JP2500484Y2 - ボ―ル運びゲ―ム装置 - Google Patents

ボ―ル運びゲ―ム装置

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JP2500484Y2
JP2500484Y2 JP8384391U JP8384391U JP2500484Y2 JP 2500484 Y2 JP2500484 Y2 JP 2500484Y2 JP 8384391 U JP8384391 U JP 8384391U JP 8384391 U JP8384391 U JP 8384391U JP 2500484 Y2 JP2500484 Y2 JP 2500484Y2
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ball
receiver
ball receiver
hitting
game device
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潔 柏本
正憲 水沼
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Tomy Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games

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  • Multimedia (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、打撃ボタンの操作によ
って打撃部を動作させてボールを打撃することにより、
次段のボール受けへボールを送り、このボールをゴール
まで導くように構成されたボール運びゲーム装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のボール運びゲーム装置と
して、ボール受けを、固定ボール受けだけで構成したも
のや、固定ボール受けと、自動動作するボール受けとで
構成したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ボール受け
を固定ボール受けだけで構成したものにあっては、打撃
ボタンを叩く強さだけによってボールの送りがうまくい
くか否かが決定されてしまうことから、面白みが少なか
った。一方、ボール受けを固定ボール受けと自動動作す
るボール受けとで構成したボール運びゲーム装置にあっ
ては、打撃ボタンを叩く強さだけでなく、ボールの打撃
タイミングも要求されることから、その分、固定ボール
受けだけのものに比べて面白みがあるが、ボールの打撃
タイミングを取ることが難しく、殊に初心者などにあっ
ては、ゲーム途中で諦めたりする場合が多々あった。
【0004】本考案は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、初心者などでも十分にゲームを楽しむことができ
るボール運びゲーム装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るボール運び
ゲーム装置は、打撃ボタンの操作によって打撃部を動作
させてボールを打撃することにより、次段のボール受け
へボールを送り、このボールをゴールまで導くように構
成されたボール運びゲーム装置において、ボール受けと
して、固定ボール受けと、自動動作するボール受けとを
備えるとともに、ボールの打撃タイミングを表示するタ
イミング表示部を備えたものである。また、自動動作す
るボール受けとして、矩形状に動作するボール受けを備
えたものである。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、固定ボール受けだけで
なく、自動動作するボール受けを含んでいるので、打撃
ボタンを叩く強さだけでなく、ボールの打撃タイミング
も要求されることから、その分、固定ボール受けだけの
ものに比べて面白みが増すことになる。また、ボールの
打撃タイミングを表示するタイミング表示部を備えてい
るので、それを手がかりにボールを打撃することがで
き、初心者でも十分にゲームを楽しむことができる。さ
らに、矩形状に動作するボール受けを含むものでは、動
作に意外性があり、ゲームの楽しみがその分増すことに
なる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係るボール運びゲーム装置の
