JP4454981B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者に対して視認可能な位置に配置されて遊技を演出する演出装置を備えた遊技機に関するものである。
従来、一般に、遊技機の一例としてのパチンコ遊技機には、遊技盤に形成された遊技領域に可動体を備えた演出装置を設けることで、可動体の動きによって視覚的な興趣を向上するものが提案されている。このようなパチンコ遊技機には、画像表示部上で可動体を可動させると共に、可動体の動きを画像表示部の画像と対応させて行うことで、画像表示部の画像と可動体の動きとに一体感を持たせ、視覚的な興趣をより一層向上するもの(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
特開2001−25546号公報(第3−13頁、図2)
ところが、上記特許文献1の構成では、駆動源(ソレノイドやモータ)の駆動力を可動体に対して直接的に伝達することで可動体を可動させる構成となっていた。具体的には、ソレノイドのプランジャやモータの駆動軸を可動体に直結させていた。このため、駆動源と可動体とを連結するための連結機構を設ける必要があり、さらには、このような連結機構を設ける必要性から駆動源に対する可動体の設置位置が限定されていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、駆動源と可動体との連結機構を設けることなく、可動体の設置範囲を広げることができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、遊技者に対して視認可能な位置に配置されて遊技を演出する演出装置(例えば、演出装置140)を備えた遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、前記演出装置は、第1磁性体(例えば、磁石150)を有し、移動可能な可動体(例えば、可動体141)と、前記第1磁性体との間で吸引作用が働く第2磁性体(例えば、磁石160)を有し、駆動源(例えば、ソレノイド146)により駆動される可動部材(例えば、アーム部材147)と、前記可動体の移動方向を規制する移動規制部(例えば、可動体141のガイド突起151a,151bと後側収容体143のガイドレール部152a,152b)と、前記駆動源を駆動制御する駆動制御手段(主基板31のCPU56及び演出制御基板80のCPU83によってソレノイド146を駆動制御する機能)と、前記可動体を支持する支持手段(例えば、水144及び油145)と、を備え、前記支持手段は、比重及び液体色が異なる複数種類の液体(例えば、水144の「青色」、油145の「透明」)と、該複数種類の液体と前記可動体とを共に収容する収容体(例えば、収容体142,143)と、から構成され、該収容体の内部で比重により液体がそれぞれ分離されて複数の液体層となって当該複数の液体層に前記可動体が浮かぶようにし、(例えば、「青色」の水144が下側の液体層、「透明」の油145が上側の液体層を構成してその複数の液体層に可動体141が浮かぶ)、前記移動規制部は、前記可動体の裏面壁に上下方向に条設されたガイド突起(例えば、可動体141のガイド突起151a,151b)が前記収容体の内面壁に形成されたガイドレール部(後側収容体143のガイドレール部152a,152b)に係合されることにより、前記可動体の移動方向を上下方向に規制し、前記駆動制御手段は、前記駆動源を駆動制御することにより前記可動部材を動させ、前記第2磁性体の位置を前記第1磁性体との間で吸引作用が働かない位置(例えば、ソレノイド146がOFFしたときの磁石160の位置)から吸引作用が働く位置(例えば、ソレノイド146がONしたときの磁石160の位置)へ変化させることにより、前記複数の液体層に浮かんだ上方位置(例えば、可動体141が水144及び油145に浮いている状態となる位置)から前記ガイドレール部に沿って前記可動体を下方位置に移動させることを特徴とする。
また、請求項2の発明においては、前記第1磁性体及び前記第2磁性体は、それぞれ相互間で吸引作用が働くように配置された磁石により構成されることを特徴とする。
また、請求項3の発明においては、複数種類の識別情報(特別図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示装置(例えば、可変表示装置9)と、遊技球が入賞可能な始動入賞装置(例えば、可変入賞球装置15)と、該始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて前記可変表示装置の可変表示を制御する表示制御手段(主基板31のCPU56及び演出制御基板80のCPU83)と、を備え、前記演出装置は、前記始動入賞装置と一体的に設けられることを特徴とする。
また、請求項の発明においては、前記第1磁性体を磁石で構成し、前記可動部材は、前記第1磁性体としての磁石との間で反発作用が働くように配置された反発磁石(例えば、磁石161)を備え、前記反発磁石は、前記駆動制御手段が前記駆動源を駆動制御することにより前記可動部材を駆動させている状態から駆動させていない状態に戻すときに当該反発磁石の反発作用によって前記可動体を元の位置に戻すことを特徴とする。
また、請求項の発明においては、複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示装置と、遊技球が入賞可能な始動入賞装置と、該始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて前記可変表示装置の可変表示を制御する表示制御手段と、前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて前記表示結果をその導出以前に決定する表示結果事前決定手段(主基板31のCPU56によって表示結果を事前決定する機能)と、該表示結果事前決定手段によって前記可変表示装置に可変表示される識別情報の表示結果を特定表示結果(大当り図柄)とすることを決定したときに前記可変表示装置に前記特定表示結果が表示された後に遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する特定遊技制御手段(主基板31のCPU56によって特定遊技状態に制御する機能)と、を備え、前記表示制御手段は、複数種類のリーチ演出表示のいずれのリーチ演出表示を表示するかを選択するリーチ演出表示選択手段(SF1〜SF6のリーチ演出表示の制御処理)を含み、該リーチ演出表示選択手段は、前記表示結果事前決定手段が表示結果を前記特定表示結果とすることを決定したときには、前記複数種類のリーチ演出表示のうち所定のリーチ演出表示(リーチ3)を選択する割合が高くなるように設定された選択データ(リーチ判定値XD_TOK_HIa1、XD_TOK_HIa2に記憶されているデータ)を用いて選択を行い(リーチ判定用乱数C_RND_RCHの抽出においてリーチ判定値XD_TOK_HIa1,XD_TOK_HIa2を用いてリーチの選択を行う)、前記駆動制御手段は、前記リーチ演出表示選択手段によって選択されたリーチ演出表示の種類に応じて異なった駆動態様で前記駆動源を制御する(例えば、リーチ1のとき可動体141の可動なし、リーチ2のとき可動体141を1回可動、リーチ3のとき可動体141を2回可動)ことを特徴とする。
