JP4452814B2 - ガラス板の支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、リブガラスを用いたガラススクリーンの支持構造に関し、特に面板ガラスにかかる大きな風荷重を確実に受け止めることできる強度を有するリブガラスを用いたガラス板の支持構造に関する。
従来、建物の開口部に設けるガラス板を支持する方法として、サッシ枠をスチール製のリブ(方立)により支持するケースが古くから一般的に採用されてきた。前記スチール製のリブは視界を遮るので開放感、美感が不十分であったが、サッシ枠だけとすると、面板ガラスの面外方向からの風圧荷重を支えることはできなかった。
一方、採光、美観等を目的として、建物の外壁に大板ガラスを並設し大開口部を構成するガラススクリーンの形成において、ガラスリブを面板ガラス板の各縦辺部に直交するように立設してシーリング材で接着し、面板ガラス板を支持するガラスリブ工法も広く採用されてきている。
前記ガラスリブ工法には、ガラス板を自立させるガラスリブ工法と、ガラス板の上端を吊り下げて支持する吊り下げリブ工法があり、面板ガラスの開口部面積の高さや、ガラス板の厚み等によって選定が異なる。(非特許文献1)。
前記ガラスリブを用いる工法は、いずれもガラス開口部に透明感を与える方法として広く採用されているが、リブガラスによって面板ガラスに加わる風荷重等の面外方向の荷重を支持するものであり、通常、ガラスリブとしては未強化のフロートガラス、合わせガラス、強化ガラスが用いられ、面板ガラスにかかる風圧荷重に耐えられるだけの十分な剛性を持たせる必要がある。
リブガラスとしてフロートガラスを用いる場合にはガラスリブの奥行き寸法(幅寸法)を大きくとらなければならず、さらに、ガラスリブの厚み幅部分だけで面板ガラスとシーリング接着をするため、ガラスリブの端面に十分な接着代を取ることができず、大きな接着強度が得られないという問題があった。
前記フロートガラス自体の強度不足、面板ガラスに対する風荷重に対する強度不足、リブガラスの端面と面板ガラスとの接着強度不足を解消する為に、近年リブガラスを強化リブガラスとして強化リブガラス自体の奥行きを小幅サイズ化し、該強化リブガラスに穿孔部を設けて、該穿孔部に金具を取付け、面板ガラスとの固定を接着ではなく取付金具等を介して固定できるようにする方法が試みられるようになった。
例えば、特開平10−231571号公報の従来技術として、示された図8には、複数のリブガラスの上部と下部に複数のボルト孔を形成し、その上下に配設したリブガラス同士を一対の連結部材で挟み込みボルトで固定し、該連結部材を面板ガラスに固定する旨の記載がある(特許文献1)。
さらにまた、本出願人による特開2000−336804号公報には、外壁として立設する面板ガラスの突き合わせ部の片面または両面側に面板ガラスの縦辺と直交する方向にリブガラスを立設したガラス板の支持構造において、上下一列に並設した短尺のリブ用強化ガラス同士の突き合わせ辺の隅部に穿孔部を設け、面板ガラスに当接していない縦辺側の隅部の穿孔部同士と、面板ガラスと当接する縦辺側の隅部の穿孔部同士をそれぞれ長短2種類の接続金具で連結し、面板ガラスに当接する側の穿孔部同士の接続間隔が、面板ガラスと離れている側の穿孔部同士の接続間隔より小さくしてリブ用強化ガラス同士を接続したことを特徴とするリブガラス構造を開示した(特許文献2)。
特開平10−231571号公報 特開2000−336804号公報 板ガラス総合カタログ、セントラル硝子株式会社発行、2003年1月1日印刷発行(第196頁〜特殊な条件下における板ガラスの強度)
