JP2513786Y2 - ゲ―ム装置 - Google Patents

ゲ―ム装置

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JP2513786Y2
JP2513786Y2 JP1992072917U JP7291792U JP2513786Y2 JP 2513786 Y2 JP2513786 Y2 JP 2513786Y2 JP 1992072917 U JP1992072917 U JP 1992072917U JP 7291792 U JP7291792 U JP 7291792U JP 2513786 Y2 JP2513786 Y2 JP 2513786Y2
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games
    • A63F7/025Pinball games, e.g. flipper games
    • A63F7/027Pinball games, e.g. flipper games electric
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/22Accessories; Details
    • A63F7/36Constructional details not covered by groups A63F7/24 - A63F7/34, i.e. constructional details of rolling boards, rims or play tables, e.g. frame, game boards, guide tracks
    • A63F7/3622Specially shaped rolling boards for the balls, e.g. ball tracks

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゲーム盤上に移動体、
例えばボールを移動させてゲームを行うゲーム装置に関
し、特に移動体をジャンプ移動させるように構成された
ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の代表的なゲーム装置はピ
ンボールゲーム装置である。ピンボールゲーム装置に
は、一般に、ゲーム盤上を転動してきて衝突したボール
を自動的に弾き返すためのバンパー機構や、ボールを遊
戯者が意図的に弾き返すためのフリッパが設けられてい
て、ボールは、バンパー機構やフリッパにより繰り返し
弾き返されることによって、ゲーム盤上を不規則に移動
する。そして、この移動中、ボールがバンパー機構に衝
突するごとにカウンタに得点が加算され、この得点の多
少をゲームとして争うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来のピ
ンボールゲーム装置では、ボールがゲーム盤上を平面的
に移動するので、ボールの動きは、不規則ではあるもの
の、比較的単純であり、このため、ボールの動きを視覚
的な楽しさとして十分に味わえないという欠点がある。
【0004】本考案は、このような観点からなされたも
のであり、移動体がゲーム盤上を3次元的に移動するこ
とにより、ゲームの面白さとともに、移動体の動きを視
覚的な楽しさとして十分に味わうことができるゲーム装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、ゲーム盤上に移動体を移動させてゲーム
を行うように構成されたゲーム装置において、ゲーム盤
が複数のプレー領域に区画されているとともに、複数の
プレー領域のうちの1つのプレー領域において前記移動
体を前記ゲーム盤から離れた上方位置まで撥ね上げて当
該移動体に3次元的な動きを与えるジャンプ機構と、こ
のジャンプ機構に撥ね上げられた移動体を前記ゲーム盤
上に降下させながら前記複数のプレー領域のうちの他の
プレー領域に導く誘導手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0006】この場合、移動体はボールであることが好
ましい。また、ジャンプ機構が、ゲーム盤に対して揺動
するすりばち状のジャンプ台と、このジャンプ台の側面
に設けられ1つのプレー領域から移動体を受け入れる移
動体入口とからなり、誘導手段が、すりばち状のジャン
プ台の上側開口部と前記他のプレー領域との間に配置さ
れた移動体通路からなることが好ましい。
【0007】さらに、他のプレー領域は、移動体が移動
してきたときにゲームの高得点が得られるように構成さ
