JP4442725B2 - ネジ供給装置 - Google Patents
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Description
左右の押上部材4a,4bからガイドレール3上に散布された小ねじ5の一部は、軸部5aがガイドレール3のねじ溝8に挿入されると同時に、頭部5bがねじ溝8の開口縁で支承される。一方、ガイドレール3のねじ溝8に挿入されずにガイドレール3上に残っている小ねじ5は、刷毛部材6によってガイドレール3から払い落とされる。前記ガイドレール3のねじ溝8に挿入された小ねじ5は、ガイドレール3上を漸動しながらねじ取出部10に到達し、組立てライン作業者のビット操作によって取り出される。
しかしながら、上述したねじ供給装置1にあっては、押上部材4a,4bからガイドレール3上に小ねじ5を散布し、刷毛部材6で払いながら小ねじ5をガイドレール3に挿入するものであるため、第10図に示したように、ガイドレール3のねじ溝8に小ねじ5の頭部5bが挟まってしまうことがある。特に、第10図に示したように、頭部5bの直径と軸部5aの長さの寸法がほぼ同じで、且つ頭部5bの厚みが大きいような小ねじ5が一且挟まってしまうと、刷毛部材8で払ってもなかなか落とすことができず、ガイドレール3に挟まったままの状態となる。そのために、ガイドレール3のねじ溝8に挿入される後方からの小ねじ5の移動を妨げてしまうことになり、そのたびにねじ供給装置1のメインスイッチを切ってねじ溝8に挟まった小ねじ5を取り除かなくてはならず、組立てラインの作業効率を低下させる原因となっていた。
上記特許文献2の発明のねじ供給装置は、ガイドレールにねじの頭部を支承させる前段階で一旦ねじを整列させ、整列させたねじをガイドレールのねじ溝に供給するものである。具体的には、ねじ収容部と、このねじ収容部に収容されたねじを搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送されたねじを整列させる整列手段と、この整列手段の下流側に位置し前記整列されたねじの頭部を支承するガイドレールとを備えていることを特徴とするものである。
そして上記発明によれば、ねじ収容部から搬送したねじを直接ガイドレール上に散布することなく、整列手段で一旦整列させてからガイドレールに導くようにしているので、従来のようにねじの頭部がガイドレールのねじ溝に挟まってしまうといったことがない。特に、ねじを臥した状態で一列に整列させることで、方向性を容易に整えることができる。
とりわけ、ねじの搬送手段として回転ドラムを用い、この回転ドラムに貫通孔を設けることで、整列手段までねじを搬送することができる。そして、ねじ収納都の底面を回転ドラム側に下向き傾斜させることで、貫通孔内にねじが入り易くなり、また貫通孔の内壁面を回転ドラムの回転方向に対して逆向きに傾斜させることで、搬送時における貫通孔からのねじの落下を効果的に防ぐことができるように構成されている。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、上記回転ドラムに設けた貫通孔に小ねじを供給するに際し、ねじ収容部に隣接するケーシングの側壁と回転ドラムとの間隙を広げることなく、小ねじを充分供給するようにしてネジの取出し作業を素早く行なえるようにすることである。
ネジ類を収容する収容部と、
この収容部内のネジを掬い取ってガイドレール上に排出する回転ドラムと、
この回転ドラムから排出されたネジを整列移動させるガイドレールを有する排出部と、
前記ガイドレール上に設けられたネジの取出部に配置されるビットガイドとを備えたネジ供給装置において、
前記ビットガイドは、互いに外向きに屈曲させた二枚の矩形状のガイドプレートを溶接してV字溝を形成するものであるとともに、
前記収容部に隣接するケーシングの一部に、収容部へのネジの投入を容易にする切欠部を形成するとともに、該切欠部を回転ドラムの幅と近い幅の矩形状の切欠部としたことを特徴としている。
図1はこの発明に係るネジ供給装置の全体構造を示す斜視図であり、図2はネジ供給装置の平面図である。図1及び図2に示されるように、この実施形態に係るネジ供給装置10は、全体が手のひらに乗る程度の小さな箱型形状であり、ケーシング11と、このケーシング11に内蔵されるネジ12の収容部13と排出部14とを備える。前記収容部13と排出部14とは、ケーシング11のほぼ中央部を縦方向に延びる縦壁15によって仕切られており、さらに、この縦壁15に沿って円板状の回転ドラム16が配設されている。
なお、前記ケーシング11の一部に形成した収容部13へのネジの投入を容易にする切欠部27としては、前記回転ドラム16の幅と近い幅の矩形状をなしていることが必要である。回転ドラム16の幅と近い幅とは、前記大きな矩形状の切欠部27をより詳細に規定するものであって、回転ドラム16の幅、すなわち回転ドラム16の径にほぼ等しい幅という意味である。
切欠部27の深さは、ネジの投入が容易であるか否か、収容部13に多数のネジ12が収容できるかどうか等を勘案して適宜決定することができる。
ガイドレール25に支承された状態で漸次移動するネジ12をドライバ50などの工具によって取出す場合、ビットガイド32に対するドライバ50の動きは、図5に示されるようなイ、ロ、ハの順番となる。先ず、ネジ12がストッパ部材31によって停止すると同時に、ドライバ50をイの位置に持って行き、ビット51をビットガイド32のV字溝部35に押し当てる。このとき、ビット51は、図6に示されるようなV字溝部35の左右のガイド面36a,36bに、ビット51の両側2箇所が当たることで位置が定まりビット51の左右方向のぶれを防止できる。次に、ドライバ50をそのまま押し下げていく。この時、ビット51は、その両側2箇所がガイド面36a,36bに摺接ガイドされた状態でV字溝部35に沿って下方に移動するので、前記と同様に左右方向のぶれが防止され、ドライバ50がロの位置に達したときには、ビット51をネジ12の頭部の十字状溝に即座に俵合させることができる。この状態からドライバ50を手前に引くと、スプリングによって付勢されているストッパ部材31が開き、ビット51に磁着されたネジ12を取出すことができる。
11 ケーシング
12 ネジ
13 収容部
14 排出部
15 縦壁
16 回転ドラム
17 切欠凹部
18 底板
19 モータ
20 ベルト
21 プーリ
23 プレート部
24 ガイド溝部
25 ガイドレール
25a ,25b プレート
26 スライダ部
27 切欠部
31 ストッパ部材
32 ビットガイド
33,34 ガイドプレート
35 V字溝部
36a,36b ガイド面
37 交線
38,39 屈曲部
40,41 屈曲部
42a,42b ガイド面
43 ケーシング上面
44 L形のブラケット
45 規制部材
45a 後端部
50 ドライバ
51 ビット
Claims (1)
- ネジ類を収容する収容部と、
この収容部内のネジを掬い取ってガイドレールに排出する回転ドラムと、
この回転ドラムから排出されたネジを整列移動させるガイドレールを有する排出部と、
前期ガイドレール上に設けられたネジの取出部に配置されるビットガイドとを備えたネジ供給装置において、
前記ビットガイドは、互いに外向きに屈曲させた二枚の矩形状のガイドプレートを溶接してV字溝を形成するものであるとともに、
前記収容部に隣接するケーシングの一部に、収容部へのネジの投入を容易にする切欠部を形成するとともに、該切欠部を回転ドラムの径にほぼ等しい幅の矩形状の切欠部としたことを特徴とするネジ供給装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2004174848A JP4442725B2 (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | ネジ供給装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2004174848A Active JP4442725B2 (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | ネジ供給装置 |
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