前記特許文献1、特許文献2はいずれもリブガラスを強化ガラスとしたものであり、強化ガラスは、フロートガラスに比べて強度が5倍程度増加する代わりに自然破損の可能性があり、一旦、破損するとガラス細片が飛散するという問題点がある。
このため、強化ガラス、フロートガラスを組み合わせてPVB(ポリビニールブチラール)膜で接着した合わせガラスとすると、破損時のガラス片の飛散については防止できるが、製造コストがアップし、納期が増大するだけでなく、強化ガラス部分の自然破損という問題点については依然として残っていた。
さらに、大きな風荷重に対しても対応できるリブガラスとする為に、面板ガラスを支持するサッシ枠にリブガラスを固着させた複合リブガラスが考えられるが、サッシ枠とリブガラスの端面は接着強度が低いという問題点があった。
本発明は、小幅寸法のリブであっても面板ガラスにかかる大きな風荷重を確実に受け止めることできる強度を持ち、また、リブガラスの自然破損も大幅に低減できることを目的とするものである。
すなわち、本発明は、外壁として立設する面板ガラスの突合わせ縦辺に沿って、面板ガラスの室内面と直交するように立設させたリブガラスによって面板ガラスの風荷重を支持する支持構造において、前記リブガラスを倍強度リブガラスとし、該リブガラスの面板ガラス側の縦辺近傍で上下方向に所定間隔で設けた穿孔部のそれぞれに挿通するボルト状締付部材とナット状部材によって締付支持する点支持金具と、前記リブガラスに設けた各点支持金具の取付位置と対応する面板ガラスの突合せ縦辺位置近傍に装着した支持金具とを連結金具で連結して面板ガラスを支持するようにし、前記リブガラスの縦辺近傍位置に設けた穿孔部と、前記連結部材の穿孔部を締付固定する点支持金具として、ボルト状締付部材の突起部の先端凹部に雌ネジ部を設け、該雌ネジ部とナット状部材のボルト部とを螺着させて該リブガラスの穿孔部を締め付けた時、リブガラスの穿孔部を締め付けすぎないように、リブガラスの板厚と連結金具の厚み合計がボルト状締付部材の突起部の長さよりも小となるようにしたことを特徴とするガラス板の支持構造である。
あるいはまた、本発明は、前記リブガラスを一定間隔で対向する2枚の倍強度リブガラスとし、該2枚の倍強度リブガラスの縦辺近傍で互いに対応する位置に穿孔部を設けるとともに、対向するリブガラスによって連結金具の一端を挟持して、リブガラスと連結金具の各穿孔部を同軸に一致させて、前記点支持金具のボルト状締付部材とナット状部材の螺合により、2枚のリブガラスを一定間隔で保持すると同時に、前記面板ガラスに装着した支持金具と連結する連結金具の端部を連結固定したことを特徴とする上述のガラス板の支持構造である。
あるいはまた、本発明は、前記面板ガラス同士の突合せ縦辺の縦辺目地部に沿って面板ガラスの表裏両面を挟むように立設したサッシ枠内に、面板ガラスの両突合せ縦辺をガスケットを介して嵌合させ、リブガラスに連結固定した連結部材の先端T字状の縦辺部を、縦フレームの略C字状の開口部内で上下方向に摺動自在に配設させ、面板ガラスとリブガラスとを配設したことを特徴とする上述のいずれかに記載のガラス板の支持構造である。
あるいはまた、本発明は、前記面板ガラス同士の突合せ縦辺のコーナー近傍に設けた穿孔部に室外面側より挿通した締付ボルトと、室内面側に設けた締付ナットとを螺合した締付部材により面板ガラスの穿孔部を支持し、該締付部材をX字状やH字状等の4点支持金具の各アームの先端に取付け、リブガラスに連結固定した連結金具の先端継手部材に前記4点支持金具の中心突起軸部を螺着させ、面板ガラスとリブガラスとを配設したことを特徴とする上述のいずれかに記載のガラス板の支持構造である。
