JP2010066638A - トナー容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー容器の交換をおこなう際のトナー汚れを軽減するとともに、トナー容器のシャッタ部材から落下したトナーを受けるトナー受け部に貯留されたトナーがユーザーに見えずに不快な印象を与えない、トナー容器及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体60Yには、トナー容器32Yのシャッタ部材に付着して長手方向の離脱動作にともない落下するトナーを受けるトナー受け部85が設けられている。そして、トナー容器32Yには、画像形成装置本体60Yに設置された状態での回転操作に連動してトナー排出口を開閉するシャッタ部材が設けられ、シャッタ部材にはトナー受け部85の開口85aを覆う庇部32Y1a1が設けられている。
【選択図】図26

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に設置されるトナー容器と、それが設置された画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機等の画像形成装置においては、画像形成装置本体に着脱自在に設置される筒状のトナー容器(トナーボトル)が多く用いられている(例えば、特許文献1等参照。)。
特許文献1等において、画像形成装置本体に交換自在に設置されるトナー容器(トナーボトル)は、主として、容器本体とキャップ部とで構成されている。容器本体の内周面には螺旋状の突起が設けられていて、容器本体が回転駆動されることによって容器本体内に収容されているトナーが開口部に向けて搬送される。キャップ部は、容器本体の開口部に連通していて、容器本体の回転駆動に連動することなく画像形成装置本体に非回転で保持される。そして、容器本体の開口部から排出されたトナーは、キャップ部に設けられたトナー排出口から排出される。その後、キャップ部のトナー排出口から排出されたトナーは、現像装置に補給されることになる。
ここで
、トナー容器のキャップ部には、トナー排出口を開閉するシャッタ部材が設置されている。このシャッタ部材は、画像形成装置本体へのトナー容器の着脱動作に連動してトナー排出口を開閉するように構成されている。
一方、特許文献2等には、画像形成装置本体におけるトナー補給ユニット(トナー容器)の着脱方向手前側に、トナー補給ユニットに付着して長手方向の離脱動作にともない落下するトナーを受けるトナー受け部を設置する技術が開示されている。
特開2004−287404号公報 特開2001−13749号公報
上述した特許文献1等のトナー容器は、キャップ部が設けられておらず容器本体の開口部から現像装置に向けて直接的にトナーを供給するトナー容器(例えば、特開2000−338758号公報参照。)に比べて、トナー容器の交換をおこなう際のトナー汚れを軽減することができる。すなわち、トナー容器の着脱動作の一部の動作(回転動作)に連動してキャップ部のトナー排出口が開閉されるために、ユーザーがトナー排出口に触れてトナーで汚される不具合が抑止される。さらに、トナー容器におけるトナー排出口の向きが鉛直方向下方に配設されて、トナーの自重落下によってトナーエンド時におけるトナー排出口近傍のトナー量を少なくできるために、トナー容器交換時のトナー排出口のトナー汚れが軽減される。
しかし、トナー排出口を開閉するシャッタ部材には僅かながらトナーが付着してしまい、その付着したトナーがトナー容器の交換作業時に画像形成装置本体内に落下してしまっていた。そして、トナー容器の交換回数が増加するにつれて、画像形成装置本体内に落下したトナーが堆積されて、ユーザーに不快な印象を与えていた。
このような問題を解決するために、画像形成装置本体に対してトナー容器を長手方向に挿脱するように構成して、画像形成装置本体に設置された状態のトナー容器を回転操作してトナー排出口を開閉するシャッタ部材を設けるとともに、特許文献2等の技術を応用して画像形成装置本体におけるトナー容器の着脱方向手前側に、シャッタ部材に付着して長手方向の離脱動作にともない落下するトナーを受けるトナー受け部を設置する方策が考えられる。
しかし、その場合にも、トナー受け部に貯留されたトナーがやがて増加すると、そのトナーがユーザーの目につくことになって、ユーザーに不快な印象を与えてしまうことになる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、トナー容器の交換をおこなう際のトナー汚れを軽減するとともに、トナー容器のシャッタ部材から落下したトナーを受けるトナー受け部に貯留されたトナーがユーザーに見えずに不快な印象を与えない、トナー容器及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるトナー容器は、画像形成装置本体に対して長手方向に着脱自在に設置される筒状のトナー容器であって、容器の内部に収容されるトナーを排出するために容器の周面に形成されたトナー排出口と、前記画像形成装置本体に設置された状態での回転操作に連動して前記トナー排出口を開閉するために容器の周面上に設置されたシャッタ部材と、を備え、前記画像形成装置本体は、前記シャッタ部材に対して容器の着脱方向手前側に、前記シャッタ部材に付着して長手方向の離脱動作にともない落下するトナーを受けるトナー受け部を具備し、前記シャッタ部材は、前記トナー受け部の開口を覆う庇部を具備したものである。
また、請求項2記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1に記載の発明において、前記シャッタ部材は、容器への異なった方向の組み付けを防止するための突起部を前記庇部に具備したものである。
また、請求項3記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記シャッタ部材に所定の大きさ以上の外力が作用したとき以外に前記トナー排出口が開放されないように規制する規制手段を備えたものである。
また、請求項4記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記シャッタ部材は、前記画像形成装置本体に係合して容器の着脱時の短手方向の動きを規制する係止部を備えたものである。
