JP4432455B2 - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成動作時に使用されるトナーを補給するトナー補給装置及び前記トナー補給装置を備えた画像形成装置に関し、特に、トナー補給装置のトナー補給口を閉塞・開放する補給口シャッタを備えたトナー補給装置及び前記トナー補給装置を備えた画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置は、画像形成時に現像装置で使用されるトナーを補給するトナー補給装置を備えている。前記トナー補給装置は、内部にトナーが収容されたトナーカートリッジが着脱される補給装置本体と、トナーカートリッジからトナーが補給されるトナー補給口と、前記補給口を開放・閉塞する補給口シャッタと、トナーカートリッジから供給されたトナーを現像装置に搬送するトナー搬送部材とを有している。また、前記トナー補給装置として、トナーカートリッジから供給されたトナーを一時的に収容し、トナーを撹拌した後で現像装置に供給するリザーブタンクを備えたトナー補給装置も存在する(例えば、特許文献1(特開2003−029518号公報)参照)。前記リザーブタンクを備えたトナー補給装置では、トナーカートリッジ内のトナーが無くなっても、リザーブタンク内のトナーでしばらく画像形成を実行できる。
従来の画像形成装置では、画像形成動作中(ジョブ実行中)にトナーが無くなった場合、ジョブの実行を中断してトナーカートリッジを交換していた。しかし、ジョブを中断すると作業効率が低下するため、近年、ジョブ実行中にトナーカートリッジのトナーが無くなっても、トナー搬送路内またはリザーブタンク内のトナーでジョブを継続しつつ(ジョブを中断せずに)、トナーカートリッジの交換ができる画像形成装置が研究されている。
ジョブ実行中にトナーカートリッジを交換する場合、トナー補給装置のトナー搬送部材等が駆動しているため、シャッタが開放されたままでは、ユーザが誤って手を入れてケガをしたり、小さな部品がトナー補給口から混入してトナー搬送部材や現像装置が破損するおそれがある。
このような事故を未然に防止するためには、カートリッジ離脱時にトナー補給装置の前記トナー補給口の補給口シャッタにロックがかかるように構成することが考えられる。
前述のようなロックがかかる補給口シャッタを有するトナー補給装置では、トナーカートリッジ装着時に前記ロックが解除されて補給口シャッタをスライドさせてトナー補給口を開放し、トナーカートリッジ離脱時には、バネの力によって前記補給口シャッタをスライドさせてトナー補給口を閉塞してロックをかけることが通常考えられる。
特開2003−029518号公報(段落番号「0047」〜「0048」、第3図)
しかしながら、バネの力によって補給口シャッタを移動させる技術では、バネを配置するためのスペースが必要となるため、トナー補給装置及び画像形成装置の小型化を妨げる問題が生じる。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)バネの力により補給口シャッタを移動させることなくトナー補給口を閉塞する補給口シャッタを提供すること。
(本発明)
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために第1発明のトナー補給装置は下記の構成要件(A01)〜(A07),(A09),(A010)を備えたことを特徴とする。
(A01)カートリッジ側係合部材(137y)を有し内部にトナーを収容するトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)、
(A02)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が着脱される補給装置本体(1y,1m,1c,1k)、
(A03)前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)に形成され、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)に収容されたトナーが補給されるトナー補給口(31y)、
(A04)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が離脱した時には前記トナー補給口(31y)を閉塞する閉塞位置に移動し、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が装着された時には前記トナー補給口(31y)を開放する開放位置に移動する補給口シャッタ(33y)、
(A05)前記補給口シャッタ(33y)に一体的に設けられたシャッタ側係合部材(62y)、
(A06)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱時に前記カートリッジ側係合部材(137y)と前記シャッタ側係合部材(62y)とが係合して、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)と連結された状態で前記開放位置から前記閉塞位置に移動する前記補給口シャッタ(33y)、
(A07)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱動作に伴って前記補給口シャッタ(33y)が前記閉塞位置に移動してから、前記カートリッジ側係合部材(137y)との係合が解除される前記シャッタ側係合部材(62y)
(A09)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の下面から下方に突出して形成された係合突起(137y)により構成された前記カートリッジ側係合部材(137y)、
(A010)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱に伴い前記補給口シャッタ(33y)が前記開放位置から前記閉塞位置に移動するまでの間は前記係合突起(137y)の外径よりも小さな幅の幅狭部(66y)により前記係合突起(137y)と係合し、前記補給口シャッタ(33y)が前記閉塞位置に移動した時に弾性変形して前記幅狭部(66y)の間隔が前記係合突起(137y)の外径より広くなり前記係合突起(137y)と前記幅狭部(66y)の係合が解除される前記シャッタ側係合部材(62y)。
前記構成要件(A01)〜(A07),(A09),(A010)を備えた第1発明のトナー補給装置では、内部にトナーを収容するトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)は、カートリッジ側係合部材(137y)を有し、補給装置本体(1y,1m,1c,1k)に着脱される。前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)に形成されたトナー補給口(31y)から、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)に収容されたトナーが補給される。補給口シャッタ(33y)は、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が装着された時には前記トナー補給口(31y)を開放する開放位置に移動する。
前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が離脱する時には、前記カートリッジ側係合部材(137y)と、前記補給口シャッタ(33y)に一体的に設けられたシャッタ側係合部材(62y)とが係合し、前記補給口シャッタ(33y)は前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)と連結された状態で前記開放位置から前記トナー補給口(31y)を閉塞する閉塞位置に移動する。そして、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱動作に伴って前記補給口シャッタ(33y)が前記閉塞位置に移動すると、前記シャッタ側係合部材(62y)と前記カートリッジ側係合部材(137y)との係合が解除され、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が離脱する。
したがって、前記第1発明のトナー補給装置では、カートリッジ側係合部材(137y)とシャッタ側係合部材(62y)との係合により、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)離脱時には、補給口シャッタ(33y)とトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が連結された状態で一体的に移動する。そして、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱動作に伴って、前記補給口シャッタ(33y)が閉塞位置まで移動する。即ち、第1発明のトナー補給装置では、バネの力によって補給口シャッタ(33y)を移動させるのではなく、カートリッジ側係合部材(137y)とシャッタ側係合部材(62y)との係合により連結状態となったトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の移動により補給口シャッタ(33y)を閉塞位置に移動させることができる。したがって、補給口シャッタ(33y)を移動させるバネを配置するためのスペースを設ける必要が無くなり、トナー補給装置を小型化することができる。
また、第1発明のトナー補給装置では、前記カートリッジ側係合部材(137y)は、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の下面から下方に突出して形成された係合突起(137y)により構成されている。前記シャッタ側係合部材(62y)は係合突起(137y)の外径よりも小さな幅の幅狭部(66y)を有し、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱に伴い前記補給口シャッタ(33y)が前記開放位置から前記閉塞位置に移動するまでの間は、前記幅狭部(66y)により前記係合突起(137y)とシャッタ側係合部材(62y)とが係合する。
そして、前記シャッタ側係合部材(62y)は前記補給口シャッタ(33y)が前記閉塞位置に移動した時に弾性変形して、前記幅狭部(66y)の間隔が前記係合突起(137y)の外径より広くなり前記係合突起(137y)と前記幅狭部(66y)の係合が解除される。したがって、前記構成要件(A09),(A010)を備えた第1発明のトナー補給装置は、シャッタ側係合部材(62y)の弾性変形によりシャッタ側係合部材(62y)とカートリッジ側係合部材(137y)との係合が解除され、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)と補給口シャッタ(33y)との連結状態が解除され、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が補給装置本体(1y,1m,1c,1k)から離脱する。
また、前記第1発明のトナー補給装置は、下記の構成要件(A08)を備えることも可能である。
(A08)ユーザが挿入方向に挿入するだけで前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)に装着され且つ、前記挿入方向の逆方向である引出方向に引き出すだけで前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)から離脱する前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)。