また、請求項の発明においては、前記可動体に光を照射して可動体を光装飾する発光部材(演出LED105a,105b)を備えたことを特徴とする。
また、請求項の発明においては、前記可動体の動きと連動させて動作させる可動装置(可動部材17及びモータ18)を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明においては、駆動源と可動体との連結機構を設けることなく駆動源の駆動力を可動体の移動動作に変換することができ、ひいては可動体の設置範囲を広げることができる。また、支持手段として複雑な部材を設けることなく液体の浮力によって可動体を支持することができ、ひいては演出装置の構成を簡素化することができる。また、比重の異なる各液体間の境界を基準線として可動体の動きを遊技者に見せることができるので、可動体の動きを分り易くできる。また、移動規制部により規制されている上下方向に沿って吸引作用が働く方向とすることにより、支持手段により支持されている支持位置から移動規制部により規制されている上下方向に沿って可動体を移動させることができるので、可動体の動きを安定させることができる。
また、請求項2の発明においては、第1磁性体及び第2磁性体に個々に吸引力を持たせることができるので、第1磁性体と第2磁性体との間で働く吸引作用を大きくすることができ、ひいては可動体を素早く動かすことができる。
また、請求項3の発明においては、遊技者の注目度が高い始動入賞装置と演出装置とを一体的に設けることで、可動体の動きを遊技者にアピールすることができる。具体的には、遊技者に可動体の動きを気付かせ易く、然も目を惹きつけ易くできるので興趣の向上が図れる。
また、請求項の発明においては、第1磁性体と反発磁石との反発作用を利用することで、可動体が可動部材から遠退く方向に可動する動きを素早く行わせることができる。
また、請求項の発明においては、特定表示結果となる割合が異なって設定されたリーチ演出表示の種類毎で可動体の可動態様を異ならせることで、遊技の興趣が向上できる。
また、請求項の発明においては、発光部材の光によって可動体を光装飾することができ、ひいては可動体の視覚効果を高めることができる。
また、請求項の発明においては、可動体と可動装置とを連動させることで、可動体の動きによる演出効果をより一層高めることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。先ず、遊技機の一例である第1種パチンコ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機を正面からみた正面図、図2は遊技盤の前面を示す正面図である。
パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示しない)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示しない)と、機構部品等が取り付けられる機構板と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤を除く)とを含む構造体である。
図1に示すように、パチンコ遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。遊技盤6は、それを構成する板状体(図示しない)と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。遊技盤6の前面には遊技領域7が形成されている。遊技領域7の中央付近には、特別図柄を個々に可変表示する「左」「中」「右」の可変表示部8a〜8cを含む可変表示装置9が設けられている。
可変表示装置9の外周部分には、装飾用の表飾り部材11が設けられている。表飾り部材11には、「釣りをするキャラクタ」が描かれると共にその「釣りをするキャラクタ」の手元には「釣竿」形状の可動部材17が取り付けられている。そして、可動部材17は、モータ18(図3参照)の駆動力により上下方向に可動するようになっており、このような可動部材17の動きによって「釣りをするキャラクタ」があたかも「釣竿」を上下させるような視覚演出を行うようになっている。なお、「釣竿」形状の可動部材17は、先端部分が後述する「浮き」形状の可動体141と同一鉛直線上に配置され、可動体141の上下方向への移動と連動するようになっている。
本実施形態では、「左」「中」「右」の3つの可変表示部8a〜8cにおいて図柄が全て同一図柄で揃うと大当りとなるように制御され、このうち予め定めた確変図柄(例えば、奇数数字の図柄)で揃うと確変大当りとなるように制御される。よって、本実施形態では、最終停止図柄となる中央の可変表示部8b以外(左右の飾り図柄用の可変表示部8a,8c)で同一図柄が揃うリーチ表示態様となるとリーチ演出が実行される。
可変表示装置9(表飾り部材11)の下部には、左右一対のLEDにより構成された普通図柄表示器10が設けられている。この普通図柄表示器10は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報を可変表示可能なものである。
また、可変表示装置9(表飾り部材11)の下辺部分には、始動入賞口14に入った有効入賞球数即ち始動入賞記憶(これを始動記憶ともいう)数を表示する4つのLEDによる表示部を有する特別図柄始動記憶表示器41が設けられている。特別図柄の始動記憶は、4個を上限数として記憶可能であり、始動入賞口14への入賞がある毎に、特別図柄始動記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。そして、可変表示装置9の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。
可変表示装置9の下方には、始動入賞口14と可変入賞球装置15とが設けられている。始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口スイッチ14aによって検出される。始動入賞口14の下部には、開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開放状態とされる。また、可変入賞球装置15には、前述した「釣竿」形状の可動部材17と連動して動く「浮き」形状の可動体141を備えて遊技を演出する演出装置140が一体的に設けられている。なお、演出装置140は、可動体141を可動するための駆動源となるソレノイド146と、可動体141を光装飾する演出LED105a,105bとを備える。演出装置140の構成については、可変入賞球装置15の構成と合わせて後で詳述する。