実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【0008】図1には実施例のボール運びゲーム装置の
外観が、図2には当該ボール運びゲーム装置の略右半分
が、図3には当該ボール運びゲーム装置の略左半分が表
わされている。このボール運びゲーム装置の前面は透明
表面板40(図7参照)となっており、その下側には、
タイマー撮み41と、右打撃ボタン42と、左打撃ボタ
ン43とが設けられている。この実施例のボール運びゲ
ーム装置においては、右下のボール受け1がスタート地
点となっており、本体を逆さにしたり、横に傾けたりし
て、磁性体からなるボールBをボール受け1へ導き、タ
イマー撮み41を入れることによって、ゲームが開始さ
れるようになっている。そして、このボール運びゲーム
装置では、ボールBをボール受け2,3,・・・,2
2,23,24へこの順に送ることにより(但し、経路
が多少異なることもある。)、ゲームを楽しむようにな
っている。
【0009】(ボール受け1〜5) ボール受け1,2,3は横に並んで設けられ、ボール受
け4はボール受け1,2の上方に設けられ、ボール受け
5はボール受け4の左斜め上方に設けられている。この
ボール受け1,2,3,4,5には図4に示すように開
口1a,2a,3a,4a,5aがそれぞれ設けられて
おり、図5に示すように、右打撃ボタン42を指の腹で
叩いて梃子の原理によってスライダ30を上昇させるこ
とにより、スライダ30に付設された打撃部1b,2
b,3b,4b,5bをその開口1a,2a,3a,4
a,5aからそれぞれ突出させ、ボールBを打撃し、次
段のボール受けへ送れるようになっている。
【0010】ここで、ボール受け1,2,3の上方には
逆三角形状の通路閉塞部材70aが設けられている。こ
の通路閉塞部材70aは、モータ駆動によって左右に往
復運動するスライダ70(図6参照)に付設されてお
り、ボール受け1,2,3上方で左右に往復運動するよ
うになっている。この通路閉塞部材70aはボールBを
ボール受け1からボール受け2へ、また、ボール受け2
からボール受け3へ導くように機能するとともに、ボー
ル受け3からボール受け4へのボールBの送りを間欠的
に阻止するように機能する。ボール受け1,2では、打
撃部1b,2bの上面が平らになっているため(図5参
照)、打撃してもボールBは単に真上に向けて飛ぶだけ
であり、通路閉塞部材70aの辺部に当ててボールBの
飛ぶ方向を変えなければ、次段のボール受け2,3へボ
ールBを送れないからであり、また、ボール受け3で
は、通路閉塞部材70aがボール受け3の上方にある状
態では、次段のボール受け4へのボールBの通路が閉塞
された状態となるからである。
【0011】なお、ボール受け3からボール受け4への
ボールBの案内は案内部81によって、ボール受け4か
らボール受け5へのボールBの案内は案内部82によっ
て、ボール受け5からボール受け6へのボールBの案内
は案内部81,82,83によってなされる(図4参
照)。
【0012】(ボール受け6〜9) ボール受け6はボール受け5の左側に設けられ、また、
ボール受け7はボール受け6の下方に設けられている。
ボール受け6は風車として構成されており、中心軸を中
心に所定角度の範囲内においてモータ駆動によって正回
転および逆回転を行うことができるように構成されてい
る。このボール受け6の周面には例えば2つのボール捕
捉用凹部6bが形成されている。このボール捕捉用凹部
6bに捕捉されたボールBは、ボール受け6の回動動作
によって、ボールBを捕捉しているボール捕捉用凹部6
bが下側に向いたとき放たれるようになっている。
【0013】このボール受け6下方にはジャングル72
が構成されている。このジャングル72は、図7に示す
ように、透明表面板40裏側に立設された多数のピン7
2a,72a・・・から構成されている。そして、ボー
ル受け6から放たれたボールBがピン72a間を通って
下方へ流れ落ちるようになっている。
【0014】ボール受け7は図5に示すスライダ31に
付設されており、盤面43(図4参照)の開口7aから
前方へ突出している。スライダ31は面31a,31b
がスライダ30の面30a,30bに接触しており、右
打撃ボタン42の操作によりスライダ30が上下運動す
るのに伴って、左右に往復運動を行うようになってい
る。したがって、右打撃ボタン42の操作によって、ボ
ール受け7も左右に往復運動することになる。このボー
ル受け7は桝状に構成されており、捕捉したボールBを
底部開口7bを通じて盤面43裏側へ導くように構成さ
れている。そして、盤面43裏側へ導かれたボールB
