JPS6330032B2 - - Google Patents

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JPS6330032B2
JPS6330032B2 JP55073633A JP7363380A JPS6330032B2 JP S6330032 B2 JPS6330032 B2 JP S6330032B2 JP 55073633 A JP55073633 A JP 55073633A JP 7363380 A JP7363380 A JP 7363380A JP S6330032 B2 JPS6330032 B2 JP S6330032B2
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JP
Japan
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gear
endless belt
motorcycle
obstacle
plate
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Application number
JP55073633A
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English (en)
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JPS56168774A (en
Inventor
Hiroyuki Watanabe
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Tomy Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tomy Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to AU71027/81A priority patent/AU7102781A/en
Priority to ES1981258668U priority patent/ES258668Y/es
Priority to GB8116293A priority patent/GB2077602B/en
Priority to IT2194681U priority patent/IT8121946V0/it
Priority to DE19813121401 priority patent/DE3121401A1/de
Priority to MX18754881A priority patent/MX152334A/es
Priority to FR8110726A priority patent/FR2486806A1/fr
Priority to DE19818116018 priority patent/DE8116018U1/de
Publication of JPS56168774A publication Critical patent/JPS56168774A/ja
Publication of JPS6330032B2 publication Critical patent/JPS6330032B2/ja
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/24Electric games; Games using electronic circuits not otherwise provided for
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/14Racing games, traffic games, or obstacle games characterised by figures moved by action of the players
    • A63F9/143Racing games, traffic games, or obstacle games characterised by figures moved by action of the players electric
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F3/00Board games; Raffle games
    • A63F3/00173Characteristics of game boards, alone or in relation to supporting structures or playing piece
    • A63F3/00261Details of game boards, e.g. rotatable, slidable or replaceable parts, modular game boards, vertical game boards
    • A63F2003/00264Details of game boards, e.g. rotatable, slidable or replaceable parts, modular game boards, vertical game boards with rotatable or tiltable parts
    • A63F2003/00318Details of game boards, e.g. rotatable, slidable or replaceable parts, modular game boards, vertical game boards with rotatable or tiltable parts with a rollable board surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/24Electric games; Games using electronic circuits not otherwise provided for
    • A63F2009/2448Output devices
    • A63F2009/2479Other kinds of output
    • A63F2009/2482Electromotor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、走行体が所定の時間内に移動する障
害物をタイミングよくいかに多く乗り越えて走行
したかを競う遊戯装置に関する。
従来、この種の遊戯装置として、最初に発明さ
れたものは、ゲームセンター用の大型の装置であ
る。すなわち、比較的ワイドなスクリーンに走行
体および障害物を表示した道路を電気的な処理手
段によつて映し出し、ハンドル操作により走行体
が複数の障害物をジヤンプして乗り越え、いかに
早くゴールに到達するかを競う遊戯装置に関する
ものである。しかし、この装置は構造が著しく複
雑であり、かつ専らゲームセンター用に供するも
のであるために大型で、そのために製造コストも
高くなり、また家庭で個人的に楽しむ遊戯装置と
しては適していなかつた。
