JP2008197595A - トナー容器及びそれに適した画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置のトナー容器を廃トナー容器として再利用するとき、廃トナーが収容されたトナー容器を現像装置へ誤装着しないよう誤装着防止手段を備えたトナー容器及びそれに適した画像形成装置を提供する。
【解決手段】 トナー容器11には、誤装着防止部材19とトナー容器11の使用履歴が記録された記憶媒体18が装着されている。画像形成装置10には制御装置21のほか記憶媒体18の内容を読み取る読取り装置28と誤装着防止部材を移動させる機構を備える。新品トナー容器では誤装着防止部材19がトナー容器の下面から突出し、空となったトナー容器では誤装着防止部材19が容器から突出しない。また空トナー容器を廃トナー容器として装着すると誤装着防止部材19が容器の反対側から突出する。誤装着防止部材移動機構は記憶媒体18の記録内容に基づいて制御装置21からの信号で操作される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子複写機、プリンタやその複合機などの画像形成装置に適したトナー容器及びそのトナー容器を装着するに適した画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、帯電させた像担持体上に画像信号で変調されたレーザ光を投射して画像の静電潜像を形成し、形成された静電潜像をトナーで現像して像担持体上にトナー像を形成する。次に、このトナー像を記録用紙に転写し、記録用紙に転写されたトナー像を定着処理し、排紙トレイに排出する工程をとる。
このような画像形成装置では、トナーを収容した容器が画像形成装置の現像装置に着脱自在に装着され、現像装置へのトナーの補充が行われるように構成されている。また、画像形成装置では、作像動作の終了時点において作像に使用されなかった像担持体上の残留トナーが清掃されて次回の作像動作に備えられるが、清掃された残留トナーは廃トナー容器に回収され、廃棄される。
廃トナー容器としては従来専用の容器が使用されていたが、近年はトナーの補充が終了して空になったトナー容器を、廃トナー容器として再使用する技術が提案されている。
廃トナー容器に回収された廃トナーには、十分帯電されない粒子の小さいトナーや、紙の粉、塵埃などが含まれているから再使用することは決して好ましいことではない。そこで、廃トナーが収容された再使用トナー容器を誤操作などにより再び画像形成装置に装着できないように構成した画像形成装置や、また使用済みの空のトナー容器を廃トナー容器として再使用するとき、トナー容器の一部をカットしたり、蓋の付け替えをするようにしたトナー容器が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平08−114967号公報 特開平11−223984号公報
しかしながら、上記した技術では、なお、廃トナーが収容された再使用トナー容器を誤操作などにより再び画像形成装置に装着するおそれがあったほか、使用者が使用済みの空のトナー容器を廃トナー容器として再使用するとき、トナー容器の一部をカットしたり、蓋の付け替えをするなどの処理が必要で煩わしさがある等の不都合があった。この発明はこのような不都合を解消したトナー容器及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、少なくともトナーを収容するトナー収容部と、現像装置に供給するトナー供給口と、トナー容器の使用履歴を記録する記録手段とを備えることを特徴とする画像形成装置に装着可能なトナー容器である。
そして、前記トナー容器は、誤装着防止部材を備えるときは、トナー容器の使用履歴に基づいて誤装着防止部材が操作されるとき、新規トナー容器、空トナー容器、或いは廃トナー容器であることを示す位置に設定可能である。
また、前記トナー容器は、トナー供給口にシャッタ部材を備えるときは、トナー容器の使用履歴に基づいてシャッタ部材が開口位置及び閉鎖位置に設定可能である。
請求項4の発明は、トナーを現像装置に供給するトナー容器と、画像形成処理において作像に関与しなかった転写残トナーを収容する廃トナー容器とが装着される画像形成装置において、トナー容器の使用履歴を記録する記録手段の記録内容を読み取る読取り手段と、制御手段を備え、前記制御手段は、前記読取り手段で読み取られたトナー容器の使用履歴に基づいて、未使用のトナー容器とトナーが消費されて空となったトナー容器とを識別し、前記トナー容器に設けられた誤装着防止部材又はシャッタ部材を操作することを特徴とする画像形成装置である。
