JP4447870B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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従来、例えば、転写式電子写真プロセスを用いた電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という)は、一様に帯電させた像担持体(以下、感光体ドラムという)に選択的な露光を行うことで該感光体ドラム上に潜像を形成し、この潜像を現像剤(トナー)で顕像化し、該顕像(トナー像)を記録媒体に転写し、該転写像を記録媒体に定着することで画像記録を行う。ここで、像の転写を終えた感光体ドラムはクリーニング手段で残留トナーを除去された後に帯電手段で一様に帯電され、再び露光に始まる像形成プロセスが施される。
記録媒体上に形成担持させた未定着像を定着させる定着装置としては熱ローラ方式の加熱装置が広く使用されている。またフィルム加熱方式の加熱装置も実用に供されている。
しかしながら、上記プロセスカートリッジの押し込み機構に関する従来例(特許文献4)では、カートリッジ押し込み部材をカートリッジ取り出しのための開閉カバー内側に備え、押し込み部材は開閉カバーの内側から、本体内部へ出っ張らせてカートリッジまでとどかせるようにすることで押し込み可能としている。そのため、カートリッジの取り出しや、ジャム処理用に開閉カバーを開くのだが、その開き量に関し、押し込み部材がカートリッジの取り出し軌跡の外へ逃げた位置になるまで、開閉カバー大きく開く必要が生じる。そのため、装置の設置にあたり、開閉カバーを開くための大きな空間の確保が不可欠となる。
上記定着装置のジャム処理機構に関する従来例(特許文献5)では、ジャム処理にあたり、複数の方向からジャム処理を行う必要性が生じ、複数のカバーの開閉機構を備える必要性がある。ジャム処理時、ユーザーは、その複数のカバーを開閉する必要性が生じ、装置の設置にあたっては、それらのカバーを開くことができるように、前後左右にスペースを取って、設置しなければならなかった。
プロセスカートリッジを着脱可能に装着する装着手段と、
前記プロセスカートリッジを装置本体の内部に出し入れ可能に開閉する開閉カバーと、
前記装置本体に回転可能に設けられた加圧板と、
前記加圧板を付勢する加圧バネであって、前記加圧板によって前記第1の定着部材を前記第2の定着部材に圧接させるための加圧バネと、
前記装置本体に回転可能に設けられた、前記開閉カバーと連動する連動レバー部材であって、回転の支点である軸と、前記軸に設けられたカムであって、前記開閉カバーが閉じた際に、前記加圧板と離間する位置をとることによって、前記第1の定着部材と第2の定着部材を圧接させ、前記開閉カバーが開いた際に、前記加圧板と当接する位置をとることによって、前記加圧バネの付勢力に抗して前記加圧板を移動させて、前記第1の定着部材と第2の定着部材の圧接を解除させるカムと、前記開閉カバーが閉じた際に、前記プロセスカートリッジに当接することによって、前記プロセスカートリッジを前記装置本体の規定位置に移動させる押圧部と、を有する連動レバー部材と、
を有し、
前記カムは、前記当接する位置において、前記開閉カバーを閉じた状態から上方に鋭角な角度開いた状態で保持する為の前記加圧板と接触する面を備えることを特徴とする画像形成装置。
図2により本実施例のプリンタの作像機構とプリント動作を説明する。カートリッジBは後述する装着手段によりプリンタ本体A内の所定の装着位置に位置決めされて装着されている状態にある。このカートリッジBは、上記のように感光体ドラム1と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段が組み込まれているが、帯電手段、現像手段、クリーニング手段は図には省略した。該カートリッジBはプリンタ本体A内の所定の装着位置に位置決めされて装着された状態において、プリンタ本体AとカートリッジBの相互の各種電気接点や駆動伝達部などのインターフェース部が正しく接続化する。また、感光体ドラム1の外部露出面がプリンタ本体A側の転写ローラ10に所定の押圧力で当接した状態になっている。その感光体ドラム1と転写ローラ10との当接部が転写ニップ部Tである。
本実施例のプリンタはプリント排紙トレイを兼用させたプリンタ上面パネル14を開閉カバーとして、この開閉カバー14の後辺側をプリンタ本体Aの背面パネル16の上辺側にヒンジ部Pで連結して、該ヒンジ部Pを中心に開閉自在にしてある。即ち、開閉カバー14は装置本体から排出された記録材(シート材)を積載する積載手段を兼ねる。カートリッジBは、上記の開閉カバー14を図1の2点鎖線示のようにプリンタ本体とのヒンジ部Pを中心に斜め上向きに開き起こしてプリンタ上面側を開放することでプリンタ本体A内に着脱される。本実施例においては、この開閉カバー14の開閉角度は後述する連動手段54との関係において約40°の鋭角な角度に規定している。これについては後述する。
図4により、カートリッジBをプリンタ本体Aに対して着脱可能に装着する装着手段を説明する。
図5は定着ユニット11部分の外観斜視模型図、図6は加熱ユニット部分と加圧ローラ部分の横断面模型図、図7は圧接状態時(定着ニップ部加圧状態時)の定着ユニット側面部、図8は圧接解除状態時(定着ニップ部加圧解除状態時)の定着ユニット側面部である。
本発明は、前記の開閉カバー14の開き動作に追従して前記定着手段11の圧接解除手段51で前記第1と第2の定着部材31・32の圧接を解除させ、前記開閉カバー14の閉まり動作に追従して前記定着手段11の圧接手段43・44で前記第1と第2の定着部材31・32を圧接解除状態から圧接させつつ、カートリッジBを起動位置(装置内部の定位置)への移動させることを共に行う連動手段53を有することに特徴がある。
[その他]
1)定着手段は、上述の実施例ではフィルム加熱方式・加圧ローラ駆動方式の加熱装置を例示したが、これに限られるものではなく、定着ニップ部を形成する第1と第2の定着部材を有している、フィルム加熱方式、熱ローラ方式、電磁誘導加熱方式など他の装置構成・加熱方式の加熱装置を用いることができる。
Claims (3)
- 定着ニップ部を形成する第1と第2の定着部材とを備えた定着手段と、
プロセスカートリッジを着脱可能に装着する装着手段と、
前記プロセスカートリッジを装置本体の内部に出し入れ可能に開閉する開閉カバーと、
前記装置本体に回転可能に設けられた加圧板と、
前記加圧板を付勢する加圧バネであって、前記加圧板によって前記第1の定着部材を前記第2の定着部材に圧接させるための加圧バネと、
前記装置本体に回転可能に設けられた、前記開閉カバーと連動する連動レバー部材であって、回転の支点である軸と、前記軸に設けられたカムであって、前記開閉カバーが閉じた際に、前記加圧板と離間する位置をとることによって、前記第1の定着部材と第2の定着部材を圧接させ、前記開閉カバーが開いた際に、前記加圧板と当接する位置をとることによって、前記加圧バネの付勢力に抗して前記加圧板を移動させて、前記第1の定着部材と第2の定着部材の圧接を解除させるカムと、前記開閉カバーが閉じた際に、前記プロセスカートリッジに当接することによって、前記プロセスカートリッジを前記装置本体の規定位置に移動させる押圧部と、を有する連動レバー部材と、
を有し、
前記カムは、前記当接する位置において、前記開閉カバーを閉じた状態から上方に鋭角な角度開いた状態で保持する為の前記加圧板と接触する面を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記開閉カバーは前記装置本体から排出されたシート材を積載する積載手段を兼ねることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記開閉カバーの開き口と略同方向から、前記装置本体の内部へシート材を供給するために積載可能な給紙積載手段へシート材を供給する供給口を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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