JP4977429B2 - 下肢筋力評価方法および下肢筋力評価装置 - Google Patents

下肢筋力評価方法および下肢筋力評価装置 Download PDF

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Description

本発明は、被検者の下肢筋力を評価する下肢筋力方法に関し、特に載せ台に載せられた被検者が特定の動作をした場合のその載せ台に対する荷重の変化に基づいて、被検者の下肢筋力を評価する下肢筋力方法、およびその方法を実施するための下肢筋力評価装置。
高齢社会を迎え、下肢筋力の低下がいわゆる寝たきりにつながり、ひいては医療費の高騰および本人のQOL(Quality Of Life:生活の質)の低下を招くことが指摘されている。そのため、予防医学的見地から、下肢筋力の評価および強化が重要視され始めている。
測定した下肢筋力を体重あたりに換算した指標を用いて、下肢筋力が本人にとって必要な程度備わっているか否かを判定するという考え方が提案されており、その指標の臨床的意義は大きいものと考えられている(例えば、非特許文献1を参照。)。
また、従来から提案されている下肢筋力評価装置としては、(1)椅子型の装置であって、椅子に座った被検者の膝伸展筋力を測定し、別途入力された体重あたりのその膝伸展筋力を下肢筋力とする装置(例えば、特許文献1を参照。)、(2)生体電気インピーダンス技術により推定した脚部(下肢)の筋肉量を体重または身長あたりに換算することにより、健脚程度を判定する装置(例えば、特許文献2を参照。)、(3)生体電気インピーダンスの変化の度合いに基づいて、下肢筋力を始めとする特定の部位の筋力を推定する装置(例えば、特許文献3を参照。)、および(4)被検者が跳躍板を用いて跳躍動作を行った場合に、その跳躍板に加わる力から跳躍力を演算する装置(例えば、特許文献4を参照。)などが挙げられる。
黄川昭雄、山本利春、「体重支持力と下肢のスポーツ障害」Jpn.J.Sports.Sci., 5:837-841. 1986 特許第2873592号 特開2004−344278号公報 特開2005−198849号公報 特開平11−290302号公報
ところで、高齢者を含めて比較的下肢筋力が弱い人の場合、比較的下肢筋力が強い人と比べて、正確に下肢筋力を測定することが困難な場合がある。例えば、上記(4)の従来の下肢筋力評価装置の場合、被検者は跳躍をしなければならないが、そのような動作をスムースにすることができないような人の場合、下肢筋力を正確に測定することは困難である。しかしながら、上述した従来の下肢筋力評価装置では、そのような下肢筋力が弱い人の場合もそうでない人の場合もすべて同様な方法によって下肢筋力の測定を行っているため、その測定が不正確になり得るという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、被検者の下肢筋力の強さの程度にかかわらず、正確な下肢筋力の測定を実行し、その結果に基づいて下肢筋力の評価をすることができる下肢筋力評価方法、およびその方法を実施するための下肢筋力評価装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の下肢筋力評価方法は、前記載せ台に載せられた被検者の体重を測定するステップと、前記載せ台上で被検者が第1の姿勢から第2の姿勢へ移行した場合の前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとに基づいて、被験者の下肢筋力を測定するステップと、前記測定された被検者の体重と、前記測定された被検者の下肢筋力とに基づいて、被検者の下肢筋力の評価値を算出するステップとを有する。
このように、被検者が載せ台上で特定の動作を行った場合に、それに伴う荷重変化における最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとに基づいて、被検者の下肢筋力を測定することによって、例えば高齢者などのように比較的下肢筋力が弱い人の下肢筋力を正確に測定することが可能となる。
前記発明に係る下肢筋力評価方法において、前記被検者の下肢筋力を測定するステップは、前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後にピークが現れない場合、前記最大ピークと前記最小ピークとに基づいて、被検者の下肢筋力を測定するステップを更に有していることが好ましい。
