JP2643726B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2643726B2
JP2643726B2 JP4185141A JP18514192A JP2643726B2 JP 2643726 B2 JP2643726 B2 JP 2643726B2 JP 4185141 A JP4185141 A JP 4185141A JP 18514192 A JP18514192 A JP 18514192A JP 2643726 B2 JP2643726 B2 JP 2643726B2
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哲郎 巴
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大介 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート搬送装置に関
し、特に、互いに圧接及び圧接解除が可能な1対の搬送
機構を有するシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ装置等の画像形成
装置では、用紙を搬送するために用紙搬送装置が設けら
れている。用紙搬送装置は、例えば1対のローラを圧接
してなり、両ローラの間に用紙を挟持しながら搬送する
ようになっている。このような用紙搬送装置では、用紙
が両ローラの間に挟まれたままジャムした場合等におい
て、ジャム処理作業を容易化するために、両ローラの圧
接を解除するための機構が設けられている。
【0003】1対のローラの圧接を解除するための機構
としては、1対のローラのそれぞれを別々のフレームに
取り付け、1対のフレームを開閉自在としたものがあ
る。また、一方のローラにレバーを取り付け、このレバ
ーをカム等によって作動させて圧接を解除する装置があ
る。さらにまた、ローラを支持する側板等にレバーを回
動自在に取り付け、このレバーの一端によって一方のロ
ーラを支持する軸受を移動させ圧接解除する機構も提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の圧接解除機
構において、1対のローラをそれぞれ別々のフレームに
取り付けるものでは、それぞれのローラを支持する側板
自体も2分割となり、コストが高くなる。また、レバー
及びカムを用いて圧接を解除する機構では、部品点数が
多くなり機構も複雑である。さらに、レバーの一端によ
り一方のローラの軸受を移動させるものでは、小さい力
で軸受を移動させようとするとレバー比を大きく取る必
要があり、レバー長さが長くなってしまうという問題が
ある。
【0005】本発明の目的は、コンパクトでしかも小さ
い力で圧接解除う行うことができるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート搬送
装置は、上ケースが下ケースに対してヒンジ部を介して
開閉自在である画像形成装置に用いられるものであっ
て、第1搬送機構と、第2搬送機構と、付勢手段と、カ
ム部材と、回転付勢手段と、回動手段とを備えている。
第1搬送機構は、第1シート搬送面及びこの第1シート
搬送面を循環させるための回転軸を有する。第2搬送機
構は、第1シート搬送面に圧接する圧接位置及び圧接状
態が解除される圧接解除位置に移動可能に支持され、圧
接位置において第1シート搬送面との間にシートを挟持
して搬送する。付勢手段は、第2シート搬送面を第1シ
ート搬送面側に付勢する。カム部材は、回転軸の外周に
回転軸に対して回転自在に配置され、所定の回転位置に
おいて付勢手段の付勢力に抗して第2シート搬送面を圧
接解除位置に移動させるためのカム部を外周部に有す
る。回転付勢手段は、所定回転位置にカム部材を付勢す
る。回動手段は、上ケースが下ケースに対して閉止状態
となっている場合、回転付勢手段の付勢力に抗してカム
部材を回動して所定の回転位置から離脱させる。
【0007】
【作用】本発明に係るシート搬送装置では、カム部材を
回転軸の回りに回動させることにより、その外周に設け
られたカム部が第2シート搬送面を押し、第1シート搬
送面から離反させる。ここでは、レバーとしてのカム部
材が回転軸の外周に配置されるので、カム部材の回動中
心を回転軸の中心と一致させることができ、コンパクト
なスペースにカム部材を配置することができる。また、
カム部の回動によって両搬送面の圧接を解除するので、
カム形状によって、圧接解除のための力を小さくするこ
とが容易になる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例が採用されたファク