そこで、次に発明されたものが家庭用のTVゲ
ーム装置である。この装置は、家庭にあるテレビ
ジヨン受像機にマイクロ・コンピユータを内蔵し
たゲーム装置本体のスイツチを接続し、かつアダ
プターを用いて交流電流を直流電流に整流して、
テレビ画面に本体からの信号を送り、前述したゲ
ームセンター用の遊戯装置と全く同一のゲームを
行えるものである。
しかしながら、この装置は先の遊戯装置に比べ
れば、小型で家庭用にも供しているが、常にテレ
ビジヨン受像機と一体でしか用いることができな
いものであるために携帯には適していなかつた。
出願人は、かかる観点から、小型で携帯に便利
であり、しかも、従来電気的な処理手段のみでし
か解決し得なかつた遊戯装置を、機械的な処理手
段でメカニズムを効果的に使用することにより、
高度な電気的手段と同様な動きを呈する遊戯装置
を発明するに至り、先に特開昭54−92435号及び
特開昭55−52784号をもつて提出した。これらの
遊戯装置は、いずれもスクリーンに走行体や飛行
体等の移動体を映し出して移動させ、所定の操作
によりこれらの移動体に所定の動作を行なわせる
もので、その面白さはゲームセンターなどに設置
されている大型の遊戯装置に匹敵し、きわめて好
評を博している。
本発明は、上記遊戯装置と共通の技術思想を有
し、かつこれら遊戯装置に改良を加えたものであ
り、従来の遊戯装置が衝突時もしくは命中時にお
ける移動体の発光にゲーム性を持たせていた点
に、さらに走行体の上下動に伴なう反転動作を加
えたものを提供することを目的とする。
すなわち、走行体が移動中の無端ベルトに表示
してある例えば、ドラム缶・自動車・ガソリンス
タンド等の障害物を飛び越えるが如き光景を描写
させるもので、走行体が障害物に衝突しないで、
うまく飛び越えた時は、障害物はさらに移動し、
走行体は次の障害物を飛び越えることができ、他
方、走行体が障害物に衝突した時は、走行体は反
転すると共に前記ベルトの移動は止まつて障害物
はその位置に停止し、かつ発光装置の発光体が点
滅してあたかも本物の走行体が障害物に衝突した
光景を呈するようになつている。
そして、本発明に係る遊戯装置は、ケース本体
前面にスクリーンを形成し、該ケース本体の内部
には、電動モーターにより回転駆動される各種の
障害物を所定の間隔で表示した無端ベルトを配設
し、該ベルトの移動方向に対して直角方向に往復
移動する可動枠を配設し、該可動枠には走行体の
絵を表示した揺動枠を設けると共に、ケース本体
に配設したジヤンプボタンを連結し、さらに前記
可動枠の揺動枠に表示した走行体が前記障害物に
衝突した時に点滅する発光体を備える発光装置を
配設したものである。
以下本発明の実施例を図について詳細に説明す
る。
第1図において、1はケースで、ケース本体1
aと蓋板1bとから構成されており、蓋板1bに
は例えば長方形の窓孔1cが開設してあり、該窓
孔は着色透明板で形成されたスクリーン2で閉じ
られている。3はメインスイツチ、4は後述する
オートバイを上動させるジヤンプボタン、7はリ
セツトボタン、5はカウンタ、6はタイマーであ
る。
前記スクリーン2の下側には、両端がプーリ1
5,15に掛けられており、透明フイルムで構成
した1本の無端ベルト8が位置しており、この表
面には例えばドラム缶、ガソリンスタンド、自動
車等のそれぞれ種類の異なる障害物9,9a,9
b,…の絵が所定の間隔をおいて描いてあつて、
スクリーン2から透視することができ、しかもこ
の無端ベルト8の移動スピードは蓋板1bに設け
た操作つまみ10によつて変速できるように設け
て、ゲームに変化を与えてより面白くしてある。
そして、前記無端ベルト8が移動するとき、こ
れに描いた障害物9,9a,…は、前述のように
スクリーン2から透視された状態で移動する。ま
た、後に第5図について説明する可動枠11に設
けた揺動枠12は無端ベルト8の上行き部と下行
き部の中間にその進行方向と直角の方向から出入
りするもので、したがつて、揺動枠12に表示し
たオートバイ13は無端ベルト8の上行き部の下
側を上下動することになる。
次に全体の動作の概略を説明すると、先ずメイ
ンスイツチ3を操作し、タイマー6のつまみ6a
を少し回すと、各電気回路が閉成され各部材が動
作を開始し、前記タイマー6は接点の自己保持機
能を持つから一定時間回路の閉成を保持する。し
たがつて、このタイマー6が所定の時間動作して
いる間はゲームが行なえる。そして、前記各電気
回路が閉成されると同時に無端ベルト8が駆動開
始し、障害物9が移動するので、つづいてジヤン
プボタン4を押圧する。この操作により可動枠1
1と、これに表示されているオートバイ13が障
害物9の移動方向と直角の方向から該障害物9の
前方を上動し、最上端まで上動した後再び下降す
る。
すなわち、オートバイ13が上下方向に移動し
ているところを、障害物9がこれと交わる水平方
向に移動するので、ジヤンプボタン4を押すタイ
ミングが適切であれば、オートバイ13は移動中
の障害物9を避けて上動と下降を行ない、スクリ
ーンからはあたかもオートバイがジヤンプして障
害物9を乗り越えて走行しているように見えるの
である。
一方、ジヤンプボタン4の操作タイミングが悪
いと、オートバイ13が上動または下降している
その上を障害物9が移動し、両者が重り合う。こ
のとき後述する発光体がオートバイの下方で発光
するとともに、オートバイ13は反転してひつく
り返つた状態となり、かつ無端ベルト8も移動停
止する。そして、カウンター5はカウントを停止
する。このときオートバイが障害物にぶつかつた
感を呈するのである。そして、次に、リセツトボ
タン7を押すと再び無端ベルト8は移動をはじ
め、かつオートバイ13も徐々に姿勢を立て直し
たうえ元の位置に復帰するので、再びゲームを開
始することができる。そして、所定時間経過する
と、タイマー6が自動的に止つて電気回路を開く
ので、その後は各部材は動作せず、1回のゲーム
は終りとなり、そのとき、カウンター5がより多
くの数字を記録した者が勝ちとなる。
概略上記のような動作によつてゲームを行なう
のであるが、以下各構成部材を順を追つて説明す
る。
本発明の主たる駆動系統は第3図に分解して示
してある。モータ14は本発明における全ての駆
動機構を作動させるものであり、モータピニオン
14aにはクラウンギヤ24が噛合している。そ
して、クラウンギヤ24を軸着した軸25aの上
端には歯車25が軸着され下端部には歯車26が
軸着されている。
次に、切換機構を説明すると、前述の軸25a
には歯車のクラツチ機構をなす回転ドラム37が
回転自在な状態で遊嵌されていて、かつ回転ドラ
ム37の下端面偏心位置に取付けた軸38に小歯
車39が遊嵌されており、この小歯車39が回転
ドラム37の下側の軸25aに軸着した歯車26
と常時噛合つている。そして、歯車26と噛合し
て自転しながら公転するように回動する小歯車3
9の回動軌跡上には、2つの歯車41と42が配
設してあり、前記回転ドラム37と一体に小歯車
39が回動するとき、この小歯車39は前記歯車
42または41のいずれかに交互に噛合うもので
あり、各歯車42,41からそれぞれ2つの歯車
駆動系統に分かれている。
前記回転ドラム37は、その外周面に軸方向及
び円周方向に位置をずらせて2つの突起42a,
