JPH11290302A - 跳躍力測定装置 - Google Patents

跳躍力測定装置

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JPH11290302A
JPH11290302A JP10100988A JP10098898A JPH11290302A JP H11290302 A JPH11290302 A JP H11290302A JP 10100988 A JP10100988 A JP 10100988A JP 10098898 A JP10098898 A JP 10098898A JP H11290302 A JPH11290302 A JP H11290302A
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jumping
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subject
jump
board
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JP10100988A
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Inventor
Shinji Yamato
真二 大和
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の跳躍力測定装置の説明においては、被
測定者が跳躍板上で跳躍した場合に跳躍板に加わる力を
測定して跳躍力を算出するとあるが、跳躍板に加わる力
を測定する場合の具体的な説明が無く、正確な跳躍力を
測定できなかった。 【解決手段】 本願発明の跳躍力測定装置では、被測定
者の跳躍動作による跳躍板に加わる力の中から跳び上が
り期間を検出する。また、跳び上がり期間に跳躍板に加
わった力と跳び上がり時間とを用いて跳躍力を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定者の跳躍
力を測定する跳躍力測定装置に係わり、特に被測定者の
跳躍力を自動的にかつ正確に測定できる跳躍力測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、跳躍力を測定する場合は、垂直
跳びにより測定されている。垂直跳びによる跳躍力の測
定方法を以下に述べる。予め、壁面には目盛り板(図示
せず)が設けられ、被測定者(図示せず)は最初に跳躍
前の基準となる印を目盛り板に付ける。次に、被測定者
は目盛り板に対して跳躍を行ない、最高到達点で目盛り
板に印をつける。これにより、基準となる印と最高到達
位置となる印の差を測定し、跳躍力の目安となる跳躍高
さを求める。しかし、垂直跳びによる跳躍力の測定に
は、跳躍動作の際の被測定者と目盛り板との距離や目盛
り板に印をつけるタイミングによって測定結果に誤差を
生じやすい等の課題がある。
【0003】また、上記課題を解決するために作成され
た跳躍力測定装置として、例えば特開昭51−1167
40号公報に示されたものがある。図11は特開昭51
−116740号に記載された跳躍力測定装置の構成図
である。図において、101は直流定電圧電源、102
は跳躍板、103は跳躍板102に与えられる力をこれ
に比例する電圧として送出する変換素子、104は電子
的切替えスイッチ、105は第1の記憶装置、106は
その記憶終了の検出回路で、その出力によりスイッチ1
04をaからbに切り替える。107は第2の記憶装
置、108はその記憶の完了検出回路で、その出力によ
りスイッチ104をbからaに切り替えるとともに、記
憶装置105、107の記憶内容の読み出し制御を行
う。109は重力の加速度信号発生回路、110は乗算
回路、111は除算回路、112は出力端子である。
【0004】次に動作について説明する。跳躍板102
に被測定者(図示せず)が乗ると、変換素子103は被
測定者の質量mに比例した電圧V1を送出し、これを跳
躍前a側に切り替えられているスイッチ104を介して
記憶装置105に送り込んで、記憶させる。検出回路1
06は、質量mの記憶が終了したことを検出すると、ス
イッチ104に信号を送ってスイッチをaからbに切り
替える。そこで例えば合図またはスイッチの切替えが完
了したことをパイロットランプ(図示せず)が点灯した
ときに被測定者が跳躍すると、変換素子103は跳躍板
102に与えられた力Fに相当した電圧V2を送出し、
記憶装置107はこれを記憶する。
【0005】検出回路108は、上記記憶動作の完了を
検出すると、スイッチ104をbからaに切り替えると
同時に記憶装置105、107の記憶内容を読み出す。
そして107の出力V2は除算回路111に加えられ、
105の出力V1は乗算回路110に加えられて、ここ
で重力の加速度信号発生回路109からの電圧V2との
積即ちmgが求められたのち、除算回路111に加えら
れる。従って出力端子112には跳躍高さh=F/mg
を示す出力が送出される。
【0006】つまり、図11に示す跳躍力測定装置は、
垂直跳びによる跳躍力測定の場合に発生する跳躍高さの
誤差を無くし、より正確な跳躍力を測定しようとするも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の跳躍力測定装置
は以上のように構成されており、以下のような課題があ
った。
【0008】(1)図11に示す跳躍力測定装置では、
被測定者が跳躍板102上で跳躍動作を行う場合、変換
素子103が跳躍板102に与えられた力Fに相当した
電圧V2を送出し、記憶装置107がこれを記憶すると
説明されている。つまり、変換素子103で扱う物理量
は力である。これに対し、跳躍高さ算出式h=F/mg
で使用するFは物理学上エネルギー(仕事)である必要
がある。つまり、従来例で使用される力Fは、上記跳躍
高さ算出式内のFとは異なるため、正確な跳躍力を算出
できない課題があった。
【0009】(2)また、図11に示す跳躍力測定装置
では、跳躍板102に被測定者(図示せず)が乗ると、
変換素子103は被測定者の質量mに比例した電圧V1
を送出するとの記載があるが、変換素子103は何をも
とに被測定者が跳躍板102に乗ったことを検知するか
の具体的な説明が不十分であり、正確な跳躍力を測定で
きない課題があった。
【0010】(3)一般に、被測定者の跳躍動作はしゃ
がみ込みの反動による跳び上がり動作によって行われ
る。この間に跳躍板102に加わる力Fは一定ではな
い。このため、跳躍板102に加わった力により跳躍力
を算出するためには、時間的に変動する跳躍板102に
加わる力の中で、上記跳び上がり動作時に跳躍板102
に加わる力を抽出して時間積算し、跳躍力を算出する必
要がある。しかし、従来例では跳躍板102に加わる力
を積算して跳躍力を測定する手段が記載されておらず、
正確な跳躍力を測定できない課題があった。