そして、前記画像形成装置は、トナー容器装着部及び廃トナー容器装着部を備え、誤装着防止部材を備えているトナー容器においては、誤装着防止部材が未使用のトナー容器を示す位置に設定されているときはトナー容器装着部に装着可能であり、トナー容器の誤装着防止部材が空トナー容器を示す位置に設定されているときはトナー容器装着部及び廃トナー容器装着部のいずれにも装着可能であり、トナー容器の誤装着防止部材が廃トナー容器を示す位置に設定されているときは、トナー容器装着部への装着は禁止されるが廃トナー容器装着部への装着は許容される。
また、前記画像形成装置は、トナー容器装着部及び廃トナー容器装着部を備え、トナー供給口にシャッタ部材を備えているトナー容器においては、トナー容器装着部及び廃トナー容器装着部のいずれにも装着可能で、トナー容器の使用履歴に基づいてシャッタ部材を操作し、使用履歴がトナー容器にトナーがあり、廃トナー容器装着部に装着されたことがないことを示す場合はシャッタ部材を開口位置に設定し、使用履歴がトナー容器にトナーがないこと及び廃トナー容器装着部に装着されたことがあることを示す場合はシャッタ部材を閉鎖位置に設定する。
この発明の請求項1の発明では、少なくともトナーを収容するトナー収容部と、現像装置に供給するトナー供給口と、トナー容器の使用履歴を記録する記録手段とを備えるものであり、トナー容器が誤装着防止部材を備えるときは、トナー容器の使用履歴に基づいて誤装着防止部材を操作して、新規トナー容器、空トナー容器、或いは廃トナー容器であることを示すと共に、トナー容器の誤装着防止部材が廃トナー容器を示すときはトナー容器装着部への装着が禁止される。
また、トナー供給口にシャッタ部材を備えるときは、トナー容器の使用履歴に基づいてシャッタ部材を操作する。使用履歴がトナー容器にトナーがあり、廃トナー容器装着部に装着されたことがないことを示す場合はシャッタ部材を開口位置に設定し、使用履歴がトナー容器にトナーがないこと及び廃トナー容器装着部に装着されたことがあることを示す場合はシャッタ部材を閉鎖位置に設定する。
これにより、廃トナーが収容された再使用のトナー容器を誤操作などにより再び画像形成装置に装着するおそれはなくなり、廃トナー容器として再使用するときもトナー容器の一部をカットしたり、蓋の付け替えをするなどの煩わしい処理を省くことができる。
[第1の実施の形態]
図1は、この発明の第1の実施の形態の画像形成装置10のトナー容器に関する構成の要部を説明する概念図である。トナー容器11には、その一部に誤装着防止部材19と、トナー容器11の使用履歴が記録された記憶媒体18が装着されている。一方、画像形成装置10には、制御装置21のほか、記憶媒体18の記録内容を読み取る読取り装置28が設けられている。
制御装置21は、記憶媒体18に記録されたトナー容器11の使用履歴に基づいて、駆動機構29により誤装着防止部材19に形成されたラック歯19Rに噛合する歯車31を回転し、トナー容器11に装着されている誤装着防止部材19を、トナー容器11の状態に応じた位置に移動させるように構成されている。トナー容器11の状態に応じた位置、及び誤装着防止部材19の駆動については、後で詳細に説明する。
図2は、画像形成装置10の構成の概略と、トナー容器装着部11Y、11C、11M、11K及び廃トナー容器装着部11Dの配置の一例を説明する図で、ここでは4つの作像部を備えたタンデム方式のカラー画像形成装置を示したが、これに限られるものではなく、他の方式のカラー画像形成装置でもよく、また1つの作像部を備えたモノクロ画像形成装置であってもよい。
画像形成装置10はイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色に対応した4つの作像部13Y、13C、13M、13Kを備え、作像部13Y〜13Kはそれぞれ感光体、現像装置、及びクリーニング装置16を備え、矢印a方向に移動する無端の中間転写ベルト14の下に一列に配置されている。
中間転写ベルト14の上側には、各作像部13Y〜13Kの感光体に対応する位置に中間転写ベルト14を挟んで一次転写装置15Y、15C、15M、15Kが配置され、作像部13Kの中間転写ベルト移動方向下流側には中間転写ベルト14を挟んで二次転写ローラ17が配置されている。さらに、作像部13Yの中間転写ベルト移動方向上流側には中間転写ベルト14上に残留した転写残トナーを清掃するクリーニング装置16Dが配置されている。
作像部13Y、13C、13M、13Kの現像装置には、それぞれトナー容器装着部11Y、11C、11M、11Kが設けられており、後述するトナー容器11y、11c、11m、11kが着脱自在に装着可能で、各トナー容器11y〜11kから各現像装置にトナーの補給が可能に構成されている。