れたラッキーゾーンであることが好ましい。
【0008】
【作用】上述のゲーム装置によれば、ゲーム盤の1つの
プレー領域に移動してきた移動体は、ジャンプ機構によ
ってゲーム盤から離れた上方位置まで撥ね上げられて3
次元的な動きを与えられた後、誘導手段によってゲーム
盤上に降下しながら他のプレー領域へ移動する。また、
請求項2に記載のゲーム装置のように、移動体がボール
であれば、例えばピンボールゲーム装置に適用すること
ができる。
【0009】また、請求項3に記載のゲーム装置では、
ゲーム盤の1つのプレー領域に移動してきた移動体が、
側面の移動体入口からすりばち状のジャンプ台に入り、
その後、ジャンプ台の揺動による遠心力によって、ジャ
ンプ台の内面を転がりながら上昇して、上側の開口部か
外側へふり飛ばされる。ふり飛ばされた移動体は、移
動体通路を通って、他のプレー領域へ移動する。さら
に、請求項4に記載のゲーム装置によれば、ジャンプ移
動の移動先である他のプレー領域が、ゲームの高得点が
得られるように構成されたラッキーゾーンであるので、
移動体のジャンプ移動を視覚的に楽しむとともに、それ
に続くゲームの高得点すなわち優位性を期待することが
でき、したがってゲームをより楽しく行うことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本考案の好ましい実施例を、図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0011】図1は、本考案を適用したピンボールゲー
ム装置の外観を示す斜視図である。このピンボールゲー
ム装置1は、比較的小型の卓上タイプのものであり、発
射レバー2の操作によって前方に弾き出されて、ゲーム
盤3上を手前側に転がってくるボール4を、上下のフリ
ッパ5(5a、5b)の操作により遊戯者が意図的に前
方に弾き返し、ボール4がゲーム盤3上の所定の部材に
衝突するごとにカウンタ6に所定の得点を加算して表示
し、その得点の多少をゲームとして競うものである。ま
た、このピンボールゲーム装置1では、ゲーム盤3に、
すりばち部材54とボール通路55とによって構成され
ジャンプ移動機構53が設けられていて、ゲーム盤3
上を転動してきたボール4をジャンプ移動させるように
なっている。
【0012】ピンボールゲーム装置1は、周囲に発射レ
バー2などの操作部材やカウンタ6などが取り付けら
れ、中央部にゲーム盤3となる傾斜した底板8を形成し
た本体7と、本体7の下側に固定されてこれを支持する
ベース9(図2参照)と、本体7とベース9の間にこれ
らに対して揺動自在に取り付けられた揺動板10(図2
参照)と、本体7の底板8上に敷設され、底板8ととも
にゲーム盤3を構成する表層板11と、ゲーム盤3を覆
う、例えばプラスチック製の透明カバー12とによって
構成されている。ボール4は鋼球であり、本体7内に例
えば3個収容されている。
【0013】本体7は、例えばプラスチックで形成さ
れ、その周壁には、前述した発射レバー2やカウンタ6
に加えて、発射レバー2による発射のためにボール4を
準備するためのゲートストッパ13、カウンタ6をリセ
ットするカウンタリセットボタン14、およびメインス
イッチ15が設けられている。また、本体7の底板8お
よび表層板11には、揺動板10に形成された後述する
各種要素をゲーム盤3に臨ませるようにするために、こ
れら各種要素に対応する位置にほぼ同じ平面形状の孔が
形成されている(図4参照)。
【0014】図3は、フリッパ5およびその駆動機構1
6を上下逆に示したものである。同図に示すように、フ
リッパ5は、底板8の中央部および手前側の位置にそれ
ぞれ設けられた左右一対の上フリッパ5a、5a、下フ
リッパ5b、5bで構成されている。駆動機構16は、
ばね19を間に配置した左右一対のフリッパレバー2
0、20と、底板8に軸部21、22を介してそれぞれ
回動自在に取り付けられた左右一対の上フリッパ軸2
3、23、下フリッパ軸24、24とを備えている。上
下フリッパ軸23、24の各軸部21、22は、上下フ
リッパ5a、5bの孔にそれぞれ挿入されており、各々
に形成した段部(図3(b)参照)が互いに噛み合うこ
とにより、上下フリッパ5a、5bをそれぞれ一体に回
動させるようになっている。
【0015】各フリッパーレバー20は、レバー押え枠
25によって本体7に保持されているとともに、一端が
本体7の側部から突出し、外部から操作できるようにな
っている。また、各フリッパレバー20に形成された切
欠き26には、下フリッパ軸24のピン27が係合して
