JP4449057B2 - 脚力測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脚力測定装置に関する。
スキーヤー又はスノーボーダーにとって、自己の足裏に加わる荷重点の分布や脚力等を知ることは、自己に好適なスキー板、スノーボード、スキー靴やスノーボード靴を選定するに際して好ましいことである。
特許文献1には、脚力測定装置が開示されている。
該脚力測定装置はシートと、該シートの前側に設けられたフットプレートと、該フットプレートに加わる荷重を測定する荷重センサとを備えた構成である。そして、脚力の被測定者は、シートに座した状態でフットプレートを踏み込み、その踏込力を荷重センサで測定することにより、被測定者の脚力を測定できるものである。
特開2002−65652
ところで、スキーやスノーボードを行う際に必要な脚力は、直立の姿勢から膝を入れる動作(膝を屈伸させる動作)に伴う脚力である。しかし、従来技術の脚力測定装置では、被測定者がシートに座した状態で測定するものであって、実際にスキーやスノーボードを行う際の姿勢とは全く異なった姿勢で測定するものである。従って、従来技術の脚力測定装置では、スキーやスノーボードを行う際の脚力を正確に測定することができないものであった。このため、従来技術の脚力測定装置によって測定された脚力は、スキー板、スノーボード、スキー靴、スノーボード用の靴等を選定する正確な参考にはなり得ないものであった。
そこで、本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、その目的は、スキー板、スノーボード、スキー靴、スノーボード靴を選定する等の適当な参考になり得る、荷重点の分布や脚力を測定することのできる脚力測定装置を提供することにある。
請求項1に記載の脚力測定装置は、脚力被測定者が左右の足で個別に踏む2つのフットプレートと、各フットプレートに加わる荷重を少なくとも3点において検出する荷重センサと、前記フットプレートと共に移動する手すりと、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の脚力測定装置は、請求項1に記載の脚力測定装置において、荷重センサが、各フットプレートに加わる垂直荷重及びモーメントを検出することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の脚力測定装置において、脚力測定者が前記フットプレートの上に載って屈伸運動を行った際に前記荷重センサによって検出される最大荷重から脚力測定者の体重を減算することにより脚力測定者の脚力を演算する脚力演算手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の脚力測定装置において、前記荷重センサの出力に基づき前記最大荷重及び脚力測定者の体重を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の脚力測定装置において、前記2つのフットプレートの離間幅を調整する幅調整手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置において、前記フットプレートは、スキー靴又はスノーボード靴を装着する靴装着部を備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置において、前記荷重センサは、屈伸運動中の複数の瞬間値を連続して検出可能であることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の脚力測定装置において、荷重センサの出力値に基づき、荷重の平面分布を解析する解析手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置において、前記フットプレートは、前記スキー板又はスノーボードを載置できる形状にしたことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置において、前記フットプレートは、変形し難い硬質の部材で形成されたことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の脚力測定装置において、前記フットプレートは、前後方向又は横方向へ傾斜した状態で固定できることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、左右の脚用の二つのフットプレートを備え、各フットプレートに加わる荷重を少なくとも3点において測定するようにしたので、当該3点において測定された測定値に基づき、被測定者の体重や、膝を屈伸運動した際の荷重の平面分布の状況を解析することができる。
請求項に記載の発明によれば、手すりを備えたので、被測定者の安全を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、被測定者は、手すりに掴まった状態でフットプレートに載ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、各フットプレートに荷重センサを1つ備えるだけで、被測定者の体重や、膝を屈伸運動した際の荷重の平面分布の状況を解析することができる。
