JP4579859B2 - 歩行訓練支援装置 - Google Patents

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本発明は、加齢、病気及びケガなどにより歩行機能が低下している場合に、歩行機能を回復させるために行われる歩行訓練を支援する歩行訓練支援装置に関する。
歩行機能の向上を図る歩行訓練の支援装置としては、多数の感圧センサを有すると共に圧力被計測者が歩行可能となっている圧力分布センサを備え、当該圧力分布センサ上を被計測者が歩行したときの足裏にかかる荷重と足位置と計測する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術によると、被計測者の足裏の荷重状態が数値化されて理想的な荷重状態との差を客観的に把握することができ、歩行訓練を効率よく行うことができる。
特開2000−308698号公報(図1、図2)
歩行訓練においては、被計測者のふらつき度を把握することも重視される。上述した技術によると、被計測者の重心位置の軌跡を計測することによってふらつき度を得ることができる。しかしながら、歩行時など被計測者の一方の足が圧力分布センサから離隔するような動作においては、被計測者の重心位置と足裏の接触位置とが時事刻々と変化するため、重心位置の軌跡を見ただけではその軌跡がふらつきによるものなのか、歩行に伴う移動軌跡なのかの判別が困難である。
本発明の主たる目的は、被計測者の一方の足が圧力分布センサから離隔するような動作により重心位置と足裏の接触位置とが変化する場合でも、歩行機能の判定に有効な被計測者のふらつき度を計測することができる歩行訓練支援装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明の歩行訓練支援装置は、被計測者から加えられる圧力をそれぞれ検知する複数の圧力検知領域を有するシート状の圧力分布センサを有している。さらに、前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値に基づいて、前記圧力分布センサ上における被計測者の重心位置を算出する重心位置算出手段と、前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値と閾値とを比較する比較手段とを有している。また、前記比較手段によって前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値が閾値以上であるという比較結果が得られた場合に、それらの出力値を第1所定値に変換する第1の変換手段と、前記比較手段によって前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値が閾値より小さいという比較結果が得られた場合に、それらの出力値を前記第1所定値とは異なる第2所定値に変換する第2の変換手段と、被計測者から前記第1の変換手段によって前記第1所定値に変換された出力値及び前記第2の変換手段によって前記第2所定値に変換された出力値に対応した圧力が前記複数の圧力検知領域に対してそれぞれ加えられた場合の被計測者の重心位置に基づいて、前記圧力分布センサ上における被計測者の重心位置の基準となる基準位置を算出する基準位置算出手段と、前記重心位置算出手段が算出した重心位置と前記基準位置算出手段が算出した基準位置との相対距離である中心変位長をサンプリング時間ごとに算出する中心変位長算出手段と、計測時間内において、前記中心変位長離算出手段が算出した前記中心変位長を積算した総中心変位長を算出する総中心変位長算出手段とを有している。
本発明によると、圧力分布データに基づいて、被計測者の重心位置、及び、被計測者と圧力分布センサとの接触領域の中心位置である基準位置を算出し、算出した重心位置と基準位置とに基づいて、各サンプリング時間における中心変位長と、これが積算された総中心変位長とを算出することができる。このように、計測時間内におけるサンプリング時間ごとに基準位置を算出することによって、被計測者の一方の足が圧力分布センサから離隔するような動作により重心位置と足裏の接触位置とが変化する場合でも、ふらつき度との相関関係が高い総中心変位長を算出することができる。このため、中心変位長に基づいて算出された総中心変位長から歩行機能の判定に有効な被計測者のふらつき度を計測することができる。これにより、被計測者の歩行状態を正確に把握することができ、歩行訓練を効率的に行うことができる。
本発明においては、前記総中心変位長算出手段が算出した前記総中心変位長に、前記計測時間に対する単位時間の比を乗じた単位時間中心変位長を算出する単位時間中心変位長算出手段をさらに備えていることが好ましい。これによると、被計測者により総中心変位長が大きく異なる場合であっても、健常者に対する相対的な歩行状態を解析することができる。