いる。また、上下のフリッパ軸23、24の間は、それ
らの孔に係合する左右一対の連結棒28、28によって
連結されている。以上の構成により、フリッパレバー2
0を押し込むと、これに係合している下フリッパ軸24
がその軸部22を中心として回動し、これと一体の下フ
リッパ5bを前方に回動させてボール4を弾くことがで
きる。これと同時に、下フリッパ軸24と連結棒28を
介して連結されている上フリッパ軸23が連動して回動
し、上フリッパ5aを前方に回動させる。なお、レバー
押え枠25には、一端がばね29に係合した発射レバー
2が収容され、本体7の上面の手前側右隅部に露出する
ように配置されており、ばね29の反発力によってボー
ル4を発射するようになっている。
【0016】ベース9には、図2に示すように、揺動板
10を揺動させるためのモータ30と、カウンタ6用の
モータ31が、取付け枠32によって上向きに取り付け
られている。モータ30のピニオン33には、2つの歯
車34、35が順次噛み合っており、歯車35の上面に
はピン36が偏心して設けられている。ピン36は、揺
動板10の奥側中央部に形成された孔37に係合してい
る。一方、揺動板10の手前側中央部には、前後方向に
延びるガイド用の長孔38が形成されていて、この長孔
38は、ベース9に突設されたピン39に係合してい
る。
【0017】揺動板10は、例えばプラスチックで作ら
れており、図2に示すように、その上面には、6本のピ
ン40、6個のバンパー41および3個のラッキーゾー
ンバンパー42が突出して設けられている。これらのピ
ン40、バンパー41およびラッキーゾーンバンパー4
2は、本体7の底板8および表層板11に形成された孔
を隙間をもって貫通して底板8の上方まで延びており、
それにより、転がってきたボール4が衝突するととも
に、揺動板10が揺動することにより、衝突したボール
4を弾き返すようになっている。
【0018】各ピン40は、導電性の金属材料で構成さ
れ、その下端部が揺動板10に埋め込まれて固定されて
いる。各バンパー41は、図7に示すように、揺動板1
0と一体に形成されたプラスチック製の長方形の支持板
43と、支持板43に取り付けられた金属製の接点板4
4によって構成されている。ラッキーゾーンバンパー4
2は、本体7の底板8に一体的に形成された囲い壁45
とともに、ゲーム盤3に円形のラッキーゾーン46を区
画するものである(図6参照)。これらのラッキーゾー
ンバンパー42および囲い壁45は、隣接するもの同士
の間に所定の隙間が形成されるように配置されており、
この隙間をボール4が通ることができるようになってい
る。各ラッキーゾーンバンパー42は、揺動板10と一
体に形成されたプラスチック製の円弧状の支持板47を
有し、そのうちの手前側の2つには金属製の接点板48
が取り付けられている(図6参照)。
【0019】図5に示すように、各ピン40の間、バン
パー41の各接点板44の間およびラッキーゾーンバン
パー42の接点板48の間は、揺動板10の裏側におい
て、金属板49および接続コード50、接続コード51
ならびに接続コード52によって、それぞれ互いに接続
されている。接続コード50、51、52は、電源を含
む図示しないカウンタ回路、音声発生回路および光発生
回路の各々の一部を構成しており、各ピン40、接点板
44および接点板48に通電するようになっている。
【0020】表層板11は、導電性の金属板、例えば鉄
板で構成されている。表層板11もまた、カウンタ回
路、音声発生回路および光発生回路の各々の一部を構成
していて、上述のピン40、接点板44、48と互いに
異なる極性で通電されている。表層板11の表面は、揺
動板10のピン40、バンパー41およびラッキーゾー
ンバンパー42に隣接する未塗装部分64を残して、所
定の図柄で装飾用の塗装が施されている。
【0021】ゲーム盤3の奥側中央には、図6に示すよ
うに、ボール4をゲーム盤面から離れた上方位置まで撥
ね上げてそのボール4に3次元的な動きを与えるととも
にその撥ね上げられたボール4をゲーム盤上に降下させ
ながらラッキーゾーン46へ移動させるためのジャンプ
移動機構53が設けられている。ジャンプ移動機構53
は、ジャンプ機構としてのすりばち部材54と誘導手段
としてのボール通路55によって構成されている。すり
ばち部材54は、揺動板10に形成された取付け孔56
の底部に下端部がねじ止めされているとともに、上半部
は、本体7の底板8および表層板11の上方に突出して
いる。なお、取付け孔56の後壁面内には、効果光を出
すためにプリズムラベル(図示せず)が貼られている。
【0022】図6に示すように、すりばち部材54の側
