JP4434784B2 - 鞍乗り型車両の収納部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の収納部構造に関する。
鞍乗り型車両の収納部構造に関するものとして、フェンダの外表面に箱型の物入装置をボルトを用いて取り付けるものがある(例えば特許文献1参照)。
実開昭60−158984号公報
上記特許文献1に記載のものは、フェンダの外表面に箱型の物入装置を取り付けるものであるため、フェンダの外表面から物入装置が出っ張ることになり、外観上好ましくない。また、物入装置が目立たないようにその出っ張り量を抑えると収納スペースが狭くなって十分な収納量を確保できなくなってしまう。また、出っ張り量を抑えると取り付けの向きによっては開口部が狭くなり、収納物の出し入れがしにくくなってしまう。
したがって、本発明は、外観性を向上させることができるとともに、十分な収納量を確保でき、さらに収納作業性を向上させることができる鞍乗り型車両の収納部構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車輪(例えば実施形態における左前輪12(12a))を覆うフェンダ(例えば実施形態における左前フェンダ部31)に設けられる鞍乗り型車両の収納部構造において、前記フェンダは前記車輪の後側上部に沿うように湾曲しつつ後側ほど下側に位置するように水平に対して傾斜する傾斜面部(例えば実施形態における傾斜面部33)を有し、該傾斜面部に上下方向に貫通する挿入穴(例えば実施形態における挿入穴111)が形成され、前記挿入穴の前側および左右両側には、前記傾斜面部の湾曲に合わせて湾曲しつつ下方に凹む外側凹部(例えば実施形態における外側凹部112)と、前記外側凹部の内側で前記外側凹部よりもさらに凹む内側凹部(例えば実施形態における内側凹部113)とが形成され、前記挿入穴の後部には、前記内側凹部よりもさらに深く凹む後側凹部(例えば実施形態における後側凹部114)が形成され、前記フェンダとは別体の収納凹部(例えば実施形態における収納凹部35)と前記収納凹部の開口部(例えば実施形態における開口部41)側の周縁部から側方に突出するフランジ部(例えば実施形態におけるフランジ部120)とを有する収納凹体(例えば実施形態における収納凹体118)が、前記フランジ部を前記内側凹部に載置して取り付けられ、前記収納凹部の開口部を開閉するリッド(例えば実施形態におけるリッド70)を揺動可能に設けことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記フランジ部の上面には、前記収納凹部側の内周縁部に、上側に突出する第1隔壁部(例えば実施形態における隔壁部49)が形成されており、前記第1隔壁部の外側にも、若干上側に突出する第2隔壁部(例えば実施形態における隔壁部125)が形成され、これら第1隔壁部と第2隔壁部との間に、前記収納凹部の周囲を囲むように該収納凹部よりも浅い周囲凹部(例えば実施形態における周囲凹部44)が形成されており、前記リッドの裏面には閉状態で前記周囲凹部に全周にわたって当接するシール部材(例えば実施形態におけるシール部材136)が設けられていることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項に係る発明において、前記周囲凹部の前記収納凹部側の境界縁部全周に上側に突出して前記第1隔壁部が形成されていることを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記収納凹体が前記リッドを軸支する支持部(例えば実施形態における支持部128)を備えたことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に係る発明において、前記車輪は左前輪であることを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に係る発明において、前記後側凹部に取付台座(例えば実施形態における取付台座116)が立設され、前記内側凹部の前部に取付穴(例えば実施形態における取付穴115)が形成され、前記取付台座および前記内側凹部に前記フランジ部が載置されることを特徴としている。