これにより、被検者が、比較的下肢筋力が弱い人の場合から比較的下肢筋力が強い人の場合まで、幅広く対応することが可能となる。
また、前記発明に係る下肢筋力評価方法において、前記被検者の下肢筋力を測定するステップは、前記最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとの差に基づいて、被検者の下肢筋力を測定するようにしてもよい。
また、前記発明に係る下肢筋力評価方法において、前記第1の姿勢がしゃがみ姿勢であって、前記第2の姿勢が立ち姿勢であってもよい。
本発明の下肢筋力評価装置は、被検者を載せる載せ台と、前記載せ台に載せられた被検者の体重を測定する体重測定手段と、前記載せ台上で被検者が第1の姿勢から第2の姿勢へ移行した場合の前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとに基づいて、被験者の下肢筋力を測定する下肢筋力測定手段と、 前記体重測定手段によって測定された被検者の体重と、前記下肢筋力測定手段によって測定された被検者の下肢筋力とに基づいて、被検者の下肢筋力の評価値を算出する下肢筋力評価値算出手段とを備える。
前記発明に係る下肢筋力評価装置において、前記下肢筋力測定手段は、前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後にピークが現れない場合、前記最大ピークと前記最小ピークとに基づいて、被検者の下肢筋力とするように構成されていることが好ましい。
また、前記発明に係る下肢筋力評価装置において、前記下肢筋力測定手段は、前記最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとの差に基づいて、被検者の下肢筋力を測定するように構成されていてもよい。
また、前記発明に係る下肢筋力評価装置において、前記第1の姿勢がしゃがみ姿勢であって、前記第2の姿勢が立ち姿勢であってもよい。
また、前記発明に係る下肢筋力評価装置において、前記下肢筋力評価値算出手段は、前記被検者の体重当たりの前記被検者の下肢筋力に基づいて、被検者の下肢筋力の評価値を算出するように構成されていてもよい。
また、前記発明に係る下肢筋力評価装置において、被検者の下肢の生体電気インピーダンス値を測定する生体電気インピーダンス測定手段を更に備え、前記下肢筋力評価値算出手段は、前記被検者の体重と、前記被検者の下肢筋力と、前記生体電気インピーダンス測定手段によって測定された被検者の下肢の生体電気インピーダンス値とに基づいて、被検者の下肢筋力の評価値を算出するように構成されていてもよい。
本発明の下肢筋力評価方法および下肢筋力評価装置によれば、被検者の下肢筋力の強さの程度にかかわらず、下肢筋力の評価を正確に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
(実施の形態1)
[下肢筋力評価装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置の外観の構成を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の下肢筋力評価装置1は、被検者を載せるための載せ台11と、その載せ台11を支持するための支持台12と、下肢筋力評価装置1に対する指示を入力するための入力部13と、各種のデータなどを表示する表示部14とを備えている。
また、図2に示すように、下肢筋力評価装置1は、所定の記憶容量を有する記憶部19と、MPU(Micro Processing Unit)からなる演算部20とを具備する演算処理部18を備えており、この演算処理部18が、I/Oポート17を介して、上記の入力部13および表示部14の他、後述する各ハードウェアと接続される。そして、演算処理部18は、それらのハードウェアの動作を制御するとともに、記憶部19に記憶されるコンピュータプログラムを実行する。これにより、下肢筋力評価装置1は、後述する処理を実行することが可能となる。
力変換素子15は、荷重を電気信号に変換する変換素子であって、ロードセルなどで構成される。この力変換素子15と演算処理部18とは、A/D変換器16およびI/Oポート17を介して、接続されている。