壁の奥側中央部には、ボール入口57として開口が形成
される一方、すりばち部材54の側壁の上端部は、部分
的に切り欠かれてボール出口58となっている。また、
本体7の底板8には、ボール入口57に隣接する位置
に、ボール4をボール入口57に案内するための案内溝
59が形成されている。ボール通路55は、例えば透明
プラスチック製の樋状のものであり、一端がボール出口
58に、他端が前述したラッキーゾーン46にそれぞれ
臨むように傾斜して配置されている。なお、透明カバー
12は、すりばち部材54に対応する位置の部分が球面
ドーム部62になっている(図1参照)。また、図2中
の符号60は、転がり落ちてきたボール4を一時的に滞
留させた後にゲーム盤3上に送り出すための凹部、61
は、衝突したボール4を不規則な方向に弾くために突出
形成された羽根部である。
【0023】次に、上述した構成のピンボールゲーム装
置1の動作について説明する。まず、メインスイッチ1
5をONすると、揺動板10の駆動用モータ30が回転
する。モータ30の回転に伴い、揺動板10は、その孔
37が偏心回転するピン36に係合し且つ長孔38がベ
ース9のピン39に係合していることにより、ピン3
6、38に案内されて、ゲーム盤3に対して前後方向お
よび左右方向に一定の周期およびストロークで往復動
し、全体として揺動する。この揺動に伴い、揺動板10
に固定されているピン40、バンパー41、ラッキーゾ
ーンバンパー42、すりばち部材54、凹部60および
羽根部61も、ゲーム盤3に対して同様に揺動する。ま
た、メインスイッチ15の投入により、カウンタ回路、
音声発生回路および光発生回路の各々の一部を構成して
いるピン40、バンパー41およびラッキーゾーンバン
パー42と表層板11とが、互いに異なる極性で通電さ
れる。
【0024】この状態で、発射レバー2によってボール
4を発射すると、ボール4は、ゲーム盤3上を前方へ進
み、凹部60内に落ち込み、その遠心力によってゲーム
盤3上に戻されたり、羽根部61によって不規則な方向
に弾かれたりした後に、ゲーム盤3上を手前側に転がっ
てくる。ボールは、遊戯者のフリッパ5の操作により意
図的に前方に弾き返されるとともに、ゲーム盤3上に突
出し且つゲーム盤3に対して揺動しているピン40また
はバンパー41に衝突することによって、自動的に弾き
返される。
【0025】また、ピン40またはバンパー41との衝
突の際、鋼球であるボール4が、図8および図7にそれ
ぞれ示すように、ピン40またはバンパー41の接点板
44と、これに隣接する表層板11の未塗装部分64の
両方に接触することによって、両者間を導通させる。こ
れにより、モータ31が回転してカウンタ回路が作動
し、モータ31のウォームギヤ63と噛み合う図示しな
い機械式のカウンタ駆動機構によってカウンタ6の得点
が、例えば1点加算される。また、これと同時に、音声
発生回路および光発生回路が作動して、所定の効果音と
効果光が発生する。このように、ボール4がピン40ま
たはバンパー41に衝突するごとに、カウンタ6の得点
を加点するとともに、効果音と効果光を発生させること
ができる。
【0026】さらに、ボール4は、すりばち部材54の
ボール入口57付近を通る際に、本体7の底板8に形成
された案内溝59に案内されて、ボール入口57からす
りばち部材54内に入る。すりばち部材54内に入った
ボール4は、揺動しているすりばち部材54から遠心力
を与えられることによって、図6に示すように、すりば
ち部材54の側壁内面に沿って転がりながら上昇して、
ボール出口58から外側にふり飛ばされる。ふり飛ばさ
れたボール4は、ある確率でボール通路55に受け入れ
られ、ラッキーゾーン46に送られる。
【0027】ラッキーゾーン46に送られたボール4
は、周囲の隙間を通ってゾーン外に出るまでの間に、揺
動しているラッキーゾーンバンパー42によって繰り返
し弾かれる。前述したように、手前側の2つのラッキー
ゾーンバンパー42には、ピン40やバンパー41の接
点板44と同様に通電された接点板48が設けられてい
るので、ボール4がラッキーゾーンバンパー42に衝突
するごとに得点が加点され、効果音と効果光が発生す
る。したがって、ボール4がラッキーゾーン46に入る
と、高得点が得られることになる。なお、すりばち部材
54のボール出口58からふり飛ばされたボール4がボ
ール通路55すなわちラッキーゾーン46に受け入れら
れるか否かは、ボール出口58とボール通路55の入口
との寸法および位置関係によって定まるので、これらの
関係を調節することにより、ラッキーゾーン46に入る
