JP2019095706A - トナー補給装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナー補給装置の操作感を改善する。【解決手段】トナー補給装置60は、トナーカートリッジ15を装置本体61から離脱させる方向に押圧する押圧部90を備えている。トナーカートリッジ15は、係合部19を有している。装置本体61は、案内部65を有している。案内部65は、装置本体61にトナーカートリッジ15を取り付ける装着動作の際に係合部19を案内する上ガイド溝71と、案内部65の最奥部72の、上ガイド溝71から外れた位置に設けられるロック部77とを有している。装着動作に伴って上ガイド溝71内を移動する係合部19が最奥部72に到達すると、押圧部90がトナーカートリッジ15を押し返すことにより係合部19がロック部77に係合して、トナーカートリッジ15が装置本体61に離脱不能に装着される。【選択図】図2
Description
本開示は、トナー補給装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられるトナー補給装置は、内部にトナーが収容されたトナーカートリッジが着脱される補給装置本体と、トナーカートリッジからトナーが補給されるトナー補給口と、トナー補給口を開放および閉塞する補給口シャッタと、トナーカートリッジから供給されたトナーを現像装置に搬送するトナー搬送装置とを備えている。
特開2005−134452号公報(特許文献1)には、トナーカートリッジに設けられたカートリッジ側係合部材と補給口シャッタに一体的に設けられたシャッタ側係合部材とが、トナーカートリッジの離脱時に係合して補給口シャッタを開放位置から閉塞位置に移動させ、補給口シャッタが閉塞位置に移動したときにシャッタ側係合部材が弾性変形してカートリッジ側係合部材との係合が解除される構成を備えた、トナー補給装置が開示されている。
上記文献に記載の構成では、シャッタ側係合部材の弾性変形時の抵抗により操作感が重く感じたり、弾性変形が解放されたときに衝撃が生じたりするため、スムーズな操作感を得られない。
本開示では、操作感が改善されたトナー補給装置と、そのトナー補給装置を備える画像形成装置とが提供される。
本開示に従うと、トナーカートリッジと、装置本体と、押圧部とを備えるトナー補給装置が提供される。トナーカートリッジは、その内部にトナーを収容している。装置本体は、トナーカートリッジを着脱可能である。押圧部は、トナーカートリッジを装置本体から離脱させる方向に押圧する。トナーカートリッジと装置本体とのいずれか一方は、係合部を有し、トナーカートリッジと装置本体とのいずれか他方は、案内部を有している。案内部は、装置本体にトナーカートリッジを取り付ける装着動作および装置本体からトナーカートリッジを取り外す離脱動作の際に、係合部を案内する。案内部は、装着経路と、ロック部とを有している。装着経路は、トナーカートリッジの移動方向に延びており、装着動作の際に係合部を案内する。ロック部は、案内部の最奥部の、装着経路から外れた位置に設けられている。装着動作に伴って装着経路内を移動する係合部が最奥部に到達すると、押圧部がトナーカートリッジを押し返すことにより係合部がロック部に係合して、トナーカートリッジが装置本体に離脱不能に装着される。
上記のトナー補給装置において、ロック部は、装着経路に対して下方に配置されている。
上記のトナー補給装置において、案内部は、離脱経路をさらに有している。離脱経路は、トナーカートリッジの移動方向に延びており、離脱動作の際に係合部を案内する。
上記のトナー補給装置において、離脱経路は、ロック部に対して下方に配置されている。
上記のトナー補給装置において、トナーカートリッジと装置本体とのいずれか他方は、トナーカートリッジと装置本体とのいずれか一方に対して相対的に上下動可能な係合部材をさらに有している。案内部は、係合部材に設けられている。装着動作の際に、係合部材が上下方向へ移動することにより、係合部がロック部に係合する。
上記のトナー補給装置において、係合部がロック部に係合した状態でトナーカートリッジを装置本体に押し込む押込み動作により、係合部がロック部から外れて、トナーカートリッジが装置本体から離脱可能になる。
上記のトナー補給装置は、トナーカートリッジの両側の側部に、一対の係合部と案内部とを有している。
本開示に従うと、像担持体と、像担持体にトナー像を現像する現像装置と、現像装置にトナーを補給する、上記のいずれかの局面のトナー補給装置とを備える、画像形成装置が提供される。
本開示に係るトナー補給装置および画像形成装置によれば、操作感を改善することができる。
以下、図面を参照して、本発明に従う各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。
(画像形成装置100)
図1は、実施の形態に係る画像形成装置100を示す概略図である。図1には、カラープリンタとしての画像形成装置100が示されている。以下では、カラープリンタについて説明するが、画像形成装置100は、カラープリンタに限定されない。たとえば、画像形成装置100は、モノクロプリンタであってもよいし、ファックスであってもよいし、モノクロプリンタ、カラープリンタおよびファックスの複合機(MFP:Multi−Functional Peripheral)であってもよい。