シミリ装置の外観斜視図であり、図2はその縦断面概略
構成図である。これらの図に示すように、本装置は、上
部に配置され原稿の画像情報を読み取るための読取部1
と、装置のほぼ中央部に配置され受信した画像情報を用
紙表面に形成する出力部2と、装置の底部に配置され出
力部2に対して用紙を供給する給紙部3とから主に構成
されている。
【0009】読取部1には、原稿が載置される原稿台5
と、原稿を搬送する原稿搬送部6と、原稿搬送部6から
排出されてきた原稿を収容する原稿排出トレイ7とを有
している。原稿搬送部6には、原稿の画像情報を読み取
るための画像情報読取りセンサ8が配置されている。ま
た、装置の上面には各種のキーや表示部を備えた操作パ
ネル9が配置されている。さらに、装置の上部にはハン
ドセット10が配置されている。出力部2は、感光体ド
ラム等を含むイメージングユニット11と、現像ローラ
12やトナーカートリッジ13を含む現像ユニット14
と、受信情報に応じた画像をイメージングユニット11
の感光体ドラム表面に形成するためのレーザ装置15
と、イメージングユニット11で用紙の表面に形成され
たトナー像を定着するための定着搬送装置16とを有し
ている。この定着搬送装置16の下流側には用紙排出ト
レイ17が設けられている。また給紙部3は、装置本体
の底部に設けられた開口20に対して着脱自在な給紙カ
セット21と、給紙カセット21から用紙を送り出すと
ともにこの用紙を出力部2に供給する給紙装置22とを
有している。
【0010】なお装置本体は、上ケース25と下ケース
26とに分かれており、上ケース25は、ヒンジ部27
を中心に下ケース26に対して開閉自在である。上ケー
ス25には、読取部1と、出力部2のうちのイメージン
グユニット11、現像ユニット14及びレーザ装置15
が装着されており、下ケース26には出力部2のうちの
定着搬送装置16と、給紙部3とが配置されている。
【0011】図3は、出力部2のイメージングユニット
11及び定着搬送装置16を拡大して示している。イメ
ージングユニット11は、ユニットケース30を有して
いる。ユニットケース30の上部には、上方に突出する
取付フランジ部31が形成されている。取付フランジ部
31には、上下方向に長い長孔31aが形成されてお
り、本体フレーム側に設けられたピン32に孔31aが
係止している。このような構成により、イメージングユ
ニット11は上下方向に所定の範囲で移動が可能であ
る。一方、ユニットケース30の下部には下方に突出す
る係止部33が形成されている。この係止部33は、本
体フレーム側に設けられたピン34に係止してイメージ
ングユニット30の上下方向の位置決めを行うものであ
る。イメージングユニット11の現像ローラ側の端部に
は、感光体ドラム35が回転自在に装着されている。ま
た、感光体ドラム35の側方には、感光体ドラム35表
面に残留したトナーを除去するためのクリーニングブレ
ード36が設けられている。このクリーニングブレード
36によって感光体ドラム35の表面から除去されたト
ナーは、ユニットケース30内の収容部37内に収容さ
れる。
【0012】感光体ドラム35の下方には、感光体ドラ
ム35上に形成されたトナー像を用紙に転写するための
転写ローラ40が配置されている。転写ローラ40は、
下ケース26側のフレームに回転自在に支持されてい
る。また、感光体ドラム35の上方には、感光体ドラム
35表面を帯電するための主帯電装置41が配置されて
いる。このように、イメージングユニット11、現像ユ
ニット14及び転写ローラ40及び主帯電装置41によ
り、用紙表面にトナー像を形成する画像形成部が構成さ
れている。なお、本実施例では感光体ドラム35は負に
帯電され、トナーは正電荷を有しており、用紙は転写ロ
ーラ40によって負に帯電される。
【0013】画像形成部の用紙搬送方向下流側には、表
面にトナー像が形成された用紙を定着搬送装置16側に
案内するための搬送ガイド45が配置されている。搬送
ガイド45は、制電性樹脂によって形成されている。こ
の制電性樹脂としては、表面抵抗率が1010Ω以上10
14Ω以下の樹脂が用いられる。たとえば、東レ(株)製
のトヨラックパレルTP10(表面固有抵抗値:1×1
11Ω)や、(株)JSR製のJSR ABS EM1
2(表面固有抵抗値:2×1011Ω)等のABS系の制
電性樹脂が望ましい。また、搬送ガイド45の上方に
は、イメージングユニット11に近接して中間フレーム
46が配置されている。中間フレーム46はたとえば鉄
製のプレート材で形成されており、導電体となってい
る。また中間フレーム46はフランジ部46bを介して
イメージングユニット11と接触しており、さらに他の
フレームを介して接地されている。この中間フレームに