上記の力変換素子15は、載せ台11と支持台12との接合部に配設されており、載せ台11の上に被検者が載った場合に、それによって生じる載せ台11に対する荷重をアナログの電気信号(アナログ信号)に変換し、そのアナログ信号をA/D変換器16へ出力する。この場合、A/D変換器16にてアナログ信号からデジタル信号に変換され、変換後のデジタル信号が、I/Oポート17を介して、演算処理部18へ出力される。
ブザー21は、所定のブザー音を出力するように構成された出力装置である。ブザー21は、後述するように、カウントダウンの際に、演算処理部18からの指示にしたがって、ブザー音を出力する。
なお、記憶部19には、被検者の身長、体重、年齢、および性別などを含む個人データが、その被検者を識別するための識別情報(ID)とともに記憶されている。この個人データには、後述するようにしてなされる下肢筋力の評価に関する過去のデータが含まれている。
[下肢筋力評価装置の動作例]
次に、以上のように構成された本実施の形態に係る下肢筋力評価装置1の動作について説明する。
図3Aは、本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置1の動作の流れを示すフローチャートである。なお、以下に示す一連の処理は、下肢筋力評価装置1が備える載せ台11上に被検者が載った場合に実行される。
まず、下肢筋力評価装置1は、被検者が載せ台11上に載った場合に、当該被検者の体重を測定する(S101)。具体的には、載せ台11に対する荷重が、力変換素子15によってアナログ信号に変換され、また、そのアナログ信号がA/D変換器16によってデジタル信号に変換され、その後、デジタル信号が演算処理部18へ出力されることにより、被検者の体重の測定が実行されることになる。
下肢筋力評価装置1は、以上のようにして測定された被検者の体重を、表示部14に表示させる(S102)。
次に、下肢筋力評価装置1は、下肢筋力の測定を行うか否かを確認するための確認画面を表示部14に表示することによって、下肢筋力の測定の要否についての入力を、被検者に対して促す。そして、下肢筋力評価装置1は、被検者からの入力を受け付けた場合、その受け付けた入力にしたがって、下肢筋力の測定を実行するか否かを判定する(S103)。
このステップS103において、下肢筋力の測定を実行しないと判定した場合(S103でNO)、下肢筋力評価装置1は、処理を終了する。この場合、下肢筋力評価装置1は、単なる体重計として機能することになる。
他方、下肢筋力の測定を実行すると判定した場合(S103でYES)、下肢筋力評価装置1は、IDの入力を受け付けるための入力画面を表示部14に表示し、被検者からの入力を待つ。そして、被検者からの入力がなされた場合、下肢筋力評価装置1は、登録済みのIDが入力されたか、または新規の個人データの登録を行う旨が入力されたかを判定する(S104)。
このステップS104において、登録済みIDの入力がなされず、個人データの新規登録を行う旨の入力がなされたと判定した場合(S104でNO)、下肢筋力評価装置1は、被検者から個人データの入力を受け付ける(S105)。
このようにして個人データの入力を受け付けた場合、およびステップS104にて登録済みのIDの入力がなされたと判定した場合(S104でYES)、下肢筋力評価装置1は、カウントダウン処理を実行する(S106)。ここで、カウントダウン処理とは、ブザー21が所定の時間間隔でブザー音を出力することによって、被検者に下肢筋力の測定に対する準備を促す。本実施の形態において、下肢筋力の測定に対する準備とは、載せ台11上でしゃがみ姿勢をとることを意味する。
なお、上記のとおり、本実施の形態では、カウントダウン処理をブザー21のブザー音を用いて実行しているが、それ以外にも、例えば、所定の時間T秒前から1秒刻みで表示部14に数字を表示することによってカウントダウン処理を行うようにしてもよい。
カウントダウン処理の終了後、被検者は、しゃがみ姿勢から立ち姿勢へ移行させる。この場合に、下肢筋力評価装置1は、載せ台11に対する荷重を測定することによって、下肢筋力測定処理を実行する(S107)。以下、この下肢筋力測定処理の詳細について説明する。
図3Bは、本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置1が実行する下肢筋力測定処理を示すフローチャートである。
下肢筋力評価装置1は、力変換素子15によって、載せ台11上で被検者がしゃがみ姿勢から立ち姿勢へ移行する場合の載せ台11に対する荷重の変化を測定する(S1071)。