さらに、作像部13Y、13C、13M、13Kのそれぞれの感光体上に残留した転写残トナーを清掃するクリーニング装置16で回収された廃トナー、及び中間転写ベルト14上に残留した転写残トナーを清掃するクリーニング装置16Dで回収された廃トナーを収容する廃トナー容器装着部11Dが設けられており、後述する廃トナー容器11dが装着される。クリーニング装置16、16Dと廃トナー容器装着部11Dとの間は搬送管で接続されている。
以上は、公知のタンデム方式のカラー画像形成装置の構成であるから、構成の詳細な説明は省略し、簡単に作像動作を説明する。
イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色の画像信号が作像部13Y、13C、13M、13Kに出力され、それぞれの感光体上に順次静電潜像が形成される。静電潜像は現像装置により現像され、形成されたトナー像は矢印a方向に移動する中間転写ベルト14上に順次(ここではY、C、M、Kの順)重畳して転写され、フルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト14上に形成されたフルカラーのトナー像は、二次転写ローラ17の位置で、搬送されてきた記録媒体上に転写、定着処理されて排出され、1枚の画像の形成が終了する。この後、作像部13Y、13C、13M、13Kのそれぞれの感光体上に残留した転写残トナーはクリーニング装置16で回収され、中間転写ベルト14上に残留した転写残トナーはクリーニング装置16Dで回収される。回収された廃トナーは廃トナー容器装着部11Dに搬送され、廃トナー容器11dに収容される。
次に、この発明のトナー容器の構成について説明する。上記した画像形成装置の説明ではトナー容器11y、11c、11m、11kとして説明したが、トナー容器は共通の構成を備えているから、以下の説明では、トナー容器の共通部分の説明ではトナー容器11とし、新品のトナー容器はトナー容器11a、空のトナー容器はトナー容器11b、廃トナー容器は廃トナー容器11dとして説明する。
図3は、トナー容器11への誤装着防止部材19の装着位置と誤装着の防止を説明する斜視図で、11pはトナー容器11を現像装置のトナー容器装着部に装着したとき、トナーを現像装置に供給するトナー供給口である。
図3(a)は新品トナー容器11aを示す図で、誤装着防止部材19の第1先端19aがトナー容器11aの下面から突出し、新品のトナー容器であることを示している。
図3(b)は空トナー容器11bを示す図である。誤装着防止部材19の第1先端19aはトナー容器11の下面から引っ込み、突出していない。新品トナー容器11aを画像形成装置の現像装置に装着してトナーが供給され容器が空になると、後述する画像形成装置側の操作機構により誤装着防止部材19が移動し、第1先端19aはトナー容器11の下面から引っ込み、空トナー容器11bであることを示す。空トナー容器11bは画像形成装置のトナー容器装着部11Y〜11Kにも、また、廃トナー容器装着部11Dにも装着することができる。
図3(c)は廃トナー容器11dで、図3(a)(b)とは上下が反対に図示されている。誤装着防止部材19の第1先端19aとは反対側の第2先端19dが廃トナー容器11dの上面から突出している。空トナー容器11bを画像形成装置の廃トナー容器装着部11Dに装着すると、後述する画像形成装置側の操作機構により誤装着防止部材19が移動し、その第2先端19dはトナー容器11の上面から突出して、廃トナー容器11dであることを示す。
廃トナー容器11dは、誤装着防止部材19の第2先端19dが廃トナー容器11dの上面から突出することにより現像装置のトナー容器装着部11Y、11C、11M、11Kへの装着が禁止されるが、廃トナー容器装着部11Dへの装着は許容される。
図3(a)〜(c)に示すトナー容器11では、誤装着防止部材19はトナー容器11の端面に装着されているが、装着位置はトナー容器の端面に限られるものではない。また、誤装着防止部材19も、新品では第1先端19aがトナー容器11aの下面から突出し、空トナー容器11cでは下面から引っ込み、廃トナー容器11dでは第2先端19dが上面から突出するものとして説明したが、これに限られるものではない。また、トナー容器11に設けられたトナー供給口11pも図示の位置に限られるものではない。
図4は、図3に示す誤装着防止部材19の詳細を説明する正面図、図5は誤装着防止部材と、その操作機構の構成と動作を説明する断面図である。