おいて、搬送される用紙の幅方向の両端部2ヶ所には、
切欠き46aが形成されている。
【0014】定着搬送装置16は、図3及び図4に示す
ように、内部にヒータ50aを有する熱ローラ50と、
この熱ローラ50に対して圧接可能な加圧ローラ51と
を有している。熱ローラ50の側方及び上方には、熱ロ
ーラ50を覆うように定着上ハウジング52が配置され
ている。定着上ハウジング52は、熱ローラ50の軸方
向に延びており、図示しない定着下ハウジングに対して
着脱自在である。また、定着下ハウジングは、各ローラ
50,51の軸方向両端に設けられた1対の定着フレー
ム53に固定されている。定着上ハウジング52の上壁
中央には、ローラ軸方向に沿って溝52aが形成されて
おり、この溝52aに取付部材54が着脱自在に挿入さ
れている。取付部材54は中央部に凹部54aを有して
おり、その下端には、熱ローラ50表面をクリーニング
するためのクリーニング部材55が装着されている。
【0015】また、定着上ハウジング52の用紙排出側
の側壁52bには、ローラ軸方向2ヶ所に切欠き52c
が形成されている。この切欠き52cにはピン状の支持
部56が形成されており、この支持部56に剥離爪57
が回動自在に支持されている。剥離爪57は、支持部5
6に支持された支点部57aと、この支点部57aから
熱ローラ50側に延びる剥離部57bと、支点部57a
から側壁52bの外側に延びるレバー部57cとを有し
ている。剥離部57bは、熱ローラ50の表面に捩じり
バネ58によって圧接している。また、レバー部57c
は、切欠き52cから側壁52bの外側に露出するよう
に延びており、定着上ハウジング52を着脱する際に、
図4に示すように、操作者がレバー部57cを側壁52
b側に押すことにより、先端の剥離部57bが熱ローラ
50表面から離れるようになっている。
【0016】このような剥離爪57により、非常に簡単
な機構で熱ローラ50に巻き付く用紙を熱ローラ50の
表面から剥離させることができる。しかも、部品交換等
の際に定着上ハウジング52を着脱するとき、レバー部
57cを把持することによって剥離爪57の先端を熱ロ
ーラ50表面から確実に離すことができ、部品交換等の
際に熱ローラ50表面の損傷を避けることができる。
【0017】図3に示すように、熱ローラ50は軸受6
0により定着フレーム53に回転自在に支持されてい
る。一方、加圧ローラ51は、その軸61が軸受62及
びスプリング63を介して定着フレーム53に支持され
ている。軸受62の上部には、上方に突出する突出部6
2aが形成されている。また、軸受62は、フレーム5
3に対して昇降自在であり、スプリング63によって常
に熱ローラ50側に付勢されている。なお、軸受60,
62及びスプリング63はローラ軸方向の両端に配置さ
れている。
【0018】一方、熱ローラ50を支持する1対の軸受
60のそれぞれの外周部には、圧接解除レバー65が熱
ローラ50と同心にかつ回動自在に装着されている。1
対の圧接解除レバー65は、軸受60の外周を覆う支持
部65aと、支持部65aの一部に形成されたカム部6
5bと、支持部65aから画像形成部側に延びるL字状
のレバー部65cとから構成されている。この圧接解除
レバー65は、一端が定着フレーム53に係止されたス
プリング66によって図3において反時計方向に付勢さ
れている。イメージングユニット11が装置に装着され
た状態では、レバー部65cの先端が、中間フレーム4
6の切欠き46aを通過してイメージングユニット11
のユニットケース30底面に当接しており、これにより
レバー部65cは、スプリング66の付勢力に抗して時
計方向に回転させられている。この状態では、カム部6
5bは加圧ローラ51の軸受突出部62aから離れてい
る。このため、加圧ローラ51はスプリング63により
熱ローラ51へ圧接されている。
【0019】図5及び図6に示すように、定着上ハウジ
ング52の画像形成部側の側壁52dには、2つの切欠
き70a,70bが形成されるとともに、切欠き70
a,70bの間に係止部71が形成されている。この係
止部71のハウジング内側を通るように温度ヒューズ7
2が係止され、温度ヒューズ72の両端はそれぞれハウ
ジング側壁52dの外側面にビス止めされている。この
ビス止め部には、図示していないが、熱ローラ50の内
部ヒータ50aに接続された電気配線が接続されてい
る。側壁52d及び係止部71の下端には、供給されて
きた用紙が熱ローラ50及び加圧ローラ51の間に案内
されるように、進入ガイド52e,71aが形成されて
いる。このような構成により、温度ヒューズ72を熱ロ
ーラ50に近接して配置する際、両者の隙間を容易に精
度良く調整することができる。
