JPH0533032U - 体重計測機能を備えた重心動揺度計 - Google Patents

体重計測機能を備えた重心動揺度計

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JPH0533032U
JPH0533032U JP8080291U JP8080291U JPH0533032U JP H0533032 U JPH0533032 U JP H0533032U JP 8080291 U JP8080291 U JP 8080291U JP 8080291 U JP8080291 U JP 8080291U JP H0533032 U JPH0533032 U JP H0533032U
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JP8080291U
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Inventor
康人 竹内
Original Assignee
横河メデイカルシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体重と動揺面積等とを同時に測定できるよう
にした体重計測機能を備えた重心動揺度計を提供する。 【構成】 少なくとも3個のばね部材に支持された台
と、台のばね部材で支持されている個所の変位に基づい
て各個所の重量を計測する手段と、各個所の重量を加算
して全重量を求める手段と、各個所の重量を演算処理す
ることにより前記台に加わる荷重の重心座標を求める手
段と、荷重の重心座標から少なくとも重心動揺面積を求
める手段とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は体重計と重心動揺度計とを一体化した装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
人が2足で自立しているときの足の乗っている面に与える重心の動揺面積は自 立神経の行き届きぐあいを如実に示すパラメータとして知られている。例えば1 分位静かに立たせておいて足の与える応力の中心を追い掛けてその軌跡の面積に ついてみると、幼児(<6才)及び老人(>60才)では動揺面積が大きく、児 童〜成人では小さく、動揺面積により若幼度又は老化度を把握することができる 。このような動揺面積を計測するものとして重心動揺度計があるが、これは体重 計とは別体になっており、体重を計測する場合にはそれとは別に体重計により測 定しなければならないという煩わしさがあった。
【0003】 本考案は、このような状況に鑑みてなされたものであり、体重計と重心動揺度 計とを一体化して体重と動揺面積等とが同時に測定できるようにした体重計測機 能を備えた重心動揺度計を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の体重計測機能を備えた重心動揺度計は、少なくとも3個のばね部材に 支持された台と、台のばね部材で支持されている個所の変位に基づいて各個所の 重量を計測すいる手段と、各個所の重量を加算して全重量を求める手段と、各個 所の重量を演算処理することにより台に加わる荷重の重心座標を求める手段と、 荷重の重心座標から少なくとも重心動揺面積を求める手段とを有する。
【0005】
【作用】
本考案においては、人が台に乗るとその体重が求められると同時に、その重心 座標が求められ、そしてそれにより重心動揺面積等が得られる。従って、体重と 共に自律神経の状況も併せて把握することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る体重計機能を備えた重心動揺度計の構成図であ る。図において、TD1〜TD3はそれぞれトランスデュサーであり、加速度を 検出する。11は積分回路であり、差動増幅回路A11及びコンデンサC11か ら構成される。12及び13も同様に積分回路であり、それぞれ差動増幅器A1 2,A13及びコンデンサC12,C13から構成される。R11〜R18はそ れぞれ後述する加算積分回路の入力信号に対する重み付けをする抵抗である。2 1は加算積分回路であり、差動増幅器A21及びコンデンサC21から構成され ている。22は加算積分回路であり、差動増幅器A22及びコンデンサC22, C23から構成されている。23も加算積分回路であり、差動増幅器A23及び コンデンサC24,C25から構成されている。S11〜S13及びS21〜S 25はそれぞれスイッチであり、コンデンサの両端に接続され、測定開始時に開 成制御される。
【0007】 30は体重メータであり、加算積分回路21からの出力即ち体重を表示する。 31〜33はそれぞれA/D変換器であり、加算積分回路21〜23からのアナ ログ信号をディジタル信号に変換する。34はパーソナルコンピュータであり、 A/D変換器31〜33からの計測信号を演算処理して動揺面等を求める。35 はパーソナルコンピュータ34に接続されたCRTであり、パーソナルコンピュ ータ34に入力したデータ等を表示する。