前記構成要件(A08)を備えた第1発明のトナー補給装置では、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)は、ユーザが挿入方向に挿入するだけで前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)に装着され且つ、前記挿入方向の逆方向である引出方向に引き出すだけで前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)から離脱する。したがって、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)を回転させることなく補給口シャッタ(33y)を閉塞位置に移動させることができるので、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の装着・離脱時に、トナーカートリッジ(Ky、Km,Kc,Kk)を回転させる作業を省略でき、装着・離脱作業が容易になり作業効率が高まる。
また、前記第1発明のトナー補給装置は、下記の構成要件(A011)を備えることも可能である。
(A011)前記補給口シャッタ(33y)を前記開放位置と前記閉塞位置との間でスライド移動可能に支持し且つ、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱動作に伴い前記補給口シャッタ(33y)が前記開放位置から前記閉塞位置まで移動する間、前記シャッタ側係合部材(62y)の弾性変形を防止する弾性変形防止部(103y)を有するシャッタ支持部材(34y)。
前記構成要件(A011)を備えた第1発明のトナー補給装置では、シャッタ支持部材(34y)は、前記補給口シャッタ(33y)を前記開放位置と前記閉塞位置との間でスライド移動可能に支持する。そして、シャッタ支持部材(34y)の弾性変形防止部(103y)は、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱動作に伴い前記補給口シャッタ(33y)が前記開放位置から前記閉塞位置まで移動する間、前記シャッタ側係合部材(62y)の弾性変形を防止する。
したがって、構成要件(A011)を備えた第1発明のトナー補給装置では、補給口シャッタ(33y)が前記開放位置から前記閉塞位置まで移動する間に前記シャッタ側係合部材(62y)が弾性変形して係合が解除されることを防止できる。この結果、前記補給口シャッタ(33y)を確実に閉塞位置まで移動させることができる。
また、前記第1発明のトナー補給装置は、下記の構成要件(A012),(A013)を備えることも可能である。
(A012)前記補給口シャッタ(33y)を前記開放位置と前記閉塞位置との間でスライド移動可能に支持し且つ、前記補給口シャッタ(33y)が前記閉塞位置に移動した時に、前記補給口シャッタ(33y)をロックして移動不能にするロック機構を有するシャッタ支持部材(34y)、
(A013)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)を装着する時に、前記シャッタ支持部材(34y)による前記補給口シャッタ(33y)のロックを解除するロック解除部材(147y)を有する前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)。
前記構成要件(A012),(A013)を備えた第1発明のトナー補給装置では、シャッタ支持部材(34y)は前記補給口シャッタ(33y)を前記開放位置と前記閉塞位置との間でスライド移動可能に支持する。そして、前記シャッタ支持部材(34y)のロック機構は、前記補給口シャッタ(33y)が前記閉塞位置に移動した時に、前記補給口シャッタ(33y)をロックして移動不能にする。そして、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)のロック解除部材(147y)は、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)を装着する時に、前記シャッタ支持部材(34y)による前記補給口シャッタ(33y)のロックを解除する。
したがって、前記構成要件(A012),(A013)を備えた第1発明のトナー補給装置は、補給口シャッタ(33y)が閉塞位置にあるときにロックされるので、ユーザが誤って補給口シャッタ(33y)を開けて内部に手を入れる等の事故の発生を防止できる。そして、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)にロック解除部材(147y)が設けられているので、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)装着時には、前記ロック解除部材(147y)により補給口シャッタ(33y)のロックが解除されるので、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)内のトナーが補給口から補給できる。
また、前記構成要件(A012),(A013)を備えた第1発明のトナー補給装置は、下記の構成要件(A014)を備えることも可能である。
(A014)トナーを収容するトナー収容容器(111y)と、前記トナー収容容器(111y)内のトナーを前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)に供給するトナー供給口(123y)と、前記トナー供給口(123y)を開放する開放位置と前記トナー供給口(123y)を閉塞する閉塞位置との間を移動可能な供給口シャッタ(141y)とを有し、前記供給口シャッタ(141y)に一体的に形成された前記ロック解除部材(147y)を有する前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)。
前記構成要件(A014)を備えた第1発明のトナー補給装置では、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)は、トナー収容容器(111y)内のトナーを前記補給装置本体(1y,1m,1c,1k)に供給するトナー供給口(123y)を開放する開放位置と前記トナー供給口(123y)を閉塞する閉塞位置との間を移動可能な供給口シャッタ(141y)とを有する。そして、前記供給口シャッタ(141y)には、前記ロック解除部材(147y)が一体的に形成されている。したがって、ロック解除部材(147y)を供給口シャッタ(141y)と別体で設ける場合と比較して、省スペース化することができる。
また、前記構成要件(A012),(A013)または(A012)〜(A014)を備えた第1発明のトナー補給装置は、下記の構成要件(A015),(A016)を備えることも可能である。
(A015)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が装着される時に、前記ロック解除部材(147y)による前記補給口シャッタ(33y)のロック解除後に前記カートリッジ側係合部材(137y)と係合する装着時係合部(64y)を有する前記シャッタ側係合部材(62y)、
(A016)前記装着時係合部(64y)と前記カートリッジ側係合部との係合により、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)と連結された状態で前記閉塞位置から前記開放位置に移動する前記補給口シャッタ(33y)。
前記構成要件(A015),(A016)を備えた第1発明のトナー補給装置では、前記シャッタ側係合部材(62y)の装着時係合部(64y)は、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が装着される時に、前記ロック解除部材(147y)による前記補給口シャッタ(33y)のロック解除後に前記カートリッジ側係合部材(137y)と係合する。そして、前記装着時係合部(64y)と前記カートリッジ側係合部との係合により、前記補給口シャッタ(33y)は、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)と連結された状態で前記閉塞位置から前記開放位置に移動する。したがって、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)を装着する作業を行うだけで、補給口シャッタ(33y)が開放位置に移動し、トナー補給口(31y)が開放される。
(第2発明)
前記技術的課題を解決するために第2発明の画像形成装置は、前記第1発明のトナー補給装置を備えたことを特徴とする。
したがって、第2発明の画像形成装置は、前記第1発明のトナー補給装置を備えているので、カートリッジ側係合部材(137y)とシャッタ側係合部材(62y)との係合により、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)離脱時には、補給口シャッタ(33y)とトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が連結された状態で一体的に移動する。そして、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の離脱動作に伴って、前記補給口シャッタ(33y)が閉塞位置まで移動する。即ち、第2発明の画像形成装置では、バネの力によって補給口シャッタ(33y)を移動させるのではなく、カートリッジ側係合部材(137y)とシャッタ側係合部材(62y)との係合により連結状態となったトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の移動により補給口シャッタ(33y)を閉塞位置に移動させることができる。したがって、補給口シャッタ(33y)を移動させるバネを配置するためのスペースを設ける必要が無くなり、トナー補給装置及び画像形成装置を小型化することができる。
また、前記第2発明の画像形成装置は、下記の構成要件(B01)を備えることも可能である。
(B01)画像形成動作であるジョブを実行中に前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の装着及び離脱が可能な前記トナー補給装置(Hy,Hm,Hc,Hk)。
前記構成要件(B01)を備えた第2発明の画像形成装置では、画像形成動作であるジョブを実行中に前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の装着及び離脱ができる。したがって、ジョブ実行中にトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)が空になっても、ジョブを中断せず、ジョブを継続しつつトナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)を交換(着脱)できる。
また、前記第2発明の画像形成装置は、下記の構成要件(B02)を備えることも可能である。
(B02)前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)を装着する際の挿入方向後端側に配置された前記トナー補給装置(Hy,Hm,Hc,Hk)。