43aを突設してあり、この突起42a,43a
に第11図に示す係合腕44の先端の爪44aが
係合することにより前記小歯車39が歯車42ま
たは41と噛合つた状態を保持するものである。
前記歯車41の軸41aには、さらに小歯車5
1が噛合つており、この小歯車51には長軸52
の一端に取付けたクラウンギヤ53が噛合つてい
る。前記長軸52に支持される複数個の歯車のう
ち、歯車54,55,56は長軸52に対して固
着されており、歯車57と58は長軸52に遊嵌
した筒軸59に固着され長軸52に対してはフリ
ーに支持されている。
前記長軸52と並行に配設したスライド軸60
には歯車61と62及び大径歯車62aが軸着し
ている。そして、このスライド軸60をスライド
させることにより、無端ベルト8やカウンター5
のスピードが増速されるもので、歯車61と57
は常時噛合つているが、前記軸60のスライドに
より歯車62が歯車55と噛合う場合と、歯車6
2aが歯車54と噛合う場合があるが、前者の噛
合のときスピードが速く、後者の噛合のときスピ
ードが遅い。
しかして、前記スライド軸60は第1図、第3
図示の操作つまみ10と連動したスライド板82
によつてスライドする。すなわち、スライド板8
2は前記歯車群の上方にスライド自在に支持され
ており、その裏面から垂下した係合片82aがス
ライド軸60に軸着した歯車61と歯車62との
間に挿入されている。一方、スライド板82は引
張りバネ83で一方向に引かれているとともに、
直角方向にブラケツト82bが突出しており、こ
れにはテーパ82cが付してあり、該テーパ82
cに操作つまみ10を取付けたスライドベース1
0aの先端が係合している。
したがつて、通常はスライド板82は引張りバ
ネ83に引かれて第3図左方に引かれており、そ
れに伴ないスライド軸60も左移動して歯車62
aと歯車54が噛合い、歯車61,57,58を
介しての無端ベルト8は低速(普通のスピード)
で移動し、カウンター5もそれに対応した速度で
カウントを行なつている。これに対し、操作つま
み10を前方に押すと、バネ83に抗してスライ
ド板82は右移動し、スライド軸60はスライド
して、こんどは歯車62と55が噛合い、歯車6
0を介して歯車57,58の回転スピードはアツ
プして無端ベルト8は高速で移動し、後に説明す
るようにゲームは一層むずかしくなり、カウンタ
ー5も早くカウントする。
歯車58から先の駆動系統を説明すると、該歯
車58は中間歯車63を介して歯車64と噛合つ
ている。この歯車64の軸65にはさらにウオー
ム66と歯車67が軸着されている。前記歯車6
7はクラウンギヤ68と噛合つており、その軸6
9に軸着した歯車70はさらに歯車71と噛合つ
て、その軸72に軸着した歯車17が第4図に示
す歯車16と噛合つて無端ベルト8を回すプーリ
15を駆動する。
そして障害物9,9a,…を表示した無端ベル
トは、第4図のように両端がプーリ15,15に
掛けられ、かつ一方のプーリ15が駆動側となつ
ていて、その軸15aに軸着した歯車16は駆動
側の歯車17と噛合つている。
次に、上記駆動機構の作動時間―即ちゲーム時
間―を設定するタイマー機構について説明する。
モータピニオン14と噛合するクラウンギヤ2
4と同軸に設けた歯車25は軸27aに軸着した
ウオーム28には長軸29の一端に軸着したウオ
ームホイール30が噛合し、同軸29の他端に軸
着したウオーム31を介してゲーム時間中作動す
るタイマー6を動作させるタイマー機構を構成す
る。
すなわち、前記ウオーム31には軸32に軸着
した歯車33が噛合しており、この歯車33の上
面にはその軸筒部33aを介して一部切欠き34
aのある導電板34を貼着した絶縁板35をやや
きつめに嵌合している。導電板34の上面には長
さの少し異なる2枚の電気接触片36a,36b
が接してタイマー接点36をなしており、一方の
電気接触片36aが前記切欠き34aに落ちたと
きモータ14の電気回路を開き、これから脱した
ときは電気回路を閉じる(第14図参照)。6a
は指針6bを上面に表示したタイマーの操作つま
みで、前記絶縁板35と一体に軸筒部33aに対
してスリツプ回転させることができるように設け
てある。
したがつて、1回のゲームが終つて一方の電気
接触片36aが導電板34の一部切欠き34aに
落ちて電気回路が開いているとき、次回のゲーム
開始に際して操作つまみ6aを少し回して前記電
気接触片36aを一部切欠き34aから脱嵌して
やるとモータ14への電気回路が閉成されてその
自己保持機能により前記導電板34が一回転し、
その一部切欠き34aに一方の電気接触片36a
が落ちて、電気回路が開成されるまでモータ14
は回転をつづけ得るようになつている。この時間
は約2分〜3分間に設定しておくとよい。
第5図には前記無端ベルト8の上行き部と下行
き部の中間部に、その進行方向と直角の方向から
上下動する可動枠11と揺動枠12が示されてい
る。ここでその基本構成を説明しておくと、可動
枠11の前部上面から突出した筒軸18に揺動枠
12の円筒部19が可回動的に枢支され、その上
部にオートバイ13の絵を表示した着色透明板1
3aが装着されている。そして、可動枠11の手
前部に開口11aが形成してあり、その中に回転
板20の上面偏心位置に起立した作動ピン20a
が嵌合しており、前記回転板20が回転すると
き、作動ピン20aが開口11aの前側縁11
a′に当つて可動枠11を第5図矢印A方向―即ち
スクリーン2の上部方向―に押し動かす。しかし
て、開口11aを介して前記作動ピン20aと、
可動枠11に設けた係合ピン11bとの間に引張
りバネ21を張設してあり、それにより前記開口
11aの前側縁11a′と作動ピン20aが常時接
触しており、可動枠11には反矢印A方向のバネ
力を作用させている。
次に、前記可動枠11をスクリーン2内で上下
動させる機構について説明する。
前記駆動機構を構成する歯車80と噛合する歯
車81によつて駆動力が伝達されている。歯車8
1を軸着した軸24aの下端には小歯車23が軸
着されている。そして、小歯車23は前記回転板
20の歯車板22と係脱自在に設けてある。
前記回転板20は凹欠部20bを周縁に有し、
かつその下面には回転板20と同一径の歯車板2
2を一体的に装着している。この歯車板22には
駆動側となる小歯車23が噛合うもので、この小
歯車23は第3図において右側中間位置に示され
ている。そして、歯車板22を回転させる小歯車
23の軸23aは第3図示の支持態様によりコイ
ルバネ84により弾性的に支持されており、軸2
3aの上端には第1図示のジヤンプボタン4が設
けられる。
そして、前記小歯車23は通常はコイルバネ8
4により持上げられていて、回転板20の周縁の
凹欠部20bに嵌合していて空転している。しか
して、ゲームに際し、今ジヤンプボタン4を押下
げると、軸23aとともに小歯車23は降下し
て、下方の歯車板22と噛合う。そして、歯車板
22とともに回転板20が一体に回転をはじめる
と、凹欠部20bは小歯車23の位置から移動
し、したがつて小歯車23は回転板20の周縁に
より阻止されて上動することができず、したがつ
て、回転板20が一回転して凹欠部20bが再び
小歯車23のところに位置するまでは、回転板2
