JP2633446B2 - ゲーム装置 - Google Patents

ゲーム装置

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JP2633446B2
JP2633446B2 JP4280787A JP28078792A JP2633446B2 JP 2633446 B2 JP2633446 B2 JP 2633446B2 JP 4280787 A JP4280787 A JP 4280787A JP 28078792 A JP28078792 A JP 28078792A JP 2633446 B2 JP2633446 B2 JP 2633446B2
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games
    • A63F7/025Pinball games, e.g. flipper games
    • A63F7/027Pinball games, e.g. flipper games electric
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/22Accessories; Details
    • A63F7/30Details of the playing surface, e.g. obstacles; Goal posts; Targets; Scoring or pocketing devices; Playing-body-actuated sensors, e.g. switches; Tilt indicators; Means for detecting misuse or errors
    • A63F7/305Goal posts; Winning posts for rolling-balls
    • A63F7/3065Electric

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲーム盤上に移動体、
例えばボールを移動させてゲームを行うゲーム装置に関
し、特にゲーム盤上を移動してきた移動体の衝突に応答
して、衝突した移動体を自動的に前方に弾き返すための
移動体弾き返し機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動体弾き返し機構は、
例えばピンボールゲーム装置のバンパー機構として一般
に知られており、その1つが特公昭56−26428 号公報に
開示されている。図9および図10は、このバンパー機
構の構成を示すものである。この図に示すように、バン
パー機構101は、ゲーム盤103上に突出した上下一
対の円板状のバンパー片102a、102bを備え、下
バンパー片102bは、上バンパー片102aよりも大
きな径を有している。
【0003】上バンパー片102aは、その下面から垂
直下方に延びる脚部108と、脚部108の両側に水平
に延びる支持フレーム109とに一体に形成されてい
る。支持フレーム109は、一端部がピン110を介し
て揺動自在に支持されているとともに、そのほぼ中央部
がばね111によって上方に付勢されている。また、支
持フレーム109の他端部には、ゲーム盤103の下面
に当接して上バンパー片102aの上限位置を規定する
ストッパ112と、ピン110を回動中心とする円弧凹
面に形成され、後述する遊星歯車114に噛み合うラッ
ク113とが設けられている。
【0004】下バンパー片102bは、その周囲に拡が
る支持フレーム115と一体に形成されている。支持フ
レーム115は、その一端部が軸部117を介して揺動
自在に支持されているとともに、そのほぼ中央部がばね
118によって上方に付勢されている。また、支持フレ
ーム115には、上バンパー片102aの脚部108を
通すために、割溝120が形成されている。さらに、支
持フレーム115の他端部には、ゲーム盤103の下面
に当接して下バンパー片102bの上限位置を規定する
ストッパ119と、後述する摩擦円板123の側面に形
成されたストッパ124に係脱自在に係合する爪部12
2とが設けられている。
【0005】また、バンパー機構101は、上バンパー
片102aの駆動源として、常時一定速度で回転される
モータ125を備えている。モータ125には、減速歯
車126、127およびシャフト128を介して、太陽
歯車129が連結されている。太陽歯車129の側面に
