と内側管構成用素管30(40)の肉厚が略同等の大きさとされていることにより、加熱部分H1、H2における2つの部材の熱容量の大きさが略等しくなって当該2つの部材を均一に加熱することができるので、変形や歪みが発生することを確実に抑制することができて安定した強固な接合状態を得ることができる結果、外側管と内側管との接合部を十分に高い信頼性を有するものとして構成することができ、従って、エキシマランプ10の搬送時または取り付け時、あるいは点灯初期時に、放電容器11が破損することを確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、第1実施形態に係るエキシマランプにおいては、外側管構成用素管として、その両端部が径方向内方に伸びるよう加工された屈曲部分を有するものであって、屈曲部分の先端部における肉厚が内側管構成用素管の肉厚と略同等の大きさのものを用い、内側管構成用素管として、管軸方向に均一な大きさの肉厚を有する直管状のものを用い、外側管構成用素管および内側管構成用素管が溶融接合されて放電容器が形成された構成のものであってもよい。
また、第2実施形態に係るエキシマランプにおいては、接合部材は、外側管および内側管の材質と同じものである必要はなく、例えば合成石英ガラス、溶融石英ガラス、耐紫外線性を有するガラス材料などよりなるものを用いることができる。
さらに、本発明に係るエキシマランプは、放電容器内の一端側において、当該放電容器の内側管の外周面から径方向外方に突出する隔壁が内側管の周方向の全周にわたって伸びるよう形成され、これにより、隔壁と放電容器の端壁との間に放電空間に連通する、例えば酸素、水素、一酸化炭素、水などの不純ガスを吸着するためのゲッター収容用補助空間が形成された構成のものとすることができる。
このような構成のものにおいては、図5に示すように、隔壁は、例えばガラスよりなる円板状の隔壁構成部材60が内側管の一部を構成する接合部材55の直管状部分57の外周面に溶着されることにより形成されるが、加熱部分における隔壁構成部材60の肉厚の大きさt6が接合部材55の直管状部分57における肉厚の大きさt5と略同等の大きさとされていることが好ましい。すなわち、接合部材55の直管状部分57における肉厚と隔壁構成部材60の肉厚との肉厚差|t5−t6|が、接合部材55の直管状部分57における肉厚の大きさt5または隔壁構成部材60の肉厚の大きさt6の20%以下の大きさとされていることが好ましい。これにより、加熱部分における接合部材55の熱容量と隔壁構成部材60の熱容量とが略同等の大きさとなって接合部材55と隔壁構成部材60とを、均一な加熱状態が得られた状態において、溶融接合することができる。
また、隔壁構成部材60の端面位置と接合部材55における直管状部分57の端面位置との離間距離の大きさdは、例えば内側管構成用素管40の肉厚の大きさt2の100%以上の大きさであることが好ましい。これにより、接合部材55と内側管構成用素管50とを溶着するに際して、加熱部分における隔壁構成部材60の熱容量の大きさが実質的に無関係となり、接合部材55と内側管構成用素管40との接合部に安定した強固な接合状態を得ることができる。
また、接合部材55における、外側管構成用素管41と接合される屈曲部分56の外端部の肉厚の大きさt4は、外側管構成用素管41の肉厚の大きさt1と略同等の大きさとされている。
また、第2実施形態に係るエキシマランプにおいては、図6に示すように、接合部材として円板状のものを用いることができる。
具体的に説明すると、この接合部材65は、外側管構成用素管41の内径に適合する大きさの外径寸法を有し、内側管構成用素管40の外径に適合する大きさの直径を有する内側管構成用素管嵌合用孔66が中央部に形成されている。
この接合部材65は、外側管構成用素管41と溶融接合される外周縁部分67の肉厚の大きさt7が外側管構成用素管41の肉厚の大きさt1と略同等の大きさとされ、かつ、内側管構成用素管40と溶融接合される内周縁部分(内側管構成用素管嵌合用孔の開口縁部分)68の肉厚の大きさt8が内側管構成用素管40の肉厚の大きさt2と略同等の大きさとされている。すなわち、外側管構成用素管41の肉厚と外周縁部分67の肉厚との肉厚差|t1−t7|が、外側管構成用素管41の肉厚の大きさt1または外周縁部分67の肉厚の大きさt7の20%以下の大きさとされていると共に、内側管構成用素管40の肉厚と内周縁部分68の肉厚との肉厚差|t2−t8|が、内側管構成用素管40の肉厚の大きさt2または内周縁部分68の肉厚の大きさt8の20%以下の大きさとされている。