また、請求項5記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記シャッタ部材は、容器の周方向に沿って離間する位置に、容器に対するガタツキを防止する2つの突出部を備えたものである。
また、請求項6記載の発明にかかるトナー容器は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記画像形成装置本体に対する装着操作によって前記画像形成装置本体に固定保持されるキャップ部と、前記キャップ部に連通するとともに、前記画像形成装置本体から駆動力を受けて所定方向に回転して内部に収容されたトナーを前記キャップ部に向けて搬送する容器本体と、を備え、前記トナー排出口と前記シャッタ部材とは、前記キャップ部に設置されたものである。
また、この発明の請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトナー容器が前記画像形成装置本体に設置されたものである。
本発明は、画像形成装置本体に設置された状態での回転操作に連動してトナー排出口を開閉するシャッタ部材に、トナー受け部の開口を覆う庇部を設けている。これにより、トナー容器の交換をおこなう際のトナー汚れを軽減するとともに、トナー容器のシャッタ部材から落下したトナーを受けるトナー受け部に貯留されたトナーがユーザーに見えずに不快な印象を与えない、トナー容器及び画像形成装置を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている(図3〜図9をも参照できる。)。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kが配設されている。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kに収容されたトナーは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に供給(補給)される。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光部7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材12の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部(不図示である。)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下経路64Yに連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置60Y(図3等を参照できる。)を介して現像剤収容部54Y内に補給される。なお、トナー補給装置の構成・動作については、後で詳しく説明する。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図3〜図17にて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kについて詳述する。
図3〜図5を参照して、装置本体100のトナー容器収容部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって適宜に各現像装置内に補給される。
なお、4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kやトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、イエローに対応したトナー補給装置50Yやトナー容器32Yのみの説明をおこない、他の3つの色に対応したトナー補給装置60M、60C、60Kやトナー容器32M、32C、32Kの説明を適宜に省略する。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kが装置本体100のトナー容器収容部31に装着(設置)されると、把持部32Y1bを掴んでのキャップ部32Y1の回転操作(ユーザー側からみて時計方向の回転操作である。)に連動してトナー容器32Y、32M、32C、32Kのシャッタ部材が移動してトナー排出口Wが開放される。これにより、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容されたトナーが、トナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kのトナータンク部内に貯溜されることになる。
ここで、図12の模式図を参照して、トナー容器32Yは、略円筒状のトナーボトルであって、その内周面に螺旋状の突起が設けられている(外周面側から見ると螺旋状の溝となっている。)。この螺旋状の突起は、駆動部71(駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア91等で構成されている。)によってトナー容器32Yを図12の矢印方向に回転駆動してトナー排出口Wからトナーを排出するためのものである。すなわち、駆動部71によってトナー容器32Yの容器本体32Y2が適宜に回転駆動されることで、トナータンク部61Yにトナーが適宜に供給される。なお、トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。
トナー補給装置60Y、60M、60C、60K(トナー容器収容部31)は、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、駆動モータ80、駆動カップリング90、ギア列81〜84、91、92、駆動伝達軸81a、シャッタ86、保持部115、アンテナ基板120、トナー受け部85、等で構成されている。
図3〜図6を参照して、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの奥側(トナー容器の着脱方向奥側である。)には、トナー容器の底部に形成された係合部32Y2b(図19を参照できる。)に係合する駆動カップリング90が設置されている。駆動カップリング90には駆動モータ80の駆動力が2段ギア91を介して伝達されて、駆動カップリング90によってトナー容器32Yの容器本体32Y2が所定方向に回転駆動される。