図4および図5は、被検者がしゃがみ姿勢から立ち姿勢へ移行する場合の載せ台に対する荷重変化を示すグラフである。これらのグラフにおいて、横軸は時間を、縦軸は載せ台11に対する荷重をそれぞれ示している。
図4および図5において、最初の一定荷重はしゃがみ姿勢での静止荷重であり、この荷重値Wtは被検者の体重と等しい。1秒経過後に現れる上下した波形は、しゃがみ姿勢から立ち姿勢へ移行する際に被検者の下肢が発揮する力によって起こる荷重変化を示している。そして、2秒経過後の一定荷重は、しゃがみ姿勢から立ち姿勢への移行完了後の一定荷重であって、この荷重値は被検者の体重と等しくなる。
図4に示すとおり、荷重変化を示す波形においては、最大ピーク30aと最小ピーク30bとが現れている。これに対し、図5においては、荷重変化を示す波形において、最大ピーク31aおよび最小ピーク31bの他に、最大ピーク31a後に現れるピーク31cが現れている。このような2つ目のピークは、被検者が高齢者などの比較的下肢筋力が弱い人の場合に現れることが多い。後述するようにして、このような最大ピーク後にピークが現れる場合、最大ピークではなく、その最大ピーク後のピークを用いて下肢筋力を測定することによって、比較的下肢筋力が弱い人の下肢筋力を正確に測定することが可能となる。
下肢筋力評価装置1は、ステップS1071の終了後、図5に示すように、最大ピーク後にピークが現れているか否かを判定する(S1072)。ここで、最大ピーク後にピークが現れていると判定した場合(S1072でYES)、下肢筋力評価装置1は、その最大ピーク後のピークと最小ピークとの差(図5におけるΔF)を、被検者の下肢筋力に設定する(S1073)。これに対し、最大ピーク後にピークが現れていないと判定した場合(S1072でNO)、下肢筋力評価装置1は、最大ピークと最小ピークとの差(図4におけるΔF)を、被検者の下肢筋力に設定する(S1074)。
なお、本実施の形態では、このように最大ピークと最小ピークとの差、または最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとの差を被検者の下肢筋力としているが、これに限られるわけではなく、例えば、最大ピーク(または最大ピーク後に現れるピーク)と被検者の体重の差とを被検者の下肢筋力としてもよい。
また、本実施の形態では、最大ピーク後に現れるピークは1つだけであるが、このようなピークが2つ以上現れる場合もあり得る。そのような場合は、それら最大ピーク後に現れる複数のピークのうちの特定の1つと最小ピークとに基づいて被験者の下肢筋力を測定するようにすればよい。
上述したように被検者の下肢筋力の測定処理を終了した後、下肢筋力評価装置1は、下肢筋力指標を算出する(S108)。具体的には、ステップS107の下肢筋力測定処理の結果得られた被検者の下肢筋力を用いて、以下の式1により下肢筋力指標(WLI:Weight Lifting Index)を算出する。
WLI=ΔF/Wt …式1
ここで、ΔFは、被検者がしゃがみ姿勢から立ち姿勢へと移行した場合の載せ台11に対する荷重の変化であり、図4におけるΔFおよび図5におけるΔFがこれに相当する。また、Wtは被検者の体重を示している。このWtとしては、ステップS101で測定した被検者の体重を用いてもよく、ステップS107の下肢筋力測定処理において得られる荷重変化前後の一定荷重のときの荷重値(図4および図5におけるWt)を用いてもよい。
なお、このように式1を用いるのではなく、それ以外の方法によって下肢筋力指標を算出するようにしてもよい。その一つとして、例えば、下肢筋力の測定結果および身体に関する身体情報に基づいて、既存の指標に対する回帰式による推定を行うことによって、下肢筋力指標を算出する方法が挙げられる。この既存の指標としては、例えば、体重支持指数(WBI:Weight Bearing Index)がある。WBIとは、最大等尺性膝伸展筋力を体重で除した値であり、臨床上の有用性が認められている(例えば、非特許文献を参照。)。このWBIは、ステップS107にて測定された荷重変化ΔFおよび被検者の体重Wtに基づいて、例えば次の式2によって推定することができる。
WBI=(a×ΔF+b×Wt+c)/Wt …式2
ここで、a,b,cは定数を示している。この式2にしたがって推定されたWBIによって、下肢筋力指標が算出されたことになる。
下肢筋力評価装置1は、以上のようにして得られた下肢筋力指標と、測定された被検者の体重および下肢筋力とを、表示部14にて表示する(S109)。