あるいはまた、本発明は、前記面板ガラス同士の突合せ縦辺の縦辺目地部に沿って所定間隔で室外面側より挿通させた締付ボルトと、室内面側に設けた締付ナットとで締付螺合させた締付部材により面板ガラスのコーナー部、又は縦辺目地部を締付支持し、該締付部材をリブガラスに連結固定した連結金具の先端継手部材に螺着させ、面板ガラスとリブガラスとを配設したことを特徴とする上述のいずれかに記載のガラス板の支持構造である。
リブガラスを倍強度ガラスとしたことによって、自然破損も大幅に低減でき、さらにリブガラスの所望の位置に容易に穿孔部を設けることができ、フロートガラスを用いたリブガラスに比べて強度を倍増できる。特に倍強度ガラスを2枚並列に配置したリブガラスとした場合には、強化ガラス並みの強度が得られ、強化ガラスの時のように自然破損する確率も低い。
また、リブガラスの板幅寸法をフロートガラスを用いたリブガラスに比べて小幅とすることができ、ガラスリブの室内側への突出長さが少なくなり、室内空間の有効利用が図れる。
さらに、面板ガラスの突き合せ部をサッシ枠で支持し、該サッシ枠と倍強度ガラスの穿孔部に設けた点支持金具を連結するようにしたガラスリブ構造としたことにより、面板ガラスにかかる大きな風荷重を確実に受け止めることできる強度を持つことができるようになった。
あるいは、面板ガラスの四隅または縦辺近傍に設けた穿孔部に挿通させて締付支持するボルト状の締付金具を十字状目地部に設けた4点支持金具や縦辺目地部に設けた2点支持金具に取付け固定させて、該4点支持金具または2点支持金具等を介して連結する、いわゆる点支持工法(DPG工法、Dot Point Glazing工法ともいう)によって固定したことにより、面板ガラスにかかる大きな風荷重を確実に受け止めることできる強度を持つことができるようになった。
あるいはまた、面板ガラスの四隅または縦辺エッジ部に穿孔部を設けず、該コーナー部やエッジ部を挟むように設けた略円形状、四角形状のボルト状の締付金具を十字状目地部や縦辺目地部に設けて固定させ、該締付金具を継手部材15と連結金具を介してリブガラスの穿孔部に連結固定したことにより、面板ガラスにかかる大きな風荷重を確実に受け止めることできる強度を持つことができるようになった。
図1、図4、図5、図8に示したように、左右に複数枚並設して立設した面板ガラス1、1、・・の突合わせ縦辺のそれぞれに沿って、面板ガラスの室内面と直交するように少なくとも1枚の倍強度ガラス(Heat−strengthened glass)からなるリブガラス3を立設させた。前記倍強度ガラスは日本工業規格のJIS R−3222に規定されたものである。
前記リブガラス3には上下方向に複数個の穿孔部3b、3b、・・を所定間隔で設けるが、該穿孔部3b、3b、・・の幅方向の穿孔位置はリブガラスの幅内のいずれの位置にあっても良いが、上下方向に設けた複数個の各穿孔部がリブガラス3の縦辺エッジから同一間隔となる位置とするのが望ましい。
さらに、該穿孔部3b、3b、・・の幅方向の穿孔位置は、好ましくは、前記リブガラス3aの板幅の中心と面板ガラス1側の縦辺エッジ間であるが、該リブガラスの縦辺エッジから離れた位置とするほど強度上好ましい。
前記リブガラス3aの穿孔部3bには、ボルト状部材5aとナット状部材5bの螺合による点支持金具5を取付け、該点支持金具5と面板ガラス1の突合せ縦辺位置に装着した支持金具とを連結金具4によって連結させた。
前記連結金具5のリブガラス3への固定は、連結金具4の一端側を板状部4aとし、該板状部4aに設けた穿孔部4bとリブガラス3aに設けた穿孔部3bを前記点支持金具5のボルト状部材5aとナット状部材5bの螺合締付によって固定する。