図1は、実施の形態に係る画像形成装置100を示す概略図である。図1には、カラープリンタとしての画像形成装置100が示されている。以下では、カラープリンタについて説明するが、画像形成装置100は、カラープリンタに限定されない。たとえば、画像形成装置100は、モノクロプリンタであってもよいし、ファックスであってもよいし、モノクロプリンタ、カラープリンタおよびファックスの複合機(MFP:Multi−Functional Peripheral)であってもよい。
画像形成装置100は、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、中間転写ベルト30と、一次転写ローラー31と、二次転写ローラー33と、カセット37と、従動ローラー38と、駆動ローラー39と、タイミングローラー40と、定着装置50と、筐体80とを主に備えている。
筐体80は、画像形成装置100の外殻を規定している。筐体80は、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、中間転写ベルト30と、一次転写ローラー31と、二次転写ローラー33と、カセット37と、従動ローラー38と、駆動ローラー39と、タイミングローラー40と、定着装置50とを、内部に収容している。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、中間転写ベルト30と、一次転写ローラー31と、二次転写ローラー33と、カセット37と、従動ローラー38と、駆動ローラー39と、タイミングローラー40とは、画像形成部を構成している。この画像形成部は、後述する搬送経路41に沿って搬送される記録媒体としての用紙S上に、トナー画像を形成する。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写ベルト30に沿って順に並べられている。画像形成ユニット1Yは、トナーカートリッジ15Yからトナーの供給を受けてイエロー(Y)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Mは、トナーカートリッジ15Mからトナーの供給を受けてマゼンタ(M)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Cは、トナーカートリッジ15Cからトナーの供給を受けてシアン(C)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Kは、トナーカートリッジ15Kからトナーの供給を受けてブラック(BK)のトナー像を形成する。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ、中間転写ベルト30に沿って中間転写ベルト30の回転方向の順に配置されている。画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ、感光体10と、帯電装置11と、露光装置12と、現像装置13と、クリーニング装置17とを備えている。
帯電装置11は、感光体10の表面を一様に帯電する。露光装置12は、感光体10にレーザー光を照射し、入力された画像パターンに従って感光体10の表面を露光する。これにより、入力画像に応じた静電潜像が感光体10上に形成される。
現像装置13は、現像ローラー14を回転させながら、現像ローラー14に現像バイアスを印加し、現像ローラー14の表面にトナーを付着させる。これにより、トナーが現像ローラー14から感光体10に転写され、静電潜像に応じたトナー像が感光体10の表面に現像される。感光体10は、その表面にトナー像を担持する像担持体としての機能を有している。
感光体10と中間転写ベルト30とは、一次転写ローラー31を設けている部分で互いに接触している。一次転写ローラー31は、ローラー形状を有し、回転可能に構成される。トナー像と反対極性の転写電圧が一次転写ローラー31に印加されることによって、トナー像が感光体10から中間転写ベルト30に転写される。イエロー(Y)のトナー像、マゼンタ(M)のトナー像、シアン(C)のトナー像、およびブラック(BK)のトナー像が順に重ねられて感光体10から中間転写ベルト30に転写される。これにより、カラーのトナー像が中間転写ベルト30上に形成される。
中間転写ベルト30は、従動ローラー38および駆動ローラー39に張架されている。駆動ローラー39は、たとえばモーター(図示しない)によって回転駆動される。中間転写ベルト30および従動ローラー38は、駆動ローラー39に連動して回転する。これにより、中間転写ベルト30上のトナー像が二次転写ローラー33に搬送される。
クリーニング装置17は、感光体10に圧接されている。クリーニング装置17は、トナー像の転写後に感光体10の表面に残留するトナーを回収する。
カセット37には、用紙Sがセットされる。用紙Sは、ピックアップローラー42によってカセット37から1枚ずつ繰り出され、タイミングローラー40によって搬送経路41に沿って二次転写ローラー33に送られる。
