JP5650428B2 - 電子部品供給装置 - Google Patents

電子部品供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5650428B2
JP5650428B2 JP2010085590A JP2010085590A JP5650428B2 JP 5650428 B2 JP5650428 B2 JP 5650428B2 JP 2010085590 A JP2010085590 A JP 2010085590A JP 2010085590 A JP2010085590 A JP 2010085590A JP 5650428 B2 JP5650428 B2 JP 5650428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
supply
electronic component
supply tape
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010085590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011216793A (ja
Inventor
柳田 勉
勉 柳田
臼井 克尚
克尚 臼井
大山 和義
和義 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Original Assignee
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Tech Instruments Co Ltd filed Critical Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority to JP2010085590A priority Critical patent/JP5650428B2/ja
Publication of JP2011216793A publication Critical patent/JP2011216793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5650428B2 publication Critical patent/JP5650428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、電子部品供給装置に係わり、特に電子部品を確実に供給できる、あるいは稼働率の高い電子部品供給装置を実現できる電子部品供給装置に関する。
プリント基板に電子部品を装着し回路基板を生産することにおいては、電子部品を供給する電子部品供給装置の稼働率向上が望まれている。そのためには、電子部品を確実に供給すると共に、電子部品の補充時間または段取り替えを短時間で完了させることが重要である。
従来技術としては、電子部品を供給する供給テープの一端を電子部品供給装置に挿入することによって供給テープを自動装着する方法が下記の特許文献1に記載されている。
特表2005−539370号公報
上記従来技術は、供給すべき電子部品が終了すると、新たに供給テープを装着している間は当該電子部品の装着を行なうことができず電子部品装着装置の稼動率が低下するという課題が生じる。この課題を解決するために自動装着をするには供給テープの電子部品の収納部を覆っているカバーテープを剥離する必要がある。剥離する方法としてはカバーテープの切断手段を設け、この切断手段によってカバーテープを切断して剥離し、収納部から電子部品を取り出す方法がある。しかしながら、この方法では、供給テープを切断手段まで確実に送る必要がある。特に、部品を供給している供給テープの後に続き、新しい供給テープを切断手段まで確実に送り、また、切断手段に到達したキョリアテープを確実に切断する必要がある。
上記従来技術は、自動装着することを開示しているが、上記課題を把握しておらず、当然その課題に対する解決策の開示もない。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたもので、カバーテープを有した供給テープを自動装着し切断手段へ確実に送ることができ、また、切断手段によりカバーテープを確実に切断でき、電子部品を取出位置から確実に取り出せる電子部品供給装置を提供することである。
このため第1の発明は、電子部品を収納するキャリアテープと前記キャリアテープを覆うカバーテープを有する供給テープを走行させるテープシュートと、このテープシュートの入口側から挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出す取出口へ自動的に移動させる駆動手段と、移動中の前記供給テープをこの供給テープの厚さに応じて上下に移動して前記テープシュートに押し付ける押付手段とを有する部品供給装置において、