0と歯車板22は回転し、作動ピン20aが開口
11aの先端縁11a′を押して揺動枠11は上
動・下降の一往復動を行なう。そして、凹欠部2
0bに小歯車23が嵌合したとき、該小歯車23
は歯車板22との噛合が外れてコイルバネ84の
力で持上り、元の空転状態にもどる。
次に揺動枠12の構成についてさらに説明す
る。とくに、ジヤンプボタン4を押下する前にオ
ートバイ13がスクリーン2内の下側に位置し
て、いわゆる水平な地面を走つているがごとき状
況を呈しているときは、オートバイ13の車輪が
回つているごとく見え、また、ジヤンプボタン4
を押してオートバイ13がジヤンプするときはオ
ートバイの前輪が持上がるがごとき動作をし、さ
らに、オートバイ13が障害物9,9a,9bに
ぶつかつたとき該オートバイ13が反転し、あた
かもひつくり返つたがごとき動作をするもので、
前述の各動作が相俟つてきわめてリアルなオート
バイのジヤンプ動作を行なうもので、これら動作
は下記の構成によつて行なわれる。
先ず、第5図〜第7図において、揺動枠12は
その裏面円筒部19が可動枠11の筒軸18に嵌
合しており、揺動枠12の裏面に2つの係止片8
5と86が設けてあり、一方の係止片85にはバ
ネ87の一端が係止せられ、他方の係止片86に
は揺動ストツパー88の先端の係止部88aが係
脱する。揺動ストツパー88の中間部は、可動枠
11の一側から突出している突片11cから起立
している軸11dに揺動自在に軸支してある。ま
た、揺動ストツパー88の他端には膨出部88c
を設けてあり、後に説明するように作動枠49が
第5図の矢印B方向に移動するとき、そのブラケ
ツト49bが前記膨出部88aに当ることによつ
て揺動ストツパー88を揺動させる。
また、揺動ストツパー88の枢支部より前方下
部には係止部88bが設けてあつて、前記揺動枠
12の裏側の係止片85に一端を係止した前記バ
ネ87の他端を円筒部19の外周に回わしたう
え、該係止部88bに係止させている。したがつ
て、前記バネ87によつて、揺動枠12には第5
図において時計方向の回転力が付勢され、かつ揺
動ストツパー88の係止部88aが揺動枠12の
裏面の係止片86と係合して前記時計方向の回転
が阻止され得るものである。そして、後述するよ
うにジヤンプボタン4を押して揺動枠12が上動
を開始し、最上端まで行つてオートバイ13が障
害物9にぶつかることなく再び元の下降位置に戻
るまで前記係止部88aが係止片86に係止され
た状態がつづき、しかもこのとき、オートバイ1
3はその前輪が水平状態よりやや前方が持上つた
状態に保持されるもので、これはあたかもモトク
ロスゲームにおいて、前輪が持上つてジヤンプし
ているがごとき感を呈する。
しかして、オートバイ13が最も下降位置にあ
つて、ジヤンプしていないときは、あたかも平担
な道を走行しているがごとき感を呈するため前記
揺動枠12は、係止部88aと係合片86とが係
合してバネ87による時計方向の回転を阻止され
ている位置よりもさらに若干反時計方向に回動し
ていて、それ故オートバイ13は上方からみて前
輪と後輪は水平に位置するものであり、これにつ
いて次に説明する。
まず、第6図に示すように揺動枠12の外周に
は始端89aから円周方向に約180゜の範囲に亘つ
て歯車部89が形成してあり、これには第3図示
の駆動モータ14と連動している小歯車101が
噛合可能に設けてあつて、後に説明するようにこ
れは、オートバイ13が障害物9にぶつかつて反
転したときにバネ87の力に抗して元の水平姿勢
に戻すものであるとともに、通常ジヤンプボタン
4を押す前の状態つまり、地面を走行中の状態に
おいては、小歯車101は前記歯車部89の始端
89aから外れて、その手前に設けた凹欠部91
に位置して空転しており、小歯車101は可動枠
11に張設した引張りバネ21の引張力によつて
凹欠部91内に強制的に嵌合しているためにオー
トバイ13を水平状態に保持できるのである。も
ちろん、前述の動作は、可動枠11が最も下側に
移動していて、小歯車101と揺動枠12の歯車
部89が噛合い得るから出来るのであり、ジヤン
プボタン4を押して可動枠11が上動を始める
と、小歯車101と歯車部89は離れ、既述のよ
うに前輪が持上つた状態となる。
さらに、地面を走行中の状態のときオートバイ
13の車輪が回つているごとく見える構成につい
て説明する。第6図に示すように、オートバイ1
3は着色透明板13aの一部を該オートバイ形状
に透明に抜いて表示されているとともに、オート
バイの前輪と後輪の部分が丸く透明部分とされて
おり、その下側に透明な材質で形成し車輪模様を
付した歯車45aと45bを配してある。この車
輪歯車45a,45bは揺動枠12の板面から起
立した軸92に軸着してあり、しかも揺動枠12
の環状壁12aに設けた段部93と、オートバイ
を表示した着色透明板13aとの間に形成される
開口部94に露出しており、該車輪表示用の歯車
45a,45aに駆動側となる歯車76a,76
bが噛合つている。(第3図、第6図)この歯車
76a,76bの噛合関係は第3図斜め上方に示
されており、ウオーム66と噛合する歯車76の
軸77に軸着した歯車95が前記歯車76bと同
軸の歯車96と噛合い、さらに歯車76aは歯車
76bと噛合う中間歯車90と噛合している。そ
して、歯車76には歯車99が噛合い、歯車99
と同軸100に軸着した歯車101は既述の揺動
枠12の歯車部89と噛合うものである。
一方、第5図において前記可動枠11から起立
しており揺動枠12を枢支する軸筒18内には発
光体102が嵌合してあつて、前記車輪表示用の
歯車45a,45bを下方から照らす。したがつ
て、歯車76a,76bによつて車輪歯車45
a,45bが回るとき、あたかもオートバイの車
輪が回つているごとく見える。なお、この車輪歯
車45a,45bが回るのは、ジヤンプボタン4
を押す前、つまり可動枠11が最も下側に移動し
ていて歯車76a,76bと噛合つているときの
みであり、ジヤンプボタン4を押してオートバイ
がジヤンプを開始すると、車輪歯車45a,45
bは歯車76a,76bと離れるので回わらな
い。次に、オートバイ13が前記障害物9にぶつ
かつたとき反転し、かつ再び元の状態に回転復帰
する動作について説明する。すなわちオートバイ
13がジヤンプ動作中に障害物9にぶつかると作
動枠49が第10図D矢印方向に移動し、ブラケ
ツト49bが第5図示の揺動ストツパー88の膨
出部88cを打つ。それにより、先端係止部88
aが係止片86から外れ、バネ87の力により揺
動枠12は約180゜回転しオートバイが反転してい
るごとくみえる。
次に、オートバイ13が障害物9にぶつかつた
とき、前記作動枠49を第10図D矢印方向に動
作させる機構を第9図、第10図について説明す
る。各図において、作動枠49は作動板103の
上にスライド自在に跨設してあり、第2図におけ
る符号Hの位置に配置されている。作動枠49の
裏側から突出した係止部材49cは作動板103
に設けたガイド孔104を挿通して垂下してお
り、該作動板103の裏側から突出した係止部材
103aとの間に引張バネ105を配設して、相
互に引き合つており、作動枠49の一端縁49d
が作動板103の起立部103bの端縁103c