【0020】また、図3及び図5に示すように、中間フ
レーム46は、定着搬送装置16の上方にも延び、定着
搬送装置16とその上部とを仕切るための仕切りフレー
ム47を構成している。仕切りフレーム47は、取付部
材54の真上部分が最も低くなるように左右両側部分が
上方に傾斜しており、傾斜面47a,47bと、この傾
斜面47a,47bに付着した水滴が集中する収集部4
7cとを有している。
【0021】定着搬送装置16の下流側には、図3及び
図4に示すように、1対の排出ローラ75,76が配置
されている。上ローラ75は、定着フレーム53に支持
された駆動軸77に固定されている。一方、下ローラ7
6は、図示しない定着下ハウジングに回転自在に支持さ
れている。下ローラ76は、たとえばPOM(ポリアセ
タール)等の樹脂で形成されており、外周面には、図7
及び図8に示すように、複数の略U字状の溝76aが形
成されている。下ローラ76は、一例として、外径12
mm、内径4.3mm、厚み8mmの概略円筒状であ
り、溝76aは幅寸法1.2mmで、24°の等角度間
隔で15個設けられている。また、図8に拡大して示す
ように、溝76aの溝端面と外周面とのなす角度αは、
90°以下になるように設定されている。このため、下
ローラ76が図8において矢印A方向に回転して用紙を
排出する際に、用紙の後端が回転に伴って徐々に溝76
a内に進入することとなり、用紙は確実に排出トレイ側
に送り出される。
【0022】定着搬送装置16は、その両端に配置され
た定着フレーム53を図10に示すような取付フレーム
80に装着することにより装置本体に取り付けられる。
定着フレーム53は、その下端に第1フック部81及び
第2フック部82を有し、排出側の側部にフランジ部8
3を有している。また、取付フレーム80は、定着フレ
ーム53が載置される載置部80eと垂直部80dとを
有している。定着フレーム53の第1フック部81は、
画像形成部側に突出する突出部81aを有しており、そ
の上端部は曲面形状となっている。第1フック部81
は、取付フレーム80に形成された切欠き80a内に挿
入される。ここで、取付フレーム80には、図11に示
すように、切欠き80a内に突出する係止部80bが形
成されており、第1フック部81の突出部81aがこの
係止部80bに係止可能である。係止部80bは所定量
の弾性変形が可能である。そして、突出部81aの上面
と、定着フレーム53の下端面との間の寸法t1と、取
付フレーム80の板厚t0との関係は、 t0>t1(たとえば、t0=1.2mm、t1=1.
15mm) に設定されている。このため、第1フック部81が係止
部80bに係止したとき、係止部80bはその先端が上
方に弾性変形する。
【0023】一方、第2フック部82は、第1フック部
81側に突出する突出部82aを有している。突出部8
2aの上面は、先端が下方に傾斜する傾斜面82bとな
っている。取付フレーム80側には、第2フック部82
に対応して切欠き80cが形成されている。切欠き80
cは、第1フック部82全体が挿入可能な大きさとなっ
ている。また、傾斜面82bの基端部と定着フレーム5
3下端面との間の寸法t2と取付フレーム80の板厚t
0との関係は、 t0<t2(たとえば、t0=1.2mm、t2=1.
3mm) となっている。
【0024】また、垂直部80dは、取付フレーム80
の載置部80e端部から上方に折り曲げられている。こ
の垂直部80dにはねじ孔84が形成されており、定着
フレーム53のフランジ部83がビス85により取り付
けられるようになっている。ここで、図10の一点鎖線
で示すように、定着搬送装置16を取付フレーム80に
装着し、第2フック部82が取付フレーム80の切欠き
80c端面に当接した状態では、フランジ部83と垂直
部80dとの間には若干の隙間t3(たとえば0.1〜
0.5mm)が開くように設定されている。
【0025】このような定着フレーム53を有する定着
搬送装置16を装置本体の取付フレーム80に装着する
場合には、まず定着フレーム53の両フック部81,8
2を取付フレーム80の切欠き80a,80cに挿入す
る。この状態で、定着フレーム53を図10において右
方向に移動させると、第2フック部82の突出部82a
がその傾斜面82bと切欠き80cの端面との当接によ
って下方に案内される。また、第1フック部81は、突
出部81aが係止部80bの下方にもぐり込むように案
内される。このようにして、定着フレーム53を横方向
に移動させるだけで定着搬送装置16を上下方向に仮固
定できる。
【0026】仮固定された状態では、取付フレームの垂
直部80dと定着フレーム53のフランジ部83との間
には隙間t3が形成されている。この状態で、ビス85