可変入賞球装置15の下部には、特定遊技状態においてソレノイド21によって開放状態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20は大入賞口を開閉する手段である。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち一方(V入賞領域)に入った入賞球はV入賞スイッチ22で検出され、開閉板20からの入賞球はカウントスイッチ23で検出される。遊技盤6の背面には、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド21A(図3に符号のみを記載)も設けられている。
可変入賞球装置15の左側方に配置されるゲート32に遊技球が入賞し、その遊技球がゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄始動入賞記憶が上限に達していなければ、所定の乱数値が抽出される。そして、普通図柄表示器10において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態であれば、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。普通図柄表示器10において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態でなければ、普通図柄始動入賞記憶の値が1増やされる。なお、普通図柄の始動記憶数は、4個を上限値として記憶可能であり、その始動記憶数が図示しない普通図柄始動記憶表示器に表示される。
本実施形態では、左右のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって普通図柄の可変表示が行われ、可変表示は所定時間(例えば29.2秒)継続する。そして、可変表示の終了時に左側のランプが点灯すれば当りとなる。当りとするか否かは、ゲート32に遊技球が入賞したときに抽出された乱数の値が所定の当り判定値と一致したか否かによって決定される。普通図柄表示器10における可変表示の表示結果が当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開放状態になって遊技球が入賞しやすい状態になる。即ち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。
さらに、特別遊技状態としての確変状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められると共に、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数とのうちの一方または双方が高められ、遊技者にとってさらに有利になる。また、確変状態等の所定の状態では、普通図柄表示器10における可変表示期間(変動時間)が短縮されることによって、遊技者にとってさらに有利になるようにしてもよい。
遊技盤6には、複数の入賞口29,30,33,39が設けられ、遊技球の入賞口29,30,33への入賞は、それぞれ入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aによって検出される。遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される飾りランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球を吸収するアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、効果音や音声を発する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、及び右枠ランプ28cが設けられている。
そして、この例では、左側のスピーカ27の下方に、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51が設けられ、右側のスピーカ27の下方に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52が設けられている。さらに、本実施形態のパチンコ遊技機1には、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするカードユニット50(符号のみ図3に記載)が隣接して設置されている。
また、駆動モータ94(図3参照)の回転力を利用して打球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示しない)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。図柄の可変表示を開始できる状態において、打球が始動入賞口14に入り始動口スイッチ14aで検出されると、可変表示部8a〜8cにおいて特別図柄が可変表示(変動)を始める。図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、始動入賞記憶数を1増やす。
可変表示部8a〜8cにおける図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄の組み合わせが大当り図柄(特定表示結果)であると、特定遊技状態に移行する。即ち、開閉板20が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に打球がV入賞領域に入賞しV入賞スイッチ22で検出されると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。
停止時の可変表示部8a〜8cにおける表示結果が確率変動を伴う大当り図柄(確変図柄)である場合には、次に大当りとなる確率が高くなる。即ち、確変状態という遊技者にとってさらに有利な状態(特別遊技状態)となる。
なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限らず以下に示す(1)〜(5)の制御のうちいずれか1つの制御又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
(1)打球の入賞を容易にする第一の状態と、打球が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一の状態にする制御
(2)特定の入賞又は通過領域での打球の検出を介在させ、打球の入賞を容易にする第一の状態と、打球が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一の状態にする制御
(3)打球の入賞に関わらず所定数の景品球を直接排出する制御
(4)有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)に対して有価数を加算する制御
(5)得点があることに基づいて遊技可能なパチンコ遊技機に対して得点を付与する制御