また、本発明においては、一方の足が前記圧力分布センサから離隔するような動作を被計測者に指示する指示手段をさらに有していることが好ましい。これによると、一方の足が圧力分布センサから離隔するような動作を被計測者に正確に行わせることができる。
このとき、本発明においては、前記圧力分布センサ上において、複数の圧力検知領域を含んでいると共に被計測者の両足が左右方向に揃った状態で配置しうる両足配置領域が複数設定されており、いずれの前記両足配置領域に被計測者の両足を配置させるかを決定する両足配置領域決定手段をさらに備えており、前記両足配置領域決定手段が、前記計測時間内において前記両足配置領域を複数回決定し、前記指示手段が、前記両足配置領域決定手段が前記両足配置領域を決定するごとに、当該両足配置領域に両足を配置するように被計測者に指示することがより好ましい。これによると、被計測者の両足が左右方向に揃った状態で配置されるため、被計測者が通常歩行する場合と比較して圧力分布センサの平面積を小さくすることができる。これにより圧力分布センサの小型化及び低コスト化を図ることができる。
さらに、本発明においては、前記指示手段が、前記圧力分布センサ上に形成された直線に沿って踏み出した足の踵側端部が他方の足の爪先側端部に接するように歩行することを被計測者に指示してもよい。これによると、つぎ足歩行を行ったときの歩行状態を数値的に解析することができる。
加えて、本発明においては、前記指示手段が、前記圧力分布センサ上で足踏みするように被計測者に指示してもよい。これによると、被計測者が圧力分布センサ上を移動しないため、圧力分布センサを小さくすることができる。これにより圧力分布センサの小型化及び低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る歩行訓練支援装置の概略構成を示す外観図である。図2は、図1の歩行訓練支援装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す歩行訓練支援装置1は、シート状の圧力分布センサ11と、圧力分布センサ11に接続された圧力検出部12と、パーソナルコンピュータ(パソコン)20と、圧力検出部12とパソコン20とを接続する接続ユニット40とを備えている。接続ユニット40は、インターフェースボックス45及びインターフェースケーブル46を含んでおり、その両端が圧力検出部12及びパソコン20の各入出力インターフェース(図示しない)に接続されている。歩行訓練支援装置1は、被計測者が圧力分布センサ11上で所定の動作を行うことにより、歩行機能の判定に有効な被計測者のふらつき度を計測するものである。
圧力分布センサ11は、被計測者がその上に立つ場合に、被計測者の両足から加えられる圧力を検知する圧力検知領域となる多数の感圧センサ11aが格子状に配置されたものである。圧力検出部12は、多数の感圧センサ11aのそれぞれに接続されており、各感圧センサ11aの状態を検出する。本実施の形態では、圧力分布センサ11の厚さは、約0.1〜0.2mmである。ここで、本実施の形態では、各感圧センサ11aの状態は、それらに加えられる圧力に対応した0〜255のデジタル出力値によって表され、その出力値がパソコン20に対して出力される。
このように、本実施の形態では、被計測者がその上に立つための十分な剛性を有する検出板は必要ではなく、被計測者の両足は圧力分布センサ11上に載せることができる。なお、圧力分布センサ11の大きさは、計測時における圧力分布センサ11上での被計測者の動作内容によって決定される。また、圧力分布センサ11は、シート単体での使用も可能であるが、シートの保護の観点から、ゴムシートを緩衝用に積層してもよい。また、床上へのセッティングを容易にする目的でセンサを保持するアルミなどの金属製や樹脂製の板の上に積層してもよい。
パソコン20は、ディスプレイ21と、キーボード25と、マウス26と、制御部30(図2参照)とを有している。ここで、制御部30には、歩行訓練支援装置1に係る各種動作を制御する歩行訓練支援プログラムやデータなどが格納されたハードディスク、歩行訓練支援装置1の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、CPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。
