JP5913047B2 - 部品供給テープ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、間隔を存して形成された収納凹部内に電子部品を収納した部品供給テープの先端部を処理する部品供給テープ処理装置に関する。
間隔を存して形成された複数の収納凹部内に電子部品が収納され、収納された電子部品を供給する部品供給テープを送り電子部品を供給する部品供給ユニットは、例えば特許文献1など開示されている。そして、収納凹部を覆うカバーテープを、部品供給ユニットに設けられたカッターにより切断し、収納凹部の上面を開放して部品供給テープから電子部品が確実に取り出されるようにしていた。そして、新しい部品供給テープが部品供給ユニットに装填されていた。
特開2011−216793号公報
しかし、電子部品を供給する部品供給テープが新しく、図7に示したように、部品供給テープCXが例えば電子部品の収納凹部Cbが窪んで形成されたキャリアテープCaと収納凹部Cbを覆うようにカバーテープCcがキャリアテープCa上に接着され、更にテープ送り孔Cdが形成さている薄い紙テープであったときに、図8(a)に示したように部品供給テープCXの先端部Ceがその部分より部品供給ユニットでのテープ送り方向の上流側(図8(a)では左側)の部分と同様に水平な場合に対して、部品供給テープ自体がリールに巻かれていたときの巻き癖やカットしたときに使用した鋏の状態等により、部品供給テープCXの先端部Ceが図8(b)に示したように、先端に向かい下へ向き、例えば下に向かい丸くなる虞があった。
そして、このように先端部が下へ向かい丸くなった部品供給テープCを、部品供給ユニットのテープ送り方向の上流側(テープ入口側)から差し込み、テープ送り機構であるスプロケットにより奥(下流方向)へ移動させ、収納凹部の先端がカッターに到達したとき、カッターの先端が部品供給テープのキャリアテープとカバーテープとの間に入って行かなく、例えばカッターの先端がカバーテープに乗り上げ、カッターによるカバーテープの切断の開始がされない、即ち、カッターのインサートミスが発生し、部品供給ユニットによる電子部品供給がスムーズに開始できない虞があった。
そこで本発明は、部品供給テープを用いて電子部品を供給するとき、部品供給ユニットに設けられたカッターにより、カバーテープの切断を確実に開始でき、安定した部品供給を図ることができように、部品供給テープの先端部を処理する部品供給テープ処理装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、電子部品収納する複数の収納凹部が、テープの送り方向に所定の間隔を存して連続して形成されたキャリアテープと、前記収納凹部の上方を覆うカバーテープとを有した部品供給テープの先端部を処理する装置であり、下部ユニットと、この下部ユニットに対して相対的に移動する上部ユニットとを備え、前記下部ユニット及び前記上部ユニットは、前記部品供給テープの先端部を前記カバーテープを上にして挟み、前記先端部に前記部品供給テープの送り方向の上流の水平部から折れ曲がり、部品供給テープの先端に向かい上に傾斜した傾斜部を形成するように下部傾斜面及び上部傾斜面を有したことを特徴とする。
また、第2の発明は、請求項1に記載の部品供給テープ処理装置において、前記下部ユニットと前記上部ユニットとは、回動軸を介して接続され、前記下部ユニットは、前記下部傾斜面が形成され前記部品供給テープを支持するテープ支持部材を有し、前記上部ユニットは、前記上部傾斜面が形成され前記部品供給テープを上方から押圧するテープ押圧部材を有し、前記下部ユニットと前記上部ユニットとは、お互いが前記回動軸に設けられたバネにより前記回動軸回りに離れる方向に付勢されることを特徴とする。
また、第3の発明は、請求項1または2に記載の部品供給テープ処理装置において、前記下部傾斜面及び前記上部傾斜面に位置した部品供給テープが更に奥へ移動することを規制する規制板を備え、前記下部傾斜面及び前記上部傾斜面の各形成開始位置は等しく、前記規制板と前記形成開始位置との間隔は前記部品供給テープの隣り合う前記部品収納凹部の間隔とほぼ等しいことを特徴とする。
本発明は、カバーテープの切断を確実に開始でき、安定した部品供給を図ることができように、部品供給テープの先端部を処理する部品供給テープ処理装置を提供することができる。
部品供給テープ処理装置の正面図である。 部品供給テープ処理装置の側面図である。 図1に示した部品供給テープ処理装置のA−A線断面図である。 図2に示した部品供給テープ処理装置のB−B線断面図である。 部品供給テープ処理装置によるテープ端面処理を説明する概略断面図である。 カッターによる部品供給テープの切断過程を説明する概略断面図である。 部品供給テープの斜視図である。 部品供給テープの概略断面図。 部品供給ユニットの概略側面図である。 部品供給ユニットの概略平面図である。 テープ処理ユニットの平面図である。 カッターの側面図である。 カッターの正面図である。 カッターの上面図である。 カッターの底面図である。 カッターの先端部の側面図である。 操作パネルを示す図である。
