JP5651137B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、所定の遊技を行うことが可能であり、ベース部と、該ベース部に対して回動可能に設けられた回動部と、該回動部に対して変化可能に設けられた可動部と、前記回動部を駆動する駆動手段と、を有する演出装置を備える遊技機に関する。
遊技機として、遊技媒体である遊技球を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技球が入賞すると、所定の入賞価値を遊技者に与えたり、識別情報を可変表示(「変動」ともいう。)可能な可変表示部が設けられ、可変表示部において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に、所定の遊技価値を遊技者に与えるように構成されたパチンコ遊技機や、所定の賭け数を設定し、スタート操作が行われたときに、複数種類の識別情報の可変表示が行われるスロットマシン等がある。
この種のパチンコ遊技機として、例えば、演出画像を表示する液晶ディスプレイの前方に降下可能に設けられた変形立体物が、立体物回転用モータの回転軸を中心として回動可能に設けられるとともに、該変形立体物の内部に、立体物回転用モータの回転軸と同じ方向を向く枢軸を中心として回転運動に伴う遠心力で外方向に揺動自在に設けられた可動部が、スプリングにより遠心力と逆向きに付勢されており、立体物回転用モータを可動部に作用する遠心力が付勢力を上回るまで増速することで、可動部を変化させることにより変形立体物から該可動部を出現させて、役物の変形演出を実現できるようにしたもの等がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−138165号公報
上記特許文献1に記載の遊技機では、可動部が変形立体物に対して揺動可能に設けられているが、スプリングにより遠心力と逆向きに付勢されていることで、変形立体物の回転速度を増速させることにより可動部を変化させた場合、この状態を維持するためには回転速度を増速させたまま維持する必要があり、この変化状態を維持したまま回転速度を低下させることはできない。
よって、可動部を変化させるために立体物回転用モータを高速で回動させる必要があることから、電力消費量が大きくなるばかりか、回転速度等の回動態様の違いにより変形立体物の演出態様を多様化することができないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、可動部の演出態様に変化を持たせることができる演出装置を備える遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
ベース部(ベース部301)と、該ベース部に対して回動可能に設けられた回動部(回動部302)と、該回動部に対して変(揺動)可能に設けられた可動部(可動翼303A〜303C)と、前記回動部を駆動する駆動手段(演出用モータ304)と、を有する演出装置(演出ユニット300)を備える遊技機(パチンコ遊技機1)であって、
前記可動部は、前記回動部の回(回転方向や回転速度等)応じて作用する力により第1状態(閉状態)から該第1状態とは異なる第2状態(開状態)に変し、
記可動部を維持する維持手段(磁石353及び磁性体342)を備え、
前記維持手段は、前記可動部を前記第1状態に維持する第1維持手段と前記第2状態に維持する第2維持手段とを含み、
前記ベース部(ベース部301)には、前記可動部が回動するときに該可動部に対し外力を付与することで、該可動部の変位を補助する外力付与手段(接触部材324の接触部324a)を備える、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動部は、回動部の回動に応じて作用する力により第1状態から第2状態に変すると、第2維持手段により第2状態に維持されることで、例えば回動部の回動が変化前の状態に戻った場合でも第2状態に維持される。すなわち、第2状態に維持したまま回動部の回動が可能となるため、可動部の演出態様を多様化することができる。
尚、前記回動部の回動に応じて作用する力とは、例えば、回動部の回動速度の変化により可動部に作用する遠心力や、回動部の回動方向が変化(逆回転)するときに可動部に作用する慣性力等が含まれる。
本発明の請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記可動部の回転が正回転であるときには、前記可動部は前記第1維持手段の維持から離れて前記第1状態から前記第2状態となり、前記可動部の回転が逆回転であるときには、前記可動部は前記第2維持手段の維持から離れて前記第2状態から前記第1状態となる、
ことを特徴としている。
本発明の手段に記載の遊技機は、請求項1または請求項2に記載の遊技機であって、
前記可動部(可動翼303A〜303C)は、前記回動部(回動部302)に複数(3つ)設けられ、該複数のうち一の可動部に対し前記外力付与手段により外力が付与されることで、前記複数の可動部が順次接触して前記第1状態(開状態)から前記第2状態(閉状態)に変化(揺動)するように設けられている、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、一の可動部に対し大きな外力を付与したり、複数の可動部に対し一斉に外力を付与しなくても、複数の可動部を順次接触させて第2状態に変化させることができるため、複数の可動部を小さな外力で円滑に第2状態に変させることができる。
本発明の手段に記載の遊技機は、請求項1、請求項2、手段のいずれかに記載の遊技機であって、
前記可動部(可動翼303A〜303C)は、前記回動部(回動部302)の回動軸心(回動中心C)に対し偏心する偏心位置(ネジ332を中心とする円周上)に設けられた揺動軸(揺動軸352)を中心として揺動可能に設けられ、
前記外力付与手段(接触部材324の接触部324a)は、前記回動軸心を中心とする前記揺動軸の回動軌跡の外側に、前記可動部に対し接触可能に設けられた接触部(接触部324a)であり、
前記可動部は、前記第1状態(閉状態)のときに前記接触部と接触する第1被接触部(下縁部Y1〜Y4)と、前記第2状態のときに前記接触部と接触する第2被接触部(下縁部X1〜X4)と、を有し、
前記揺動軸(揺動軸352)から前記第2被接触部までの距離(L2)は、前記揺動軸から前記第1被接触部までの距離(L1)よりも短い(L2<L1)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動部は、第2状態で回動しているときは、第1状態で回動しているときよりも接触部との接触位置が揺動軸寄りになることで、接触部との接触による外力が小さくなるため、第2状態において可動部が常に接触部に接触しても円滑に回動させることができる。
本発明の手段に記載の遊技機は、請求項1、請求項2、手段1、手段2のいずれかに記載の遊技機であって、
前記維持手段は、前記回動部(回動部302)及び前記可動部(可動翼303A〜303C)のうち一方に設けられる維持部(磁性体342)及び他方に設けられる被維持部(磁石353)から構成され、
前記維持部及び被保持部のうち一方は磁石、他方は磁性体(鉄製の円柱)である、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、磁石の吸着力により可動部を第2状態に維持することができるとともに、第1状態に戻す場合には、磁石と磁性体とを引き離すことで、可動部の維持を簡単に解除することができる。
本発明の手段に記載の遊技機は、請求項1、請求項2、手段1〜のいずれかに記載の遊技機であって、
前記維持手段(磁石353及び磁性体342)は、前記回動部(回動部302)及び前記可動部(可動翼303A〜303C)のうち一方に設けられる維持部(磁性体342)及び他方に設けられる被維持部(磁石353)から構成され、
前記可動部には、前記回動部に設けられる前記維持部及び前記被維持部のうち一方が収容可能な収容部(収容部S)が形成されており、該収容部には、前記維持部及び前記被維持部のうち他方が設けられている(図10参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、被維持部が維持部により維持されるだけでなく、維持されたときに維持部及び被維持部のうち一方が収容部に収容されることで、維持部及び被維持部が外部に露出しないので、美感を高めることができる。
パチンコ遊技機を示す正面図である。 パチンコ遊技機を示す背面図である。 主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。 演出ユニットを示す正面図である。 演出ユニットを斜め前から見た状態を示す分解斜視図である。 演出ユニットを斜め後ろから見た状態を示す分解斜視図である。 演出ユニットの内部構造を示す分解斜視図である。 図4のA−A断面図である。 (a)は可動翼の開状態、(b)は可動翼の閉状態を示す図である。 (a)は可動翼を示す斜視図、(b)は吸着状態を示す要部拡大図である。 (a)は可動翼を示す斜視図、(b)は吸着状態を示す要部拡大図である。 (a)は規制部材を示す斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。 (a)は閉状態で可動翼が正回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。 (a)は開状態で可動翼が逆回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。 (a)は閉状態で可動翼が逆回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。 (a)は開状態で可動翼が正回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。 (a)〜(c)は可動翼を閉状態から開状態へ変化させる状況を示す説明図である。 (d)〜(f)は図17から続いて可動翼を閉状態から開状態へ変化させる状況を示す説明図である。 (a)〜(c)は可動翼を開状態から閉状態へ変化させる状況を示す説明図である。 (d)〜(f)は図19から続いて可動翼を開状態から閉状態へ変化させる状況を示す説明図である。
本発明の実施例を図面に基づいて以下に説明する。
まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。図2は、パチンコ遊技機を示す背面図である。図3は、主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。
パチンコ遊技機1は、図1、図2に示すように、縦長の方形枠状に形成された外枠100と、外枠100に開閉可能に取り付けられた前面枠101と、で主に構成されている。前面枠101の前面には、ガラス扉枠102及び下扉枠103がそれぞれ左側辺を中心に開閉可能に設けられている。