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に係る発明において、前記収納凹部は、底面部が水平に対し若干後部が下側に位置するように傾斜しており、前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなしていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、フェンダの傾斜面部に下方に凹む収納凹部を設けるとともに、この収納凹部の開口部を開閉するリッドを揺動可能に設けたため、フェンダの外表面からの出っ張りを防止できる。したがって、外観性を向上させることができる。また、フェンダの傾斜面部に下方に凹む収納凹部を設けたので、出っ張りを防止した上で収納スペースを広くでき開口部も広くできる。したがって、十分な収納量を確保でき、収納作業性を向上させることができる。さらに、フェンダの傾斜面部に下方に凹む収納凹部を設けていることから、収納作業性を向上させるためにこの収納凹部の開口部を開閉するリッドを大きく開くようにしても収納凹部から収納物が落下することがない。したがって、収納物を落下させることなく、収納作業性を向上させることができる。しかも、収納凹部が傾斜面部に形成されていることから、収納凹部の水平方向の断面積よりも開口部の開口面積の方が大きくなるため、収納作業性をさらに向上させることができる。
請求項2に係る発明によれば、収納凹部の周囲にこの収納凹部よりも浅い周囲凹部が全周にわたって形成されているため、この周囲凹部に閉状態のリッドを嵌め込むことができ、フェンダと閉状態のリッドとを面一にすることができる。したがって、外観が良好になる。また、リッドが閉状態では裏面に設けられたシール部材が周囲凹部に全周にわたって当接するため、収納凹部内に雨水等が入り込むことを防止することができる。したがって、収納凹部の確実な防水性を確保することができる。しかも、閉状態のリッドをシール部材で開方向に付勢することができるため、閉状態のリッドの遊びによるがたつきを規制することができる。したがって、走行中にリッドががたついて異音が生じることを防止できる。
請求項3に係る発明によれば、周囲凹部の収納凹部側の境界縁部全周において上側に隔壁部が突出するため、収納凹部内に雨水等が入り込むことを隔壁部によって確実に防止することができる。したがって、収納凹部の確実な防水性を確保することができる。また、この隔壁部に閉状態のリッドのシール部材を当接させれば、シール部材を大きく変形させることができ、閉状態のリッドをシール部材で開方向に強く付勢することができるため、閉状態のリッドの遊びによるがたつきを確実に規制することができる。したがって、走行中にリッドががたついて異音が生じることを確実に防止できる。
請求項に係る発明によれば、フェンダとは別体とされた収納凹部にリッドを軸支する支持部が備えられているため、フェンダ側にリッドを軸支する場合に比してコンパクトにできる。また、収納凹部と支持部との位置が出しやすい。
請求項5に係る発明によれば、左前輪のフェンダに収納凹部が設けられているため、例えば停車中に乗員が跨った状態で右手のブレーキレバーを握った状態のまま左手だけで良好にリッドを開閉して収納物を出し入れすることができる。
参考技術の鞍乗り型車両の収納部構造を図1〜図6を参照して以下に説明する。なお、以下の説明における前後左右は車両の前進時の進行方向における前後左右である。
図1は、不整地走行を主目的とする鞍乗り型車両(いわゆるバギー車)を示す斜視図である。
この鞍乗り型車両11は、車体の前後左右の四隅に配置された車輪12と、車体の略中央位置に搭載されたエンジン13およびトランスミッション14を有するパワーユニット15と、車体前側上部に左右方向に延在するように設けられて前側の車輪12の操舵が入力されるハンドルバー16と、ハンドルバー16に支持されたヘッドライトユニット17と、ハンドルバー16の後側に設けられた燃料タンク18と、燃料タンク18の後側に設けられたシート19と、樹脂製の車体カバー20とを有している。なお、この鞍乗り型車両11はエンジン13の図示略のクランクシャフトが前後方向に延在するいわゆる縦置型とされている。
車体カバー20は、前側の車輪12を含む車体前部を覆うフロントカバー22と、フロントカバー22の左右両側に設けられて前側の車輪の上部をフロントカバー22の側部とともに覆うフロントマッドガード23と、フロントカバー22およびフロントマッドガード23の後側に設けられて前側の車輪12の後部を覆う左右のサブフェンダ24と、フロントカバー22の後側にあって燃料タンク18から車体の左右側部を覆うセンタカバー25と、センタカバー25の後側にあって車体後部を覆うリヤカバー26と、サブフェンダ24の後側に設けられて車体側部を覆う左右のセンタマッドガード27と、センタカバー25の後端側とセンタマッドガード27との間に設けられて車体側部を覆う左右のエンジンサブカバー28とを有している。