前記構成要件(B02)を備えた第2発明の画像形成装置では、前記トナー補給装置(Hy,Hm,Hc,Hk)は、画像形成装置に対して、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)を装着する際の挿入方向後端側に配置されている。即ち、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)内のトナーをトナー補給装置(Hy,Hm,Hc,Hk)のトナー補給口(31y)に補給するための供給口も挿入方向後端側に配置されている。したがって、トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)の着脱作業を行う場合にユーザに近い側にトナー補給口(31y)が設けられており、事故が発生しやすくなる。このため、前記トナーカートリッジ(Ky,Km,Kc,Kk)離脱時に、補給口シャッタ(33y)を閉塞位置に移動させるトナー補給装置(Hy,Hm,Hc,Hk)により前記事故を防止できる。また、前記補給口シャッタ(33y)にロックがかかるように構成されている場合、前記事故の発生をさらに効果的に防止できる。
前述の本発明のトナー補給装置及び画像形成装置は、下記の効果(E01)〜(E06)を奏する。
(E01)バネの力により補給口シャッタを移動させることなくトナー補給口を閉塞する補給口シャッタを提供することができる。
(E02)補給口シャッタを移動させるバネを配置するためのスペースを設ける必要が無くなり、トナー補給装置を小型化することができる。
(E03)シャッタ側係合部材を弾性変形させることによりシャッタ側係合部材とカートリッジ側係合部材との係合を解除し、トナーカートリッジと補給口シャッタとの連結状態を解除することができる。
(E04)弾性変形防止部によりシャッタ側係合部材の弾性変形を防止することにより、補給口シャッタが前記開放位置から前記閉塞位置まで移動する間に前記シャッタ側係合部材が弾性変形して係合が解除されることを防止でき、前記補給口シャッタを確実に閉塞位置まで移動させることができる。
(E05)ロック機構により補給口シャッタが閉塞位置にあるときにロックされるので、ユーザが誤って補給口シャッタを開けて内部に手を入れる等の事故の発生を防止できる。
(E06)ジョブを実行中に前記トナーカートリッジの装着・離脱可能に構成することにより、トナーカートリッジが空になっても、ジョブを中断せず、ジョブを継続しつつトナーカートリッジを交換できる。
次に図面を参照しながら、本発明のトナー補給装置を備えた画像形成装置の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施の形態1のトナー補給装置を備えた画像形成装置の説明図である。
図1において、画像形成装置Uは自動原稿搬送装置U1と、これを支持し且つ上端にプラテンガラスPGを有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG上の複写位置(原稿読取位置)P1を通過して搬送される原稿Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを有している。
前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェース)と、露光光学系A等を有している。
前記自動原稿搬送装置U2によりプラテンガラスPG上の原稿読取位置P1に搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCDから入力される前記RGBの電気信号をK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆動回路DLに出力する。
なお、原稿画像がモノクロの場合は、K(黒)のみの画像データがレーザ駆動回路DLに入力される。
前記レーザ駆動回路DLは、各色Y,M,C,Kの各レーザ駆動回路(図示せず)を有し、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで、潜像形成光学系(静電潜像形成装置)ROSの各色の潜像書込用レーザダイオード(図示せず)に出力する。
前記ROSの上方に配置されたトナー像形成装置Uy,Um,Uc,Ukはそれぞれ、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(黒)の各色のトナー像を形成する装置である。
潜像形成光学系ROSの前記図示しない各レーザダイオードから出射したY,M,C,KのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkは、それぞれ、回転する感光体(像担持体)PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。
前記Yのトナー像形成装置Uyは、回転する感光体PRy、帯電器としての帯電ロールCRy,現像装置Gy、転写ロール(転写器)T1y、クリーナCLyを有しており、前記トナー像形成装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yのトナー像形成装置Uyと同様に構成されている。
前記各感光体PRy,PRm,PRc,PRkはそれぞれの帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様に帯電された後、画像書込位置(潜像形成位置)Q1y、Q1m,Q1c,Q1kにおいて、前記レーザビームLy,Lm,Lc,Lkにより、その表面に静電潜像が形成される。前記感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の静電潜像は、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて現像器Gy,Gm,Gc,Gkによりトナー像に現像される。
その現像されたトナー像は、中間転写ベルト(転写材;中間転写体;像担持体)Bに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、コントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記各感光体PRy〜PRk上のトナー像は前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写される。1次転写後の感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の残留トナーは、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkによりクリーニングされる。
前記感光体PRy〜PRkの上方には、上下移動可能且つ前方に引き出し可能なベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、テンションロールRt、ウォーキングロールRw、アイドラロール(フリーロール)Rfおよび駆動ロール兼用のバックアップロールT2aを含むベルト支持ロール(Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kとベルトクリーナ(中間転写体クリーナ)CLbとを有している。そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール(Rt,Rw,Rf,T2a)により回転移動可能に支持されている。
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して2次転写ロールT2bが配置されており、前記各ロールT2a,T2bにより2次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bおよび中間転写ベルトBの対向する領域には2次転写領域Q4が形成される。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写されたカラートナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
前記ROSの下方には、給紙トレイTR1〜TR3を前後方向(X軸方向)に出入可能に支持する左右一対のガイドレールGR、GRが3段設けられている。給紙トレイTR1〜TR3の記録シート(転写材)Sは、ピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsにより1枚ずつ分離れてから複数の搬送ロールRaによりレジロールRrに送られる。前記シート搬送ロールRaはシートガイドにより形成されたシート搬送路SHに沿って複数設けられており、2次転写領域Q4のシート搬送方向上流側にはレジロールRrが配置されている。前記シート搬送路SH、シート搬送ロールRa、レジロールRr等によりシート搬送装置(SH+Ra+Rr)が構成されている。
レジロールRrは、前記中間転写ベルトBに形成されたカラートナー像が2次転写領域Q4に搬送されるのにタイミングを合わせて、前記記録シートSを2次転写領域Q4に搬送する。記録シートSが前記2次転写領域Q4を通過する際、前記バックアップロールT2aはアースされ、2次転写ロールT2bには前記コントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。このとき、前記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、前記2次転写器T2により前記記録シートSに転写される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLbによりクリーニングされる。
前記トナー像が2次転写された記録シートSは、定着装置Fの加熱ロールFhおよび加圧ロールFpの圧接領域である定着領域Q5に搬送され、前記定着領域Q5を通過する際に加熱定着された後、排出ローラRhから排紙トレイTRhに出される。
なお、前記加熱ロールFh表面には、記録シートSの前記加熱ロールからの離型性を良くするための離型剤が離型剤塗布装置Faにより塗布されている。
図1において、前記画像形成装置Uは上側フレームUFと下側フレームLFとを有しており、上側フレームUFには、前記ROSおよびROSよりも上方に配置された部材(感光体PRy,PRm,PRc,PRk、現像器Gy,Gm,Gc,Gk、ベルトモジュールBM等)が支持されている。
また、下側フレームLFには、前記給紙トレイTR1〜TR3を支持するガイドレールGRおよび前記各トレイTR1〜TR3から給紙を行う前記給紙部材(ピックアップロールRp,さばきロールRs,シート搬送ロールRa等)が支持されている。
(トナー補給装置)
図2は実施の形態1のトナー補給装置の要部断面説明図である。
図1において、前記ベルトモジュールBMの上方にはY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)の各色毎にトナー補給装置Hy,Hm,Hc,Hkが配置されている。図2において、各色のトナー補給装置Hy〜Hkは、内部にトナーを収容するトナーカートリッジKy〜Kkと、前記トナーカートリッジが装着される補給装置本体1y〜1kと、前記各色の現像器Gy〜Gkと補給装置本体1y〜1kとを接続するトナー搬送路2y〜2kと、前記トナー搬送路2y〜2k内部に配置され補給装置本体1y〜1kのトナーを現像器Gy〜Gkに搬送するトナー搬送部材3y〜3kとを有する。
(トナー補給装置の説明)
図3は実施の形態1のトナー補給装置の斜視図である。