【0011】この発明は、上記のような課題を解決する
ために行われたものであり、第1の目的は、跳躍板に加
えられた力の大きさ・変化・時間を測定し、物理力学に
基づいた演算(力積演算)を行うことで、跳躍力を正確
に測定できる跳躍力測定装置を提供するものである。ま
た、第2の目的は、被測定者の状態を検知して適切な指
示を行うことで、被測定者の跳躍力を正確に測定できる
跳躍力測定装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる跳躍力
測定装置は、被測定者が跳躍動作を行う跳躍板と、上記
跳躍板に加えられた力を伝搬する力伝搬部と、上記力伝
搬部が伝搬する力の大きさに比例した電気信号を出力す
る力変換素子と、上記力変換素子が出力する電気信号の
大きさに基づいて、少なくとも上記被測定者の上記跳躍
板上での跳び上がり動作を検知する状態検知手段と、上
記跳び上がり動作時の電気信号をサンプリングし、跳び
上がり力として複数記録する跳び上がり力記録部と、上
記跳び上がり力記録部に記録された複数の跳び上がり力
をもとに被測定者の跳躍力を出力する演算部と、上記跳
躍力を表示する表示部とを備えたものである。
【0013】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、演算部が、跳び上がり力記録部に記録された跳び上
がり力のサンプリング数により跳び上がり時間を出力
し、表示部が上記跳び上がり時間を含めて表示するもの
である。
【0014】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、表示部に跳躍力を表示する場合は、跳躍高さに換算
して表示するものである。
【0015】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置は
跳躍力を跳躍高さに換算する場合は、被測定者の体重
を鑑みて換算するものである。
【0016】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、力伝搬部が力変換素子に力を伝搬する場合は、跳躍
板に加えられた力を分散させる流体を介して伝搬するも
のである。
【0017】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、被測定者が跳躍動作を行う跳躍板と、上記跳躍板に
加えられた力を伝搬する力伝搬部と、上記力伝搬部が伝
搬する力の大きさに比例した電気信号を出力する力変換
素子と、上記力変換素子が出力する電気信号の大きさに
基づいて、少なくとも上記被測定者の上記跳躍板上での
跳び上がり動作を検知する状態検知手段と、上記跳び上
がり動作時の電気信号をサンプリングし、跳び上がり力
として複数記録する跳び上がり力記録部と、上記跳び上
がり力記録部に記録された複数の跳び上がり力を表示す
る表示部とを備えたものである。
【0018】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、被測定者が跳躍動作を行う跳躍板と、上記跳躍板に
加えられた力を伝搬する力伝搬部と、上記力伝搬部が伝
搬する力の大きさに比例した電気信号を出力する力変換
素子と、上記力変換素子が出力する電気信号の大きさに
基づいて、少なくとも上記被測定者が跳躍板に乗ってい
ない状態、跳躍板に乗った状態、及び跳躍板上で跳び上
がる状態とを検知する状態検知手段と、上記状態検知手
段が検知する被測定者の状態に基づき、該被測定者に所
定の動作を指示する動作指示部と、上記跳び上がり動作
時の電気信号をサンプリングし、跳び上がり力として複
数記録する跳び上がり力記録部と、上記跳び上がり力記
録部に記録された複数の跳び上がり力をもとに被測定者
の跳躍力を出力する演算部と、上記跳躍力を表示する表
示部とを備えたものである。
【0019】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板に被測定者が乗っていない
状態を判定する第1判定値を有し、電気信号の大きさが
上記第1判定値よりも小さい場合に上記被測定者が跳躍
板に乗っていない状態と検知するものである。
【0020】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板に被測定者が乗った状態を
判定する第2判定値を有し、電気信号の大きさが上記第
2判定値よりも大きい場合に上記被測定者が跳躍板に乗
った状態と検知するものである。
【0021】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板に被測定者が乗った状態と
検知した後の安定した電気信号の大きさを被測定者が乗
った状態の電気信号の大きさとするものである。
【0022】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板上で被測定者が跳び上がる
状態を判定する第3判定値を有し、電気信号の大きさ
が、跳躍板に被測定者が乗った状態の電気信号の大きさ
に上記第3判定値を積算した場合値よりも大きい場合
に、上記被測定者が跳躍板上で跳び上がる状態と検知す
るものである。
【0023】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、演算部が被測定者の跳躍力を出力する場合は、上記
被測定者が跳躍板に乗った状態の電気信号の大きさを鑑
みて出力するものである。
【0024】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、演算部が被測定者の跳躍力を出力する場合は、上記
被測定者が跳躍板に乗っていない状態の電気信号の大き
さを鑑みて出力するものである。
【0025】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、動作指示部が、状態検知手段が跳躍板に被測定者が
乗っていない状態を検知した場合には被測定者に跳躍板
に乗るように指示し、上記状態検知手段が跳躍板上に被
測定者が乗った状態を検知した場合には被測定者に跳躍
板上で跳び上がるように指示するものである。
【0026】また、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、動作指示部が被測定者に跳躍板に乗るように指示す
る場合、及び被測定者に跳躍板上で跳び上がるように指
示する場合は、各々別の指示手段で指示するものであ
る。
【0027】更に、次の発明に係わる跳躍力測定装置
は、動作指示部が被測定者に跳躍板に乗るように指示す
る場合、及び被測定者に跳躍板上で跳び上がるように指
示する場合は、表示部に上記各々の指示内容を表示して
指示するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を説明するが、実施の形態1では、この発明
による跳躍力測定装置の動作原理を説明し、具体的な跳
躍力測定装置の構成及び動作は実施の形態2で説明す