制御部30は、図2に示すように、モード設定部131と、圧力分布データ記憶部132と、重心算出部133と、比較部134と、変換部135と、基準位置算出部136と、中心変位長算出部137と、重心位置記憶部138と、基準位置記憶部139と、中心変位長記憶部140と、パラメータ算出部141と、表示制御部142とを有している。また、制御部30には、ディスプレイ21と、キーボード25と、マウス26とがそれぞれ接続されている。
モード設定部131は、被計測者の歩行状態を測定する各モードの設定を行うものである。本実施の形態では、モード設定部131が、ステップモード(1)、つぎ足モード(2)、一歩モード(3)及び足踏みモード(4)の計4つのモードを設定可能となっている。オペレータが、マウス26等を操作することによって、モード(1)〜(4)のいずれかが選択的に設定される。各モードは測定時において被計測者が行う動作内容が異なる。各モードの動作内容について図3〜図6を参照しつつ説明する。図3はステップモード(1)の動作内容を示した図である。図4はつぎ足モード(2)の動作内容を示した図である。図5は一歩モード(3)の動作内容を示した図である。図6は足踏みモード(4)の動作内容を示した図である。なお、図中に示された足形は、圧力分布センサ11上に配置された被計測者の足の配置位置を示している。
図3に示すように、ステップモード(1)では、圧力分布センサ11上において、「1」〜「6」の番号が付された計6つの両足配置領域11bが形成される。なお、両足配置領域11bの数は6に限られるものでなく、圧力分布センサの面積に応じて任意の数の両足配置領域が形成されてよい。各両足配置領域11bは、被計測者の両足が左右方向に揃った状態で配置される。後述するように、被計測者は、ディスプレイ21に表示された指示に従って、各両足配置領域11b「1」〜「6」に両足を配置させつつ両足配置領域11b間を移動する。なお、図3においては、被計測者が両足配置領域11b「1」から両足配置領域11b「4」に移動する場合が示されている。
図4に示すように、つぎ足モード(2)においては、圧力分布センサ11の短手方向中央に、長手方向に沿って延びた直線11cが描かれる。被計測者が、ディスプレイ21に表示された指示に従って圧力分布センサ11上に形成された直線11cに沿って、踏み出した足の踵側端部が他方の足の爪先側端部に接するように歩行する(つぎ足歩行)。
図5に示すように、一歩モード(3)では、ディスプレイ21に表示された内容に従って圧力分布センサ11上で片足を一歩踏み出す。図5においては、被計測者が右足を足踏み出す状態が示されている。
図6に示すように、足踏みモード(4)では、ディスプレイ21に表示された内容に従って、被計測者が、左足のみが圧力分布センサ11上に配置される動作と(図中左)、右足のみが圧力分布センサ11上に配置される動作と(図中右)を交互に行う。
このように、各モード(1)〜(4)のいずれにおいても、被験者の動作に被計測者の一方の足が圧力分布センサから離隔する状態が含まれている。
図2に戻って、圧力分布データ記憶部132は、圧力検出部12から接続ユニット40を介してパソコン20に送信された圧力分布データを記憶するものである。圧力分布データ記憶部132には、圧力分布センサ11に格子状に配置された多数の感圧センサ11aごとに、計測時間内におけるサンプル時間おきの圧力分布データが記憶されている。つまり、各サンプル時間に対応する1つの検知時刻における多数の感圧センサ11aの圧力分布データが、検知時刻の数だけ記憶されている。従って、この圧力分布データに基づいて、各感圧センサ11aで検知される圧力の時間的な変化を把握することができる。また、圧力分布センサ11で検出される圧力分布の時間的な変化を検知することができる。
重心算出部133は、圧力分布データ記憶部132に記憶された圧力分布データに基づいて、検知時刻ごとに圧力分布センサ11上の被計測者の重心位置(被計測者の重心位置)を算出すると共に算出した重心位置を重心位置記憶部138に記憶するものである。
重心算出部133における重心位置の算出方法について、図7を参照して説明する。図7は、所定時間において多数の感圧センサ11aで検知される圧力分布データを示している。本実施の形態の圧力分布センサ11では、多数の感圧センサ11aが、X軸方向(左右方向)にm+1列に配置されていると共に、Y軸方向(上下方向)にn+1列に配置されている。従って、多数の感圧センサ11aは、(m+1)×(n+1)の格子状に配置されている。
また、図7では、各感圧センサ11aで検知された圧力データが記号で示されている。例えば、X軸方向にはu列目であって且つY軸方向にはv列目に対応する感圧センサ11aによって検知される圧力データは、a(u、v)(但し、uは0以上m以下の整数、vは0以上n以下の整数)と表されている。
この場合のX軸方向の重心位置Cfxは、次の数式で算出される。
Figure 0004579859
