JPH0724138Y2 - ボール運びゲーム装置 - Google Patents

ボール運びゲーム装置

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JPH0724138Y2
JPH0724138Y2 JP1990128070U JP12807090U JPH0724138Y2 JP H0724138 Y2 JPH0724138 Y2 JP H0724138Y2 JP 1990128070 U JP1990128070 U JP 1990128070U JP 12807090 U JP12807090 U JP 12807090U JP H0724138 Y2 JPH0724138 Y2 JP H0724138Y2
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ball receiving
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    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games
    • A63F7/022Pachinko
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
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    • A63F7/34Other devices for handling the playing bodies, e.g. bonus ball return means
    • A63F2007/345Ball return mechanisms; Ball delivery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2250/00Miscellaneous game characteristics
    • A63F2250/10Miscellaneous game characteristics with measuring devices
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ボール運びゲーム装置に関するもので、さら
に詳しくは、手元操作によりボールを垂直なゲーム盤面
に沿って上昇および/または下降させ、スタート地点か
らゴール地点までボールを運ぶボール運びゲーム装置に
係るものである。
[従来の技術] 例えば、手元操作によりボールを垂直なゲーム盤面に沿
って上昇させ、スタート地点からゴール地点までボール
を運ぶボール運びゲーム装置として、実開昭58−179175
号公報に記載されているものが知られている。
このボール運びゲーム装置は、垂直ゲーム盤面に複数の
ボール受け部を可動的に配設し、各ボール受け部を所定
の連動機構を介して押圧部材のごとき手動操作部材と作
動連結し、該手動操作部材の操作により、ボールを、そ
の移送経路の前位のボール受け部から後位のボール受け
部に受け渡し可能に構成し、スタート地点からゴール地
点まで移送可能に構成したものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記のボール運びゲーム装置では、途
中、移送経路が単一であるところから、その遊び方も単
純で、単に、スタート地点からゴール地点まで所定個数
のボールを運ぶ時間を競うなどしかできず、面白みにか
けるという問題があった。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、移送経路途
中に、複数の選択枝を設け、その間の選択の妙味をも堪
能できるボール運びゲーム装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るボール運びゲーム装置は、垂直ゲーム盤面
に複数のボール受け部を配設し、少なくとも一部のボー
ル受け部に出没可能な突子を設けて該ボール受け部を所
定の連動機構を介して押圧部材のごとき手動操作部材と
作動連結し、該手動操作部材の操作により、ボールを、
その移送経路の一方のボール受け部から他方のボール受