は、スライダ31に付設された通路31c(図5参照)
を通り、ボール受け8へ導かれるようになっている。
【0015】なお、前記ボール受け6は自動動作を行う
ため、ボール受け5でのボールBの打撃のタイミングが
難しい。そこで、ボール受け6の前面に図11に示すよ
うな羽根模様6aを付し、一方、透明表面板40の対応
位置に図7,図12に示すような羽根模様40aを付
し、ボール受け6の回動動作に伴う羽根模様6b,40
aの重なり合いによる所定の模様(図13参照)の現出
によって、ボール受け5でのボールBの打撃タイミング
を表示するように工夫されている。
【0016】(ボール受け8〜10) ボール受け8,9,10はボール受け7の下方に重畳さ
れた状態に設けられている。ボール受け8,9,10は
それぞれ1つの部屋を構成しており、この部屋の床には
開口8a,9a,10aが設けられている。また、各部
屋内には打撃部8b,9b,10bが設けられるととも
に、通路閉塞部材8c,9c,10cが設けられてい
る。打撃部8b,9b,10bは千鳥状に、また、通路
閉塞部材8c,9c,10cは逆千鳥状に設けられてい
る。ここで、打撃部8b,9b,10bは、右打撃ボタ
ン42の操作により左右方向に往復動作を行うスライダ
31にそれぞれ付設されている(図5参照)。また、通
路閉塞部材8c,9c,10cはモータ駆動によって左
右に往復動作するスライダ70に付設され(図6参
照)、開口8a,9a,10aを間欠的に閉鎖するよう
になっている。なお、このボール受け8,9,10には
ボール止め用突起8d,9d,10dがそれぞれ設けら
れ(図4参照)、ボールBを打撃部8b,9b,10b
によって打撃しない限り、開口8a,9a,10aを通
じて次段のボール受けへボールBが落ちないように工夫
されている。
【0017】(ボール受け11,12) ボール受け10下方にはスロープ73が構成され、その
坂下にはボール受け11が設けられている。また、ボー
ル受け11の左側にはボール受け12が設けられてい
る。ボール受け11,12には図4に示すように開口1
1a,12が設けられている。そして、図5に示すよう
に、右打撃ボタン42を叩くことにより、スライダ30
に付設された打撃部11bを開口11aから突出させ、
ボール受け11にあるボールBを打撃することができる
ようになっている。また、図8に示すように、左打撃ボ
タン43を指の腹で叩いて梃子の原理によってスライダ
33を上昇させることにより、スライダ33に付設され
た打撃部12bをその開口12aから突出させ、ボール
Bを打撃することができるようになっている。
【0018】ここで、ボール受け11の上方には通路閉
塞部材75aが設けられている(図6参照)。この通路
閉塞部材75aは、モータ駆動によって左右方向に往復
動作するスライダ70に取り付けられた模様表示板75
裏側に付設され、ボール受け11からボール受け12へ
のボールBの通路を間欠的に閉鎖するように機能する。
この通路閉塞部材75aは外部から視認できないため、
ボール受け11でのボールBの打撃のタイミングが難し
い。そこで、模様表示板75の表面に図6および図15
に示すような矢印模様75bを付し、一方、透明表面板
40の対応位置に図7および図14に示すような矢印お
よび格子からなる模様40bを付し、模様表示板75の
往復運動に伴う模様75b,40bの重なり合いによる
所定の模様(図16参照)の現出によって、ボール受け
11でのボールBの打撃タイミングを表示するように工
夫している。
【0019】なお、ボール受け11にてタイミング良く
打撃されたボールBはアーチ型の案内部84を通じてボ
ール受け12に送られる。また、ボール受け12にてタ
イミング良く打撃されたボールBは次段のボール受け1
3へ送られる。
【0020】(ボール受け13〜15) ボール受け13はボール受け12の上方に設けられ、ボ
ール受け14,15はボール受け13の左斜め下に並ん
で設けられている。ボール受け13は桝状に構成され、
透明表面板40裏側に付設された固定突起76(図7参
照)の回りに、モータ駆動によって左回りの矩形状動作
を行うようになっている。そして、固定突起76の下側
を通過する時にボール受け13に載っているボールBが
掻き落され、掻き落されたボールBは次段のボール受け
14へ落下するようになっている。
【0021】ボール受け14,15には図4に示すよう
に開口14a,15aがそれぞれ設けられており、左打
撃ボタン43を叩くことにより、図8に示すように、ス
ライダ33に付設された打撃部14b,15bを開口1