また、前記連結金具5の面板ガラス1への固定は、連結金具4の他端側を面板ガラス1、1の突合せ縦辺位置に装着したサッシ枠2に嵌入して固定する。
あるいは、面板ガラス1の四隅または縦辺近傍に設けた穿孔部に挿通させて締付支持するボルト状の締付金具を十字状目地部13に設けた4点支持金具17や縦辺目地部13に設けた2点支持金具に取付け固定させて、該4点支持金具17または2点支持金具等を介して連結する、いわゆる点支持工法(DPG工法)によって固定した。
あるいはまた、面板ガラス1の四隅または縦辺エッジ部に穿孔部を設けず、該コーナー部やエッジ部を挟むように設けたボルト状の締付金具14を十字状目地部13に設けて固定した。
リブガラス3を構成する倍強度ガラス3aとしては、図1〜図3に示されるように、倍強度ガラス3aを2枚対向させた構成とすると、大きな風圧荷重に耐えられる強化ガラス並みの強度が得られるので好ましい。しかしながら、図4〜図6に示されるように、倍強度ガラス3aを1枚だけで構成することもできる。
この1枚の倍強度ガラス3aとした場合においても、フロートガラスで構成したリブガラスより強度は充分得られる。
[実施の形態1]
図1〜図3に示すように、前記リブガラス3として一定間隔で2枚の倍強度リブガラス3a、3aを対向させ、該倍強度リブガラス3a、3aのそれぞれには上下方向に所定間隔で複数個の穿孔部3b、3b、・・を設けた。該穿孔部3bは倍強度リブガラス3a、3aの板幅の中間位置から縦辺近傍までの所望の位置に設け、対向する2枚の倍強度リブガラス3a、3aの互いに対応する位置に設けた各穿孔部3b、3bが同一中心軸となるようにした。
対向する2枚の倍強度リブガラス3a、3a間に連結金具4の一端をワッシャおよび緩衝材を介して配置し、倍強度リブガラス3a、3aの穿孔部3b、3bと、連結金具4の穿孔部4bのそれぞれを同軸線となるように一致させ、該部を 前記点支持金具5のボルト状部材5aとナット状部材5bでガラス面に緩衝材8を介在させて挟持させ、ボルト状部材5aの先端に設けた雌ねじ部と、ナット状部材の外側からボルト5cを螺合させて連結金具4の端部を固定するとともに、2枚の倍強度リブガラス3a、3aを一定間隔で保持するようにした。
前記倍強度リブガラス3aの穿孔部3b内には、円筒形状のカラーを介在させてボルト状部材を挿通させた。該筒状のカラーは、リブガラスの穿孔部の端面との当接面側をゴム材、ボルト状部材5aとの当接面側をポリカーボネートとした同心の2層構造とした。
一方、並設する面板ガラス1、1の突き合わせ目地部13には、面板ガラス1、1の縦辺端部を挟み込むようにしたサッシ枠2がガスケット12、12を介して面板ガラス1、1の縦辺全長にわたって設けられ、該サッシ枠2と面板ガラス1、1間の隙間に嵌合させたガスケット12、12の外側凹部にシーリング材を充填した。
該サッシ枠2は、面板ガラス1、1同士の突き合せ目地部13に設け、面板ガラス1、1を支持するものであり、リブガラス3側にC字チャンネル状の開口部を有し、該開口部内に前記連結金具4の端部が互いに反対方向に広がった略T字状部を嵌合させた。
このようにして、リブガラス3と面板ガラス1とは連結金具4とサッシ枠2を介して連結されたので、従来のようにリブガラス3を面板ガラス1にシーリング材で接着させる場合に比べて結合力は非常に大きい。また、リブガラス3として倍強度リブガラス3aを並設したので、強化ガラス並みの強度が得られ、強化ガラスとした場合に発生しやすい自然破損等の心配も無い。
さらにまた、2枚の倍強度ガラス3a、3aの間隔の中間位置と、面板ガラス1、1の突合せ縦辺部の目地幅の中心とを一致するように設けたので、面板ガラス1、1の面外方向からの風圧荷重が2枚の倍強度ガラス3a、3aに均等に分散され、リブガラス3に無理な力が加わることが無く好ましい。