接合部材65における外周縁部分67の大きさ(径方向長さ)は、接合部材65と外側管構成用素管41との接合部分における熱容量の大きさの均一化を図る観点から、外側管構成用素管41の肉厚の大きさt1の100%以上の大きさとされていることが好ましく、また、接合部材65における内周縁部分68の大きさ(径方向長さ)は、接合部材65と内側管構成用素管40との接合部分における熱容量の大きさの均一化を図る観点から、内側管構成用素管40の肉厚の大きさt2の100%以上の大きさとされていることが好ましい。
以下、本発明のエキシマランプの実施例について具体的に説明するが、本発明がこれによって制限されるものではない。
〔実施例1〕
図2に示されているように、全長が1000mm、外径が40mm、肉厚(t1)が2.5mm(t1=2.5×t2)である石英ガラスよりなる外側管構成用素管と、屈曲部分を含めた全長が1020mm、直管状部分の外径が20mm、直管状部分の肉厚(t2)が1.0mm、屈曲部分の端部における肉厚(t3)が2.2mm(t1−t3=0.12×t1)である石英ガラスよりなる内側管構成用素管とを用意し、外側管構成用素管と内側管素管とを両端部において溶着することにより、外側管の肉厚が内側管の肉厚より大きい二重管構造の放電容器を作製した。この放電容器の全長は1000mmである。
外側管構成用素管と内側管構成用素管とを接合するに際しての加熱処理条件は、加熱手段として酸水素バーナーを用い、加熱温度を2000℃、加熱時間を10分間とし、また、加熱部分における内側管構成用素管の径方向長さ(L)を4mm(1.6×t1)とした。
そして、図1に示す構成に従って、外部電極および内部電極を配設すると共に放電空間内に放電用ガスを充填することにより本発明に係るエキシマランプを製造した。
外部電極は、ステンレス鋼よりなる無端状の金網よりなる網状のものを用いた。
内部電極は、アルミニウム板を断面が略C字形状の樋状に加工したものを用いた。
放電用ガスとしては、キセノンガスを用い、26kPaの圧力で封入した。
このようにして得られたエキシマランプについて、静荷重破壊試験を行い、外側管と内側管との接合部の接合強度について評価を行ったところ、このエキシマランプにおける接合部は、最大で3kg・mのモーメントに耐えうる接合強度を有し、十分に高い信頼性を有するものであることが確認された。例えばエキシマランプを取り付ける際に、エキシマランプの接合部に作用するモーメントの大きさは、通常2kg・m程度である。
〔実施例2〕
外側管構成用素管として、全長が200mm、外径が15mm、肉厚(t1)が0.7mmであるものを用い、内側管構成用素管として、屈曲部分を含めた全長が210mm、直管状部分(中央領域部分)の外径が6mm、直管状部分の肉厚(t2)が1.5mm(t2=2.1×t1)、屈曲部分の端部における肉厚(t3)が0.8mm(t3−t1=0.14×t1)であるものを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、外側管の肉厚が内側管の肉厚より小さい二重管構造の放電容器を作製し、図1に示す構成に従って、外部電極および内部電極を配設すると共に放電空間内に放電用ガスを充填することにより本発明に係るエキシマランプを製造した。このエキシマランプにおける放電容器の全長は200mmである。
得られたエキシマランプにおける外側管と内側管の接合部について実施例1と同様の評価を行ったところ、このエキシマランプにおける接合部は、最大で2.5kg・mのモーメントに耐えうる接合強度を有し、十分に高い信頼性を有するものであることが確認された。
〔実施例3〕
図3に示されているように、全長が1000mm、外径が40mm、肉厚(t1)が2.5mm(t1=2.5×t2)である石英ガラスよりなる外側管構成用素管と、全長が900mm、外径が20mm、肉厚(t2)が1mmである石英ガラスよりなる内側管構成用素管と、屈曲部分を含めた全長が60mm、直管状部分の外径が20mm、屈曲部分の端部における肉厚(t4)が2.2mm(t1−t4=0.12×t1)、直管状部分の肉厚(t5)が1mm(t2=t5)である石英ガラスよりなる短円筒状の接合部材とを用意し、外側管構成用素管と内側管素管とを両端部において接合部材により溶着することにより、外側管の肉厚が内側管の肉厚より大きい二重管構造の放電容器を作製したこと以外は、実施例1と同様にして本発明に係るエキシマランプを製造した。このエキシマランプにおける放電容器の全長は1000mmである。