二次転写ローラー33は、ローラー形状を有しており、回転可能に構成されている。二次転写ローラー33は、トナー像と反対極性の転写電圧を搬送中の用紙Sに印加する。これにより、トナー像は、中間転写ベルト30から二次転写ローラー33に引き付けられ、中間転写ベルト30上のトナー像が転写される。二次転写ローラー33への用紙Sの搬送タイミングは、中間転写ベルト30上のトナー像の位置に合わせてタイミングローラー40によって調整される。タイミングローラー40により、中間転写ベルト30上のトナー像は、用紙Sの適切な位置に転写される。
定着装置50は、自身を通過する用紙Sを加圧および加熱する。これにより、トナー像は用紙Sに定着する。定着装置50は、搬送経路41に沿って搬送される用紙S上のトナー画像を定着させる。トナー像が定着された用紙Sは、トレイ48に排紙される。
上記の説明では、印刷方式としてタンデム方式を採用している画像形成装置100について説明したが、画像形成装置100の印刷方式は、タンデム方式に限定されない。画像形成装置100内における各構成の配置は、採用される印刷方式に従って適宜変更され得る。画像形成装置100の印刷方式として、ロータリー方式や直接転写方式が採用されてもよい。ロータリー方式の場合、画像形成装置100は、1つの感光体10と、同軸上で回転可能に構成される複数の現像装置13で構成される。画像形成装置100は、印刷時には、各現像装置13を感光体10に順に導き、各色のトナー像を現像する。直接転写方式の場合、画像形成装置100は、感光体10上に形成されたトナー像が用紙Sに直接転写される。
(トナー補給装置60)
図2は、実施の形態に係るトナー補給装置60の概略構成を示す斜視図である。トナー補給装置60は、上述したトナーカートリッジ15Y,15M,15C,15K(以下、これらをまとめてトナーカートリッジ15と称する)と、装置本体61とを備えている。図3は、トナーカートリッジ15の側面図である。図4は、トナーカートリッジ15の正面図である。
図2は、実施の形態に係るトナー補給装置60の概略構成を示す斜視図である。トナー補給装置60は、上述したトナーカートリッジ15Y,15M,15C,15K(以下、これらをまとめてトナーカートリッジ15と称する)と、装置本体61とを備えている。図3は、トナーカートリッジ15の側面図である。図4は、トナーカートリッジ15の正面図である。
トナーカートリッジ15は、装置本体61に着脱可能に構成されている。装置本体61には、トナーカートリッジ15を収容するための中空の収容空間63が、複数(実施の形態では4つ)形成されている。図3中の両矢印で示す移動方向DR1は、装置本体61にトナーカートリッジ15を装着する、または装置本体61からトナーカートリッジ15を離脱するときの、装置本体61に対するトナーカートリッジ15の移動方向である。画像形成装置100が載置されている床面または机上が水平である場合、移動方向DR1は水平方向に延びている。
トナーカートリッジ15は、その内部に各色のトナーを収容している。各々のトナーカートリッジ15には、図1に示すように、トナー補給口16が形成されている。トナー補給口16は、トナーカートリッジ15の下面に形成されている。トナーカートリッジ15内に収容されたトナーは、トナー補給口16からトナーカートリッジ15外へ排出され、図示しないトナー補給路を経由して、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの現像装置13(図1)へ供給される。
トナーカートリッジ15は、トナー補給口16を開閉するシャッター18を有している。シャッター18は、トナーカートリッジ15の本体に対して相対移動可能に構成されている。シャッター18は、トナーカートリッジ15が装置本体61から離脱している間は、トナー補給口16を閉塞する位置に配置される。図2,3に示すシャッター18は、トナー補給口16を下方から覆っている。
トナーカートリッジ15は、トナーカートリッジ15の側面から突出する係合部19を有している。図3に示す側方視した係合部19は、三角形の形状を有している。典型的には、側方視した係合部19は二等辺三角形の形状を有しており、当該二等辺三角形の底辺はトナーカートリッジ15の移動方向DR1に延びている。係合部19は、前方傾斜面19Aと、後方傾斜面19Bと、底面19Cとを有している。前方傾斜面19Aと底面19Cとは、二等辺三角形の底角をなす楔形状を構成している。後方傾斜面19Bと底面19Cとは、二等辺三角形の他の底角をなす楔形状を構成している。
図4に示すように、トナーカートリッジ15の両側の側部に、一対の係合部19が設けられている。トナーカートリッジ15の一方の側面から第1の係合部19が突出しており、トナーカートリッジ15の他方の側面から第2の係合部19が突出している。トナーカートリッジ15に対して第1の係合部19が突出する方向と、トナーカートリッジ15に対して第2の係合部19が突出する方向とは、互いに逆方向である。
トナー補給装置60はまた、図2に示すように、押圧部90を備えている。押圧部90は、装置本体61の収容空間63に露出している。押圧部90は、装置本体61に取り付けられるトナーカートリッジ15を、装置本体61から離脱させる方向に押圧する。押圧部90は、収容空間63の最奥部に配置されている。押圧部90はたとえば、ばね部材を含んで構成されている。ばね部材は、トナーカートリッジ15が装置本体61から抜け出る方向にトナーカートリッジ15を付勢する付勢部の一例である。収容空間63の最奥部に配置されたばね部材が、収容空間63内に挿入されるトナーカートリッジ15から応力を受けて変形することによって、弾性エネルギーがばね部材に蓄積されて、トナーカートリッジ15を押し返す力が作用する。