と係合して係止されている。
前記作動枠49には長手方向に位置をずらせて
それぞれ直列につながつている3つの電気接触片
105,106,106が設けてあり、各電気接
触片105,106,106に対応する電気接触
片107,108,109のうち、接触片107
は作動板103の先端起立部103bに設けてあ
り、また他の接触片108,109は第2図に示
す歯車支持フレーム110の側に固着してある。
また、前記作動枠49の側面にはラツク49aが
刻設してあり、このラツク49aにピニオン50
が噛合可能に設けてあり、このピニオン50は第
3図左側下方部に示されている。しかして、この
ピニオン50は回転ドラム37の下面偏心に設け
た小歯車39を介して駆動される。つまり、回転
ドラム37の突起42a,43aのどちらかに第
11図示の係合腕44の爪44aが係合すること
により前記小歯車39が従動側の歯車41または
42のいずれかに噛合つた状態に係止されるもの
で、前記一方の突起42aに係合腕44の爪44
aが係合して歯車39が歯車41に噛合つている
ときは、既述のように、無端ベルト8を駆動させ
る歯車17、揺動枠12を作動させる小歯車2
3、オートバイ13の車輪歯車45a,45bを
回わす歯車76a,76b及び反転した揺動枠1
2を元の状態に復帰させるために歯車101等を
回すが、係合腕44が電磁石Sの励磁により揺動
して、その爪44aが前記突起42aから外れ
て、他方の突起43aに係合するとき、回転ドラ
ム37とともに小歯車39も回動し、他方の歯車
42と噛合つてその位置に止まる。それにより歯
車41を介しての前述の歯車駆動系統を断ち、逆
に小歯車39→歯車42→歯車47→歯車48を
介して前述のラツク49aと噛合つているピニオ
ン50を回わす。そして、ピニオン50と噛合す
るラツク49aによつて、作動枠49と作動板1
03が第10図示の矢視D方向に摺動する。この
とき、電気接触片105と107は接触状態を維
持し、電気接触片106,106と108,10
9は離間することになり、発光体102は第3
図、第14図に示すように角形回転体130が回
転し、接点129を開閉するために点滅する。
次に、オートバイ13が障害物9にぶつかつた
とき、前記電磁石Sを励磁する動作を行なわせる
電気回路の開閉の関連構成を第12図、第14図
を参照して説明する。
無端ベルト8には幅方向両側に幅は同じである
が長さの異なる複数個の接点閉成用の長孔8a,
8b…が所定の間隔を置いて多数個開設してあ
る。この長孔8a,8bの間隔は一定ではなく、
多数個ランダムな間隔をおいて表示した障害物
9,9a…の間隔と対応して設けられたものであ
り、ゲームに難易度をつけるためのものである。
前記無端ベルト8の下行き部8cはガイドプー
リ15,15にガイドされたうえ、ガイド枠板1
23の下側を通つている。ガイド枠板123の上
面には所定の幅lに亘つて有効接触幅を有する電
気接触片124を貼着してあり、その下端はガイ
ド枠板123に設けた挿入孔を介してその裏側に
位置して下部接触片125となしてあり、この下
部接触片125と対向してその下方に電気接触片
126が位置して単一の電気接点を構成してお
り、その中間を通つて前記無端ベルト8の下行き
部8cが通過している。そして、通常は該無端ベ
ルト8によつて電気接触片126と下部接触片1
25とは離間しているが、長孔8aが通過すると
きに互に接触して接点を閉じるように構成されて
いる。
そして、オートバイ13が障害物9にぶつから
ないで、タイミングよく障害物9を飛び越し得る
ということは、前後移動している該オートバイが
これと直角方向に移動している障害物9の幅方向
(つまり移動方向)及び高さ方向(つまり、無端
ベルトに対しては幅方向)のいずれについても重
なり合わないことである。
そして、障害物9の高さ方向に対するオートバ
イ13の重なり状態を検出するのが前述の接触片
128aと124からなる電気接点であり、また
障害物9の幅方向に対するオートバイ13の重な
り状態を検出するのが、無端ベルト8に開設した
長孔8a,8bを介して互に接触する接触片12
5,140と接触片126,141からなる電気
接点である。このため、前記各長孔8a,8bは
各障害物9…に対応して設けられるもので、オー
トバイ13が上下方向に移動するコースの直上を
当該障害物9が通過するとき、この障害物に対応
する長孔8a,8bが接触片125,140のと
ころに位置していて接触片126,141との電
気接触点を閉じている。このとき、オートバイ1
3が未だ障害物9の高さ方向に対して十分に飛び
越え得るだけジヤンプしていないときは、他方の
接触片128a,124も閉じており、第14図
の回路図に示すように電磁石Sの回路が閉じ、オ
ートバイ13が障害物9にぶつかつたことが動作
表示される。つまり、前述の2つの電気接点がと
もに閉成されたときが、オートバイ13が障害物
9にぶつかつたときである。
なお、無端ベルト8の一側の長孔8aと並行に
他側に設けた長孔8bはゲームを難しくするため
である。すなわち、長孔8bは他方の長孔8aよ
り若干長く設けてあり、かつガイド枠123の下
側において、前述の電気接触片125と一体の接
触片140及びこれと対向した接触片141の中
間を通過するように設けてある。そして、この接
触片141は難易度調整つまみ142を第12図
左行方向に移動することによつて、接触片143
を介して他方の接触片126と接続する。
したがつて、第14図の電気回路に示すとお
り、つまみ142を前記矢印左方向に移動する
と、長さの長い方の長孔8bの接点143が有効
に働き、他方の長孔8aより若干長い分だけ接点
が閉じている時間が長い。つまり、その長孔8b
の長い分だけ余裕をもつて障害物9から離れてオ
ートバイ113はジヤンプしないと前記接点関係
により、該障害物9にぶつかたものとして動作表
示が行なわれるのであり、それだけゲーム操作は
むずかしくなるのである。
そして、第5図に示すように可動枠11の一側
には、通常は互に開成している2つの電気接触片
127,128が設けてあり、かつ、下方の接触
片128と一体の接触片128aは、可動枠11
が移動していないとき、つまり、オートバイ13
がジヤンプ動作を開始していないとき、及びジヤ
ンプ動作を開始した後、直角方向から近接移動し
ている障害物9を避け得ない高さ位置、すなわ
ち、第1図に示すように水平方向からみた状態に
表示した障害物9の上端から手前の無端ベルト8
の幅方向位置にあるときは前述の電気接触片12
4と接触しており、障害物9の上端からオートバ
イ13(とくに下部の車輪の位置)が離れて無端
ベルト8の幅方向先端側に移動したとき、前記電
気接触片128aが接触片124から離れるよう
に構成してある。したがつて、接触片128aが
接触片124の端縁124aから離れる位置が丁
度オートバイ13が障害物9の上端をやつと飛び
越し得る位置である。
第11図において、リレー機構を構成する電磁
石Sは側面ほぼL形の取付フレーム111の立上
り部111aに取付けてあり、立上り部111a
の上端には軸ピン112により可動ストツパー1
13の基端が枢支してあり、下方に引張バネ11
4で引張つている。他方取付プレート111の下