[実施の形態2]
図4〜図6に示す実施の形態2は、前記リブガラス3として倍強度リブガラス3aを1枚だけとした場合の例である。
前記実施の形態1においては、連結金具4の板状部の先端を2枚の倍強度リブガラスで挟むようにして各穿孔部を点支持金具で固定したが、実施の形態2では、1枚の倍強度ガラスを一対のL字状の連結金具4で挟むようにした。実施例2の連結金具4は実施例1の略T字状の連結金具を2つに分離した形状のL字形状とした。
すなわち、1枚の倍強度リブガラス3aの穿孔部の両面に、L字状の一対の連結金具4、4の一端を弾性ゴム等の緩衝材を介して配置し、倍強度リブガラス3aの穿孔部3bと、連結金具4、4の穿孔部4b、4bのそれぞれを同一軸線となるように一致させ、該部を 前記点支持金具5のボルト状部材5aとナット状部材5bでガラス面に緩衝材8を介在させて挟持させ、ボルト状部材5aの先端に設けた雌ねじ部と、ナット状部材の外側からボルト5cを螺合させて連結金具4、4の端部を固定するとともに、1枚の倍強度リブガラス3aを保持するようにした。
また、前記倍強度リブガラス3aの穿孔部3b内には、円筒形状のカラー7を介在させてボルト状部材5aを挿通させた。該筒状のカラー7は、実施の形態1と同様にガラスの穿孔部3bの端面との当接面側をゴム材、ボルト状部材5aとの当接面側をポリカーボネードとした同心の2層構造とした。
面板ガラス1、1同士の突き合せ部に設けるサッシ枠2の取付構造については、実施の形態1とほぼ同一であり、前記一対のL字状の連結金具4の互いに反対方向に広がった先端部をサッシ枠2のリブガラス3側に向けて開口したC字チャンネル状の開口部内に(互いに反対方向に広がった略T字状部を)嵌合させた。
このようにして、リブガラス3と面板ガラス1とは連結金具4とサッシ枠2を介して連結したので、従来のようにリブガラス3を面板ガラス1に接着させる場合に比べて結合力は大きい。また、リブガラス3として倍強度リブガラス3aを用いたので、フロートガラスによるリブガラスに比べて高強度となり、リブガラスを強化ガラスとした場合に発生する自然破損等の恐れも無く好ましい。
さらにまた、倍強度ガラス3aの板厚中心と、面板ガラス1の縦辺突き合せ部の目地幅の中心とを一致するように設けたので、面板ガラス1の面外方向からの風圧荷重が倍強度ガラス3aの板厚に均等にかかり、リブガラス3に無理な力が加わることが無いので高強度を充分発揮できる。
[実施の形態3]
図7〜図9に示す実施の形態3は、前記リブガラス3として、一定間隔で2枚の倍強度リブガラス3a、3aを対向させ、該2枚の倍強度ガラス3a、3aで連結金具4の板状部4aの一端を挟持し、点支持金具5のボルト状部材5aとナット状部材5bで締付して、螺合により連結させる点については実施の形態1とほぼ同一であり、面板ガラス1、1のコーナー突き合わせ部に設けた穿孔部を点支持工法(DPG工法)によって支持する支持金具17と、前記連結金具4との連結構造が実施の形態1と異なっている。
すなわち、面板ガラス1を縦横に複数枚並設させ、該面板ガラス1、1、・・同士のコーナー突合せ部の近傍に設けた穿孔部に室外面側より締付部材14の締付ボルトを挿通し、室内面側に設けた締付ナット5bとをボルト5cによって螺合取付け固定した。
面板ガラス1の穿孔部を支持した前記締付部材14は、面板ガラス1同士を突き合わせた十字状の目地部13に設けた例えばX字状やH字状等の4点支持金具の各アームの先端に取付け固定した。前記リブガラス3に連結固定した連結金具4の先端継手部材15には、前記4点支持金具17の中心突起軸部を螺着させたので、面板ガラス1とリブガラス3とはこれらの点支持金具5、連結金具4、X字状やH字状等の4点支持金具17、および締付部材14を介して連結支持される。