請求項3に記載の発明によれば、被測定者が膝を屈伸運動した際の荷重から体重を減算することにより、被測定者の脚力を求めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、記憶手段に記憶されている測定値に基づき、被測定者が膝を屈伸した際の最大荷重および被測定者の脚力を求めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、二つのフットプレート間の離間幅を被測定者に適した幅に随時調整することができる。
請求項に記載の発明によれば、スキー靴又はスノーボード靴を履いた状態でフットプレートに載ることができる。
請求項に記載の発明によれば、被測定者の屈伸運動中の体重移動の様子を検出することができる。
請求項に記載の発明によれば、被測定者の体重の平面分布を解析することができる。
請求項に記載の発明によれば、被測定者は、スキー板又はスノーボードを装着した状態でフットプレートに載ることができる。
請求項10に記載の発明によれば、フットプレートが変形し難いので、該フットプレートに加わる荷重を効率良く荷重センサに伝達することができる。
請求項11に記載の発明によれば、フットプレートを傾斜させることにより、被測定者がスキーやスノーボードを実際に行っている状態に近づけた態勢で、被測定者の脚力等を測定することができる。
図1に示すように、脚力測定装置1は、測定部2と、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)3とを備えている。測定部2は、被測定者に関する体重等の荷重を測定する機器である。PC3は、測定部2によって測定された測定値を入力して、被測定者の脚力や荷重の平面分布等を演算する処理を実行するものである。
前記測定部2は、基台4と、該基台4の上に互いに平行に設けられた2つのフットプレート5,6を備えている。該フットプレート5,6は、脚力被測定者が左右の脚で個別に踏めるように二つ分離して設けられている。一方のフットプレート5と前記基台4との間には、三つの荷重センサ(ロードセル)7,8,9が配置されている。又、他方のフットプレート6と前記基台4との間には、三つの荷重センサ10,11,12が配置されている。該各荷重センサ7乃至12は、各フットプレート5,6に加わる垂直荷重を検出するものである。ここで、垂直荷重とは、各フットプレート5,6に加わる垂直方向の荷重を意味する。
基台4は、前記フットプレート5,6を支持できる形状であれば、所望の形状に形成できるものであるが、例えば、四つの支持体13,14,15,16を四角形に組付けて四角形の枠状に形成されると共に、支持体15平行に補助体17が組み付けられて形成することができる。又、該基台4の四隅には、キャスター18を設けて、移動可能で且つ位置決め可能に形成することができる。該基台4がこのように形成された場合、一方のフットプレート5が支持体13と補助体17との間に架設され、他方のフットプレート6が支持体13と支持体15との間に架設されて設けることができる。
前記フットプレート5,6は、細幅の長尺の形状に形成できる。両フットプレート5,6は、該フットプレート5,6自体に加わる荷重を効率良く前記荷重センサ7乃至12に伝達できるように、曲げや撓み等の変形し難い材質の硬質の部材によって形成されることが好ましい。一方のフットプレート5の長手方向の先端部裏面には、該フットプレート5よりも幅の広いセンサ取付部19が固定されている。そして、該センサ取付部19の裏面には、前記荷重センサ7,8が設けられている。又、該フットプレート5の後端部の裏面には、前記荷重センサ9が設けられている。
又、前記他方のフットプレート5の長手方向の先端部裏面には、該フットプレート6よりも幅の広いセンサ取付部20が固定されている。そして、該センサ取付部20の裏面には、前記荷重センサ10,11が設けられている。又、該フットプレート6の後端部の裏面には、前記荷重センサ12が設けられている。
前述のように、一方のフットプレート5に対してセンサ取付部19と三つの荷重センサ7乃至9が組み付けられることにより、一方のフットプレートユニット21が構成される。又、他方のフットプレート6に対してセンサ取付部20と三つの荷重センサ10乃至12が組み付けられることにより、他方のフットプレートユニット22が構成される。ここで、図1および図2に示すように、荷重センサ9は、一方のフットプレート5の軸線L1上に位置し、荷重センサ7,8は、該荷重センサ9と共に、二等辺三角形を形成する位置に配置されるものである。又、荷重センサ12は、他方のフットプレート6の軸線L2上に位置し、荷重センサ10,11は、該荷重センサ12と共に、二等辺三角形を形成する位置に配置されるものである。