は、クラッチばね131によって付勢された摩擦円板1
23の側面が当接している。また、摩擦円板123に
は、太陽歯車129および前述した支持フレーム109
のラック113と噛み合う遊星歯車114が回転自在に
設けられている。
【0006】上記構成のバンパー機構101は、以下の
動作によって、ゲーム盤103上を転がってきたボール
107を弾き返す。バンパー機構101に衝突すると、
ボール107は、径のより大きな下バンパー片102b
に先に接触し、その重量によりばね111の付勢力に抗
して、下バンパー片102bをただちに押し下げる。下
バンパー片102bの押下げストロークがある一定値に
達すると、摩擦円板123のストッパ124に係合して
いた下バンパー片102bの爪部122がそこから外
れ、摩擦円板123は、クラッチばね131の付勢力に
よる太陽歯車129との間の摩擦力によって、太陽歯車
129と一緒に回転できる状態となる。この摩擦円板1
23の回転に伴い、遊星歯車114が図中時計方向に公
転して、上バンパー片102aの支持フレーム109の
ラック113と噛み合うことによって、支持フレーム1
09は、ピン110を中心として図中反時計方向に回動
する。その結果、上バンパー片102aが引き下げら
れ、衝突してきたボール107を下バンパー片102b
との間に挟みつけて弾き飛ばすことができる。
【0007】ボール107を弾き飛ばした後、下バンパ
ー片102bは、ばね118によって元の位置に復帰す
る。上バンパー片102aは、摩擦円板123の回転が
進み、支持フレーム109のラック113と遊星歯車1
14との噛合いが外れることにより、ばね111によっ
て元の位置に復帰する。また、摩擦円板123は、さら
に回転したときに、そのストッパ124がすでに待機し
ている下バンパー片102bの爪部122に係合するこ
とによって、元の状態に復帰する。バンパー機構101
は、以上の動作によって、衝突したボール107を繰り
返し弾き飛ばすことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のバ
ンパー機構は、上述したように、部品点数が非常に多
く、また遊星歯車を必要とするなど構成が非常に複雑で
ある。また、通常、上述した構成のバンパー機構が複数
個設けられるため、このバンパー機構は、ボールゲーム
装置の製造コストの増大と大型化の原因になるととも
に、装置のメンテナンスが容易でないという点で改善の
余地があった。同様の理由から、バンパー機構の数や配
設位置が制約されるという欠点もある。これらの欠点
は、ゲーム装置全体とのバランス上、ゲーム装置が例え
ば卓上の簡便な小型のタイプであるときに特に問題とな
る。
【0009】本発明は、このような観点からなされたも
のであり、移動体弾き返し機構の部品点数の削減と構成
の簡便化によって、ゲーム装置の製造コストの低減、小
型化およびメンテナンスの容易化を図るとともに、弾き
返し機構の数や配設位置の自由度を高めることができる
ゲーム装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のゲーム装
置は、ボール、あるいは円盤から構成される移動体を発
射し、手前側に向けて下り勾配を持つように傾斜させた
表層板上で前記移動体を滑動させてゲームを行うように
構成されたゲーム装置において、前記表層板の下側に中
板を有し、この中板は、モータ動力によって自動的に前
記表層板に対して前後方向および左右方向に往復動作可
能に構成されると共に、前記表層板に設けた穴に遊嵌さ
れ該表層板から上方に突出する移動体弾き返し用の多数
の突出部材を備えており、また、前記表層板上の手前側
には移動体弾き返し用のフリッパを有し、このフリッパ
は遊技者によるフリッパ操作部の操作によって動作する
ように構成されているいることを特徴とする。
【0011】請求項2記載のゲーム装置は、請求項1記
載のゲーム装置において、前記移動体、前記突出部材、
および前記表層板の少なくとも前記突出部材に隣接する
部分がそれぞれ導電性を有し、前記突出部材と前記表層
板の少なくとも前記突出部材に隣接する部分とは、カウ
ンタ回路、音声発生回路および光発生回路の少なくとも
1つの回路の接点をそれぞれ構成し、該回路は前記接点
への前記移動体の接触によって作動するように構成され
ていることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【作用】前記ゲーム装置によれば、表層板に対して中板