誤装着防止部材19は、トナー容器11側に設けられた誤装着防止部材19に形成されたラック歯19R、誤装着防止部材19の一部に形成されたロック孔19L1、19L2、19L3、及び上記ロック孔19L1〜19L3に係合するロックレバー19LB、及びロック解除ピン32から構成される。操作機構は、誤装着防止部材19に形成されたラック歯19Rに噛合する画像形成装置側の歯車31と、トナー容器11をトナー容器装着部に装着することでトナー容器のロック解除ピン32を押圧する構成からなる。
新品トナー容器11aでは、誤装着防止部材19のロック孔19L1にトナー容器のロックレバー19LBが係止し、誤装着防止部材19の第1先端19aをトナー容器11の下面から突出した状態でロックしている。図5(a)はこの状態を示している。
新品トナー容器11aを画像形成装置のトナー容器装着部11Y(11C、11M、11Kでも同じ)に装着すると、トナー容器装着部11Yの壁面にロック解除ピン32が当接し、ロックレバー19LBは図5(a)で右方向に押圧され、ロック孔19L1に係止していたロックレバー19LBの係止を解除する。
新品トナー容器11aがトナー容器装着部に装着されることで現像装置へのトナーの補給が行われるが、トナー補給が終了してトナー容器11が空になると(制御装置はトナー容器が空か否かを監視するセンサを備えている)、空を示す信号が図示しない制御装置に伝達され、制御装置からの信号により歯車31が一定数回転し、歯車31に噛合した誤装着防止部材19に形成されたラック歯19Rを上方向に移動させ、誤装着防止部材19の第1先端19aをトナー容器11から突出しない位置に移動させる。
トナー容器11aを画像形成装置のトナー容器装着部11Y(11C、11M、11Kでも同じ)から抜き出すと、ロック解除ピン32がロックレバー19LBの押圧を解除し、ロック孔19L2にロックレバー19LBを係止させ、誤装着防止部材19を固定する。図5(b)はこの状態を示している。
画像形成装置の廃トナー容器装着部11Dに廃トナー容器11dを装着すると、ロック解除ピン32によりロックレバー19LBが図5で右方向に押圧され、ロックレバー19LBの係止が解除される。記憶媒体18の記録内容が読取り装置28により読み取られる。
図示しない制御装置により装着された廃トナー容器11dが初めて画像形成装置に装着されたことが確認されると、画像形成装置側に設けられた歯車31が一定数回転し、歯車31に噛合した誤装着防止部材19に形成されたラック歯19Rを、図5(c)で下方向に移動させ、誤装着防止部材19の第2先端19dをトナー容器11の上面(図5(c)では下面)から突出した位置に移動させる。
トナー容器11aを画像形成装置の廃トナー容器装着部11Dから抜き出すと、ロック解除ピン32がロックレバー19LBの図5で右方向の押圧を解除し、ロック孔19L3にロックレバー19LBを係止させ、誤装着防止部材19を固定する。図5(c)はこの状態を示している。
廃トナー容器11dが初めて画像形成装置に装着されたものでない場合は、上記処理は実行されない。必要に応じて、廃トナー容器が初めて画像形成装置に装着されたものでないことを表示装置に表示する。
上記構成では、誤装着防止部材19の操作にラックと歯車機構を使用しているが、その他適宜の手段を使用することもできる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態の画像形成装置は、基本的には図2を参照して説明した第1の実施の形態の画像形成装置と略同一の構成を備えているから詳細な説明は省略し、第2の実施の形態の特有の構成であるトナー容器と、これに関連する構成について説明する。
図6は、この発明の第2の実施の形態の画像形成装置のトナー容器に関する構成の要部を説明する概念図である。第2の実施の形態のトナー容器42は、第1の実施の形態のトナー容器11と同様に、画像形成装置のトナー容器装着部11Y〜11K及び廃トナー容器装着部11Dに装着して使用されるものであるが、第1の実施の形態のトナー容器11に備えられていた誤装着防止部材19は備えておらず、トナー容器装着部11Y〜11K及び廃トナー容器装着部11Dのいずれにも装着可能な構成となっている。
第2の実施の形態のトナー容器42は、その一部にトナー供給口42aが設けられ、トナー供給口42aにはシャッタ部材43が設けられている。また、画像形成装置40の現像装置側のトナー補給管45にはシャッタ部材46が設けられている。
トナー容器42には、トナー容器42の使用履歴が記録された記憶媒体48が装着されている。一方、画像形成装置40側には、制御装置41のほか、記憶媒体48の記録内容を読み取る読取り装置49が設けられている。また、画像形成装置40には、現像装置側のトナー補給管45のシャッタ部材46を開閉する開閉ギヤ50と、開閉ギヤ50を駆動する駆動機構51が設けられている。