下扉枠103の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4(下皿)や、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。また、ガラス扉枠102の背面には、遊技盤6が前面枠101に対して着脱可能に取り付けられている。
遊技盤6は、遊技領域7が前面に形成された所定板厚を有するベニヤ板からなり、該遊技盤6の背面側には、演出表示装置9及び演出制御基板80等を含む変動表示制御ユニット260が一体的に組み付けられている(図2参照)。
図1に戻って、遊技領域7の中央付近には、それぞれが演出用の飾り図柄(演出図柄)を可変表示する複数の可変表示部を含む演出表示装置(飾り図柄表示装置)9が設けられている。演出表示装置9には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの可変表示部(図柄表示エリア)がある。演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bによる特別図柄の可変表示期間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の可変表示を行う。演出図柄の可変表示を行う演出表示装置9は、演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。
また、演出表示装置9の下方位置には、本発明の演出装置の一例である演出ユニット300が設けられている。尚、演出ユニット300の詳細に関しては後述することとする。
遊技盤6における右側下部位置には、第1識別情報としての第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器(第1可変表示手段)8aが設けられている。この実施例では、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。また、第1特別図柄表示器8aの上方位置には、第2識別情報としての第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器(第2可変表示手段)8bが設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。
この実施例では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bは、それぞれ、例えば2つの7セグメントLED等を用いて00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。
以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器と総称することがある。
第1特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件が成立(例えば、遊技球が第1始動入賞口13aに入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。また、第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第2始動条件が成立(例えば、遊技球が第2始動入賞口13bに入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、入賞とは、入賞口などのあらかじめ入賞領域として定められている領域に遊技球が入ったことである。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。
演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の可変表示時間中、および第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の可変表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄(飾り図柄ともいう)の可変表示を行う。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であって、可変表示の期間がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であることをいう。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような演出図柄の組み合せが停止表示される。
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13aを有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13aに入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ14a(例えば、近接スイッチ)及び第1入賞確認スイッチ14b(例えば、フォトセンサ)によって検出される。
また、第1始動入賞口(第1始動口)13aを有する入賞装置の下側には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口13bを有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)13bに入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ15a及び第2入賞確認スイッチ15bによって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口13bに入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13aよりも、第2始動入賞口13bに遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口13bに入賞しない。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。
また、第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14bの検出結果及び第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15bの検出結果にもとづいて異常入賞の発生の有無が判定され、異常入賞の発生を検出したことにもとづいてセキュリティ信号が外部出力される。
以下、第1始動入賞口13aと第2始動入賞口13bとを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときには可変入賞球装置15に向かう遊技球は第2始動入賞口13bに極めて入賞しやすい。そして、第1始動入賞口13aは演出表示装置9の直下に設けられているが、演出表示装置9の下端と第1始動入賞口13aとの間の間隔をさらに狭めたり、第1始動入賞口13aの周辺で釘を密に配置したり、第1始動入賞口13aの周辺での釘配列を、遊技球を第1始動入賞口13aに導きづらくして、第2始動入賞口13bの入賞率の方を第1始動入賞口13aの入賞率よりもより高くするようにしてもよい。
第2特別図柄表示器8bの上部には、第1始動入賞口13aに入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する第1特別図柄保留記憶表示部と、該第1特別図柄保留記憶表示部とは別個に設けられ、第2始動入賞口13bに入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する第2特別図柄保留記憶表示部と、が設けられた例えば7セグメントLEDからなる特別図柄保留記憶表示器18が設けられている。第1特別図柄保留記憶表示部は、第1保留記憶数を入賞順に4個まで表示し、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。また、第2特別図柄保留記憶表示部は、第2保留記憶数を入賞順に4個まで表示し、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。なお、この例では、第1始動入賞口13aへの入賞による始動記憶数及び第2始動入賞口13bへの入賞による始動記憶数に上限数(4個まで)が設けられているが、上限数を4個以上にしてもよい。
また、演出表示装置9の表示画面には、第1保留記憶数を表示する第1保留記憶表示部9aと、第2保留記憶数を表示する第2保留記憶表示部9bとが設けられている。なお、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計である合計数(合算保留記憶数)を表示する領域(合算保留記憶表示部)が設けられるようにしてもよい。そのように、合計数を表示する合算保留記憶表示部が設けられているようにすれば、可変表示の開始条件が成立していない実行条件の成立数の合計を把握しやすくすることができる。
なお、この実施例では、図1に示すように、第2始動入賞口13bに対してのみ開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられているが、第1始動入賞口13aおよび第2始動入賞口13bのいずれについても開閉動作を行う可変入賞球装置が設けられている構成であってもよい。
また、図1に示すように、可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は大入賞口扉を備え、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたとき、および第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって大入賞口扉が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23で検出される。
カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。こうして、特別可変入賞球装置20において開放状態となった大入賞口を遊技球が通過(進入)したときには、例えば第1始動入賞口13aや第2始動入賞口13bといった、他の入賞口を遊技球が通過(進入)したときよりも多くの賞球が払い出される。したがって、特別可変入賞球装置20において大入賞口が開放状態となれば、遊技者にとって有利な第1状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置20において大入賞口が閉鎖状態となれば、大入賞口に遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることができないため、遊技者にとって不利な第2状態となる。