そして、フロントカバー22の左前輪12(12a)を覆う左前フェンダ部(フェンダ)31に参考技術の収納部構造が適用されている。
左前フェンダ部31は、ほぼ水平に沿って左前輪12(12a)の上部を覆う上面部32と、この上面部32の後方に設けられて左前輪12(12a)の後側上部に沿うように湾曲しつつ後側ほど下側に位置するように水平に対し傾斜する傾斜面部33とを有しており、この傾斜面部33に、図2に示すように、鉛直下方に凹む収納凹部35が左前フェンダ部31を含む樹脂製のフロントカバー22の成形時に一体成形されている。
収納凹部35は、底面部36が水平に対し若干後部が下側に位置するように傾斜しており、前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなしている。そして、底面部36の周縁部の全周から鉛直上方に立ち上がって側壁部37が形成されている。なお、図3に示すように、底面部36の後部位置には下方に凹む水抜き凹部38が形成されており、この水抜き凹部39の底部には上下に貫通する貫通孔39が形成され、この貫通孔39が着脱自在の栓部材40で閉塞されている。この水抜き凹部38および栓部材40は例えば収納凹部35の水洗い時に栓部材40を取り外すことで貫通孔39から水を抜くように設けられている。
収納凹部35の上部の開口部41の周囲には、収納凹部35よりも浅く左前フェンダ部31の傾斜面部33から傾斜面部33の湾曲に合わせて湾曲しつつ下方に凹む周囲凹部44が全周にわたって形成されている。つまり二段の凹部35,44が形成されている。この周囲凹部44もその底面部45の平面視の形状が収納凹部35と同様に前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなしており、底面部45の周縁部の全周から鉛直上方に立ち上がって側壁部46が形成されていて、この側壁部46が左前フェンダ部31の傾斜面部33に接続されている。この周囲凹部44の収納凹部35側の境界縁部全周には鉛直上方に突出する隔壁部49が形成されている。この隔壁部49は、収納凹部35の側壁部37の上側において側壁部37と連続して形成されており、左前フェンダ部31の傾斜面部33よりも下側の範囲で突出している。
周囲凹部44の後部つまり下部位置には、左右二カ所に貫通穴50,51が上下方向に貫通形成されている。一方具体的には左側の貫通穴50は前後方向に長い四角長穴形状をなしている。他方具体的には右側の貫通穴51は同様の長穴の下部から一方の貫通穴50の方向に一部拡張する形状をなしている。
また、周囲凹部44の収納凹部35よりも前側には、周囲凹部44よりも若干下方に凹む逃げ凹部52が形成されており、この逃げ凹部52の底部には、図2に示すように、挿入孔53とその両側の取付孔54とが上下方向に貫通形成されている。逃げ凹部52の裏側には取付孔54を介して表側から挿入された図3に示すネジ55によって図4に示す係合保持部56が取り付けられている。以上のような周囲凹部44も勿論フロントカバー22の成形時に一体成形されている。
左前フェンダ部31の傾斜面部33の裏面側にはそれぞれ揺動支持部58,59が各貫通穴50,51の後方に近接して形成されている。一方具体的には左側の揺動支持部58は、傾斜面部33から下方に延出する左右一対の支持片部60,61を有しており、一方具体的には左側の支持片部60には左右方向に貫通する支持孔62が形成され、他方具体的には右側の支持片部61には、左右方向に貫通するとともに下方にも抜ける形状の支持溝63が形成されている。他方具体的には右側の揺動支持部59は、傾斜面部33から下方に延出する左右一対の支持片部64,65を有しており、一方具体的には左側の支持片部64には、左右方向に貫通するとともに下方にも抜ける形状の支持溝67が形成され、他方具体的には右側の支持片部65には左右方向に貫通する図示略の支持孔が形成されている。収納凹部35から離間して設けられたこれらの揺動支持部58,59もフロントカバー22の成形時に一体成形されている。