図3は、主基板31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図3には、払出制御基板37、発射制御基板91、及び演出制御基板80も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基本回路53と、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ14a、V入賞スイッチ22、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a、満タンスイッチ48、球切れスイッチ95、賞球カウントスイッチ96、及びクリアスイッチ97からの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路58と、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、開閉板20を開閉するソレノイド21、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド21Aを基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路59と、主基板31に記憶されたシステム内容をリセットするためのシステムリセット回路65とが搭載されている。
また、基本回路53から与えられるデータに従って、大当りの発生を示す大当り情報、可変表示部8a〜8cにおける図柄の可変表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路64が搭載されている。
基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54と、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55と、プログラムに従って制御動作を行うCPU56と、該CPU56と外部との間で情報をやり取りするためのI/Oポート部57とを含む。CPU56は、始動口スイッチ14aによる遊技球の検出に基づいて特別図柄の表示結果をその導出以前に決定する表示結果事前決定手段としての機能と、特定遊技状態に制御する特定遊技制御手段としての機能とを含む。本実施形態では、ROM54,RAM55はCPU56に内蔵されている。即ち、CPU56は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54、及びI/Oポート部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。なお、CPU56はROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、CPU56が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているCPUについても同様である。
また、RAM(CPU内蔵RAMであってもよい)55の一部または全部が、電源基板(図示しない)において作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMである。即ち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。
遊技球を打撃して発射する打球発射装置(図示しない)は、発射制御基板91上の回路によって制御される駆動モータ94で駆動される。そして、駆動モータ94の駆動力は、操作ノブ5の操作量に従って調整される。即ち、発射制御基板91上の回路によって、操作ノブ5の操作量に応じた速度で打球が発射されるように制御される。
演出制御基板80は、演出制御用のプログラム等を記憶するROM81と、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM82と、プログラムに従って制御動作を行うCPU83と、該CPU83と外部との間で情報をやり取りするためのI/Oポート部84とを含む。そして、演出制御基板80のCPU83が、主基板31から受信するコマンド信号に応じて、遊技盤6に設けられている特別図柄始動記憶表示器41及び飾りランプ25の表示制御を行うと共に、枠側に設けられている天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、右枠ランプ28c、賞球ランプ51、及び球切れランプ52の表示制御を行う。また、演出制御基板80のCPU83は、主基板31から受信するコマンド信号に応じて、特別図柄を可変表示する可変表示装置9及び普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10の表示制御と、演出装置140を構成する後述の演出LED105a,105bの点灯制御と、可動部材17を可動するモータ18及び可動体141を可動するソレノイド146の駆動制御と、スピーカ27の駆動制御とを行うようになっている。
次に、本実施形態の要部を構成する可変入賞球装置15及び該可変入賞球装置15に一体的に設けられる演出装置140について図4乃至図6を参照して説明する。可変入賞球装置15は、図4に示すように、各種構成部品を取り付ける取付基板100と、該取付基板100に回動自在に取り付けられて始動入賞口14を形成する左右一対の可動翼片101,102と、可変入賞球装置15の前面部分を装飾する前面装飾部材103と、可動翼片101,102の各回動軸111a,111bを突設した軸部材104と、可動翼片101,102の駆動源となるソレノイド16と、該ソレノイド16を構成するプランジャ16aの進退動作を可動翼片101,102の回動動作として伝達するアーム部材106と、演出装置140と、から構成されている。
演出装置140は、「浮き」形状の可動体141と、該可動体141を収容する前側収容体142及び後側収容体143と、可動体141と共に各収容体142,143内に収容される水144及び油145と、可動体141の駆動源となるソレノイド146と、該ソレノイド146を構成するプランジャ146aの進退動作を可動体141に伝達するアーム部材147と、可動体141を光装飾する左右一対の演出LED105a,105bを実装したLED基板105と、から構成されている。なお、各収容体142,143は、光透過性材料(例えば、透明なポリカーボネイト等)によって形成され、内部に収容する可動体141、水144、及び油145が外部から視認可能になっている。また、前側収容体142は、有底の正円筒形状に形成される一方、後側収容体143は、有底の半円筒形状に形成されている(図5参照)。
取付基板100の上端側(可動翼片101,102の取付位置の上方)には、遊技球1個分の通過を可能にするゲート部107が形成されている。ゲート部107の下方には、開口109と、後側収容体143を嵌入する凹部113とが形成されている。凹部113の下端側には、後述するアーム部材147の回動突片159を取付基板100の裏面側から前面側に挿通して後側収容体143の下方に配置するための挿通穴113aが穿設されている。開口109の下端部分となる取付基板100の裏面には、後方に向って若干下り傾斜した傾斜面108が突設されている。また、取付基板100には、該取付基板100を遊技盤6の表面にビス止めする取付穴110と、前面装飾部材103をビス112a止めする取付穴112と、が穿設されている。