【0008】 図2は図1のトランスデュサーTD1〜TD3等の配置を示した図である。足 を乗せる台40と地上に載置される台41との間にばね部材42〜44が介在し ており、このばね部材42〜44は台40の上方から見て正三角形の頂部に位置 するように配置されている。そして、台40のこのばね部材42〜44が取り付 けられている個所にトランスデュサーTD1〜TD3がそれぞれ取り付けられて いる。
【0009】 図3は40に加わる荷重の重心を求め方を示した説明図である。トランスデュ サーTD1〜TD3が配置されている個所のそれぞれの重量をw1〜w3とする と、台40に加わる重量Wは次式により求められる。
【数1】 W=w1+w2+w3 また、この時の重心の座標(x,y)は次式により求められる。
【0010】
【数2】
【0011】
【数3】
【0012】 但し、aは図3のトランスデュサーTD1,TD2の間隔の1/2の長さに相 当する。 この重心の座標(x,y)の軌跡の面積を求めることにより動揺面積が得られ る。 以上のようにして動揺面積の求め方の概念が明らかになったところで、次に図 1の装置の動作を説明する。
【0013】 パーソナルコンピュータ34は測定開始指令を受けるとスイッチS11〜S1 3及びS21〜S25を開成制御すると共に、一定の周期で入力データをサンプ リングし始める。 トタンスデユーサTD1〜TD3はそれぞれ加速度を検出し、それは積分回路 11〜13で積分されて速度信号に変換される。その速度信号はそれぞれR11 〜R13を介して加算積分回路21に入力し、そこで積分されて重量Wが求めら れる。その重量は体重メータ30に送り出されてアナログ表示される。また、加 算積分回路22には積分回路11,13からの速度信号が抵抗R14,R15を 介して入力し、その速度信号は積分され、w2−w1(=xa)に相当する信号 が得られる。加算積分回路23には積分回路11〜13からの速度信号が抵抗R 16〜18を介して入力し、その速度信号は積分され、(w1+w2)31/2 /3−w3・2/3・31/2(=ya)に相当する信号が得られる。 そして、ここで得られた信号はそれぞれA/D変換器31〜33によりディジ タル信号に変化された後にパーソナルコンピュータ34に入力する。
【0014】 パーソナルコンピュータ34は入力信号W,xa,ya,aに基づいて数2及 び数3の演算処理をして重心の座標を求める。この重心の座標を所定の時間間隔 で順次求めることにより、重心の動揺波形パターンが得られる。そして、この重 心の動揺波形パターンから動揺面積、軌跡長、輪郭長、フィレ径面積、フィレ径 縦横比、複雑度、拡散度、集束度、HWS(Height Weigted S core)等のパラメータを求める。これらのパラメータの求め方自体は公知で あり、その説明は省略する。
【0015】 なお、上述の実施例においては3個のトランスデューサを取り付けた例につい て説明したが、その個数は3個以上であればよく実施例に限定されるものではな い。更に、トランスデューサの出力信号を2回積分して重量信号を求める代わり に、ばね部材42〜44の変位を直接求めることにより重量信号を求めるように してもよい。また、トランスデューサの出力信号をA/D変換してパーソナルコ ンピュータ34に入力して数1〜数3の演算処理をするようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、体重と同時に、その重心座標が求められ、そし てそれにより重心動揺面積等が得られるようにしたので、自律神経の正常又は異 常の状況も併せて把握することができ、健康機器としての可能性が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る体重計機能を備えた重
心動揺度計の構成図である。
【図2】図1のトランスデューサTD1〜TD3等の配
置を示した図である。
【図3】重心の求め方を示した説明図である。
【符号の説明】
TD1〜TD1:トランスデューサ 30:体重メータ 34:パーソナルコンピュータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3個のばね部材に支持された
    台と、 該台のばね部材で支持されている個所の変位に基づいて
    各個所の重量を計測すいる手段と、 前記各個所の重量を加算して全重量を求める手段と、 前記各個所の重量を演算処理することにより前記台に加
    わる荷重の重心座標を求める手段と、 前記荷重の重心座標から少なくとも重心揺動面積を求め
    る手段とを有することを特徴とする体重計測機能を備え
    た重心動揺度計。
JP8080291U 1991-10-04 1991-10-04 体重計測機能を備えた重心動揺度計 Pending JPH0533032U (ja)

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