なお、下肢筋力指標については、実験データを元にして作成された基準にしたがってなされたランク判別の結果を併せて表示するようにしてもよい。例えば、下肢筋力指標としてWBIを用いる場合であれば、その値が0.4以上で通常歩行可能、0.6以上で日常生活に支障なし、0.9以上でジャンプおよびダッシュなどの激しい運動も可能などの評価基準が既に作成されており(例えば、特許文献1を参照。)、そのような評価基準に基づいて、Aランク、Bランクなどのランク判別の結果を表示するようにしてもよい。
また、被検者が個人データを既に登録している場合であれば、過去の測定結果との比較により評価を行うようにしてもよい。これにより、例えば被検者が継続的に筋力増強訓練を行っているような場合であれば、その訓練の効果を確認することが可能となる。
ここで、過去の測定結果との比較評価方法としては、過去の最高値を表示し、その値と今回得られた値との比較を行うようにすることが好ましい。目標を過去の最高値、すなわち自己ベストに設定することによって、目標が明確になり、自己ベストを更新した際には大きな達成感を得ることができ、さらなる筋力増強訓練への動機付けになるという効果を奏する。
下肢筋力評価装置1は、下肢筋力の測定を再度行うか否かを確認するための確認画面を表示部14に表示することによって、測定を終了させるかまたは再度行うかについての入力を、被検者に対して促す。そして、下肢筋力評価装置1は、被検者からの入力を受け付けた場合、その受け付けた入力にしたがって、下肢筋力の測定を終了するか否かを判定する(S110)。
このステップS110において、下肢筋力の測定を終了せずに再度行うと判定した場合(S110でNO)、下肢筋力評価装置1は、ステップS106へ戻り、それ以降の処理を実行する。他方、下肢筋力の測定を終了すると判定した場合(S110でYES)、下肢筋力評価装置1は、測定結果に関するデータを登録するか否かを確認するための確認画面を表示部14に表示し、この確認画面に対する入力を被検者に対して促す。そして、下肢筋力評価装置1は、被検者からの入力を受け付けた場合、その受け付けた入力にしたがって、データの登録を行うか否かを判定する(S111)。
このステップS111において、データを登録しないと判定した場合(S111でNO)、下肢筋力評価装置1は、処理を終了し、データを登録すると判定した場合(S111でYES)、下肢筋力評価装置1は、データを記憶部19に記憶し(S112)、処理を終了する。
(実施の形態2)
上述したように、実施の形態1に係る下肢筋力評価装置は、下肢筋力を測定するために、力変換素子を備えている。これに対し、実施の形態2に係る下肢筋力評価装置は、力変換素子に加えて、被検者の下肢の生体電気インピーダンスを測定する生体電気インピーダンス測定装置をも備え、これら力変換素子および生体電気インピーダンス測定装置によって得られた結果に基づいて下肢筋力の評価を行うように構成されている。
[下肢筋力評価装置の構成]
図6は、本発明の実施の形態2に係る下肢筋力評価装置の外観の構成を示す斜視図である。また、図7は、本発明の実施の形態2に係る下肢筋力評価装置の構成を示すブロック図である。
なお、実施の形態2に係る下肢筋力評価装置40は、後述するように生体電気インピーダンス取得装置と、その取得装置と接続された複数の電極とを備えているが、それ以外の構成については、実施の形態1の場合と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、下肢筋力評価装置40は、被検者の下肢の生体電気インピーダンスを取得するための生体電気インピーダンス取得装置43を備えている。この生体電気インピーダンス取得装置43には、通電用第1電極42a、計測用第1電極42b、通電用第2電極42c、および計測用第2電極42dが接続されている。これらの電極のうち通電用第1電極42aおよび通電用第2電極42cは、図6に示すように、被検者が載せ台11上に載った場合にその被検者の左足の裏の先半分程度および右足の裏の先半分程度にそれぞれ触れる位置に配設されている。また、計測用第1電極42bおよび計測用第2電極42dは、図6に示すように、被検者が載せ台11上に載った場合にその被検者の左足の裏のかかと部分および右足の裏のかかと部分にそれぞれ触れる位置に配設されている。