そして、前述のように構成される一方のフットプレートユニット21は、支持体13と補助体17との間に架設されるものである。該フットプレートユニット21の二つの荷重センサ7,8がセンサ取付部19と補助体17との間に挟まれ、荷重センサ7がフットプレート5と支持体13との間に挟まれる状態で、該フットプレートユニット21は補助体17と支持体13とに固定される。
又、他方のフットプレートユニット22は、支持体13と支持体15との間に架設された状態で、これら支持体13と支持体15に沿って移動可能に設けることができる。この場合、二つの支持体13,15に対して移動可能に移動体23,24を該支持体13,15に装着し、該他方のフットプレートユニット22の先端部及び後端部をこれら二つの移動体23,24にそれぞれ固定すれば、該他方のフットプレートユニット22は、二つの支持体13,15の長手方向に沿って、前記一方のフットプレートユニット21に対して接近、及び離間できて、二つのフットプレートユニット21,22の間の離間幅を任意に調整できるものである。
即ち、図1に示すように、前記移動体23,24は、例えば、断面がC字形に形成することができる。そして、前記移動体23は、その開口23a側から前記支持体15に被せるようにして該支持体15に装着することができる。又、前記移動体24は、その開口24a側から前記支持体13に被せるようにして該支持体13に装着することができる。このようにして、二つの支持体13,15に装着された移動体23,24は該支持体13,15の長手方向に沿って移動可能である。他方のフットプレートユニット22の先端側は、二つの荷重センサ10,11がセンサ取付部20と移動体23との間に挟まれるようにして該移動体23に取付けられ、該他方のフットプレートユニット22の後端側は、荷重センサ12がフットプレート6と移動体24との間に挟まれるようにして該移動体24に取付けられるものである。
前記支持体13,15に対して、移動体23,24の位置決めをするために、移動体23,24を貫通してネジ25,26,27を備えると共に、支持体13,15の長手方向に長孔28を設け、該ネジ25,26,27とナット(図示せず)とによって長孔28の周縁を締め付けることにより、該支持体13,15に対して移動体23,24の位置決めをできる構成になっている。
前記移動体23,24とネジ25,26,27によって、フットプレート5,6間の離間幅を調整する幅調整手段Tが構成される。
前記両フットプレートユニット21,22に設けられた全ての荷重センサ7乃至12は、フットプレート5,6に加わる荷重を同一のサンプリング間隔で、測定するように設定されている。
又、前記支持体16に一方の手すり29を固定すると共に、他方の手すり30の端部を前記移動体23,24に固定することにより、該他方の手すり30は他方のフットプレートユニット22及び移動体23,24と一緒に移動できるものである。両手すり29,30には、ゴム製等のグリップ部を設けることにより、握り易くすることができる。又、図1中、一点鎖線で示すように、固定側の手すり29の一部に開閉部29aを設けて被測定者が通れるようにすると共に、階段Sを設けることにより、被測定者がフットプレート5,6上に容易に載ることができるようにしても良い。
図3に示すように、前記PC3は、入力手段31としてのキーボードと、表示手段32としてのディスプレイと、CPU33と、記憶手段34としてのRAMと、ROM35と、脚力演算手段36と、荷重分布解析手段37とを備えている。
前記入力手段31は、被測定者に関する氏名等の項目を入力する機器である。該入力手段31は、具体的には、例えば、タッチパネル又はキーボード等によって形成され、図4に示すように、名前、住所、生年月日等のような被測定者に関する様々な情報が入力される。
前記記憶手段34は、荷重センサ7乃至12によって測定された一連の測定値を記憶する機器である。即ち、被測定者がフットプレート5,6に載って仮に二回の屈伸動作を行った場合、測定部2で測定された測定値は図4に示すように変動するが、前記記憶手段34は、当該一連の測定値を記憶するものである。
前記脚力演算手段36は、被測定者の脚力演算するもので、図5に示すように、被測定者の屈伸時の荷重、即ち、最大荷重から被測定者の体重を減算することにより、被測定者の脚力を演算するものである。図5に示す場合は、最大荷重が220kgfであって体重が75kgfであるため、被測定者の脚力は、145kgfである。
前記荷重分布解析手段37は、前記記憶手段34に記憶された測定値、即ち、各荷重センサ7乃至12によって測定された測定値に基づき、荷重の重心分布の状態を解析するものである。該荷重分布解析手段37によって求められた荷重の重心分布の状態の一例を図6に示す。図6において、各点は、各瞬間における荷重の重心位置を示すものである。つまり、図6は、所定時間中に所定のサンプリング間隔で荷重の重心位置を求め、その結果を複数個の点で示したものである。次に、荷重の重心分布の状態を求める手法について説明する。各瞬間における荷重の重心のX座標(XG)は数1によって求まり、Y座標(YG)は数2によって求まる。但し、全荷重Fは、数3によって求まる。