前記駆動手段は、前記押付手段の上流側に設けられ、
前記押付手段は、前記カバーテープを切断する切断手段及び切断された前記カバーテープから電子部品を露出させる露出手段を有し、更に、前記押付手段の前記供給テープの挿入口の前記テープシュートと対向した下面にテープ案内面が前記サプレッサの挿入口の先端から前記取出口方向へ斜め下がりに形成されている
ことを特徴とする。
第2の発明は、請求項1に記載の部品供給装置において、前記露出手段は前記カバーテープを両側に広げて電子部品を露出することを特徴とする。
第3の発明は、請求項1に記載の部品供給装置において、前記押付手段は、前記切断手段を着脱自在に備えていることを特徴とする。
第4の発明は、請求項1に記載の部品供給装置において、前記押付手段に設けられて前記カバーテープを切断する切断刃と、前記供給テープを少なくとも前記切断刃の前記供給テープへの当接位置にて前記押付手段の下面に押し付ける弾性部材を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、カバーテープを有した供給テープを自動装着し切断手段へ確実に送ることができ、また、切断手段によりカバーテープを確実に切断でき、電子部品を取出位置から確実に取り出せる電子部品供給装置を提供できる。
本発明の一実施形態である電子部品装着装置の平面図である。 本発明の一実施形態における電子部品供給装置カートの斜視図である。 本発明の一実施形態における電子部品供給装置の構成を示す図である。 切断ユニットを備えたサプレッサの断面図である。 切断ユニットを備えたサプレッサの上面図である。 切断ユニットを備えたサプレッサの斜視図である。 図6のAA−AA断面図である サプレッサを備えた電子部品供給装置の要部説明図である。 他の実施形態のテープ搬送部の説明図である。 他の実施形態のテープ搬送部の説明図である。 サプレッサの供給テープの入口部の状態を示す説明図である。 サプレッサの供給テープの入口部の状態を示す説明図である。 板ばねによる供給テープの支持状態を表したテープ搬送部の説明図である。 板ばねによる供給テープの支持状態を表したテープ搬送部の要部正面図である。 板ばねによる供給テープの支持状態を表したテープ搬送部の説明図である。
以下、図面に基づいて電子部品装着装置と電子部品供給装置カート50の実施形態を説明する。
図1は電子部品装着装置1の平面図である。電子部品装着装置1(以下、必要によって本体1と略す)は、左側の奥と手前に2ブロックLU,LD、右側の奥と手前に2ブロックRU,RDの計4ブロック(符号は基本的にLUブロックのみ記す。)と制御装置80とを有している。それぞれのブロックにはテープ・電子部品供給装置が多数設けられている部品供給エリア13、装着ヘッド6、装着ヘッドを移動させる装着ヘッド体11、装着ヘッドにおける電子部品の吸着保持状態を撮像する部品認識カメラ19が設けられている。装着ヘッド体1は、リニアモータで構成する左右移動用レール18上を左右に移動し、左右移動用レール18と同様にリニアモータで構成する前後移動用レール16を図2においては上下方向に移動する。
このような構成によって、装着ヘッド体11に固定された装着ヘッド6が部品供給エリア13から電子部品を吸着し、部品認識カメラ19で電子部品の吸着保持状態を監視して、基板Pの所定の位置まで移動し、吸着した電子部品を基板Pに装着する。
このような動作が4つのブロックで行なわれる。そのために中央には、基板Pを搬送する4つのシュート5a〜5dがあり、奥側2本のシュート5c、5dが上側ブロック用の基板搬送ラインUを、下側2本のシュート5a、5bが手前側ブロック用の基板搬送ラインDを構成する。基板Pは、受渡部7により振分けられ基板搬送ラインU又はDに搬入される。
また、以下の図面において、基板Pの搬送をX方向、Xに垂直な方向をY方向、XとYに垂直な方向をZ方向とする。そして、ブロックにて電子部品供給装置カート50が本体1に装着される方向をY+方向とする。
まず、図2の本実施形態における電子部品供給装置カート50の斜視図を用いて電子部品供給装置カート50の構成を、図3を用いて本実施形態における電子部品供給装置2の構成を説明する。その後、電子部品供給装置2の動作を説明する。
図2に示す電子部品供給装置カート50は、大別してベース部51、図3に示す電子部品供給装置を固定する電子部品供給装置固定部52、ハンドル部53、部品供給リール69(図3参照)を格納している部品供給リール格納部54から構成されている。ベース部51には、移動用車輪(図示せず)を固定する車輪固定部51aが四隅に4箇所あり、また、電子部品供給装置カート50が電子部品装着装置1の本体に固定された時に電子部品供給装置カート50を床面に固定するロックピン51bを有する。電子部品供給装置固定部52は、電子部品供給装置カート50の上部にあり、図3に示すように電子部品供給装置固定部ガイド52cに電子部品供給装置2の電子部品供給装置固定部35を案内させて電子部品供給装置2をベース52aに載置し、電子部品供給装置信号コネクタ52dに電子部品供給装置2の電子部品供給装置コネクタ36を接続する。前記電子部品供給装置固定部コネクタ52cは電子部品供給装置ベース52aに規則正しく配列され、多数の電子部品供給装置が搭載できるようになっている。各電子部品供給装置には供給リール格納部54から電子部品が搭載した供給テープ60が各電子部品供給装置2に供給される。