図4は実施の形態1のトナー補給装置の斜視図であり、Y色のトナーカートリッジが離脱した状態を示す図である。
図5はカートリッジ前端支持部材の拡大斜視図である。
図6は図5の矢印VI方向から見た斜視図である。
図3、図4において、各色の補給装置本体1y〜1kは、カートリッジ装着時にトナーカートリッジKyの前端部(挿入方向後端部)を支持するカートリッジ前端支持部材11yと、装着されたトナーカートリッジKyの本体を支持するカートリッジ本体支持部材12y(図4参照)とを有する。図3〜図6において、前記カートリッジ前端支持部材11y〜11kは、補給装置支持フレームU3に一体的に固定支持され、カートリッジ本体支持部材12y〜12kは画像形成装置本体U2に固定支持されている。そして、K(黒)色用の補給装置本体1kは、トナーの使用頻度の高いK(黒)のトナーカートリッジKkを2つ装着可能に構成されており、その他のY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の補給装置本体1y,1m,1cは、トナーカートリッジKy,Km,Kcを1つずつ装着可能に構成されている。
次に、補給装置本体1y〜1kの各部材の詳細な説明を行うが、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)色の補給装置本体1y、1m、1cは同様に構成され、K(黒)色の補給装置本体1kは2つのトナーカートリッジKkを装着可能にするためにY色の補給装置本体1yと同様の補給装置本体が2つ連結された構成をしているだけなので、Y色の補給装置本体1yについて符号の最後にyを付して詳細に説明し、その他の色の補給装置本体1m〜1kについての詳細な説明は省略する。
図4において、前記カートリッジ本体支持部材12yは、装着・離脱するトナーカートリッジKyをガイドするためのガイドレール13yと、装着されたトナーカートリッジKyに駆動力を伝達するカートリッジモータボックスMB1yとを有する。前記カートリッジモータボックスMB1yは駆動力伝達用ギヤ14yを有しており、トナーカートリッジKy装着時にトナーカートリッジ後端(挿入方向前端)のギヤ(後述)と噛合って回転駆動力を伝達する。
図7はカートリッジ前端支持部材の分解斜視図である。
図5〜図7において、各色のカートリッジ前端支持部材11yは、前記カートリッジ前端支持部材11yは、トナーカートリッジKyから供給されたトナーを一時的に貯留するリザーブタンク16yと、前記リザーブタンク16yの上面を閉塞し且つ装着されたトナーカートリッジKyの前端部から供給されるトナーが通過するトナー補給口(後述)が形成された補給口形成部材17yとを有する。
図8はリザーブタンクの平面図である。
図8において、前記リザーブタンク16yは、貯留されたトナーを撹拌しながら矢印Ya方向に搬送するスパイラル状の第1アジテータ18yが配置された第1循環路19yと、前記第1アジテータ18yとは逆方向の矢印Yb方向にトナーを撹拌しながら搬送する第2アジテータ20yが配置された第2循環路21yを有する。したがって、前記アジテータ18y,20yによって、リザーブタンク16y内に貯留されたトナーが循環搬送される。
前記第1循環路19yと第2循環路21yとの間には、循環しているトナーの一部を搬送して排出する排出オーガ22yが配置されたトナー排出路23yが設けられている。そして、前記排出オーガ22yによってトナー排出路23yの右端部(+Y端部)に形成されたトナー排出口24y(図8参照)からトナーが排出され、現像器Gyにトナーが補給される。前記排出オーガ22yの右端部(+Y端部)には、前記第1アジテータ18yで第1循環路19y右端部まで搬送されたトナーを、第2循環路21yの右端部に搬送するトナー循環搬送パドル25yが固定支持されている。
前記アジテータ18y、20y及びトナー循環搬送パドル25yによって、トナー撹拌搬送部材(18+20+25)が構成されている。
図8において、前記リザーブタンク16yの左端壁(−Y端壁)には、前記アジテータ18y,20yの左端部を固定支持するアジテータ支持部材26y,26yが回転可能に支持されている。そして、前記アジテータ支持部材26y,26yの左端部は、リザーブタンク16yを貫通して外部に突出しており、左端にはそれぞれ第1ギヤG1及び第2ギヤG2(図7、図8参照)が固着されている。また、前記排出オーガ22yの回転軸の左端には第3ギヤG3が固着されている。
図7、図8において、前記リザーブタンク16yの後端壁左部(−X端壁−Y側部分)には、ディスペンスモータボックスMB2yが支持されており、ディスペンスモータボックスMB2yから駆動力を伝達するウォームギヤG4(図7参照)が延びている。前記ウォームギヤG4は前記第3ギヤG3と噛合っており、前記第3ギヤG3は前記第2ギヤG2に噛合っている。そして、前記第3ギヤG3は、リザーブタンク16yに回転可能に支持された駆動力伝達ギヤG5と噛合っており、前記駆動力伝達ギヤG5は前記第1ギヤG1と噛合っている。したがって、前記ディスペンスモータボックスMB2yのディスペンスモータ(図示せず)からの駆動力がウォームギヤG4、第3ギヤG3、第2ギヤG2、駆動力伝達ギヤG5、第1ギヤG1の順に伝達され、アジテータ18y,20y及び排出オーガ22yが回転駆動する。
図6〜図8において、前記リザーブタンク16yの後端壁右部(−X端壁+Y側部分)には、センサユニット27yが支持されている。前記センサユニット27yは、前記第1循環路19yの右端部(+Y端部、最下流部)の側壁部分に配置されるトナー有無センサSNy(図8参照)と、前記トナー有無センサSNyを駆動するセンサ駆動回路(図示せず)とを有する。前記トナー有無センサSNyは、近傍のトナーの有無を検知することにより、リザーブタンク16y内のトナー量を検出する。
また、図7、図8において、前記リザーブタンク16yの外側面には、前記補給口形成部材17yをスナップフィット構造で連結(装着)するためのスナップフィット係合突部28y,28yが前後4つ(図7には2つのみ記載)設けられている。
図9は補給口形成部材の分解斜視説明図である。
図9において、補給口形成部材17yは、前記トナーカートリッジKyの前端部を支持し且つ前記トナーカートリッジKyからのトナーが通過するトナー補給口31yが形成された補給口形成部材本体32yと、前記トナー補給口31yを閉塞・開放する補給口シャッタ33yと、前記補給口シャッタ33yをスライド移動可能に支持するシャッタ支持部材34yとを有する。図7、図9に示すように、前記シャッタ支持部材34yは、前記トナー補給口31yに対応する部分に補給口シャッタ33yを挟んだ状態で前記補給口形成部材本体32yに装着される。
図10は補給口形成部材本体の説明図であり、図10Aは斜視図、図10Bは図10Aの矢印XB方向から見た図、図10Cは図10Aの矢印XC方向から見た図、図10Dは図10Aの矢印XD方向から見た図、図10Eは図10Aの矢印XE方向から見た図である。
図11は補給口形成部材本体の断面説明図であり、図11Aは図10DのXIA−XIA線断面図、図11Bは図10DのXIB−XIB線断面図、図11Cは図10DのXIC−XIC線断面図である。
図10、図11において、補給口形成部材本体32yの下面の周辺部には、前記リザーブタンク16yのスナップフィット係合突部28yと係合する(嵌合する)スナップフィット係合孔が形成されたスナップフィット係合部41yが下方に突出して形成されている。また、前記補給口形成装置32yの下面中央部には、下方に突出する排出路仕切部材42yが支持されており、補給口形成装置17yがリザーブタンク16yに連結された時に前記トナー排出路23y(図8参照)と、循環路19y、21yとの間が仕切られる。なお、前記排出路仕切部材42yには、トナー排出部材22yとトナー循環搬送パドル25yとの間を仕切る右端壁42ay(図10C,図10E参照)を有し、前記右端壁42ayには回転軸を回転可能に支持する軸支持孔42byが形成されている。また、図10Cにおいて、補給口形成部材本体32yの右側壁の外面には、前記ディスペンスモータボックスMB2yやセンサユニット27yへの入出力信号の発振や給電を行うための制御基板(図示せず)を装着するための基板装着部43yが形成されている。
図5〜7、図10において、補給口形成部材本体32yの上壁前部には、誤装着防止部46yが形成されている。前記誤装着防止部46yは、前記誤装着防止部46yに形成された孔(誤装着防止孔)の位置及び数がトナーカートリッジKyの誤装着防止突部(後述)の位置及び数と一致する場合のみ、奥まで挿入できる構成されている。そして、一致しない場合誤装着防止突起が引っ掛かり所定以上挿入できないように構成されているので、ユーザが間違えた色のトナーカートリッジKc〜Kkを誤装着することが防止される。
図10、図11において、補給口形成部材本体32yは、トナーカートリッジKyを装着する時にカートリッジ本体が通過すると共に、装着された時にトナーカートリッジKyの前端部を支持するカートリッジ支持孔47yを有している。図11B、図11Cにおいて、カートリッジ支持孔47yの下面には、前記シャッタ支持部材34yを支持するシャッタ支持部材支持面48yが形成されている。図11Cに示すように、前記シャッタ支持部材支持面48yは、シャッタ支持部材34yの左右方向(Y軸方向)の幅よりも十分幅の広い前側幅広面48ayと、シャッタ支持部材34yの左右方向(Y軸方向)の幅よりも若干幅の広い後側幅広面48byとを有している。
そして、図10B、図11Bにおいて、前記前側幅広面48ayの上部には、前記シャッタ支持部材34yの幅よりも狭く形成され、シャッタ支持部材34yが装着された時に、シャッタ支持部材34yの前端部が上方(+Z方向)に抜けないようにするための支持部材前端抜け止め部49yが形成されている。また、前記後側幅広面48byの上部にはシャッタ支持部材34yと同じ幅、即ち、前記後側幅広面48byの幅よりも若干狭い抜け止め係合部51yが形成されている。
図10E、図11B、図11Cにおいて、前記後側幅広面48byには、上下に貫通する前記トナー補給口31yが形成されている。前記トナー補給口31yの周囲には、補給口シャッタ33yとの密着性を高めるために弾性部材(高密度ウレタン部材)52y(図10A、図11B、図11C等参照)が貼付けられている。また、図10Bにおいて、前記シャッタ支持孔47yの左部には、画像形成装置本体U2にねじ止めする際に使用される作業用溝(ワークスペース)53yが形成されている。
(補給口シャッタ)
図12は実施例1の補給口シャッタの説明図であり、図12Aは補給口シャッタの斜視図、図12Bは図12Aの矢印XIIB方向から見た正面図、図12Cは図12Bの矢印XIIC方向から見た側面図、図12Dは図12Bの矢印XIID方向から見た側面図、図12Eは図12BのXIIE−XIIE線断面図、図12Fは図12BのXIIF−XIIF線断面図、図12Gは図12BのXIIGで囲まれた部分の拡大図である。
図9、図12において、補給口シャッタ33yは、平板状のシャッタ本体61yを有している。前記シャッタ本体61yの上面には、略Y字形のシャッタ側係合部材62yが固定支持されている。前記シャッタ側係合部材62yは、前後方向(X軸方向)に延びる係合突起ガイド部63y,63yと、前記係合突起ガイド部63y,63yの後端部(−X端部)に形成された係合突起係合部(装着時係合部)64yとを有する。前記係合突起係合部64yと、係合突起ガイド部63yの後部とが前記シャッタ本体61yに固定支持されている(図12A、図12D及び図12F参照)。