以下、図1〜図5に基づいて、本発明の部品供給テープ処理装置(以下、テープ処理装置という。)1の実施形態について説明する。
テープ処理装置1は、下部ユニット2と、この下部ユニット2に後部の回動軸3を介して接続された上部ユニット4と、回動軸3に巻かれ下部ユニット2と上部ユニット4との間に設けられたバネ部材5を備えている。下部ユニット2は、上方が開放された断面コの字形状の下部部材106を備え、この下部部材106は、下壁107、この下壁107の両側縁から間隔を存して垂直に上方へ延びた左右側壁108、109を有している。
また、下部ユニット2の前部(後述する部品供給テープの入り口側であり、図2及び図3では左側)には左右側壁108、109の間にテープ支持部材110が設けられている。このテープ支持部材110は例えば金属製であり、部品供給テープCXを載置する面である水平な上面111と、この上面の後端から下部ユニット2の奥へ向かい(図3では左から右の方向、図5では右から左の方向)斜め上方へ形成された傾斜面(以下、下部傾斜面という。)112と、この傾斜面の上端から水平に延びた後端の水平面113とを備えている。また、テープ支持部材110の前部上端には面取り114が形成されている。
115は、テープ支持部材110の後面に垂直に設けられたテープ規制板であり、このテープ規制板115は、テープ支持部材110に例えば図示しない複数のビスにより取り付けられ、水平面113より更に上方へ延び、上部には、後方へ折曲した傾斜部116が形成されている。そして、テープ支持部材110の上面111と下部傾斜面112との境界、即ち、下部傾斜面112の形成開始位置221とテープ規制板115との間の水平方向の寸法L1は、部品供給テープCXのピッチ(隣り合う各部品収納部Cbの各中央位置の間隔であり、隣り合う各中間部CBの各中央位置の間隔)P1とほぼ等しい(図5の記載を参照)。
また、左右側壁のほぼ中央部には、上部ユニット4の後述する上部部材120の左右側壁に形成された突部128に対応した例えば円形の開孔117が形成されている。
以下、上部ユニット4について説明する。
上部ユニット4は、下方が開放された断面コの字形状の上部部材120を備え、この上部部材120は、上壁121、この上壁の両側縁から垂直に下方へ延び下部ユニット2の左右側壁108、109の外側に位置した左右側壁122、123を有している。即ち、上部部材120の左右側壁122、123の内側の各面間の寸法は下部部材106の左右側壁108、109の外側の各面間の寸法より僅かに大きい。
また、上部ユニット4の前部(部品供給テープの入り口側であり、図2及び図3では左側)には、左右側壁122、123間にテープ支持部材110に対向してテープ押圧部材124が設けられている。このテープ押圧部材124は例えば金属製であり、部品供給テープCXを上方から押圧する面である水平な下面125と、この下面の後端である形成開始位置222から上部ユニット4の奥へ向かい斜め上方へ形成された傾斜面(以下、上部傾斜面という。)126と、この上部傾斜面126の上端から垂直に形成された背面127とを備えている。ここで、上部傾斜面126の下面125に対する角度は、下部傾斜面112の上面111に対する角度を等しい。また、下部傾斜面112のテープ送り方向(図5での左右方向)の長さは、上部傾斜面126のテープ送り方向の長さより短い形状である。
更に、左右側壁122、123には、両側壁が内側に窪み、内面より上述した開孔117内に突出した凸部128が形成されている。図3は、突部128が開孔17の上縁に当たり、それ以上下部ユニット2及び上部ユニット4のお互いが相対的に離れるように外側への回動することが規制されている状態を示している。この状態から下部ユニット2及び上部ユニット4は、作業者による操作、例えば双方を握る操作により、矢印230、231に示したように、お互いが相対的に近付くように内側へ回動する。
また、回動軸3に設けられたバネ部材5は、例えば金属棒が巻かれた中心部132と、中心部132の一方から延びた一方延出部133と、一方延出部133の先端が直角に折れ曲がって形成された一方端部134と、中心部132の他方から延びら他方延出部135と、他方延出部135の先端が直角に折れ曲がって形成された他方端部136とを備えている。そして、回動軸3が中心部132を貫通して中心部132を支持している。また、一方端部134は下部部材106の低壁107の上面に当たり支持され、他方端部134は上部部材120の上壁121の下面に当たり支持されている。従って、バネ部材5により下部ユニット2及び上部ユニット4には、図3に矢印240及び241にて示したように、それぞれが離れるように反対方向(外側)に力が働く。