また、電子部品供給装置ベース52aの両端は、本体1に電子部品供給装置カートを挿入する際に、本体1に設けられたカートガイド板(図示せず)を摺動する役目を果たす電子部品供給装置ガイド52eがある。また、電子部品供給装置ガイド52eには、電子部品供給装置カート50を本体1に固定する位置決め孔52bがある。最後に、電子部品供給装置カート50を移動操作できるようにハンドル部53があり、取手53aにより本体1の方向であるY方向に移動させて電子部品供給装置カート50を本体に挿入する。この時、ハンドル部53の側板53bの先端53cは電子部品供給装置カート50をこれ以上挿入できないようにするストッパの役目を果たす。
図3は電子部品供給装置2の一実施形態を示した図である。電子部品供給装置2は、供給テープ60の掛け違い防止手段を構成する挿入ゲート部20、供給テープを挿入するため供給テープ挿入部30、取出手段である吸着ノズル17による電子部品の取出(吸着)位置Sに移動させる電子部品取出部40、供給テープ挿入部30及び電子部品取出部40を構成する後述する3つのスプロケットを一体に駆動するスプロケット駆動部48、電子部品供給装置を電子部品供給装置カート50に固定するカセット固定部35、図2に示す信号授受ケーブルを介して本体1との信号の授受をするインターフェイス36及び本体からの情報や電子部品供給装置2に内在する後述するセンサからの信号を受け各部を制御し、本体1との信号授受を行なう供給カセット制御部37を有する。
供給テープ60は、後述する図9に示したように、電子部品の収納部を有するキャリアテープ68とこのキャリアテープをカバーして収納部を覆うカバーテープ69とを有し、キャリアテープにはその両端側に後述するスプロケットと係合し供給テープを移動させるスプロケット孔602を一定間隔毎に有する。両端側に設ける理由は幅広の供給テープ60を両側から同期して駆動して位相ずれを起こすことなく安定して移動させるためである。
以下、図3に示す各部について説明する。まず、挿入開閉部である挿入ゲート部20は、供給テープ60を挿入可能な挿入口21と挿入口を開閉するゲート22、ゲートを上下させる小型モータ23及び後述するように部品供給テープを挿入する電子部品供給装置であることを認識させるLED25を有する。挿入ゲート部20は、新たな供給テープ60を電子部品供給装置30にセットするときに、掛け違いを防止するために本体1からの指令に基づいてゲートを開閉する。
供給テープ挿入部30は、挿入ゲート部20における供給テープ60の存在の有無を検出するゲート部テープ検出センサ31と供給テープ60を吸着位置S側に送る挿入スプロケット32とを有する。ゲート部テープ検出センサ31はVの字型の板バネ31aと光センサ31bを有する。供給テープ60の存在の有無は板ばね31aの中央に設けた光路遮断板31cが光センサの光路を遮断することで検出される。その結果、ゲート部テープ検出センサ31は2つの役割を果たす。一つ目は挿入ゲート部20から供給テープ60が挿入されたことを検出する、2つ目は供給テープ60の後端部がゲート部テープ検出センサ31を通過することで供給テープが終了したことを検出することである。一方、スプロケット32はスプロケット駆動部48に駆動され、供給テープ60のスプロケット孔602(図3参照)と噛み合い供給テープ60を矢印Aの方向に移動させる。
電子部品取出部40は、供給テープ60を主として駆動する駆動スプロケット41、駆動スプロケットがスプロケット孔602(図9参照)を確実に押し出すために供給テープ60を駆動スプロケット41側に押えて押付ける押付手段であり、供給テープにより供給される電子部品を露出する露出装置としてのサプレッサ42、供給テープ60のセット時にその先端をサプレッサ42に押し込む押込スプロケット43、駆動スプロケット41と押込スプロケット43の間に設けられ吸着ノズル17が電子部品を吸着するための取出口44、押込スプロケット43の手前に設けられ供給テープの有無の検出する駆動部テープ検出センサ45及び供給テープが移動しているかを監視する監視手段である監視カメラ49を有する。駆動部テープ検出センサ45の構成は基本的にはゲート部テープ検出センサ31と同じ構成である。
サプレッサ42は後述する図4に示すように供給テープ60の挿入側でカバーテープをカットし、電子部品を露出して取出口44から取り出すことを可能とする構成を有する。