一方、2段ギア91に噛合するギア92は、駆動伝達軸81aを介して、トナー補給装置60Yの手前側(トナー容器の着脱方向手前側である。)に設置されたギア81に駆動力を伝達する。そして、手前側のギア81に伝達された駆動力によって、ギア列81〜84を介して、トナー搬送スクリュ62Yや撹拌部材65Yの回転駆動がおこなわれる。なお、トナー搬送スクリュ62Yや撹拌部材65Yが設置されたトナー補給装置60Yの手前側の構成は、後で図12〜図17にて詳しく説明する。
ここで、図7を参照して、装置本体100の手前側に設置された本体カバー(不図示である。)を開放すると、各トナー容器収容部31Y、31M、31C、31K(トナー容器収容部31)が露呈される。詳しくは、装置本体100の本体カバーを開放すると、図8を参照して、4つの挿入口109Y、109M、109C、109Kが形成されたインナーカバー109が露呈する。そして、装置本体100の手前側から各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの着脱操作(トナー容器の長手方向を着脱方向とする着脱操作である。)がおこなわれる。
なお、インナーカバー109の4つの挿入口109Y、109M、109C、109Kは各色とも同一形状になっているが、インナーカバー109に覆われたトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの挿入口110Y、110M、110C、110Kの形状は色ごとに異なっている。
具体的に、図9を参照して、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの挿入口110Y、110M、110C、110Kには、トナー容器32Y、32M、32C、32Kのキャップ部に形成されたガイドリブ(図20に示すイエロー用トナー容器32Yのガイドリブ32Y1fを参照できる。)が係合する第1案内溝111と、トナー容器32Y、32M、32C、32Kのキャップ部に形成された突起部材(図20に示すイエロー用トナー容器32Yの突起部材32Y1d、32Y1eを参照できる。)が係合する第2案内溝112Y、112M、112C、112Kと、が形成されている。そして、第2案内溝112Y、112M、112C、112Kは、その形状が色ごとに異なり、所定の挿入口110Y、110M、110C、110K(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)に異なる色のトナー容器が誤セットされないように構成されている。
なお、各第2案内溝112Y、112M、112C、112Kは、いずれも第1案内溝111の中心を通る仮想の垂直線Qを基準にして挿入口110Y、110M、110C、110Kの同じ方向(図9の右側である。)に配設されている。すなわち、非互換用の突起部材32Y1d、32M1d、32C1d、32K1d、32Y1e、32M1e、32C1e、32K1eは、ガイドリブ32Y1f、32M1f、32C1f、32K1fの近傍に配設されている。これにより、図9にある4つの挿入口110Y、110M、110C、110Kのうち隣り合うもの同士の第2案内溝が互いに向かい合わずに、一方向(図9の右側)にのみ第2案内溝が形成されることになる。したがって、トナー収容部31に並設される挿入口110Y、110M、110C、110K同士の隣接する間隔を比較的小さくすることができる。
また、図9を参照して、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの挿入口110Y、110M、110C、110Kには、トナー容器32Y、32M、32C、32Kのシャッタ部材に形成された係止部(図20、図22、図25に示すイエロー用トナー容器32Yのシャッタ部材32Y1aに形成された係止部32Y1a3を参照できる。)が係合する溝状の被係止部113が設けられている。
これにより、トナー補給装置(画像形成装置本体100)へのトナー容器の着脱時に、トナー容器が短手方向(図9の紙面垂直方向に直交する方向である。)の動きが規制されることになる(トナー容器のあおりが防止される。)。特に、トナー補給装置60Yにトナー容器32Yが設置された状態で、ユーザーによって把持部32Y1bを掴んでのキャップ部32Y1の回転操作(ユーザー側からみて時計方向の回転操作である。)がおこなわれる際に、ユーザーが及ぼす力の方向が一方向に片寄ってしまっても、トナー容器32Yの係止部32Y1a3とトナー補給装置60Yの被係止部113とが係合しているため、トナー容器32Yのあおりが防止されて、トナー容器32Yがトナー補給装置60Yに正しい姿勢でセットされる(トナー容器32Yの誤セットが防止される。)。
また、図10及び図11を参照して、本実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在に並設される、トナー容器収容部31(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)の保持部115に、単数のアンテナ基板120が設置されている。詳しくは、アンテナ基板120には、保持部115に並設された4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kの周面に設置された電子基板(図20に示すイエロー用トナー容器32Yの電子基板32Y1cを参照できる。)とそれぞれ通信をおこなうための4つのアンテナ121Y、121M、121C、121Kが電子基板32Y1c、32M1c、32C1c、32K1cに対向するように同一平面上に並設されている。さらに詳しくは、アンテナ基板120は、保持部115に並設された4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kに対して下方に配設されている。
そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kの電子基板と、アンテナ121Y、121M、121C、121K(アンテナ基板120)が設置された画像形成装置本体100と、の間で必要な情報の授受がおこなわれる。双方の間で通信される情報としては、トナー容器の製造番号、リサイクル回数等の情報や、トナーの容量、ロット番号、色等の情報や、画像形成装置本体100の使用履歴等の情報がある。
次に、図12〜図17にて、トナー補給装置60Yの手前側の構成・動作について詳述する。
トナー補給装置60Yの手前側には、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、トナーエンドセンサ66Y、ギア列81〜84、シャッタ86、トナー受け部85、等が設置されている。
トナータンク部61Yは、トナー容器32Yのキャップ部32Y1のトナー排出口Wの下方に配設されていて、トナー容器32Yのトナー排出口Wから排出されたトナーが補給口60Yaを介して貯留される。トナータンク部61Yの底部は、トナー搬送部62Y、63Yの上流部に接続されている。
また、トナータンク部61Yの壁面(底部から所定高さの位置である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知するトナーエンドセンサ66Yが設置されている。トナーエンドセンサ66Yとしては、圧電センサ等を用いることができる。そして、図12を参照して、トナーエンドセンサ66Yによってトナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことが制御部70にて検知(トナーエンド検知)されると、制御部70の制御により駆動部71(駆動モータ80、ギア91、駆動カップリング90)によってトナー容器32Yを所定時間回転駆動してトナータンク部61Yへのトナー補給をおこなう。さらに、このような制御を繰り返してもトナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知が解除されない場合には、トナー容器32Y内にトナーがないものとして、装置本体100の表示部(不図示である。)にトナー容器32Yの交換を促す旨の表示をおこなう。
また、トナータンク部61Yの中央(トナーエンドセンサ66Yの近傍である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーの凝集を防ぐ撹拌部材65Yが設置されている。撹拌部材65Yは、軸部に可撓性部材65Yaが設置されたものであって、図12の時計方向に回転することによりトナータンク部61Y内のトナーを撹拌する。さらに、撹拌部材65Yの可撓性部材65Yaの先端が、回転周期でトナーエンドセンサ66Yの検知面に摺接することで、トナーエンドセンサ66Yの検知面にトナーが固着して検知精度が低下する不具合を抑止している。なお、図14及び図15を参照して、撹拌部材65Yの軸部の一端にはねじり角が45度のハス歯ギア82(歯車の歯すじの図示を省略している。)が設置されていて、このハス歯ギア82に噛合するハス歯ギア81(ねじり角が45度に設定されている。歯車の歯すじの図示を省略している。)を介して撹拌部材65Yに駆動力が伝達される。
図13を参照して、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方(図13の矢印方向である。)に搬送するものである。詳しくは、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yの底部(最下点)から現像装置5Yの上方(落下口64Yaの位置である。)に向けてトナーを直線的に搬送する。そして、トナー搬送部62Y、63Yによって搬送されたトナー(落下口64Yaの位置に達したトナーである。)は、トナー落下経路64Yを自重落下して現像装置5Y(現像剤収容部54Y)内に補給される。
トナー搬送部は、所定方向に回転駆動してトナーを搬送するトナー搬送スクリュ62Y、トナー搬送スクリュ62Yに近接する内壁を有するトナー搬送管63Y、等で構成される。
トナー搬送スクリュ62Y(スクリュ部材)は、軸部に螺旋状にスクリュが形成されたものであって、軸受を介してトナー搬送管63Yに回転自在に支持されている。なお、図14及び図15を参照して、トナー搬送スクリュ62Yの一端にはカサ歯車84が設置されていて、このカサ歯車84に噛合するカサ歯車83(撹拌部材65Yの軸部に設置されている。歯車の歯すじの図示を省略している。)を介してトナー搬送スクリュ62Yに駆動力が伝達される。
トナー搬送管63Yは、その上流側がトナータンク部61Yに連通していて、その下流側が落下口64Yaを介してトナー落下経路64Yに連通している。トナー搬送管63Yは、樹脂材料で形成された管状部材であって、その内部にトナー搬送スクリュ62Yが軸受を介して回転自在に支持されている。トナー搬送スクリュ62Yのスクリュ外径部と、トナー搬送管63Yの内壁と、の隙間は0.1〜0.2mm程度に設定されている。これにより、トナー搬送部62Y、63Yにおいて、重力方向に逆らった斜め上方へのスムーズなトナー搬送が可能になる。
このように、本実施の形態では、トナータンク部61Yに貯留されたトナーをトナー搬送部62Y、63Yによって斜め上方に搬送した後に、トナー落下経路64Yによって自重落下により現像装置5Yにトナーを補給している。これにより、現像装置5Yへのトナー補給を終了(休止)する際にトナー搬送スクリュ62Yの回転駆動を停止しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーがトナー落下経路64Yを介して現像装置5Y内に自重落下してしまう不具合が軽減される。
具体的に、落下口64Yaから離れた位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってトナータンク部61Yに向けて滑落するかその位置に留まることになる。また、落下口64Yaに近い位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、大きな衝撃等が生じたとしても落下口64Yaから多量に自重落下することなく、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってそのトナー搬送方向上流に向けて滑落するかその位置に留まることになる。