第1特別図柄表示器8aの右側には、普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、例えば2つのランプからなる。遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。この実施例では、上下のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に下側のランプが点灯すれば当りとなる。そして、普通図柄表示器10の下側のランプが点灯して当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、下側のランプが点灯して当りである場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(第2始動入賞口13bに遊技球が入賞可能な状態)に変化する。特別図柄保留記憶表示器18の上部には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つの表示部(例えば、7セグメントLEDのうち4つのセグメント)を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯する表示部を1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯する表示部を1減らす。
なお、7セグメントLEDからなる普通図柄保留記憶表示器41には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つの表示部(セグメント)とともに、例えば大当り時における特別可変入賞球装置20の開放回数(大当りラウンド数)を示す2つの表示部(セグメント)、及び遊技状態を示す2つの表示部(セグメント)が設けられているが、これら表示部を普通図柄保留記憶表示部とは別個の表示器にて構成してもよい。また、普通図柄表示器10は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報(例えば、「○」および「×」)を可変表示可能なセグメントLED等にて構成してもよい。
特別可変入賞球装置20の周辺には普通入賞装置の入賞口29a〜29dが設けられ、入賞口29a〜29dに入賞した遊技球は入賞口スイッチ30によって検出される。各入賞口29a〜29dは、遊技球を受け入れて入賞を許容する領域として遊技盤6に設けられる入賞領域を構成している。なお、第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13bや大入賞口も、遊技球を受け入れて入賞を許容する入賞領域を構成する。
遊技領域7の左側には、遊技中に点滅表示される装飾LED25aを有する装飾部材25が設けられ、下部には、入賞しなかった遊技球を吸収するアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上下部には、効果音を発する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、天枠LED28a、左枠LED28bおよび右枠LED28cが設けられている。天枠LED28a、左枠LED28bおよび右枠LED28cおよび装飾LED25aは、遊技機に設けられている装飾発光体の一例である。
図1および図2では、図示を省略しているが、左枠LED28bの近傍に、賞球払出中に点灯する賞球ランプが設けられ、天枠LED28aの近傍に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプが設けられている。なお、賞球ランプおよび球切れランプは、賞球の払出中である場合や球切れが検出された場合に、演出制御基板に搭載された演出制御用マイクロコンピュータによって点灯制御される。さらに、特に図示はしないが、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニット(以下、「カードユニット」という。)50が、パチンコ遊技機1に隣接して設置されている。
遊技者の操作により、後述する打球発射装置から発射された遊技球は、発射球案内通路(図示略)を通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13aに入り第1始動口スイッチ14aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄(飾り図柄)の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の可変表示は、第1始動入賞口13aへの入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。
遊技球が第2始動入賞口13bに入り第2始動口スイッチ15aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄(飾り図柄)の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の可変表示は、第2始動入賞口13bへの入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。
第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示及び第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄(停止図柄)が大当り図柄(特定表示結果)であると「大当り」となり、停止時の特別図柄(停止図柄)が大当り図柄とは異なる所定の小当り図柄(所定表示結果)であると「小当り」となり、停止時の特別図柄(停止図柄)が大当り図柄及び小当り図柄とは異なる特別図柄が停止表示されれば「ハズレ」となる。
特図ゲームでの可変表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利なラウンド(「ラウンド遊技」ともいう)を所定回数実行する特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。また、特図ゲームでの可変表示結果が「小当り」になった後には、大当り遊技状態とは異なる小当り遊技状態に制御される。
演出表示装置9に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリアでは、第1特別図柄表示器8aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示器8bにおける第2特図を用いた特図ゲームとのうち、いずれかの特図ゲームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示(変動表示)が開始される。そして、飾り図柄の可変表示が開始されてから「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリアにおける確定飾り図柄の停止表示により可変表示が終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示状態が所定のリーチ状態となることがある。ここで、リーチ状態とは、演出表示装置9の表示領域にて仮停止表示された飾り図柄が大当り組み合せの一部を構成しているときに未だ仮停止表示もされていない飾り図柄(「リーチ変動図柄」ともいう)については変動が継続している表示状態、あるいは、全部又は一部の飾り図柄が大当り組み合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。具体的には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリアにおける一部(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリアなど)では予め定められた大当り組み合せを構成する飾り図柄(例えば「7」の英数字を示す飾り図柄)が仮停止表示されているときに未だ仮停止表示もしていない残りの飾り図柄表示エリア(例えば「中」の飾り図柄表示エリアなど)では飾り図柄が変動している表示状態、あるいは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリアにおける全部又は一部で飾り図柄が大当り組み合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。
次に、パチンコ遊技機1の背面の構造について図2を参照して説明する。図2は、遊技機を背面から見た背面図である。図2に示すように、パチンコ遊技機1の背面側では、演出表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータが搭載された演出制御基板80を含む変動表示制御ユニット49、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)31、音声制御基板70、ランプドライバ基板35、および球払出制御を行なう払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板37等の各種基板が設置されている。なお、遊技制御基板31は基板収納ケース150に収納されている。
さらに、パチンコ遊技機1背面側には、DC30V、DC21V、DC12VおよびDC5V等の各種電源電圧を作成する電源回路が搭載された電源基板90やタッチセンサ基板(図示略)が設けられている。電源基板90には、パチンコ遊技機1における遊技制御基板31および各電気部品制御基板(演出制御基板80および払出制御基板37)やパチンコ遊技機1に設けられている各電気部品(電力が供給されることによって動作する部品)への電力供給を実行あるいは遮断するための電力供給許可手段としての電源スイッチ、遊技制御基板31の遊技制御用マイクロコンピュータ156のRAM55をクリアするためのクリアスイッチが設けられている。さらに、電源スイッチの内側(基板内部側)には、交換可能なヒューズが設けられている。
なお、この実施例では、主基板31は遊技盤側に設けられ、払出制御基板37は遊技枠側に設けられている。このような構成であっても、後述するように、主基板31と払出制御基板37との間の通信をシリアル通信で行うことによって、遊技盤を交換する際の配線の取り回しを容易にしている。