方水平部111bには軸ピン115により起立揺
動板116を枢支し、その背面側をバネ117で
引張つている。この起立揺動板116のバネ11
7で引張られているのと反対の側面には前記電磁
石Sの励磁によつて吸引される磁性板118を貼
着してある。また起立揺動板116の側端からは
先端に爪44aを有する既述の係合腕44が伸び
ており、この爪44は回転ドラム37の外周に設
けた2つの突起42aまたは42bのどちらかに
係合する。
つまり、回転ドラム37は、軸25aに遊嵌し
てあり、小歯車39が前記軸25aの下端に軸着
した駆動用の歯車26と噛合つて高速回転するこ
とにより該小歯車39に公転力が加わり、その力
で回転ドラム37に第3図、第11図矢印方向の
回転力が加わつているが、前記係合腕44の爪4
4aが突起42aまたは43aに係合することに
より回転ドラム37がその位置に停止される。そ
して、爪44aと突起42aとが係合していると
き小歯車39と歯車41が噛合い、爪44aと突
起43aが係合しているとき小歯車39と歯車4
2が噛合つている。
しかして、通常は爪44aと突起42aが係合
していて、小歯車39と歯車41が噛合つている
が、オートバイ13が障害物9にぶつかつて電磁
石Sが励磁されたときは導電板118がこれに吸
引され起立揺動板116はバネ117に抗して軸
ピン115を中心に第11図実線状態に回動し、
爪44aは突起43aと係合し、小歯車39は歯
車42と噛合つて作動枠49のラツク49aと噛
合つたピニオン50を駆動させる。なお、ピニオ
ン50がラツクと噛合つて作動枠49を所定距離
移動させた後は、該ピニオン50は第10図の位
置にあつて、ラツク49aから外れて空転してい
る。この作動枠49が第5図の揺動ストツパー8
8を動作させることは既述した。
さらに、前記起立揺動板116は後の説明から
分るように、リセツトボタン7を押すまでは電磁
石Sに吸引されていなければならないのである
が、ある時間継続して電磁石Sを励磁していると
電池の消耗が早いので、電磁石の励磁は瞬間的な
ものとし、その後の起立揺動板116の吸引状態
は前述の可動ストツパー113によつて行なつて
いる。
つまり、起立揺動板116の上端縁は、第11
図鎖線の状態にあつて、バネ117で引かれてお
り、電磁石Sに吸引されていないときは、前記可
動ストツパー113の係止用段部113aの下面
に当接しており、係合腕44は第11図鎖線位置
にあり、爪44aは回転ドラム37の突起42a
と係合している。しかるに、前述のように電磁石
Sが励磁されて起立揺動板116が図示実線の状
態に回動したときは、その上端縁は前記可動スト
ツパー113の係止用段部113aから移動し
て、係止段部113bに係合し、それにより電磁
石Sが消磁されても、その状態を保持されること
になりリレー機構がロツクされたことになる。し
かして、この間は、前記歯車39→42の噛合系
統が働いており、逆に歯車39→41の噛合系統
が断たれて無端ベルト8も、オートバイ13も停
止している。
前述のように、オートバイ13が障害物9にぶ
つかつて、無端ベルト8が停止し、発光体103
が点滅している状態を解除するためには、リセツ
トボタン7を押圧する。
次にその構成を第13図、第10図について説
明すると、ケース本体1aの底板から角筒ガイド
119が立つており、その内部に位置するガイド
ピン119aにコイルバネ120が収納してあ
り、このコイルバネ120によつて上方に押上力
が作用している状態で前記角筒ガイド119にリ
セツトボタン7の下方角筒部7aが嵌合してい
る。しかして、リセツトボタン7の近傍には略図
的に示す軸受板121を介して、ほぼ90゜の方向
にレバー122aと122bが伸びている回動レ
バー122の軸122cが枢支してあり、一方の
レバー122aの先端側面に設けた係合ピン12
2eは作動板103(第10図参照)の端部と係
合でき、他方のレバー122bの先端側面に設け
た係合ピン122dはリセツトボタン7の係合鍔
縁7bと係合できる。
したがつて、前述のオートバイ13が障害物9
とぶつかつて止つている状態を解除するためにリ
セツトボタン7を押下げると、係合鍔縁7bが前
記係合ピン122dを押して、回動レバー122
を第13図において支軸122cを中心に時計方
向に回動し、他方の係合ピン122eが作動板1
03の一端を第13図において矢印F方向に移動
させる。
作動板103が矢印F方向に移動するときの関
連動作を再び第9図、第10図を参照して説明す
る。前記係合ピン122eが作動板103の一端
を移動させる直前の作動枠49と作動板103と
の位置関係は第9図の状態にある。つまり、ピニ
オン50がラツク49aと噛合い得るとともに、
作動枠49と作動板103がバネ105を介して
弾性的に連係しており、通常は作動枠49と作動
板103はともに第10図左方に移動しているが
該作動枠49と作動板103はオートバイ13が
障害物9にぶつかり、ピニオン50が駆動開始し
たとき一体に第10図矢印D方向に移動し、かつ
ピニオン50はラツク49から外れて空転してい
る。しかもこのときの作動枠49と作動板103
との相対的位置関係は、それぞれにバネ105を
伸ばすような外部からの力が作用していないこと
により、バネ105が収縮していて、作動板10
3は矢印E方向に移動して、その起立部103b
の端縁103cが作動枠49の端縁49dに係止
している。そして、このとき、電気接触片105
と107は接触しており他方の電気接触片10
6,108と106,109とは離れている。
しかして、第13図のリセツトボタン7を押す
ことにより係合ピン122eを介して、作動板1
03が同図矢印F方向に移動するとき、第10図
のようにその上にスライド自在に乗つている作動
枠49は少し遅れて移動する。すなわち、作動板
103が矢印Eと反対に移動するとき、ピニオン
50はラツク49aから外れた位置で空転してい
るためピニオン50の回転によりラツク49aは
矢印F方向には移動できない。したがつて、この
ときは、バネ105を引伸ばしながら作動板10
3のみ先に移動する。それにより、作動板103
の起立部103bの側面に貼着した電気接触片1
07も、接触片105から離れる。
しかも、リセツトボタン7の押圧により作動板
103が前記方向に移動するとき、その先端に設
けた起立部103bの斜面103dが可動ストツ
パー113の伸長腕113cをバネ114に抗し
て押上げる。それにより、起立揺動板116の上
端縁は、可動ストツパーの係合段部113bから
外れ、バネ117に引かれて第11図鎖線の状態
に回動復帰し、上端縁は係止用段部113aの下
に位置する。そして、このとき前述のように電気
接触片105と107が離れて電磁石Sの電気回
路が開いているから、該電磁石に起立揺動板11
6が即座に吸引されるという不都合はない。
そして、前記揺動起立板116が第11図の鎖
線の状態に回動復帰する動作に伴ない、回転ドラ
ム37の突起43aに係合している係合腕44の
爪44aは、該回転ドラム37の軸方向に若干移
動し、回転ドラム37は一回転弱回転して、他方
の突起42aが再び爪44aに係合して止まる。
そして、今迄歯車42と噛合つて、ピニオン50
を駆動していた小歯車39は、歯車41と噛合