したがって、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、現像装置5Yへの精度の高いトナー補給(安定したトナー補給)が可能になり、現像装置5Y内の現像剤Gのトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)のバラツキを抑えることができる。すなわち、出力画像の画像濃度が高くなったり、トナー飛散や地肌汚れ画像が発生したりしてしまう不具合を抑止することができる。
さらに、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーが多量に現像装置5Y内に補給されてしまうことによりトナータンク部61Yの残トナー量が大きく変動する不具合も抑止される。したがって、トナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知の誤検知も防止される。
図13を参照して、上述した効果を確実にするために、トナー搬送部62Y、63Yは、水平方向に対する傾斜角度αが5度以上になるように形成することが好ましい(α≧5度)。ただし、トナー搬送部62Y、63Yの傾斜角度αを大きくし過ぎると、トナー搬送部62Y、63Yによるトナー搬送性が低下してしまうとともに、装置の鉛直方向の高さが大きくなってしまうことになる。なお、本実施の形態では、トナー搬送部62Y、63Yの傾斜角度αを10度程度に設定している。
また、図14、図15、図17を参照して、トナー落下経路64Yには、装置本体100に対する現像装置5Yの着脱動作に連動して開閉するシャッタ86が設置されている。詳しくは、シャッタ86は、現像装置5Yが装着されるときに、スプリング87の付勢力に抗するように現像装置5Yに押動されてトナー落下経路64Yを開放する方向に移動する。これに対して、シャッタ86は、現像装置5Yが取出されるときに、スプリング87の付勢力によってトナー落下経路64Yを閉鎖する方向に移動する。このような構成により、装置本体100から現像装置5Yが取出されても、トナー落下経路64Yから装置本体100内にトナーが飛散する不具合を抑止することができる。
また、図16及び図17を参照して、トナータンク部61Yの補給口60Yaの周囲には、植毛シール67Y、第1スポンジシール68Y1、第2スポンジシール68Y2、シート状部材68Y3、等のシール部材が貼着されている。第1スポンジシール68Y1は、トナー容器32Yのキャップ部32Y1(シャッタ部材32Y1aの開閉動作をおこなうために回動される。)と、トナータンク部61Yと、のシール性を確保するためのものであって、補給口60Yaを囲むように凹状に形成されている。第2スポンジシール68Y2は、トナー容器32Yのトナー排出口Wのツバ(図示は省略するが、トナー排出口の周囲に起立するように形成されている。)が当接して、トナー容器32Yとトナータンク部61Yとのシール性を確保する。シート状部材68Y3は、開放状態のシャッタ部材32Y1aに当接して、シャッタ部材32Y1aとトナータンク部61Yとの間にトナーが溜まるのを防止する。植毛シール67Yは、シャッタ部材32Y1aの表面に付着したトナーを、装置本体100に対するトナー容器32Yの長手方向の離脱動作(取出操作)に連動して掻き落すためのものである。なお、植毛シール67Yによって掻き落されたトナーは、開口85a(図16に示すR面60Ybが形成されている。)を介してトナー受け部85内に落下する。
このように、本実施の形態におけるトナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)には、トナー容器32Yのシャッタ部材32Y1aに対して着脱方向手前側(トナー容器の着脱方向手前側である。)に、シャッタ部材32Y1aに付着して長手方向の離脱動作にともない落下するトナーTを受けるトナー受け部85が設けられている(図25、図26等も参照できる。)。これにより、トナー排出口Wを開閉するシャッタ部材32Y1aに僅かながらトナーが付着してしまっても、その付着したトナーを植毛シール67Yによって掻き落してトナー受け部85内に回収することができる。したがって、トナー容器32Yや、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)の予期せぬ場所が、トナーで汚れる不具合を抑止することができる。
また、図16及び図17を参照して、トナータンク部61Yの補給口60Yaを挟む位置には、補給口ガイド69Yが設置されている。補給口ガイド69Yは、トナー容器32Yのトナー排出口Wのツバを入り込ませるためのものであって、トナー排出口Wが補給口60Yaに対して上方に抜けるのを防止する。
次に、図18〜図26にて、トナー容器32Y、32M、32C、32Kについて詳述する。
図18は、トナー容器32Yを示す斜視図である。図19はトナー容器32Yを底部側からみた斜視図であり、図20はトナー容器32Yの頭部側を示す斜視図である。図21はトナー容器の頭部側を示す側面図であり、図22は図21のX−X断面を示す断面図である。図23は、トナー容器32Yの頭部側を示す断面図である。
また、図24は、トナー補給装置60Yに設置されたトナー容器32Yの頭部側を示す断面図である。図25はトナー容器32Yが設置されたトナー補給装置60Yを示す正面図であり、図26はトナー容器32Yが設置されたトナー補給装置60Yを示す斜視図である。さらに、図27は、シャッタ部材32Y1aの庇部32Y1a1が設置されていない場合の、トナー補給装置60Yを示す斜視図である。
図18〜図20を参照して、トナー容器32Yは、筒状のトナー容器であって、キャップ部32Y1と容器本体32Y2とで構成される。