また、Y軸方向の重心位置Cfyは、次の数式で算出される。
Figure 0004579859
図2に戻って、比較部134は、各感圧センサ11aで検知された出力値と、閾値1とを比較するものである。上述したように、各感圧センサ11aで検知された出力値は、0〜255のデジタル出力値によって表される。各感圧センサ11aから出力がある場合には、その出力値は閾値1以上になる。
変換部135は、比較部134において、各感圧センサ11aで検知された出力値が閾値1以上であるという比較結果が得られた場合に、それらの出力値を1(第1所定値)に変換し、比較部134において、各感圧センサ11aで検知された出力値が閾値1よりも小さいという比較結果が得られた場合に、それらの出力値を0(第2所定値)に変換するものである。従って、変換部135では、各感圧センサ11aにおける出力値が閾値1以上になる場合には、その出力値は1に変換され、各感圧センサ11aにおける出力がない(0である)場合には、その出力値は0のままである。このように、本実施の形態では、各感圧センサ11aの出力値は、0または1のいずれかに2値化変換される。
被計測者が圧力分布センサ11上に両足を配置したときの出力値が2値化変換されたものの一例を図8に示す。なお、図8においては、出力値が0に変換された領域を白で、出力値が1に変換された領域を黒で示している。また、ふらつき度を計測するための基準位置をAで、重心位置をBで示している。さらに、後述する中心変位長をCで示している。図8に示すように、各感圧センサ11aの出力値が2値化変換されることにより、被計測者の両足と圧力分布センサ11との接触領域を正確に表すことができる。そして、接触領域の中心位置と重心位置Bとが一致しているときは安定度が一番高い、言い換えるとふらつき度が一番小さいといえる。つまり、接触領域の中心位置を、ふらつき度を計測するための基準位置Aとし、基準位置Aと重心位置Bとの距離である中心変位長Cを、ふらつき度を表す指標の1つにする。
図2に戻って、基準位置算出部136は、検知時刻ごとに被計測者の基準位置を算出すると共に算出した基準位置を基準位置記憶部139に記憶するものである。上述したように、被計測者と圧力分布センサ11との接触領域の中心位置を算出し、これを基準位置とする。そして、X軸方向の基準位置Cpxは、次の数式で算出される。
Figure 0004579859
また、Y軸方向の基準位置Cpyは、次の数式で算出される。
Figure 0004579859
ここで、数式3及び数式4においては、圧力データa(u、v)としては、変換部135によって変換された後の出力値が用いられる。つまり、各感圧センサ11aで検知された出力値が閾値1以上である場合には、それらの出力値は全て1として、一方、その出力値が閾値1より小さい場合には、それらの出力値は全て0として、数式3及び数式4によって基準位置が算出される。算出された基準位置は順次基準位置記憶部139に記憶される。つまり、検知時刻ごとに、被計測者の重心位置が重心位置記憶部138に記憶されると共に基準位置が基準位置記憶部139に記憶される。
中心変位長算出部137は、各検知時刻に対応して、重心算出部133が算出した重心位置(Cfx、Cfy)と、基準位置算出部136が算出した基準位置(Cpx、Cpy)との距離である中心変位長を算出すると共に算出した中心変位長を検知時刻ごとに中心変位長記憶部140に記憶するものである。つまり、中心変位長は、1つの計測時間内における各検知時刻に対応する数だけ算出される。上述したように、中心変位長は被計測者のふらつき度の指標となるものである(図8のC参照)。
重心位置記憶部138は、重心算出部133で算出された重心位置を検知時刻ごとに記憶するものである。
基準位置記憶部139は、基準位置算出部136で算出された基準位置を検知時刻ごとに記憶するものである。
中心変位長記憶部140は、中心変位長算出部137で算出された中心変位長を検知時刻ごとに記憶するものである。
パラメータ算出部141は、中心変位長記憶部140に記憶された中心変位長に基づいて、検査結果となる各種パラメータ(本実施の形態では、「総中心変位長」、「単位総中心変位長」、「総X中心変位長」、「単位総X中心変位長」、「総Y中心変位長」及び「単位総Y中心変位長」)を算出するものである。パラメータ算出部141は、総中心変位長算出部141aと、単位総中心変位長算出部141bとを含んでいる。
総中心変位長算出部141aは、「総中心変位長」、「総X中心変位長」及び「総Y中心変位長」を算出するものである。「総中心変位長」は、1つの計測時間内における各検知時刻に対応するように算出された中心変位長を積算したものである。「総X中心変位長」は、「総中心変位長」におけるX方向成分の長さである。「総Y中心変位長」は、「総中心変位長」におけるY方向成分の長さである。