前記係合突起ガイド部63y,63yの前端部(+X端部)には、前記係合突起ガイド部63y,63yの間隔(幅)よりも幅が狭い幅狭部66y,66yが形成されている。そして、図12Bにおいて、前記シャッタ側係合部材62yは、前記幅狭部66y,66yから外方に斜めに延びる傾斜アーム67y,67yを有している。前記幅狭部66y,66y及び傾斜アーム67y,67yは、前記シャッタ本体61yに固定支持されていない(図12C、図12D、図12E、図12F等参照)。したがって、幅狭部66y,66yにトナーカートリッジKyのボス(後述)が係合し、所定以上の力が作用すると、固定支持されていない部分が弾性変形して、前記幅狭部66y,66y及び傾斜アーム67y,67yが外方に広がる(互いの間隔が広がる)。
図12A〜図12Eにおいて、シャッタ本体61yの左右両側部の後端には上方に突出するストッパ部68y,68yが一体的に形成されている。また、前記シャッタ本体61yの左右両側部の前端部には、外方に突出する鉤爪状のシャッタロック係合部69y,69yが形成されている。そして、図12Gにおいて、シャッタロック係合部69y,69yの前端には、外方に向かって傾斜して形成されたロック解除部材当接面69ay,69ayが形成されている。前記シャッタロック係合部69y,69yとシャッタ本体61yとの間には、弾性変形可能溝71y,71yが形成されており、前記シャッタロック部69y,69yの先端部は、内側に弾性変形可能となっている。
(シャッタ支持部材)
図13はシャッタ支持部材の説明図であり、図13Aは斜視説明図、図13Bは図13Aの矢印XIIIB方向から見た上面図、図13Cは図13Aの矢印XIIIC方向から見た下面図、図13Dは図13Bの矢印XIIID方向から見た側面図、図13Eは図13BのXIIIE−XIIIE線断面図、図13Fは図13BのXIIIF−XIIIF線断面図、図13Gは図13BのXIIIGで囲んだ部分の拡大説明図、図13Hは図13EのXIIIHで囲んだ部分の拡大説明図である。
図13において、シャッタ支持部材34yは左右対称形状に形成されており、前側のカートリッジシャッタ係合部81yと、後側の補給口シャッタ支持部82yとを有している。
前記カートリッジシャッタ係合部81yは、前方に突出して形成され、幅方向(Y軸方向)に弾性変形可能な一対の弾性アーム86y,86yを有する。前記弾性アーム86y,86yは、前記補給口形成部材本体32yに装着時に、前記弾性アーム86y,86yの幅よりも十分幅の広い前側幅広面48ayに支持されるので、弾性アーム86y,86yの幅が広がる方向に弾性変形することができる。そして、前記弾性アーム86y,86yの前端部(+X端部、先端部)には、カートリッジシャッタ前端係止部87yが鉤爪状に内側に突出して形成されている。前記カートリッジシャッタ前端係止部87yの前端面には、傾斜して形成されたカートリッジ装着時アーム開放用傾斜面87ayが形成されている。
前記カートリッジシャッタ前端係止部87yの上面には、アーム開放用係合部88y,88yが上方に突出して一体に形成されている。前記アーム開放用係合部88y,88yは、前後方向(X軸方向)及び左右方向(Y軸方向)に対して傾斜して形成されたカートリッジ離脱時アーム開放用傾斜面88ay,88ayを有している。
また、前記カートリッジシャッタ前端係止部87yの後方(−X方向)の弾性アーム86y,86y上には、前記補給口形成部材本体32yの支持部材前端抜け止め部49a(図11B参照)の下面に当接する当接突起89yが形成されている。即ち、前記弾性アーム66y,66yの高さ(上下方向(Z軸方向)の長さ)は、前記シャッタ支持部材支持面48yと支持部材前端抜け止め部49yとの間隔よりも低く形成されている。したがって、弾性アーム86y,86yどうしの間隔が広がるように(開放するように)弾性変形した場合に、当接突起89yと支持部材前端抜け止め部49aのみが接触するため、弾性アーム86y変形時の摩擦が少なくなるように構成されている。
図13B、図13C、図13E、図13Hにおいて、前記弾性アーム86y、86yの基端部(後端部、−X端部)には、左右(Y軸方向)に延びる断面L字形のカートリッジシャッタ係止部91y(図13E、図13H参照)が一体に形成されている。前記カートリッジシャッタ係止部91yによって、弾性アーム86y、86yどうしの基端部が接続されると共に、シャッタ支持部材34yの強度(剛性)が高まっている(補強されている)。
前記符号86〜91が付された各要素(部材)によって、前記カートリッジシャッタ係合部81yが構成されている。
図13において、前記補給口シャッタ支持部82yは、前記弾性アーム86yと同一の幅で一体形成された前後に延びる一対のフレーム96y,96yと、フレーム96y、96yの後端部(−X端部)を連結する連結部97yとを有する。前記フレーム96y,96yの内側面どうしの幅は、前記補給口シャッタ33yの幅と同じ幅に設定されている。
図13C、図13Eにおいて、前記フレーム96y,96yには、補給口シャッタ33yがトナー補給口31yを閉塞する閉塞位置にある時に、補給口シャッタ33yのシャッタロック係合部69y,69yと係合して、補給口シャッタ33yが後方(−X方向)に移動しないようにロックするシャッタロック溝98y,98yが形成されている。
そして、前記シャッタロック溝98y,98yの後方(−X方向)には、後方に行くに連れて互いの間隔(幅)が広くなるように形成されたシャッタガイド溝99y,99yが設けられている。前記シャッタガイド溝99y,99yは、前記シャッタロック係合部69y,69yとシャッタロック溝98y,98yとのロックが解除された後、前記シャッタロック係合部69y,69yの外側面が当接する。したがって、補給口シャッタ33yが前記閉塞位置から、トナー補給口31yを開放する開放位置までガイドされながらスライド移動する。また、前記シャッタガイド溝99y,99yの後端面(−X端面)には、前記シャッタロック係合部69y,69yが係合して、補給口シャッタ32yがこれ以上後方に移動しないようにするためのシャッタ係止面100y,100yが形成されている。
図13Bにおいて、前記フレーム96y、96yの上面には、トナー補給口31yとの間に挟まれた補給口シャッタ33yが上方に抜けることを防止するために、上端(+Z端)から内側に延びるプレート状の補給口シャッタ抜け止め部101y,101yが形成されている。前記補給口シャッタ抜け止め部101yの前端部(+X端部)には、前記補給口シャッタ32yが前記閉塞位置にある時に、前記シャッタ側係合部材62yの傾斜アーム67y,67yが外方に広がることを許可する弾性変形許可部102y,102yが形成されている。即ち、前記弾性変形許可部102y,102yどうしの間隔は、間隔が広がっていない状態(弾性変形していない状態)の傾斜アーム67y,67yの外端部どうしの間隔よりも広く設定されている。
また、前記補給口シャッタ抜け止め部101yの前後方向中央部には、間隔が広がっていない状態(弾性変形していない状態)の傾斜アーム67y,67yの外端部どうしの間隔と同じ幅に設定された弾性変形防止部103y,103y(図13G、図13B参照)が設けられている。したがって、補給口シャッタ32yが前記閉塞位置から開放位置、または開放位置から閉塞位置に移動する際に、前記傾斜アーム67y,67yが外方に広がることが防止され、前記幅狭部66y,66yの間隔が広がることが防止される。そして、前記弾性変形防止部103y,103yの後端部には、弾性変形防止部103y、103yよりも幅が広く形成された後部弾性変形許可部103ay,103ayが形成されている。なお、前記後部弾性変形許可部103ayを形成せず、省略することも可能である。
なお、前記弾性変形防止部103y,103yの幅は、傾斜アーム67y,67yの外端部どうしの間隔よりも狭く設定し、傾斜アーム67y,67yを内側に弾性変形させ、幅狭部66y,66yの間隔が狭くなるように構成することも可能である。
そして、前記補給口シャッタ抜け止め部101yの後端面には、補給口シャッタ32yが閉塞位置に移動した時に、補給口シャッタ32yのストッパ部68y,68yが当接して補給口シャッタ32yがこれ以上前方(+X方向)に移動することを防止するストッパ係合面104y,104yが形成されている。
図13F、図13Gに示すように、フレーム96y,96yの外側面には、上方に行くに連れて外方に傾斜して形成された抜け止め突起106yが左右2対設けられている。即ち、対を成す抜け止め突起106y,106yの上端部の幅は、フレーム96y,96yの外側面どうしの幅よりも広くなっている。したがって、シャッタ支持部材34yが補給口形成部材本体32yに装着される際に、フレーム96y,96yの外側面どうしの幅と同一幅に設定された抜け止め係合部51y,51yに上方から挿入されると、フレーム96y,96yと同一の幅になるように抜け止め突起106yが内側に弾性変形する。そして、上方からの挿入が完了すると、後側幅広面48byの幅が抜け止め係合部51y,51yの幅よりも広いので、抜け止め係合突起106yの弾性変形が元に戻り、抜け止め係合部51y,51yの下面により、シャッタ支持部材34yが上方に抜けることが防止される。
(トナーカートリッジの説明)
次にトナーカートリッジの説明を行うが、Y,M,C,Kの各色のトナーカートリッジKy〜Kkは同様に構成されているので、Yについてのみ符号の最後にyを付して詳細に説明し、その他の色のトナーカートリッジKm〜Kkの詳細な説明は省略する。
図14はトナーカートリッジの斜視説明図である。
図14において、YのトナーカートリッジKyは、Y色のトナーを収容するトナー収容容器111yと、前記トナー収容容器111y上面を被覆するカートリッジ蓋112yと、前記トナー収容容器111yの前方に装着された取手部材113yとを有する。前記取手部材113yは、トナーカートリッジKkを取扱う際に、ユーザが手でトナーカートリッジKkを保持するための取手部114yと、前記補給口形成部材本体32yにトナーカートリッジKyが装着された時に補給口形成部材本体32yの前端面に当接して、ユーザがトナーカートリッジKyを挿入し過ぎることを防止するストッパ部116yとを有する。
そして、前記取手部材113yの上面には、補給口形成部材本体32yの誤装着防止孔46ayに対応して形成された誤装着防止突部117yを有する。したがって、前記誤装着防止突部117yの位置及び数と誤装着防止部46yの孔の位置及び数とが一致する場合、即ち、トナーカートリッジKy〜Kk内のトナーの色とトナー補給装置Hy〜Hkによって補給される現像器Gy〜Gkのトナーの色が一致する場合のみ装着することができ、異なる色のトナーカートリッジKy〜Kkがトナー補給装置Hy〜Hkに誤装着されることが防止される。
図15はトナーカートリッジの蓋を外した状態の平面図である。
図16はカートリッジシャッタ及び取手部材が取り外された状態のトナー収容容器の説明図であり、図16Aはカートリッジ本体の下面図、図16BはXVIB−XVIB線断面図、図16CはXVIC−XVIC線断面図、図16DはXVID−XVID線断面図である。
図15、図16B〜図16Dにおいて、前記トナー収容容器111yは、右側(+Y側)の第1収容部121yと、左側(−Y側)の第2収容部122yとを有し、前記第1収容部121yの前端部(+X端部)には、トナーを排出して前記リザーブタンク16yに供給するトナー供給口123yが形成されている。