容器本体32Y2は、頭部に開口部が設けられていて、キャップ部32Y1の内部に連通している。また、容器本体32Y2の内壁には螺旋状の突起32Y2aが形成されている。そして、容器本体32Y2は、画像形成装置本体100の駆動カップリング90(容器本体32Y2の底部に設けられた係合部32Y2bに係合する。)から駆動力を受けて所定方向に回転して、内部に収容されたトナーがキャップ部32Y1に向けて搬送される。そして、容器本体32Y2の開口部から排出されたトナーは、キャップ部32Y1(トナー容器32Y)の周面に設けられたトナー排出口Wから排出されて、トナー補給装置60Yのトナータンク部61Yに補給される(図24〜図26をも参照できる。)。
図23を参照して、容器本体32Y2の開口部には、2本のスクレーパ32Y30が設置されている。スクレーパ32Y30は、容器本体32Yとともに回転して、容器本体32Y内の開口部の近傍にあるトナーを効率的にキャップ部32Y1側に移行させるためのものである。
なお、図19を参照して、本実施の形態では、装置本体100の駆動カップリング90の2つの爪部材に係合する、トナー容器32Yの2つの係合部32Y2bを、容器本体32Y2の回転中心軸を基準として180度の分配角で配設した。これに対して、装置本体100の駆動カップリング90の爪部材を3つ以上として、それらの爪部材に係合するようにトナー容器32Yの係合部32Y2bを3つ以上形成して、それらの係合部を容器本体32Y2の回転中心軸を基準として等しい分配角で配設することもできる。その場合には、トナー容器32Yを回転駆動する際のトルク変動を軽減することができるが、係合部(爪部材)の本数が増える分だけトナー容器32Yの装着操作時に係合部材と爪部材とが干渉する確率が増えてしまう。したがって、係合部(爪部材)の本数は、トルク変動によるトナー容器32Yからのトナー排出性の良否と、係合部材と爪部材との干渉によるトナー容器32Yのセット性の良否と、を総合的に判断して設定する必要がある。
一方、キャップ部32Y1は、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体)に対する装着操作によってトナー補給装置60Y(画像形成装置本体)に固定保持される。すなわち、トナー補給装置60Yへのセットが完了した後のキャップ部32Y1は、回転駆動されることなく、キャップ部32Y1に対して回転自在に設置された容器本体32Y2のみが回転駆動されることになる。
なお、キャップ部32Y1と容器本体32Y2とのシール性は、キャップ部32Y1に貼着されたシール材32Y20b(図23、図24等を参照できる。)によって確保されている。すなわち、図23及び図24を参照して、容器本体32Y2の開口部がキャップ部32Y1のシール材32Y20bに食い込み摺動することによって、双方の部材の間からトナーが漏出する不具合が抑止される。
図20及び図23を参照して、キャップ部32Y1には、トナー排出口W、シャッタ部材32Y1a、電子基板32Y1c、非互換用の突起部材32Y1d、カラー識別用リブ32Y1e(突起部材)、ガイドリブ32Y1f、把持部32Y1b、弾性部材125、スロープ部32Y1g、等が設けられている。
シャッタ部材32Y1aは、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)に設置された状態でのトナー容器32Yの回転動作に連動してトナー排出口Wを開閉するように構成されている。
詳しくは、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)にトナー容器32Yを装着する場合、ユーザーはトナー容器32の把持部32Y1bを図20に示す姿勢で把持しながら、トナー容器32Yの容器本体32Y2の底部から装置本体100の挿入口110Y(図9を参照できる。)に向けて押し込む。キャップ部32Y1上のガイドリブ32Y1fを、挿入口110Yの第1案内溝111Yに係合させてキャップ部32Y1の回動を規制させる。さらには、キャップ部32Y1のシャッタ部材32Y1a上に形成された係止部32Y1a3を、挿入口110Yの被係止部113に係合させてトナー容器32Y1のあおりを規制する。その後、回動が規制された状態のままさらに押し込まれて非互換用の突起部材32Y1dとカラー識別用リブ32Y1eとが第2案内溝112Yを超える。そして、トナー容器32Yの底部に設けられた係合部32Y2bが駆動カップリング90に係合した後に、把持部32Y1bを時計方向に約90度だけ手動回転させることで、シャッタ部材32Y1aがトナー補給装置60Yの規制部材に係合して回転が規制されて、トナー排出口Wが開放される。このとき、トナー排出口Wは下方に向いてトナータンク部61Yの補給口60Yaと係合した状態(図24〜図26の状態である。)で、キャップ部32Y1がトナー補給装置60Yに固定保持される。これに対して、トナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)からトナー容器32Yを取出する場合には、上述した装着時の操作と逆の手順で操作がおこなわれることになる。
なお、図23及び図24を参照して、キャップ部32Y1には、把持部32Y1bの操作性を向上させるために、把持部32Y1bの上面に凹部を設け、把持部32Y1bの下方にも凹部32Y20aを設けている。
電子基板32Y1cは、RFID等であって、先に図10及び図11にて説明したように、画像形成装置本体(アンテナ基板120)との間でトナー容器32Yや画像形成装置本体100に関する情報の通信をおこなうためのものである。
非互換用の突起部材32Y1dは、トナー容器32Yが画像形成装置本体100に対して長手方向に装着されるときに画像形成装置本体100に係合して異なる種類の容器の誤セットを防止するためのものである。例えば、非互換用の突起部材32Y1dは、メーカーとは別の会社が画像形成装置を別ブランドで販売するとともにメーカーがトナー容器をその別会社に供給する場合等であって、メーカーの自社ブランドのトナー容器を別会社のものと区別するとき等に設けられる。非互換用の突起部材32Y1dは、シャッタ部材32Y1a(トナー排出口を閉鎖した状態のものである。)とともに電子基板32Y1cを挟むようにトナー容器32Yの周面上に形成されている。
