JP2008242297A - 現像剤搬送部材組み立て方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
搬送部材本体(22)の端部支持部材(23)に支持される被支持部(22f+22g)は、前記搬送部材本体(22)の回転軸から第1の半径方向に延びる第1放射方向延伸部(22g)と、前記搬送部材本体の回転軸から第2の半径方向に延びる第2放射方向延伸部(22f)と、を有し、前記端部支持部材(23)の支持部は、前記第1放射方向延伸部(22g)を支持し前記第1および第2放射方向延伸部(22g,22f)の外径よりも大きい外径を有する孔状の貫通孔(23b3)と、前記第2放射方向延伸部(22f)を支持し端部支持部材(23)の円筒部(23b)の端部まで前記第2放射方向延伸部(22f)の外径よりも太い幅で形成された溝部(23b2)と、を有することを特徴とする現像剤搬送部材(21)。
【選択図】図5
Description
前記現像剤搬送部材として、特許文献1に記載の現像剤搬送部材が知られている。
回転軸を中心に回転して所定の搬送方向に現像剤を搬送する搬送部材本体と、
前記搬送部材本体を支持し回転する端部支持部材と、
を有する現像剤搬送部材において、
前記搬送部材本体の前記端部支持部材に支持される被支持部は、
前記搬送部材本体の回転軸から第1の半径方向に延びる第1放射方向延伸部と、
前記搬送部材本体の回転軸から第2の半径方向に延びる第2放射方向延伸部と、
を有し、
前記端部支持部材は、
前記搬送部材本体の被支持部を支持する支持部を有する円筒部、
を有し、
前記支持部は、
前記第1放射方向延伸部を支持し前記第1および第2放射方向延伸部の外径よりも大きい外径を有する孔状の貫通孔と、
前記第2放射方向延伸部を支持し前記円筒部の端部まで前記第2放射方向延伸部の外径よりも太い幅で形成された溝部と、
を有する
ことを特徴とする。
所定の回転方向に回転駆動するための駆動力を受け取る駆動受取部、
を有し、
前記所定の回転方向における前記貫通孔から前記溝部までの角度は前記所定の回転方向における前記溝部から前記貫通孔までの角度よりも大きい
ことを特徴とする。
軸方向に延びる本体棒状部と、前記棒状部の一端側に形成された螺旋状の搬送部と、前記棒状部の他端部に形成された第2放射方向折り曲げ部と、前記第2放射方向折り曲げ部の他端に連続して形成された軸方向に延びる軸方向延伸部と、前記軸方向棒状部の他端に連続して形成された前記第2放射方向延伸部と、前記第2放射方向延伸部の他端に連続して形成された前記第1放射方向延伸部と、を有する前記搬送部材本体、
を備えたことを特徴とする。
一端側に延びる螺旋状の搬送部と、前記搬送部の他端に連続して形成された前記第2放射方向延伸部と、前記第2放射方向延伸部の他端に連続して形成された前記第1放射方向延伸部と、を有する前記搬送部材本体、
を備えたことを特徴とする。
長孔により構成された前記貫通孔を有する前記端部支持部材、
を備えたことを特徴とする。
前記第1放射方向延伸部が嵌め込まれた状態で固定する嵌込固定部を有する前記軸方向溝部、
を備えたことを特徴とする。
現像剤が通過する現像剤通過口を有し、内部に現像剤が収容される現像剤収容容器と、
前記現像剤収容容器内部に配置されて内部の現像剤を搬送する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
画像形成装置本体に対して着脱可能な請求項7に記載の現像剤収容器を備えたことを特徴とする。
搬送部材本体の端部に形成され且つ回転軸方向に対して所定の第1の半径方向に延びる第1放射方向延伸部を、端部支持部材の円筒部に形成された回転軸方向に延びる軸方向凹部から第2の半径方向に外部まで貫通して形成された孔状の貫通孔に挿入する貫通孔挿入工程、
前記端部支持部材に対して前記搬送部材本体を相対移動させることで、前記搬送部材本体の前記第1放射方向延伸部を、前記貫通孔から前記軸方向凹部内の回転軸方向に沿った状態に移動させる回転軸方向移動工程、
前記端部支持部材に対して前記搬送部材本体を相対移動させることで、前記搬送部材本体の前記第1放射方向延伸部を、前記端部支持部材の前記軸方向凹部から前記円筒部の外周に回転軸方向に沿い且つ前記軸方向凹部から外部まで第1の半径方向に貫通して形成された溝部に嵌めることにより、搬送部材本体を端部支持部材に装着する溝部装着工程、
を実行することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、搬送部材本体の回転時に、搬送部材本体が端部支持部材から離脱することを低減できる。
請求項3記載の発明によれば、本体棒状部を介することで搬送部の位置を自由に設定することができる。
請求項5記載の発明によれば、傾斜した状態で回転可能な搬送部材本体を提供することができる。