なお、各制御基板には、制御用マイクロコンピュータを含む制御手段が搭載されている。制御手段は、遊技制御手段等からのコマンドとしての指令信号(制御信号)に従って遊技機に設けられている電気部品(遊技用装置:球払出装置97、演出表示装置9、ランプやLEDなどの発光体、スピーカ27等)を制御する。以下、主基板31を制御基板に含めて説明を行うことがある。その場合には、制御基板に搭載される制御手段は、遊技制御手段と、遊技制御手段等からの指令信号に従って遊技機に設けられている電気部品を制御する手段とのそれぞれを指す。また、主基板31以外のマイクロコンピュータが搭載された基板をサブ基板ということがある。なお、球払出装置97は、遊技球を誘導する通路とステッピングモータ等により駆動されるスプロケット等によって誘導された遊技球を上皿や下皿に払い出すための装置であって、払い出された賞球や貸し球をカウントする払出個数カウントスイッチ等もユニットの一部として構成されている。なお、この実施例では、払出検出手段は、払出個数カウントスイッチによって実現され、球払出装置97から実際に賞球や貸し球が払い出されたことを検出する機能を備える。この場合、払出個数カウントスイッチは、賞球や貸し球の払い出しを1球検出するごとに検出信号を出力する。
パチンコ遊技機1の背面には、各種情報をパチンコ遊技機1の外部に出力するための各端子を備えたターミナル基板91が設置されている。ターミナル基板91には、例えば、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号(始動口信号、図柄確定回数1信号、大当り1信号、大当り2信号、大当り3信号、時短信号、セキュリティ信号、賞球信号1、遊技機エラー状態信号)を外部出力するための情報出力端子が設けられている。なお、遊技機エラー状態信号に関しては必ずしもパチンコ遊技機1の外部に出力しなくてもよく、該情報出力端子から、この遊技機エラー状態信号の替わりに遊技枠が開放状態であることを示すドア開放信号等を出力するようにしてもよい。
貯留タンク38に貯留された遊技球は誘導レールを通り、カーブ樋を経て払出ケース97aで覆われた球払出装置97に至る。球払出装置97の上方には、遊技媒体切れ検出手段としての球切れスイッチ43が設けられている。球切れスイッチ43が球切れを検出すると、球払出装置97の払出動作が停止する。球切れスイッチ43が遊技球の不足を検知すると、遊技機設置島に設けられている補給機構からパチンコ遊技機1に対して遊技球の補給が行なわれる。
入賞にもとづく景品としての遊技球や球貸し要求にもとづく遊技球が多数払出されて打球供給皿3が満杯になると、遊技球は、余剰球誘導通路を経て余剰球受皿4に導かれる。さらに遊技球が払出されると、感知レバー(図示略)が貯留状態検出手段としての満タンスイッチ(図示略)を押圧して、貯留状態検出手段としての満タンスイッチがオンする。その状態では、球払出装置内の払出モータの回転が停止して球払出装置の動作が停止するとともに打球発射装置の駆動も停止する。
図3は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図3には、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)156が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ156は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施例では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ156に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ156は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ156には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路60が内蔵されている。
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ156においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ156(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ156には、乱数回路60が内蔵されている。乱数回路60は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路60は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。
乱数回路60は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路60は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。
乱数回路60は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ156は、乱数回路60が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ156のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ156の各製品ごとに異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行って得られた数値データを、乱数回路60が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路60が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。
遊技制御用マイクロコンピュータ156は、第1始動口スイッチ14aまたは第2始動口スイッチ15aへの始動入賞が生じたときに乱数回路60から数値データをランダムRとして読み出し、特別図柄および演出図柄の変動開始時にランダムRにもとづいて特定の表示結果としての大当り表示結果にするか否か、すなわち、大当りとするか否かを決定する。そして、大当りとすると決定したときに、遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に移行させる。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ156には、払出制御基板37(の払出制御用マイクロコンピュータ)や演出制御基板80(の演出制御用マイクロコンピュータ)とシリアル通信で信号を入出力(送受信)するためのシリアル通信回路61が内蔵されている。なお、払出制御用マイクロコンピュータや演出制御用マイクロコンピュータにも、遊技制御用マイクロコンピュータ156とシリアル通信で信号を入出力するためのシリアル通信回路が内蔵されている(図示略)。
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグや保留記憶数カウンタの値など)と未払出賞球数を示すデータ(具体的には、後述する賞球コマンド出力カウンタの値)は、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施例では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。
遊技制御用マイクロコンピュータ156のリセット端子には、電源基板からのリセット信号が入力される。電源基板には、遊技制御用マイクロコンピュータ156等に供給されるリセット信号を生成するリセット回路が搭載されている。なお、リセット信号がハイレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ156等は動作可能状態になり、リセット信号がローレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ156等は動作停止状態になる。従って、リセット信号がハイレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ156等の動作を許容する許容信号が出力されていることになり、リセット信号がローレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ156等の動作を停止させる動作停止信号が出力されていることになる。なお、リセット回路をそれぞれの電気部品制御基板(電気部品を制御するためのマイクロコンピュータが搭載されている基板)に搭載してもよい。
さらに、遊技制御用マイクロコンピュータ156の入力ポートには、電源基板からの電源電圧が所定値以下に低下したことを示す電源断信号が入力される。すなわち、電源基板には、遊技機において使用される所定電圧(例えば、DC30VやDC5Vなど)の電圧値を監視して、電圧値があらかじめ定められた所定値にまで低下すると(電源電圧の低下を検出すると)、その旨を示す電源断信号を出力する電源監視回路が搭載されている。なお、電源監視回路を電源基板に搭載するのではなく、バックアップ電源によって電源バックアップされる基板(例えば、主基板31)に搭載するようにしてもよい。また、遊技制御用マイクロコンピュータ156の入力ポートには、RAMの内容をクリアすることを指示するためのクリアスイッチが操作されたことを示すクリア信号が入力される。
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ14a、第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15a、第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ23、第3入賞確認スイッチ23aおよび各入賞口スイッチ30,30bからの検出信号を基本回路に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載され、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21と、基本回路からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板31に搭載され、電源投入時に遊技制御用マイクロコンピュータ156をリセットするためのシステムリセット回路(図示せず)や、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号を、ターミナル基板91を介して、ホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路64も主基板31に搭載されている。
この実施例では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータで構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ156から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出図柄を可変表示する演出表示装置9との表示制御を行う。