外側管構成用素管と接合部材とを溶着するに際しての加熱処理条件は、上記実施例1と同様(加熱温度を2000℃、加熱時間を10分間、加熱部分における接合部材の径方向の長さ(L1)が4mm(1.6×t1))であり、内側管構成用素管と接合部材とを溶着するに際しての加熱処理条件は、加熱温度を2000℃、加熱時間を5分間とし、加熱部分における接合部材の管軸方向の長さ(L2A)および内側管構成用素管の長さ(L2B)を3mm(3×t2)とした。
得られたエキシマランプにおける外側管と内側管の接合部について実施例1と同様の評価を行ったところ、このエキシマランプにおける接合部は、最大で3kg・mのモーメントに耐えうる接合強度を有し、十分に高い信頼性を有するものであることが確認された。
〔実施例4〕
外側管構成用素管として、全長が200mm、外径が15mm、肉厚(t1)が0.7mmであるものを用い、内側管構成用素管として、全長が180mm、外径が6mm、肉厚(t2)が1.5mm(t2=2.1×t1)であるものを用い、接合部材として、屈曲部分を含めた全長が15mm、直管状部分の外径が6mm、屈曲部分の端部における肉厚(t4)が0.8mm(t4−t1=0.14×t1)、直管状部分の肉厚(t5)が1.5mm(t2=t5)であるものを用いたこと以外は、実施例3と同様にして、外側管の肉厚が内側管の肉厚より小さい二重管構造の放電容器を作製し、図1に示す構成に従って、外部電極および内部電極を配設すると共に放電空間内に放電用ガスを充填することにより本発明に係るエキシマランプを製造した。このエキシマランプにおける放電容器の全長は、200mmである。
得られたエキシマランプにおける外側管と内側管の接合部について実施例1と同様の評価を行ったところ、このエキシマランプにおける接合部は、最大で2.5kg・mのモーメントに耐えうる接合強度を有し、十分に高い信頼性を有するものであることが確認された。
〔比較例1〕
上記実施例1において、図7に示されているように、内側管構成用素管(201)として、屈曲部分(202)の端部における肉厚の大きさ(t2)が1mm(t1−t2=0.6×t1,t1−t2=1.5×t2)であり、肉厚の大きさが全体的に均一であるものを用いたこと以外は、実施例1と同様にして比較用のエキシマランプを製造した。
得られた比較用のエキシマランプにおける外側管と内側管の接合部について実施例1と同様の評価を行ったところ、このエキシマランプにおける接合部は、1.5kg・m程度までのモーメントに耐えうる接合強度しか有さないものであることが確認された。
〔比較例2〕
上記実施例3において、図8に示されているように、接合部材(35A)として、屈曲部分(38)の肉厚の大きさ(t5)が1mm(t1−t5=0.6×t1,t1−t5=1.5×t2,t2=t5)であり、肉厚の大きさが全体的に均一であるものを用いたこと以外は、実施例3と同様にして比較用のエキシマランプを製造した。
得られた比較用のエキシマランプにおける外側管と内側管の接合部について実施例1と同様の評価を行ったところ、このエキシマランプにおける接合部は、1.5kg・m程度までのモーメントに耐えうる接合強度しか有さないものであることが確認された。
以上のように、本発明に係る実施例1〜実施例4のエキシマランプにおいては、放電容器における外側管と内側管との接合部が十分に高い信頼性を有することが確認され、エキシマランプの搬送時や取り付け時において当該接合部から放電容器が破損することが確実に防止されるものと想定される。
一方、比較例1および比較例2のエキシマランプにおいては、放電容器における外側管と内側管との接合部において、安定した強固の接合状態を得ることができないことが確認された。