図15において、前記第1収容部121yには、第1収容部121y内のトナーを前記トナー供給口123yに搬送するスパイラル状のカートリッジオーガ124yが配置されている。また、前記第2収容部122yには、第2収容部122y内のトナーを第1収容部121y側に搬送する搬送パドル126yが配置されている。前記搬送パドル126yは、回転軸に固定支持されたフィルム支持プレート127yと前記フィルム支持プレート127yに固着されたトナー搬送フィルム128yとを有している。前記トナー搬送フィルム128yは弾性変形可能に構成されており、第2収容部122y内のトナーをすくい上げて第1収容部121yへ搬送する。
前記カートリッジオーガ124yの後端(−X端、カートリッジ挿入方向前端)は、トナー収容容器111y後端壁に回転可能に支持されたオーガ支持部材131yによって固定支持されている。また、前記搬送パドル126yの後端は、回転可能なパドル支持部材132yにより固定支持されている。そして、前記オーガ支持部材131y及びパドル支持部材132yの後端にはそれぞれギヤG11、G12(図15、図16A参照)が固着されている。前記ギヤG11,G12は、トナーカートリッジKyがトナー補給装置1yに装着された時に、前記駆動力伝達用ギヤ14yにそれぞれ噛合う。したがって、前記カートリッジモータボックスMB1yから伝達される回転駆動力により、前記カートリッジオーガ124y及び搬送パドル126yが回転駆動しトナーがトナー供給口123yに搬送される。
図16Aにおいて、前記トナー収容容器111yの前端には、前記取手部材113yを装着するための取手部材装着部135yが形成されている。
図16Aにおいて、前記トナー収容容器111yの後端部の底壁には、被ガイド部材136yが配置されており、トナーカートリッジKyが補給装置本体1yに装着される時に、カートリッジ本体支持部材12yのガイドレール13yと係合してガイドされながらトナーカートリッジKyが挿入されていく。
図17はカートリッジシャッタが装着された状態のトナー収容容器の前端部(カートリッジ挿入方向後端部)の拡大説明図である。
図16A、図16B、図17において、前記トナー供給口123yの後方の底壁には、ボス(カートリッジ側係合部材、係合突起)137yが下方(−Z方向)に突出して形成されている。前記ボス137yの外径は、前記シャッタ係合部材62yの幅狭部66y,66yどうしの間隔よりも少し大きく設定されている。即ち、ユーザがトナーカートリッジKyを挿入する際に、先ず、前記幅狭部66y,66yに引っ掛かり、さらにユーザが挿入した時に幅狭部66y,66yの間隔が広がり、ボス137yが係合突起係合部64y側に移動するように前記ボス137yの外径が設定されている。
図16A、図16Cにおいて、トナー収容容器111yの前端部には、前記トナー供給口123yが形成された供給口形成部材138yが下方に突出して形成されている。前記供給口形成部材138yの下端には、カートリッジシャッタをスライド移動可能に支持するシャッタガイドリブ138ay、138ay(図16C、図16D参照)が形成されている。
図16A、図16D、図17において、前記トナー供給口123y後部の両側部には、アーム開放突出部139y,139yが下方に突出して形成されている。前記アーム開放突出部139y,139yは、トナーカートリッジKyを外す時(離脱時)に、前記カートリッジ離脱時アーム開放用傾斜面88ay,88ayに係合して弾性アーム86y,86yを外側に広げる。
図18は、カートリッジシャッタの説明図であり、図18Aは斜視図、図18Bは図18Aの矢印XVIIIB方向から見た図、図18Cは図18Aの矢印XVIIIC方向から見た図、図18Dは図18Bの矢印XVIIID方向から見た側面図、図18Eは図18BのXVIIIE−XVIIIE線断面図、図18Fは図18BのXVIIIF−XVIIIF線断面図である。
図17において、前記トナー供給口123yにはカートリッジシャッタ(供給口シャッタ)141yが装着されている。図17、図18において、前記カートリッジシャッタ141yの底壁142yには、ウレタン部材貼付け面142ay(図18A、図18B参照)が形成されており、カートリッジシャッタ141yでトナー供給口123yを閉塞した時に、密閉性を高めるために高密度ウレタン部材(図示せず)が貼付けられる。
前記底壁142yの前端(+X端)には、前端壁143yが一体的に形成されている。前記前端壁143yは、トナーカートリッジKy離脱時に、前記供給口形成部材138yの前端面(+X端面)に当接して係止され、トナーカートリッジKyと一体的にカートリッジ前端支持部材11yから離脱する。
前記底壁142yの左右両端には、側壁144y,144yが一体的に形成されており、前記側壁144yの上端には内側に突出する被ガイド部146y(図18E参照)が形成されている。したがって、カートリッジシャッタ141yがトナー供給口123yを開閉する際に、前記被ガイド部146yの下面は、前記シャッタガイドリブ138ay、138ay(図16C参照)の上面にガイドされて、カートリッジシャッタ141yが前後方向(X軸方向)にスライド移動する。そして、前記側壁144y,144yの前端には、前方に突出するロック解除突起(ロック解除部材)147y,147yが一体的に形成されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1のトナー補給装置Hy〜Hkを備えた画像形成装置Uでは、画像形成時に現像器Gy〜Gkで消費されたトナー量に応じて、前記リザーブタンク16y〜16kから現像器Gy〜Gkにトナーが補給される。前記リザーブタンク16y〜16k内のトナーが少なくなると、前記トナーカートリッジKy〜Kkからトナーが補給される。前記トナーカートリッジKy〜Kkのトナーが無くなると、ユーザが空になったトナーカートリッジKy〜Kkを抜き出し、新たなトナーカートリッジKy〜Kkを挿入してカートリッジの交換を行う。
次に、トナーカートリッジKy〜Kkがトナー補給装置本体1y〜1kに装着・離脱される過程を図19〜図23を使用して説明する。なお、以下のトナーカートリッジを装着・離脱(着脱)させる工程の説明において、Y,M,C,Kの各トナーカートリッジを着脱する工程は同様であるので、Y(イエロー)色のトナーカートリッジの着脱についてのみ詳細に説明し、その他の色(M,C,K)についての説明は省略する。
図19は、トナーカートリッジがトナー補給装置に装着される前の状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図19Aは上面図、図19Bは下面図である。
図20は、シャッタ支持部材の弾性アームが変形した状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図20Aは上面図、図20Bは下面図である。
図21は、補給口シャッタのロックが解除された状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図21Aは上面図、図21Bは下面図である。
図22は、トナーカートリッジがトナー補給装置に装着された状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図22Aは上面図、図22Bは下面図である。
図23は、トナーカートリッジが離脱中の弾性アームが弾性変形した状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図23Aは上面図、図23Bは下面図である。
(トナーカートリッジを装着する工程)
図19において、トナーカートリッジKyが装着される前の状態(即ち、トナーカートリッジKyが離脱した状態)では、補給口シャッタ33yのシャッタロック係合部69y,69yがシャッタ支持部材34yのシャッタロック溝98y,98yに係合しているため、補給口シャッタ33yは後方(−X方向)に移動不能な状態に支持されている。さらに、補給口シャッタ33yのストッパ部68yがシャッタ支持部材34yのストッパ係合面104yに当接しているので、補給口シャッタ33yは前方(+X方向)にも移動不能な状態に支持されている。したがって、補給口シャッタ33yは前後方向(X軸方向)に移動不能な状態にロックされている。
また、補給口シャッタ33yの左右両側面(Y軸方向両側面)はシャッタ支持部材34yのフレーム96yにより支持されているので左右方向(Y軸方向)も移動不能である。そして、補給口シャッタ33yの下面にはトナー補給口31yの弾性部材52yに当接しており、上部にはシャッタ支持部材34yの補給口シャッタ抜け止め部101yにより抜け止めされているので、補給口シャッタ33yは上下方向(Z軸方向)にも移動不能である。したがって、トナーカートリッジが離脱した状態(装着されていない状態)では、補給口シャッタ33yはトナー補給口31yを閉塞する閉塞位置(図19に示す状態)でロックされている。したがって、ユーザが補給装置本体1y内に手を入れて補給口シャッタ33yを開放することはできない。この結果、画像形成動作中に補給装置本体1yにユーザが手を入れてリザーブタンク16y内で駆動中のアジテータ18y,20y等にユーザが触れてケガをしたり、アジテータ18y、20y等が損傷したりする事故を防止できる。
次に、トナー収容容器111yがほとんど挿入されるまでトナーカートリッジKyが挿入されると、シャッタ支持部材34yのカートリッジ装着時アーム開放用傾斜面87ay,87ayと、補給口シャッタ33yのロック解除突起147y,147yとが接触する。この状態でユーザがさらにトナーカートリッジKyを挿入すると、カートリッジ装着時アーム開放用傾斜面87ayの傾斜により、弾性アーム86y,86yが外方に弾性変形する(図20参照)。そして、トナーカートリッジKyの挿入に伴い、カートリッジシャッタ前端係止部87yがカートリッジシャッタ141yの外側壁に当接しながら(図20参照)、カートリッジシャッタ141yが後方(−X方向)に移動する。
図20Aにおいて、さらにトナーカートリッジKyが挿入されると、トナーカートリッジKyのボス137yが、ボス137yの外径よりも幅が狭い補給口シャッタ33yの幅狭部66y,66yに接触する。このとき、前記補給口シャッタ33yは、まだロックされた状態なので、補給口シャッタ33yは前後方向に移動不能である。したがって、前記ボス137yが幅狭部66y,66yに接触し且つ補給口シャッタ33yがロックされた状態で、ユーザがさらにトナーカートリッジKyを挿入すると、傾斜アーム67y,67yが弾性変形して外方に広がる。この結果、幅狭部66y,66yの間隔が広がり、ボス137yが図21Aに示すように係合突起ガイド部63y,63yの内側に進入する。
図20に示す状態から、さらにトナーカートリッジKyが挿入されると、カートリッジシャッタ141yのロック解除突起147y,147yが、補給口シャッタ33yのシャッタロック係合部69y,69y前端のロック解除部材当接面69ay,69ayに当接する。この状態でさらにトナーカートリッジKyが挿入されると、ロック解除部材当接面69ay,69ayが外方に傾斜して形成され且つシャッタロック係合部69y,69yの内側に弾性変形可能溝71y,71yが形成されているので、図21Bに示すように、シャッタロック係合部69y、69yが内側に弾性変形する。シャッタロック係合部69y,69yが弾性変形すると、シャッタロック係合部69y,69yとシャッタロック溝98y,98yとの係合が解除され且つロック解除突起147y,147yによって後方(−X方向)に押される。したがって、補給口シャッタ33yのロックが解除され、前後方向(X軸方向)に移動可能となる。