更に、下壁7の後部であり、回動軸3の斜め下方には、下部支持ピン137が下壁107から内側に突出して取り付けられ、また、上壁121の後部であり、回動軸3の斜め上方には、上部支持ピン138が上壁121から内側に突出して取り付けられている。そして、バネ部材5の一方端部134及び他方端部136は下部支持ピン137及び上部支持ピン138の前方(図3においては、左側)に位置している。
次に、部品供給テープCXの斜視図である図7に基づいて、部品供給テープCXについて説明する。この部品供給テープCXは、キャリアテープCaに所定間隔毎に形成された電子部品収納凹部である収納凹部Cb内に電子部品Dを収納して、前記収納凹部Cbを覆うようにカバーテープCcがキャリアテープCa上に接着されている。また、前記キャリアテープCaには所定間隔毎に送り孔Cdが形成されている。
更に、カバーテープCcの接着部(収納凹部Cbの左右に、カバーテープCcを接着(融着)固定している部分)は、装填される電子部品のサイズによって、その位置が異なる。
次に、前記部品供給ユニット5の概略側面図である図9及び前記部品供給ユニット5の概略平面図である図10に基づいて、フィーダベース上に並設される部品供給ユニット5の構成について簡単に説明する。先ず、部品供給ユニット5は、部品供給装置3A、3B、3C、3Dに回転自在に載置した図示しない部品供給テープリールに巻回した状態の部品供給テープCXを案内通路を介して導入するテープ導入機構(テープ導入部)を備えている。
このテープ導入機構は、テープ導入駆動源であってその出力軸16にギア18を備えた導入モータであるDCモータ17と、前記ギア18と噛み合うギア19が設けられた回転軸20の中間部に設けられたウォームギア21と噛み合うウォームホィール22を備えると共にテープ押さえ部材24に上方から押さえられた部品供給テープCXに形成した送り孔Cbにその外周部に形成されたテープ送り歯が噛み合ってこの部品供給テープCXを送る第1スプロケット23とから構成される。25は第1検出センサで、前記部品供給ユニット5内に導入された前記部品供給テープCXを検出するセンサである。また、テープ押さえ部材24は回転自在であり部品供給テープCXを支持するローラ24Aを備えている。
27は第2スプロケットで、この第2スプロット27は後述するテープ処理ユニット28への部品供給テープCXの供給動作を担う。29は第3スプロケットで、テープ処理ユニット28に設けられたカッター30により部品供給テープCXのカバーテープCcを切り開くように前記部品供給テープCXを前進移動させるためのものである。
以下、カッター30について、図12〜図15に基づいて詳細に説明する。
カッター30の先端部には、刃部151が形成され、刃部151は、部品供給テープの送り方向の上流側を先端として、先端から下流側に向かい、先端の下部途中から斜め上に向かって形成されている。また、刃部151は、先端から次第に厚くなるように形成され、刃部151の先端部は、図14に破線112、113にて示した加工前の形状に対して上下それぞれC面取り加工されている。
即ち、底面153には台形の底面C面取り加工面(以下。底面加工面という。)154が刃の先端に向かい上向に形成され、底面加工面154は図14に記載したように、底面の破線で示した延長線112をC面取りして形成された形状を呈している。また、先端部の上部には、二等辺三角形の上部C面取り加工面(以下、上部加工面という。)155が刃の先端に向かい下向きに形成されている。即ち、図11等に図示した上部加工面155は平面でありそれより上側が鋭い刃が角状に形成された角状刃部152である。加工面155は図14に記載したように角状刃部152の破線で示した延長線113をC面取りして形成された形状を呈している。
そして、カッター30の先端には、その長手方向(部品供給テープの送り方向)と直交する方向に水平であり僅かな寸法の156が形成されている。
なお、端縁156の形状は、水平な鋭い刃の形状でもよいが、カッター長手方向の垂直断面が丸みを帯びた所謂R形状でもよく、このR径は小さくてもよい。
図4に示した32はサーボモータで、その出力軸33に設けられたプーリと回転軸34に設けられたプーリとの間にはベルト35が張架され、前記サーボモータ32が正転すると、出力軸33及びベルト35を介して回転軸34が回転する。
従って、前記回転軸34が間欠回転すると、この回転軸34の中間部に設けられた各ウォームギア37、38と噛み合うウォームホィール39、40を備えた前記第2スプロケット27、第3スプロケット29がそれぞれ間欠回転することとなる。即ち、サプレッサ43により上方から押さえられた部品供給テープCXに形成した送り孔Cbに第2スプロケット27、第3スプロケット29の外周部に形成されたテープ送り歯が噛み合って、前記回転軸34が回転すると、第2スプロケット27及び第3スプロケット29が回転することとなり、部品供給テープCXを送ることができる。