い、再び無端ベルト8を駆動し、オートバイ13
を移動開始させる。
次に、揺動枠12に中間接触片144が設けて
あるが、これについて第5図、第14図を参照し
て説明する。この中間接触片144はオートバイ
13が走行姿勢にあるときは接触片127,12
8の間から離れているが、オートバイ13が障害
物9にぶつかつて反転するとき、つまり揺動枠1
2が反転するとき、接触片127,128の間に
入り込み相互間を電気的に接続する。
その理由は次のとおりである。すなわち、オー
トバイ13が障害物9にぶつかつたときリセツト
ボタン7を押してから、反転したオートバイ13
が元に姿勢にもどる前にすぐにジヤンプボタン4
を押すと、第9図、第10図の作動枠49と作動
板103が元の位置に復帰し、それに関連する無
端ベルト8等の各部材は動作を開始し、可動枠1
1も動作を開始するためオートバイ13は逆さま
のままジヤンプを継続してオートバイ13が反転
したままの状態で障害物9にぶつかりいわゆるク
ラツシユの状態を生じるという不都合な動作が生
じることがある。
この問題を解決するために揺動枠12に中間接
触片144が設けられているのである。つまり、
オートバイ13が反転している間は、前記中間接
触片144を介してマグネツトSの回路が閉じて
励磁されており、したがつてオートバイ13が障
害物9にぶつかつたときに生じるいわゆるクラツ
シユ状態となつているから無端ベルト8は移動で
きず、この状態ではジヤンプボタン4を押しても
オートバイ13はジヤンプ作動を開始できないの
である。
そして、リセツトボタン7をしばらくの間押し
ていることにより、無端ベルト8は駆動開始し、
かつ、オートバイ13が障害物9にぶつかつた時
点における第5図示の歯車23と歯車板22との
噛合状態での回転が再開するため可動枠11も移
動してオートバイ13は反転したままの状態で着
地の状態にもどるが、前記リセツトボタン7を押
している限り、電磁石Sの回路は開いていて励磁
されない構成としてあり、このため、オートバイ
13が障害物9にぶつかつてもいわゆるクラツシ
ユ状態が生じることなく、パスさせることができ
る。
これはつまり、次の構成による。すなわち、第
9図に示す作動枠49と作動板103はバネ10
5により互に引かれていて、リセツトボタン7を
押すことにより回動レバー122を介して作動枠
49と作動板103はともに、第13図F矢印方
向に移動されるがある位置まで移動した後は、作
動枠49が図示しないストツパーにぶつかつてそ
の位置にとめられ、リセツトボタン7を下まで一
杯押すことによりバネ105を押しながら、さら
に作動板103のみ移動され、接触片105と1
07が離れて離間し、電磁石Sの回路が開かれて
励磁されないのである。したがつてリセツトボタ
ン7を押している限りクラツシユすることはな
く、バスの状態がつづく。なお、リセツトボタン
7の押下げをやめるとバネ105の引張力で作動
板103は少し戻り、前記接触片105と107
は接触して電磁石Sの回路は閉じられる。
オートバイ13が着地すると歯車89と101
(第6図参照)が噛合つて徐々に姿勢が戻される。
そして障害物9がすこしとぎれた時点を見計つて
リセツトボタン7から手を離し、再びタイミング
よくジヤンプボタン4を押してオートバイ13に
再びジヤンプ動作を行なわせてゲームを行なう。
最後にカウンター機構について第4図、第15
図を参照して説明する。カウンター5は第3図で
示した歯車系統からも分るようにオートバイ13
が障害物9にぶつかつて無端ベルト8が停止した
とき及びリセツトボタン7を押しているときはカ
ウントしないように設けられている。
すなわち、カウンタ5は公知のドラム式カウン
タを採用しており、1の位を示すカウンタドラム
146と摘み148を有し、10の位を示すカウン
タドラム147とが一本の軸149に並べて枢支
してあり、一方のカウンタドラム146が1回転
すると、他方のカウンタ147が10分の1回転す
るようになつているが、相互の関係は公知である
から説明を省略する。そして、1の位を表示する
カウンタドラム146の端部には、歯車150が
一体に成形してあつてこれに中間歯車151が噛
合つている。
この中間歯車151の側面には、これよりも少
し径が大きく、しかも対称位置に凹部152a,
152aを有しかつカウンタドラム146の歯車
150とは噛合つていない歯車152が同軸15
3にフリー回転自在に軸支してある。154は、
その支軸155が少し持上げられることにより、
前記各歯車151,152のいずれかに噛合うこ
とのできる小歯車で、この小歯車154は、支軸
155に軸着してある。また、この軸155に軸
着した別の歯車156は軸157に軸着した既述
の歯車46と噛合つている。この軸157に軸着
した歯車74は、第3図にも示すように無端ベル
ト8を駆動する歯車67と同軸65に軸着したウ
オーム60と噛合つている。
前記歯車154の軸155は軸157に対し、
腕片160によつて枢支されているもので、しか
も、この軸155は第13図に示す回動片161
を介してリセツトボタン7の押下により少し持上
り、歯車154と151の噛合が断たれる。すな
わち、第13図示のように回動片161は2つの
回動部片161a,161bが軸162を介して
一体的に設けられており、この軸162はケース
本体1aから立上つている軸受片163に軸支さ
れており、前記一方の回動部片161bに設けた
係合ピン161dが、リセツトボタン7の側面に
設けたテーパ突条7cと係合し、他方の回動部片
161aに設けたテーパ面161cが、前記歯車
軸155の端部155aに係合するように設けて
ある。
したがつて、オートバイ13が障害物9にぶつ
かつた状態を解除するためにリセツトボタン7を
押下げると、係合ピン161dとテーパ突条7c
を介して回動片161が第13図矢印方向に少し
回動し、テーパ面161cが腕片160で可動的
に支持されている軸15を少し持上げて歯車15
4と151の噛合を外すのである。
そして、前記のように歯車154は通常は歯車
152の凹部152aに位置していてこれとは噛
合つておらず、歯車151と噛合つていて、無端
ベルト8が駆動しているときはカウンタドラム1
46,147を回してカウントしているが、ジヤ
ンプボタン4の操作タイミングが誤つてオートバ
イ13が障害物9にぶつかり無端ベルト8が停止
するときカウント動作は停止する。そして、次に
リセツトボタン7を押して歯車154が歯車15
1から一時的に持上つて外れた瞬間、凹部152
aを有する歯車152の側面に設けたカム片16
4を板バネ165が押していることにより歯車1
52がごく僅かの角度回動して凹部152aが移
動し再び歯車154が下つたとき、この歯車15
4はカウンタドラム164を回す歯車151とは
噛合わず、凹部152aを有し、歯車150とは
噛合つておらず、かつ軸153に対してフリーな
歯車152と噛合つてこれを空転させることにな
る。したがつて、この歯車152が所定角度(実
施例では180゜)回転し、凹部152aが歯車15
4と面するところに移動して、この凹部152a
を介して歯車154が再び歯車151と噛合うま
でカウントは停止したままとなる。このためオー
トバイ13が障害物9にぶつかつたとき、即座に