る。図1は、被測定者(図示せず)が跳躍力測定装置の
跳躍板上(後述する図2の跳躍板1に相当)で跳躍動作
を行う場合に、ある時間tでの跳躍板に加わる力f
(t)の変化を示す説明図である。図において、t-4
-3は被測定者が跳躍板に乗る前のアイドル期間、t-3
〜t-2は被測定者の体重mgを測定する体重測定期間、
-1〜t0は被測定者が跳躍板上で跳躍前にしゃがみ込
むしゃがみ込み期間である。
【0029】また、t0〜t1は被測定者が跳躍板上で跳
び上がる跳び上がり期間、t1〜t2は被測定者が跳躍板
から跳び上がって滞空する滞空期間、t2〜t3は被測定
者が跳躍板上に着地する着地期間である。また、ttop
は被測定者の最高到達点、mgは被測定者の体重値を示
す。尚、t00は被測定者の跳び上がり開始検出点、t01
は被測定者の跳び上がり終了検出点、S1〜S5は跳躍
力測定装置の状態遷移、K3はt00及びt01を検出する
ための跳び上がり力判定値を示し、詳細は実施の形態2
で説明する。
【0030】また、被測定者の跳び上がり動作とは、被
測定者自身の体によって跳躍板を強く押し下げる動作で
あり、跳躍板に垂直方向の押圧力(以後、跳び上がり力
と称す)を加える動作である。つまり、被測定者は跳躍
板を踏み出して足が跳躍板から離れるまでに行なう跳び
上がり動作(t0〜t1の期間)により垂直方向の上昇力
を得るが、被測定者の跳躍力は、上記跳び上がり力の積
算値と動作にかかった時間により求めることができる。
【0031】次に、跳躍板に加わる力f(t)による跳
躍力測定動作を図1について説明する。被測定者はt-3
において跳躍板に乗る。この後、被測定者が跳躍板に乗
った場合に生じる振動が収まり、跳躍力測定装置が被測
定者の体重値mgを測定できた時(t-2時)に、跳躍力
測定装置は被測定者に跳躍を促す。これにより、被測定
者は跳躍板上で跳躍のためのしゃがみ込み動作をt-1
0にかけて行い、跳躍のための跳び上がり動作をt0
1にかけて行う。また、被測定者はt1〜t2までの間
跳び上がって滞空し、t2で跳躍板に着地して、t3で着
地を完了する。尚、この発明の跳躍力測定装置による具
体的な跳躍力測定動作は、実施の形態2で詳細に説明す
る。
【0032】次に、被測定者の跳躍動作を質量mの物体
の運動として以下の式を導入する。
【0033】t1時点の被測定者の運動量Pは
【数1】 m:被測定者の質量、V0:t1時点の上方への移動速
度、g:重力加速度また、t1後、着地を開始するt2
での間、被測定者の上方速度V(t)は V(t)=V0−g×(t−t1)・・・・・(2) 最高到達点に到達する時間をttopと定義すると(ttop
>t1)、その際V(tt op)=0となり ttop−t1=V0/g・・・・・(3)
【0034】また、被測定者の重心のt1からttopまで
の移動距離、即ち被測定者の跳躍動作による跳躍高さを
Hと定義する。
【数2】 H=V0×(ttop−t1)−0.5×g×(ttop 2−t1 2)・・・・・(5) また、数1および式(3)から
【数3】
【数4】
【数5】 w=t1−t0とし、
【0035】これらを式(5)に代入して
【数6】 gは定数、m×gは被測定者の体重値、twは被測定者
の跳び上がり動作時間の長さを測定し、その値を得る。
力学上、加えられた力と時間の積は力積である。また、
数5は作用・反作用の関係から跳躍板に施された力積値
と等価であるのでt0からt1までの期間、以下の演算を
行うことでその値を入手できる。以上、これらにより跳
躍高さHを求めることが可能となる。尚、 F=Σf(t)×△t であり、Δtは実際の力の変化に比べて遥かに短い期間
とする。
【0036】実施の形態2.以下、この発明の跳躍力測
定装置の具体的な実施形態を図について説明する。図2
は、この発明による跳躍力測定装置の構成図であり、図
において、1は跳躍板、2は力伝搬部、2aは接合面、
2bは力伝搬物、3は力変換素子、4は信号処理・演算
部、5は表示部、6はブザー、7はランプである。ま
た、3aは力信号、5aは表示用データ、6aはブザー
用信号、7aはランプ用信号である。また、図3は信号
処理・演算部4の構成図であり、図において、4aはA
D変換器、4bは入出力ポート、4cはCPU、4dは
ROM、4eはRAMである。
【0037】次に、この発明の跳躍力測定装置を構成す
る各部の動作を説明する。図2において、跳躍板1は跳
躍力測定装置上部に設けられており、被測定者が跳躍板
1上で跳躍動作を行うことができる。また、跳躍板1は
力伝搬部2と機械的にある面積Sでの接合面2aで接合
されており、跳躍板1に加わった力は力伝搬部2と跳躍
板1との接合面2aに伝えられる。力伝搬部2はシリン
ダー構造をなしており、内部に跳躍板1に加わった力を
力変換素子3に伝えるための力伝搬物(液体、気体等の
流体)2bが挿入されている。
【0038】跳躍板1に加わるf(t)は面積Sの接合
面2aで受けるため、その面積Sで除算した値が力伝搬
物2bの単位面積当たりの内圧となり、その内圧が力変
換素子3に加わる。その結果、力変換素子3には跳躍板
1に加わる力f(t)を1/Sに分散した力しか加わら
ないので力変換素子3の損傷を防止できる。また、力変
換素子3はf(t)の大きさに比例した電圧となる力信
号3aを信号処理・演算部4に出力する。信号処理・演
算部4は、入力した力信号3aにより、物理原理に基づ
いた必要な信号処理・演算を行う。
【0039】跳躍力測定装置1の状態制御及び信号処理
・演算は、信号処理・演算部4を構成する図3に示す各
部で実現する。また、例えば被測定者が跳躍力測定装置
1を起動した場合、信号処理・演算部4が測定可能と判
断した場合はランプ用信号7aを出力することで、ラン
プ7が測定可能の表示をする。また、信号処理・演算部
4での演算結果である跳躍力値等は表示用データ5aと
して表示部5に出力される。表示部5は信号処理・演算
部4からの表示用データ5aに従い表示を行う。また、
信号処理・演算部4は、跳躍板1に乗った被測定者の跳
躍力を測定可能と判断した場合、ブザー用信号6aをブ
ザー6に送出する。ブザー6は信号処理・演算部4から
のブザー用信号6aに従って一定期間鳴動する。
【0040】また、信号処理・演算部4の構成は図3に
示され、AD変換(アナログ信号からデジタル信号への
変換)を行うAD変換器4a、データの入出力を行う入
出力ポート4b、必要な演算処理及びデータの制御等の
中心的処理を行うCPU4c、CPU4cで実行するプ
ログラムを格納するROM4d、CPU4cでの演算処
理を行う際、保存が必要なデータの格納/読み出しを行
うRAM4eとからなる。力変換素子3からの力信号3
aはAD変換器4aに送出される。AD変換器4aで
は、力信号3a(ここではアナログ信号)をある一定の
周期単位でサンプリングを行い、Nビット幅のデジタル
の値に変換する。
【0041】AD変換器4aによって変換されたデジタ
ルデータは入出力ポート4bを介してCPU4cに送出