44は第2検出センサで、導入された前記部品供給テープCXを検出するセンサである。そして、前記部品供給ユニット5への部品供給テープCXの装填時に、前記第1スプロケット23から第2スプロケット27の各テープ送り歯への部品供給テープCXの送り孔Cdの嵌合時(速度差による乗り継ぎ)の遊びロス、即ち直ぐには嵌らず滑りながら、やがて嵌合することに配慮し、部品供給テープCX先端位置の把握を確実に行うため、第2スプロケット27と第3スプロケット29との間に、第2検出センサ44を配置して、部品供給テープCXの先端検出をした際に減速するようにしてから停止するように制御する。
なお、第1スプロケット23と第2スプロケット27との間隔は大きいため、部品供給テープCXの各送り孔Cdの累積されたピッチ誤差により両スプロケット23、27のテープ送り歯の嵌合動作に影響が出るため、第1スプロケット23の回転数は、第2スプロケット27の回転数よりやや遅い低速回転とする。更に、部品供給テープCXの送り位置精度に影響の出る送り孔Cdの変形を少なくするため、第1スプロケット23のテープ送り歯形状は丸歯状にした形状を採用して、送り孔Cdを初期状態のまま変形させずに、前方の第2スプロケット27、第3スプロケット29へ運べるようにした。
また、第2スプロケット27と第3スプロケット29は極力近くに配置し、累積ピッチ誤差の影響が出ないスパンとすると共に、テープ処理シーケンスで必要な加減速コントロール、速度制御、トルク制御が担えるよう前述したようにサーボモータ32を採用すると共に同一駆動源による動作とした。
以下、上述したテープ処理装置1を使用して部品供給テープCXの先端部を処理するときの操作について、図1〜図4及び図5に基づいて説明する。
先ず、作業者は、部品供給テープCXの先端部について、空の収納凹部Cbを1つ残し、この空の収納凹部Cbとその先の収納凹部との間でテープ送り方向に対して直角に部品供給テープCXを切断する。次に、作業者は、部品供給テープCXをテープ処理装置1の前方(図3においては左から、図5の(a)においては右からテープ支持部材10とテープ押圧部材24との間に差し込み、テープ先端をテープ規制板115に当てる。そして、この部品供給テープCXの先端がテープ規制板115に当たった状態では、ほぼ水平な状態の部品供給テープCXの先端とその後ろに続く2つの収納凹部Cb、Cbの間の中間部CBの中央位置との間隔は、テープ規制板115と下部傾斜面12の開始位置221との間隔とほぼ等しく、開始位置221の上方に、2つの収納凹部Cb、Cbの間の中間部CBが位置している。
このような状態、即ち、作業者が一方の手で、部品供給テープCXを持ち、テープ先端をテープ規制板115に当てながら、他方の手で下部部材6と上部部材20とを握り、バネ部材5の力に抗して下部ユニット2及び上部ユニット4を図3に矢印230、231に示したように、回動軸3の回りを回動させる。すると、回動に伴いテープ支持部材110及びテープ押圧部材124が回動し、部品供給テープCXはテープ支持部材110の上面111に支持された状態で、図5の上面111とテープ押圧部材124の下面125との間に挟まれる。このとき、図5の(b)に矢印142、143に示したように、作業者が、下部部材106及び上部部材120に力を加えると、下部傾斜面112と上部傾斜面126との間に挟まれた部品供給テープCXの先端部Ceは、折れ曲り、下部傾斜面12及び上部傾斜面26の傾斜角度とほぼ同様に各開始位置221及び222と垂直方向で同じ位置である折曲部145で斜め上方に変形する。この変形のとき、先端部146では折り曲げによる内外の半径差により、歪み、即ち、キャリアテープCaとカバーテープCcとの間でのずれる方向に力が発生し、また、上述したように、上部部傾斜面126のテープ送り方向(図5での左右方向)の長さは、下部傾斜面112のテープ送り方向の長さより短い形状であるので、下部傾斜面112の上端と上部傾斜面126の先端とはずれ、先端部146では、図6の(b)に示したように先端の上面であるカバーテープCc側の面が開放されているので、歪みは先端部146の更に先端に集中して、キャリアテープCaとカバーテープCcとが分離し易くなる。また、折曲部145には隣り合った収納凹部Cb、Cbの間の中間部CBが位置するので、収納凹部Cbが折れ曲ったときに、収納されている電子部品が損傷することを回避することができる。
その後、作業者が、下部部材106及び上部部材120に加えていた力を緩めると、バネ部材5の力により、下部部材106及び上部部材120は、お互いに離れる方向に回動し、図5の(c)に示したように、部品供給テープCXの先端部Ceには、折曲部145から部品供給テープCXの先端に向かい、カバーテープCcを上にして上方へ斜めに延びた傾斜部146が形成される。
部品供給テープCXの斜視図である図2に基づいて、部品供給テープCXについて説明する。この部品供給テープCXは、キャリアテープCaに所定間隔毎に形成された電子部品収納凹部である収納凹部Cb内に電子部品Dを収納して、前記収納凹部Cbを覆うようにカバーテープCcがキャリアテープCa上に接着されている。また、前記キャリアテープCaには所定間隔毎に送り孔Cdが形成されている。