ばね部材は、板ばね、コイルばねなどの任意の形状を有していてもよい。付勢部は、収容空間63の最奥部に限られず、収容空間63の途中に配置されていてもよい。付勢部は、ばね部材に限られず、ゴム材料または高分子材料で形成された部材であってもよい。押圧部90は、弾性エネルギーによってトナーカートリッジ15を付勢する構成に限られない。押圧部90は、駆動力を発生するアクチュエータを有し、当該アクチュエータが発生する駆動力によって装置本体61から離脱する方向にトナーカートリッジ15を押圧する構成としてもよい。
トナー補給装置60はまた、係合部材64を備えている。実施の形態の係合部材64は、装置本体61に設けられている。図5は、係合部材64の斜視図である。
係合部材64は、一対の案内部65と、規制部81と、連結部82とを有している。図4に示すように、トナーカートリッジ15の両側の側部に、一対の案内部65が設けられている。トナーカートリッジ15の一方の側面に対向して第1の案内部65が配置されている。トナーカートリッジ15の他方の側面に対向して第2の案内部65が配置されている。一対の案内部65は、左右対称に形成されている。
規制部81と連結部82とは、トナーカートリッジ15の下方に配置されている。連結部82は、一対の案内部65と、規制部81とを連結している。一対の案内部65と規制部81とが連結部82により連結されることにより、一体の構造の係合部材64が設けられている。案内部65と規制部81とは、連結部82から上方に突出している。規制部81は、連結部82から、トナーカートリッジ15の下面に向けて突出している。図3に示すように、規制部81は、シャッター18に向けて突出している。
係合部材64は、一体に移動可能に構成されている。案内部65と規制部81とは、一体に移動する。図3,4中の両矢印で示す上下方向DR2は、トナーカートリッジ15に対して係合部材64が相対移動する方向を示している。上下方向DR2は、移動方向DR1に直交している。画像形成装置100が載置されている床面または机上が水平である場合、上下方向DR2は鉛直方向に延びている。
トナーカートリッジ15は、移動方向DR1に移動し、上下方向DR2には移動しないように、構成されている。係合部材64は、上下方向DR2に移動し、移動方向DR1には移動しないように、構成されている。
図2および図5に示すように、案内部65には、上ガイド溝71と、下ガイド溝73とが形成されている。案内部65は離隔突起69を有しており、離隔突起69は上ガイド溝71と下ガイド溝73とを上下方向DR2に離隔している。下ガイド溝73は、上ガイド溝71の下方に形成されている。上ガイド溝71と下ガイド溝73とは、トナーカートリッジ15の移動方向DR1に沿って、直線状に延びている。
案内部65は、出入口傾斜部66を有している。出入口傾斜部66は、案内部65に対して相対移動する係合部19の経路の入口または出口を構成する位置に設けられている。出入口傾斜部66は、入口傾斜面67と、出口傾斜面68とを有している。係合部19が入口傾斜面67に沿って上ガイド溝71へ向かって移動するにつれて、係合部材64は下方へ移動する。係合部19が下ガイド溝73から離れて出口傾斜面68に沿って移動するにつれて、係合部材64は下方へ移動する。
案内部65は、装置本体61に対してトナーカートリッジ15を着脱する動作の際に、係合部19を案内する。装置本体61にトナーカートリッジ15を取り付ける装着動作の際に、係合部19が出入口傾斜部66の入口傾斜面67に沿って移動し、次いで係合部19が上ガイド溝71内を移動するように、トナーカートリッジ15は移動方向DR1へ移動し、係合部材64は上下方向DR2へ移動する。装置本体61からトナーカートリッジ15を取り外す離脱動作の際に、係合部19が下ガイド溝73内を移動し、次いで係合部19が出入口傾斜部66の出口傾斜面68に沿って移動するように、トナーカートリッジ15は移動方向DR1へ移動し、係合部材64は上下方向DR2へ移動する。
案内部65は、最奥部72を有している。最奥部72は、案内部65に対して相対移動する係合部19の経路における、最も奥まった位置に設けられている。案内部65には、上ガイド溝71と下ガイド溝73とを含むループ状の経路が形成されており、最奥部72は当該ループ状の経路の折り返し部を構成している。装置本体61に対してトナーカートリッジ15を着脱する動作の際に、係合部19は、当該ループ状の経路に沿って、案内部65に対して相対移動する。上ガイド溝71がループ状の経路の往路を構成し、下ガイド溝73がループ状の経路の復路を構成している。
案内部65は、最奥部72に、上受け部76と、ロック部77と、下受け部78とを有している。上下方向DR2において上から下へ、上ガイド溝71、上受け部76、ロック部77、下受け部78、下ガイド溝73の順に配置されている。ロック部77は、上ガイド溝71に対して下方に配置されている。ロック部77は、上ガイド溝71から外れた位置に配置されている。下ガイド溝73は、ロック部77に対して下方に配置されている。ロック部77は、下ガイド溝73から外れた位置に配置されている。