が前後方向に往復動するとともに、中板には表層板の上
方に延びる突出部材が形成されているので、表層板上を
移動してきた移動体は、往復動する突出部材に衝突する
ことによって、前方へ弾き返される。また、移動体がボ
ールであれば、例えばピンボールゲームに適用すること
ができる。勿論、円盤(短円柱の移動体)であっても十
分に楽しめる。
【0014】また、中板が前後方向だけでなく左右方向
にも往復動するので、突出部材によって弾き返される移
動体に変化に富んだ動きを与えることにより、ゲームの
面白さを増すことができる。さらに、請求項2記載の装
置によれば、移動体が突出部材に衝突したときに、突出
部材と表面板との間が移動体を介して導通され、カウン
タ回路、音声発生回路および光発生回路の少なくとも1
つの回路が作動し、それに対応して、得点をカウントし
たり、音声または光を発生させたりすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明を適用したピンボールゲー
ム装置の外観を示す斜視図である。このピンボールゲー
ム装置1は、比較的小型の卓上タイプのものであり、発
射レバー2の操作によって前方に弾き出されて、ゲーム
盤3上を手前側に転がってくるボール4を、フリッパ5
(5a、5b)の操作により遊技者が意図的に前方に弾
き返し、ボール4がゲーム盤3上の所定の部材に衝突す
るごとにカウンタ6に所定の得点を加算して表示し、そ
の得点の多少をゲームとして競うものである。また、こ
のピンボールゲーム装置1では、上記所定の部材がゲー
ム盤3に対して前後方向および左右方向に往復動可能
で、全体として常時揺動するように構成されていて、衝
突したボール4を自動的に弾き返すようになっている。
【0017】ピンボールゲーム装置1は、周囲に発射レ
バー2などの操作部材やカウンタ6などが取り付けら
れ、中央部にゲーム盤3となる手前側に傾斜した底板8
を形成した本体7と、本体7の下側に固定されてこれを
支持するベース9(図2参照)と、本体7とベース9の
間にこれらに対して揺動自在に取り付けられた揺動板1
0(図2参照)と、本体7の底板8上に敷設され、底板
8とともにゲーム盤3を構成する表層板11と、ゲーム
盤3を覆う、例えばプラスチック製の透明カバー12と
によって構成されている。ボール4は鋼球であり、本体
7内に例えば3個収容されている。
【0018】本体7は、例えばプラスチックで形成さ
れ、その周壁には、前述した発射レバー2やカウンタ6
に加えて、発射レバー2による発射のためにボール4を
準備するためのゲートストッパ13、カウンタ6をリセ
ットするカウンタリセットボタン14、およびメインス
イッチ15が設けられている。また、本体7の底板8お
よび表層板11には、揺動板10に形成された後述する
各種要素をゲーム盤3に臨ませるようにするために、こ
れら各種要素に対応する位置にほぼ同じ平面形状の孔が
形成されている(図4参照)。
【0019】図3は、フリッパ5およびその駆動機構1
6を上下逆に示したものである。同図に示すように、フ
リッパ5は、底板8の中央部および手前側の位置にそれ
ぞれ設けられた左右一対の上フリッパ5a、5a、下フ
リッパ5b、5bで構成されている。駆動機構16は、
ばね19を間に配置した左右一対のフリッパレバー2
0、20と、底板8に軸部21、22を介してそれぞれ
回動自在に取り付けられた左右一対の上フリッパ軸2
3、23、下フリッパ軸24、24とを備えている。上
下フリッパ軸23、24の各軸部21、22は、上下フ
リッパ5a、5bの孔にそれぞれ挿入されており、各々
に形成した段部(図3(b)参照)が互いに噛み合うこ
とにより、上下フリッパ5a、5bをそれぞれ一体に回
動させるようになっている。
【0020】各フリッパーレバー20は、レバー押え枠
25によって本体7に保持されているとともに、一端が
本体7の側部から突出し、外部から操作できるようにな
っている。また、各フリッパレバー20に形成された切
欠き26には、下フリッパ軸24のピン27が係合して
いる。また、上下のフリッパ軸23、24の間は、それ
らの孔に係合する左右一対の連結棒28、28によって
連結されている。以上の構成により、フリッパレバー2
0を押し込むと、これに係合している下フリッパ軸24
がその軸部22を中心として回動し、これと一体の下フ
リッパ5bを前方に回動させてボール4を弾くことがで
きる。これと同時に、下フリッパ軸24と連結棒28を
介して連結されている上フリッパ軸23が連動して回動