更に、図3に示すように、カバーテープCcの接着部Ce(収納凹部Cbの左右に、カバーテープCcを接着(融着)固定している部分)は、装填される電子部品のサイズによって、その位置が異なる。即ち、この図3(ア)(図3の左部)及び(イ)(図3の右部)に示す部品供給テープCXは、ともに8mm幅の紙テープのものであるが、図3(ア)は大部品用の部品供給テープCXであって、前記収納凹部Cbも大きいので進行方向に沿って塗布された接着部Ceもより外側に位置し、また図3(イ)は小部品用の部品供給テープCXであって、前記収納凹部Cbも小さいので接着部Ceもより内側に位置する。
次に、前記部品供給ユニット5の概略側面図である図4及び前記部品供給ユニット5の概略平面図である図5に基づいて、フィーダベース上に並設される部品供給ユニット5の構成について簡単に説明する。先ず、部品供給ユニット5は、部品供給装置3A、3B、3C、3Dに回転自在に載置した図示しない部品供給テープリールに巻回した状態の部品供給テープCXを案内通路を介して導入するテープ導入機構(テープ導入部)を備えている。
このテープ導入機構は、テープ導入駆動源であってその出力軸16にギア18を備えた導入モータであるDCモータ17と、前記ギア18と噛み合うギア19が設けられた回転軸20の中間部に設けられたウォームギア21と噛み合うウォームホィール22を備えると共にテープ押さえ部材24に上方から押さえられた部品供給テープCXに形成した送り孔Cbにその外周部に形成されたテープ送り歯が噛み合ってこの部品供給テープCXを送る第1スプロケット23とから構成される。25は第1検出センサで、前記部品供給ユニット5内に導入された前記部品供給テープCXを検出するセンサである。また、テープ押さえ部材24は回転自在であり部品供給テープCXを支持するローラ24Aを備えている。
27は第2スプロケットで、この第2スプロット27は後述するテープ処理ユニット28への部品供給テープCXの供給動作を担う。29は第3スプロケットで、テープ処理ユニット28に設けられたカッター30により部品供給テープCXのカバーテープCcを切り開くように前記部品供給テープCXを前進移動させるためのものである。
以下、カッター30について、図10〜図13に基づいて詳細に説明する。
カッター30の先端部には、刃部151が形成され、刃部151は、部品供給テープの送り方向の上流側を先端として、先端から下流側に向かい、先端の下部途中から斜め上に向かって形成されている。また、刃部151は、先端から次第に厚くなるように形成され、刃部151の先端部は、図14に破線112,113にて示した加工前の形状に対して上下それぞれC面取り加工されている。
即ち、底面153には台形の底面C面取り加工面(以下。底面加工面という。)154が刃の先端に向かい上向に形成され、底面加工面154は図14に記載したように、底面の破線で示した延長線112をC面取りして形成された形状を呈している。また、先端部の上部には、二等辺三角形の上部C面取り加工面(以下、上部加工面という。)155が刃の先端に向かい下向きに形成されている。即ち、図11等に図示した上部加工面155は平面でありそれより上側が鋭い刃が角状に形成された角状刃部152である。加工面155は図14に記載したように角状刃部152の破線で示した延長線113をC面取りして形成された形状を呈している。
そして、カッター30の先端には、その長手方向(部品供給テープの送り方向)と直交する方向に水平であり僅かな寸法の106が形成されている。
なお、端縁106の形状は、水平な鋭い刃の形状でもよいが、カッター長手方向の垂直断面が丸みを帯びた所謂R形状でもよく、このR径は小さくてもよい。
図4に示した32はサーボモータで、その出力軸33に設けられたプーリと回転軸34に設けられたプーリとの間にはベルト35が張架され、前記サーボモータ32が正転すると、出力軸33及びベルト35を介して回転軸34が回転する。
従って、前記回転軸34が間欠回転すると、この回転軸34の中間部に設けられた各ウォームギア37、38と噛み合うウォームホィール39、40を備えた前記第2スプロケット27、第3スプロケット29がそれぞれ間欠回転することとなる。即ち、サプレッサ43により上方から押さえられた部品供給テープCXに形成した送り孔Cbに第2スプロケット27、第3スプロケット29の外周部に形成されたテープ送り歯が噛み合って、前記回転軸34が回転すると、第2スプロケット27及び第3スプロケット29が回転することとなり、部品供給テープCXを間欠的に送ることができる。
44は第2検出センサで、導入された前記部品供給テープCXを検出するセンサである。そして、前記部品供給ユニット5への部品供給テープCXの装填時に、前記第1スプロケット23から第2スプロケット27の各テープ送り歯への部品供給テープCXの送り孔Cdの嵌合時(速度差による乗り継ぎ)の遊びロス、即ち直ぐには嵌らず滑りながら、やがて嵌合することに配慮し、部品供給テープCX先端位置の把握を確実に行うため、第2スプロケット27と第3スプロケット29との間に、第2検出センサ44を配置して、部品供給テープCXの先端検出をした際に減速するようにしてから停止するように制御する。