され、ソフトウェア各処理(S1〜S5)の処理手順に
基づいて巡回的にデータが読み込まれ必要な演算処理が
行われる。また、図4は跳躍板1に加わる力f(t)と
サンプリング周期との関係を示した一例であるが、信号
変化は強調して表現しており、実際のAD変換器4aに
おける変換周期は入力される信号、すなわち被測定者の
跳躍動作の際に発生する信号変化に比べて非常に短い周
期とする。
【0042】また、CPU4cはAD変換器4aからの
信号をサンプリング周期ごとに入力し、必要な処理を行
うが、その処理時間はサンプリング周期に比べて短いも
のとする。即ち、CPU4cは次のサンプリングしたデ
ジタルデータを入力する時点までに必要な処理を完了で
きる処理能力を有するものとする。
【0043】次に、跳躍力測定装置による跳躍力測定動
作の概要を図1と対比させながら説明する。CPU4c
は、跳躍板1に被測定者が乗っていない状態(t-4〜t
-3)でも、AD変換器4aからのデジタルデータを逐次
入力し、跳躍板1そのものの重さによるオフセット値を
算出する。オフセット値は常に現時点までのサンプリン
グ数N1(例えば100)分の平均値を最新のオフセッ
ト値(Offset)として更新していく。オフセット
値を算出した時点から跳躍動作のための測定が可能とな
る。測定可能となった場合、CPU4cは測定可能を示
すランプ用信号7aをランプ7に出力する。
【0044】ランプ7の表示により、被測定者は跳躍力
測定装置が測定可能であることを知り、跳躍板1上に乗
る(t-3)。被測定者が跳躍板1に乗れば、信号処理・
演算部4が被測定者の体重値mgを測定する(t-3〜t
-2)。この場合、被測定者が跳躍板1に乗る際はできる
だけ静かに乗ることとするが、それでも被測定者が跳躍
板1に乗った直後では通常被測定者の動作は安定してお
らず、そのため、力変換素子3が力信号3aにより出力
する跳躍板1に加わる力f(t)も安定していない。
【0045】このため、f(t)の変動がある一定以下
になる(t-2)まで待って、被測定者の体重値mgを測
定する。体重値mgの算出は数7に従う。尚、n=L2
(体重測定のためのサンプリング数、例えば400)と
する。また、数8が成立した時点のf(t)の平均値を
体重とする。また、この場合、算出した体重値mgを表
示用データ5aとして出力することで、体重値mgを表
示部5に表示させても良い。
【0046】
【数7】
【数8】
【0047】信号処理・演算部4は、被測定者の体重測
定が終了した時点(t-2)で、跳躍動作可能であること
を通知するためにブザー6に対してブザー用信号6aを
出力する。これにより、ブザー6が鳴動し、被測定者は
跳躍動作が可能になったことを知って跳躍動作を始める
(t-1)。また、CPU4cは上記体重測定を終了した
時点(t-2)から跳躍力の測定を行う。尚、CPU4c
の検知する跳び上がり開始検出点t00は、f(t)>跳
び上がり力判定値K3(例えば1.1)×体重値(m
g)が一定期間継続して成立した場合とする。
【0048】被測定者が跳躍動作を開始し、上記条件f
(t)>K3×(mg)が成立した場合、跳躍力となる
力積値Fの算出のため、f(t)の各サンプル値をRA
M4e上のデータテーブルに格納していく。また、同時
に跳び上がり動作時間の測定用のカウンタを更新してい
く。跳び上がり動作により、被測定者の足が跳躍板1か
ら離れた時点で、跳躍板1へ加わる力は小さくなり、上
記条件f(t)>K3×(mg)が成立しなくなる。こ
の時点(跳び上がり終了検出点t01)で、被測定者の跳
び上がり動作を完了したと判断し、跳び上がりの際に跳
躍板1に加えられた力f(t)の力積値Fと跳び上がり
動作時間twを以下の式により算出する。
【0049】F=Σf(t)×△t △tはサンプル周期、計算対象のデータ範囲は跳び上が
り動作開始から跳躍板1を離れるまで(twに対応した
時間)の各サンプリングデータ (tw)=(Ntw)×△t
【0050】また、上記値を算出しメモリ上のデータテ
ーブルに保持した後、跳躍高さHを算出し、その算出し
た跳躍高さH、跳び上がり時間(tw)、力積値Fを表
示用データ5aとして出力する。これにより、表示部5
には跳躍高さH、跳び上がり時間(tw)、力積値Fが
表示される。跳躍高さHの算出は数9による。尚、(m
g)は体重値、gは重力加速度で9.8m/s2とす
る。
【数9】 また、跳躍力測定装置は表示後、測定完了状態となる。
この時点で、CPU4cはTd秒待機し、その後f
(t)を入力し、無荷重(t3以降)であれば図1に示
すアイドル期間に移行し、そうでなければ、この状態を
維持する。
【0051】次に、図3に示すCPU4cの動作に基づ
いた、跳躍力測定装置による跳躍力測定動作を説明す
る。図5は、CPU4cの状態遷移図であり、跳躍板に
加わる力f(t)を検知してS1からS5までの5つの
状態を定義する(図1のS1〜S5に対応)。各状態の
定義、各状態での処理及び移行条件は以下の通りであ
る。
【0052】(1)S1は、CPU4cが跳躍板1上に
被測定者が乗っていないと判断するアイドル状態であ
る。このS1状態は、跳躍板1に加わる力f(t)が何
も乗っていないと判定する値(以後、無加重判定値と称
す)K1以下である場合に継続し、オフセット値を算出
して更新する。また、S1からS2への移行条件は、f
(t)が一定期間K1以上になった場合である。
【0053】(2)S2は、CPU4cが跳躍板1上に
乗った被測定者の体重を測定する体重測定状態である。
つまり、被測定者が跳躍板1上に乗った後のf(t)が
安定し、被測定者の体重mgが測定できるまでの状態で
ある。CPU4cは、力信号3aによるf(t)の値の
変動がある一定以下になるまで待って被測定者の体重値
mgを算出する。また、体重値mgが測定できた時点で
S3に移行する。
【0054】(3)S3は、被測定者の跳躍力を測定す
る跳躍力測定状態である。つまり、S3状態は、図1の
-1〜t1までの状態を指す。その間、跳躍板1に加わ
る力f(t)の値から力積値Fを、また、その信号変化
から跳び上がり動作時間twを測定する。また、S3か
らS4へは、f(t)>跳び上がり力判定値K3×(m
g)の状態が一定期間以上継続した後、f(t)≦K3
×(mg)になった場合(跳び上がり終了検出点t01
検出した場合)に移行する。
【0055】(4)S4は、被測定者の跳躍力を算出す
る跳躍力算出状態である。つまり、被測定者の跳躍動作
により、被測定者の足が跳躍板1を離れた後、S3で測
定したf(t)に基づき、力積値F及び跳躍高さHを算
出する。また、算出した跳躍高さH、跳び上がり動作時
間tw等を表示用データ5aとして表示部5に出力す
る。また、表示用データ5aを表示部5に出力後、S5
に移行する。
【0056】(5)S5は、力積値F、跳躍高さH、跳
び上がり動作時間tw等を表示部5に出力する表示状態
である。その後、f(t)<K1であればS1に移行
し、f(t)≧K1であればS5状態を継続する。
【0057】また、図6はRAM4eに設けられたテー