け部に受け渡し可能に構成し、前記ボールをスタート地
点からゴール地点まで移送可能に構成したボール運びゲ
ーム装置であって、移送経路途中に選択可能な移送経路
が複数存在し、その間の移送経路の選択は前記手動操作
部材の操作によりなされるようにされている、ものであ
る。
[作用] 上記した考案によれば、移送経路途中に、選択可能な移
送経路が複数存在し、その間の移送経路の選択は前記手
動操作部材の操作によりなされるようにされているの
で、前記手動操作部材の微妙な操作が要求されるととも
に、種々の遊び方が可能となる。
[実施例] 以下、本考案に係るボール運びゲーム装置の実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図は実施例のボール運びゲーム装置1の外観斜視
図、第2図は当該ボール運びゲーム装置1のゲーム盤面
1aの正面図、第3図は当該ボール運びゲーム装置1の分
解斜視図、第4図はゲーム盤面1aおよびその裏側に排さ
れる各種スライダ部材の分解斜視図である。
実施例のボール運びゲーム装置1は、ゲームの開始時に
はスタート地点に鋼球よりなる5個のボール2を保有し
ており、この5個のボール2は、ボール運びゲーム装置
1の前部に設けた押圧部材3の1回の押圧操作により1
個ずつ階段4の下段のボール受け部41に載せられるよう
になっている。つまり、スタート地点はスロープ51とな
っており、そのスロープ51下には、押圧部材3と一体的
に形成され上端が鍵型をしたボール突上げ部3aが位置し
ている。このボール突上げ部3aは押圧部材3がスプリン
グ3b(第3図)にて上方に付勢され、常時はスロープ51
面より上方へ突出している。第3図においてねじ3cは押
圧部材3の長孔3dに嵌合し、押圧部材3の上下動の案内
を行なうためのものである。そして、押圧部材3が押圧
操作されたとき、前記の鍵型部がスロープ51面と略面一
となり、ボール2が自重によって当該鍵型部に載せられ
るようになっている。また、鍵型部にボール2が載った
状態で、押圧部材3の押圧を解除すると、スプリング3b
の復帰力により、押圧部材3は元位置に復帰するが、こ
のとき、前記鍵型部が階段4の下段のボール受け部41と
略面一となり、ここで、ボール2は階段4の下段のボー
ル受け部41に移行するようになっている。このようなボ
ール2の移行をスムースに行なわせるべく、前記鍵型部
には適当な傾斜が付けられている。
また、階段4の下段のボール受け部41に載ったボール2
は、押圧部材5の操作毎、順次に中段のボール受け部4
2、上段のボール受け部43に送られるようになってい
る。つまり、階段4の下段のボール受け部41、中段のボ
ール受け部42には、その上面に対して出没可能な突子41
a,42a(第4図)がそれぞれ設置されている。この突子4
1a,42aは、ゲーム盤面1a裏側に設置され押圧部材5の操
作により梃子の原理にて上下動される第1のスライダ20
0に付設されている。したがって、押圧部材5の押圧操
作によって突子41a,42aが下段のボール受け部41および
中段のボール受け部42からそれぞれ突出し、この突子41
a,42aによってボール2が弾かれ、次段のボール受け部
にボール2が送られることになる。このようなボール2
の移行をスムースに行なわせるべく、前記突子41a,42a
には適当な傾斜が付けられている。
そして、このようにして階段4の上段のボール受け部43
まで登ったボール2は、押圧部材5の次の押圧操作によ
り、ボール受け部6に送られるようになっている。つま
り、上段のボール受け部43には、その上面に対して出没
可能な突子43aが設置されている。この突子43aは第4図
に示すように前記第1のスライダ200に付設されてい
る。したがって、押圧部材5の押圧操作によって突子43
aが上段のボール受け部43から突出し、この突出43aによ
ってボール2が弾かれ、次のボール受け部6にボール2
が送られることになる。が、そのとき、ボール受け部43
の上方に位置し、上下動する邪魔部材7がボール受け部
6への移送経路を塞いだり、ボール2の飛ぶ方向を制御
することになる。つまり、このボール運びゲーム装置1
では、邪魔部材7にタイミング良くボール2をぶつける
ことにより、ボール2の飛ぶ角度を制御してボール2を
ボール受け部6に載せるようにされている。この邪魔部