取付基板100の前面側には、凹部113に嵌入された後側収容体143の前面を被覆するように配置される前側収容体142をビス115a止めする取付ボス115が突設される一方、取付基板100の裏面側には、軸部材104をビス114a止めする取付ボス114が突設されている。なお、凹部113は、光透過性材料(例えば、透明なポリカーボネイト等)によって形成され、その裏面側に配置される演出LED105a,105bの光を前方(各収容体142,143内に収容される可動体141、水144、及び油145)に透過するようになっている。
可動翼片101,102には、それぞれ軸部材104の回動軸111a,111bを挿入する軸穴101a,102aが形成されており、可動翼片101,102の裏面側には、それぞれ係合突起101b,102bが突設されている。係合突起101b,102bの後端部分は、後述する軸部材104の挿通穴119に挿通されると共に、アーム部材106と係合して取り付けられるようになっている。
前面装飾部材103には、該前面装飾部材103を取付基板100の取付穴112にビス112a止めする取付ボス103aと、取付基板100に取り付けられた前側収容体142の前面壁を前方から視認可能にする円形状の開口103bと、が形成されている。
軸部材104には、該軸部材104を取付基板100の取付ボス114にビス114a止めする取付穴117と、取付基板100への取付状態で開口109内に嵌入する嵌入前面壁118と、が形成されている。嵌入前面壁118には、前記回動軸111a,111bが突設されると共に、可動翼片101,102の各係合突起101b,102bを挿通する挿通穴119が穿設されている。挿通穴119は、可動翼片101,102の回動軌道に沿った円弧状に形成されている。また、軸部材104には、取付基板100への取付状態で傾斜面108との間で遊技球1個分の通過を可能にする球通路を構成する凹部120と、該球通路を通過した遊技球を軸部材104の裏面側(始動口スイッチ14a側)に排出する開口123と、LED基板105に穿設された取付穴105cをビス121a止めする取付穴121と、アーム部材106を回動自在に支持する支持穴122と、が形成されている。
アーム部材106は、コの字状をなし、左右の末端部分には、可動翼片101,102の係合突起101b,102bと個々に係合する係合凹部127,128が形成されている。また、アーム部材106には、該アーム部材106を軸部材104の支持穴122に支持するための支持突起129と、ソレノイド16のプランジャ16aの先端に一体的に取り付けられた係合凹部材130と係合する係合突起131と、が突設されている。なお、ソレノイド16には、プランジャ16aを常時進出方向に付勢するバネ16bと、プランジャ16aの進退動作を制御すべくソレノイド16をソレノイド回路59に接続する配線コネクタ(図示しない)と、が設けられている。
しかして、上記のように構成される可変入賞球装置15は、遊技盤6面上(遊技領域7)を流下する遊技球が可動翼片101,102によって形成される始動入賞口14に入ると、この遊技球を傾斜面108及び凹部120によって構成される球通路を通して遊技盤6の裏面側に誘導し、軸部材104の開口123から始動口スイッチ14aに誘導するようになっている。
ところで、可変入賞球装置15(可動翼片101,102)の閉鎖状態では、ソレノイド16がOFFした状態にあり、バネ16bの付勢力によってプランジャ16aが下方に進出移動される。また、このようなプランジャ16aが進出移動した状態で、アーム部材106は、可動翼片101,102を起立させて閉鎖状態とする位置に保持される。但し、このような可変入賞球装置15の閉鎖状態においても、起立した各可動翼片101,102間には、遊技球1個分の通過スペースが設けられ、ゲート部107を通過した遊技球の入賞を可能にしている。
一方、普通図柄表示器10の表示結果が当りになると、ソレノイド16がONされてプランジャ16aがバネ16bの付勢力に抗して上方に退行移動する。これにより、プランジャ16a先端の係合凹部材130と係合する係合突起131が上方に持ち上げられ、アーム部材106は、支持突起129を回動軸として回動する。そして、このようなアーム部材106の回動動作によって係合凹部127,128と係合する係合突起101b,102bが下方に押し下げられ、左右の可動翼片101,102は、それぞれ回動軸111a,111bを中心に回動して傾動位置(開放状態)に移行する。なお、可変入賞球装置15(可動翼片101,102)の開放状態では、ゲート部107を通過しない遊技球(ゲート部107の左右両側方を通過する遊技球)でも、傾動した可動翼片101,102に受け止められて始動入賞口14に入賞し得るようになっている。
次に、演出装置140の詳細な構成について説明する。図5及び図6に示すように、演出装置140を構成する「浮き」形状の可動体141には、磁石150が内蔵されると共に、その裏面壁には、上下方向に条設された左右一対のガイド突起151a,151bが形成されている。これに対して、後側収容体143の内面壁には、左右一対のガイド突起151a,151bと個々に係合することで各収容体142,143内での可動体141の移動方向を上下方向(磁石150と後述の磁石160との間で吸引作用が働く方向であり、且つ磁石150と後述の磁石161との間で反発作用が働く方向)に規制するガイドレール部152a,152bが形成されている。後側収容体143の上端面には、各収容体142,143内に可動体141を収容した状態で、各収容体142,143が形成する内部空間に水144と油145を注入するための注入穴153が穿設されている。有底の半円筒形状をなす後側収容体143の前端下側には、有底の正円筒形状をなす前側収容体142の下側部分を覆うための被覆突片143aが形成されている。一方、前側収容体142には、前述したように取付基板100前面の取付ボス115に前側収容体142をビス115a止めする取付穴154を穿設した取付片部155が形成されている。
各収容体142,143内に注入される水144と油145は、個々に異なった液体色である。具体的に、水144は「青色」の液体色であり、油145は「透明」の液体色である。これにより、各収容体142,143内では、比重の関係から「青色」の水144が下側の液体層を構成し、「透明」の油145が上側の液体層を構成し、「浮き」形状の可動体141があたかも「青色」の水144の上に浮かんだような視覚的な演出を行うようになっている。
可動体141の駆動源となるソレノイド146には、プランジャ146aを常時進出方向に付勢するバネ146bと、プランジャ146aの進退動作を制御すべくソレノイド146をソレノイド回路59に接続する配線コネクタ(図示しない)と、が設けられており、プランジャ146aの先端には、アーム部材147と係合する係合凹部材156が一体的に取り付けられている。アーム部材147は、鉛直方向を軸心方向Jとして取付基板100の裏面側に回動自在に取り付けられる円筒形状の回動軸部157を備え、その上端には、係合凹部材156と係合する係合凸部158a(図4参照)を有する係合突片158が形成されている。一方、回動軸部157の下端には、可動体141内の磁石150との間で吸引作用が働く磁石160と、磁石150との間で反発作用が働く磁石161とを取り付け固定した扇形状の回動突片159が形成されている。具体的には、例えば、磁石150のN極をアーム部材147と対向する位置に配置した場合、磁石160は、S極が磁石150と対向する位置に配置され、磁石161は、N極が磁石150と対向する位置に配置される。