演出制御基板80は、演出制御用CPUおよびRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ(図示略)を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。演出制御基板80において、演出制御用CPU(図示略)は、内蔵または外付けのROM(図示略)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバおよび入力ポートを介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU(図示略)は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)に演出表示装置9の表示制御を行わせる。
演出制御用CPU(図示略)は、受信した演出制御コマンドに従ってキャラクタROM(図示せず)から必要なデータを読み出す。キャラクタROMは、演出表示装置9に表示されるキャラクタ画像データ、具体的には、人物、文字、図形または記号等(演出図柄を含む)をあらかじめ格納しておくためのものである。演出制御用CPU(図示略)は、キャラクタROMから読み出したデータをVDPに出力する。VDPは、演出制御用CPUから入力されたデータにもとづいて表示制御を実行する。
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバに入力する。入力ドライバは、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路(図示略)が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。さらに、単方向性回路であるI/Oポート部を介して主基板31から演出制御コマンドおよび演出制御INT信号が出力されるので、中継基板77から主基板31の内部に向かう信号が規制される。すなわち、中継基板77からの信号は主基板31の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ156側)に入り込まない。
さらに、演出制御用CPU(図示略)は、出力ポート(図示略)を介して演出用ダイオード(演出用LED)321及びランプドライバ基板35に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPUは、出力ポートを介して演出用モータ304を駆動する信号を出力する。また、出力ポートを介して音声制御基板70に対して音番号データを出力する。
ランプドライバ基板35において、LEDを駆動する信号は、入力ドライバ(図示略)を介してLEDドライバに入力される。LEDドライバは、駆動信号を天枠LED28a、左枠LED28b、右枠LED28cなどの枠側に設けられている各LEDに供給する。また、遊技盤側に設けられている装飾LED25aに駆動信号を供給する。なお、LED以外の発光体が設けられている場合には、それを駆動する駆動回路(ドライバ)がランプドライバ基板35に搭載される。
音声制御基板70において、音番号データは、入力ドライバ(図示略)を介して音声合成用IC(図示略)に入力される。音声合成用ICは、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路(図示略)に出力する。増幅回路は、音声合成用ICの出力レベルを、ボリュームで設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27に出力する。音声データROM(図示略)には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば演出図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
次に、本実施例の演出装置を構成する演出ユニット300について、図面に基づいて説明する。図4は、演出ユニットを示す正面図である。図5は、演出ユニットを斜め前から見た状態を示す分解斜視図である。図6は、演出ユニットを斜め後ろから見た状態を示す分解斜視図である。図7は、演出ユニットの内部構造を示す分解斜視図である。図8は、図4のA−A断面図である。図9は、(a)は可動翼の開状態、(b)は可動翼の閉状態を示す図である。図10は、(a)は可動翼を示す斜視図、(b)は吸着状態を示す要部拡大図である。図11は、(a)は可動翼を示す斜視図、(b)は吸着状態を示す要部拡大図である。図12は、(a)は規制部材を示す斜視図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。図13は、(a)は閉状態で可動翼が正回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。図14は、(a)は開状態で可動翼が逆回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。図15は、(a)は閉状態で可動翼が逆回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。図16は、(a)は開状態で可動翼が正回転するときの規制部との接触状況を示す概略図、(b)は(a)の要部拡大図である。
尚、以下の説明においては、パチンコ遊技機1の正面に対峙した状態での上下左右方向を基準として説明する。
図4〜図8に示すように、演出ユニット300は、遊技盤6の背面所定箇所に固設される縦長の取付ベース301A及び該取付ベース301Aの前面上部に取り付けられる発光ベース301Bとからなるベース部301と、ベース部301の前面上部に前後方向を向く回動軸心を中心として回動可能に設けられる回動部302と、該回動部302に対して回動可能に設けられた複数の可動翼303A〜303Cからなる可動部303と、回動部302を駆動する演出用モータ304と、演出用モータ304の回動力を回動部302に伝達するための駆動力伝達部305と、から主に構成されている。
取付ベース301Aは、遊技盤6に対して略平行に取り付けられる縦長の板状部材にて構成されている。上下方向の中央位置よりやや下方位置には挿通孔310が形成されており、該挿通孔310には、取付ベース301Aの背面に固設される演出用モータ304の駆動軸304aが前後方向に向けて挿通される。前面における挿通孔310の上方位置には、該挿通孔310から前方に突出した駆動軸304aの先端に固着された駆動ギヤ305aに噛合する第1従動ギヤ305bを回動可能に軸支する軸受部311が突設されている。また、軸受部311の上方には、第1従動ギヤ305bに噛合する第2従動ギヤ305cを回動可能に軸支する軸受部312が突設され、軸受部312の上方には、第2従動ギヤ305cに噛合する第3従動ギヤ305dを回動可能に軸支する軸受部313が突設されている。尚、これら第1従動ギヤ305b、第2従動ギヤ305c、第3従動ギヤ305dの背面には円形の凹部314(例えば、図8参照)が形成されており、これら凹部314を軸受部311〜313に嵌合することで、前後方向を向く軸心周りに回動可能に支持される。
第3従動ギヤ305dの前面側には、所定の隙間を隔てて発光ベース301Bが取り付けられる。発光ベース301Bは、取付ベース301Aに取り付けられる基板取付部材320と、前面に複数の演出用LED321が配設された3枚のLED基板321aと、基板取付部材320の前面を覆うように取り付けられ、演出用LED321からの光を透光可能、かつ、拡散可能な透光性部材にて形成されるレンズ部材323と、から構成される。
基板取付部材320は、3つの可動翼303A〜303Cを閉状態としたときに各可動翼303A〜303Cに合致する形状をなした板材にて構成され、中央に丸孔320aが形成されている。また、レンズ部材323も基板取付部材320とほぼ同形に形成され、中央に丸孔323が形成されており、これら丸孔320a、323内には回動部302が配設される。
回動部302は、第3従動ギヤ305dの前面に複数本のネジ331により組み付けられる組付部材330と、該組付部材330の前面にネジ332により組み付けられる軸受部材333と、から構成される。
図7中拡大図に示すように、組付部材330は、中心にネジ332の取付孔335が形成されるとともに、周縁3箇所にC字形の凹部336が約60度間隔おきに形成された円形の台座337と、台座337の背面に突設された3つのボス338と、から構成されている。軸受部材333は、背面中心位置に形成されたネジ332のネジ穴339(図8参照)の周囲に可動翼303A〜303Cそれぞれの揺動軸352が挿入される前後方向を向く3つの軸受筒341が60度間隔おきに形成されるとともに、各軸受筒341の間には、金属製の円柱体からなる磁性体342が一端面を外側に向けた状態で60度間隔おきに放射状に配設されている。これら3つの軸受筒341及び磁性体342は、回動部302の回動中心C(ネジ332)を中心とする円周上に配置され、各磁性体342は、各軸受筒341の間で外側に突出するように配設されている。
この軸受部材333は、軸受筒341の後端を凹部336内に嵌合させた状態で、ネジ332により組付部材330に一体に組み付けられ、このように一体化された回動部302は、第3従動ギヤ305dに形成された複数の取付孔343に背面側から取り付けられたネジ331を各ボス338に形成されたネジ孔338aに螺入することにより、第3従動ギヤ305dの前面側に所定の隙間を隔てて一体的に組み付けられる。つまり、組付部材330及び軸受部材333からなる回動部302は、第3従動ギヤ305dと同一軸心をなしている。
可動翼303A〜303Cは、特に図10及び図11に示すように、正面視で時計回りに湾曲する略三日月状の前板350と、前板350の周縁から背面側に連設された内側板351A及び外側板351Bと、回動部302側の端部に背面側に向けて突設された揺動軸352と、からなる透光性部材にて構成され、揺動軸352を軸受部材333の軸受筒341内に挿入することで、回動部302に対して揺動軸352を中心として揺動可能に取り付けられる。尚、揺動軸352を軸受筒341内に挿入した状態で、止めネジ340を背面側から取り付けることで、軸受筒341からの逸脱が規制される(図8参照)。
前板350、内側板351A、外側板351Bは透光性を有しており、背面側に配設される複数の演出用LED321からの光を透過して前面側に出射させるようになっている。また、前板350の背面にはローレット加工等により光拡散部(図示略)が形成されており、演出用LED321からの光を拡散して前面側に出射させるようになっている。