請求項6記載の発明によれば、嵌め込み固定部で搬送部材本体が抜けることを効果的に防止できる。
請求項8記載の発明によれば、現像剤収容器の着脱や交換時に衝撃が発生した場合にも、搬送部材本体が離脱することを防止できる。
請求項9記載の発明によれば、搬送部材本体が端部支持部材から離脱しにくく信頼性の高い現像剤搬送部材を組み立てることができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。なお、実施例1では、給紙トレイが着脱される方向を前後方向としている。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、実施例1の画像形成装置の一例としてのデジタルプリンタUは、画像形成装置本体U1を有し、画像形成装置本体U1の上面に排出部の一例としてのシート排出トレイTRhが設けられている。
図1において、前記画像形成装置本体U1は、ユーザが入力操作する操作部UIを有している。
画像形成装置本体U1は、制御部C、および、前記制御部Cにより制御される潜像書込装置駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路DLや、画像処理部GS、電源回路E等を有している。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号を潜像形成装置ROSに出力する。前記潜像形成装置ROSは、レーザ駆動信号に応じて画像書き込み用のレーザビーム(画像書込光)Lを照射する。なお、前記操作部UI、画像処理部GSおよびレーザ駆動信号出力装置DLと、後述の現像ロールGRy〜GRk、転写ロールT1,T2bに電圧を印加する電源回路E等の動作は制御部Cにより制御される。
前記静電潜像が形成された像保持体PR表面は回転移動して現像領域Q2、1次転写領域Q3を順次通過する。
前記各現像器GK,GY,GM,GCの現像容器にはそれぞれトナー補給用カートリッジTCk,TCy、TCm、TCcから各色のトナーが補給されるように構成されている。なお、このようなロータリ式現像装置として、従来公知(たとえば特開平12―131942、特開平12―231250公報等参照)の種々の構成を採用可能である。
そして、前記中間転写ベルトBは前記駆動ロールRdにより回転移動可能に支持されており、画像形成動作時には矢印Yb方向に回転する。
単色のモノカラー画像を形成する場合には1個の現像器のみを使用し、単色トナー像が中間転写ベルトB上に1次転写される。
1次転写後、像保持体PR表面は、像保持体清掃器の一例としての像保持体クリーナCL1によりクリーニングされる。前記像保持体クリーナCL1により表面に付着した残留トナーが回収された像保持体PRは、前記帯電ロールCRにより再帯電される。
前記2次転写ロールT2bには、現像装置Gで使用するトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が電源回路Eから供給され、前記電源回路Eは制御部Cにより制御される。
前記給紙トレイTR1の給紙側上部には給紙装置Kが支持されている。前記給紙装置Kの取り出し部材の一例としてのピックアップロールRpは、給紙タイミングに合わせて前記給紙トレイTR1に積載された記録シートSを取り出す。前記記録シートSは、搬送部材の一例としてのフィードロールRs1および押し当て部材の一例としてのリタードロールRs2を有する捌き部材の一例としてのさばきロールRsの圧接領域で1枚づつ分離されて、媒体搬送路の一例としてのシート搬送路SHに搬送される。シート搬送路SHの記録シートSは、シート搬送路SHに沿って配置された複数の媒体搬送部材の一例としてのシート搬送ロールRaにより、給紙時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。レジロールRrは、記録シートSを前記二次転写領域Q4に所定のタイミングで搬送する。
また、手差し給紙部の一例としての手差トレイTR0から給紙された記録シートSも、手差しシート搬送路SH5を搬送され、前記シート搬送路SHに沿って配置されたシート搬送ロールRa、レジロールRrにより前記二次転写領域Q4に搬送される。
前記二次転写領域Q4において未定着のトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で定着領域Q5に搬送される。前記定着装置Fは、加熱回転部材の一例としての加熱ロールFhと加圧回転部材の一例としての加圧ロールFpとが接触する定着領域Q5でトナー像を加熱、加圧し、定着する。定着トナー像が形成された記録シートSは、排出部材の一例としての排紙ロールR1に搬送され、排出口Haからシート排出トレイTRhに排出される。