し、上フリッパ5aを前方に回動させる。なお、レバー
押え枠25には、一端がばね29に係合した発射レバー
2が収容され、本体7の上面の手前側右隅部に露出する
ように配置されており、ばね29の反発力によってボー
ル4を発射するようになっている。
【0021】ベース9には、図2に示すように、揺動板
10を揺動させるためのモータ30と、カウンタ6用の
モータ31が、取付け枠32によって上向きに取り付け
られている。モータ30のピニオン33には、2つの歯
車34、35が順次噛み合っており、歯車35の上面に
はピン36が偏心して設けられている。ピン36は、揺
動板10の奥側中央部に形成された孔37に係合してい
る。一方、揺動板10の手前側中央部には、前後方向に
延びるガイド用の長孔38が形成されていて、この長孔
38は、ベース9に突設されたピン39に係合してい
る。
【0022】揺動板10は、例えばプラスチックで作ら
れており、図2に示すように、その上面には、6本のピ
ン40、6個のバンパー41および3個のラッキーゾー
ンバンパー42が突出して設けられている。これらのピ
ン40、バンパー41およびラッキーゾーンバンパー4
2は、本体7の底板8および表層板11に形成された孔
を隙間をもって貫通して底板8の上方まで延びており、
それにより、転がってきたボール4が衝突するととも
に、揺動板10が揺動することにより、衝突したボール
4を弾き返すようになっている。
【0023】各ピン40は、導電性の金属材料で構成さ
れ、その下端部が揺動板10に埋め込まれて固定されて
いる。各バンパー41は、図7に示すように、揺動板1
0と一体に形成されたプラスチック製の長方形の支持板
43と、支持板43に取り付けられた金属製の接点板4
4によって構成されている。ラッキーゾーンバンパー4
2は、本体7の底板8に一体的に形成された囲い壁45
とともに、ゲーム盤3に円形のラッキーゾーン46を区
画するものである(図6参照)。これらのラッキーゾー
ンバンパー42および囲い壁45は、隣接するもの同士
の間に所定の隙間が形成されるように配置されており、
この隙間をボール4が通ることができるようになってい
る。各ラッキーゾーンバンパー42は、揺動板10と一
体に形成されたプラスチック製の円弧状の支持板47を
有し、そのうちの手前側の2つには金属製の接点板48
が取り付けられている(図6参照)。
【0024】図5に示すように、各ピン40の間、バン
パー41の各接点板44の間およびラッキーゾーンバン
パー42の接点板48の間は、揺動板10の裏側におい
て、金属板49および接続コード50、接続コード51
ならびに接続コード52によって、それぞれ互いに接続
されている。接続コード50、51、52は、電源を含
む図示しないカウンタ回路、音声発生回路および光発生
回路の各々の一部を構成しており、各ピン40、接点板
44および接点板48に通電するようになっている。
【0025】表層板11は、導電性の金属板、例えば鉄
板で構成されている。表層板11もまた、カウンタ回
路、音声発生回路および光発生回路の各々の一部を構成
していて、上述のピン40、接点板44、48と互いに
異なる極性で通電されている。表層板11の表面は、揺
動板10のピン40、バンパー41およびラッキーゾー
ンバンパー42に隣接する未塗装部分64を残して、所
定の図柄で装飾用の塗装が施されている。
【0026】ゲーム盤3の奥側中央には、図6に示すよ
うに、ボール4をジャンプ移動させるためのジャンプ機
構53が設けられている。ジャンプ機構53は、すりば
ち部材54とボール通路55によって構成されている。
すりばち部材54は、揺動板10に形成された取付け孔
56の底部に下端部がねじ止めされているとともに、上
半部は、本体7の底板8および表層板11の上方に突出
している。なお、取付け孔56の後壁内面には、効果光
を出すためにプリズムラベル(図示せず)が貼られてい
る。
【0027】図6に示すように、すりばち部材54の側
壁の奥側中央部には、ボール入口57として開口が形成
される一方、すりばち部材54の側壁の上端部は、部分
的に切り欠かれてボール出口58となっている。また、
本体7の底板8には、ボール入口57に隣接する位置
に、ボール4をボール入口57に案内するための案内溝
59が形成されている。ボール通路55は、例えば透明
プラスチック製の樋状のものであり、一端がボール出口
58に、他端が前述したラッキーゾーン46にそれぞれ
臨むように傾斜して配置されている。なお、透明カバー