図7は、トナー容器42のトナー供給口42aとシャッタ部材43、及び現像装置側のシャッタ部材46を駆動する駆動機構を説明する断面図で、図7(a)はトナー容器42をトナー容器装着部11Y(11C、11M、11Kでも同じ)に装着した状態を示す断面図で、トナー容器42を装着しただけではトナー容器42のシャッタ部材43、トナー補給管45のシャッタ部材46はいずれも閉鎖状態にあり、トナーがトナー補給管45に入ることはない。
トナー補給管45のシャッタ部材46には、トナー容器42のシャッタ部材43を係止す係止部46aが設けられており、トナー容器のシャッタ部材43が開口位置に移動するとトナー補給管のシャッタ部材46も開口位置に移動するように構成されている。
トナー容器42がトナー容器装着部11Y(11C、11M、11Kでも同じ)に装着されると、制御装置41が記憶媒体48の記録内容を読み取り、トナー容器内にトナーがあり、廃トナー容器装着部11Dに装着された履歴がない場合は、駆動機構51を作動させて開閉ギヤ50を所定数回転させてシャッタ部材43、及びトナー補給管のシャッタ部材46を開口位置に移動させる。図7(b)はこの状態を示している。
トナー容器42に収容されていたトナーはトナー補給管45を経て現像装置に供給される。トナー容器内にトナーがないとき、廃トナー容器装着部11Dに装着された履歴がある場合は、シャッタ部材43及びシャッタ部材46の開口位置への移動を禁止し、エラー表示する。
シャッタ部材43及びシャッタ部材46の移動機構は、上記した構成に限られるものではなく、ソレノイド等を使用してもよい。
トナー容器42に収容されていたトナーがトナー補給管45を経て現像装置に供給されて、トナー容器42が空になると、(制御装置はトナー容器が空か否かを監視するセンサを備えている)、空を示す信号が制御装置41に伝達され、制御装置からの信号により駆動機構51を作動させて開閉ギヤ50を所定数回転させてシャッタ部材43、及びトナー補給管のシャッタ部材46を閉鎖位置に移動させ、図7(a)の状態に復帰させる。
図8は、第2の実施の形態のトナー容器42を廃トナー容器42dとして使用する場合のトナー供給口とシャッタ部材、及びシャッタ部材を駆動する駆動機構を説明する断面図で、図8(a)は廃トナー容器42dが、廃トナー容器装着部11Dに装着された状態を示している。図8(a)では、図7に示す図とは上下が反対に図示されているが、これは廃トナー容器42dとして装着された状態を示すものである。
廃トナー容器42dが廃トナー容器装着部11Dに装着されると、制御装置41が記憶媒体48の記録内容を読み取り、トナー容器内にトナーがないこと、廃トナー容器装着部11Dに装着された履歴がない場合は、駆動機構51を作動させて開閉ギヤ50を所定数回転させてシャッタ部材43、及びトナー補給管のシャッタ部材46を開口位置に移動させる。図8(b)はこの状態を示している。
トナー容器42が初めて廃トナー容器42dとして使用されたときは、その情報を記憶媒体48に記録する。また、トナー容器42を廃トナー容器42dとして廃トナー容器装着部11Dに装着した段階で、トナー容器内にトナーがあること、又は廃トナー容器として使用された情報が記録されているときは、シャッタ部材43及びシャッタ部材46の開閉動作は行なわない。また、廃トナー容器42dに廃トナーが一杯になった場合は、その情報を記憶媒体48に記録し、シャッタ部材43及びシャッタ部材46を閉じる。
以上、この発明の実施の形態を、タンデム方式のカラー画像形成装置により説明したが、この発明は、この方式以外の画像形成装置にも適用できることは言うまでもない。また、現像装置もトナー補給式の現像装置で説明したが、この発明は、現像ローラ、供給ローラ、トナーホッパが一体となったトナーカートリッジや、感光体、現像器、トナーホッパが一体となったイメージングカートリッジにも適用することができる。
画像形成装置のトナー容器であって、現像装置にトナーを供給するトナー容器として使用した後、空になったトナー容器を廃トナー容器として再利用するとき、廃トナー容器を現像装置に誤装着しないように誤装着防止手段を設けたトナー容器、及びそのトナー容器を装着するに適した画像形成装置である。
この発明の第1の実施の形態の画像形成装置のトナー容器に関する構成の要部を説明する概念図。 画像形成装置の構成の概略と、トナー容器装着部及び廃トナー容器装着部の配置の一例を説明する図。 トナー容器への誤装着防止部材の装着位置と誤装着の防止を説明する斜視図。 図3に示す誤装着防止部材の詳細を説明する正面図。 誤装着防止部材とその操作機構の構成と動作を説明する断面図。 この発明の第2の実施の形態の画像形成装置のトナー容器に関する構成の要部を説明する概念図。 第2の実施の形態のトナー容器のトナー供給口とシャッタ部材、及びシャッタ部材を駆動する駆動機構を説明する断面図。 第2の実施の形態のトナー容器を廃トナー容器として使用する場合のトナー供給口とシャッタ部材、及びシャッタ部材を駆動する駆動機構を説明する断面図。