前記本体シート反転路SH2、オプションシート反転路SH4により、シート反転路(SH2+SH4)が構成されている。
前記ピックアップロールRp、さばきロールRs、シート搬送ロールRaおよび排出ロールR1により、シート搬送部材(Rp,Rs,Ra,R1)が構成されている。
図2は実施例1の現像剤収容器の説明図であり、図2Aは斜視説明図、図2Bは図2Aにおいて蓋が取り外された状態の説明図である。
図1において、前記中間転写ベルトBの下方には、画像形成装置本体U1に対して、右側面から着脱、交換可能に構成された現像剤収容器の一例としての回収容器1が配置されている。前記回収容器1には、像保持体クリーナCL1やベルトクリーナCLB、二次転写ロールクリーナCLtで回収された現像剤や紙粉、放電生成物等が、図示しない搬送装置により搬送される。
図2において、前記回収容器1は、現像剤収容容器の一例としての容器本体2と、前記容器本体2の上面を被覆する蓋部材の一例としてのカバー3とを有する。図2Aにおいて、前記カバー3には、回収容器1の着脱に連動して開閉移動する開閉部材の一例としてのシャッタ4が移動可能に支持されている。前記シャッタ4が移動すると、回収された現像剤等が流入する流入口4aが形成されている。また、前記カバー3の前側、図2で+X側には、回収容器1を利用者が交換時に把持するための把持部6が設けられている。
図2Bにおいて、前記容器本体2の後部、図2の−X部には、半円弧状の上面を有する搬送部材支持部11,12が形成されており、左側(−Y側)には、左側(−Y側)に行くにつれて後側(−X側)から前側(+X側)に傾斜する整流部材13が形成されている。したがって、前記整流部材13により、容器本体2内の現像剤の一部が突出部7側に搬送される。
図4は実施例1の端部支持部材の説明図であり、図4Aは側面図、図4Bは図4Aの矢印IVB方向から見た図、図4Cは図4Aの矢印IVC方向から見た図、図4Dは図4Aの矢印IVD方向から見た図、図4Eは図4CのIVE−IVE線断面図である。
図2において、前記容器本体2の後側(+X側)には、現像剤搬送部材21が回転可能に支持されている。図2〜図4において、現像剤搬送部材21は、搬送部材本体22と、搬送部材本体22の左端部(−Y端部)を支持する端部支持部材23とを有する。
前記本体棒状部22aの他端部としての左端側(−Y端側)には、中心から第2の放射方向としての下方に延びる第2放射方向折曲部22dが形成されており、第2放射方向折曲部22dの放射方向外端部から軸方向に延びる軸方向延伸部22eが形成されている。前記軸方向延伸部22eの左端には、第2放射方向に沿って回転中心側に延びる第2放射方向延伸部22fが折り曲げた形状で形成されている。前記第2放射方向延伸部22fの回転中心側には、第2の放射方向に対して傾斜する第1の放射方向に延びる第1放射方向延伸部22gが形成されている。なお、実施例1では、前記第2の放射方向は、第1の放射方向に対して直交している。また、前記第1放射方向延伸部22gおよび第2放射方向延伸部22fにより、端部支持部材23に支持される被支持部(22g+22f)が構成されている。
前記円筒部23bの中心部には、端部支持部材23の軸方向に延びる軸方向凹部23b1が形成されている。前記円筒部23bの外周には、軸方向に沿って延び且つ、前記軸方向凹部23b1から外部まで第1放射方向に貫通する溝部の一例としての軸方向溝部23b2が形成されている。実施例1では、前記軸方向溝部23b2の幅は、前記第2放射方向延伸部22fの外径よりも太い幅で形成されている。
また、前記円筒部23bの外周には、前記軸方向凹部23b1から外部まで第2放射方向に貫通する丸孔状の貫通孔の一例としての放射方向貫通孔23b3が形成されている。実施例1では、前記放射方向貫通孔23b3の外径は、前記第1放射方向延伸部22gおよび第2放射方向延伸部22fの外径よりも大きく形成されている。
前記軸方向凹部23b1、軸方向溝部23b2および放射方向貫通孔23b3により、搬送部材本体22の端部を支持する実施例1の支持部が構成されている。
前記噛合部23cおよび被支持部23aの軸方向中心部には軸方向に延びる凹部23c3が形成されており、凹部23c3には、現像剤搬送部材21を容器本体2に装着する際に、使用する治具(図示せず)で現像剤搬送部材21の回転位置を決めるためのキー23c4が形成されている。
図5は本発明の実施例1の現像剤搬送部材の組み立て方法の説明図であり、図5Aは搬送部材本体が端部支持部材から離脱した状態の説明図、図5Bは図5Aに示す状態から第1放射方向延伸部を放射方向貫通孔に挿入した状態の説明図、図5Cは図5Bに示す状態から搬送部材本体を本体棒状部を中心に回転させた状態の説明図、図5Dは図5Cに示す状態からさらに回転させた状態の説明図、図5Eは図5Dに示す状態から放射方向貫通孔を中心として回転させた状態の説明図、図5Fは図5Eに示す状態からさらに回転させて装着した状態の説明図である。