4a,15aから突出させ、ボール受け14,15にあ
るボールBを打撃し、次段のボール受けへ送れるように
なっている。
【0022】ボール受け14からボール受け15への経
路途中には通路閉塞部材77が設けられている(図3,
図9参照)。この通路閉塞部材77は後述のボール受け
16裏側にそれと一体的に設けられ、モータ駆動によっ
て揺動運動を行い、間欠的にボールBの通路を閉塞する
ようになっている。この通路閉塞部材77は外部から視
認できないため、ボール受け14でのボールBの打撃の
タイミングが難しい。そこで、ボール受け16基端の扇
型模様表示板78表面に図3に示すような放射状模様7
8aを付し、一方、透明表面板40の対応位置に図7に
示すような放射状模様40cを付し、扇型模様表示板7
8の揺動運動に伴う模様78a,40cが合致した模様
の現出によって、ボール受け14でのボールBの打撃タ
イミングを表示するように工夫している。なお、例え
ば、扇型模様表示板78および透明表面板40に放射状
模様78a,40cの他にあるいはそれの代わりに円模
様などを付しておき、円模様同士が重なった時をボール
Bの打撃タイミングとしても良い。
【0023】(ボール受け16) ボール受け16はボール受け14,15の上方に設けら
れている。なお、ボール受け15からボール受け16へ
のボールBの案内は案内部85によって行われるように
なっている。ボール受け16はモータ駆動によって軸1
6d(図9,図18参照)を中心とする揺動運動を行う
ようになっている。
【0024】このボール受け16にボールBが捕捉され
ると、図9および図18に示すように、盤面43の裏側
のマグネット79a(図18参照)の作用によって、ボ
ールBが盤面43を挾んでマグネット79aにより吸着
されて上昇することになる。つまり、図18に示すよう
に、盤面43裏側にはモータ駆動によって軸79bを中
心に揺動運動するマグネット支持体79が設けられてい
る。このマグネット支持体79の軸79bと前記ボール
受け16の軸16dとは同軸的となっており、マグネッ
ト支持体79は、モータ駆動によって前記ボール受け1
6とは反対の方向へ揺動し、ボール受け16に捕捉され
たボールBをマグネット79aによる吸着によって浮遊
させるようになっている。この浮遊途中に左打撃ボタン
43を操作して、スライダ33に付設されている打撃部
16bを上方へ動作させてタイミング良くボールBを打
撃すると、ボール受け17へボールBを送れるようにな
っている(図8参照)。
【0025】(ボール受け17〜21) ボール受け17,18,19,20,21はボール受け
16上方に設けられている。このうちボール受け20,
21は弧状囲繞壁61a,61bによって囲まれてい
る。ボール受け17,18,19,20には図4に示す
ように開口17a,18a,19a,20aがそれぞれ
設けられており、図8に示すように、左打撃ボタン43
を叩き、スライダ33に付設された打撃部17b,18
b,19b,20bを前記開口17a,18a,19
a,20aから突出させることにより、ボールBを打撃
することができるようになっている。囲繞壁61a,6
1bの中心にあるボール受け21は図4に示すように通
路62により次段のボール受け22へ連通しており、こ
のボール受け21を通らない限りはボールBをゴールま
で送れないようになっている。なお、ボール受け17か
らボール受け18へのボールBの案内は案内部86によ
って、ボール受け19からボール受け20へのボールB
の案内は弧状囲繞壁61a外面および弧状囲繞壁61b
の内面によって、また、ボール受け20からボール受け
21へのボールBの案内は弧状囲繞壁61a,61b内
面によってなされる。
【0026】なお、通常は、ボールBの送りの経路はボ
ール受け17,18,19,20,21であるが、ボー
ル受け18にてボールBを軽く打撃することにより、ボ
ール受け19を経ずしてボールBをボール20へ直接送
ることもできる。
【0027】(ボール受け22〜24) ボール受け22,23,24は、盤面43の真中上の一
の部屋内に設けられている。このうちボール受け24が
ゴールを構成している。ボール受け22,23には図4
に示すように開口22a,23aがそれぞれ設けられて
いる。そして、左打撃ボタン43を叩くことにより、ス
ライダ33に付設された打撃部22bを開口22aから
突出させ、ボール受け22にあるボールBを打撃するこ
とができるようになっている(図8参照)。また、右打
撃ボタン42を叩くことにより、スライダ30に付設さ
れた打撃部23bをその開口23aから突出させ、ボー