スプロケット駆動部48は三つのスプロケット(挿入スプロケット32、駆動スプロケット41及び押込スプロケット43)、それぞれのスプロケットに同心円状に設けられたウオームホイール32H、41H及び43H、それらウオームホイール噛み合うウオームギア46、及びウオームギアを介して各スプロケットを同時に駆動するスプロケット駆動モータ47を有する。このことによりスプロケット駆動機構が簡略化され、3つのスプロケットの駆動タイミイングをとる必要がなく制御もし易くなる。
以下、サプレッサ42について、図4、図5、図6及び図7に基づいて詳細に説明する。
図4に示したように、サプレッサ42は、供給テープの送り方向の上流側、即ち、供給テープの挿入口(テープ入口)の下面には、先端から供給テープの送り方向(下流)に向かい下方に傾斜したテープ案内面61が形成されている。
このように、サプレッサ42は、挿入側(テープ入口側)にテープ案内面61が形成されているので、新しい供給テープがサプレッサ42に到達したときには、供給テープ60の先端がテープ案内面61に案内されてサプレッサ42の下に入り込み、スムーズに移動することができるので、供給テープがサプレッサ42に当たり、移動が阻害され、座屈が発生するなどの問題を回避することができる。
また、略中央には供給テープの送り方向に長い長方形の開口62が形成され、この開口62を上方から塞ぐようにカバーテープの切断手段である切断ユニット63が着脱自在に取り付けられている。
切断ユニット63は、開口62の縦横の寸法より大きい寸法の支持板64と、この支持板の下面に設けられ、下面の中央(電子部品供給装置幅のほぼ中間位置)から下方へ延び供給テープの送り方向に設けられた切断刃65とを備えている。そして、支持板64の対向した角には図示しないビス止め孔が形成され、これらのビス止め孔を介してビス66、66により支持板6が押え板64に着脱自在に取り付けられる。また、切断刃65の下端は、サプレッサ42の下面より僅かに下方に突出し、先端には、上側に斜めに刃67が形成され、この刃67は先端に向け下方に傾斜している。
なお、切断手段である切断ユニット63及び切断ユニットの着脱機構は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、例えば、切断刃65のみをサプレッサ42に対して交換可能にしてもよい。
また、サプレッサ42は、供給テープ60の挿入側の両端に形成されて切断刃65に導かれるカバーテープ69の両端部を押える押え部90、90と、切断刃65によって切断され分割されたカバーテープを両側に広げて電子部品を露出させる露出手段である露出部91とを備えている。露出部91の両側には、カットされたカバーテープ69の案内面92が形成され、案内面92は、分割されたカバーテープを両側に、更に、下方へスムーズに導くように、曲面に形成されている。
図8は、上述したサプレッサ42を備えた部品供給装置のサプレッサ取付部の断面を示した図であり、サプレッサ42は、供給テープを支持して案内するシュート70に取り付けられている。サプレッサ42は複数個所に設けられた例えばコイルばねであるばね71を介してシュート70に取り付けられている。複数のばね71は、サプレッサ42をシュート70に引き付けるように作用し、サプレッサ42は、その下を移動する例えば電子部品の収納部が窪んで形成された紙テープなどの供給テープ60の厚さに応じて上下に移動する。
また、72はシュート70に窪んで形成された収納部99(図9及び図10参照)に設けられた弾性部材である例えば板ばねであり、この板ばね72は、カバーテープの切断位置、即ち、切断刃65に対応して設けられている。板ばね72は中央部に設けられ略水平なテープ支持部73と、このテープ支持部の両端から斜め下方に延びた傾斜部74、74と、各傾斜部の下端から外方へ延びた支持部75、75とを備えている。支持部75、75にはそれぞれ図示しない孔が形成され、板ばね72は孔を介して例えばビスによりシュート70に取り付けられている。そして、テープ支持部73の供給テープの送り方向の上流側の端部は、切断刃65の刃67の先端より上流側に位置している。
なお、供給テープ60を切断刃65に押し付ける手段として板ばね72を用いることにより、構成を簡略化することができるが、板ばねに限定されるものではなく、板ばねを用いずに、例えば、板状の押し付け部材を複数のばねによりサプレッサ42の下面或いは切断刃65に押し付けるようにしてもよい。