次に、回転軸方向移動工程において、図5Bに示す状態から、本体棒状部22aを回転中心として、搬送部材本体22を端部支持部材に対して相対的に回転させると、図5Cに示す状態を経て図5Dに示す状態になり、第1放射方向延伸部22gが軸方向凹部23b1内に進入する。
次に、溝部装着工程において、放射方向貫通孔23b3を中心として、搬送部材本体22を回転させると、図5Eに示す状態を経て図5Fの状態となり、搬送部材本体22が端部支持部材23に装着される。
このようにして、端部支持部材23と搬送部材本体22とから、現像剤搬送部材21が組み立てられる。この状態で、容器本体2に現像剤搬送部材21を装着することで組み付けられる。
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uでは、回収容器1が画像形成装置本体U1に装着されると、現像剤搬送部材21に駆動が伝達可能となる。この状態で、画像形成動作が実行されると、現像剤搬送部材21が回転し、回収容器1の流入口4aから流入した現像剤を搬送方向、すなわち、右側(+Y側)から左側(−Y側)に搬送される。
実施例1の回収容器1では、交換時や梱包から取り出された場合に、落下させたり画像形成装置本体U1に接触して衝撃が発生しても、搬送部材本体22が放射方向貫通孔23b3に貫通して支持されているので、軸方向に外れることが防止される。また、第2放射方向延伸部22fと放射方向貫通孔23b3との嵌り合いにより第1放射方向への離脱も防止され、軸方向溝部23b2に嵌る第1放射方向延伸部22gにより第2放射方向への離脱も防止される。さらに、駆動伝達時の端部支持部材23の回転方向に沿って放射方向貫通孔23b3から軸方向溝部23b2までの角度が、軸方向溝部23b2から放射方向貫通孔23b3までの角度よりも大きく設定されており、回転により力を受ける際に放射方向貫通孔23b3で搬送部材本体22の離脱方向への移動が規制され、離脱が防止される。
これにより、現像剤搬送部材21が回収容器1に接触して抜けないように回収容器1の内部の形状を精度よく形成する必要が無くなり、コストの上昇を避けつつ、現像剤搬送部材21および回収容器1が作製可能となる。
次に、本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図6において、実施例2の端部支持部材23では、軸方向溝部23b2の内端部には、第1放射方向延伸部22gの形状に対応する孔部23dが形成され、孔部23dの外側には前記孔部23dよりも幅が狭く形成された嵌込固定部23eが形成されている。
図7は実施例1の図5に対応する本発明の実施例2の現像剤搬送部材の組み立て方法の説明図であり、図7Aは搬送部材本体が端部支持部材から離脱した状態の説明図、図7Bは図7Aに示す状態から第1放射方向延伸部を放射方向貫通孔に挿入した状態の説明図、図7Cは図7Bに示す状態から搬送部材本体を本体棒状部を中心に回転させた状態の説明図、図7Dは図7Cに示す状態からさらに回転させた状態の説明図、図7Eは図7Dに示す状態から放射方向貫通孔を中心として回転させた状態の説明図、図7Fは図7Eに示す状態からさらに回転させて装着した状態の説明図である。
図7において、実施例1の図5A〜図5Eに対応する図7A〜図7Eの順に、搬送部材本体22が端部支持部材23に嵌め込まれ、図7Eに示す状態から搬送部材22を回転させると、嵌込固定部23eが弾性変形して、第1放射方向延伸部22gが嵌込固定部23eを押し広げて、孔部23dに嵌り込み、固定される。この結果、図7Fの状態となり、搬送部材本体22が端部支持部材23に装着され、現像剤搬送部材21が組み立てられる。
前記構成を備えた実施例2の回収容器1では、嵌込固定部23eにより第1放射方向延伸部22gが嵌め込まれた状態で固定され、衝撃等により搬送部材22が軸方向に抜けることがさらに効果的に防止される。
その他、実施例2の回収容器1は実施例1と同様の作用を有する。
次に、本発明の実施例3の説明をするが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図8において、本発明の画像形成装置の一例としての複写機Uは、画像記録部の一例としてのプリンタ部U1と、画像読取り部の一例としてのスキャナ部U2とを有する。前記スキャナ部U2は、上面に透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPGを有する読取り部本体U2aと、プラテンガラスPGの上側に装着される自動原稿搬送装置U2bとを備えている。
前記自動原稿搬送装置U2bは、複写しようとする複数の原稿Gが重ねて収容される原稿収容部TG1を有している。前記原稿収容部TG1に収容された複数の各原稿Gは順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して原稿排紙部TG2に排出されるように構成されている。