ルBを打撃することができるようになっている(図5参
照)。一方、ボール受け24は煙突状に構成され、モー
タ駆動によって上下運動を行うことができるようになっ
ている。
【0028】ボール受け22,23にて、ボールBを適
度な強さでタイミング良く打撃すれば、ボールBはゴー
ルであるボール受け24に捕捉されるが、ボールBを強
く打撃しすぎたときには、ボールBはボール受け24を
飛び越し、ボール受け23,22へ送られる。このとき
には、ボール受け23,22でボールBを繰り返して打
撃することが必要となる。
【0029】なお、前記ボール受け24は自動動作を行
うため、ボール受け22,23でのボールBの打撃のタ
イミングをとることが難しい。そこで、ボール受け24
の背景の透明板63に図6に示すような放射状模様62
aを付し、一方、その裏側に配されモータ駆動によって
左右に往復運動する模様表示板63表面の対応位置に図
6に示すような放射状模様63aを付し、模様表示板6
3の往復運動に伴う模様62a,63aの重なり合いに
よる所定の模様の現出によって、ボール受け22,23
でのボールBの打撃タイミングを表示するように工夫さ
れている。
【0030】次に、実施例のボール運びゲーム装置のス
イッチ機構53およびタイマー機構52について説明す
る。盤面43裏側にはバッテリ(図示せず)によって作
動されるモータ50が設置されている。このモータ50
には減速機構51が連結されており、この減速機構51
の最終段の歯車51aにはタイマー機構52が連結さ
れ、また、タイマー機構52にはスイッチ機構53が連
結されている。
【0031】スイッチ機構53について説明すれば、タ
イマー撮み41のフランジ41aには切欠部41bが形
成されている。オフ状態では、スイッチ91の電極91
a,91bが切欠部41b対応位置に存在しており、電
極91a,91bは非接触の状態にある。一方、タイマ
ー撮み41を回転操作したときには、フランジ41aに
よって電極91a,91bが閉じられ、モータ50が作
動することになる。なお、タイマー撮み41の軸に取り
付けられたスプリング41cはクラウン52cをピニオ
ン52b側に軽く付勢して噛合させるためのもので、タ
イマー撮み41を回転操作したときにはクラウン52c
とピニオン52bとの噛合を解除するようになってい
る。
【0032】次に、タイマー機構52について説明すれ
ば、スイッチ91がオンしたときには、モータ50が作
動され、この作動によって、タイマー機構52が駆動さ
れ、タイマー撮み41は回転する。この回転によって、
スイッチ91の電極91a,91bが切欠部41b対応
位置に来た時に、スイッチ91はオフとなる。
【0033】次に、実施例のボール運びゲーム装置の駆
動機構を図6,図9および図10に基いて説明する。減
速機構51の歯車51aと同軸にクランク・ピン54a
が付設された円板54が取り付けられている。この円板
のクランク・ピン54aには、円弧55aが相対向して
設けられたクロス・スライダ55が係合している。この
クロス・スライダ機構の採用により、クロス・スライダ
55は矢印Y方向(上下方向)で往復運動を行うが、両
終端においてクランク・ピン54aがその円弧に接触す
る間休息する。さらに、クランク・ピン54aには、円
弧56aが相対向して設けられたクロス・スライダ56
が係合している。このクロス・スライダ機構の採用によ
り、クロス・スライダ56は矢印X方向(水平方向)で
往復運動を行うが、両終端においてクランク・ピン54
aがその円弧に接触する間休息する。また、前記クロス
・スライダ55に付設されたピン55bは、クラス・ス
ライダ56の矩形開口56bを通して、ボール受け13
が付設された駒57裏側の溝57aに係合している。そ
の結果、一のクロス・スライダが運動している間、他の
クロス・スライダが休息するようになっているため、前
記駒57ひいてはボール受け13は矩形状に動作するこ
とになる。
【0034】また、X方向(水平方向)に動作するクロ
ス・スライダ56の右横には爪片56c,56cが付設
され、この爪片56c,56cはスライダ70裏側の図
示しない爪に係合している。したがって、クロス・スラ
イダ56の運動に連動して、スライダ70、ひいてはそ
れに付設されている模様表示板75および通路閉塞部材
8c,9c,10cも運動することになる。
【0035】クロス・スライダ56の左側にはピン穴5
6d,56eが形成されている。このうちピン穴56d
にはボール受け16のピン16eが嵌合し、一方、ピン
穴56eにはマグネット支持体79のピン79cが嵌合