をねじ孔84に螺合して締めつけていくと、フランジ部
83がたわみ、垂直部80dに密着する。このフランジ
部83のたわみ力によって定着搬送装置16は取付フレ
ーム80に強固に固定される。
【0027】このような定着フレーム53と取付フレー
ム80とを用いることにより、定着フレーム53を取付
方向である上方からねじによって固定できない場合で
も、容易に位置決めし、かつ確実に固定することができ
る。このような構成になる実施例では、たとえば製品出
荷時等には、イメージングユニット11が装着されな
い。この場合には、図12に示すように、圧接解除レバ
ー65のレバー部65cは中間フレーム46の切欠き4
6aを通過して上方に回動することが可能である。した
がって、レバー部65cは、スプリング66の付勢力に
よって図12において反時計方向に回動している。この
状態では、圧接解除レバー65のカム部65bが加圧ロ
ーラ51の軸受突出部62aに当接し、軸受62及び加
圧ローラ51をスプリング63の付勢力に抗して下方に
押す。これにより、熱ローラ50から加圧ローラ51が
離れ、両ローラ50,51の圧接が解除される。
【0028】一方、このファクシミリ装置を設置する際
は、上ケース25を開けてイメージングユニット11を
装着する。イメージングユニット11を装着した状態で
上ケース25を閉めると、図3で示したように、圧接解
除レバー65のレバー部65cがイメージングユニット
11のケース30底面によって下方に押される。する
と、スプリング66の付勢力に抗して圧接解除レバー6
5が図3の時計方向に回転し、カム部65bが加圧ロー
ラ51の軸受突出部62aから離れる。すると、加圧ロ
ーラ51はスプリング63によって上方に押され、両ロ
ーラ50,51が互いに圧接する。
【0029】また、圧接解除レバー65のレバー部65
cによってイメージングユニット11の底部は上方に押
される。すると、ユニットケース30の係止部33がピ
ン34に当たり、確実な位置決めが行われる。また、イ
メージングユニット11の交換時においては、上ケース
25を開け、レバー部65cによる押圧を解除すること
によって、感光体ドラム35と現像ローラ12との隙間
を大きくできる。したがって、イメージングユニット1
1着脱時の現像ローラ12と感光体ドラム35との衝突
を避けることができる。
【0030】このように、イメージングユニット11の
装着動作に伴って自動的に熱ローラ50及び加圧ローラ
51を圧接することができ、従来装置のようにスペーサ
等を用いた場合に比較して設置時間が短くなり、また誤
操作による不具合を解消することができる。さらに、圧
接解除レバー65の回転中心を熱ローラ50の軸中心と
一致させているので、レバー65用の回転中心軸が不要
となり、圧接解除のための機構が簡単になる。また、回
転動作によって圧接を解除するので、カム部65bのス
ロープを緩やかにすれば、小さな力で圧接を解除でき
る。
【0031】なお、用紙が定着搬送装置16部分でジャ
ムしたような場合には、図13に示すように、上ケース
25を開く。この場合には、イメージングユニット11
のユニットケース30底面が圧接解除レバー65のレバ
ー部65c先端から離れるので、イメージングユニット
11が装着されていない場合と同様に圧接解除レバー6
5が図13において反時計方向に回動し、カム部65b
の押圧により加圧ローラ51が熱ローラ50から離れ
る。この状態では、定着搬送装置16でジャムした用紙
を容易に取り出すことができる。
【0032】次に、用紙への画像形成動作及び搬送動作
について説明する。このファクシミリ装置が情報を受信
すると、この受信内容に応じてレーザ装置15が感光体
ドラム35表面に静電潜像を形成する。この静電潜像
は、現像ユニット14によってトナー像として顕像化さ
れる。トナー像は、転写ローラ40によって用紙表面上
に転写される。
【0033】この用紙は、搬送ガイド45によって定着
搬送装置16側に案内される。このとき、イメージング
ユニット11の収容部37内には、正に帯電した残留ト
ナーが収容されている。一方、転写ローラ40を通過し
た用紙は、トナーと逆極性に帯電している。ここで、搬
送ガイド45を良導電体で形成すると、用紙の電荷が急
激に搬送ガイド45を介して逃げ、未定着トナーの用紙
に対する担持力がなくなる。このため搬送途中に用紙表
面の画像が乱れる。しかし本実施例では、搬送ガイド4
5は、前述のような表面抵抗率を有する制電性樹脂によ
って形成されているため、用紙の電荷が搬送ガイド45
を介して徐々に除去される。このため、未定着トナー像
の乱れを抑えることができる。特に本実施例では、搬送
ガイド45の距離が長いので、表面抵抗率を前述の値に