上受け部76は、案内部65に対する係合部19の移動経路に対して奥側に設けられている。ロック部77は、案内部65に対する係合部19の移動経路に対して手前側に設けられている。下受け部78は、案内部65に対する係合部19の移動経路に対して奥側に設けられている。上ガイド溝71から、上受け部76、ロック部77および下受け部78を経由して下ガイド溝73へ移動する係合部19は、鋸歯状経路を通過して、ジグザグに移動する。
図6は、装置本体61にトナーカートリッジ15を取り付ける装着動作の第一の工程を示す斜視図である。以下の図においては、トナーカートリッジ15の構成のうちシャッター18および係合部19が図示されており、トナーカートリッジ15の本体部分は図示を省略されている。図6に示すように、装置本体61は、当接部62を有している。当接部62は、移動方向DR1に交差、典型的には直交し、上下方向DR2に沿って、典型的には上下方向DR2と平行に延びる、壁形状を有している。当接部62は、装置本体61の床面に、段差を形成している。当接部62よりも装置本体61の手前側の床面は、当接部62よりも装置本体61の奥側の床面と比較して、一段低く形成されている。
当接部62よりも手前側に、開口21が形成されている。詳細を後述するように、係合部材64の規制部81は、開口21から上方に突出可能であり、または開口21の下方に配置可能である。当接部62よりも奥側に、受け入れ口26が形成されている。受け入れ口26は、トナー補給口16(図1)から排出されるトナーを受け入れる開口であり、現像装置13へトナーを導くトナー補給路の入口を形成している。
(トナーカートリッジ15の着脱動作)
以上のような構成を備えているトナー補給装置60において、装置本体61に対してトナーカートリッジ15を着脱する動作について、以下説明する。以下の図において、実線矢印は係合部19の動きを示し、白抜き矢印は案内部65の動きを示している。規制部81は、案内部65と一体に、白抜き矢印方向に移動する。
以上のような構成を備えているトナー補給装置60において、装置本体61に対してトナーカートリッジ15を着脱する動作について、以下説明する。以下の図において、実線矢印は係合部19の動きを示し、白抜き矢印は案内部65の動きを示している。規制部81は、案内部65と一体に、白抜き矢印方向に移動する。
装置本体61にトナーカートリッジ15を取り付ける装着動作においては、まずトナーカートリッジ15を装置本体61の収容空間63(図2)に押し込むことで、係合部19は、出入口傾斜部66の入口傾斜面67に当接する。係合部19が入口傾斜面67に沿って案内部65に対して相対移動することにより、案内部65は、図6中の白抜き矢印に示すように、下降する。規制部81は、案内部65と一体に下降して、開口21の下方に配置される。規制部81は、装置本体61の奥側へ向かうシャッター18の移動の妨げとならない位置に、配置される。
なお係合部材64が、前回のトナーカートリッジ15の離脱動作時の動作によって、または自重によって、係合部材64の可動範囲の最下部に配置されていれば、係合部19が入口傾斜面67の上方を通過し、係合部19が入口傾斜面67に当接せずに移動する場合もある。
図7は、装着動作の第二の工程を示す斜視図である。図8は、図7に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。装着動作の第二の工程においては、係合部19は、上ガイド溝71内を、装置本体61の奥側へ、最奥部72へ向かって移動する。係合部19が出入口傾斜部66を超えた後、上ガイド溝71内を移動する間は、係合部19と案内部65との上下方向DR2における相対位置が変わらないため、係合部材64は上下方向DR2へ移動しない。
図7に示すように、係合部19が上ガイド溝71内を移動している間に、シャッター18は当接部62に当接する。トナーカートリッジ15が移動方向DR1に装置本体61の奥側へ移動を継続するときに、シャッター18の移動が当接部62によって妨げられる。これにより、シャッター18はトナーカートリッジ15と同伴移動しなくなり、トナーカートリッジ15に形成されているトナー補給口16に対してシャッター18が相対移動する。その結果、トナー補給口16が開口され、シャッター18はトナー補給口16を覆わなくなる。
図9は、装着動作の第三の工程を示す斜視図である。図10は、図9に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。装着動作の第三の工程においては、係合部19は、最奥部72へ到達する。係合部19の前方傾斜面19A(図3)は、上傾斜面76A(図10)に当接する。係合部19は、上傾斜面76Aに沿ってさらに移動して、上受け部76に係合する。上受け部76は上ガイド溝71に対して下方に配置されているため、案内部65は、図9中の白抜き矢印に示すように、上昇する。規制部81は、案内部65と一体に上昇する。