そして、図2および図3に示すように左前フェンダ部31の傾斜面部33に下方に凹むように形成された収納凹部35の上部の開口部41を開閉するリッド70が左前フェンダ部31に揺動可能に連結されている。このリッド70は、周囲凹部44の内側に収まって収納凹部35を閉じるため周囲凹部44と同様に湾曲する板状のリッド本体部71を有しており、このリッド本体部71は周囲凹部44の側壁部46より一回り小さい形状をなしている。つまり、リッド本体部71は、周囲凹部44に嵌め込まれた状態で平面視の形状が周囲凹部44と同様に前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなす上面部72と、上面部72の周縁部全周から周囲凹部44側に若干突出する突出壁部73とを有している。
リッド70は、上面部72の裏面から延出し周囲凹部44に形成された貫通穴50,51を通過して傾斜面部33の裏面側の揺動支持部58,59に回動可能に連結される左右一対のJの字形状の連結アーム部75,76を有している。図4に示すように左側の連結アーム部75は、延出先端部に左右方向に突出する軸部77を有しておりこの軸部77を左側の揺動支持部58の支持孔62および支持溝63に嵌合させることになり、右側の連結アーム部76も、延出先端部に左右方向に突出する軸部78を有しておりこの軸部78を右側の揺動支持部59の図示略の支持孔および支持溝67に嵌合させることになる。
そして、上記のように連結アーム部75,76で左前フェンダ部31に支持されたリッド70は、図5に示すようにリッド本体部71を周囲凹部44内に嵌め入れて収納凹部35を閉じる閉状態と、図2〜図4に示すようにリッド本体部71を上側で旋回させ収納凹部35よりも後方側に離間した位置で収納凹部35の開口部41に対して鈍角をなすように開かせる開状態との間で揺動する。ここで、リッド70は、上記閉状態においては、上面部72が左前フェンダ部31の傾斜面部33と面一となる。また、リッド70は、上記開状態においては、例えばリッド本体部71が左前フェンダ部31の傾斜面部33に当接することで開方向の揺動が限界位置となる。
ここで、リッド本体部71の上面部72の先端側には周囲凹部44の方向に凹む凹部80が形成されており、この凹部80には、開閉係合体81が設けられている。図6に示すように、この開閉係合体81は、Dの字状のリング部材82とこのリング部材82に一端側の大径の頭部84aにおいて連結されるスタッド部材84とを有しており、スタッド部材84に凹部80の裏側でワッシャ85が係止されることでワッシャ85とスタッド部材84の頭部84aとでリッド本体部71に回転可能に取り付けられている。なお、リッド70が上記した閉状態にあるとき、スタッド部材84が周囲凹部44の挿入孔53を通って下側の係合保持部56に保持される。
具体的に、係合保持部56は、図4にも示すように左前フェンダ部31にネジ55で取り付けられる取付部88と、取付部88から屈曲しリッド本体部71から離間して延出する保持片部86と、この保持片部86の変形を規制可能な規制片部87とを有するバネ材からなっている。取付部88および保持片部86には、スタッド部材84を挿入可能な図6に示す挿入孔100および挿入孔101が形成されており、保持片部86の挿入孔101には径方向内方に突出する複数の突起部102が形成されている。これに合わせてスタッド部材84の外周面には、円周方向にずれるほど軸線方向先端側に位置するように傾斜する複数の傾斜溝103が形成されている。また、図示は略すがスタッド部材84の先端は傾斜溝103が先端から最も離れる位置における厚さが最も厚くされている。
そして、スタッド部材84は、挿入孔53,100,101に挿入される際に厚さの薄い側で挿入孔53の突起部102間に挿入され、90度回転させられると、突起部102間の厚さが厚くなることで傾斜溝103内に突起部102を係合させるとともに傾斜溝103の傾斜によって突起部102を取付部88側に引き寄せ保持片部86を取付部88側に弾性変形させる(図6に示す状態)。この弾性変形によりスタッド部材84つまりリッド本体71には、左前フェンダ部31に密着する方向に付勢力が生じる。この状態でリッド70は上記した閉状態となる。
リング部材82は図示は略すがスタッド部材84への取り付け位置を両側でオフセットさせることにより倒れた状態を自らの弾性力で維持するようになっており、この状態で凹部80内に収まる。そして、リング部材82が立ち上げられ上記とは逆に90度回転させられることによって、スタッド部材84は、傾斜溝103内から突起部102を脱出させて保持片部86との係合を解除し、さらにリング部材82が引かれると、挿入孔53,100,101から抜ける。このようにして、リッド70が収納凹部35を開放させる方向に揺動可能となる。