尚、X字状やH字状等の4点支持金具17は、継手部材15よりロッド16を介して上方側や下方側のX字状やH字状等の4点支持金具17の継手部材15に連結され、最上部の継手部材15より上方に延ばしたロッド16の上端を上部構造躯体に接続したことによって、前記の各4点支持金具は前記ロッド16によって順次連結され、面板ガラスの荷重を支持できる。
また、面板ガラス1の室内側にX字状やH字状等の4点支持金具17、および連結金具4を介してリブガラス3を設けたので、面板ガラス1の室内外側からの風圧荷重や気圧の変化等の面外方向からの荷重に耐えることができる。
前記ガラススクリーンは面板ガラス1を上下左右に複数枚並設したものであるが、面板ガラス1を左右一列に並設し、その上端コーナー部に設けた穿孔部に取付けた締付部材と隣接する締付部材との縦目地部13に逆V字状やI字状の2点支持金具で支持するようにしたものでも良い。
[実施の形態4]
図10〜図12に示す実施の形態4は、実施の形態3と同様に、前記リブガラス3として一定間隔で2枚の倍強度リブガラス3a、3aを対向させ、2枚の倍強度ガラス3a、3aで連結金具4の板状部4aの一端を挟持し、点支持金具5のボルト状部材5aとナット状部材5bで締付して、螺合により連結させる点については実施の形態1とほぼ同一であるが、面板ガラス1、1の縦辺突き合せ部を支持する支持部材14と前記連結金具4との連結構造が実施の形態1と異なっている。
すなわち、面板ガラス1を縦横に複数枚並設させ、面板ガラス1、1同士のコーナー突合せ部の十字状目地部13に室外面側より締付部材の締付ボルトを挿通し、室内面側より設けた締付ナットとで挟み、ボルトで螺合して面板ガラスに孔を明けないで、エッジ部を挟むようにして面板ガラス1を締付支持した。
面板ガラス1のエッジ部を挟持して締付支持する略円形又は方形の前記締付部材14は、縦横に並設する面板ガラス1、1、・・のコーナーを突き合わせた十字状の目地部13内に挿通して隣接する4枚の面板ガラス1、1のコーナー部、または左右に隣接する2枚の面板ガラス1、1のエッジ部、あるいは上下に隣接する2枚の面板ガラス1、1のエッジ部を締付固定するものである。
また、前記リブガラス3の穿孔部に連結固定された連結金具4の先端の継手部材15には、前記締付部材14の軸部を螺着させたので、面板ガラス1とリブガラス3とはこれらの点支持金具5、連結金具4、楕円形又は方形の締付部材14を介して連結支持される。
尚、面板ガラスのエッジ部を締付支持する継手部材15は、該継手部材15よりロッド16を介して上方側や下方側の継手部材15に連結され、最上部の継手部材15より上方に延ばしたロッド16の上端を上部構造躯体に接続したことによって、前記の締付部材14は前記ロッド16によって順次連結され、面板ガラスの荷重を支持できる。
また、面板ガラス1の室内側に継手、連結金具4を介してリブガラス3を設けたので、面板ガラス1の室内外側からの風圧荷重や気圧の変化等の面外方向からの荷重に耐えることができる。
前記ガラススクリーンは面板ガラス1を上下左右に複数枚並設し、面板ガラスのコーナー部近傍のエッジ部を締付部材14で挟持するようにしたものであるが、面板ガラス1、1、・・を左右一列に並設し、面板ガラスの上端コーナー部近傍の目地部、および隣接する面板ガラス1の縦辺目地部13に略楕円形状、円形状や角形形状の締付金具14を設け、面板ガラスのエッジを支持するようにしたものでも良い。
次に、本発明の作用について説明する。