符号の説明
10 画像形成装置
11、11y、11c、11m、11k トナー容器
11Y、11C、11M、11K トナー容器装着部
11D 廃トナー容器装着部
11a 新品のトナー容器
11b 空トナー容器
11d 廃トナー容器
11p トナー供給口
13Y、13C、13M、13K 作像部
14 中間転写ベルト
15Y、15C、15M、15K 一次転写装置
16、16D クリーニング装置
17 二次転写装置
18 記憶媒体
19 誤装着防止部材
19a 第1先端(誤装着防止部材の第1先端)
19d 第2先端(誤装着防止部材の第2先端)
19R ラック歯
19L1、19L2、19L3 ロック孔
19LB ロックレバー
20 画像形成装置
21 制御装置
28 読取り装置
29 駆動機構
31 歯車
32 ロック解除ピン
40 画像形成装置
41 制御装置
42 トナー容器
42a トナー供給口
42d 廃トナー容器
43 シャッタ部材(トナー供給口のシャッタ部材)
45 トナー補給管
46 シャッタ部材(トナー補給管のシャッタ部材)
48 記憶媒体
49 読取り装置
50 開閉ギヤ
51 駆動機構

Claims (6)

  1. 少なくともトナーを収容するトナー収容部と、現像装置に供給するトナー供給口と、トナー容器の使用履歴を記録する記録手段とを備えること
    を特徴とする画像形成装置に装着可能なトナー容器。
  2. 前記トナー容器は、誤装着防止部材を備えるときは、トナー容器の使用履歴に基づいて誤装着防止部材が操作されるとき、新規トナー容器、空トナー容器、或いは廃トナー容器であることを示す位置に設定可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置に装着可能なトナー容器。
  3. 前記トナー容器は、トナー供給口にシャッタ部材を備えるときは、トナー容器の使用履歴に基づいてシャッタ部材が開口位置及び閉鎖位置に設定可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置に装着可能なトナー容器。
  4. トナーを現像装置に供給するトナー容器と、画像形成処理において作像に関与しなかった転写残トナーを収容する廃トナー容器とが装着される画像形成装置において、
    トナー容器の使用履歴を記録する記録手段の記録内容を読み取る読取り手段と、
    制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記読取り手段で読み取られたトナー容器の使用履歴に基づいて、未使用のトナー容器とトナーが消費されて空となったトナー容器とを識別し、前記トナー容器に設けられた誤装着防止部材又はシャッタ部材を操作すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、トナー容器装着部及び廃トナー容器装着部を備え、誤装着防止部材を備えているトナー容器においては、誤装着防止部材が未使用のトナー容器を示す位置に設定されているときはトナー容器装着部に装着可能であり、トナー容器の誤装着防止部材が空トナー容器を示す位置に設定されているときはトナー容器装着部及び廃トナー容器装着部のいずれにも装着可能であり、トナー容器の誤装着防止部材が廃トナー容器を示す位置に設定されているときは、トナー容器装着部への装着は禁止されるが廃トナー容器装着部への装着は許容されること
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、トナー容器装着部及び廃トナー容器装着部を備え、トナー供給口にシャッタ部材を備えているトナー容器においては、トナー容器装着部及び廃トナー容器装着部のいずれにも装着可能で、トナー容器の使用履歴に基づいてシャッタ部材を操作し、使用履歴がトナー容器にトナーがあり、廃トナー容器装着部に装着されたことがないことを示す場合はシャッタ部材を開口位置に設定し、使用履歴がトナー容器にトナーがないこと及び廃トナー容器装着部に装着されたことがあることを示す場合はシャッタ部材を閉鎖位置に設定すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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