図23を参照して、カラー識別用リブ32Y1e(突起部材)は、先に図9にて説明したように、イエロー用の挿入口110Y(トナー補給装置60Y)に、イエロー用のトナー容器32Yとは異なる色のトナー容器32M、32C、32Kが誤セットされないように構成されている。すなわち、図23に示すイエロー用のカラー識別用リブ32Y1eと、マゼンタ用のカラー識別用リブと、シアン用のカラー識別用リブと、ブラック用のカラー識別用リブと、は互いにそのリブ位置が異なり、対応する挿入口110Y、110M、110C、110Kの第2案内溝112Y、112M、112C、112K(図9を参照できる。)にのみ合致するように形成されている。
ここで、図18、図20〜図22等を参照して、本実施の形態におけるトナー容器32Yは、シャッタ部材32Y1aに、トナー補給装置60Yのトナー受け部85の開口85aを覆う庇部32Y1a1を設けている。庇部32Y1a1は、キャップ部32Y1の周面の曲率と同等に形成されたシャッタ部材32Y1aの外周面がキャップ部32Y1から着脱方向手前側(図21の左方向である。)に突き出すように延設されたものである。
このような構成により、図26に示すように、トナー容器32Yをトナー補給装置60Y(画像形成装置本体100)にセットした状態のときに、トナー受け部85に貯留されたトナーTが、トナー容器32Yを操作するユーザーにまったく見えないことになる。すなわち、図27に示すように、トナー容器32Yに庇部32Y1a1を設けない場合には、トナー受け部85に貯留されたトナーTがユーザーに見えてしまい不快な印象を与えてしまう。
また、図20及び図21を参照して、本実施の形態では、シャッタ部材32Y1aの庇部32Y1a1に、シャッタ部材32Y1aがトナー容器32Y(キャップ部32Y1)へ異なった方向に組み付けられてしまうのを防止するための突起部32Y1a10が設けられている。突起部32Y1a10は、キャップ部32Y1の端面に当接(又は近接)するように、シャッタ部材32Y1aの側壁(庇部32Y1a1の側壁である。)が延設されたものである。
このような構成により、トナー容器32Yの製造工程において、キャップ部32Y1に形成されたガイド部(不図示である。)に沿わせるようにシャッタ部材32Y1aを組み付ける際に、シャッタ部材32Y1aを反対向きにして組み付けようとすると突起部32Y1a10がキャップ部32Y1の外周面に乗り上げてしまい組み付けができない。すなわち、シャッタ部材32Y1aは、キャップ部32Y1に対して一方向(正しい方向)にしか組み付けられないように形成されている。これにより、製造工程におけるトナー容器32Yの組み付け性が向上する。
また、図20を参照して、本実施の形態におけるトナー容器32Yは、シャッタ部材32Y1aに所定の大きさ以上の外力が作用したとき以外にトナー排出口Wが開放されないように規制する規制手段32Y1a2、32Y1gが設けられている。規制手段は、シャッタ部材32Y1aの側壁に形成された弾性部32Y1a2と、キャップ部32Y1の周面に形成されたスロープ部32Y1gと、で構成される。弾性部32Y1a2は、その両端に切欠きが設けられていて、所定の大きさ以上の外力が加わるとシャッタ部材32Y1aの主部から独立して撓むように構成されている。スロープ部32Y1gは、周方向に高さが漸増した後に漸減するように形成されていて、弾性部32Y1a2に近接する位置(シャッタ部材32Y1aがトナー排出口Wを閉鎖した状態での弾性部32Y1a2に近接する位置である。)に配設されている。
このような構成により、トナー排出口Wを開放する方向にシャッタ部材32Y1aを移動するとき、弾性部32Y1a2が弾性変形してスロープ部32Y1gを乗り越える動作がともなうことになる。すなわち、シャッタ部材32Y1aは、所定の大きさ以上の外力が作用しないと、弾性部32Y1a2がスロープ部32Y1gを乗り越えずに、トナー排出口Wが開放されないことになる。したがって、トナー容器32Yの輸送時にトナー容器32Yのシャッタ部材32Y1aに外力が加わった場合や、トナー容器32Yのシャッタ部材32Y1aにユーザーが誤って触れてしまった場合等に、シャッタ部材32Y1aが移動してトナー排出口Wが開放されてトナーが漏出する不具合が抑止される。なお、本実施の形態では、弾性部32Y1a2とスロープ部32Y1gとのオーバーラップ量(乗り上げ量)が0.1〜1mm程度に設定されている。
また、図22を参照して、本実施の形態におけるトナー容器32Yは、キャップ部32Y1(トナー容器32Y)の周方向に沿って離間する位置に、キャップ部32Y1(トナー容器32Y)に対するガタツキを防止する2つの突出部32Y1a4が設けられている。2つの突出部32Y1a4は、シャッタ部材32Y1aの開閉方向に直交する方向の奥側(図21の右側である。)で、キャップ部32Y1に対してシャッタ部材32Y1aを2点で支持するように形成されている。
これにより、キャップ部32Y1に対してシャッタ部材32Y1aを一辺で支持するように設置する場合に比べて、シャッタ部材32Y1aはキャップ部32Y1に対して周方向にガタツキにくくなるために、シャッタ部材32Y1aとキャップ部32Y1との間に設置された弾性部材125(図23を参照できる。)によるシール性が向上することになる。すなわち、シャッタ部材32Y1aとキャップ部32Y1との間からのトナーの漏出が軽減されて、シャッタ部材32Y1aのトナー汚れが低減される。
以上説明したように、本実施の形態では、画像形成装置本体100(トナー補給装置60Y)に設置された状態での回転操作に連動してトナー排出口Wを開閉するシャッタ部材32Y1aに、トナー受け部85の開口85aを覆う庇部32Y1a1を設けている。これにより、トナー容器32Yの交換をおこなう際のトナー汚れを軽減するとともに、トナー容器32Yのシャッタ部材32Y1aから落下したトナーを受けるトナー受け部85に貯留されたトナーTがユーザーに見えずに不快な印象を与えないことになる。