本発明で使用するリブガラスは倍強度ガラスであり、倍強度ガラスは強化ガラスではないので自然破損することはなく、強度はフロートガラスの2倍程度ある。また、強化ガラスではないので、所望の位置に後で穿孔部を設けることができる。
このように、リブガラスを倍強度ガラスとしてフロートガラスの2倍程度の強度を有するガラスとしたので、フロートガラスの幅寸法に対して、小幅とすることができる。
また、本発明のリブガラス3を、1枚の倍強度ガラス3aとする場合と、2枚の倍強度ガラス3a、3aを対向させた場合のいずれであっても、その板厚中心が面板ガラス1の縦辺目地部13の中心位置と一致するようにし、面外方向からの風圧荷重を均等に倍強度ガラスにかかるようにしたので、倍強度ガラスのもつ最大限の強度を発揮させることができる。
また、リブガラス3と面板ガラス1との取付けを接着によるものではなく、面板ガラス1の突き合せ縦辺部に設けたサッシ枠2と倍強度ガラス3aの穿孔部3bに設けた点支持金具5を連結するようにしたガラスリブ構造としたり、あるいは、面板ガラス1の四隅または縦辺近傍に設けた穿孔部に取付けた締付部材14を4点支持金具17等に固定させ、連結金具4でリブガラス3と連結する構造、あるいはまた、面板ガラス1の四隅または縦辺エッジ部の目地部13を利用して面板ガラス1に穿孔部を設けないようにして、該コーナー部やエッジ部を挟持する締付部材14を連結金具4でリブガラス3に固定したことにより、面板ガラス1にかかる大きな風荷重を確実に受け止めることできる強度を持つことができるようになった。
尚、点支持金具5、連結部材4、取付部材7としては、ステンレス等の錆びない金属が望ましい。
サッシ枠2としてはアルミニウム製のものが成形が容易であり、好ましい。
また、面板ガラス1とサッシ枠2間に充填するシーリング材としては、シリコーン系シーリング材の高モジュラスの弾性シーリング材を使用するのが良い。
また、倍強度リブガラスの穿孔部とボルト状部材、およびナット状部材間の緩衝材としては、EPDMゴムやクロロプレンゴム等の成形ゴムを使用する。
尚、面板ガラス2、2、・・、及びリブガラス3はそれぞれ上部支持枠、および下部支持枠にて支持固定され、あるいは図示しない躯体より吊下げられて固定されている。
以上好適な実施の形態について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考えられるものである。
本発明の各部について代表的な部分の寸法を下記に示す。
倍強度リブガラス3aの板幅は200mm、板厚は12mmとし、穿孔部はφ30mm、リブガラス3の縦辺エッジから穿孔部3bの中心までの距離は75mm、また、面板ガラス2、2同士を付き合わせた目地幅は6〜12mmであり、面板ガラス2から金属板材5の室内側の先端までの全体寸法は75〜100mm程度と極めて小幅のリブとすることができる。
本発明の実施例1のガラス板の支持構造の横断面図。 本発明の実施例1のガラス板の支持構造の側面図。 本発明の実施例1のガラス板の支持構造の縦断面図。 本発明の実施例2のガラス板の支持構造の横断面図。 本発明の実施例2のガラス板の支持構造の側面図。 本発明の実施例2のガラス板の支持構造の縦断面図。 本発明の実施例3のガラス板の支持構造の横断面図。 本発明の実施例3のガラス板の支持構造の側面図。 本発明の実施例3のガラス板の支持構造の縦断面図。 本発明の実施例4のガラス板の支持構造の横断面図。 本発明の実施例4のガラス板の支持構造の側面図。 本発明の実施例4のガラス板の支持構造の縦断面図。
符号の説明
1 面板ガラス
2 サッシ枠
3 リブガラス
3a 倍強度ガラス
4 連結金具
5 点支持金具