12は、すりばち部材54に対応する位置の部分が球面
ドーム部62になっている(図1参照)。また、図2中
の符号60は、転がり落ちてきたボール4を一時的に滞
留させた後にゲーム盤3上に送り出すための凹部、61
は、衝突したボール4を不規則な方向に弾くために突出
形成された羽根部である。
【0028】次に、上述した構成のピンボールゲーム装
置1の動作について説明する。まず、メインスイッチ1
5をONすると、揺動板10の駆動用モータ30が回転
する。モータ30の回転に伴い、揺動板10は、その孔
37が偏心回転するピン36に係合し且つ長孔38がベ
ース9のピン39に係合していることにより、ピン3
6、38に案内されて、ゲーム盤3に対して前後方向お
よび左右方向に一定の周期およびストロークで往復動
し、全体として揺動する。この揺動に伴い、揺動板10
に固定されているピン40、バンパー41、ラッキーゾ
ーンバンパー42、すりばち部材54、凹部60および
羽根部61も、ゲーム盤3に対して同様に揺動する。ま
た、メインスイッチ15の投入により、カウンタ回路、
音声発生回路および光発生回路の各々の一部を構成して
いるピン40、バンパー41およびラッキーゾーンバン
パー42と表層板11とが、互いに異なる極性で通電さ
れる。
【0029】この状態で、発射レバー2によってボール
4を発射すると、ボール4は、ゲーム盤3上を前方へ進
み、凹部60内に落ち込み、その遠心力によってゲーム
盤3上に戻されたり、羽根部61によって不規則な方向
に弾かれたりした後に、ゲーム盤3上を手前側に転がっ
てくる。ボールは、遊戯者のフリッパ5の操作により意
図的に前方に弾き返されるとともに、ゲーム盤3上に突
出し且つゲーム盤3に対して揺動しているピン40また
はバンパー41に衝突することによって、自動的に弾き
返される。
【0030】また、ピン40またはバンパー41との衝
突の際、鋼球であるボール4が、図8および図7にそれ
ぞれ示すように、ピン40またはバンパー41の接点板
44と、これに隣接する表層板11の未塗装部分64の
両方に接触することによって、両者間を導通させる。こ
れにより、モータ31が回転してカウンタ回路が作動
し、モータ31のウォームギヤ63と噛み合う図示しな
い機械式のカウンタ駆動機構によってカウンタ6の得点
が、例えば1点加算される。また、これと同時に、音声
発生回路および光発生回路が作動して、所定の効果音と
効果光が発生する。このように、ボール4がピン40ま
たはバンパー41に衝突するごとに、カウンタ6の得点
を加点するとともに、効果音と効果光を発生させること
ができる。
【0031】さらに、ボール4は、すりばち部材54の
ボール入口57付近を通る際に、本体7の底板8に形成
された案内溝59に案内されて、ボール入口57からす
りばち部材54内に入る。すりばち部材54内に入った
ボール4は、揺動しているすりばち部材54から遠心力
を与えられることによって、図6に示すように、すりば
ち部材54の側壁内面に沿って転がりながら上昇して、
ボール出口58から外側にふり飛ばされる。ふり飛ばさ
れたボール4は、ある確率でボール通路55に受け入れ
られ、ラッキーゾーン46に送られる。
【0032】ラッキーゾーン46に送られたボール4
は、周囲の隙間を通ってゾーン外に出るまでの間に、揺
動しているラッキーゾーンバンパー42によって繰り返
し弾かれる。前述したように、手前側の2つのラッキー
ゾーンバンパー42には、ピン40やバンパー41の接
点板44と同様に通電された接点板48が設けられてい
るので、ボール4がラッキーゾーンバンパー42に衝突
するごとに得点が加点され、効果音と効果光が発生す
る。したがって、ボール4がラッキーゾーン46に入る
と、高得点が得られることになる。なお、すりばち部材
54のボール出口58からふり飛ばされたボール4がボ
ール通路55すなわちラッキーゾーン46に受け入れら
れるか否かは、ボール出口58とボール通路55の入口
との寸法および位置関係によって定まるので、これらの
関係を調節することにより、ラッキーゾーン46に入る
確率を調節して、高得点を得やすくすることもできる
し、得にくくすることもできる。
【0033】以上のように、本実施例では、ゲーム盤3
に対して揺動自在に構成された揺動板10に形成された
ピン40、バンパー41およびラッキーゾーンバンパー
42によって、衝突したボール4を自動的に弾き返すよ
うにしているので、遊星歯車などを使用している従来の