(但し、図2に示すように、f1は荷重センサ7又は10の測定値で、f2は荷重センサ8又は11の測定値で、f3は荷重センサ9又は12の測定値である。)
尚、図6中、Y軸は、フットプレート5の軸心L1又はフットプレート6の軸心L2に沿って設定され、X軸は、フットプレート5又は6の中心Ωを通って前記Y軸に直交するように設定される。
次に、前記荷重分布解析手段37によって求められた荷重の重心分布の時間の経過に伴った偏移の様子を直線近似する手法について説明する。この直線近似は、最小自乗法を用いて行う。
前記直線近似は数4で示す。

前記直線の傾きC及び切片dは、数5,数6で示す。

(但し、nはデータ数を示す。)

(但し、<X>は、測定した複数の荷重点のX座標の平均座標を示す。又、<Y>は、測定した複数の荷重点のY座標の平均座標を示す。)
このようにして求めた近似直線は、図中、L3およびL4である。前記脚力演算手段36、および荷重分布解析手段37は、ROM35に予め格納されているプログラムソフトに基づき、構成することができる。
前記表示手段32は、図7に示すように、被測定者の名前、体重、脚力、最大荷重等を表示する他に、図5に示すように、荷重センサ7乃至12で測定された測定値をグラフで表示し、更に、図6に示すように、荷重分布解析手段37で解析された荷重の分布を画像表示するものである。
次に、作用について説明する。図1において、一方のフットプレートユニット21に対して他方のフットプレートユニット22を接近させ、又、離間させることにより、両フットプレートユニット21,22間の間隔を、被測定者の肩幅に略一致させた状態でネジ25,26,27を締め付ける。これにより、他方のフットプレートユニット22の位置が固定されて、両フットプレートユニット21,22間の間隔が決定する。
次に、被測定者は、手すり29の開閉部29aを開き、階段Sを登って、一方の脚を一方のフットプレート5に載せ、他方の脚を他方のフットプレート6に載せて、二つのフットプレート5,6に跨って載った状態で、脚力測定装置1を作動させる。その後、測定者は、複数回、例えば、二回の屈伸運動を行う。この際に、全ての荷重センサ7乃至12から出力された測定値は、記憶手段34に記憶される。
脚力演算手段36は、図5に示すように、前記測定部2で測定された最大荷重から被測定者の体重を減算することにより、脚力を求める。
荷重分布解析手段37は、荷重センサ7乃至12で測定された測定値に基づき、式(1)、(2)、(3)を演算することにより、各瞬間における重心位置を求める。又、当該重心位置を所定のサンプリング間隔で複数回連続して測定することにより、図6に示すように、重心移動の状態を求める。
表示手段32は、図8に示すように、被測定者の名前、性別、体重、脚力、最大荷重等を表示すると共に、図5に示すように、測定部2で測定された一連の測定値をグラフ表示し、更に、図6に示すように、荷重分布解析手段37で解析された各瞬間における荷重の中心位置を点で表示する。
被測定者は、表示手段32で表示された、被測定者の荷重の重心位置を目視しながらスキー靴やスノーボード靴の販売店の店員のアドバイスを受ける。即ち、スキーやスノーボード等を行う際、図8に示すように、スキーヤーやスノーボーダーの体重の重心位置は、脚Kの親指側の狭い範囲A内に集中することが好ましい。従って、被測定者は、前記店員から体重の重心位置が、親指側の狭い範囲Aに集中するように姿勢を矯正する等の指導を受けることができる。
又、前述のように、被測定者の重心の分布を知ることにより、各被測定者に適したインソールの診断や、選定を行うことができ、又、各被測定者に適した靴やスキー板の診断、選定、調整、更には、設計、開発に役立たせることができる。
又、一般的に、スキーヤーやスノーボーダーの上級者は、前述のように、体重の重心位置が親指側の狭い範囲Aに集中する傾向にあり、一方、初心者は、体重の重心位置が広い範囲に分散する傾向にある。従って、体重の重心位置の分散の程度に基づき、スキー靴やスノーボード用靴のシェル又は皮革の硬さを選定する基準とすることができる。即ち、上級者には、硬質のシェル又は皮革の靴を推奨し、初級者には軟質のシェル又は皮革の靴を推奨することができる。
尚、フットプレート5,6上に、スキー靴やスノーボード靴を装着するための装着部を設け、被測定者がスキー靴やスノーボード用靴を履いた状態で、荷重を測定するようにすれば、より実際に近い状況下での脚力等を測定することができるものである。又、被測定者は、スキー靴やスノーボード靴を装着し、更に、スキー板やスノーボードを装着した状態で、フットプレート5,6上に載って荷重を測定するようにしても良い。
又、フットプレート5,6は、水平に設けても良いが、該フットプレート5,6を前後方向に傾斜させ、又は該フットプレート5,6の軸芯L1,L2を中心に左右に傾斜させた状態で配置することにより、被測定者が該フットプレート5,6上に載った状態で、いわゆる、つま先上がりや、つま先下がりの状態、又は左右に捩れた状態になるようすれば、スキーやスノーボードを実際に行っている状態で、被測定者の脚力や重心分布を測定することができる。
図9は第2実施形態を示す。この第2実施形態の特徴は、荷重センサとして、6軸センサ41を用いた点にある。この実施形態においては、1つの6軸センサ41によって、被測定者の荷重の平面分布を測定することができる。次に、6軸センサ41によって、荷重分布を測定する手法について説明する。尚、6軸センサ41は、各フットプレート5,6に1つ設置するため、任意の1つのフットプレート5又はフットプレート6に1つの6軸センサ41を設置した場合について説明する。先ず、フットプレート上に、互いに直交するX軸とY軸とを設定する。該X軸又はY軸を、例えば、フットプレートの軸心に一致させて設定することができる。次に、X軸とY軸の原点Ωを通ってこれらX軸とY軸に直交するZ軸を設定する。該原点Ωに6軸センサ41を設置する。該6軸センサ41は、X軸、Y軸、Z軸に平行な荷重Fx、Fy、Fzと、X軸、Y軸、Z軸に関するモーメントMx、My、Mzとが同時に測定できるものである。
そして、被測定者がフットプレートに載った際に測定された各荷重値Fz、Mx、Myにより、数7,数8,数9によって、荷重値Fおよび荷重の重心位置(XG、YG)を求めることができる。