前記露光光学系Aは、その移動および停止が露光系レジセンサSpの検出信号により制御され、常時は基準位置に停止している。
前記自動原稿搬送装置U2bを使用して複写を行う自動原稿搬送動作の場合は、前記露光光学系Aは基準位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の複写位置F1を順次通過する各原稿Gを露光する。
原稿Gを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う手動複写動作の場合、露光光学系Aは移動しながらプラテンガラスPG上の原稿を露光走査する。
露光された前記原稿Gからの反射光は、前記露光光学系Aを通って固体撮像素子CCD上に収束される。前記固体撮像素子CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換する。
前記レーザ駆動信号出力装置DLは、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号を潜像書込装置ROSに出力する。
前記潜像書込装置ROSの下方に配置された像保持体PRは、矢印Ya方向に回転する。前記像保持体PR表面は、帯電領域Q0において帯電ロールCRにより帯電された後、潜像書込位置Q1において前記潜像形成装置ROSの潜像書込光としてのレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。前記静電潜像が形成された感光体ドラムPR表面は回転移動して現像領域Q2、転写領域Q3を順次通過する。
前記現像器Gで消費される現像剤を補給するための補給容器の一例としての現像剤カートリッジKは、補給容器装着部材の一例としてのカートリッジ装着部材KSに着脱可能に装着される。前記現像剤カートリッジK内の現像剤は現像剤排出容器の一例としてのリザーブタンクRTで攪拌されてから現像剤搬送装置GHにより現像器Gに搬送される。なお、前記カートリッジ装着部材KSに着脱可能に装着される現像剤カートリッジK内の現像剤をリザーブタンクRTに搬送する構成は、例えば、特開2003−84555号公報等に記載されており、従来公知であるため、詳細な説明な説明は省略する。
前記転写ベルトTBの内部には、像保持体PRに対向して配置された転写器の一例としての転写ロールTRが配置されている。前記転写ベルトTBの用紙搬送方向下流側には剥離爪SCと、転写搬送部材用清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBとが配置されている。転写ロールTRは、感光体ドラムPR表面のトナー像をシートSに転写する部材であり、現像器Gで使用される現像用のトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が電源回路Eから供給される。前記電源回路EはコントローラCにより制御される。
前記レジロールRrに搬送されたシートSは、前記像保持体PR上のトナー像が転写領域Q3に移動するのにタイミングを合わせて、転写前案内部材SG1から転写ユニットTUの転写ベルトTBに搬送される。転写ベルトTBは搬送されたシートSを転写領域Q3に搬送する。
記録済媒体排出部の一例としての排紙トレイTRhに排出されるべきシートSは正逆回転可能な搬送ロールRbおよび複数の搬送ロールRaが配置された排出路SH2を搬送される。排出路SH2の下流端部には切替部材の一例としての切替ゲートGT1が配置されている。切替ゲートGT1は、画像形成装置に後処理装置(図示せず)が接続されている場合には、搬送されてきたシートSを排紙トレイTRhまたは図示しない後処理装置のいずれかに排出するように切替えられる。なお、後処理装置が装着されていない状態では、切替ゲートGT1は、シート排出路SH2の下流端部に搬送されたシートSを、排紙トレイTRhに排出する。
なお、前記符号SH1〜SH3,Rp,Rs,Rr,Ra,Rb,MG等で示す構成要素から用紙搬送装置SHが構成される。
図9は本発明の実施例3の現像剤収容器の説明図である。
図10は本発明の実施例3の搬送部材本体の説明図であり、図10Aは搬送部材本体の側面図、図10Bは図10AのXB方向から見た図である。
図11は実施例1の図4に対応する本発明の実施例3の端部支持部材の説明図であり、図11Aは側面図、図11Bは図11Aの矢印XIB方向から見た図、図11Cは図11Aの矢印XIC方向から見た図、図11Dは図11Aの矢印XID方向から見た図、図11Eは図11CのXIE−XIE線断面図である。