また、図9及び図10は、電子部品供給装置の他の実施形態を示した供給テープの搬送部の断面を示した説明図であり、図示したように、供給テープ60、或いは例えば電子部品の収納部が下方へ突出して形成されたエンボステープである供給テープ601の収納部の両側のシュート70の両側壁701、701の上面には、供給テープ60を案内するテープガイド77、77が間隔を存し、供給テープの幅に対応して並行に形成されている。なお、テープガイド77、77の高さは、送る供給テープの種類の中で、最も薄い供給テープの厚さよりも低く形成されることが必要である。このため、供給テープ60はサプレッサ422によって上から押えられると共にテープガイド77、77に案内されて移動し、供給テープ60の幅方向に振れることを回避でき、この結果、電子部品の収納部681の位置がシュート70の幅方向で振れることを極力回避でき、部品取出し位置をほぼ一定に保つことができる。なお、602は供給テープ60及び供給テープ601に形成され、スプロケットの送り歯が入り込む送り穴である。
また、供給テープ60はサプレッサ422によりシュート70の上面に押え付けられており、テープガイド77、77から外れずにテープガイド77、77によって案内されるため、切断刃65による供給テープ60の幅方向の切断位置が中央に保たれる。また、スプロケット32、41、43の歯が供給テープ60の送り穴に確実に入り込むことができる。特に、スプロケット43まで達するには、供給テープ60の移動距離が長いため、横方向の位置ずれが起こり易く、この位置ずれをガイド77、77によって確実に防止することができる。
なお、スプロケット32に送り出された後、サプレッサ42に至るまでの間も供給テープ60の上面は上方に移動しないように図示しない天面により規制されており、ガイド77、77による横方向のガイドが常に成されている。
上述したように構成された電子部品供給装置での部品供給動作時には、古い供給テープ60の後端部がゲート部テープ検出センサ31を通過することで供給テープが終了したことを検出し、その後、一端挿入ゲート部20が閉じた後、開き、供給テープ60が挿入されたことをゲート部テープ検出センサ31が検出する。そして、スプロケット32はスプロケット駆動部48に駆動され、新しい供給テープ60の送り穴602(図10参照)と噛み合い供給テープ60を矢印Aの方向に移動させる。
新しい供給テープ60が移動し、図11に示したように、新しい供給テープ60の先端がサプレッサ42に到達して更に矢印Bに示したように移動するとき、テープ案内面61に案内されてサプレッサ42の下にスムーズに移動することができる。この結果、供給テープがサプレッサ42に当たり、移動が止まり、供給テープ60に座屈が発生するなどの問題を回避することができる。
また、新しい供給テープ60の先端がサプレッサ42に到達してテープ案内面61に当たると、サプレッサ42は、ばね71に抗して矢印Cに示したように、上方へ移動するので、供給テープ60を一層スムーズに移動させることができ。このため、新しい供給テープ60を図12に示したように、サプレッサ42の下にスムーズに入り込ませ、送ることができる。
新しい供給テープ60が、更に移動し、図13及び図14に示したように板ばね72に到達すると、板ばね72の弾性により、テープ支持部73が供給テープ60の厚さに対応して下方へ変位すると共に、新しい供給テープ60を上方へ押し付ける。このため、テープ支持部73が、下から供給テープ60を押え部90、90に押し付けるので、図13に示したように、押え部90、90の下面に対する上下方向の供給テープ60のレベル、即ち、カバーテープ69の押え部90、90の下面に対するレベルを一定に保つことができる。そして、供給テープ60の先端が刃67に到達したときには、即ち、刃67との当接位置に到達したときには、刃67の先端が供給テープ60の上面のカバーテープ69の下にもぐり込みながら刃67によって下方からカバーテープ69を切断していくので、確実に切断することができる。特に、供給テープ60の先端部が例えば下方に曲がっていても、板ばね72によって先端部をサプレッサ42の下面に押し上げ、押し付け、カバーテープ69に対する切断刃65の当接する位置が一定に保たれる。
なお、供給テープ60の上下方向の厚みが部品の種類に応じて変わったとしても、板ばね72が上下方向の位置を変えることができ、常にカバーテープ60をサプレッサ42に押し付けることができる。
更に、供給テープ60の移動に伴い、新しい供給テープ60が移動するときにも、切断された後、カバーテープ69は取出部に向かって移動中にもサプレッサ42の下面に対して押え付けられており、カバーテープ69のレベルが一定に保たれており、カバーテープ69を確実に連続して切断することができる。
そして、切断刃65によって切断され分割されたカバーテープ69は、供給テープ60の移動に伴い露出部91によって両側に広げられ、電子部品が露出される。
このように、カバーテープを確実に切断することができるので、電子部品を露出して確実に取り出すことができ、この結果、電子部品装着装置の稼働率を向上することもできる。