次に、前述のように、荷重の重心位置(XG、YG)を所定間隔毎に測定し続けることにより、荷重点の移動を直線近似する場合について説明する。当該直線近似は最小自乗法に基づき、数10によって求めることができる。

前記数10の傾きCと切片dは、数11,数12によって求めることができる。

但し、nはデータ数を示す。

ここで、<X>は、荷重の重心位置を複数求めた場合における各重心位置のX座標の平均のX座標を示す。又、<Y>は、荷重の重心位置を複数求めた場合における各重心位置のY座標の平均のY座標を示す。
尚、第1実施形態においては、各フットプレート5,6に三つの荷重センサを設け、第2実施形態においては一つの6軸センサを設けて、各フットプレート5,6に加わる荷重を測定したが、各フットプレート5,6に加わる荷重の平面分布を測定できるものであれば、荷重センサの種類や数は、実施形態の荷重センサに限定されるものではない。又、第1実施形態において、フットプレート5,6の先端側にそれぞれ二つの荷重センサ7,8、10,11を設け、後端側に1つの荷重センサ9、12を設けたが、フットプレート5,6の先端側にそれぞれ一つの荷重センサを設け、後端側に二つの荷重センサを設けても良い。
脚力測定装置の斜視図である。(第1実施形態) 荷重センサの位置関係を示す模式図である。 (第1実施形態) ブロック図である。(第1実施形態) 被測定者に関する情報を入力する画面を示す入力手段の正面図である。(第1実施形態) 測定値を示すグラフ表示である。(第1実施形態) 荷重の平面分布を示す画面を示す。(第1実施形態) 表示内容を示す表示手段の正面図である。(第1実施形態) 足裏において荷重分布の理想的な状態を示す図である。(第1実施形態) 荷重センサとして6軸センサを用いて測定値を求める手法を示す図である。(第2実施形態)
1 脚力測定装置
2 測定部
5,6 フットプレート
7,8,9,10,11,12 荷重センサ
34 記憶手段
36 脚力演算手段
37 荷重分布解析手段
T 幅調整手段

Claims (11)

  1. 脚力被測定者が左右の足で個別に踏む2つのフットプレートと、
    各フットプレートに加わる荷重を少なくとも3点において検出する荷重センサと、
    前記フットプレートと共に移動する手すりと、
    を備えたことを特徴とする脚力測定装置。
  2. 前記荷重センサが、前記フットプレートに加わる垂直荷重及びモーメントを検出することを特徴とする請求項1に記載の脚力測定装置。
  3. 脚力測定者が前記フットプレートの上に載って屈伸運動を行った際に前記荷重センサによって検出される最大荷重から脚力測定者の体重を減算することにより脚力測定者の脚力を演算する脚力演算手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の脚力測定装置。
  4. 前記荷重センサの出力に基づき前記最大荷重及び脚力測定者の体重を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の脚力測定装置。
  5. 前記2つのフットプレートの離間幅を調整する幅調整手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の脚力測定装置。
  6. 前記フットプレートは、スキー靴又はスノーボード靴を装着する靴装着部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置。
  7. 前記荷重センサは、屈伸運動中の複数の瞬間値を連続して検出可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置。
  8. 荷重センサの出力値に基づき、荷重の平面分布を解析する解析手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置。
  9. 前記フットプレートは、前記スキー板又はスノーボードを載置できる形状にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置。
  10. 前記フットプレートは、変形し難い硬質の部材で形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の脚力測定装置。
  11. 前記フットプレートは、前後方向又は横方向へ傾斜した状態で固定できることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の脚力測定装置。
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