材7はゲーム盤面1a裏側に配される第2のスライダ300
に付設されている。なお、邪魔部材7の駆動機構につい
ては後述する。
ボール受け部6に載ったボール2は、押圧部材5の次の
押圧操作により、ボール受け部8に送られるようになっ
ている。つまり、ボール受け部6には、その上面に対し
て出没可能な突子6aが設置されている。この突子6aは第
4図に示すように前記第1のスライダ200に付設されて
いる。したがって、押圧部材5の押圧操作によって突子
6aがボール受け部6から突出し、この突子6aによってボ
ール2が弾かれ、次のボール受け部8にボール2が送ら
れることになる。
ボール受け部8は螺旋溝を有するボール送り部として構
成され、その両側は第2図に示すようにカハー81,81に
よって覆われている。そして、このボール受け部8は、
ボール2が螺旋溝に保持されたときボール2を上方へ導
く方向に回転している。ボール受け部6からのボール2
は前記螺旋溝の始端が丁度ボール受け部8の上方に位置
したときに螺旋溝に捕捉される。したがって、ボール受
け部6では、前記螺旋溝の始端が丁度ボール受け部8の
上方にきたときにボール2を弾くことが必要となる。ま
た、ボール受け部8により捕捉されたボール2は左右カ
バー81,81および前面の透明カバーによって落下が防止
される。また、このボール受け部8の向かって左側のカ
バー81は上端部が切れており、ボール2がボール受け部
8の上部まで運ばれたとき、ボール2は当該切れ部から
落下し、ボール受け部9に載るようになっている。
ボール受け部9に載ったボール2は、押圧部材5の次の
押圧操作により、ボール受け部10に送られるようになっ
ている。つまり、ボール受け部9には、その上面に対し
て出没可能な突子9aが設置されている。この突子9aは第
4図に示すように前記第1のスライダ200に付設されて
いる。したがって、押圧部材5の押圧操作によって突子
9aがボール受け部9から突出し、この突子9aによってボ
ール2が弾かれ、次のボール受け部10にボール2が送ら
れることになる。が、そのとき、ボール受け部9の上方
に位置し、左右に往復動する邪魔部材12がボール受け部
10へのボール2の移行を妨げるようち働く。したがっ
て、当該邪魔部材12の邪魔をかいくぐってボール2をボ
ール受け部10へ受け渡す技術が要求される。この邪魔部
材12の取付構造および邪魔部材12の駆動機構については
後述する。
ボール受け部10はマグネット10aを有し鋼球からなるボ
ール2を磁力によって吸着保持するもので、ゲーム盤面
1a裏側のスライダ400に係着され前記邪魔部材12のさら
に上方を左右に往復動するように構成されている。そし
て、このボール受け部10に保持されたボール2は起立片
46によって掻き落されて、ボール2はボール受け部13に
送られるようになっている。なお、ボール受け部10の駆
動機構については後述する。
ボール受け部13に載ったボール2は、押圧部材5の次の
押圧操作により、ボール受け部14に送られるようになっ
ている。つまり、ボール受け部13には、その上面に対し
て出没可能な突子13aが設置されている。この突子13aは
第4図に示すように前記第1のスライダ200に付設され
ている。したがって、押圧部材5の押圧操作によって突
子13aがボール受け部13から突出し、この突子13aによっ
てボール2が弾かれ、次のボール受け部14にボール2が
送られることになる。なお、ここで、突子13aはその上
端面が傾斜しており、突子13aによって弾かれたボール
2は左斜め上方に向けて飛び、タイミングが合えば、上
下方向に往復動しているボール受け部14上に載ることに
なる。が、その際、弾き方が弱かったりしてタイミング
がずれると、ボール2はボール受け部14に載らずに落下
し、ボール受け部6や階段4上にボール2が戻ることに
なる。
ボール受け部14は可動ボール受け部として構成されてい
る。つまり、ボール受け部14は第4図に示すように第2
のスライダ300に係着されモータ駆動により上下動可能
に構成されている。ここで、ボール受け部14は、ボール
2の受け面が後方に向けて下り勾配をもっており、最上
段のゲーム盤1aの凹部15までボール受け部14がきたと
き、ボール2を放出し、ボール2は当該凹部15に案内さ
れてボール受け部16に載るようになっている。