生体電気インピーダンス取得装置43は、通電用第1電極42aおよび通電用第2電極42cを介して被検者の下肢に微弱な電流を流し、計測用第1電極42bおよび計測用第2電極42d間の電圧から抵抗を測定することによって、被検者の下肢の生体電気インピーダンスを取得する。
[下肢筋力評価装置の動作例]
次に、以上のように構成された本実施の形態に係る下肢筋力評価装置1の動作について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る下肢筋力評価装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、以下に示す一連の処理は、下肢筋力評価装置40が備える載せ台11上に被検者が載った場合に実行される。
下肢筋力評価装置40は、実施の形態1の場合と同様にしてステップS101乃至S105を実行する。次に、下肢筋力評価装置40は、実施の形態1の場合のように荷重変化を用いた下肢筋力の測定を行うか、それとも荷重変化に加えて、生体電気インピーダンスを用いた下肢筋力の測定を行うかについての選択を受け付けるための表示画面を表示部14に表示し、この表示画面に対する入力を被検者に対して促す。そして、下肢筋力評価装置40は、被検者からの入力を受け付けた場合、その受け付けた入力にしたがって、何れの下肢筋力の測定方法が選択されたのかを判定する(S201)。
ステップS201において、荷重変化のみを用いた下肢筋力の測定方法が選択されたと判定した場合(S201でΔFのみ)、下肢筋力評価装置40は、実施の形態1の場合と同様にして、それ以降のステップS106乃至S112を実行する。
これに対し、荷重変化に加えて、生体電気インピーダンス値を用いた下肢筋力の測定方法が選択されたと判定した場合(S201でΔF+BI)、下肢筋力評価装置は、まず、生体電気インピーダンス取得装置43を用いて、被検者が載せ台11上で静止立位状態にある場合の下肢の生体電気インピーダンスを測定する(S202)。その後に、実施の形態1の場合と同様にしてステップS106およびS107を実行することによって、下肢筋力評価装置40は、被検者の下肢筋力の測定を行う。
次に、下肢筋力評価装置40は、ステップS202にて測定された被検者の下肢の生体電気インピーダンスZ、ステップS107にて測定された被検者の下肢筋力、ステップS101(またはステップS107)にて測定された被検者の体重Wt、および予め入力された被検者の身長Htに基づいて、以下の式3によってWBIの推定を行う。
WBI=(a×ΔF+d×Ht/Z+b×Wt+c)/Wt …式3
ここで、a,b,c,dは定数を示している。この式2にしたがってWBIを推定することによって、ステップS108の下肢筋力指標の算出が実行されたことになる。
このように、荷重変化を用いて測定した下肢筋力を中心とする筋力回帰式に、被検者の下肢の生体電気インピーダンスと、身体情報(被検者の身長)から演算した下肢筋力とを補正項として加えることによって、被検者が、本来なら筋肉量および筋力ともに十分にあるにもかかわらずその力の発揮に失敗したり、恣意的に力の発揮を低く抑えたりした場合であっても、下肢筋力を過小評価する危険性を減らすことができ、その結果、下肢筋力の評価の精度を高めることができる。
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態においては、被検者が載せ台11上でしゃがみ姿勢から立ち姿勢へ移行した場合の荷重変化に基づいて下肢筋力の測定を行っているが、本発明はこれに限られるわけではない。例えば、載せ台11上で、被検者が上下に体を揺するような動作を繰り返し行った場合の荷重変化に基づいて下肢筋力の測定を行うことも可能である。
本発明の下肢筋力評価方法および下肢筋力評価装置は、被検者が、比較的下肢筋力の弱い高齢者などの場合から、比較的下肢筋力の強い運動選手などの場合まで、幅広く対応する必要性が高い下肢筋力評価方法および下肢筋力評価装置などに有用である。
本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置の外観の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る下肢筋力評価装置1が実行する下肢筋力測定処理を示すフローチャートである。 被検者がしゃがみ姿勢から立ち姿勢へ移行する場合の載せ台に対する荷重変化を示すグラフである。 被検者がしゃがみ姿勢から立ち姿勢へ移行する場合の載せ台に対する荷重変化を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る下肢筋力評価装置の外観の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る下肢筋力評価装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る下肢筋力評価装置の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 下肢筋力評価装置