バンパー機構と比較して、ボール弾き返し機構の部品点
数を削減するとともに、その構成を非常に簡便にするこ
とができる。その結果、ピンボールゲーム装置の製造コ
ストの低減、小型化およびメンテナンスの容易化を図れ
るとともに、弾き返し機構の数や配設位置の自由度を高
めることができる。
【0034】また、揺動板10が、前後方向だけでなく
左右方向にも往復動するので、ボール4の弾き返される
方向や強さが、ピン40などへの衝突の具合に応じて様
々に変化することにより、ピンボールゲームの面白さを
増すことができる。さらに、鋼球であるボール4は、カ
ウンタ回路、音声発生回路および光発生回路を作動させ
るスイッチの役割を兼ねていて、ピン40などに衝突し
たときに、カウンタ6の得点を加点したり、音声および
光を発生させたりすることができる。
【0035】なお、本発明は、説明した実施例に限定さ
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、実施例では、ピンボールゲーム装置を例にとり説
明したが、他の適当なボールゲーム装置や、ボールに代
えて短円柱状の移動体をゲーム盤上に滑動させてゲーム
を行うゲーム装置などに、本発明を適用できることは勿
論である。また、卓上のピンボールゲーム装置に限ら
ず、より大型のものに本発明を適用してもよい。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を任
意に変更することが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明のゲーム装置は、
移動体弾き返し機構の部品点数の削減と構成の簡便化に
よって、ゲーム装置の製造コストの低減、小型化および
メンテナンスの容易化を図るとともに、弾き返し機構の
数や配設位置の自由度を高めることができるなどの効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピンボールゲーム装置の外観を示
す斜視図である。
【図2】ベースおよび揺動板などを示す分解斜視図であ
る。
【図3】フリッパおよびその駆動機構を示す分解斜視図
である。
【図4】ベース、本体および表層板を示す斜視図であ
る。
【図5】揺動板の裏面における結線構造を示す斜視図で
ある。
【図6】ボールのジャンプ機構を示す斜視図である。
【図7】ボールがバンパーに衝突した状態を示す斜視図
である。
【図8】ボールがピンに衝突した状態を示す斜視図であ
る。
【図9】ボールの従来の弾き返し機構であるピンボール
ゲーム装置のバンパー機構を示す斜視図である。
【図10】図9のバンパー機構の断面図である。
【符号の説明】
1 ピンボールゲーム装置 3 ゲーム盤 4 ボール 10 揺動板(中板) 11 表層板 30 モータ 40 ピン 41 バンパー 42 ラッキーゾーンバンパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールあるいは円盤から構成される移動
    体を発射し、手前側に向けて下り勾配を持つように傾斜
    させた表層板上で前記移動体を滑動させてゲームを行う
    ように構成されたゲーム装置において、前記表層板の下
    側に中板を有し、この中板は、モータ動力によって自動
    的に前記表層板に対して前後方向および左右方向に往復
    動作可能に構成されると共に、前記表層板に設けた穴に
    遊嵌され該表層板から上方に突出する移動体弾き返し用
    の多数の突出部材を備えており、また、前記表層板上の
    手前側には移動体弾き返し用のフリッパを有し、このフ
    リッパは遊技者によるフリッパ操作部の操作によって動
    作するように構成されているいることを特徴とするゲー
    ム装置。
  2. 【請求項2】 前記移動体、前記突出部材、および前記
    表層板の少なくとも前記突出部材に隣接する部分がそれ
    ぞれ導電性を有し、前記突出部材と前記表層板の少なく
    とも前記突出部材に隣接する部分とは、カウンタ回路、
    音声発生回路および光発生回路の少なくとも1つの回路
    の接点をそれぞれ構成し、該回路は前記接点への前記移
    動体の接触によって作動するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
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