ボール受け部16に載ったボール2は、押圧部材5の次の
押圧操作により、左斜め上方に向けて飛び、ゲーム盤面
1aの向かって左側に存する複数のボール受け部に向けて
放たれるようになっている。つまり、ボール受け部16に
は、その上面に対して出没可能な突子16aが設置されて
いる。この突子16aは第4図に示すように前記第1のス
ライダ200に付設されている。したがって、押圧部材5
の押圧操作によって突子16aがボール受け部16から突出
し、この突子16aによってボール2が弾かれ、次のボー
ル受け部にボール2が送られることになる。
ボール受け部16の次のボール受け部としては第1にボー
ル受け部17がある。
このボール受け部17は風車を構成しており、モータ駆動
により、向かって時計方向に回転している。そして、風
車17の凹部に入ったボール2は自動的にその下側に存在
する孔17aに入り、ゲーム盤面の裏側を通り、孔18に出
てボール受け部19に載るようになっている。
ボール受け部19に載ったボール2は、押圧部材5の次の
押圧操作により、ボール受け部20に送られるようになっ
ている。つまり、ボール受け部19には、その上面に対し
て出没可能な突子19aが設置されている。この突子19aは
第4図に示すように前記第1のスライダ200に付設され
ている。したがって、押圧部材5の押圧操作によって突
子19aがボール受け部19から突出し、この突子19aによっ
てボール2が弾かれ、次のボール受け部20にボール2が
送られることになる。
ボール受け部20は仕切りによって3つに区画さており、
その真中のみが有底でボール2を保持することができる
ようにされている。それ以外にボール2がはいった場合
にはボール2は落下し、アウトボールルーム61に入るよ
うになっている。
このボール受け部20は第4図に示すように第2のスライ
ダ300の爪300aを跨ぐようにして当該スライダ300に取り
付けられている。が、このボール受け部20はスライダ30
0に対して相対的に多少の上下動ができ、しかも、その
途中の任意位置で自らの弾性力によって止まることがで
きるようになっている。また、ボール受け部20の真中に
存する底20aは後下がりの勾配をもっており、ボール受
け部20がスライダ300に対して相対的に上昇したとき、
スライダ300に付設された突起部300bと略面一となるよ
うにされている。一方、前記突起部300bはゴールを構成
する部屋71内に下方から挿入可能となっている。したが
って、スライダ300が一旦下降してボール受け部20がア
ウトボールルーム61の底に突き当たり、ボール受け部20
の真中に存する底20aが前記突起部300bと面一になった
状態でボール2が捕捉されると、前記底20aからボール
2は前記突起部300bに流れる。そして、スライダ300が
上昇を続け、ボール受け部20がアウトボールルーム61の
天板に突き当たると、それ以降はスライダ300のみが上
昇し、当該スライダ300に付設された突起部300bがゴー
ルボームルーム71内に入り、ボール2は当該ルーム内の
所定位置まで流れる。以上のようなボール2の移行をス
ムースに行なうため、ボール受け部20の底20a、突起部3
00bの先端および前記部屋内には所定の勾配が設けられ
ている。
また、ボール受け部16の次のボール受け部として符号22
で示す第2のボール受け部がある。
ボール受け部22に載ったボール2は、押圧部材5の次の
押圧操作により、次のボール受け部23に向かってボール
2を狙い打てるようになっている。つまり、ボール受け
部22には、その上面に対して出没可能な突子22aが設置
されている。この突子22aは第4図に示すように前記第
1のスライダ200に付設されている。したがって、押圧
部材5の押圧操作によって突子22aがボール受け部22か
ら突出し、この突子22aによってボール2が弾かれ、ボ
ール受け部23などにボール2が送られることになる。
なお、稀に、ボール受け部22を経由しないでボール2が
直接にボール受け部23に捕捉される場合もある。
このボール受け部23はチューリップを構成しており、モ
ータ駆動により、開閉動作されるようになっている。そ
して、チューリップ23に入ったボール2は自動的にその
下側に存在する孔24に入り、ゲーム盤面1aの裏側を通
り、孔25に出てスロープ26の坂上に載る。なお、各チュ