なお、本実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32Kの容器本体内にトナーのみを収容したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を現像装置に適宜に供給する画像形成装置に対してはトナー容器32Y、32M、32C、32Kの容器本体内に2成分現像剤を収容することもできる。その場合であっても、上述した本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態において、作像部6Y、6M、6C、6Kの一部又は全部をプロセスカートリッジとすることもできる。その場合であっても、上述した本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置本体100に対する装着操作によって画像形成装置本体100に固定保持されるキャップ部32Y1と、キャップ部32Y1に連通するとともに画像形成装置本体100から駆動力を受けて所定方向に回転して内部に収容されたトナーをキャップ部32Y1に向けて搬送する容器本体32Y2と、からなるトナー容器32Yに対して本発明を適用した。これに対して、画像形成装置本体に対する装着操作によって画像形成装置本体に固定保持される容器本体と、容器本体の内部に配設されるとともに画像形成装置本体から駆動力を受けて所定方向に回転して内部に収容されたトナーを長手方向に搬送する搬送部材(例えば、スクリュ部材、コイル部材、アジテータ等である。)と、からなるトナー容器に対しても本発明を適用することができる。その場合にも、トナー容器の容器本体に、本実施の形態と同様の庇部を有するシャッタ部材を設けることで、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 トナー補給装置を示す斜視図である。 トナー補給装置を示す上面図である。 トナー補給装置を示す正面図である。 トナー補給装置を示す側面図である。 画像形成装置本体のトナー容器収容部の近傍を示す斜視図である。 図7のトナー容器収容部を覆うカバーを示す正面図である。 トナー容器収容部を示す正面図である。 トナー容器収容部の保持部を示す斜視図である。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す上面図である。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す模式図である。 トナー補給装置を示す断面図である。 トナー補給装置の外観を示す側面図である。 トナー補給装置の外観を示す斜視図である。 トナー補給装置の外観を別の角度から示す斜視図である。 トナー補給装置の外観をさらに別の角度から示す斜視図である。 トナー容器を示す斜視図である。 トナー容器を底部側からみた斜視図である。 トナー容器の頭部側を示す斜視図である。 トナー容器の頭部側を示す側面図である。 図21のX−X断面を示す断面図である。 トナー容器の頭部側を示す断面図である。 トナー補給装置に設置されたトナー容器の頭部側を示す断面図である。 トナー容器が設置されたトナー補給装置を示す正面図である。 トナー容器が設置されたトナー補給装置を示す斜視図である。 シャッタ部材の庇部が設置されていない場合の、トナー補給装置を示す斜視図である。
符号の説明
5Y 現像装置、
31、31Y、31M、31C、31K トナー容器収容部、
32Y、32M、32C、32K トナー容器、
32Y1 キャップ部、
32Y1a シャッタ部材、
32Y1a1 庇部、
32Y1a2 弾性部(規制手段)、
32Y1a3 係止部、
32Y1a4 突出部、
32Y1a10 突起部、
32Y1g スロープ部(規制手段)、
32Y2 容器本体、
60Y、60M、60C、60K トナー補給装置、
85 トナー受け部、 85a 開口、
100 画像形成装置本体(装置本体)、
113 被係止部、 W トナー排出口。

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体に対して長手方向に着脱自在に設置される筒状のトナー容器であって、
    容器の内部に収容されるトナーを排出するために容器の周面に形成されたトナー排出口と、
    前記画像形成装置本体に設置された状態での回転操作に連動して前記トナー排出口を開閉するために容器の周面上に設置されたシャッタ部材と、
    を備え、
    前記画像形成装置本体は、前記シャッタ部材に対して容器の着脱方向手前側に、前記シャッタ部材に付着して長手方向の離脱動作にともない落下するトナーを受けるトナー受け部を具備し、
    前記シャッタ部材は、前記トナー受け部の開口を覆う庇部を具備したことを特徴とするトナー容器。
  2. 前記シャッタ部材は、容器への異なった方向の組み付けを防止するための突起部を前記庇部に具備したことを特徴とする請求項1に記載のトナー容器。
  3. 前記シャッタ部材に所定の大きさ以上の外力が作用したとき以外に前記トナー排出口が開放されないように規制する規制手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー容器。
  4. 前記シャッタ部材は、前記画像形成装置本体に係合して容器の着脱時の短手方向の動きを規制する係止部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトナー容器。
  5. 前記シャッタ部材は、容器の周方向に沿って離間する位置に、容器に対するガタツキを防止する2つの突出部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトナー容器。
  6. 前記画像形成装置本体に対する装着操作によって前記画像形成装置本体に固定保持されるキャップ部と、
    前記キャップ部に連通するとともに、前記画像形成装置本体から駆動力を受けて所定方向に回転して内部に収容されたトナーを前記キャップ部に向けて搬送する容器本体と、
    を備え、
    前記トナー排出口と前記シャッタ部材とは、前記キャップ部に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のトナー容器。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトナー容器が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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