図8〜図11において、前記回収容器1′は、容器本体2′が縦方向に長い箱型形状をしている。前記容器本体2′の後側(−X側)上端部には、前記廃棄現像剤搬送部材が接続されて廃棄現像剤が流入する流入口4a′が形成されており、後側の上下方向中央部には搬送部材21′が回転可能に支持されている。
図9,図11において、実施例3の端部支持部材23′は、実施例1の端部支持部材23の放射方向貫通孔23b3に換えて、貫通孔の一例としての放射方向貫通孔23b3′が軸方向に長い長孔により形成されている。
図12は本発明の実施例3の現像剤搬送部材の組み立て方法の説明図であり、図12Aは搬送部材本体が端部支持部材から離脱した状態の説明図、図12Bは図12Aに示す状態から第1放射方向延伸部を放射方向貫通孔に挿入した状態の説明図、図12Cは図12Bに示す状態から搬送部材本体を搬送部を中心に回転させた状態の説明図、図12Dは図12Cに示す状態からさらに回転させた状態の説明図、図12Eは図12Dに示す状態から放射方向貫通孔を中心として回転させて装着した状態の説明図である。
図12において、現像剤搬送部材21′を組み立てる場合には、図12Aに示すように、端部支持部材23′と搬送部材本体22′とが離れた状態から、まず、図12Bに示すように、端部支持部材23′の放射方向貫通孔23b3′に第1放射方向延伸部22g′が挿入される。図12Bに示す状態から、螺旋状の搬送部22c′を中心に回転させると、図12Cに示す状態を経て図12Dに示す状態になり、第1放射方向延伸部22g′が軸方向凹部23b1内に進入する。この状態から搬送部材本体22′を放射方向貫通孔23b3′を中心に回転させると、図12Eに示す状態となり、搬送部材本体22′が端部支持部材23′に装着され、現像剤搬送部材21′が組み立てられる。この状態で、容器本体2′に現像剤搬送部材21′を装着することで組み付けられる。
図13は実施例3の搬送部材の回転状態の説明図であり、図13Aは図9に示す回転状態における端部支持部材と搬送部材本体との連結部分の説明図、図13Bは図13Aに示す状態から端部支持部材が180度回転した状態の説明図である。
図9,図13において、前記構成を備えた実施例3の回収容器1′では、回収容器1′内の現像剤が少ない状態では、搬送部材21′は、第2放射方向延伸部22f′が貫通する放射方向貫通孔23b3′が長孔状に形成されているため、図9の破線および図13に示すように、搬送部材本体22′の自重により、搬送部材本体22′の自由端が下方に傾斜した状態となる。この状態で、端部支持部材23′に回転が伝達されて、現像剤搬送部材21′が回転すると、重力により搬送部材22′の自由端側、すなわち、前端側が下方に傾斜する状態となるように、第2放射方向延伸部22f′が長孔状の放射方向貫通孔23b3′に沿って往復動すると共に、第1放射方向延伸部22g′が軸方向溝部23b2に沿って往復動する。このため、現像剤搬送部材21′は、傾斜した状態で回転して、流入口4b′から奥側である前側(+X側)に現像剤を搬送する。
回収容器1′内の現像剤が増加すると、増加する現像剤に合わせて、搬送部材21′の傾きも変化し、図9の一点鎖線で示す高さに達すると、搬送部材21′の傾きが水平向きになり、図9の2点鎖線で示す高さになると、搬送部材21′の傾きが上向きになり、現像剤が奥側に搬送される。このため、現像剤の量に応じて搬送部材21′の傾斜角度が自動的に変動しつつ現像剤が搬送される。
図15は本発明の実施例4の画像形成装置の現像剤収容器の一例としての現像剤補給容器および補給容器装着部材の断面説明図である。
図16は実施例4の現像剤補給容器の分解説明図である。
次に、本発明の実施例4の説明をするが、この実施例4の説明において、前記実施例3の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例4は、下記の点で前記実施例3と相違しているが、他の点では前記実施例3と同様に構成されている。
前記後端壁33には、円弧状の2個の位置決めピン挿入孔33a,33aが形成されている。前記後端壁33の中央部には、ベアリング34を介して回転軸35が回転可能に支持されている。前記後端壁33を貫通する回転軸35の前端にはカプラ36が固着されており、後端にはギヤG9が固着されている。
図16において、前記容器本体39の後側の内周面には、リング状の装着溝39aが形成されており、後側外周面には、装着方向を指示する支持表示39bが形成されている。図15,図16において、前記容器本体39の後部外周面には現像剤排出用の現像剤通過口の一例としての開口39c、円周方向に延びる案内部の一例としてのガイドレール39d、および前記ガイドレール39dによりガイドされて円周方向に移動可能な開口開閉部材の一例としてのシャッタ39eが設けられている。