なお、第1スプロケット23と第2スプロケット27との間隔は大きいため、部品供給テープCXの各送り孔Cdの累積されたピッチ誤差により両スプロケット23、27のテープ送り歯の嵌合動作に影響が出るため、第1スプロケット23の回転数は、第2スプロケット27の回転数よりやや遅い低速回転とする。更に、部品供給テープCXの送り位置精度に影響の出る送り孔Cdの変形を少なくするため、第1スプロケット23のテープ送り歯形状は丸歯状にした形状を採用して、送り孔Cdを初期状態のまま変形させずに、前方の第2スプロケット27、第3スプロケット29へ運べるようにした。
また、第2スプロケット27と第3スプロケット29は極力近くに配置し、累積ピッチ誤差の影響が出ないスパンとすると共に、テープ処理シーケンスで必要な加減速コントロール、速度制御、トルク制御が担えるよう前述したようにサーボモータ32を採用すると共に同一駆動源による動作とした。
また、50は部品供給ユニットの本体5Aに例えば図示しない固定ボルトにより固定された案内シュートであり、部品供給テープCXをこの案内シュート50に上方から常時押圧して部品供給テープCXの送り時に部品供給テープCXが上下に動かないようにし、第2スプロケット27及び第3スプロケット29のテープ送り歯から部品供給テープCXの送り孔Cdが抜けて外れないようにサプレッサ43が作用し、サプレッサ43の付勢力によりテープ処理ユニット28が上から部品供給テープCXを押圧する。
また、テープ押え部材24のテープ送り方向(図4において、右側から左側への方向)の下流側(図4においては、左側)には、カバーテープCcの下面或いは収納凹部Cbの側壁に付いている電子部品を落下させるためのローラ92を備えた第1の部品落下装置91が設けられている。
更に、図9に示すように、部品供給ユニット5に設けられた杷手46より部品供給テープの送り方向の下流側、即ち、第1の部品落下装置91とカッター30との間の前記部品供給テープCXの移動経路の途中には、送られて来たカバーテープCcの下面或いは収納凹部Cbの側壁に電子部品が付いていたときに、その電子部品を落下させるためのローラ92を備えた第2の部品落下装置93が設けられている。
更に、前記テープ処理ユニット28のカッター30より下流側には、電子部品Dより大きな平面積を有する部品取出開口65が開設され(図6参照)、前記案内面64に沿って収納凹部Cb内に収納された電子部品Dの幅よりも広く開かれた部品吸着取出位置PUにおいて、装着ヘッド6に設けられた吸着ノズル7が前記部品取出開口65を介して前記収納凹部Cb内の電子部品Dを吸着して取出すことができる。
但し、この前記部品取出開口65が形成された部分には、前記各案内面64は形成できないが、前記部品取出開口65より下流側の先には再び左右に案内面64が形成され(図11参照)、やがてこの案内面64は形成されない。
なお、前記テープ処理ユニット28の下流部28Bには、種別判別用の情報識別部66が設けられ、この情報識別部66は電子部品装着装置1の作業者識別用の情報識別部67と、電子部品装着装置1の情報識別部68とから構成される。作業者識別用の情報識別部67は作業者が目視して前記テープ処理ユニット28の種類が識別できるように、その型式、例えば「W8S」などが刻印されている。また、電子部品装着装置1の情報識別部68は、4個のドットを用いた二値化情報(ビット)で、即ち黒丸の印字が0〜15までの前記テープ処理ユニット28の種別(種類)が識別できるように付されている。
なお、前述したように、前記情報識別部68は4個のドットを用いた二値化情報(ビット)であったが、直接文字認識できるものや、バーコード情報(一次元又は二次元)を貼付したり、或いはメモリタグ、ミューチップなどの記録媒体を埋め込んでもよい。これらの媒体を使用する場合は、前記テープ処理ユニット28の型式情報の他に、ユニークな管理コードも情報に加えて、個々の管理も可能にすることができる。
なお、前記テープ処理ユニット28が対象とする電子部品のX方向の寸法(テープ送り方向の寸法)が例えば0.5mmで、テープの送り方向と直交するY方向の寸法が例えば1.0mmである。
また、図9、図10に示すように、前記部品供給ユニット5の杷手46の上面には操作パネル78が設けられ、この操作パネル78には部品供給ユニット5の配置番号(レーン番号)を選択するためのレーン番号選択ボタン78Aと、このレーン番号選択ボタン78Aの左部押圧毎に1ずつレーン番号を増加させて表示すると共に右部押圧毎に1ずつレーン番号を減少させて表示する表示部78Bと、送りボタン78Cと戻りボタン78D、ローディングボタン78Eとが設けられている(図15参照)。
従って、前記部品供給ユニット5を前述したフィーダベース上から取り外したり、取り付けたりする際に、表示部78Bを見ながら部品供給ユニット5の配置番号(レーン番号)をレーン番号選択ボタン78Aの押圧操作に基づいて選択(変更)することができる。