図9〜図11に示すように、前板350の背面側には、回動部302の磁性体342を吸着可能な円柱状の磁石353を固定するための磁石固定部材354が取り付けられている。磁石353は、一端面が揺動軸352側を向くように該揺動軸352の近傍位置に固設されている。
内側板351Aにおける磁石353の近傍位置には半円形状の切欠部355が形成されているとともに、外側板351Bにおける磁石353の近傍位置には切欠部356が形成されている。そして、前板350の背面における磁石353と揺動軸352との間には、後述する開状態において切欠部355を介して入り込む磁性体342、閉状態において切欠部356を介して入り込む磁性体342を収容可能な空間である収容部Sが形成されている。
尚、本実施例では、切欠部355,356を介して磁性体342が収容部S内に入り込むように構成されていたが、切欠部355,356でなく、貫通孔等であってもよい。
また、本実施例では、切欠部355,356は磁性体342が収容部S内に入り込むことが可能なように該磁性体342より大きく形成されていたが、例えば磁石353が磁性体342に吸着したときに、切欠部355,356が磁性体342周りに嵌合するようにしてもよい。このようにすることで、嵌合作用により閉状態及び開状態において可動翼303A〜303Cが位置決めされることで、ガタツキ等が防止される。
このように構成された可動翼303A〜303Cは、揺動軸352を各軸受筒341内に挿入することで、軸受部材333に対し前後方向を向く揺動軸352周りに揺動可能に取り付けられる。具体的には、可動翼303A〜303Bは、磁石353が揺動軸352よりも反時計回り側(揺動軸352の一方側)にある磁性体342にそれぞれ吸着することにより、先端が発光ベース301Bの周縁よりも外側に突出する開位置と(図9(a)参照)、磁石353が揺動軸352よりも時計回り側(揺動軸352の他方側)にある磁性体342にそれぞれ吸着することにより、所定位置において発光ベース301Bの前面形状に合致する閉位置と(図9(b)参照)、の所定移動範囲(本例では約205度)で揺動可能に設けられている。
このように各可動翼303A〜303Cは、開位置において磁石353が揺動軸352の一方側にある磁性体342に吸着することで開位置にて保持され、閉位置において磁石353が揺動軸352の他方側にある磁性体342に吸着することで閉位置にて保持されるようになっている。また、開位置において、各可動翼303A〜303Cの内側板351A及び外側板351Bには他の可動翼303A〜303Cの内側板351A及び外側板351Bは接触しない。閉位置においては、各可動翼303A〜303Cの内側板351Aには他方側の可動翼303A〜303Cの外側板351Bが、外側板351Bには一方側の可動翼303A〜303Cの内側板351Aが当接する。
そして、演出用モータ304により駆動ギヤ305aが回動することで、各第1〜第3従動ギヤ305b〜305dを介して回動部302が回転(本実施例では時計回りとする)または逆回転(本実施例では反時計回りとする)に回転することで、各可動翼303A〜303Cが回動部302の回動中心C(ネジ332)を中心として周回する。また、開状態及び閉状態のいずれにおいても各可動翼303A〜303Cの磁石353が回動部302の磁性体342に吸着することで、回動部302が所定の回動態様(例えば低速回転など)で回動しているときには、開状態または閉状態を維持した状態で回動する。また、開状態及び閉状態のいずれにおいても、各可動翼303A〜303Cの内側板351A及び外側板351Bは、発光ベース301Bに設けられた接触部材324に接触するようになっている。
図12に示すように、接触部材324は、上部が半円形状に形成された板状の接触部324aと、接触部324aの下部に形成されたフランジ部324bと、フランジ部324bの下面に突設されたガイド棒324cと、ガイド棒324cの周囲に装着され、一端がフランジ部324bに係止されるとともに他端が基板取付部材320に係止されたコイルバネ324dと、からなる。
接触部324aは、背面側から長孔325に挿入されて半円形状の上辺がレンズ部材323の前面323aから突出するように設けられ、ガイド棒324cに装着されたコイルバネ324dにより突出方向に向けて付勢されている。付勢された接触部324aは、フランジ部324bがレンズ部材323の前板背面における長孔325の周縁に当接することで逸脱が規制されている。
このように接触部材324は、接触部324aが前面323aから突出し、前方に付勢された状態で設けられている。また、回動部302の回動中心Cから所定距離離れた位置に、板状の接触部324aを回動中心Cを中心とする円の接線方向に向けて設けられている(図9参照)。
次に、可動翼303A〜303Cの状態及び回動部302の回動態様に応じた接触部材324と各可動翼303A〜303Cとの接触状況について、図13〜図16に基づいて説明する。尚、図13〜図16においては、説明の便宜上、3つのうち一の可動翼303Aのみを図示し、他の可動翼303B、303Cの図示は省略することとする。
図13に示すように、可動翼303Aが閉状態で回動部302が逆回転(反時計回り)する場合、可動翼303Aは、外側板351Bの下縁部Y1(第1被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図13(b)に示すように、外側板351Bの下縁部Y1における接線を接線Q1とし、接触部324aの側面に対し平行な仮想線を仮想線Pとすると、仮想線Pに対する接線Q1の傾斜角θ1は約5度となる。
また、可動翼303Aがさらに逆回転して外側板351Bが接触部材324を乗り越えると、今度は内側板351Aの下縁部Y2(第1被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図13(b)中2点鎖線に示すように、仮想線Pに対する内側板351Aの下縁部Y2における接線Q2の傾斜角θ2は約50度となる。
図14に示すように、可動翼303Aが閉状態で回動部302が正回転(時計回り)する場合、可動翼303Aは、内側板351Aの下縁部Y3(第1被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図14(b)に示すように、仮想線Pに対する内側板351Aの下縁部Y3における接線Q3の傾斜角θ3は約65度となる。
また、可動翼303Aがさらに正回転して内側板351Aが接触部材324を乗り越えると、今度は外側板351Bの下縁部Y4(第1被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図14(b)中2点鎖線に示すように、仮想線Pに対する外側板351Bの下縁部Y4における接線Q4の傾斜角θ4は約20度となる。
次に、図15に示すように、可動翼303Aが開状態で回動部302が正回転(時計回り)する場合、可動翼303Aは、内側板351Aの下縁部X1(第2被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図15(b)に示すように、仮想線Pに対する内側板351Aの下縁部X2における接線Q5の傾斜角θ5は約45度となる。
また、可動翼303Aがさらに正回転して内側板351Aが接触部材324を乗り越えると、今度は外側板351Bの下縁部X2(第2被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図15(b)中2点鎖線に示すように、仮想線Pに対する外側板351の下縁部X2における接線Q6の傾斜角θ6は約30度となる。
に、図16に示すように、可動翼303Aが開状態で回動部302が逆回転(反時計回り)する場合、可動翼303Aは、外側板351Bの下縁部X3(第2被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図16(b)に示すように、仮想線Pに対する外側板351Bの下縁部X3における接線Q7の傾斜角θ7は約40度となる。
また、可動翼303Aがさらに逆回転して外側板351Bが接触部材324を乗り越えると、今度は内側板351Aの下縁部X4(第2被接触部)が接触部324aに接触する。ここで、図16(b)中2点鎖線に示すように、仮想線Pに対する内側板351Aの下縁部X4における接線Q8の傾斜角θ8は約30度となる。
このように可動翼303Aは、回動部302が逆回転及び正回転のいずれで回転した場合においても、内側板315A及び外側板315Bの下縁部Y1〜4、X1〜4が接触部324aに接触するため、接触部材324により所定の外力が付与されるようになっている。
具体的には、接触部324aは、回動部302の回動軸心を中心とする円弧に沿うように配設され、図12に示すように、回動部302の回動方向の両端部から長手方向の中央に向けて前方に傾斜する円弧形状に形成されているとともに、前面323aに対し出没可能に設けられていることで、可動翼303Aが接触したときに回動部302の回動を一時的に阻止する(完全に阻止しない)程度の外力を可動翼303Aに付与する。この外力は、可動翼303Aとの接触態様及び接触部材324のコイルバネ324dの付勢力等により変えることが可能とされている。尚、本実施例では、可動翼303Aは、接触部324aをコイルバネ324dの付勢力に抗して押し下げながら、可動翼303Aが接触部324aを乗り越えて通過していく。
このように可動翼303Aは、該可動翼303Aに対し接触部324aにより外力が付与されることにより、閉状態において逆回転する場合には閉状態に維持され、開状態において正回転するときには開状態に維持される。逆に、閉状態において正回転する場合には開状態に変化させられやすく、開状態において逆回転する場合には閉状態に変化させられやすくなる。但し、閉状態において正回転する場合や開状態において逆回転する場合において、回動部302が低速回転するなど付与される外力が小さい場合には状態が維持される。
また、開状態で回動部302が逆回転するときに接触部324aに接触する被接触部としての下縁部X1(X2)から揺動軸352までの距離L2及び開状態で回動部302が正回転するときに接触部324aに接触する被接触部としての下縁部X3(X4)から揺動軸352までの距離L2’は、閉状態で回動部302が逆回転するときに接触部324aに接触する被接触部としての下縁部Y1(Y2)から揺動軸352までの距離L1及び閉状態で回動部302が正回転するときに接触部324aに接触する被接触部としての下縁部Y3(Y4)から揺動軸352までの距離L1’よりも短い(L1、L1’>L2、L2’)。
よって、可動翼303Aは、開状態で回動しているときは閉状態で回動しているときよりも接触部324aとの接触位置が揺動軸352寄りになることで、接触部324aとの接触により外力が付与されても、可動翼303Aに作用する力が小さくなるため、開状態において可動翼303Aが常に接触部324aに接触しても円滑に回動させることができる。