図15,図16において、前記後端壁41には、前後方向に貫通する貫通孔41aと、後端壁41の後面で貫通孔41aから放射状に延びる複数の補強リブ41bと、後端壁41の後面の外周部で後方に突出する位置決めピン41c,41cとが形成されている。後端壁41の後側の外周面には、前記装着溝39aに対応して形成されたリング状の装着凸部41dが形成されており、装着凸部41dが装着溝39aに嵌まることで、後端壁41が容器本体39に装着される。
前記端部支持部材23には、実施例4の搬送部材本体22″が支持されている。実施例4の搬送部材本体22″は、実施例1の搬送部材本体22と同様に、軸方向に延びる本体棒状部22a″と、回転軸の放射方向に斜めに延びる連結部22b″と、連結部22b″の外端から後方に向かって延びる螺旋状の搬送部22c″と、本体棒状部22aの後端から第2の放射方向に延びる第2放射方向折曲部22d″と、第2放射方向折曲部22d″の放射方向外端部から軸方向に延びる軸方向延伸部22e″と、軸方向延伸部22e″の左端から第2放射方向に沿って回転中心側に延びる第2放射方向延伸部22f″と、第2放射方向延伸部22f″の回転中心側から第1の放射方向に延びる第1放射方向延伸部22g″とを有する。
前記端部支持部材23と搬送部材本体22″とにより、実施例4の搬送部材21″が構成されている。
前記挿入状態で現像剤カートリッジKを回転させると、シャッタ39eは回転せず停止した状態で現像剤収容容器38およびガイドレール39dが回転する。その時、開口39cは前記補給口32bに連通する位置に回転移動する。前記補給口32bはリザーブタンクRT内部に連結しているので、現像剤カートリッジK内部の補給用の現像剤を前記開口39cおよび補給口32bから、リザーブタンクRT内に補給することが可能である。
リザーブタンクRTに補給された現像剤は、一対の循環搬送部材51,52により循環搬送されて撹拌され、一部が排出部材53により排出口54から排出されて現像剤搬送装置GHにより現像器Gに搬送され、補給される。
図14〜図16において、実施例4の現像剤カートリッジKを組み立てる場合には、先ず、後端壁41に端部支持部材23を装着した状態で、実施例1の図5に示す場合と同様の手順で端部支持部材23に搬送部材本体22″を装着して、現像剤搬送部材21″を組み立てる。次に、容器本体39内部に現像剤を収容した状態で、現像剤搬送部材21″を有する後端壁41を容器本体39に装着することで、現像剤カートリッジKが組み立てられる。
現像剤が使用されて空になった現像剤カートリッジKを再生する場合、先ず、現像剤搬送部材21″が組付けられた後端壁41を容器本体39から取り外す。
次に、搬送部材本体22″を端部支持部材23から取り外して、端部支持部材23も後端壁41から取り外す。このとき、容器本体39のシャッタ39eや、前端壁40に装着された記憶媒体40bも取り外し、分解する。
次に、容器本体39の内部や後端壁41、搬送部材本体22″等の各部材に付着した現像剤を清掃する。
次に、前記現像剤カートリッジの組み立て方法と同様にして、現像剤カートリッジKを組み立てる。このとき、記憶媒体40bに記憶された情報を初期化して更新し、現像剤カートリッジKに取付ける。
この結果、使用済の現像剤カートリッジKが再生される。
前記構成を備えた実施例4の画像形成装置Uでは、現像剤カートリッジKの現像剤搬送部材21として、実施例1と同様に、放射方向貫通孔23b3が形成された端部支持部材23を使用するため、現像剤カートリッジKの運搬時や作業時、落下時に、搬送部材本体22″が外れてしまうことが低減される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置により構成することも可能であり、いわゆるロータリ式の画像形成装置に限定されず、タンデム式等の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、交換可能な現像剤収容器に適用する場合を例示したが、これに限定されず、画像形成装置内部に組み付けられる現像剤搬送部材に適用することも可能である。すなわち、画像形成装置の組み立て時の衝撃等で、外れないようにすることができる。
(H05)前記実施例において、搬送部材本体の形状は、実施例1〜4に例示した形状に限定されず、任意の形状とすることが可能である。例えば、回転軸と回転軸の外周に搬送羽根を設けた搬送部材、いわゆる、オーガにより構成し、回転軸の端部に、実施例1〜3記載の第1放射方向延伸部および第2放射方向延伸部等を設けることも可能である。
(H06)前記実施例において、第1放射方向と第2放射方向とが直交する場合を例示したが、これに限定されず、設計等に応じて任意に変更可能であり、例えば、90度から多少ずれた角度とすることも可能である。
2,2′,38…現像剤収容容器、
4a,4a′,39d…現像剤通過口、
21,21′,21″…現像剤搬送部材、
22,22′,22″…搬送部材本体、