また、電子部品供給装置を例えば長期間使用し、メンテナンス時期になったとき、或いはカバーテープの切断不良が発生したときなどには、ビス66を外すのみで、図4及び図5に示したように、着脱作業が煩雑なサプレッサ42を電子部品供給装置から外さなくとも切断ユニット63をサプレッサ42から容易に外すことができ、古い切断ユニット63と新しい切断ユニットとの交換作業を容易に行うことができる。また、メンテナンス時間を短縮することもでき、電子部品供給装置、また、電子部品供給装置により電子部品が供給される電子部品装着装置の稼働率を向上することもできる。更に、切断刃65を交換するとき、サプレッサ42を交換するのではなく、切断ユニット63のみを交換すればよく、交換時の部品コストを低減することもできる。
以上のように本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1:電子部品装着装置
2:電子部品供給装置
11:装着ヘッド体
13:部品供給エリア
16:装着ヘッド
17:吸着ノズル
20:供給テープ自動装着部
30:供給テープ挿入部
40:電子部品取出部
41:駆動スプロケット
42:サプレッサ
44:取出口
60:供給テープ
61:テープ案内面
63:切断ユニット
65:切断刃
69: カバーテープ
70:シュート
72:板ばね
77:テープガイド
91:露出部

Claims (4)

  1. 電子部品を収納するキャリアテープと前記キャリアテープを覆うカバーテープを有する供給テープを走行させるテープシュートと、このテープシュートの入口側から挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出す取出口へ自動的に移動させる駆動手段と、移動中の前記供給テープをこの供給テープの厚さに応じて上下に移動して前記テープシュートに押し付ける押付手段とを有する部品供給装置において、
    前記駆動手段は、前記押付手段の上流側に設けられ、
    前記押付手段は、前記カバーテープを切断する切断手段及び切断された前記カバーテープから電子部品を露出させる露出手段を有し、更に、前記押付手段の前記供給テープの挿入口の前記テープシュートと対向した下面にテープ案内面が前記サプレッサの挿入口の先端から前記取出口方向へ斜め下がりに形成されていることを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記露出手段は前記カバーテープを両側に広げて電子部品を露出することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記押付手段は、前記切断手段を着脱自在に備えていることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  4. 前記押付手段に設けられて前記カバーテープを切断する切断刃と、前記供給テープを少なくとも前記切断刃の前記供給テープへの当接位置にて前記押付手段の下面に押し付ける弾性部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
JP2010085590A 2010-04-01 2010-04-01 電子部品供給装置 Active JP5650428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085590A JP5650428B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 電子部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085590A JP5650428B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 電子部品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011216793A JP2011216793A (ja) 2011-10-27
JP5650428B2 true JP5650428B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=44946217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010085590A Active JP5650428B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 電子部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5650428B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104247588B (zh) 2012-03-06 2017-03-22 富士机械制造株式会社 带自动设置装置
JP5955384B2 (ja) * 2012-06-11 2016-07-20 富士機械製造株式会社 トップテープ装填装置およびテープ自動セット装置