確率を調節して、高得点を得やすくすることもできる
し、得にくくすることもできる。
【0028】以上のように、本実施例では、ゲーム盤3
上を移動してきたボール4は、ボール入口57からすり
ばち部材54に入り、次いで、揺動しているすりばち部
材54の遠心力によってすりばち部材54の内面を転が
りしながら上昇して、ボール出口58から外側へふり飛
ばされ、ボール通路55を通って、ラッキーゾーン46
へ移動する。したがって、ゲームの遊戯者は、ボール4
のこのようなジャンプ移動、すなわち3次元的な大きな
動きを見て楽しむことができる。また、上述したよう
に、ボール4がラッキーゾーン46に入ると、高得点が
非常に得やすくなるので、そのような高得点を期待しつ
つ、ボール4のジャンプ移動を見ることになり、したが
って、ゲームをより楽しく行うことができる。
【0029】なお、本考案は、説明した実施例に限定さ
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、実施例では、ピンボールゲーム装置を例にとり説
明したが、他の適当なボールゲーム装置や、ボールに代
えて短円柱状の移動体をゲーム盤上に滑動させてゲーム
を行うゲーム装置などに、本考案を適用できることは勿
論である。また、卓上のピンボールゲーム装置に限ら
ず、より大型のものに本考案を適用してもよい。その
他、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を任
意に変更することが可能である。
【0030】
【考案の効果】以上のように、本考案のゲーム装置は、
移動体がゲーム盤上を3次元的に移動することにより、
ゲームの面白さとともに、移動体の動きを視覚的な楽し
さとして十分に味わうことができるなどの効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピンボールゲーム装置の外観を示
す斜視図である。
【図2】ベースおよび揺動板などを示す分解斜視図であ
る。
【図3】フリッパおよびその駆動機構を示す分解斜視図
である。
【図4】ベース、本体および表層板を示す斜視図であ
る。
【図5】揺動板の裏面における結線構造を示す斜視図で
ある。
【図6】ボールのジャンプ機構を示す斜視図である。
【図7】ボールがバンパーに衝突した状態を示す斜視図
である。
【図8】ボールがピンに衝突した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ピンボールゲーム装置 3 ゲーム盤 4 ボール 42 ラッキーゾーンバンパー 46 ラッキーゾーン 53 ジャンプ移動機構 54 すりばち部材(ジャンプ機構) 55 ボール通路(誘導手段) 57 ボール入口 58 ボール出口

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム盤上に移動体を移動させてゲーム
    を行うように構成されたゲーム装置において、 前記ゲーム盤が複数のプレー領域に区画されているとと
    もに、 当該複数のプレー領域のうちの1つのプレー領域におい
    て前記移動体を前記ゲーム盤から離れた上方位置まで撥
    ね上げて当該移動体に3次元的な動きを与えるジャンプ
    機構と、 当該ジャンプ機構に撥ね上げられた移動体を前記ゲーム
    盤上に降下させながら前記複数のプレー領域のうちの他
    のプレー領域に導く誘導手段と を備えたことを特徴とす
    るゲーム装置。
  2. 【請求項2】 前記移動体がボールであることを特徴と
    する、請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記ジャンプ機構は、前記ゲーム盤に対
    して揺動するすりばち状のジャンプ台と、当該ジャンプ
    台の側面に設けられ前記1つのプレー領域から移動体を
    受け入れる移動体入口とからなり、 前記誘導手段は、前記すりばち状のジャンプ台の上側開
    口部と前記他のプレー領域との間に配置された移動体通
    路からなる ことを特徴とする請求項1又は2記載のゲー
    ム装置。
  4. 【請求項4】 前記他のプレー領域が、移動体が移動し
    てきたときにゲームの高得点が得られるように構成され
    たラッキーゾーンであることを特徴とする、請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載のゲーム装置。
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