ブル他の配置図である。オフセット値エリア4e−a
は、跳躍板1の無荷重状態でのオフセット値を格納す
る。サンプルカウンタ4e−bはオフセット値算出のた
めに使用し、f(t)をサンプリングしたAD変換器4
aからのデジタルデータをカウントする。初期状態とし
て0をセットするがオフセット値算出のための最低サン
プリング数N1(例えば100)以上は更新しないもの
とする。第1ループカウンタ4e−cは、S1状態にお
けるループ制御のためのカウンタである。第1アドレス
カウンタ4e−dは、オフセット値算出のためのデジタ
ルデータを格納するオフセットデータテーブル4e−e
の書き込み及び読み出し処理に使用するアドレスカウン
タである。
【0058】また、第2ループカウンタ4e−fは、S
2状態における体重値測定のためのループ制御を行うル
ープカウンタである。また、第2アドレスカウンタ4e
−gは、体重値算出のためのデジタルデータを格納する
体重データテーブル4e−hの書き込み及び読み出し処
理に使用するアドレスカウンタである。また、体重値エ
リア4e−iは算出した体重値mgを格納するエリアで
ある。また、跳躍高さエリア4e−jは算出した跳躍高
さHを格納するエリアである。また、力積値エリア4e
−kは算出した力積値Fを格納するエリアである。
【0059】また、跳び上がり時間カウンタ4e−m
は、跳躍動作における跳び上がり時間を測定するカウン
タである。また、跳び上がり時間エリア4e−nには、
跳び上がり時間カウンタ4e−mから算出した跳び上が
り時間を格納する。また、第3アドレスカウンタ4e−
pは力積値F算出のためのデジタルデータを格納する跳
び上がり力データテーブル4e−qの書き込み及び読み
出し処理に使用するアドレスカウンタである。
【0060】また、図7はCPU4cの立ち上がり及び
S1状態の動作を示すフローチャート、図8はS2状態
を示すフローチャート、図9はS3状態を示すフローチ
ャート、図10はS4状態及びS5状態を示すフローチ
ャートである。以下、跳躍力測定動作時のCPU4cの
動作を図6〜図10を用いて説明する。
【0061】最初に、CPU4cの立ち上がり及びS1
状態の動作を図7について説明する。例えば、跳躍力測
定装置を立ち上げた場合、CPU4cは図7のST10
1から動作を開始する。ST101では、オフセット値
エリア4e−aをクリア(0)し、ST102に移行す
る。ST102では、表示部5のクリアを行ってST1
03に移行する。ST103では、サンプルカウンタ4
e−bのクリアを行い、S1状態に移行する。S1状態
において、ST104では、第1ループカウンタ4e−
cの初期化を行ってST105に移行する。ST105
では、各サンプリング周期毎にAD変換器4aからのデ
ジタルデータをNビット幅(例えば16ビット幅)で入
力する。
【0062】ここでは、サンプリング周期に比べて1サ
ンプリングごとのソフトウェア動作のほうが早いことと
するので、サンプリングすべき次のデータが入力された
ことを確認するまで待って、確認後入力することとする
(以後、跳躍板1に加わる力f(t)をデジタルデータ
として入力する場合の動作は同じ)。また、デジタルデ
ータを1サンプル入力後、ST106に移行する。ST
106では、ST105で入力したデジタルデータと無
加重判定値K1とを比較し、f(t)>K1ならST1
07に移行し、f(t)≦K1であればST111に移
行する。
【0063】ST107では、第1ループカウンタ4e
−cを更新してST108に移行する。ST108で
は、第1ループカウンタ4e−cの値を確認し、ループ
回数が設定値L1(例えば20)以上の場合はST10
9へ移行し、そうでない場合はST105に移行する。
ST109では、サンプルカウンタ4e−bの値がオフ
セット値算出のための最低サンプリング数N1(例えば
100)以上の場合はST110に移行し、そうでない
場合はST105に移行する。
【0064】ST110では、表示部5のクリアを行い
ST117に移行する。ST117では、測定可能状態
を示すランプ信号7aを出力してS2状態に移行する。
また、ST111では、ST105で入力したデジタル
データをオフセットデータテーブル4e−eの第1アド
レスカウンタ4e−dで示された番地に格納してST1
12に移行する。ST112では、第1アドレスカウン
タ4e−dを更新してST113に移行する。ST11
3では、オフセットデータテーブル4e−eに格納され
たデジタルデータをN1分読み出して相加平均値を算出
し、ST114に移行する。
【0065】ST114では、サンプルカウンタ4e−
bをインクリメントしてST115に移行するが、N1
を上限値としサンプルカウンタ4e−bをN1以上には
更新しない。ST115では、サンプルカウンタ4e−
bの値がN1以上であればST116に移行し、N1未
満であればST104に移行する。ST116では、S
T113で算出したf(t)の平均値をオフセット値エ
リア4e−aに格納し、ST104に移行する。
【0066】次に、CPU4cのS2状態の動作を図8
について説明する。CPU4cは、ST201では第2
ループカウンタ4e−fの初期化を行いST202に移
行する。ST202では、第2アドレスカウンタ4e−
gの初期化を行いST203に移行する。ST203で
は、デジタルデータをST105と同様に1サンプル分
入力し、体重データテーブル4e−hの第2アドレスカ
ウンタ4e−gで示された番地に格納し、ST204に
移行する。
【0067】ST204では、第2アドレスカウンタ4
e−gを更新してST205に移行する。ST205で
は、ST203で入力したf(t)を無加重判定値K1
と比較し、f(t)≧K1ならST206に移行し、f
(t)<K1ならS1状態に移行する。ST206で
は、第2ループカウンタ4e−fを更新してST207
に移行する。
【0068】ST207では、第2ループカウンタ4e
−fの値を確認し、ループ回数が設定値L2(例えば4
00)以上の場合はST208に移行し、そうでない場
合はST203に移行する。ST208では、体重デー
タテーブル4e−hに格納されたL2サンプル分のデジ
タルデータを読み出し、数10により平均値(被測定者
の体重値mg)を算出し、ST209に移行する。
【数10】 尚、n=L2
【0069】ST209では、ST208で算出した平
均値と体重データテーブル4e−hに格納されたL2サ
ンプル分のデジタルデータを読み出し、数11により分
散値σ(t)を算出し、ST210に移行する。
【数11】
【0070】ST210では、ST209で算出した分
散値σ(t)と加重変動率K2(例えば0.05)との
比較を行いσ(t)≦K2であればST211に移行
し、σ(t)>K2であればST201に移行する。S
T211では、ST208で算出した平均値を体重値エ
リア4e−iに格納し、ST212に移行する。ST2
12では、ST208で算出した体重値mgを表示用デ