また、図3に示すように、リッド本体部71の裏面には、リッド70が上記閉状態にあるとき周囲凹部44の隔壁部49に全周にわたって当接する弾性材料からなる環状のシール部材89が貼付されている。ここで、リッド70が閉状態にあるとき隔壁部49の高さによってシール部材89が弾性変形し隔壁部49に全周にわたり密着することになる。また、このとき、収納凹部35に対しシール部材89の外側となる周囲凹部44に貫通穴50,51が配置されている。
図4に示すように、リッド70の右側の連結アーム部76の軸部78には、回動付勢スプリング(スプリング)91がそのコイル部92に軸部78を挿入させるようにして設けられている。この回動付勢スプリング91は、一端側の半径方向外側に延びる係止腕部93が左前フェンダ部31の傾斜面部33の裏面側の係止部94に係止され、他端側の半径方向外側に延びる係止腕部95が連結アーム部76の係止片部96に係止されていて、リッド70を収納凹部35を開く開方向に付勢する。
以上に述べた参考技術の鞍乗り型車両11の収納部構造によれば、左前フェンダ部31の傾斜面部33に下方に凹む収納凹部35を設けるとともに、この収納凹部35の開口部41を開閉するリッド70を揺動可能に設けたため、左前フェンダ部31の外表面からの出っ張りを防止できる。したがって、外観性を向上させることができる。また、左前フェンダ31の傾斜面部33に下方に凹む収納凹部35を設けたので、出っ張りを防止した上で収納スペースを広くでき開口部41も広くできる。したがって、十分な収納量を確保でき、収納作業性を向上させることができる。
さらに、左前フェンダ部31の傾斜面部33に下方に凹む収納凹部35を形成していることから、収納作業性を向上させるためにこの収納凹部35の開口部41を開閉するリッド70を上記のように収納凹部35から離間するように大きく開くようにしても収納凹部35から収納物が落下することがない。したがって、収納物を落下させることなく、収納物の出し入れ性つまり収納作業性を向上させることができる。しかも、収納凹部35が傾斜面部33に形成されていることから、収納凹部35の水平方向の断面積よりも開口部41の開口面積の方が大きくなり、その結果、収納作業性をさらに向上させることができる。
また、収納凹部35が左前フェンダ部31を含むフロントカバー22に一体成形されているため、部品点数増を抑制することができるとともに、コスト増も抑制できる。
さらに、収納凹部35の周囲にこの収納凹部35よりも浅い周囲凹部44が全周にわたって形成されているため、この周囲凹部44に閉状態のリッド70を嵌め込むことができ、左前フェンダ部31と閉状態のリッド70とを面一にすることができる。したがって、外観が良好になる。しかも、リッド70が閉状態では裏面に設けられたシール部材89が周囲凹部44に全周にわたって当接するため、収納凹部35内に雨水等が入り込むことを防止することができる。したがって、収納凹部35の確実な防水性を確保することができる。その上、閉状態のリッド70をシール部材89で開方向に付勢することができるため、閉状態のリッド70の遊びによるがたつきを規制することができる。したがって、走行中にリッドががたついて異音が生じることを防止できる。
加えて、周囲凹部44の収納凹部35側の境界縁部全周において上側に隔壁部49が突出するため、収納凹部35内に雨水等が入り込むことを隔壁部49によって確実に防止することができる。したがって、収納凹部35の確実な防水性を確保することができる。また、上記のようにこの隔壁部49に閉状態のリッド70のシール部材89を当接させれば、シール部材89を大きく変形させることができ、その結果、シール部材89を隔壁部49に密着させてシール性を高めることができる。したがって、この点からも収納凹部35の確実な防水性を確保することができる。さらに、閉状態のリッド70の突出壁部73と周囲凹部44の側壁部46とが上下方向に重なり合うことになり、この点からも収納凹部35の確実な防水性を確保することができる。また、隔壁部49に閉状態のリッド70のシール部材89を当接させ、シール部材89を大きく変形させることで、シール部材89でリッド70を開方向に強く付勢することができるため、閉状態のリッド70の遊びによるがたつきを確実に規制することができる。したがって、走行中にリッド70ががたついて異音が生じることを確実に防止できる。
さらに、リッド70を大きく揺動させ収納凹部35を大きく開口させるためにリッド70の連結アーム部75,76を収納凹部35よりも外側の周囲凹部44に形成された貫通穴50,51を介して左前フェンダ部31の裏面側の揺動支持部58,59に支持することになるが、これらの貫通穴50,51を周囲凹部44の下部位置に形成することで周囲凹部44に進入した雨水をシール部材89の外側の周囲凹部44で案内し良好に貫通穴50,51から排出させることができる。したがって、周囲凹部44に雨水が溜まるのを防止できる。