また、基本的には、逆回転で回転するときよりも正回転で回転するときの方が傾斜角θが大きくなるようになっており、これにより逆回転から正回転に逆駆動して可動翼303A〜303Cが開状態になった場合において、下降時に自重で揺動して閉状態になりかけても、接触部324aにより外力が付与されることで、開状態に復帰させられるようになっている。
次に、可動翼303Aを閉状態から開状態とするときの回動制御及び可動翼303Aの動作状況について、図17及び図18に基づいて説明する。図17は、(a)〜(c)は可動翼を閉状態から開状態へ変化させるときの回動制御及び可動翼の動作状況を示す説明図である。図18は、(d)〜(f)は図17から続いて可動翼を閉状態から開状態へ変化させるときの回動制御及び可動翼の動作状況を示す説明図である。図19は、(a)〜(c)は可動翼を開状態から閉状態へ変化させるときの回動制御及び可動翼の動作状況を示す説明図である。図20は、(d)〜(f)は図19から続いて可動翼を開状態から閉状態へ変化させるときの回動制御及び可動翼の動作状況を示す説明図である。また、図17〜図20では、正回転、逆回転ともに所定速度で回転するものとする。
図17に示すように、可動翼303A〜303Cが閉状態において演出用モータ304により回動部302を逆回転させると、可動翼303A〜303Cは回動中心Cを中心として反時計回りに周回する(図17(a)参照)。このとき、各可動翼303A〜303Cには、回動部302の回転により開状態へ変化する方向に遠心力が作用するが、この遠心力よりも磁石353による磁性体342の吸引力の方が上回るとともに、各可動翼303A〜303Cの内側板351Aと外側板315Bとが接触していることで、閉状態を維持したまま周回する。
ここで、可動翼303A〜303Cを閉状態から開状態へ変化させる場合、演出制御用CPUは、演出用モータ304により回動部302を逆駆動させる(図17(b)参照)。これにより可動翼303A〜303Cは逆回転から正回転に変わる。このように回転が逆になったとき、可動翼303A〜303Cには逆回転方向に慣性力が生じることで、その場に留まろうとする。これにより、磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353による磁性体342の吸着力を上回ることで磁石353が磁性体342から離脱する。
しかし、各可動翼303A〜303Cが互いに接触していることで、磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353による磁性体342の吸着力を上回らずに、閉状態に維持されてしまっても、例えばいずれかの可動翼(ここでは可動翼303A)の下縁部Y3(Y4)が接触部324aに接触することにより可動翼303Aの周回を阻止する方向に外力が付与されることで、磁石353が磁性体342から離れる方向への力が磁性体342に対する磁石353の吸着力を上回り、可動翼303Aが揺動軸352を中心として揺動して磁石353が磁性体342から引き離される。つまり、可動翼303Aが開状態に向けて変化を開始する(図17(c)参照)。
また、このように可動翼303Aが揺動することで、回転方向と反対側の可動翼303C及び可動翼303Bが可動翼303Aにより押されることで、順次磁石353が磁性体342から離れていく。さらに、接触部324aを越えて上昇側に差し掛かった可動翼303Bは、自重による作用も加わって反時計回りに揺動し、これにより揺動軸352を中心として吊支された状態となる(図17(c)参照)。
次いで、回動部302が回転を続けると、可動翼303Bの磁石353が磁性体342に吸着することで揺動が規制されて開状態となり、そのまま上昇していく。また、可動翼303Aは接触部324aにより周回が阻止されたまま磁石353が磁性体342に吸着することで揺動が規制されて開状態となる(図18(d)参照)。
さらに、回動部302が回転を続けて可動翼303が接触部324aを通過すると、次の可動翼303Cが接触部324aに接触して周回が一時的に阻止され(図18(e)参照)、周回が阻止されたまま磁石353が磁性体342に吸着することで揺動が規制されて開状態となる(図18(f)参照)。
このように本実施例では、回動部302の回動態様を変化させる、つまり、逆回転を正回転にすることで、可動翼303A〜303Cに対し磁性体342から磁石353を離脱させる力(慣性力)を作用させているが、これだけで磁性体342から磁石353が離れなかった場合でも、各可動翼303A〜303Cに対し接触部324aとの接触により周回を阻止する方向に外力が付与されることで、磁性体342から磁石353を離脱させる力を補助できるようになっている。
また、開状態で周回を続けているときに、各可動翼303A〜303Cが下降側に差し掛かかり、自身の自重により磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353の吸着力を上回って磁石353が離脱し、揺動軸352を中心として揺動してしまうことがあっても、可動翼303A〜303Cが接触部324aに接触して周回が一時的に阻止されることで、再び開状態に変化させられるので、可動翼303A〜303Cは、磁石353により磁性体342に吸着されることにより開状態に維持されたまま、周回を続けることができる。
次に、可動翼303A〜303Cを開状態から閉状態に変化させる場合、図19に示すように、可動翼303A〜303Cが開状態で正回転しているときに(図19(a)参照)、演出用モータ304により回動部302を逆回転させると、可動翼303A〜303Cは正回転から逆回転に変わり、回動中心Cを中心として反時計回りに周回する(図19(b)参照)。このように回転が逆になったとき、可動翼303A〜303Cには正回転方向に慣性力が生じることで、その場に留まろうとする。これにより、磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353による磁性体342の吸着力を上回ることで磁石353が磁性体342から離脱する。特に、上昇側の可動翼303Cは、自身の自重により磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353による磁性体342の吸着力を上回るため、揺動軸352を中心として時計回りに揺動して垂れ下がる(図19(b)参照)。
しかし、下降側の可動翼303A、303Bは、自重により磁性体342に対し磁石353が近づけられて磁石353による磁性体342の吸着力を助け、これにより磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353による磁性体342の吸着力を上回らないので、開状態に維持される。
ここで、磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353による磁性体342の吸着力を上回らずに開状態に維持されてしまっても、例えばいずれかの可動翼(ここでは可動翼303A)の下縁部Y1(Y2)が接触部324aに接触することにより可動翼303Aの周回を阻止する方向に外力が付与されることで、磁石353が磁性体342から離れる方向への力が磁性体342に対する磁石353の吸着力を上回り、可動翼303Aが揺動軸352を中心として揺動して磁石353が磁性体342から引き離される。つまり、可動翼303Aが閉状態に向けて変化を開始する(図19(c)参照)。
また、このように可動翼303Aが揺動することで、回転方向と反対側の可動翼303Bが可動翼303Aにより押されることで、順次磁石353が磁性体342に近づいていく。さらに、接触部324aを越えて上昇側に差し掛かった可動翼303Cは、自重による作用も加わって時計回りに揺動し、これにより揺動軸352を中心として吊支された状態となる(図19(c)参照)。
次いで、回動部302が回転を続けると、全ての可動翼303A〜303Cの磁石353が磁性体342に近づいていく(図20(d)参照)。さらに、回動部302が回転を続けて可動翼303Aが接触部324aを通過すると、次の可動翼303Bが接触部324aに接触して周回が一時的に阻止され、周回が阻止されたまま磁石353が磁性体342に吸着することで揺動が規制されて閉状態となる(図20(e)参照)。
このように本実施例では、回動部302の回動態様を変化させる、つまり、正回転を逆回転にすることで、可動翼303A〜303Cに対し磁性体342から磁石353を離脱させる力(慣性力)を作用させているが、これだけで磁性体342から磁石353が離れなかった場合でも、各可動翼303A〜303Cに対し接触部324aとの接触により周回を阻止する方向に外力が付与されることで、磁性体342から磁石353を離脱させるために必要な外力の付与が補助される。
また、閉状態で周回を続けているときに、各可動翼303A〜303Cが下降側に差し掛かかり、自身の自重により磁性体342から磁石353が離れようとする力が磁石353の吸着力を上回って磁石353が離脱し、揺動軸352を中心として揺動してしまうことがあっても、可動翼303A〜303Cが接触部324aに接触して周回が一時的に阻止されることで、再び閉状態に変化させられるので、可動翼303A〜303Cは、磁石353により磁性体342に吸着されることにより閉状態に維持されたまま、周回を続けることができる。
尚、上記では、可動翼303A〜303Cを閉状態から開状態または開状態から閉状態に変化させる場合の一例として、回動部302を同じ速度で逆回転から正回転または正回転から逆回転に変化させていたが、このように回動部302の回転方向を逆転させるだけでなく、例えば、回動部302の回転速度を所定速度よりも高速または低速で回転させることで、可動翼303A〜303Cを閉状態から開状態または開状態から閉状態に変化させるようにしてもよい。
また、演出制御用CPUは、このような演出ユニット300による可動演出として、例えば、大当り予告、リーチ予告、昇格予告、リーチ演出、大当り演出等の様々な場面において可動翼303A〜303Cを周回させたり、閉状態から開状態または開状態から閉状態に変化させる可動演出を実行可能とされている。
具体的には、例えば変動パターンとして擬似連演出を伴う変動パターンが実行される場合や、スーパーリーチを伴う変動パターンが実行される場合等において実行する。このような場合、当該変動表示結果が大当り表示結果になるか否かによって、可動翼303A〜303Cの状態を変化させるか否か等を決定するようにしてもよく、例えば、大当りになる場合には、はずれの場合よりも高い割合で、可動翼303A〜303Cの状態を閉状態から開状態へ変化させる可動演出パターンが選択されるようにし、はずれになる場合には、大当りの場合よりも高い割合で、可動翼303A〜303Cの状態を閉状態から開状態へ変化させずに、回動部302のみを回動させるだけの可動演出パターンが選択されるようにすることが好ましい。このようにすれば、遊技者は可動翼303A〜303Cの状態が閉状態から開状態へ変化することを期待するようになるため、遊技の興趣を高めることができる。