図11は、係合部19がロック部77に係合した状態を示す斜視図である。図12は、図11に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。図9,10に示す係合部19が上受け部76に係合した状態から、トナーカートリッジ15が押圧部90によって押し返されることにより、トナーカートリッジ15は装置本体61の手前側へ移動する。この移動によって、係合部19の後方傾斜面19B(図3)はロック傾斜面77A(図12)に当接する。係合部19は、ロック傾斜面77Aに沿って移動する。そして、図11,12に示すように、係合部19がロック部77に係合した状態になり、トナーカートリッジ15は装置本体61に離脱不能に装着される。
このときトナーカートリッジ15のトナー補給口16は、受け入れ口26と向き合った位置に配置されている。トナー補給口16は、シャッター18により覆われておらず、開放された状態とされている。トナーカートリッジ15は、トナーの補給のために適切な位置に、位置決めされている。
ロック部77は上受け部76に対して下方に配置されているため、案内部65は、図11中の白抜き矢印に示すように、上昇する。規制部81は、案内部65と一体に上昇する。
図13は、装置本体61からトナーカートリッジ15を取り外す離脱動作の第一の工程を示す斜視図である。図14は、図13に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。装置本体61からトナーカートリッジ15を取り外す離脱動作においては、図11,12に示すトナーカートリッジ15がロックされた状態から、トナーカートリッジ15を装置本体61に押し込む押込み動作が、再度行なわれる。係合部19の前方傾斜面19Aは、下傾斜面78A(図14)に当接する。係合部19は、下傾斜面78Aに沿って、ロック部77から下受け部78へ移動して、下受け部78に係合する。下受け部78はロック部77に対して下方に配置されているため、案内部65は、図13中の白抜き矢印に示すように、上昇する。規制部81は、案内部65と一体に上昇する。
図15は、離脱動作の第二の工程を示す斜視図である。図16は、図15に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。離脱動作の第二の工程においては、図13,14に示す係合部19が下受け部78に係合した状態から、トナーカートリッジ15が押圧部90によって押圧されることにより、トナーカートリッジ15は装置本体61の手前側へ移動する。この移動によって、係合部19の後方傾斜面19Bは、離脱傾斜面69A(図16)に当接する。係合部19は、離脱傾斜面69Aに沿って移動して、図15,16に示すように、下ガイド溝73へ移動する。
下ガイド溝73は下受け部78に対して下方に配置されているため、案内部65は、図15中の白抜き矢印に示すように、さらに上昇する。規制部81は、案内部65と一体にさらに上昇する。図15,16に示す配置では、係合部材64は、係合部材64の可動範囲の最上部付近へ移動している。このとき規制部81は、装置本体61の開口21から上方へ突き出している。規制部81の上端は、シャッター18の下端よりも上方に配置されている。
図17は、離脱動作の第三の工程を示す斜視図である。図18は、図17に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。離脱動作の第三の工程においては、係合部19は、下ガイド溝73内を、装置本体61の手前側へ移動する。係合部19が下ガイド溝73内を移動する間は、係合部19と案内部65との上下方向DR2における相対位置が変わらないため、係合部材64は上下方向DR2へ移動しない。
図17に示すように、係合部19が下ガイド溝73内を移動している間に、シャッター18は、開口21から突出している規制部81に当接する。トナーカートリッジ15が移動方向DR1に装置本体61の手前側へ移動を継続するときに、シャッター18の移動が規制部81によって規制される。これにより、トナーカートリッジ15に形成されているトナー補給口16に対してシャッター18が相対移動する。その結果、シャッター18はトナー補給口16を覆い、トナー補給口16が閉塞される。
図19は、離脱動作の第四の工程を示す斜視図である。図20は、図19に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。離脱動作の第四の工程においては、図19,20に示すように、係合部19は出入口傾斜部66に到達し、出入口傾斜部66の出口傾斜面68に当接する。
図21は、離脱動作の第五の工程を示す斜視図である。図22は、図21に示す係合部19と案内部65とを側方から見た模式図である。離脱動作の第五の工程においては、係合部19は、出口傾斜面68に沿って案内部65に対して相対移動する。出口傾斜面68の傾斜に従って、案内部65は、図21中の白抜き矢印に示すように、下降する。規制部81は、案内部65と一体に下降して、開口21の下方の退避位置に配置される。規制部81は、装置本体61の奥側へ向かうシャッター18の移動の妨げとならない位置に、配置される。
規制部81が退避位置へ移動した後、シャッター18は、トナーカートリッジ15と同伴して移動できるようになる。この時点でシャッター18は、トナー補給口16を完全に塞いだ状態に位置されている。
係合部19は、出入口傾斜部66の入口傾斜面67の上方を通過して、装置本体61の外部へ移動する。そして、トナーカートリッジ15の全体が装置本体61から離脱する。