図21Aにおいて、補給口シャッタ33yのロックが解除された時には、弾性アーム86y,86yのアーム開放用係合部88y,88yが、トナーカートリッジKyのアーム開放突出部139y,139yに当接しているため、弾性アーム86y,86yは弾性変形した状態である。前記補給口シャッタ33yのロックが解除された後、さらにトナーカートリッジKyが挿入されると、アーム開放用突出部139yが後方(−X方向)に移動するので、前記アーム開放用係合部88yとの当接が解除される。
したがって、弾性アーム86y,86yの弾性変形が元に戻り、カートリッジシャッタ前端係止部87y,87yによりカートリッジシャッタ141yの前端壁143yが係止され(図22参照)、カートリッジシャッタ141yが前方(+X方向)に移動不能に支持される。このとき、前記カートリッジシャッタ141yの底壁142yの後端(―X端)は、シャッタ支持部材34yのカートリッジシャッタ係止部91yにより係止される。この結果、カートリッジシャッタ141yがシャッタ支持部材34yのカートリッジシャッタ係合部81yにより前後方向に移動不能に支持される(ロックされる)。
前記カートリッジシャッタ141yがロックされた状態でトナーカートリッジKyが挿入されると、カートリッジシャッタ141yが、シャッタガイドリブ138ayに沿ってスライド移動する。したがって、カートリッジシャッタ141yがトナーカートリッジKyに対して相対移動するので、トナー供給口123yが開放されていく。
図21Aにおいて、前記補給口シャッタ33yのロックが解除された時には、前記ボス137yが図21Aに示す位置にあるが、この状態からトナーカートリッジKyが挿入されると、ボス137yが係合突起係合部64yに当接する(図22A参照)。ボス137yが係合突起係合部64yに当接した状態でトナーカートリッジKyが挿入されると、補給口シャッタ33yのロックが解除されているので、トナーカートリッジKyの移動に伴い補給口シャッタ33yが後方(−X方向)のシャッタ開放位置(図22に示す位置)に向かって移動する。このとき、前記補給口シャッタ33yのシャッタロック係合部69yは、シャッタ支持部材34yのシャッタガイド溝99yにガイドされて移動する。したがって、前記補給口シャッタ33yの移動により、トナー補給口31yも開放されていく。
図22において、前記トナーカートリッジKyが最後まで挿入されると、図22Bに示すように、補給口シャッタ33yのシャッタロック係合部69y,69yがシャッタ支持部材34yのシャッタ係止面100y,100yに係止される。この結果、図22に示すように補給口シャッタ33yが開放位置(図22に示す位置)に移動し、トナー補給口31yと、トナー供給口123yとが連通する。したがって、トナーカートリッジKyからリザーブタンク16yへトナーを補給可能な状態となる。
前述のように、実施例1のトナー補給装置Hyでは、ユーザが一方向にトナーカートリッジKyを挿入だけで、補給口シャッタ33yのロックを解除し且つ閉塞位置(図19に示す位置)から開放位置(図22に示す位置)に移動させることができると共に、カートリッジシャッタ141yも閉塞位置(図19、図17に示す状態)から開放位置(図22に示す状態)に移動させることができる。
(トナーカートリッジを離脱させる工程)
前記トナーカートリッジKy内のトナーが空になり、トナーカートリッジKyを抜き出すと(トナーカートリッジKyの離脱を開始すると)、前記カートリッジシャッタ141yが、カートリッジシャッタ前端係止部87y,87yにより前端部(挿入方向後端部)が係止されているので、トナーカートリッジKyの移動に伴いトナー供給口123yが相対的に移動して、トナー供給口123yが閉塞されていく。
このとき、ボス137yは、係合突起係合部64yから離れて前方(+X方向)に移動して、図23Aに示すように、ボス137yが幅狭部66y,66yに当接する。補給口シャッタ33yは、シャッタ係止面100yにより後方(−X方向)には移動不能だが、前方(+X方向)には移動可能なので、ボス137yの前方への移動に伴い補給口シャッタ33yは前方に移動する。
図23Bにおいて、前記補給口シャッタ33yは、シャッタガイド溝99y,99yによりシャッタロック係合部69y,69yがガイドされながら前方(+X方向)に移動する。前記シャッタガイド溝99y,99yは、前方に行くほどシャッタガイド溝99y,99yどうしの幅が狭く形成されているので、補給口シャッタ33yが前方に移動すると、シャッタロック係合部69y,69yが内側に弾性変形する(図23B参照)。
前記シャッタロック係合部69y,69yが弾性変形すると、シャッタロック係合部69y,69yとシャッタガイド溝99y,99yとの摩擦力が大きくなり、補給口シャッタ33yが前方へ移動する際の抵抗が大きくなる。前記抵抗が大きくなると、前記幅狭部66y,66yとボス137yとの当接部に作用する力が大きくなる。したがって、作用する力が大きくなるに連れて、傾斜アーム67y,67yが弾性変形して幅狭部66y,66yの間隔が広くなりやすくなり、ボス137yが前方に抜け、補給口シャッタ33yが完全に閉まらなくなる可能性がある。しかしながら、実施例1のトナー補給装置Hyでは、補給口シャッタ33yが前方に移動中は、傾斜アーム67y,67yの外端部が前記弾性変形防止部103y,103yに当接する(図23A参照)ので、傾斜アーム67y,67yが外方に弾性変形することが防止される。したがって、前記幅狭部66y,66yからボス137yが抜けることなく、確実に補給口シャッタ33yが開放位置から閉塞位置まで移動する。
図23Aにおいて、トナー供給口123yが閉塞される閉塞位置までトナーカートリッジKyが抜き出されると、前記アーム開放用突出部139y、139yの後端面が、アーム開放用係合部88y,88yのカートリッジ離脱時アーム開放用傾斜面88ay,88ayに当接する。アーム開放用突出部139y、139yとカートリッジ離脱時アーム開放用傾斜面88ay,88ayとが当接した状態でトナーカートリッジKyがさらに抜き出されると、図23Aに示すように弾性アーム86y,86yが外方に弾性変形する。前記弾性アーム86y,86yの弾性変形により、カートリッジシャッタ141yの前端壁143yからカートリッジシャッタ前端係止部87y,87yが離隔し、カートリッジシャッタ141yのロックが解除される。この状態で、トナーカートリッジKyが、さらに抜き出されると、カートリッジシャッタ141yの前端壁143yが供給口形成部材138yの前端面に当接してカートリッジシャッタ141yがトナーカートリッジKyと共に前方(+X方向)に移動する。
前記カートリッジシャッタ141yが前方に移動すると、カートリッジシャッタ141yに一体的に形成されているロック解除突起147yも前方(+X方向)に移動する。したがって、補給口シャッタ33yが閉塞位置に移動した時に、ロック解除突起147yが前方に移動しているので、シャッタロック係合部69y,69yがシャッタロック溝98y,98yに係合する(図19Bの状態になる)。また、シャッタロック係合部69y,69yがシャッタロック溝98y,98yに係合後、補給口シャッタ33yのストッパ部68y,68yもストッパ係合面104y,104yに当接する。したがって、補給口シャッタ33yが閉塞位置でロックされる。このとき、前記傾斜アーム67y,67yの外端は弾性変形防止部103y,103yから弾性変形許可部102y,102yの位置に移動し、外方に弾性変形可能な状態となる。
そして、補給口シャッタ33yはストッパ部68yにより前方に移動不能にロックされた状態において、さらにトナーカートリッジKyが抜き出されると、ボス137yと幅狭部66y,66yとの当接部に作用する力が大きくなる。このとき、傾斜アーム67yが弾性変形許可部102yにより弾性変形可能であるため、傾斜アーム67yが外方に弾性変形し、幅狭部66y,66yの間隔が広がり、ボス137yが前方に抜ける。そして、さらにトナーカートリッジKyを抜き出すことによりトナーカートリッジKyが補給装置本体1yから離脱する。
図19〜図23において説明したように、実施例1のトナー補給装置Hyでは、ユーザが一方向にトナーカートリッジKyを抜き出すだけで、補給口シャッタ33y及びカートリッジシャッタ141yを閉塞位置に移動させることができると共に、補給口シャッタ33yをロックできる。
したがって、実施例1のトナー補給装置Hy〜Hkを備えた画像形成装置Uでは、ユーザがトナーカートリッジKy〜Kkを抜き出す(離脱させる)時に、バネの力により補給口シャッタを移動させずに、トナー補給口31y〜31kを補給口シャッタ33y〜33kにより閉塞することができる。したがって、補給口シャッタ33y〜33kを移動させるバネを配置するためのスペースを設ける必要が無くなり、トナー補給装置Hy〜Hkおよび画像形成装置Uを小型化することができる。さらに、傾斜アーム67y〜67kの部分を弾性変形させることによりシャッタ側係合部材62y〜62kとボス(カートリッジ側係合部材、係合突起)137y〜137kとの係合を解除し、トナーカートリッジKy〜Kkと補給口シャッタ33y〜33kとの連結状態を解除することができる。
さらに、実施例1のトナー補給装置Hy〜Hkを備えた画像形成装置Uでは、ロック解除突起(ロック解除部材)147y〜147kがカートリッジシャッタ141y〜141kに一体的に形成されているので、ロック解除突起147y〜147kとカートリッジシャッタ141y〜141kとを別部材で構成する場合と比べて小型化・省スペース化することができる。
また、実施例1のトナー補給装置Hy〜Hkを備えた画像形成装置Uでは、ジョブ実行中にトナーカートリッジKy〜Kkを着脱できるので、ジョブ実行中にトナーカートリッジが空になってもジョブを中断せずに、ジョブを継続しつつトナーカートリッジKy〜Kkを交換できる。
さらに、実施例1のトナー補給装置Hy〜Hkを備えた画像形成装置Uでは、トナーカートリッジKy〜Kkの装着を始めると、トナー収容容器111y〜111kがガイドされて挿入され、挿入が完了する間近の時に、ボス137y〜137kと幅狭部66y〜66kとが係合して、傾斜アーム67y〜67kが弾性変形する。傾斜アーム67y〜67kを弾性変形させる時には、トナー収容容器111yがガイドレール13yにガイドされて挿入される間にユーザが必要とする力よりも強い力が必要になる。即ち、最後に強い力で押し込んだ時に、トナーカートリッジKy〜Kkの装着が完了したものとユーザが認識できる。この結果、実施例1のトナー補給装置Hy〜Hkでは、ユーザにトナーカートリッジKy〜Kkを装着したことを感覚的に認識させることができ、トナーカートリッジKy〜Kkの装着が不完全になることを低減することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)本発明の画像形成装置として、FAXやプリンタ、複写機等の機能を備えた複合機や、FAX、プリンタ等の画像形成装置を使用可能である。
(H02)本発明は、カラーの画像形成装置だけでなく、モノクロの画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例1において、ボス(係合突起)137yをトナーカートリッジKyに配置し、シャッタ側係合部材62yに弾性変形可能な傾斜アーム67y及び幅狭部66yを配置したが、ボス137yをシャッタ側係合部材62yに配置し、幅狭部66y等をトナーカートリッジKyに配置することも可能である。
(H04)前記実施例1において、シャッタ支持部材34yはカートリッジシャッタ係合部81yと、後側の補給口シャッタ支持部82yとを一体に形成したが、これらを別体に構成することも可能である。