22a,22a″…本体棒状部、
22c,22c′,22c″…搬送部、
22d,22c″…第2放射方向折り曲げ部、
22e,22e″…軸方向延伸部、
22f,22f′,22f″…第2放射方向延伸部、
22g,22g′,22g″…第1放射方向延伸部、
22f+22g,22f′+22g′,22f″+22g″…被支持部、
23,23′,23″…端部支持部材、
23b…円筒部、
23b1…軸方向凹部、
23b2…軸方向溝部、
23b3,23b3′…放射方向貫通孔、
23e…嵌込固定部、
U…画像形成装置、
U1…画像形成装置本体。
Claims (9)
- 回転軸を中心に回転して所定の搬送方向に現像剤を搬送する搬送部材本体と、
前記搬送部材本体を支持し回転する端部支持部材と、
を有する現像剤搬送部材において、
前記搬送部材本体の前記端部支持部材に支持される被支持部は、
前記搬送部材本体の回転軸から第1の半径方向に延びる第1放射方向延伸部と、
前記搬送部材本体の回転軸から第2の半径方向に延びる第2放射方向延伸部と、
を有し、
前記端部支持部材は、
前記搬送部材本体の被支持部を支持する支持部を有する円筒部、
を有し、
前記支持部は、
前記第1放射方向延伸部を支持し前記第1および第2放射方向延伸部の外径よりも大きい外径を有する孔状の貫通孔と、
前記第2放射方向延伸部を支持し前記円筒部の端部まで前記第2放射方向延伸部の外径よりも太い幅で形成された溝部と、
を有する
ことを特徴とする現像剤搬送部材。 - 請求項1に記載の現像剤搬送部材において、
所定の回転方向に回転駆動するための駆動力を受け取る駆動受取部、
を有し、
前記所定の回転方向における前記貫通孔から前記溝部までの角度は前記所定の回転方向における前記溝部から前記貫通孔までの角度よりも大きい
ことを特徴とする現像剤搬送部材。 - 軸方向に延びる本体棒状部と、前記棒状部の一端側に形成された螺旋状の搬送部と、前記棒状部の他端部に前記第2の半径方向に形成された第2放射方向折り曲げ部と、前記第2放射方向折り曲げ部の他端に連続して形成された軸方向に延びる軸方向延伸部と、前記軸方向棒状部の他端に連続して形成された前記第2放射方向延伸部と、前記第2放射方向延伸部の他端に連続して形成された前記第1放射方向延伸部と、を有する前記搬送部材本体、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤搬送部材。 - 一端側に延びる螺旋状の搬送部と、前記搬送部の他端に連続して形成された前記第2放射方向延伸部と、前記第2放射方向延伸部の他端に連続して形成された前記第1放射方向延伸部と、を有する前記搬送部材本体、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤搬送部材。 - 長孔により構成された前記貫通孔を有する前記端部支持部材、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の現像剤搬送部材。 - 前記第1放射方向延伸部が嵌め込まれた状態で固定する嵌込固定部を有する前記軸方向溝部、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤搬送部材。 - 現像剤が通過する現像剤通過口を有し、内部に現像剤が収容される現像剤収容容器と、
前記現像剤収容容器内部に配置されて内部の現像剤を搬送する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤搬送部材と、
を備えたことを特徴とする現像剤収容器。 - 画像形成装置本体に対して着脱可能な請求項7に記載の現像剤収容器を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 搬送部材本体の端部に形成され且つ回転軸方向に対して所定の第1の半径方向に延びる第1放射方向延伸部を、端部支持部材の円筒部に形成された回転軸方向に延びる軸方向凹部から第2の半径方向に外部まで貫通して形成された孔状の貫通孔に挿入する貫通孔挿入工程、
前記端部支持部材に対して前記搬送部材本体を相対移動させることで、前記搬送部材本体の前記第1放射方向延伸部を、前記貫通孔から前記軸方向凹部内の回転軸方向に沿った状態に移動させる回転軸方向移動工程、
前記端部支持部材に対して前記搬送部材本体を相対移動させることで、前記搬送部材本体の前記第1放射方向延伸部を、前記端部支持部材の前記軸方向凹部から前記円筒部の外周に回転軸方向に沿い且つ前記軸方向凹部から外部まで第1の半径方向に貫通して形成された溝部に嵌めることにより、搬送部材本体を端部支持部材に装着する溝部装着工程、
を実行することを特徴とする現像剤搬送部材組み立て方法。
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