ータ5aとして表示部5に出力し、ST213に移行す
る。これにより、表示部5には被測定者の体重値mgが
表示される。また、ST213ではブザー信号6aを出
力しS3状態に移行する。これにより、ブザー6は鳴動
して被測定者に跳躍動作を促す。
【0071】次に、CPU4cのS3状態の動作を図9
について説明する。CPU4cは、ST301では跳び
上がり時間カウンタ4e−mをクリアしてST302に
移行する。ST302では、第3アドレスカウンタ4e
−pの初期化を行いST303に移行する。ST303
では、デジタルデータをST105と同様に入力し、S
T304に移行する。ST304では、ST303で入
力したf(t)と跳び上がり力判定値K3×体重値(m
g)との比較を行い、f(t)≧K3×(mg)ならS
T305に移行し、f(t)<K3×(mg)ならST
308に移行する。
【0072】ST305では、ST303で入力したデ
ジタルデータを跳び上がり力データテーブル4e−qの
第3アドレスカウンタ4e−pで示された番地に格納
し、ST306に移行する。ST306では、第3アド
レスカウンタ4e−pをインクリメントし、ST307
に移行する。ST307では、跳び上がり時間カウンタ
4e−mをインクリメントし、ST303に移行する。
また、ST308では、跳び上がり時間カウンタ
(Ntw)4e−mの値と、跳び上がり時間判定値N3
(例えば20)との比較を行い(Ntw)>N3であれば
S4状態に移行し、(Ntw)≦N3であればST301
に移行する。
【0073】次に、CPU4cのS4状態及びS5状態
の動作を図10について説明する。S4状態において、
CPU4cは、ST401では跳び上がり力データテー
ブル4e−qに格納されたデジタルデータを読み出し、
以下の式により力積値Fを算出して力積値エリア4e−
kに格納し、ST402に移行する。 F=Σ(f(t)−(Offset))×△t △t=サンプリング期間 ST402では、跳び上がり時間カウンタ4e−mの値
から以下の式により跳び上がり時間を算出して跳び上が
り時間エリア4e−nに格納し、ST403に移行す
る。 (tw)=(Ntw)×△t
【0074】ST403では、力積値エリア4e−k、
体重値エリア4e−i、跳び上がり時間エリア4e−n
の各値を用いて、数12により跳躍高さHを算出して跳
躍高さエリア4e−jに格納し、ST404に移行す
る。
【数12】 ST404では、力積値エリア4e−k、体重値エリア
4e−i、跳び上がり時間エリア4e−n、跳躍高さエ
リア4e−jの各値を表示用データ5aとして出力し、
S5状態に移行する。これにより、表示部5には、被測
定者の体重、跳び上がり時間、跳躍力の力積値、及び跳
躍高さが表示される。
【0075】また、S5状態において、CPU4cは、
ST501では、表示時間設定値Td(例えば2秒間)
待機した後、ST502に移行する。ST502では、
AD変換器4aからf(t)となるデジタルデータを入
力し、ST503に移行する。ST503では、ST5
02で入力したデジタルデータと無加重判定値K1との
比較を行い、f(t)≧K1ならST502に移行し、
f(t)<K1ならS1状態に移行する。
【0076】尚、上記説明で用いた定数と具体値を以下
に示す。具体値は一例でありその値に本発明の本質はな
い。以下のかっこ内は定数の補足説明である。その後に
具体値を示す。 N(サンプリングビット幅)16 L1(第1ループカウンタの設定値)20 K1(跳躍板の無荷重判定値)5Kgf N1(オフセット値算出のための最低サンプリング数)
100 L2(第2ループカウンタの設定値)400 K2(荷重変動率)0.05 K3(跳び上がり力判定値)1.1 N3(跳び上がり時間判定値、サンプリング数で示す)
20 △t(サンプリング周期)0.5ms Td(表示時間設定値)2秒 g(重力加速度)9.8m/s2
【0077】以上説明したように、この発明による跳躍
力測定装置は、CPU4cが跳躍板1に加わる力f
(t)をもとに被測定者の動作状態を検知し、上記動作
状態に合わせたS1〜S5の各状態に遷移しながら動作
するので、被測定者にとって大変使用しやすい跳躍力測
定装置を提供できる。また、被測定者の跳び上がり動作
を検出して跳び上がり時に跳躍板に加わる力f(t)を
使用して、力積値F、跳躍高さHを算出するのでより正
確な跳躍力を測定できる。また、被測定者の跳び上がり
力の力積値Fを跳躍高さHに換算するので、被測定者は
自身の跳躍力をより具体的に把握することができる。
【0078】また、跳び上がり力データテーブル4e−
qに跳び上がり力を格納する場合はt00時点からの跳び
上がり力を格納して跳躍力を算出したが、跳び上がり力
データテーブル4e−qにt0時点からの跳び上がり力
を格納しておき、t00時点になった場合、予め格納して
いたt0〜t00時点の跳び上がり力も積算すればより正
確な跳躍力を算出することが可能となる。
【0079】尚、上記説明では、表示部5に力積値F、
跳躍高さH、跳び上がり時間tw等を数値で表示させた
が、図1に示すグラフをそのまま表示させても構わな
い。これにより、跳躍結果を図1のグラフの形態で見た
被測定者は、どのように跳躍すれば跳躍力が向上するか
(例えば、しゃがみ込み動作をより深くする、より一気
に跳び上がる等)一目で理解できるため、跳躍力向上の
参考となる。
【0080】また、跳躍力測定装置が被測定者に跳躍板
1に乗るように指示する場合はランプ7を使用して指示
し、被測定者に跳躍板上で跳躍を指示する場合はブザー
6を使用して指示する。つまり、この跳躍力測定装置
は、被測定者に対する指示動作に応じて、異なる指示手
段を用いて指示するため、被測定者にとって指示内容が
わかりやすくなる。また、被測定者の指示内容を表示部
5に表示させても良い。
【0081】
【発明の効果】この発明によれば、跳躍力測定装置は、
跳躍板で被測定者が跳躍動作を行ない、力伝搬部が上記
跳躍板に加えられた力を伝搬し、力変換素子が上記力伝
搬部が伝搬する力の大きさに比例した電気信号を出力
し、状態検知手段が上記力変換素子が出力する電気信号
の大きさに基づいて、少なくとも上記被測定者の上記跳
躍板上での跳び上がり動作を検知し、跳び上がり力記録
部が上記跳び上がり動作時の電気信号をサンプリングす
るとともに跳び上がり力として複数記録し、演算部が上
記跳び上がり力記録部に記録された複数の跳び上がり力
をもとに被測定者の跳躍力を出力し、表示部が上記跳躍
力を表示するので、被測定者の跳躍力を正確に測定でき
る効果がある。
【0082】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、演算部が、跳び上がり力記録部に記録された跳び上
がり力のサンプリング数により跳び上がり時間を出力
し、表示部は上記跳び上がり時間を含めて表示するの
で、被測定者が跳び上がりにかかった時間を知ることが
できる効果がある。