している。したがって、クロス・スライダ56の運動に
伴って、ボール受け16とマグネット支持体79がそれ
ぞれ軸16d,79bを中心に逆方向へ揺動することに
なる。
【0036】また、このクロス・スライダ56の動作に
連動してスライダ70が運動すると、それに伴って、ボ
ール受け24が上下運動を行うようになっている。すな
わち、スライダ70のピン穴70bには三叉のレバー5
8のアーム58aに付設されたピン59aが係合してお
り、スライダ70の運動に連動してレバー58が回動動
作を行うようになっている。また、レバー58のアーム
58bに付設されたピン59bにはボール受け24基端
の溝24bが係合しており、スライダ70の運動に連動
してボール受け24が上下動作を行うようになってい
る。また、レバー58のアーム58cに付設されたピン
59bには、左右に移動可能に支持された模様表示板6
3の切欠63bが係合しており、スライダ70の運動に
連動して模様表示板63が左右に運動するようになって
いる。
【0037】また、模様表示板63の運動によってボー
ル受け6が中心軸を中心に正回転および逆回転を交互に
行うようになっている。すなわち、模様表示板63には
ラック63cが形成され、このラック63cにはボール
受け6裏側のピニオン6cが噛合しており、模様表示板
63の左右動に伴って、ボール受け6が中心軸を中心に
左右に回転するようになっている。
【0038】以上説明した実施例のボール運びゲーム装
置によれば、下記のような効果を得ることができる。す
なわち、固定ボール受け1,2,3,・・・だけでな
く、自動動作するボール受け6,16,24を含んでい
るので、打撃ボタンを叩く強さだけでなく、ボールの打
撃タイミングも要求されることから、その分、固定ボー
ル受けだけのものに比べて面白みが増すことになる。ま
た、ボールBの打撃タイミングを表示するタイミング表
示部を備えているので、それを手がかりにボールBを打
撃することができ、初心者でも十分にゲームを楽しむこ
とができる。さらに、矩形状に動作するボール受け13
を含んでいるので、動作に意外性が生まれ、ゲームの楽
しみがその分増すことになる。
【0039】以上、本考案者によってなされた実施例を
説明したが、本考案は、かかる実施例に限定されず、本
考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可
能であることはいうまでもない。
【0040】
【考案の効果】本考案に係るボール運びゲーム装置は、
打撃ボタンの操作によって打撃部を動作させてボールを
打撃することにより、次段のボール受けへボールを送
り、このボールをゴールまで導くように構成されたボー
ル運びゲーム装置において、ボール受けとして、固定ボ
ール受けと、自動動作するボール受けとを備えるととも
に、ボールの打撃タイミングを表示するタイミング表示
部を備えているので、打撃ボタンを叩く強さだけでな
く、ボールの打撃タイミングも要求され、その分、固定
ボール受けだけのものに比べて面白みが増すことにな
る。また、タイミング表示部を備えているので、それを
手がかりにボールを打撃することができ、初心者でも十
分にゲームを楽しむことができる。さらに、矩形状に動
作するボール受けを含むものでは、動作に意外性があ
り、ゲームの楽しみがその分増すことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のボール運びゲーム装置の外観の斜視図
である。
【図2】実施例のボール運びゲーム装置の右半分の外観
斜視図である。
【図3】実施例のボール運びゲーム装置の左半分の外観
斜視図である。
【図4】実施例のボール運びゲーム装置の盤面の正面図
である。
【図5】実施例のボール運びゲーム装置の右打撃ボタン
によって操作される部品の分解斜視図である。
【図6】実施例のボール運びゲーム装置の自動動作する
部品の分解斜視図である。
【図7】実施例のボール運びゲーム装置の透明表面板の
正面図である。
【図8】実施例のボール運びゲーム装置の左打撃ボタン
によって操作される部品の分解斜視図である。
【図9】実施例のボール運びゲーム装置の矩形動作する
ボール受けの駆動機構の分解斜視図である。
【図10】実施例のボール運びゲーム装置のスイッチ機
構、タイマー機構および減速機構の斜視図である。
【図11】実施例のボール運びゲーム装置の打撃タイミ
ング表示部の構成図である。
【図12】実施例のボール運びゲーム装置の打撃タイミ
ング表示部の構成図である。
【図13】実施例のボール運びゲーム装置の打撃タイミ
ング表示部の構成図である。