(作用および効果)
上述した説明と一部重複する記載もあるが、本実施の形態の特徴的な構成および作用効果についてまとめて記載すると、以下の通りである。
上述した説明と一部重複する記載もあるが、本実施の形態の特徴的な構成および作用効果についてまとめて記載すると、以下の通りである。
本実施の形態のトナー補給装置60は、図2に示すように、押圧部90を備えている。押圧部90は、トナーカートリッジ15を装置本体61から離脱させる方向に押圧する。図5に示すように、トナーカートリッジ15の装置本体への着脱の際に係合部19を案内する案内部65は、上ガイド溝71と、ロック部77とを有している。上ガイド溝71は、装着動作の際に係合部19を案内する装着経路としての機能を有している。ロック部77は、案内部65の最奥部72の、上ガイド溝71から外れた位置に設けられている。
図9〜12に示すように、装着動作に伴って上ガイド溝71を移動する係合部19が最奥部72に到達すると、押圧部90がトナーカートリッジ15を押し返すことにより係合部19がロック部77に係合して、トナーカートリッジ15が装置本体61に離脱不能に装着される。
トナー補給装置60をこのように構成することで、トナーカートリッジ15を装置本体61へ押し込む動作によってトナーカートリッジ15を装置本体61にロックすることができる。従来技術とは異なり、トナーカートリッジ15をロックする際に弾性変形する部材がない。したがって、部材の弾性変形時に操作力量が増加したり弾性変形の開放時に衝撃が生じたりすることがなく、操作感がスムーズでユーザーにストレスを与えない操作性とすることができる。
トナーカートリッジ15を装置本体61に装着した状態で係合部19がロック部77に係合する配置とすることで、装置本体61の奥行方向(すなわち、トナーカートリッジ15の移動方向DR1)におけるトナーカートリッジ15の位置決めがなされている。このときトナーカートリッジ15と装置本体61とは、トナー補給口16が受け入れ口26と向き合い、受け入れ口26の上方にトナー補給口16が配置されるように、位置決めされている。したがって、トナーカートリッジ15を装置本体61に装着した状態で、トナーカートリッジ15からのトナーの補給を適切に行なうことができる。
また図5に示すように、ロック部77は、上ガイド溝71に対して下方に配置されている。このようにすれば、案内部65に対する係合部19の移動に伴って案内部65を上下方向DR2に相対移動させることができる。
また図5に示すように、案内部65は、下ガイド溝73をさらに有している。下ガイド溝73は、離脱動作の際に係合部19を案内する離脱経路としての機能を有している。案内部65が上ガイド溝71と下ガイド溝73とを別々に有していることにより、係合部19は、トナーカートリッジ15の装着時と離脱時とで、異なるガイド溝を通って案内部65に対して相対移動することができる。
また図5に示すように、下ガイド溝73は、ロック部77に対して下方に配置されている。このようにすれば、案内部65に対する係合部19の移動に伴って案内部65を上下方向DR2に相対移動させることができる。上ガイド溝71、ロック部77、および下ガイド溝73が、上下方向DR2にこの順に配置されていることにより、係合部19が上ガイド溝71からロック部77を経由して下ガイド溝73へ移動するときに、係合部19の移動に伴って案内部65を上下方向DR2の一方向に相対移動させることができる。
また図5に示すように、案内部65は、トナーカートリッジ15に対して相対的に上下動可能な係合部材64に設けられている。このようにすれば、係合部19が上ガイド溝71からロック部77を経由して下ガイド溝73へ移動するときに、案内部65を上下方向DR2へ移動させることができる。これにより、図9,11に示すように、装着動作の際に、係合部材64が上方へ移動することによって係合部19をロック部77に係合させることができる。案内部65に対する係合部19の相対移動の際に、トナーカートリッジ15自体は上下方向DR2に動かない構成とすることで、トナーカートリッジ15と周辺の部材との干渉を防止でき、また受け入れ口26に対するトナー補給口16の位置ずれを防止することができる。
また図13〜16に示すように、係合部19がロック部77に係合した状態でトナーカートリッジ15を装置本体61に押し込む押込み動作により、係合部19がロック部77から外れて、トナーカートリッジ15を装置本体61から離脱可能になる。このようにすれば、1回目の押込み動作で係合部19がロック部77に係合してトナーカートリッジ15が装置本体61のトナー補給可能な位置にロックされ、2回目の押込み動作でトナーカートリッジ15のロックが解除される。押込み動作を繰り返す単純な動作により、トナーカートリッジ15の装置本体61へのロックとロックの解除とを行なうことができる。
また図4に示すように、トナー補給装置60は、トナーカートリッジ15の両側の側部に、一対の係合部19と案内部65とを有している。このようにすれば、トナーカートリッジ15を装置本体61に取り付ける際の、図4中の左右方向におけるトナーカートリッジ15の位置決めがなされている。したがって、トナー補給口16を受け入れ口26と向き合わせて配置する位置決めを、より確実に行なうことができる。