設定することにより、搬送途中においても電荷の逃げに
よる画像の乱れを防止できる。
【0034】また、ユニットケース30の収容部37内
に収容された残留トナーは、正に帯電している。しかも
中間フレーム46は接地されているので、静電誘導によ
って中間フレーム46は負に帯電することになる。さら
に、前述のように、搬送ガイド45上の用紙の負の電荷
は徐々に逃げるので、収容部37内の残留トナーに対す
る用紙の電気的な引力が小さくなり、用紙が上方に巻き
上がるのを防止できる。したがって、安定した搬送を行
える。
【0035】このようにして搬送されてきた用紙は、定
着上ハウジング52の搬送ガイド52e及び係止部71
の進入ガイド71aにガイドされ、熱ローラ50及び加
圧ローラ51の間に案内される。そして、これらの両ロ
ーラ50,51の間で所定の圧力によって挟持されなが
ら加熱され、用紙表面のトナー像が定着される。このよ
うな定着動作において、用紙は通常多量の水分を含んで
おり、かつ熱ローラは150℃以上に温調されているた
め、熱ローラ50通過直後の用紙から水蒸気が発生す
る。この水蒸気は、機内が充分に暖まっていないときに
仕切りフレーム47に触れると、仕切りフレーム47表
面に結露が生じる。結露によって生じた水滴は、仕切り
フレーム47の傾斜面47a,47bに沿って取付部材
54上方の収集部47cに集中する。そして、この収集
部47cから落下した水滴は取付部材54の凹部54a
内に溜まる。
【0036】取付部材54の凹部54aは熱ローラ50
に近接している。このため、プリント動作を続けると凹
部54a内の水分は熱ローラ50の熱によって蒸発す
る。このとき、機内は充分暖まっているので、仕切りフ
レーム47に再び水蒸気が触れても結露は生じない。こ
の場合には、取付部材54の凹部54aを、最大結露量
の水分を収容できる容量とすれば、用紙表面等の他の部
分に水滴が落下するのを防止でき、画像の水滴による乱
れを抑えることができる。また、仕切りフレーム47及
び取付部材54を利用しているので、吸湿材等の特別な
部材が不要となる。
【0037】定着動作の終了した用紙は、剥離爪57に
よって熱ローラ50から剥離され、さらに排出ローラ7
5,76によって排紙トレイ上に排出される。このと
き、用紙後端は、図8に示すように、下ローラ76の溝
76a内に入り込む。この場合、溝76aの溝端面は外
周面に対して鋭角であるので、下ローラ76の回転に伴
って用紙後端は溝76aの内部にさらに入り込む。この
ため、用紙は確実に用紙排出トレイ17に送り出され
る。また、下ローラ76の外周面は円弧上の曲面である
ので、用紙が傷つくのを防止できる。
【0038】〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、イメージングユニット11の
ケース底面に圧接解除レバー65のレバー部65cを直
接当てるようにしたが、別の部材に当てるようにしても
よい。図14及び図15に示す実施例では、中間フレー
ム46の下方にシャッタ部材90が移動自在に配置され
ている。シャッター部材90は、中間フレーム46の下
面に設けられたガイド91a,91bによって支持さ
れ、熱ローラ50のローラ軸方向に移動自在となってい
る。シャッター部材90には、中間フレーム46の切欠
き46aに対応する位置に、ほぼ同じ大きさの1対の切
欠き90aが形成されている。このため、図15に示す
ような位置では、中間フレーム46の切欠き46aとシ
ャッター部材90の切欠き90aとが一致し、これらの
切欠き46a,90aをレバー部65cが通過すること
が可能である。一方、シャッター部材90の一端には、
上方に突出する突出部90bが形成されている。イメー
ジングユニット11が装置本体に装着された場合には、
イメージングユニット11の端部がシャッター部材90
の突出部90bに当接し、これによりシャッター部材9
0が図15の矢印方向に移動させられる。これにより、
中間フレーム46の切欠き46aとシャッター部材90
の切欠き90aとがずれ、レバー部65cはシャッター
部材90に当接し、上方に回動することができない。
【0039】この状態では、図14に示すように、圧接
解除レバー65のカム部65bが、加圧ローラ51の軸
受突出部62aから離れ、両ローラ50,51の圧接が
許容される。イメージングユニット11の剛性が低い場
合、前記実施例のように圧接解除レバー65のレバー部
65cをイメージングユニット11に直接当接させる
と、スプリング66のばね力によってイメージングユニ
ット11がたわむ場合がある。イメージングユニット1
1がたわむと、画像形成に悪影響を及ぼす。
【0040】しかしこの図14及び図15に示す実施例
では、レバー部65cがシャッター部材90に当たり、