次に、演出装置140(可動体141)の移動動作について図6を参照して説明する。先ず、演出装置140の通常状態となるソレノイド146がOFFのときは、図6(A)に示す状態にある。具体的には、各磁石150,160間で吸引作用が働かずに、可動体141が水141及び油145に浮いている状態にある。即ち、水144及び油145の浮力は、可動体141を各収容体142,143内に支持する支持手段としても機能するようになっている。これにより、通常状態では、可動体141が各収容体142,143内において上方に移動した位置(支持手段により支持されている支持位置)にあり、「浮き」形状の可動体141が「青色」の水144面上に浮かんでいるような視覚的な演出を行う。
そして、ソレノイド146がONされると、図6(B)に示すように、プランジャ146aがバネ146bの付勢力に抗して退行移動する。これにより、プランジャ146a先端の係合凹部材156と係合する係合凸部158aが回動軸部157を中心として上から見て時計方向に回転し、回動突片159の磁石160が可動体141内の磁石150の真下に配置される位置まで回転する。そして、各磁石150,160間で吸引作用が働き、該吸引作用によって各収容体142,143内の可動体141がガイドレール部152a,152bに沿って下方に移動する。
また、上記した状態からソレノイド146がOFFされると、図6(A)に示すように、バネ146bの付勢力によってプランジャ146a(係合凹部材156)が進出移動する。これにより、プランジャ146a先端の係合凹部材156と係合する係合凸部158aが回動軸部157を中心として上から見て反時計方向に回転し、回動突片159の磁石161が可動体141内の磁石150の真下に配置される位置まで回転する。そして、各磁石150,161間で反発作用が働き、該反発作用によって各収容体142,143内の可動体141がガイドレール部152a,152bに沿って元の上方位置(通常状態)に移動する。なお、このような可動体141の上方への移動に対しては、各磁石150,161間の反発作用に加えて、各収容体142,143内に注入された水144及び油145の浮力も作用している。
しかして、演出装置140を構成するソレノイド146は、主基板31からのコマンド信号に基づく演出制御基板80(CPU83)の制御によって通常状態のOFFからONに切り替わり可動体141を下方に移動させ、その後、再度OFFに切り替わることで可動体141を元の上方位置に移動させる。即ち、演出装置140は、各収容体142,143内において可動体141を上下方向に移動させることで、「青色」の水144面上に浮かんだ「浮き」形状の可動体141が魚によって水144中に引っ張られ、再度元の位置に戻るような視覚的な演出を行う。なお、このとき、表飾り部材11に設けられた「釣竿」形状の可動部材17は、可動体141と連動して上下方向に動くようになっており、可動体141の動きによる演出(「浮き」の浮き沈みにより魚釣りをしているように見せる演出)効果をより一層高めるようになっている。また、このような可動体141の動きは、比重と液体色がそれぞれ異なる各液体(「青色」の水144と「透明」の油145)間の境界を基準線として遊技者に分り易く見せることができる。また、各収容体142,143内に収容される可動体141、水144、油145は、裏面側から照射される演出LED105a,105bの光によって光装飾され、視覚効果が高められるようになっている。
図7(A)は、パチンコ遊技機1の制御に使用されるランダムカウンタを説明するための説明図である。
図7(A)において、C_RND_Hは、大当り判定用乱数を発生させるためのランダムカウンタである。このランダムカウンタにより、「0〜255」の範囲内で各カウンタ値が繰返し更新されている。始動入賞の発生に伴って抽出された大当り判定用ランダムカウンタの値が大当り判定値「7」の場合には、その始動入賞に基づく可変表示の結果、大当りとすることが事前に決定される。また、遊技状態が確変状態にある場合には、大当り判定値が「7」、「57」、「77」、「107」、「157」とされる。
C_RND_RCHは、可変表示装置9においてリーチ演出表示(具体的には、最終停止図柄となる中央の可変表示部8bをリーチ1〜3のいずれかの態様で可変表示する)を行うか否かを決定するために用いられるリーチ演出表示用乱数を発生させるランダムカウンタである。このランダムカウンタのカウンタ値が始動入賞に基づく可変表示制御の開始前に抽出され、後述するリーチ判定値と比較されることにより、その可変表示制御に関してリーチ演出表示を行うか否かとリーチ演出表示の種類とが決定される。但し、大当り時には、リーチ演出表示が必ず行われ、リーチ判定値との比較によってリーチ演出表示の種類のみが決定される。このランダムカウンタC_RND_RCHのカウント範囲は、「0〜255」である。
C_RND_KAは、確率変動を発生させるか否かを決定する際に用いられる確率変動判定用乱数を発生させるためのランダムカウンタである。このランダムカウンタのカウント範囲は、「0〜9」である。
次に、演出制御基板80(CPU83)による可変表示装置9でのリーチ演出表示の制御手順について詳細に説明する。なお、本実施形態では、リーチ1〜3の3種類のリーチ演出表示を設定している。
先ず、図7(B)を参照して、リーチ判定値について説明する。リーチ判定値として、可変表示結果を大当りとすることが事前に決定された可変表示制御に対応して使用される大当り時のリーチ判定値XD_TOK_HIa1と、可変表示結果をはずれとすることが事前に決定された可変表示制御に対応して使用されるはずれ時のリーチ判定値XD_TOK_HIa2とが定義されている。
XD_TOK_HIa1(大当り時のリーチ判定値)は、「9、55、255」であり、抽出されたリーチ用乱数が「0〜9」の判定範囲に含まれるときには、リーチ1を行うことが決定され、リーチ用乱数が「10〜55」の判定範囲に含まれるときには、リーチ2を行うことが決定され、リーチ用乱数が「56〜255」の判定範囲に含まれるときには、リーチ3を行うことが決定される。
一方、XD_TOK_HIa2(はずれ時のリーチ判定値)は、「9、19、24」であり、抽出されたリーチ用乱数が「0〜9」の判定範囲に含まれるときには、リーチ1を行うことが決定され、リーチ用乱数が「10〜19」の判定範囲に含まれるときには、リーチ2を行うことが決定され、リーチ用乱数が「20〜24」の判定範囲に含まれるときには、リーチ3を行うことが決定され、リーチ用乱数が「45」を越える値のときには、リーチ演出表示を行わないことが決定される。