単位総中心変位長算出部141bは、「単位総中心変位長」、「単位総X中心変位長」及び「単位総Y中心変位長」を算出するものである。「単位総中心変位長」は、「総中心変位長」に計測時間に対する所定の単位時間の比を乗じたものである。なお、単位時間は任意の時間であってよい。同様に「単位総X中心変位長」は、「総X中心変位長」に計測時間に対する所定の単位時間の比を乗じたものであり、「単位総Y中心変位長」は、「総Y中心変位長」に計測時間に対する所定の単位時間の比を乗じたものである。「単位総中心変位長」、「単位総X中心変位長」及び「単位総Y中心変位長」同士を比較することにより、被計測者によって総中心変位長が大きく異なる場合であっても、相対的な歩行状態を把握することができる。
表示制御部142は、被計測者に指示する動作内容、及び、測定結果をディスプレイ21に表示させるものである。また、表示制御部142は、指示部142aと、両足配置領域決定部142bとを含んでいる。なお、後述するように、両足配置領域決定部142bは、ステップモード(1)が設定されているときのみ機能する。
まず、各モード(1)〜(4)において、表示制御部142がディスプレイ21に表示させる被計測者に指示する動作内容について説明する。
ステップモード(1)が設定されている場合には、両足配置領域決定部142bが、いずれの両足配置領域11b「1」〜「6」に被計測者を移動させるかを決定し、指示部142aが、図3に示すような圧力分布センサ11の外観図と、両足配置領域決定部142bに決定された両足配置領域11bの番号「1」〜「6」とをディスプレイ21に表示させる。つまり、指示部142aが被計測者に移動すべき両足配置領域11bを指示する。そして、被計測者が指示部142aの指示に従って指示された両足配置領域11bに移動する。なお、以上処理は計測時間内において複数回繰り返される。
つぎ足モード(2)が設定されている場合には、指示部142aが、図3に示すような圧力分布センサ11の外観図と、被計測者につぎ足歩行を促す内容とをディスプレイ21に表示させる。
一歩モード(3)が設定されている場合には、指示部142aが、図4に示すような圧力分布センサ11の外観図と、被計測者に一歩踏み出すのを促す内容とをディスプレイ21に表示させる。
足踏みモード(4)が設定されている場合には、指示部142aが、図5に示すような圧力分布センサ11の外観図と、被計測者に足踏みを促す内容とをディスプレイ21に表示させる。
このように、指示部142aが被計測者に動作内容を指示すると、計測が開始されると共に被計測者が指示部142aの指示に従って各モード(1)〜(4)に対応する動作を行う。計測が完了すると、パラメータ算出部141が中心変位長記憶部140に記憶された中心変位長に基づいて、計測結果となる各種パラメータを算出する。表示制御部142は、この計測結果をディスプレイ21に表示させる。
各モード(1)〜(4)において、表示制御部142がディスプレイ21に表示させる計測結果について図9〜図12を参照しつつ説明する。図9は、ステップモード(1)の計測結果の表示内容を示す図である。図10は、つぎ足モード(2)の計測結果の表示内容を示す図である。図11は、一歩モード(3)の計測結果の表示内容を示す図である。図12は、足踏みモード(4)の計測結果の表示内容を示す図である。なお、これらの表示内容は実際にはカラー表示となっている。図9〜図12に示すように、表示制御部142は、圧力分布ウィンドウ51及び結果表示ウィンドウ52をディスプレイ21に表示させる。
圧力分布ウィンドウ51には、被計測者の両足から圧力分布センサ11上に加えられる圧力分布61が、圧力分布データ記憶部132に記憶されている圧力分布データに基づいて表示されている。ここで、圧力分布61は、等圧線状に表示されており、圧力値の大きさが変化するのに伴って、段階的に変化する色のスケールにしたがって表示されている。また、圧力分布ウィンドウ51には、重心位置記憶部138に記憶されている重心位置データに基づいて、被計測者の重心が移動するときの軌跡62が描かれている。従って、オペレータは、圧力分布ウィンドウ51を見ることによって、被計測者の両足の圧力分布61及び重心位置の軌跡62を把握することができる。また、結果表示ウィンドウ52には、パラメータ算出部141で算出された「総中心変位長」、「単位総中心変位長」、「総X中心変位長」、「単位総X中心変位長」、「総Y中心変位長」及び「単位総Y中心変位長」の数値が表示されている。