加えて、リッド70の裏面側に設けられたシール部材89の付勢力に加えて揺動支持部59の回動付勢スプリング91の付勢力で、閉状態のリッド70を開方向に付勢するため、閉状態のリッド70の遊びによるがたつきを確実に規制することができる。したがって、走行中にリッド70ががたついて異音が生じることを防止できる。しかも、回動付勢スプリング91の付勢力でリッド70の開作動を助勢するため、円滑な開作動が可能である。
さらに、左前フェンダ部31に収納凹部35が設けられているため、例えば停車中に乗員が跨った状態で右手のブレーキレバーを握った状態のまま左手だけで無理なく良好にリッド70を開閉して収納物を出し入れすることができる。なお、勿論、左前フェンダ部31に限らず、必要に応じて、右前フェンダ部、さらにはリヤフェンダに設けることも可能である。
次に、本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造を図7〜図15を参照して参考技術との相違部分を中心に以下に説明する。
参考技術においては、フロントカバー22に収納凹部35が一体成形されているが、第実施形態では、収納凹部35がフロントカバー22とは別体とされている点が主な相違点である。
実施形態において、図7に示すように、フロントカバー22の左前フェンダ部31の傾斜面部33には、上下方向に貫通する挿入穴111が形成されている。挿入穴111は前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなしている。挿入穴111の前側および左右両側には、左前フェンダ部31の傾斜面部33から傾斜面部33の湾曲に合わせて湾曲しつつ下方に凹む外側凹部112と、この外側凹部112の内側で外側凹部112よりもさらに凹む内側凹部113とが形成されている。また、挿入穴111の後部には、内側凹部113よりもさらに深く凹む後側凹部114が形成されていて、これら外側凹部112、内側凹部113および後側凹部114で挿入穴111の全周が囲まれている。ここで、後側凹部114の左右両側部には、取付穴115が形成された取付台座116がそれぞれ立設されており、内側凹部113の前部にも取付穴115が形成されている。内側凹部113の前部には参考技術と同様の取付孔54が設けられこれらの間にスリット53Bが形成されている。
そして、収納凹部35がフロントカバー22とは別体とされた収納凹体118に形成されており、この収納凹体118が、上記した挿入穴111に挿入され内側凹部113に載置される。収納凹体118は、収納凹部35と、この収納凹部35の開口部41側の周縁部から側方に突出するフランジ部120とを有しており、図7に取付前の状態を示し図8に取付後の状態を示すように、収納凹部35が挿入穴111に挿入されフランジ部120で内側凹部113および取付台座116に載置される。なお、収納凹部35は挿入穴111に合わせて前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなしている。フランジ部120には後側の両側部に取付穴121が形成されており、前部にも取付穴121が形成されていて、これら取付穴121に挿入された樹脂クリップ122が取付穴115に嵌合することで収納凹体118つまり収納凹部35が左前フェンダ部31に取り付けられる。
収納凹体118の上面には、収納凹部35側の内周縁部に、若干上側に突出する参考技術と同様の隔壁部49が全周にわたって形成されており、この隔壁部49の外側であって取付穴121よりも収納凹部35側にも、若干上側に突出する隔壁部125が形成されている。これにより、これら隔壁部49と隔壁部125との間に、収納凹部35を全周にわたって囲むように若干下方に凹む周囲凹部44が形成されている。ここで、内側の隔壁部49は周囲凹部44の収納凹部35側の境界縁部全周に上側に突出するように形成されている。また、周囲凹部44は収納凹部35よりも浅く、平面視の形状が収納凹部35と同様に前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなしている。