上記した大当り時及びはずれ時のリーチ判定値の設定により、図7(C)に示すように、リーチ1の出現確率(選択率)は、大当り時で10/256となり、はずれ時で10/256となる。リーチ2の出現確率は、大当り時で46/256となり、はずれ時で10/256となる。リーチ3の出現確率は、大当り時で200/256となり、はずれ時で5/256となる。
次に、図8を参照して、リーチ演出表示の制御手順をフローチャートに基づいて説明する。なお、このフローチャートに基づく制御は、可変表示制御の開始直前に実行される。先ず、遊技状態が高確率状態にあるか否かが判断され(SF1)、高確率状態にある場合にはリーチ演出表示の設定は行われることなく処理が終了する。遊技状態が高確率状態にない場合には、大当りとすることが決定されているか否かが判断される(SF2)。大当りでない場合には、はずれ時のリーチ判定値が設定される(SF3)。
SF3においてリーチ判定値が設定された後、ランダムカウンタC_RND_RCHからリーチ用乱数が抽出され、抽出されたリーチ用乱数が設定されたリーチ判定値で定められる3種類の判定範囲のいずれかに含まれる値であるか否かが判断される(SF4)。リーチ用乱数が3種類の判定範囲のいずれにも含まれない場合には、リーチ演出表示の設定が行われることなく処理が終了する。一方、リーチ用乱数がいずれかの判定範囲に含まれる場合には、その判定範囲に対応したリーチ1、リーチ2、リーチ3のうちのいずれかの態様でリーチ演出表示を行うための設定がなされ(SF5)、処理が終了する。また、SF2の判別処理で大当りの場合には、大当り時のリーチ判定値が設定される(SF6)。その後は、SF5に移行して、判定範囲に対応したリーチ1、リーチ2、リーチ3のうちのいずれかの態様でリーチを行うための設定がなされる。
以上のことより、リーチ演出表示における大当り信頼度は、図7(D)に示すように設定される。なお、リーチ演出表示における大当り信頼度(E)は、大当りになる確率(A)、大当り時にリーチ演出表示を実行する確率(B)、はずれになる確率(C)、はずれ時にリーチ演出表示を実行する確率(D)から、「E(%)={(A×B)/((A×B)+(C×D))}×100」の計算式から算出される。これに基づいて、リーチ1の大当り信頼度は、0.39%(≒{[(1/256)×(10/256)]/[(1/256)×(10/256)+(255/256)×(10/256)]}×100)になり、リーチ2の大当り信頼度は、1.77%(≒{[(1/256)×(46/256)]/[(1/256)×(46/256)+(255/256)×(10/256)]}×100)になり、リーチ3の大当り信頼度は、13.56%(≒{[(1/256)×(200/256)]/[(1/256)×(200/256)+(255/256)×(5/256)]}×100)になる。即ち、リーチ1、リーチ2、リーチ3の順で大当り信頼度が高くなるように設定されている。
ところで、上記した3種類のリーチ演出表示(リーチ1〜3)に対しては、個々に異なる可動態様で可動体141を可動させるソレノイド146が駆動制御されるようになっている(詳しくは、ソレノイド146の駆動制御によってアーム部材147を可動させ、該アーム部材147の可動によって可動体141を可動させる)。具体的には、図9に示すように、前記SF5のリーチ演出表示を行うための設定がなされたか否かが判別され(S1)、リーチ演出表示を行うための設定が行われたときには、そのリーチ演出表示の種類が判別される(S2)。そして、S2の判別において、大当り信頼度の最も低いリーチ1のときは、可動体141を可動(ソレノイド146を駆動制御)することなく、そのままメインフロー(演出制御基板80のCPU83による演出制御のメイン処理)に復帰する。一方、リーチ2のときは、可動体141を1回可動させる(「浮き」の浮き沈み動作を1回行う)ようにソレノイド146の駆動制御を行い(S3)、大当り信頼度の最も高いリーチ3のときは、可動体141を2回可動させる(「浮き」の浮き沈み動作を2回行う)ようにソレノイド146の駆動制御を行う(S4)。このため、可動体141の可動態様によって大当り信頼度を遊技者に報知することができ、ひいては遊技の興趣が向上できる。
なお、リーチ演出表示の種類及びこれに伴う可動体の可動態様は、実施形態中に記載の構成に限定しない。例えば、リーチ演出表示をリーチ1,2の2種類設定し、リーチ1のときは可動体を1回可動し、リーチ2のときはそのリーチ演出表示中に継続的に可動体を下方に移動させる(「浮き」を沈んだ状態にする)等してもよい。また、実施形態中では、演出装置による演出コンセプトを「釣り」とすることで、可動体を「浮き」形状のものとしているが、これに限定するものではない。また、可動体を可動させるタイミングについても実施形態中の構成に限定しない。例えば、始動入賞に伴う当りはずれの判定結果に応じて可動体を可動させることで、可動体の動きによって大当り予告を行うようにしてもいいし、発展型リーチの予告や大当り演出用に可動体を可動させるようにしてもよい。また、演出装置の設置位置については、始動入賞口と一体的に設けられた構成に限定するものではなく、大入賞口やセンター飾り等と一体的に設けられた構成や単体として設けられた構成であってもよい。また、実施形態中では、可動体に設けられる第1磁性体と、可動部材に設けられる第2磁性体とをそれぞれ磁石で構成しているが、この構成に限定するものではない。例えば、第1磁性体又は第2磁性体のいずれか一方を磁石から構成すると共に他方を金属物質で構成することで、第1磁性体と第2磁性体との間で吸引作用が働くようにしてもよい。また、支持手段は、実施形態中に記載したような液体に限定するものではなく、バネ等の弾性部材等であってもよい。
また、実施形態中では、パチンコ遊技機の構成として、始動球検出器の入賞球の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると特定遊技状態が発生して可変入賞球装置を開放するパチンコ遊技機(これを俗に第1種という)を例示しているが、特にこれに限定するものではなく、始動球検出器の入賞球の検出に伴って可変入賞球装置を開放し、該可変入賞球装置内の特定領域への打球の入賞により特定遊技状態を発生するパチンコ遊技機(これを俗に第2種という)や、始動球検出器の入賞球の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると権利発生状態となり、この状態で特定領域に打球が入賞すると特定遊技状態が発生するパチンコ遊技機(これを俗に第3種という)であってもよく、さらにはスロットマシンやコインゲーム等の遊技機であってもよい。言い換えれば、本発明に係る演出装置を備えた遊技機であればいずれの遊技機であってもよい。