以上説明したように、本実施の形態の歩行訓練支援装置1によると、各検知時刻における圧力分布データに基づいて、被計測者の重心位置、及び、被計測者と圧力分布センサ11との接触領域の中心位置である基準位置を算出し、算出した重心位置と基準位置とに基づいて、各検知時刻の中心変位長と、これが積算された総中心変位長とを算出する。このように、基準座標を計測時間内における検知時刻ごとに算出するため、各モード(1)〜(4)において被計測者の一方の足が圧力分布センサ11から離隔することにより、重心位置と足裏の接触位置とが変化する場合でも、ふらつき度との相関関係が高い中心変位長を算出することができる。このため、中心変位長に基づいてパラメータ算出部141により算出された「総中心変位長」、「単位総中心変位長」、「総X中心変位長」、「単位総X中心変位長」、「総Y中心変位長」及び「単位総Y中心変位長」から正確なふらつき度を計測することができる。これにより、被計測者の歩行状態を正確に把握することができ、歩行訓練を効率的に行うことができる。
また、パラメータ算出部141が「単位総中心変位長」、「単位総X中心変位長」及び「単位総Y中心変位長」を算出することにより、被計測者によって総中心変位長が大きく異なる場合であっても、相対的な歩行状態を把握することができる。
また、本実施の形態の歩行訓練支援装置1では、ステップモード(1)において、被計測者の両足が左右方向に揃った状態で配置されるため、被計測者が通常歩行する場合と比較して圧力分布センサ11の平面積を小さくすることができる。これにより圧力分布センサ11の小型化及び低コスト化を図ることができる。
また、つぎ足モード(2)においては、つぎ足歩行を行ったときの歩行状態を数値的に解析することができる。
さらに、一歩モード(3)及び足踏みモード(4)においては、被計測者が圧力分布センサ11上をほとんど移動しないため、圧力分布センサ11を一層小さくすることができる。これにより圧力分布センサ11の一層の小型化及び低コスト化を図ることができる。
指示部142aが、被計測者に各モード(1)〜(3)に係る動作を促す(指示する)内容をディスプレイ21に表示させるため、被計測者に各モード(1)〜(3)に係る動作を被計測者に正確に行わせることができる。
以上、本発明の好適な一実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、各感圧センサ11aで検知された出力値が、閾値1以上である場合には、1(第1所定値)に変換され、閾値1より小さい場合には、0(第2所定値)に変換されているが、閾値は1に限られない。従って、出力値がデジタル出力値である場合には、閾値は2以上の整数であってもよい。また、出力値がアナログ出力値である場合には、閾値は0より大きく1より小さい数であってもよいし、1より大きい正の数であってもよい。また、出力値が閾値以上である場合に変換される第1所定値は、1に限られないで、その他の正の数であってもよい。同様に、出力値が閾値より小さい場合に変換される第2所定値は、0に限られないで、その他の数であってもよい。
また、上述の実施の形態では、パラメータ算出部141が「単位総中心変位長」、「単位総X中心変位長」及び「単位総Y中心変位長」を算出する構成であるが、これらを算出しない構成であってもよいし、他のパラメータを算出する構成であってもよい。
さらに、上述の実施の形態では、各モード(1)〜(4)を選択的に実行可能な構成であるが、これらのモードのうち少なくともいずれか1つのモードが実行可能な構成であってもよいし、被計測者の片足が圧力分布センサ11から離隔する動作を行うのであれば通常歩行など、他のモードが実行可能な構成であってもよい。
加えて、上述の実施の形態においては、指示部142aが、被計測者に各モード(1)〜(4)に係る動作を促す内容をディスプレイ21に表示させることによって、被計測者に対して各モード(1)〜(4)に係る動作を指示する構成であるが、このような構成に限定されるものではない。例えば、音によって被計測者に対して各動作を指示する構成であってもよいし、オペレータが被計測者に対して直接動作を指示する構成であってもよい。
本発明の実施の形態に係る歩行訓練支援装置の概略構成を示す外観図である。 図1の歩行訓練支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す歩行訓練支援装置におけるステップモードの動作内容を示した図である。 図1に示す歩行訓練支援装置におけるつぎ足モードの動作内容を示した図である。 図1に示す歩行訓練支援装置における一歩モードの動作内容を示した図である。 図1に示す歩行訓練支援装置における足踏みモードの動作内容を示した図である。 図1に示す感圧センサで検知される圧力分布データを示す図である。 図1に示す圧力分布センサ上に被験者が両足を配置したときの出力値が2値化変換された状態を示す図である。 図2に示す表示制御部による、ステップモードにおける計測結果の表示内容を示す図である。 図2に示す表示制御部による、つぎ足モードにおける計測結果の表示内容を示す図である。 図2に示す表示制御部による、一歩モードにおける計測結果の表示内容を示す図である。 図2に示す表示制御部による、足踏みモードにおける計測結果の表示内容を示す図である。