リセツトボタン7を押し、かつジヤンプボタン4
を押してゲームを再開しても、歯車154が歯車
152と噛合つていて、再び凹部152aに落込
むまでの間はカウントされず、ゲーム中常時作動
しているタイマー6が刻む所定の時間内における
カウントの得点はそれだけ減点されることにな
り、ジヤンプボタン4のタイミング操作を誤つた
回数に比例して確実に得点は減点されることにな
る。
なお、タイマー6と駆動モータ14は無端ベル
ト8の途中停止の有無に関係なく所定時間作動し
て、その後自動停止するもので、その間が1回ゲ
ームを行なう時間である。
本発明に係る遊戯装置は上記のように構成した
ので、窓孔の上方から透視できる状態で移動して
いる障害物を見ながらタイミングよくジヤンプボ
タンを押して、走行体の前輪を前記障害物にぶつ
からないようにジヤンプさせて遊ぶことができ、
しかもジヤンプボタンの操作タイミングがうまく
いくと走行体はつぎつぎと障害物を避けるように
ジヤンプして無端ベルトは移動し、かつ走行体ジ
ヤンプ動作できるが、走行体が障害物にぶつかつ
たときは、障害物、走行体もその位置に停止し、
かつ走行体がひつくり返つたように反転するもの
で、これがあたかも走行体が障害物を飛び越しな
がらあるいは障害物にぶつかりながら走行してい
るゲームを楽しむことができる。そして、このゲ
ームに必要不可欠な動作と表現を単一の電動モー
タと数系統に分けた機構部と簡単な電気回路との
組合せによつて実現しており、全体として極めて
効果的且つ簡潔に構成されているものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るゲーム玩具装置の一実施例を
示し、第1図は全体の斜視図、第2図はケースの
蓋体を取外して示す内部機構の概略斜視図、第3
図はモータにより無端ベルト、タイマー、可動枠
等の各部材を動作させる歯車系統図、第4図は無
端ベルト及びカウンターの歯車系統図、第5図は
可動枠と揺動枠の関連構成を示す分解斜視図、第
6図は揺動枠の分解斜視図、第7図は揺動枠の裏
面斜視図、第8図は可動枠の駆動歯車の断面図、
第9図は作動枠と作動板を分離して示す斜視図、
第10図は同上の組立て状態の斜視図、第11図
は電磁石と回転ドラムによるクラツチ機構の分解
斜示図、第12図は無端ベルトにより動作する電
気接点機構の説明斜視図、第13図はリセツトボ
タンの関連構成を示す説明斜視図、第14図は電
気回路図、第15図はカウンター機構の平面図で
ある。 1…ケース、1a…ケース本体、4…ジヤンプ
ボタン、7…リセツトボタン、8…無端ベルト、
9…障害物、11…可動枠、12…揺動枠、13
…オートバイ(走行体)、14…駆動モータ、1
02…発光体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケース本体には透明な材質で形成したスクリ
    ーンと、ゲーム時間を設定したタイマー機構を作
    動させるつまみと、ジヤンプボタンと、リセツト
    ボタンを設け、前記ケース本体内にはモータによ
    つて駆動される歯車群からなり駆動力切換機構を
    介装した駆動機構を配設し、前記スクリーンの下
    方には所定の間隔をおいて障害物を表示した無端
    ベルトを臨ませ、前記無端ベルトの上行き部の下
    方には走行体を表示した揺動枠を揺動自在に枢支
    した可動枠を配設し、前記可動枠は前記ジヤンプ
    ボタンを押圧することにより前記駆動機構の歯車
    と噛合して回転する回転板の偏心ピンと係合して
    前記スクリーンの上下方向に上下動自在であり、
    前記揺動枠の走行体が前記無端ベルトの障害物を
    ジヤンプして通過できるように設けると共に、前
    記走行体が前記無端ベルトの障害物と重なり合つ
    たとき、前記可動枠に突設した接触片とケース本
    体に設けた電気接触片が前記無端ベルトの長孔を
    介して接触してリレー機構が作動し前記駆動力切
    換機構が作動して無端ベルトが停止し、前記リセ
    ツトボタンを操作することにより、前記リレー機
    構のロツク機構が解除され前記駆動機構が作動す
    るように構成したことを特徴とする遊戯装置。
JP7363380A 1980-05-31 1980-05-31 Game device Granted JPS56168774A (en)

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ES1981258668U ES258668Y (es) 1980-05-31 1981-05-28 Juguete de acrobacia
GB8116293A GB2077602B (en) 1980-05-31 1981-05-28 Stunt game
IT2194681U IT8121946V0 (it) 1980-05-31 1981-05-29 Gioco di destrezza simulante un motociclo con giudatore impegnato nel salto di vari ostacoli.
DE19813121401 DE3121401A1 (de) 1980-05-31 1981-05-29 "geschicklichkeitsspiel"
MX18754881A MX152334A (es) 1980-05-31 1981-05-29 Mejoras a juguete de acrobacia
FR8110726A FR2486806A1 (fr) 1980-05-31 1981-05-29 Jeu d'adresse
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AU (1) AU7102781A (ja)
DE (2) DE8116018U1 (ja)
ES (1) ES258668Y (ja)
FR (1) FR2486806A1 (ja)
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IT (1) IT8121946V0 (ja)
MX (1) MX152334A (ja)

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Publication number Publication date
AU7102781A (en) 1981-12-03
ES258668Y (es) 1982-06-01
JPS56168774A (en) 1981-12-25
ES258668U (es) 1981-12-16
MX152334A (es) 1985-06-27
DE3121401A1 (de) 1982-06-24
GB2077602B (en) 1984-07-11
IT8121946V0 (it) 1981-05-29
DE8116018U1 (de) 1982-01-21
GB2077602A (en) 1981-12-23
FR2486806A1 (fr) 1982-01-22

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