イメージグユニット11に直接当たらない。このため、
イメージングユニット11の剛性が低い場合でも、画像
形成に悪影響を与えることなく、熱ローラ50及び加圧
ローラ51の圧接解除を自動的に行わせることができ
る。 (b) 剥離爪の他の実施例を図16〜図18に示す。
【0041】この実施例では、定着上ハウジング92の
下流側の側壁92aには、切欠き92bが形成されてい
る。側壁92aには、ほぼL字状の支持部材93が固定
されている。支持部材93の下部96は、切欠き92b
を通過して定着上ハウジング92内に延びている。支持
部材93の下部96において、その下流側半分の固定部
96a(領域A1)には接着剤94を介して剥離爪95
の基端部が接着されている。また、上流側半分の延長部
96b(領域A2)は、剥離爪95と所定の隙間を介し
て配置されている。
【0042】剥離爪95は、ポリイミド等の耐熱樹脂シ
ート材で形成されており、用紙と対向する下面にはフッ
素系の樹脂がコーティングされている。なお、剥離爪9
5の上面は、固定部96aに対して接着する必要がある
ため、コーティングは施されていない。また、剥離爪9
5の厚さは、70μmから250μmが望ましい。剥離
爪95の先端は熱ローラ50表面に弾性的に当接してい
る。剥離爪95の先端は先細形状となっており、先端部
分は円弧状に形成されている。このため、剥離爪95の
先端は1か所で熱ローラ50表面に当接することとな
り、剥離爪95の取付姿勢がずれた場合でも、スムーズ
に熱ローラ50から用紙を剥離させることができる。
【0043】このような実施例では、熱ローラ50に巻
き付いた用紙は剥離爪95によって剥離され、排出ロー
ラ側に搬送される。このとき、剥離爪95の熱ローラ5
0に対する圧接力は、固定部96aの端部による支点P
1から先端までの長さに応じて決定され、比較的小さく
設定できる。このため、熱ローラ50の磨耗を軽減で
き、長寿命化を図ることができる。
【0044】一方、腰の強い用紙を剥離する際や、紙詰
まり発生時には、剥離爪95が上方に押され、剥離爪9
5の中間部が延長部96bの端部である支点P2に当接
する。この場合は、剥離爪95の弾性力は、支点P2か
ら先端までの比較的短い長さに応じて決定され、剥離爪
95を上方に変形させるためには比較的大きな力が必要
となる。すなわち、この剥離爪95及び支持部材93で
は、圧接力をあまり大きくすることなく剥離爪95の巻
き上がりに対する抵抗力を大きくできる。
【0045】また、剥離爪95の下面にはフッ素コーテ
ィングが施されているので、トナーや紙粉による剥離爪
95の汚染が少なくなり、長期にわたって安定した剥離
性能が得られる。 (c) 図19〜図21に剥離爪のさらに他の実施例を
示す。この実施例では、支持部材100の下部100a
が、図20に示すように逆V字状に形成されており、両
端に比べて中央がHだけ高くなっている。そして、剥離
爪101は、この支持部材100の下部100aに沿っ
て同様に逆V字状の形状となっている。また、剥離爪1
01は、図21に示すように、先端が先細形状となって
おり、先端は円弧状に形成されている。そして、剥離爪
101は、熱ローラ50への当接角度(接線mに対する
角度)βが、5°<β<45°の範囲にあるように取り
付けられている。
【0046】このような実施例では、剥離爪101が、
その中央部が高くなるように湾曲して形成されているの
で、剥離爪101が熱ローラ50から離れる方向の弾性
力に比較して、熱ローラ50側に押される方の弾性力が
大きくなり、熱ローラ50の圧接力を大きくすることな
く剥離爪101の巻き上がりに対する抵抗力を大きくす
ることができる。
【0047】また、剥離爪101が角度β(5°<β<
45°)で熱ローラ50に当接しているので、用紙の厚
みが厚い場合でも、スムーズに用紙を熱ローラ50から
剥離させることができる。なお、剥離爪101の形状は
図20に示した例に限定されるものではなく、たとえば
円弧状に湾曲していてもよい。 (d) 前記実施例では、圧接解除レバーをイメージン
グユニット11等の押圧によって回動させるようにした
が、図22に示すように、モータ等の駆動機構を用いて
回動させるようにしてもよい。
【0048】図22に示す例では、圧接解除部材105
は、熱ローラ50を支持する軸受60の外周部に回転自
在に配置されている。そして、その外周の一部には、加
圧ローラ51の軸受62の突出部62aを押圧するため
のカム部105aが形成されている。また、外周の一部
には、ギヤ部105bが形成されている。一方、定着フ
レーム106には、モータ107が固定されており、モ
ータ107の軸先端には、継手108を介してウォーム