(H05)前記実施例1において、補給口シャッタ33yをロックするロック機構(シャッタロック係合部69y及びシャッタロック溝98y)及びロックを解除するロック解除部材147yを使用したが、これらを設けないように構成することも可能である。
(H06)本発明は、リザーブタンク16yを有するトナー補給装置Hy〜Hkに限定されず、リザーブタンク16yを使用しないトナー補給装置にも適用可能である。
(H07)前記実施例1において、挿入方向または抜き出し方向の一方向にトナーカートリッジを移動させることによって補給口シャッタ及びカートリッジシャッタを開放したが、例えば、トナーカートリッジを所定位置まで挿入後、トナーカートリッジを回動させ、回動時に補給口シャッタのシャッタ側係合部材とカートリッジ側係合部材とが係合して補給口シャッタ及びカートリッジシャッタが開放・閉塞するように構成することも可能である。
(H08)前記実施例1において、シャッタ側係合部材の形状はY字形に限定されず、カートリッジ抜き出し時にカートリッジ側係合部材(ボス)と係合し、補給口シャッタ閉塞時に係合が解除される形状に適宜変更可能である。例えば、幅狭部66yに替えて、カートリッジ挿抜時のボスの通過経路を横切るように配置されてボスと係合可能に構成され、カートリッジシャッタ及び補給口シャッタ閉塞または開放後に弾性変形して係合が解除されるカートリッジ側係合部材を使用することも可能である。また、例えば、係合突起ガイド部63yを省略することができる。
(H09)前記実施例1において、カートリッジ前端支持部材11y(補給口形成部材17y+リザーブタンク16y)が画像形成装置Uの前端側に配置されているが、後端側に配置することも可能である。
図1は本発明の実施の形態1のトナー補給装置を備えた画像形成装置の説明図である。 図2は実施の形態1のトナー補給装置の要部断面説明図である。 図3は実施の形態1のトナー補給装置の斜視図である。 図4は実施の形態1のトナー補給装置の斜視図であり、Y色のトナーカートリッジが離脱した状態を示す図である。 図5はカートリッジ前端支持部材の拡大斜視図である。 図6は図5の矢印VI方向から見た斜視図である。 図7はカートリッジ前端支持部材の分解斜視図である。 図8はリザーブタンクの平面図である。 図9は補給口形成部材の分解斜視説明図である。 図10は補給口形成部材本体の説明図であり、図10Aは斜視図、図10Bは図10Aの矢印XB方向から見た図、図10Cは図10Aの矢印XC方向から見た図、図10Dは図10Aの矢印XD方向から見た図、図10Eは図10Aの矢印XE方向から見た図である。 図11は補給口形成部材本体の断面説明図であり、図11Aは図10DのXIA−XIA線断面図、図11Bは図10DのXIB−XIB線断面図、図11Cは図10DのXIC−XIC線断面図である。 図12は実施例1の補給口シャッタの説明図であり、図12Aは補給口シャッタの斜視図、図12Bは図12Aの矢印XIIB方向から見た正面図、図12Cは図12Bの矢印XIIC方向から見た側面図、図12Dは図12Bの矢印XIID方向から見た側面図、図12Eは図12BのXIIE−XIIE線断面図、図12Fは図12BのXIIF−XIIF線断面図、図12Gは図12BのXIIGで囲まれた部分の拡大図である。 図13はシャッタ支持部材の説明図であり、図13Aは斜視説明図、図13Bは図13Aの矢印XIIIB方向から見た上面図、図13Cは図13Aの矢印XIIIC方向から見た下面図、図13Dは図13Bの矢印XIIID方向から見た側面図、図13Eは図13BのXIIIE−XIIIE線断面図、図13Fは図13BのXIIIF−XIIIF線断面図、図13Gは図13BのXIIIGで囲んだ部分の拡大説明図、図13Hは図13EのXIIIHで囲んだ部分の拡大説明図である。 図14はトナーカートリッジの斜視説明図である。 図15はトナーカートリッジの蓋を外した状態の平面図である。 図16はカートリッジシャッタ及び取手部材が取り外された状態のトナー収容容器の説明図であり、図16Aはカートリッジ本体の下面図、図16BはXVIB−XVIB線断面図、図16CはXVIC−XVIC線断面図、図16DはXVID−XVID線断面図である。 図17はカートリッジシャッタが装着された状態のトナー収容容器の前端部(カートリッジ挿入方向後端部)の拡大説明図である。 図18は、カートリッジシャッタの説明図であり、図18Aは斜視図、図18Bは図18Aの矢印XVIIIB方向から見た図、図18Cは図18Aの矢印XVIIIC方向から見た図、図18Dは図18Bの矢印XVIIID方向から見た側面図、図18Eは図18BのXVIIIE−XVIIIE線断面図、図18Fは図18BのXVIIIF−XVIIIF線断面図である。 図19は、トナーカートリッジがトナー補給装置に装着される前の状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図19Aは上面図、図19Bは下面図である。 図20は、シャッタ支持部材の弾性アームが変形した状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図20Aは上面図、図20Bは下面図である。 図21は、補給口シャッタのロックが解除された状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図21Aは上面図、図21Bは下面図である。 図22は、トナーカートリッジがトナー補給装置に装着された状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図22Aは上面図、図22Bは下面図である。 図23は、トナーカートリッジが離脱中の弾性アームが弾性変形した状態におけるトナーカートリッジのカートリッジシャッタ、ボス及びアーム開放突部と、トナー補給装置のシャッタ支持部材及び補給口シャッタの関係を示す説明図であり、図23Aは上面図、図23Bは下面図である。
符号の説明
Ky,Km,Kc,Kk…トナーカートリッジ、
Hy,Hm,Hc,Hk…トナー補給装置、
1y,1m,1c,1k…補給装置本体、
31y…トナー補給口、
33y…補給口シャッタ、
34y…シャッタ支持部材、
62y…シャッタ側係合部材、
64y…装着時係合部、
66y…幅狭部、
103y…弾性変形防止部、
111y…トナー収容容器、
123y…トナー供給口、
137y…係合突起,カートリッジ側係合部材、
141y…供給口シャッタ、
147y…ロック解除部材。

Claims (9)

  1. 下記の構成要件(A01)〜(A07),(A09),(A010)を備えたことを特徴とするトナー補給装置、
    (A01)カートリッジ側係合部材を有し内部にトナーを収容するトナーカートリッジ、
    (A02)前記トナーカートリッジが着脱される補給装置本体、
    (A03)前記補給装置本体に形成され、前記トナーカートリッジに収容されたトナーが補給されるトナー補給口、
    (A04)前記トナーカートリッジが離脱した時には前記トナー補給口を閉塞する閉塞位置に移動し、前記トナーカートリッジが装着された時には前記トナー補給口を開放する開放位置に移動する補給口シャッタ、
    (A05)前記補給口シャッタに一体的に設けられたシャッタ側係合部材、
    (A06)前記トナーカートリッジの離脱時に前記カートリッジ側係合部材と前記シャッタ係合部材とが係合して、前記トナーカートリッジと連結された状態で前記開放位置から前記閉塞位置に移動する前記補給口シャッタ、
    (A07)前記トナーカートリッジの離脱動作に伴って前記補給口シャッタが前記閉塞位置に移動してから、前記カートリッジ側係合部材との係合が解除される前記シャッタ側係合部材
    (A09)前記トナーカートリッジの下面から下方に突出して形成された係合突起により構成された前記カートリッジ側係合部材、
    (A010)前記トナーカートリッジの離脱に伴い前記補給口シャッタが前記開放位置から前記閉塞位置に移動するまでの間は前記係合突起の外径よりも小さな幅の幅狭部により前記係合突起と係合し、前記補給口シャッタが前記閉塞位置に移動した時に弾性変形して前記幅狭部の間隔が前記係合突起の外径より広くなり前記係合突起と前記幅狭部の係合が解除される前記シャッタ側係合部材。
  2. 下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置、
    (A08)ユーザが挿入方向に挿入するだけで前記補給装置本体に装着され且つ、前記挿入方向の逆方向である引出方向に引き出すだけで前記補給装置本体から離脱する前記トナーカートリッジ。
  3. 下記の構成要件(A011)を備えたことを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置、
    (A011)前記補給口シャッタを前記開放位置と前記閉塞位置との間でスライド移動可能に支持し且つ、前記トナーカートリッジの離脱動作に伴い前記補給口シャッタが前記開放位置から前記閉塞位置まで移動する間、前記シャッタ側係合部材の弾性変形を防止する弾性変形防止部を有するシャッタ支持部材。
  4. 下記の構成要件(A012),(A013)を備えたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか記載のトナー補給装置、
    (A012)前記補給口シャッタを前記開放位置と前記閉塞位置との間でスライド移動可能に支持し且つ、前記補給口シャッタが前記閉塞位置に移動した時に、前記補給口シャッタをロックして移動不能にするロック機構を有するシャッタ支持部材、
    (A013)前記トナーカートリッジを装着する時に、前記シャッタ支持部材による前記補給口シャッタのロックを解除するロック解除部材を有する前記トナーカートリッジ。
  5. 下記の構成要件(A014)を備えたことを特徴とする請求項4記載のトナー補給装置、
    (A014)トナーを収容するトナー収容容器と、前記トナー収容容器内のトナーを前記補給装置本体に供給するトナー供給口と、前記トナー供給口を開放する開放位置と前記トナー供給口を閉塞する閉塞位置との間を移動可能な供給口シャッタとを有し、前記供給口シャッタに一体的に形成された前記ロック解除部材を有する前記トナーカートリッジ。
  6. 下記の構成要件(A015),(A016)を備えたことを特徴とする請求項4または5のいずれか記載のトナー補給装置、
    (A015)前記トナーカートリッジが装着される時に、前記ロック解除部材による前記補給口シャッタのロック解除後に前記カートリッジ側係合部材と係合する装着時係合部を有する前記シャッタ側係合部材、
    (A016)前記装着時係合部と前記カートリッジ側係合部との係合により、前記トナーカートリッジと連結された状態で前記閉塞位置から前記開放位置に移動する前記補給口シャッタ。
  7. 前記請求項1ないしのいずれか記載のトナー補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 下記の構成要件(B01)を備えたことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置、
    (B01)画像形成動作であるジョブを実行中に前記トナーカートリッジの装着及び離脱が可能な前記トナー補給装置。
  9. 下記の構成要件(B02)を備えたことを特徴とする請求項7または8のいずれか記載の画像形成装置、
    (B02)前記トナーカートリッジを装着する際の挿入方向後端側に配置された前記トナー補給装置。
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