フランジ部120の周囲凹部44よりも前側には、フロントカバー22の取付孔54に連通する取付孔54Aが形成されており、これらの間に挿入孔53Aが形成されている。フランジ部120の裏側には、取付孔54Aおよび取付孔54に挿通される図9に示すネジ55によって図10〜図12に示す参考技術と同様の係合保持部56が取り付けられている。なお、挿入孔53Aは下方に突出するボス部126に形成されており、このボス部126がフロントカバー22のスリット53Bに挿入されている。
また、収納凹体118のフランジ部120の後部は、図7および図8に示すように、左右両側に、取付穴121が形成されるとともに取付台座116に載置される取付穴形成部127とされ、これら取付穴形成部127の間位置に、これら取付穴形成部127に対し隙間をあけて取付穴形成部127よりも後方まで延出する支持部128が形成されている。この支持部128の後端部の左右両側部には、左右方向外側に突出するように支持軸129が形成されている。
以上の収納凹体118は樹脂で一体成形されている。
上記のように左前フェンダ部31に収納凹体118が取り付けられることで、左前フェンダ部31の傾斜面部33に下方に凹むように収納凹部35が設けられることになる。そして、この収納凹部35の上部の開口部41を開閉するリッド70が左前フェンダ部31に揺動可能に連結されることになる。
リッド70には、図13に示すように、リッド本体部71の上面部72の裏面から若干突出するように二カ所のリッド連結部131が形成されており、各リッド連結部131には、互いに同軸をなす連結穴132がそれぞれ形成されている。そして、図9に示すように、これらリッド連結部131の間に収納凹体118の支持部128を配置した状態で、、図10,図11,図14に示すように連結穴132に支持軸129を嵌合させることで、リッド70は、支持軸129を中心に揺動可能となるように収納凹体118つまりこれが取り付けられた左前フェンダ部31に支持される。
そして、上記のようにリッド連結部131で左前フェンダ部31の収納凹体118に支持されたリッド70は、図11および図15に示すように外側凹部112内に入り込んで収納凹部35を閉じる閉状態と、図9および図10に示すように上側で揺動して収納凹部35よりも後方側に開く開状態との間で揺動する。
ここで、参考技術と同様、リッド本体部71の上面部72の先端側には、図11,図12に示すように、係合保持部56に係合する参考技術と同様の開閉係合体81が設けられている。
また、リッド本体部71の裏面には、環状をなして突出する支持壁部134とこの支持壁部134の内側で環状をなして突出する支持壁部135とが形成されており、これら支持壁部134,135の間に環状のシール部材136が嵌合されている。このシール部材136には内周縁部から外側に広がりつつリッド本体部71の裏面から離れる方向に突出するシール舌部137が全周にわたって形成されており、リッド70が上記閉状態にあるときシール部材136がシール舌部137において周囲凹部44に全周にわたって当接して、収納凹部35を外部に対しシールする。
以上に述べた第実施形態の鞍乗り型車両11の収納部構造によれば、参考技術と同様の効果を奏することができる。また、左前フェンダ部31とは別体とされた収納凹部35を有する収納凹体118にリッド70を軸支する支持部128が備えられているため、左前フェンダ部31側にリッド70を軸支する場合に比してコンパクトにできる。また、収納凹部35と支持部128との位置が出しやすい。
参考技術の鞍乗り型車両の収納部構造が適用された鞍乗り型車両を示す斜視図である。 参考技術の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の上側かつ後側から見た斜視図であってリッドの開状態を示すものである。 参考技術の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の上側やや前側から見た斜視図であってリッドの開状態を示すものである。 参考技術の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の下側やや前側から見た斜視図であってリッドの開状態を示すものである。 参考技術の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の上側かつ後側から見た斜視図であってリッドの閉状態を示すものである。 参考技術の鞍乗り型車両の収納部構造におけるリッドのロック機構を示す断面図である。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の上側かつ後側から見たリッドを除く分解斜視図である。