なお、上述した実施の形態においては、装置本体61に設けられた係合部材64が案内部65を有し、案内部65に上ガイド溝71および下ガイド溝73が形成され、トナーカートリッジ15に係合部19が設けられる構成について説明した。係合部19と案内部65とは、トナーカートリッジ15と装置本体61とに対になって設けられていればよいため、装置本体61に係合部19が設けられてトナーカートリッジ15が案内部65を有する構成としてもよい。トナーカートリッジ15と装置本体61とのいずれか一方が係合部19を有し、いずれか他方が案内部65を有していればよい。
図1に示す画像形成装置100は、横に並べられた4つのトナーカートリッジ15を有しているが、トナーカートリッジ15の数は3つ以下でもよく、5つ以上でもよい。複数のトナーカートリッジ15が、縦に並べられていてもよい。
実施の形態では、装置本体61に着脱可能な交換部品としてトナーカートリッジ15を例として説明したが、トナーカートリッジ15以外の交換部品に実施の形態の思想を適用してもよい。たとえば交換部品は、感光ドラムなどの他の単体のユニットであってもよく、画像形成に用いられる感光ドラム、帯電ローラーおよびトナーボトルなどの各種部品を含むイメージングカートリッジであってもよい。または交換部品は、インクジェット方式の画像形成装置のインクカートリッジであってもよい。
以上のように実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1C,1K,1M,1Y 画像形成ユニット、10 感光体、13 現像装置、15 トナーカートリッジ、16 トナー補給口、18 シャッター、19 係合部、19A 前方傾斜面、19B 後方傾斜面、19C 底面、21 開口、26 受け入れ口、30 中間転写ベルト、50 定着装置、60 トナー補給装置、61 装置本体、62 当接部、63 収容空間、64 係合部材、65 案内部、66 出入口傾斜部、67 入口傾斜面、68 出口傾斜面、69 離隔突起、69A 離脱傾斜面、71 上ガイド溝、72 最奥部、73 下ガイド溝、76 上受け部、76A 上傾斜面、77 ロック部、77A ロック傾斜面、78 下受け部、78A 下傾斜面、80 筐体、81 規制部、82 連結部、90 押圧部、100 画像形成装置、DR1 移動方向、DR2 上下方向。
Claims (8)
- 内部にトナーを収容するトナーカートリッジと、
前記トナーカートリッジを着脱可能な装置本体と、
前記トナーカートリッジを前記装置本体から離脱させる方向に押圧する押圧部とを備え、
前記トナーカートリッジと前記装置本体とのいずれか一方は、係合部を有し、前記トナーカートリッジと前記装置本体とのいずれか他方は、前記装置本体に前記トナーカートリッジを取り付ける装着動作および前記装置本体から前記トナーカートリッジを取り外す離脱動作の際に前記係合部を案内する案内部を有し、
前記案内部は、前記トナーカートリッジの移動方向に延び、前記装着動作の際に前記係合部を案内する装着経路と、前記案内部の最奥部の、前記装着経路から外れた位置に設けられるロック部とを有し、
前記装着動作に伴って前記装着経路内を移動する前記係合部が前記最奥部に到達すると、前記押圧部が前記トナーカートリッジを押し返すことにより前記係合部が前記ロック部に係合して、前記トナーカートリッジが前記装置本体に離脱不能に装着される、トナー補給装置。 - 前記ロック部は、前記装着経路に対して下方に配置されている、請求項1に記載のトナー補給装置。
- 前記案内部は、前記トナーカートリッジの移動方向に延び、前記離脱動作の際に前記係合部を案内する離脱経路をさらに有する、請求項1または2に記載のトナー補給装置。
- 前記離脱経路は、前記ロック部に対して下方に配置されている、請求項3に記載のトナー補給装置。
- 前記トナーカートリッジと前記装置本体とのいずれか他方は、前記トナーカートリッジと前記装置本体とのいずれか一方に対して相対的に上下動可能な係合部材をさらに有し、前記案内部は前記係合部材に設けられており、
前記装着動作の際に、前記係合部材が上下方向へ移動することにより、前記係合部が前記ロック部に係合する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のトナー補給装置。 - 前記係合部が前記ロック部に係合した状態で前記トナーカートリッジを前記装置本体に押し込む押込み動作により、前記係合部が前記ロック部から外れて、前記トナーカートリッジが前記装置本体から離脱可能になる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のトナー補給装置。
- 前記トナーカートリッジの両側の側部に、一対の前記係合部と前記案内部とを有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のトナー補給装置。
- 像担持体と、
前記像担持体にトナー像を現像する現像装置と、
前記現像装置にトナーを補給する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のトナー補給装置とを備える、画像形成装置。
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