11 載せ台
12 支持台
13 入力部
14 表示部
15 力変換素子
16 A/D変換器
17 I/Oポート
18 演算処理部
19 記憶部
20 演算部
21 ブザー
42a 通電用第1電極
42b 計測用第1電極
42c 通電用第2電極
42d 計測用第2電極
43 生体電気インピーダンス取得装置

Claims (10)

  1. せ台に載せられた被検者の体重を測定するステップと、
    前記載せ台上で被検者が第1の姿勢から第2の姿勢へ移行した場合の前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとに基づいて、被験者の下肢筋力を測定するステップと、
    前記測定された被検者の体重と、前記測定された被検者の下肢筋力とに基づいて、特定の式により被検者の下肢筋力の評価値を算出するステップと
    を有する、下肢筋力評価方法。
  2. 前記被検者の下肢筋力を測定するステップは、前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後にピークが現れない場合、前記最大ピークと前記最小ピークとに基づいて、被検者の下肢筋力を測定するステップを更に有している、請求項1に記載の下肢筋力評価方法。
  3. 前記被検者の下肢筋力を測定するステップは、前記最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとの差に基づいて、被検者の下肢筋力を測定する、請求項1または請求項2に記載の下肢筋力評価方法。
  4. 前記第1の姿勢はしゃがみ姿勢であり、前記第2の姿勢は立ち姿勢である、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の下肢筋力評価方法。
  5. 被検者を載せる載せ台と、
    前記載せ台に載せられた被検者の体重を測定する体重測定手段と、
    前記載せ台上で被検者が第1の姿勢から第2の姿勢へ移行した場合の前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとに基づいて、被験者の下肢筋力を測定する下肢筋力測定手段と、
    前記体重測定手段によって測定された被検者の体重と、前記下肢筋力測定手段によって測定された被検者の下肢筋力とに基づいて、被検者の下肢筋力の評価値を算出する下肢筋力評価値算出手段と
    を備える、下肢筋力評価装置。
  6. 前記下肢筋力測定手段は、前記載せ台に対する荷重の最大ピーク後にピークが現れない場合、前記最大ピークと前記最小ピークとに基づいて、被検者の下肢筋力とするように構成されている、請求項5に記載の下肢筋力評価装置。
  7. 前記下肢筋力測定手段は、前記最大ピーク後に現れるピークと最小ピークとの差に基づいて、被検者の下肢筋力を測定するように構成されている、請求項5または請求項6に記載の下肢筋力評価装置。
  8. 前記第1の姿勢はしゃがみ姿勢であり、前記第2の姿勢は立ち姿勢である、請求項5乃至請求項7の何れかに記載の下肢筋力評価装置。
  9. 前記下肢筋力評価値算出手段は、前記被検者の体重当たりの前記被検者の下肢筋力に基づいて、被検者の下肢筋力の評価値を算出するように構成されている、請求項5乃至請求項8の何れかに記載の下肢筋力評価装置。
  10. 被検者の下肢の生体電気インピーダンス値を測定する生体電気インピーダンス測定手段を更に備え、
    前記下肢筋力評価値算出手段は、前記被検者の体重と、前記被検者の下肢筋力と、前記生体電気インピーダンス測定手段によって測定された被検者の下肢の生体電気インピーダンス値とに基づいて、被検者の下肢筋力の評価値を算出するように構成されている、請求項5乃至請求項9の何れかに記載の下肢筋力評価装置。
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