【図14】実施例のボール運びゲーム装置の打撃タイミ
ング表示部の構成図である。
【図15】実施例のボール運びゲーム装置の打撃タイミ
ング表示部の構成図である。
【図16】実施例のボール運びゲーム装置の打撃タイミ
ング表示部の構成図である。
【図17】実施例のボール運びゲーム装置の一の通路閉
塞部材を説明するための正面図である。
【図18】実施例のボール運びゲーム装置のボール受け
と盤面裏側に配されたマグネット支持体との関係を示す
図である。
【符号の説明】
1,2,3,・・・,22,23,24 ボール受け 42,43 打撃ボタン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打撃ボタンの操作によって打撃部を動作
    させてボールを打撃することにより、次段のボール受け
    へボールを送り、このボールをゴールまで導くように構
    成されたボール運びゲーム装置において、ボール受けと
    して、固定ボール受けと、自動動作するボール受けとを
    備えるとともに、ボールの打撃タイミングを表示するタ
    イミング表示部を備えたことを特徴とするボール運びゲ
    ーム装置。
  2. 【請求項2】 自動動作するボール受けとして、矩形状
    に動作するボール受けを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のボール運びゲーム装置。
JP8384391U 1991-09-18 1991-09-18 ボ―ル運びゲ―ム装置 Expired - Lifetime JP2500484Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8384391U JP2500484Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 ボ―ル運びゲ―ム装置
GB9219691A GB2259651B (en) 1991-09-18 1992-09-17 Ball-maze game

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8384391U JP2500484Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 ボ―ル運びゲ―ム装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524081U JPH0524081U (ja) 1993-03-30
JP2500484Y2 true JP2500484Y2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=13813994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8384391U Expired - Lifetime JP2500484Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 ボ―ル運びゲ―ム装置

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JP (1) JP2500484Y2 (ja)
GB (1) GB2259651B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4454981B2 (ja) * 2003-07-17 2010-04-21 株式会社三共 遊技機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1278208A (en) * 1970-02-21 1972-06-21 Bell Fuit Mfg Company Ltd Amusement and gaming machines
JPH0724138Y2 (ja) * 1990-11-30 1995-06-05 株式会社トミー ボール運びゲーム装置

Also Published As

Publication number Publication date
GB2259651B (en) 1995-01-25
GB2259651A (en) 1993-03-24
GB9219691D0 (en) 1992-10-28
JPH0524081U (ja) 1993-03-30

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