ギヤ109が連結されている。ウォームギヤ109は、
圧接解除部材105のギヤ部105bに噛み合ってい
る。
【0049】このような実施例では、モータ107を回
転してウォームギヤ109を回転させることより、圧接
解除部材105を熱ローラ50の回りに回動させること
ができる。したがって、圧接解除部材105を回転させ
てそのカム部105aを加圧ローラ51の軸受突出部6
2aに当接させれば、熱ローラ50から加圧ローラ51
を離すことができる。
【0050】このような実施例では、レバー等が不要と
なり、非常に狭いスペースで簡単に熱ローラ50と加圧
ローラ51との圧接及びその解除を行うことができる。 (e) 図23に示すように、取付部材54の凹部54
aの底部に、孔54bを形成してもよい。このような実
施例では、凹部54aに落下した水滴は孔54bを通過
してクリーニング部材55に染み込む。クリーニング部
材55は熱ローラ50表面に接触しているので高熱とな
り、短時間で水分は蒸発する。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明では、回転軸の外周
にカム部材が配置されており、このカム部材の回動によ
って2つのシート搬送面の圧接を解除する。このため、
装置がコンパクトになり、またカム部の形状によって圧
接解除のための力を小さくすることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されたファクシミリ装
置の外観斜視図。
【図2】図1の縦断面概略構成図。
【図3】前記装置の画像形成部及び定着搬送装置の正面
図。
【図4】定着搬送装置の一部縦断面構成図。
【図5】定着搬送装置の縦断面構成図。
【図6】定着搬送装置の温度ヒューズ取付部の斜視図。
【図7】前記定着搬送装置の下ローラの斜視図。
【図8】前記下ローラの拡大部分図。
【図9】定着搬送装置のフレームの正面部分図。
【図10】定着搬送装置の取付フレームの断面図。
【図11】定着搬送装置のフレーム取付部分の斜視部分
図。
【図12】製品出荷時の定着搬送装置の正面図。
【図13】ジャム処理時の定着搬送装置の正面図。
【図14】他の実施例による定着搬送装置の正面部分
図。
【図15】図14の側面部分図。
【図16】さらに他の実施例による定着搬送装置の縦断
面構成図。
【図17】図16の拡大部分図。
【図18】図17の剥離爪の底面図。
【図19】さらに他の実施例による定着搬送装置の拡大
部分図。
【図20】図19の側面図。
【図21】図20の底面図。
【図22】さらに他の実施例による定着搬送装置の正面
部分図。
【図23】さらに他の実施例による定着搬送装置の縦断
面構成図。
【符号の説明】
16 定着搬送装置 50 熱ローラ 51 加圧ローラ 60 軸受 61 軸 62 軸受 62a 軸受突出部 63 スプリング 65 圧接解除レバー 65b カム部 65c レバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 伸一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−22750(JP,A) 特開 昭55−52840(JP,A) 特開 平3−249043(JP,A) 特開 平3−239573(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケースが下ケースに対してヒンジ部を介
    して開閉自在である画像形成装置に用いられるシート搬
    送装置であって、 第1シート搬送面及びこの第1シート搬送面を循環させ
    るための回転軸を有する第1搬送機構と、 前記第1シート搬送面に圧接する圧接位置及び圧接状態
    が解除される圧接解除位置に移動可能に支持され、前記
    圧接位置において前記第1シート搬送面との間にシート
    を挟持して搬送する第2シート搬送面を有する第2搬送
    機構と、 前記第2シート搬送面を前記第1シート搬送面側に付勢
    する付勢手段と、 前記回転軸の外周に前記回転軸に対して回転自在に配置
    され、所定の回転位置において前記付勢手段の付勢力に
    抗して前記第2シート搬送面を前記圧接解除位置に移動
    させるためのカム部を外周部に有するカム部材と、 前記所定回転位置にカム部材を付勢する回転付勢手段
    と、前記上ケースが前記下ケースに対して閉止状態となって
    いる場合、 前記回転付勢手段の付勢力に抗して前記カム
    部材を回動して前記所定の回転位置から離脱させる回動
    手段と、 を備えたシート搬送装置。
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