また、はずれの場合においては、例えば変動パターンの種別に応じて、回動部302を低速回転させるパターン、高速回転させるパターン等、複数種類の演出パターンのうちから選択するようにすることが好ましい。
また、上記のように回動部302を回動させたり、可動翼303A〜303Cの状態を閉状態から開状態へ変化させたりするときに、演出用LED321の発光態様を変化させることにより、周回態様に変化を持たせることができる。特に本実施例では、各可動翼303A〜303C自体に演出用LED321を搭載することなく、ベース部301である背面側の発光ベース301Bから光を照射することにより各可動翼303A〜303Cを透過して発光するようになっていることで、各可動翼303A〜303Cの構造を簡素化できる。
以上説明してきたように、本発明の実施例としてのパチンコ遊技機1にあっては、可動翼303A〜303Cは、回動部302の回動態様の変化、つまり、逆駆動により逆回転から正回転になったことに応じて作用する力により閉状態から開状態に変化すると、磁石353と磁性体342とにより開状態に維持されることで、例えば回動部302の回動態様が変化前の状態、つまり逆回転に戻った場合でも開状態に維持される。すなわち、開状態に維持したまま回動部302を逆駆動させたりすることが可能となるため、可動翼303A〜303Cの演出態様を多様化することができる。
尚、回動部302の回動態様の変化に応じて作用する力とは、例えば、回動部302の回動速度の変化により可動翼303A〜303Cに作用する遠心力や、回動部302の回動方向が変化(逆回転)するときに可動翼303A〜303Cに作用する慣性力等が含まれる。
また、本実施例では、ベース部301には、可動翼303A〜303Cの状態が変化するときに該可動翼303A〜303Cに対し外力を付与することで、該可動翼303A〜303Cの状態変化を補助する外力付与手段の一例としての接触部材324の接触部324aを備えることで、回動部302の回動態様の変化、つまり、逆駆動だけでは可動翼303A〜303Cが閉状態から開状態に変化しない場合でも、外力が付与されることにより変化させやすくなる。
また、本実施例では、可動翼303A〜303Cは、回動部302に複数設けられ、該複数のうち一の可動翼303A〜303Cに対し接触部324aにより外力が付与されることで、複数の可動翼303A〜303Cが順次接触して開状態から閉状態に揺動するように設けられている、一の可動翼303A〜303Cに対し大きな外力を付与したり、複数の可動翼303A〜303Cに対し一斉に外力を付与しなくても、複数の可動翼303A〜303Cを順次接触させて開状態に変化させることができるため、複数の可動翼303A〜303Cを小さな外力で円滑に開状態に変化させることができる。
また、本実施例では、可動翼303A〜303Cは、回動部302の回動軸心に対し偏心する偏心位置に設けられた揺動軸352を中心として揺動可能に設けられ、接触部材324の接触部324aは、回動部302の回動中心Cを中心とする揺動軸352の回動軌跡の外側に、可動翼303A〜303Cに対し接触可能に設けられた接触部324aであり、可動翼303A〜303Cは、閉状態のときに接触部324aと接触する第1被接触部としての下縁部Y1〜Y4と、開状態のときに接触部324aと接触する第2被接触部としての下縁部X1〜X4と、を有し、揺動軸352から下縁部X1〜X4までの距離L2は、揺動軸352から下縁部Y1〜Y4までの距離L1よりも短い(L2<L1)ことで、可動翼303A〜303Cは、開状態で回動しているときは、閉状態で回動しているときよりも接触部324aとの接触位置が揺動軸352寄りになることで、接触部324aとの接触による外力が小さくなるため、開状態において可動翼303A〜303Cが常に接触部324aに接触しても円滑に回動させることができる。
また、本実施例では、可動翼303A〜303Cを開状態で維持する維持手段として、可動翼303A〜303Cに設けられる磁石353及び回動部302に設けられる磁性体342を適用していることで、磁石353の吸着力により可動翼303A〜303Cを開状態に維持することができるとともに、閉状態に戻す場合には、磁石353と磁性体342とを引き離すことで、可動翼303A〜303Cの維持を簡単に解除することができる。
尚、本実施例では、可動翼303A〜303Cに磁石353、回動部302に磁性体342が設けられていたが、可動翼303A〜303Cに磁性体342、回動部302に磁石353を設けてもよい。また、可動翼303A〜303C及び回動部302に磁石を互いに吸着しあうように設けてもよい。また、磁性体として鉄製の円柱体を用いていたが、磁石により吸着されるものであれば種々の部材に変更可能である。
また、本実施例では、維持手段の一例として、磁石353の吸引力により被維持部としての磁性体342を吸着して維持する例が示されていたが、このように磁力による吸引力を利用するものだけでなく、例えば面ファスナーや係止部及び被係止部からなる係止手段等、維持及び維持を解除可能なものであれば種々に変更可能である。
また、本実施例では、維持手段としての磁石353及び磁性体342は、回動部302に設けられる維持部としての磁性体342及び可動翼303A〜303Cに設けられる被維持部としての磁石353から構成され、可動翼303A〜303Cには、回動部302に設けられる磁性体342が収容可能な収容部S(収容空間部)が形成されており、該収容部Sには磁石353が設けられていることで、磁性体342が磁石353により維持されるだけでなく、維持されたときに磁性体342が収容部Sに収容されることで、磁性体342及び磁石353が外部に露出しないので、美感を高めることができる。
また、本実施例では、可動部としての各可動翼303A〜303Cは、回動部302の回動中心Cと同じ前後方向を向く揺動軸352を中心として回動部302に揺動可能に軸支されていたが、回動部302の回動態様を変化させることにより各可動翼303A〜303Cの状態を変化させることが可能であれば、揺動軸352は回動中心Cと平行でなくても、回動中心Cに対して傾斜するように設けられていてもよい。また、揺動軸352は回動中心Cに対して軸心方向に異なる位置に配設されていてもよい。
本実施例では、可動部としての各可動翼303A〜303Cは、回動部302の回動中心Cと同じ前後方向を向く揺動軸352を中心として回動部302に揺動可能に軸支されていたが、本発明の可動部は、このように揺動軸352等を中心として揺動可能に設けられたものだけでなく、例えば回動中心Cを中心として放射状に配設され、回動中心C側の退避位置とその反対側に移動した進出位置との間で直線的に移動可能に設けられていてもよい。
また、本実施例では、可動部としての可動翼303A〜303Cは3つ設けられていたが、4つ以上、または2つ以下であってもよく、その数量は限定されるものではない。
また、本実施例では、磁石353と磁性体342との当接により可動翼303A〜303Cの揺動範囲を規制するようになっていたが、このような揺動範囲を規制する規制部を、磁石353及び磁性体342とは別個に設けてもよい。
また、本実施例では、可動翼303A〜303Cの状態が変化するときに該可動翼303A〜303Cに対し外力を付与する外力付与手段としての接触部材324は1箇所にのみ配設されていたが、複数箇所に配設されていてもよい。また、接触部材324は、可動翼303A〜303Cとの接触により押し下げられるように設けられていたが、固定されていてもよい。また、接触部材324は、可動翼303A〜303Cの状態を変化させないときも常に可動翼303A〜303Cに接触可能に設けられていたが、例えば状態を変化させるときにだけ前面323a上に出現して可動翼303A〜303Cと接触するようにしてもよい。
また、本実施例では、このような外力付与手段として、合成樹脂材等からなる接触部材324が適用されていたが、例えば軟質性の合成樹脂材やゴム材等の他の素材からなる部材を適用してもよいし、あるいはエアー等を噴出することで可動翼303A〜303Cに対し外力を付与するものであってもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
また、前記実施例では、遊技媒体の一例として、球状のパチンコ球(遊技球)が適用されていたが、球状の遊技媒体に限定されるものではなく、例えばメダル等の非球状の遊技媒体であってもよい。
また、前記実施例では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機が適用されていたが、例えば遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の図柄を変動表示可能な可変表示装置に表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置に導出された表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンにも適用可能である。
1 パチンコ遊技機
300 演出ユニット
301 ベース部
302 回動部
303A〜303C 可動翼
304 演出用モータ
305 駆動力伝達部
324 接触部材
324a 接触部
342 磁性体
351A 内側板
351B 外側板
352 揺動軸
353 磁石
355,356 切欠部

Claims (2)

  1. ベース部と、該ベース部に対して回動可能に設けられた回動部と、該回動部に対して変可能に設けられた可動部と、前記回動部を駆動する駆動手段と、を有する演出装置を備える遊技機であって、
    前記可動部は、前記回動部の回動に応じて作用する力により第1状態から該第1状態とは異なる第2状態に変し、
    記可動部を維持する維持手段を備え、
    前記維持手段は、前記可動部を前記第1状態に維持する第1維持手段と前記第2状態に維持する第2維持手段とを含み、
    前記ベース部には、前記回動部が回動するときに該可動部に対し外力を付与することで、該可動部の変位を補助する外力付与手段を備える、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記可動部の回転が正回転であるときには、前記可動部は前記第1維持手段の維持から離れて前記第1状態から前記第2状態となり、前記可動部の回転が逆回転であるときには、前記可動部は前記第2維持手段の維持から離れて前記第2状態から前記第1状態となる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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