次に、部品供給ユニット5に部品供給テープCXを装填する動作について、説明する。先ず、テープ押さえ部材24を外して部品供給テープCXの先端部を案内通路上に載置して、第1スプロケット23のテープ送り歯を部品供給テープCXの送り孔Cbに嵌合させた後に、テープ押さえ部材24をセットする。
そして、作業者は操作パネル78のローディングボタン78Eを押圧操作すると、図示しない制御装置は前記第1検出センサ25及び第2検出センサ44が部品供給テープCXを検出していなければ、DCモータ17を所定時間だけ駆動させるように制御し、部品供給テープCXは第1スプロケット23の回転により部品供給ユニット5内の下流(奥方)へ順次移動される。
そして、この移動に伴い、前記所定時間経過したらDCモータ17の駆動を停止し、第1検出センサ25が部品供給テープCXの先端を検出したら、前記DCモータ17及びサーボモータ32の駆動を開始させる。
先ず、先端の部分が第1検出センサ25に達して検出されている部品供給テープCXは、DCモータ17の駆動による第1スプロケット23の回転により下流へ押し込まれるように次第に移動する。
そして、部品供給テープCXが下流に設けられた第2の部品落下装置141に到達すると、第1の部品落下装置91と同様に、収納凹部Cb内の側面の上部に付いている電子部品、或いはカバーテープCcの下面に付いている電子備品がローラ126により落とされる。
そして、第1スプロケット23、第2スプロケット27及び第3スプロケット29により部品供給テープCXが下流である前方へ移動させられる。
そして、予め設定された送り量に従い、移動動作を継続し、この移動中に第2検出センサ44が部品供給テープCXの先端を検出したら、DCモータ17の駆動が停止し、サーボモータ32が強制的に減速させられ停止する。なお、この場合、前述の予め設定された送り量がなされたにもかかわらず、第2検出センサ44が部品供給テープCX先端を検出できない場合には、DCモータ17及びサーボモータ32は異常停止させられる。
続いて、サーボモータ32によって前述した減速してから停止する際の部品供給テープCXのオーバーラン量を鑑みて、最小ピッチ送りによる逆転動作を部品供給テープCXの先端が第2検出センサ44が検知しなくなるまで繰り返し、部品供給テープCXの先端位置を確定する。即ち、サーボモータ32の最少ピッチの逆転動作及び停止動作を繰り返すことにより部品供給テープCXの先端位置を確定する。
なお、第1スプロケット23はワンウェイクラッチを備えていて逆転はしないが、戻し量が微小であること、第1スプロケット23の歯高が低いことにより第2スプロケット27の送り歯に嵌合した部品供給テープCXはサーボモータ32の推力で後方へ滑り出される。
そして、所定量の1回送り動作で部品供給テープCXの先端部をカッター30の刃の直前位置まで高速で送りこむようにサーボモータ32の駆動は制御される。即ち、部品供給テープCXの先端位置の確定により、カッター30の刃の直前位置まで設計寸法に従い、部品供給テープCXを高速で送り込む。
そして、カバーテープCcをカッタ−30により切り開くゾーンへ部品供給テープCXの先端が移動し、カバーテープCcの切断分割を行う。このときの動作について、図6に基づいて説明する。
図6(a)に示すように、部品供給テープCXが矢印Hの方向(テープ送り方向)に送られると、カッター30の刃の先端(最先端部)である端縁156が、部品供給テープCXの先頭端面147に突き当たる。このとき、上述したように、テープ処理装置1により部品供給テープCXの先端部Ceは、折れ曲り、斜め上方に変形し、また、上述したように、部品供給テープCXの先端部Ceでの折れ曲りの形成により、カバーテープCcとキャリアテープCaとは分離し易くなっているので、端縁156が矢印H方向へ更に移動すると、移動に伴い、端縁156がカバーテープCcとキャリアテープCaとの略境界部分を上下に分け、底面加工面154がキャリアテープCaの端面角部に当接し、カッター30はキャリアテープCaの上面に乗り上がる。従って、端縁156が部品供給テープCXの先頭端面147に当った後、部品供給テープCXの移動に伴い、カバーテープCcの上に乗り上げる等して、カッター30の部品供給テープCXに対してのインサートミスが発生することを確実に回避することができる。
そして、カッター30がキャリアテープCaの上面に乗り上がると、端縁156と底面153との高さの差の分カッター30が上昇し、それに伴い、テープ処理ユニット28も上昇し、この結果、テープ処理ユニット28でのカッター30より上流側の部分の下面と、部品供給テープCXとの間には、僅かな間隔が形成される。また、カッター30より下流側のテープ処理ユニット28の下流部の部品取出開口65の周囲では、テープ処理ユニット28が傾斜しているので下流部28Bの下面とキャリアテープCaとの間隔はほとんど無く、キャリアテープCaはテープ処理ユニット28により上方から押えられている。