JP5981787B2 (ja) * 2012-06-29 2016-08-31 ヤマハ発動機株式会社 部品供給ユニット、電子部品装着装置
JP6000792B2 (ja) * 2012-10-10 2016-10-05 ヤマハ発動機株式会社 部品供給ユニット
JP5913047B2 (ja) * 2012-11-01 2016-04-27 ヤマハ発動機株式会社 部品供給テープ処理装置
JP6245517B2 (ja) * 2013-06-14 2017-12-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置および部品供給方法
JP6516708B2 (ja) * 2016-08-31 2019-05-22 ヤマハ発動機株式会社 部品供給ユニット
JP7268244B2 (ja) * 2020-03-17 2023-05-02 ヤマハ発動機株式会社 部品供給装置および部品実装装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2662948B2 (ja) * 1986-10-30 1997-10-15 ニツト− システム テクノロジ− インコ−ポレ−テツド チップテープのトップテープ除去装置
JPH10242685A (ja) * 1997-02-25 1998-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd テーピング部品の供給装置
JP3726001B2 (ja) * 1998-12-25 2005-12-14 松下電器産業株式会社 電子部品供給装置
DE60115447T2 (de) * 2001-09-19 2006-06-14 Mydata Automation Ab System zum handhaben von bauteilen an einer bauteilbestückungsmaschine
CN101569251B (zh) * 2006-12-25 2012-05-30 富士机械制造株式会社 带式送料器以及配件保持带设置方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011216793A (ja) 2011-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5650428B2 (ja) 電子部品供給装置
JP2011222569A (ja) 電子部品供給装置
JP5384398B2 (ja) 電子部品装着装置、フィーダ及び電子部品装着方法
JP5410337B2 (ja) フィーダ、供給テープの移動制御方法または電子部品装着装置
EP2079294B1 (en) Component supply unit and surface mounter
JP6681344B2 (ja) フィーダ装置
JP6033588B2 (ja) フィーダ及びフィーダ制御方法並びに電子部品装着装置
WO2014002911A1 (ja) フィーダ及びフィーダ制御方法並びに電子部品装着装置
CN103857275B (zh) 防卡带机构
EP3270675B1 (en) Feeder
WO2014002912A1 (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
JP2011077096A (ja) 電子部品装着装置、部品供給装置及び電子部品装着方法
JP5761941B2 (ja) フィーダ
WO2016098235A1 (ja) フィーダ
JP2014011368A (ja) リールストッカ及び電子部品供給台車
JP6553643B2 (ja) フィーダ
JPWO2016203627A1 (ja) フィーダ
JP7254141B2 (ja) フィーダ及びテープガイド
JP2011155182A (ja) フィーダ及び電子部品装着装置
JP5384309B2 (ja) フィーダ及び電子部品装着装置
JP6822993B2 (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着装置における自動ローディング方法
JP2010114178A (ja) 部品供給装置
JP7137319B2 (ja) 電子部品供給装置及び電子部品実装装置
JP2018041892A (ja) フィーダ
KR20150070295A (ko) 부품 공급 유닛

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140930

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5650428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250