ーリップ片裏の揺動軸から偏心した位置に付設されたピ
ン23a,23aは、ゲーム盤面1aに設けた三日月状の孔1c,1c
を通して、当該ゲーム盤面1a裏側に配される第2のスラ
イダ300のカム孔300e,300eに係合している。このカム孔
300e,300eは上方で広がっているので、スライダ300が下
降したときのみ、チューリップ28は開かれることにな
る。
そして、スロープ26の坂上に載ったボール2は、当該ス
ロープ26に沿って下降するが、自動的に、ボール受け部
27に捕捉される。
スロープ26の坂上は奥側に向けて下り勾配となってい
る。したがって、スロープ26の坂上に載ったボール2
は、スロープ26の奥側を下ることになる。また、ボール
受け部27は真中の固定部27aと、その両側に位置する可
動片27b,27cとの複合体として構成されている。つま
り、ボール受け部27はゲーム盤面1aと一体的に形成され
た固定部27aと、第2のスライダ300に一体的に形成され
た可動片27b,27cとからなる。このうち可動片27bはスロ
ープ26の奥側を下るボール2のみを捕捉できるようにな
っている。したがって、このボール受け部27の可動片27
b,27cはモータ駆動により上下動されるようになってお
り、可動片27bに載ったボール2が順次に固定部27aおよ
び可動片27cに送られるようになっている。また、可動
片27cに載ったボール2は当該可動片27cの上昇により、
ボール受け部19に送られるようになっている。ボール受
け部19以降のボール2の移行については前述した。な
お、このようなボール2の移行をスムースにするため固
定部27aおよび可動片27b,27cには所定の勾配がつけられ
ている。
また、スロープ26を下降するボール2が前記ボール受け
部27に捕捉されない場合、または、ボール受け部16から
放ったボール2が最終的にボール受け部17,23のいずれ
にも捕捉されないボール2であって孔28に入り、ゲーム
盤面1a裏側を通り孔29に出てきたボール2は、スロープ
26下のボール受け部30に送られる。
ボール受け部30に捕捉されたボール2は、押圧部材5の
次の押圧操作により、スロープ26に沿って上昇する。つ
まり、ボール受け部30には、その上面に対して出没可能
な突子30aが設置されている。この突子30aは第4図に示
すように前記第1のスライダ200に付設されている。し
たがって、押圧部材5を押圧操作すれば、突子30aによ
ってボール2aがスロープ26を登ることになる。が、その
途中、前記ボール受け部27の可動片27b,27cがボール2
の通路を遮り、タイミング良く可動片27b,27cの下をボ
ール2を通過させない限り、ボール2はボール受け部30
に戻ってしまうことになる。一方、タイミング良く可動
片27b,27cの下をボール2を通過させた場合には、前記
孔25を出てスロープ26の坂上に載ったボール2と同じに
扱われる。
次に、ゲーム盤面1a裏側の各種機構について説明する。
ゲーム盤面1aは前枠500および後枠600からなるハウジン
グ内に設置されるが、ゲーム盤面1aの裏側には、前記第
1のスライダ200、前記第2のスライダ300および前記第
3のスライダ400が設置されている。
そして、第1のスライダ200は、前述したように、押圧
部材5の手動操作により上下に往復動されるようになっ
ており、この第1のスライダ200には前記した複数の突
子が一体的に付設されている。
第2のスライダ300は,モータ駆動により、左右に往復
動されるようになっており、また、第3のスライダ400
は、モータ駆動により、上下に往復動されるようになっ
ている。
つまり、第3図に示すようにモータ90には減速機構91が
連結されており、この減速機構91の最終段の歯車を固定
支持する軸92のピニオン92aには平歯車93が噛合されて
いる。この平歯車93の回転軸から偏心した位置には第4
図に示すように嵌合孔93aが穿孔され、この嵌合孔93aに
は風車17の裏側に付設された偏心ピン17b(前記嵌合孔9
3aと同じ偏心両を持つ。)が、スライダ300の横長孔300
dおよびスライダ400の縦長孔400bを通して、嵌合されて
いる。また、スライダ300は上下方向のみ、スライダ400
は横方向のみ移動可能となるように図示しない適当な案