また、カッター30に達した部品供給テープCXのカバーテープCcが切断されずに上部加工面155の上を斜め上に移動し、図6(b)の状態となる。
即ち、カッター30は、サプレッサ43と共にバネにより下方に押し付けられているので、この押し付け力に抗しながら上昇し、キャリアテープCaの上面に乗り上がる。このとき、カバーテープCcの送り方向Hと直交する幅方向の中央部に、端縁156が当接するが、端縁156は水平方向に僅かな寸法を有して直線状であるので、端縁106がカバーテープCcを突き破り切断することを回避することができる。この結果、端縁156及び上部加工面155がカバーテープCcを押し上げながら部品供給テープCXに対して相対的に進む。そして、カバーテープCcの図6(b)における左側端部は少なくとも上部加工面155上では切断されることなく、上部加工面155上端より更に上昇し、ある程度角状刃部152の上部に達すると切断される。
また、部品供給テープCXが、電子部品の収納凹部が下方へ突出して形成されキャリアテープの収納凹部がカバーテープにより覆われたエンボステープの場合にも同様に、テープ処理装置によりテープ先端部を同様に処理することで、同様の作用効果を得ることもできる。
更に、部品供給テープCXでは、図6に示したように、先頭の収納凹部Cbには電子部品Dを収納しないようにすることが好ましい。
このようにすることにより、カッター30の端縁156が部品供給テープCXの先頭端面147に突き当たり、端面からカバーテープCcとキャリアテープCaの間に入り込み、切り開いていくとき、特に、カッター30が境界部分110より下の部分に当たった場合にも、カッター30が電子部品に当たることを確実に回避できる。
そして、部品供給テープCXの先端から2番目であり、電子部品が収納されている収納凹部Cbの位置を、部品取出開口65に頭出しするためのピッチ送り動作を所定回数行い、頭出し後は、電子部品を部品取出開口65に送るためにピッチ送り動作を行う。
なお、上記実施形態のテープ処理ユニット1では、下部部材106と上部部材20とが回動軸3を介して連結され、下部ユニット2と上部ユニット4とが、互いに回動して下部傾斜面112と上部傾斜面126とで部品収納テープCXの先端部146を挟むようにしたテープ処理ユニット1について説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、下部部材106と上部部材20とをスライド機構により上下或いは水平に移動できるようにして、上下或いは水平の移動により、下部部材106及び上部部材20のそれぞれに形成された傾斜面により先端部146を挟み、上流の水平部に対して上方に傾斜した傾斜部を形成するようにしてもよい。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 部品供給テープ処理装置
2 下部ユニット
3 軸
4 上部ユニット
5 バネ部材
50 部品供給ユニット
106 下部部材
110 テープ支持部材
112 下部傾斜面
115 テープ規制板
120 上部部材
124 テープ押圧部材
126 上部傾斜面
146 傾斜部
221 形成開始位置
222 形成開始位置
CX 部品供給テープ
Ca キャリアテープ
CB 中間部
Cb 収納凹部
Cc カバーテープ
D 電子部品

Claims (3)

  1. 電子部品収納する複数の収納凹部が、テープの送り方向に所定の間隔を存して連続して形成されたキャリアテープと、前記収納凹部の上方を覆うカバーテープとを有した部品供給テープの先端部を処理する装置であり、下部ユニットと、この下部ユニットに対して相対的に移動する上部ユニットとを備え、前記下部ユニット及び前記上部ユニットは、前記部品供給テープの先端部を前記カバーテープを上にして挟み、前記先端部に前記部品供給テープの送り方向の上流の水平部から折れ曲がり、部品供給テープの先端に向かい上に傾斜した傾斜部を形成するように下部傾斜面及び上部傾斜面を有したことを特徴とする部品供給テープ処理装置。
  2. 前記下部ユニットと前記上部ユニットとは、回動軸を介して接続され、前記下部ユニットは、前記下部傾斜面が形成され前記部品供給テープを支持するテープ支持部材を有し、前記上部ユニットは、前記上部傾斜面が形成され前記部品供給テープを上方から押圧するテープ押圧部材を有し、前記下部ユニットと前記上部ユニットとは、お互いが前記回動軸に設けられたバネにより前記回動軸回りに離れる方向に付勢されることを特徴とする請求項1に記載の部品供給テープ処理装置。
  3. 前記下部傾斜面及び前記上部傾斜面に位置した部品供給テープが更に奥へ移動することを規制する規制板を備え、前記下部傾斜面及び前記上部傾斜面の各形成開始位置は等しく、前記規制板と前記形成開始位置との間隔は前記部品供給テープの隣り合う前記部品収納凹部の間隔とほぼ等しいことを特徴とする請求項1または2に記載の部品供給テープ処理装置。
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