5a ボルト状部材
5b ナット状部材
5c ボルト
6 ワッシャ
7 カラー
8 緩衝材
10 上部支持枠
11 下部支持枠
12 ガスケット
13 目地
14 締付部材
15 継手部材
16 ロッド
17 4点支持金具

Claims (5)

  1. 外壁として立設する面板ガラスの突合わせ縦辺に沿って、面板ガラスの室内面と直交するように立設させたリブガラスによって面板ガラスの風荷重を支持する支持構造において、前記リブガラスを倍強度リブガラスとし、
    該リブガラスの面板ガラス側の縦辺近傍で上下方向に所定間隔で設けた穿孔部のそれぞれに挿通するボルト状締付部材とナット状部材によって締付支持する点支持金具と、
    前記リブガラスに設けた各点支持金具の取付位置と対応する面板ガラスの突合せ縦辺位置近傍に装着した支持金具とを連結金具で連結して面板ガラスを支持するようにし、前記リブガラスの縦辺近傍位置に設けた穿孔部と、前記連結部材の穿孔部を締付固定する点支持金具として、ボルト状締付部材の突起部の先端凹部に雌ネジ部を設け、該雌ネジ部とナット状部材のボルト部とを螺着させて該リブガラスの穿孔部を締め付けた時、リブガラスの穿孔部を締め付けすぎないように、リブガラスの板厚と連結金具の厚み合計がボルト状締付部材の突起部の長さよりも小となるようにしたことを特徴とするガラス板の支持構造。
  2. 前記リブガラスを一定間隔で対向する2枚の倍強度リブガラスとし、該2枚の倍強度リブガラスの縦辺近傍で互いに対応する位置に穿孔部を設けるとともに、対向するリブガラスによって連結金具の一端を挟持して、リブガラスと連結金具の各穿孔部を同軸に一致させて、前記点支持金具のボルト状締付部材とナット状部材の螺合により、2枚のリブガラスを一定間隔で保持すると同時に、前記面板ガラスに装着した支持金具と連結する連結金具の端部を連結固定したことを特徴とする請求項1記載のガラス板の支持構造。
  3. 前記面板ガラス同士の突合せ縦辺の縦辺目地部に沿って面板ガラスの表裏両面を挟むように立設したサッシ枠内に、面板ガラスの両突合せ縦辺をガスケットを介して嵌合させ、リブガラスに連結固定した連結部材の先端T字状の縦辺部を、縦フレームの略C字状の開口部内で上下方向に摺動自在に配設させ、面板ガラスとリブガラスとを配設したことを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の支持構造。
  4. 前記面板ガラス同士の突合せ縦辺のコーナー近傍に設けた穿孔部に室外面側より挿通した締付ボルトと、室内面側に設けた締付ナットとを螺合した締付部材により面板ガラスの穿孔部を支持し、該締付部材をX字状やH字状等の4点支持金具の各アームの先端に取付け、リブガラスに連結固定した連結金具の先端継手部材に前記4点支持金具の中心突起軸部を螺着させ、面板ガラスとリブガラスとを配設したことを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の支持構造。
  5. 前記面板ガラス同士の突合せ縦辺のコーナー近傍または縦辺目地部に沿って所定間隔で室外面側より挿通させた締付ボルトと、室内面側に設けた締付ナットとで締付螺合させた締付部材により面板ガラスのコーナー部、または縦辺目地部を締付支持し、該締付部材をリブガラスに連結固定した連結金具の先端継手部材に螺着させ、面板ガラスとリブガラスとを配設したことを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の支持構造。
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