内手段が設けられている。したがって、モータ駆動によ
り平歯車93が回転すると、風車17が回転し、それにとも
なって、スライダ300が上下に、スライダ400が左右に往
復動することになる。
また、平歯車93の回転動力は、歯車93b,94,95,96,97を
介して、ボール受け部8の軸に付設された歯車82に伝達
されるようになっている。これにより、ボール受け部材
8は回転動作する。
さらに、歯車97内側には偏心ピン97aが突設されてお
り、この偏心ピン97aは邪魔部材12の長孔20aと嵌合して
いる。これにより、邪魔部材12は左右に往復動作を行な
うことになる。
次に、モータ90を動作させる機構と、タイマー機構とを
説明する。
モータ90はリーフスイッチ700によって作動する。この
リーフスイッチ700はスイッチ片700a,700bから構成され
ている。このスイッチ片700a,700bのうちスイッチ片700
aの裏側に存するスイッチ片700bが摘み701裏側の突起70
1aによって通常は押圧され離れているので、モータ90は
OFFの状態にある。摘み701を回すと、突起701aが、スイ
ッチ片700bから離れるので、スイッチ片700bはその弾性
復帰力によって、スイッチ片700a裏側にスイッチ片700b
が接触し、モータ90はONされる。が、摘み701の軸は歯
車702,703.704,705を介して減速機構91に連結されてい
るので、摘み701はその復帰方向へ回転し、元位置に戻
ったとき、スイッチ片700a,700bを再び離す。これによ
り、モータ90はOFFされる。なお、摘み701の軸にはクラ
ッチ機構が介在している。
以上のように構成された実施例のボール運びゲーム装置
1によれば下記のような効果を得ることができる。
即ち、移送経路途中に、移送経路が複数存在し、その間
の移送経路の選択は前記手動操作部材の操作によりなさ
れるようにされているので、前記手動操作部材の微妙な
操作が要求されるとともに、種々の遊び方も可能とな
る。よって、従来のボール運びゲーム装置に比べて、よ
り興趣性の高いものとなる。
[考案の効果] 本考案に係るボール運びゲーム装置は、垂直ゲーム盤面
に複数のボール受け部を配設し、少なくとも一部のボー
ル受け部に出没可能な突子を設けて該ボール受け部を所
定の連動機構を介して押圧部材のごとき手動操作部材と
作動連結し、該手動操作部材の操作により、ボールを、
その移送経路の一方のボール受け部から他方のボール受
け部に受け渡し可能に構成し、前記ボールをスタート地
点からゴール地点まで移送可能に構成したボール運びゲ
ーム装置であって、移送経路途中に選択可能な移送経路
が複数存在し、その間の移送経路の選択は前記手動操作
部材の操作によりなされるようにされているので、前記
手動操作部材の微妙な操作が要求されるとともに、種々
の遊び方が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のボール運びゲーム装置の外観斜視図、 第2図は当該ボール運びゲーム装置のゲーム盤面1aの正
面図、 第3図は当該ボール運びゲーム装置の分解斜視図、 第4図はゲーム盤面およびその裏側に配される各種スラ
イダ部材の分解斜視図である。 1a……ゲーム盤面、2……ボール、4,6,9,10,13,16,17,
20,23,30……ボール受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直ゲーム盤面に複数のボール受け部を配
    設し、少なくとも一部のボール受け部に出没可能な突子
    を設けて該ボール受け部を所定の連動機構を介して押圧
    部材のごとき手動操作部材と作動連結し、該手動操作部
    材の操作により、ボールを、その移送経路の一方のボー
    ル受け部から他方のボール受け部に受け渡し可能に構成
    し、前記ボールをスタート地点からゴール地点まで移送
    可能に構成したボール運びゲーム装置であって、移送経
    路途中に選択可能な移送経路が複数存在し、その間の移
    送経路の選択は前記手動操作部材の操作によりなされる
    ようにされていることを特徴とするボール運びゲーム装
    置。
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