また、本発明に係るリーチとは、停止した図柄(リーチ表示態様という)が大当り図柄の一部を構成しているときに未だ停止していない図柄(リーチ変動中の図柄という)については可変表示が行われていること、全て又は一部の図柄が大当り図柄の全て又は一部を構成しながら同期して可変表示している状態である。具体的には、予め定められた複数の可変表示部に、予め定められた図柄が停止することで大当りとなる有効ラインが定められ、その有効ライン上の一部の可変表示部に予め定められた図柄が停止しているときに未だ停止していない有効ライン上の可変表示部において可変表示が行われている状態(例えば、左・中・右の可変表示部のうち左右の可変表示部には大当り図柄の一部となる図柄(例えば、「7」)が停止表示されている状態で中央の可変表示部は未だ可変表示が行われている状態)、有効ライン上の可変表示部の全て又は一部の図柄が大当り図柄の全て又は一部を構成しながら同期して可変表示している状態(例えば、左・中・右の可変表示部の全てに可変表示が行われてどの状態が表示されても同一の図柄が揃っている状態で可変表示が行われている状態)である。また、リーチの際に、通常とは異なる演出がランプや音で行われることがある。この演出をリーチ演出という。また、リーチの際に、キャラクター(人物等を模した演出表示であり、図柄とは異なるもの)を表示させたり、背景の表示態様を変化させたりすることがある。このキャラクターの表示や背景の表示態様の変化をリーチ演出表示という。
パチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 ガラス扉枠を取り外した状態での遊技盤の前面を示す正面図である。 主基板の回路構成例を示すブロック図である。 可変入賞球装置及び演出装置を示す分解斜視図である。 演出装置を示す分解斜視図である。 同図(A)(B)はソレノイドの駆動に伴う可動体の動作を示す説明図である。 同図(A)はパチンコ遊技機の制御に使用されるランダムカウンタを示す一覧表図であり、同図(B)は大当り時及びはずれ時のリーチ判定値を示す一覧表図であり、同図(C)はリーチ1〜3の大当り信頼度を示す一覧表図である。 リーチ演出表示の制御を示すフローチャートである。 リーチ演出表示に伴う可動体の駆動制御を示すフローチャートである。
1 パチンコ遊技機
8a〜8c 可変表示部
9 可変表示装置
14 始動入賞口
14a 始動口スイッチ
15 可変入賞球装置
17 可動部材
18 ソレノイド
31 主基板
56 CPU
80 演出制御基板
83 CPU
100 取付基板
101,102 可動翼片
105a,105b 演出LED
140 演出装置
141 可動体
144 水
145 油
146 ソレノイド
150,160,161 磁石
151a,151b ガイド突起
152a,152b ガイドレール部

Claims (7)

  1. 遊技者に対して視認可能な位置に配置されて遊技を演出する演出装置を備えた遊技機であって、
    前記演出装置は、
    第1磁性体を有し、移動可能な可動体と、
    前記第1磁性体との間で吸引作用が働く第2磁性体を有し、駆動源により駆動される可動部材と、
    前記可動体の移動方向を規制する移動規制部と、
    前記駆動源を駆動制御する駆動制御手段と、
    前記可動体を支持する支持手段と、を備え、
    前記支持手段は、比重及び液体色が異なる複数種類の液体と、該複数種類の液体と前記可動体とを共に収容する収容体と、から構成され、該収容体の内部で比重により液体がそれぞれ分離されて複数の液体層となって当該複数の液体層に前記可動体が浮かぶようにし、
    前記移動規制部は、前記可動体の裏面壁に上下方向に条設されたガイド突起が前記収容体の内面壁に形成されたガイドレール部に係合されることにより、前記可動体の移動方向を上下方向に規制し、
    前記駆動制御手段は、前記駆動源を駆動制御することにより前記可動部材を動させ、前記第2磁性体の位置を前記第1磁性体との間で吸引作用が働かない位置から吸引作用が働く位置へ変化させることにより、前記複数の液体層に浮かんだ上方位置から前記ガイドレール部に沿って前記可動体を下方位置に移動させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1磁性体及び前記第2磁性体は、それぞれ相互間で吸引作用が働くように配置された磁石により構成されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示装置と、遊技球が入賞可能な始動入賞装置と、該始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて前記可変表示装置の可変表示を制御する表示制御手段と、を備え、
    前記演出装置は、前記始動入賞装置と一体的に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記第1磁性体を磁石で構成し、
    前記可動部材は、前記第1磁性体としての磁石との間で反発作用が働くように配置された反発磁石を備え、
    前記反発磁石は、前記駆動制御手段が前記駆動源を駆動制御することにより前記可動部材を駆動させている状態から駆動させていない状態に戻すときに当該反発磁石の反発作用によって前記可動体を元の位置に戻すことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の遊技機。
  5. 複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示装置と、遊技球が入賞可能な始動入賞装置と、該始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて前記可変表示装置の可変表示を制御する表示制御手段と、前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて前記表示結果をその導出以前に決定する表示結果事前決定手段と、該表示結果事前決定手段によって前記可変表示装置に可変表示される識別情報の表示結果を特定表示結果とすることを決定したときに前記可変表示装置に前記特定表示結果が表示された後に遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する特定遊技制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、複数種類のリーチ演出表示のいずれのリーチ演出表示を表示するかを選択するリーチ演出表示選択手段を含み、該リーチ演出表示選択手段は、前記表示結果事前決定手段が表示結果を前記特定表示結果とすることを決定したときには、前記複数種類のリーチ演出表示のうち所定のリーチ演出表示を選択する割合が高くなるように設定された選択データを用いて選択を行い、
    前記駆動制御手段は、前記リーチ演出表示選択手段によって選択されたリーチ演出表示の種類に応じて異なった駆動態様で前記駆動源を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記可動体に光を照射して可動体を光装飾する発光部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記可動体の動きと連動させて動作させる可動装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の遊技機。
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