符号の説明
1 歩行訓練支援装置
11 圧力分布センサ
11a 感圧センサ(圧力検知領域)
20 パーソナルコンピュータ
21 ディスプレイ
30 制御部
131 モード設定部
132 圧力分布データ記憶部
133 重心算出部(重心位置算出手段)
134 比較部(比較手段)
135 変換部(第1の変換手段、第2の変換手段)
136 基準位置算出部(基準位置算出手段)
137 中心変位長算出部(中心変位長算出手段)
138 重心位置記憶部
139 基準位置記憶部
140 中心変位長記憶部(中心変位長記憶手段)
141 パラメータ算出部(総中心変位長算出手段)
142 表示制御部
142a 指示部(指示手段)
142b 両足配置領域決定部(両足配置領域決定手段)

Claims (6)

  1. 被計測者から加えられる圧力をそれぞれ検知する複数の圧力検知領域を有するシート状の圧力分布センサと、
    前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値に基づいて、前記圧力分布センサ上における被計測者の重心位置を算出する重心位置算出手段と、
    前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値と閾値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値が閾値以上であるという比較結果が得られた場合に、それらの出力値を第1所定値に変換する第1の変換手段と、
    前記比較手段によって前記圧力分布センサからの圧力分布データに含まれる前記複数の圧力検知領域のそれぞれで検知される圧力に対応した出力値が閾値より小さいという比較結果が得られた場合に、それらの出力値を前記第1所定値とは異なる第2所定値に変換する第2の変換手段と、
    被計測者から前記第1の変換手段によって前記第1所定値に変換された出力値及び前記第2の変換手段によって前記第2所定値に変換された出力値に対応した圧力が前記複数の圧力検知領域に対してそれぞれ加えられた場合の被計測者の重心位置に基づいて、前記圧力分布センサ上における被計測者の重心位置の基準となる基準位置を算出する基準位置算出手段と、
    前記重心位置算出手段が算出した重心位置と前記基準位置算出手段が算出した基準位置との相対距離である中心変位長をサンプリング時間ごとに算出する中心変位長算出手段と、
    計測時間内において、前記中心変位長離算出手段が算出した前記中心変位長を積算した総中心変位長を算出する総中心変位長算出手段とを備えていることを特徴とする歩行訓練支援装置。
  2. 前記総中心変位長算出手段が算出した前記総中心変位長に、前記計測時間に対する単位時間の比を乗じた単位時間中心変位長を算出する単位時間中心変位長算出手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の歩行訓練支援装置。
  3. 一方の足が前記圧力分布センサから離隔するような動作を被計測者に指示する指示手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行訓練支援装置。
  4. 前記圧力分布センサ上において、複数の圧力検知領域を含んでいると共に被計測者の両足が左右方向に揃った状態で配置しうる両足配置領域が複数設定されており、
    いずれの前記両足配置領域に被計測者の両足を配置させるかを決定する両足配置領域決定手段をさらに備えており、
    前記両足配置領域決定手段が、前記計測時間内において前記両足配置領域を複数回決定し、
    前記指示手段が、前記両足配置領域決定手段が前記両足配置領域を決定するごとに、当該両足配置領域に両足を配置するように被計測者に指示することを特徴とする請求項3に記載の歩行訓練支援装置。
  5. 前記指示手段が、前記圧力分布センサ上に形成された直線に沿って踏み出した足の踵側端部が他方の足の爪先側端部に接するように歩行することを被計測者に指示することを特徴とする請求項3に記載の歩行訓練支援装置。
  6. 前記指示手段が、前記圧力分布センサ上で足踏みするように被計測者に指示することを特徴とする請求項3に記載の歩行訓練支援装置。
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