【0083】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、表示部に跳躍力を表示する場合は、跳躍高さに換算
して表示するので、被測定者は自身の跳躍力をより具体
的に把握できる効果がある。
【0084】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、跳躍力を跳躍高さに換算する場合は、被測定者の体
重を鑑みて換算するので、より正確な跳躍高さに換算で
きる効果がある。
【0085】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、力伝搬部が力変換素子に力を伝搬する場合は、跳躍
板に加えられた力を分散させる流体を介して伝搬するの
で、跳躍板に加えられた力を一定の割合で分散させて力
変換素子に伝搬でき、力変換素子の損傷を防止できる効
果がある。
【0086】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、跳躍板で被測定者が跳躍動作を行ない、力伝搬部が
上記跳躍板に加えられた力を伝搬し、力変換素子が上記
力伝搬部が伝搬する力の大きさに比例した電気信号を出
力し、状態検知手段が上記力変換素子が出力する電気信
号の大きさに基づいて、少なくとも上記被測定者の上記
跳躍板上での跳び上がり動作を検知し、跳び上がり力記
録部が上記跳び上がり動作時の電気信号をサンプリング
するとともに跳び上がり力として複数記録し、表示部が
上記跳び上がり力記録部に記録された複数の跳び上がり
力を表示するので、被測定者は自身の跳躍動作を具体的
に把握できる効果がある。
【0087】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、跳躍板で被測定者が跳躍動作を行ない、力伝搬部が
上記跳躍板に加えられた力を伝搬し、力変換素子が上記
力伝搬部が伝搬する力の大きさに比例した電気信号を出
力し、状態検知手段が上記力変換素子が出力する電気信
号の大きさに基づいて、少なくとも上記被測定者が跳躍
板に乗っていない状態、跳躍板に乗った状態、及び跳躍
板上で跳び上がる状態とを検知し、動作指示部が上記状
態検知手段が検知する被測定者の状態に基づき、該被測
定者に所定の動作を指示し、跳び上がり力記録部が上記
跳び上がり動作時の電気信号をサンプリングするととも
に跳び上がり力として複数記録し、演算部が上記跳び上
がり力記録部に記録された複数の跳び上がり力をもとに
被測定者の跳躍力を出力し、表示部が上記跳躍力を表示
するので、状態検知手段が検知した被測定者の状態に応
じて動作指示部が適切な指示を行うことで、正確な跳躍
力を測定できる効果がある。
【0088】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板に被測定者が乗っていない
状態を判定する第1判定値を有し、電気信号の大きさが
上記第1判定値よりも小さい場合に上記被測定者が跳躍
板に乗っていない状態と検知するので、被測定者が跳躍
板に乗っていない状態を確実に検知できる効果がある。
【0089】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板に被測定者が乗った状態を
判定する第2判定値を有し、電気信号の大きさが上記第
2判定値よりも大きい場合に上記被測定者が跳躍板に乗
った状態と検知するので、被測定者が跳躍板に乗った状
態を確実に検知できる効果がある。
【0090】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板に被測定者が乗った状態と
検知した後の安定した電気信号の大きさを被測定者が乗
った状態の電気信号の大きさとすることで、被測定者の
体重を認識できる効果がある。
【0091】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、状態検知手段が、跳躍板上で被測定者が跳び上がる
状態を判定する第3判定値を有し、電気信号の大きさ
が、跳躍板に被測定者が乗った状態の電気信号の大きさ
に上記第3判定値を積算した場合の値よりも大きい場合
に、上記被測定者が跳躍板上で跳び上がる状態と検知す
るので、被測定者が跳躍板上で跳び上がった状態を確実
に検知できる効果がある。
【0092】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、演算部が被測定者の跳躍力を出力する場合は、上記
被測定者が跳躍板に乗った状態の電気信号の大きさを鑑
みて出力するので、被測定者の体重を鑑みたより正確な
跳躍力を出力できる効果がある。
【0093】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、演算部が被測定者の跳躍力を出力する場合は、上記
被測定者が跳躍板に乗っていない状態の電気信号の大き
さを鑑みて出力するので、より正確な跳躍力を出力でき
る効果がある。
【0094】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、動作指示部が、状態検知手段が跳躍板に被測定者が
乗っていない状態を検知した場合には被測定者に跳躍板
に乗るように指示し、上記状態検知手段が跳躍板上に被
測定者が乗った状態を検知した場合には被測定者に跳躍
板上で跳び上がるように指示するので、被測定者が測定
動作を行いやすくなる効果がある。
【0095】また、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、動作指示部が被測定者に跳躍板に乗るように指示す
る場合、及び被測定者に跳躍板上で跳び上がるように指
示する場合は、各々別の指示手段で指示するので、被測
定者は動作指示部の指示内容を一義的に理解でき、測定
動作をより行いやすくなる効果がある。
【0096】更に、次の発明によれば、跳躍力測定装置
は、動作指示部が被測定者に跳躍板に乗るように指示す
る場合、及び被測定者に跳躍板上で跳び上がるように指
示する場合は、表示部に上記各々の指示内容を表示して
指示するので、被測定者は測定動作をより行いやすくな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による跳躍力測定装
置の跳躍板に加わる力の変化を示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による跳躍力測定装
置の構成図である。
【図3】 図1に示す信号処理・演算部の構成図であ
る。
【図4】 図3に示す力変換素子が出力する力信号を、
AD変換器がデジタルサンプリングする動作の説明図で
ある。
【図5】 図3に示す信号処理・演算部の状態遷移図で
ある。
【図6】 図3に示すRAMのテーブル他の配置図であ
る。
【図7】 図3に示す信号処理・演算部における立ち上
がりおよびS1状態のフローチャートである。
【図8】 図3に示す信号処理・演算部におけるS2状
態のフローチャートである。