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の上側かつ後側から見たリッドを除く斜視図である。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の上側から見た斜視図であってリッドの開状態を示すものである。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造を示す側断面図であってリッドの開状態を示すものである。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造を示す側断面図であってリッドの閉状態を示すものである。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造における係合構造部を示す部分拡大側断面図であってリッドの閉状態を示すものである。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造におけるリッドを示す裏面側の斜視図である。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造における支持構造部を示す部分拡大側断面図であってリッドの閉状態を示すものである。 本発明の第実施形態の鞍乗り型車両の収納部構造を車体左側の上側かつ後側から見た斜視図であってリッドの閉状態を示すものである。
符号の説明
11 鞍乗り型車両
12(12a) 車輪
31 左前フェンダ部(フェンダ)
33 傾斜面部
35 収納凹部
41 開口部
44 周囲凹部
49 隔壁部
50,51 貫通穴
58,59 揺動支持部
70 リッド
75,76 連結アーム部
89 シール部材
91 回動付勢スプリング(スプリング)
118 収納凹体

Claims (7)

  1. 車輪を覆うフェンダに設けられる鞍乗り型車両の収納部構造において、
    前記フェンダは前記車輪の後側上部に沿うように湾曲しつつ後側ほど下側に位置するように水平に対して傾斜する傾斜面部を有し、該傾斜面部に上下方向に貫通する挿入穴が形成され、
    前記挿入穴の前側および左右両側には、前記傾斜面部の湾曲に合わせて湾曲しつつ下方に凹む外側凹部と、前記外側凹部の内側で前記外側凹部よりもさらに凹む内側凹部とが形成され、
    前記挿入穴の後部には、前記内側凹部よりもさらに深く凹む後側凹部が形成され、
    前記フェンダとは別体の収納凹部と前記収納凹部の開口部側の周縁部から側方に突出するフランジ部とを有する収納凹体が、前記フランジ部を前記内側凹部に載置して取り付けられ、
    前記収納凹部の開口部を開閉するリッドを揺動可能に設けことを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。
  2. 前記フランジ部の上面には、前記収納凹部側の内周縁部に、上側に突出する第1隔壁部が形成されており、前記第1隔壁部の外側にも、若干上側に突出する第2隔壁部が形成され、
    これら第1隔壁部と第2隔壁部との間に、前記収納凹部の周囲を囲むように該収納凹部よりも浅い周囲凹部が形成されており、前記リッドの裏面には閉状態で前記周囲凹部に全周にわたって当接するシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  3. 前記周囲凹部の前記収納凹部側の境界縁部全周に上側に突出して前記第1隔壁部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  4. 前記収納凹体が前記リッドを軸支する支持部を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  5. 前記車輪は左前輪であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  6. 前記後側凹部に取付台座が立設され、前記内側凹部の前部に取付穴が形成され、前記取付台座および前記内側凹部に前記フランジ部が載置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  7. 前記収納凹部は、底面部が水平に対し若干後部が下側に位置するように傾斜しており、前後方向に長く左側前部に面取りが形成された略長方形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
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