本発明のエキシマランプの一例における構成の概略を示す説明用断面図である。 本発明のエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法の一例を示す説明図である。 本発明のエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法の他の例を示す説明図である。 本発明のエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法の更に他の例を示す説明図である。 本発明のエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法の更に他の例を示す説明図である。 本発明のエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法の更に他の例を示す説明図である。 比較例1に係るエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法を示す説明図である。 比較例2に係るエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法を示す説明図である。 従来のエキシマランプにおける放電容器を製造するに際しての、外側管構成用部材と内側管構成用部材との接合方法の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 エキシマランプ
11 放電容器
12 外側管
13 内側管
13A 屈曲部分
14 端壁
15 一方の電極(外部電極)
16 他方の電極(内部電極)
20 内側管構成用素管
20A 先端面
21 外側管構成用素管
21A 内周面
25 加熱手段
H 加熱部分
201 内側管構成用素管
202 屈曲部分
30 内側管構成用素管
30A 外端面
31 外側管構成用素管
31A 内周面
35 接合部材
35A 接合部材
36 屈曲部分
36A 先端面
37 直管状部分
37A 先端面
38 屈曲部分
H1、H2 加熱部分
40 内側管構成用素管
40A 外端面
41 外側管構成用素管
41A 内周面
45 接合部材
46 屈曲部分
46A 先端面
47 直管状部分
47A 先端面
55 接合部材
56 屈曲部分
57 直管状部分
60 隔壁構成部材
65 接合部材
66 内側管構成用素管嵌合用孔
67 外周縁部分
68 内周縁部分
70、71 素管
70A 内周面
72 屈曲部分
72A 先端面
75 加熱手段

Claims (2)

  1. 各々、ガラスよりなる外側管と内側管とが同軸上に配置され、両端部において溶融されて接合された二重管構造をなす放電容器を備え、外側管の外表面に一方の電極が設けられると共に内側管の内表面に他方の電極が設けられ、当該外側管と当該内側管の間に形成される放電空間内にエキシマ放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガスが充填されてなるエキシマランプにおいて、
    外側管および内側管は、管軸方向における中央領域部分の肉厚が互いに異なるものであって、厚肉であるものの肉厚が、薄肉であるものの肉厚の大きさの1.5倍以上であり、 前記外側管と前記内側管との接合部分に係る外側管の肉厚と内側管の肉厚とが略同等の大きさであることを特徴とするエキシマランプ。
  2. 各々、ガラスよりなる外側管と内側管とが同軸上に配置され、両端部においてガラスよりなる接合部材により溶融されて接合された二重管構造をなす放電容器を備え、外側管の外表面に一方の電極が設けられると共に内側管の内表面に他方の電極が設けられ、当該外側管と当該内側管の間に形成される放電空間内にエキシマ放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガスが充填されてなるエキシマランプにおいて、
    前記外側管と前記内側管は、各々管軸方向に均一な大きさの肉厚であって、当該肉厚が互いに異なるものであって、厚肉であるものの肉厚が、薄肉であるものの肉厚の大きさの1.5倍以上であり、
    外側管と接合部材との接合部分に係る外側管の肉厚と接合部材の肉厚とが略同等の大きさであり、かつ、接合部材と内側管との接合部分に係る接合部材の肉厚と内側管の肉厚とが略同等の大きさであることを特徴とするエキシマランプ。
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