【図9】 図3に示す信号処理・演算部におけるS3状
態のフローチャートである。
【図10】 図3に示す信号処理・演算部におけるS4
およびS5状態のフローチャートである。
【図11】 従来の跳躍力測定装置の構成図である。
【符号の説明】 1 跳躍板 2 力伝搬部 2a 接合面 2b 力伝搬物 3 力変換素子 4 信号処理・演算部 4a AD変換器 4b 入出力ポート 4c CPU 4d ROM 4e RAM 5 表示部 5a 表示用データ 6 ブザー 6a ブザー用信号 7 ランプ 7a ランプ用信号

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定者が跳躍動作を行う跳躍板と、 上記跳躍板に加えられた力を伝搬する力伝搬部と、 上記力伝搬部が伝搬する力の大きさに比例した電気信号
    を出力する力変換素子と、 上記力変換素子が出力する電気信号の大きさに基づい
    て、少なくとも上記被測定者の上記跳躍板上での跳び上
    がり動作を検知する状態検知手段と、 上記跳び上がり動作時の電気信号をサンプリングし、跳
    び上がり力として複数記録する跳び上がり力記録部と、 上記跳び上がり力記録部に記録された複数の跳び上がり
    力をもとに被測定者の跳躍力を出力する演算部と、 上記跳躍力を表示する表示部とを備えたことを特徴とす
    る跳躍力測定装置。
  2. 【請求項2】 演算部は、跳び上がり力記録部に記録さ
    れた跳び上がり力のサンプリング数により跳び上がり時
    間を出力し、表示部は上記跳び上がり時間を含めて表示
    することを特徴とする請求項第1項記載の跳躍力測定装
    置。
  3. 【請求項3】 表示部に跳躍力を表示する場合は、跳躍
    高さに換算して表示することを特徴とする請求項第1項
    乃至第2項の何れかに記載の跳躍力測定装置。
  4. 【請求項4】 跳躍力を跳躍高さに換算する場合は、被
    測定者の体重を鑑みて換算することを特徴とする請求項
    第3項記載の跳躍力測定装置。
  5. 【請求項5】 力伝搬部が力変換素子に力を伝搬する場
    合は、跳躍板に加えられた力を分散させる流体を介して
    伝搬することを特徴とする請求項第1項乃至第4項記載
    の跳躍力測定装置。
  6. 【請求項6】 被測定者が跳躍動作を行う跳躍板と、 上記跳躍板に加えられた力を伝搬する力伝搬部と、 上記力伝搬部が伝搬する力の大きさに比例した電気信号
    を出力する力変換素子と、 上記力変換素子が出力する電気信号の大きさに基づい
    て、少なくとも上記被測定者の上記跳躍板上での跳び上
    がり動作を検知する状態検知手段と、 上記跳び上がり動作時の電気信号をサンプリングし、跳
    び上がり力として複数記録する跳び上がり力記録部と、 上記跳び上がり力記録部に記録された複数の跳び上がり
    力を表示する表示部とを備えたことを特徴とする跳躍力
    測定装置。
  7. 【請求項7】 被測定者が跳躍動作を行う跳躍板と、 上記跳躍板に加えられた力を伝搬する力伝搬部と、 上記力伝搬部が伝搬する力の大きさに比例した電気信号
    を出力する力変換素子と、 上記力変換素子が出力する電気信号の大きさに基づい
    て、少なくとも上記被測定者が跳躍板に乗っていない状
    態、跳躍板に乗った状態、及び跳躍板上で跳び上がる状
    態とを検知する状態検知手段と、 上記状態検知手段が検知する被測定者の状態に基づき、
    該被測定者に所定の動作を指示する動作指示部と、 上記跳び上がり動作時の電気信号をサンプリングし、跳
    び上がり力として複数記録する跳び上がり力記録部と、 上記跳び上がり力記録部に記録された複数の跳び上がり
    力をもとに被測定者の跳躍力を出力する演算部と、 上記跳躍力を表示する表示部とを備えたことを特徴とす
    る跳躍力測定装置。
  8. 【請求項8】 状態検知手段は、跳躍板に被測定者が乗
    っていない状態を判定する第1判定値を有し、電気信号
    の大きさが上記第1判定値よりも小さい場合に上記被測
    定者が跳躍板に乗っていない状態と検知することを特徴
    とする請求項第7項記載の跳躍力測定装置。
  9. 【請求項9】 状態検知手段は、跳躍板に被測定者が乗
    った状態を判定する第2判定値を有し、電気信号の大き
    さが上記第2判定値よりも大きい場合に上記被測定者が
    跳躍板に乗った状態と検知することを特徴とする請求項
    第7項乃至第8項の何れかに記載の跳躍力測定装置。
  10. 【請求項10】 状態検知手段は、跳躍板に被測定者が
    乗った状態と検知した後の安定した電気信号の大きさを
    被測定者が乗った状態の電気信号の大きさとすることを
    特徴とする請求項第9項記載の跳躍力測定装置。
  11. 【請求項11】 状態検知手段は、跳躍板上で被測定者
    が跳び上がる状態を判定する第3判定値を有し、電気信
    号の大きさが、跳躍板に被測定者が乗った状態の電気信
    号の大きさに上記第3判定値を積算した場合の値よりも
    大きい場合に、上記被測定者が跳躍板上で跳び上がる状
    態と検知することを特徴とする請求項第7項乃至第10
    項の何れかに記載の跳躍力測定装置。
  12. 【請求項12】 演算部が被測定者の跳躍力を出力する
    場合は、上記被測定者が跳躍板に乗った状態の電気信号
    の大きさを鑑みて出力することを特徴とする請求項第7
    項乃至第11項の何れかに記載の跳躍力測定装置。
  13. 【請求項13】 演算部が被測定者の跳躍力を出力する
    場合は、上記被測定者が跳躍板に乗っていない状態の電
    気信号の大きさを鑑みて出力することを特徴とする請求
    項第12項記載の跳躍力測定装置。
  14. 【請求項14】 動作指示部は、状態検知手段が跳躍板
    に被測定者が乗っていない状態を検知した場合には被測
    定者に跳躍板に乗るように指示し、上記状態検知手段が
    跳躍板上に被測定者が乗った状態を検知した場合には被
    測定者に跳躍板上で跳び上がるように指示することを特
    徴とする請求項第7項記載の跳躍力測定装置。
  15. 【請求項15】 動作指示部が被測定者に跳躍板に乗る
    ように指示する場合、及び被測定者に跳躍板上で跳び上
    がるように指示する場合は、各々別の指示手段で指示す
    ることを特徴とする請求項第14項記載の跳躍力測定装
    置。
  16. 【請求項16】 動作指示部が被測定者に跳躍板に乗る
    ように指示する場合、及び被測定者に跳躍板上で跳び上
    がるように指示する場合は、表示部に上記各々の指示内
    容を表示して指示することを特徴とする請求項第14項
    記載の跳躍力測定装置。
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