JP2006343687A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置内部への現像剤の進入を防止すること。
【解決手段】 内部に現像剤を収容し、前記画像形成装置(U)に着脱可能な現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)と、前記画像形成装置(U)の外装の一部を構成する外装カバー(U4)であって、前記現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)が装着されるカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が一体的に形成された前記外装カバー(U4)と、を備えた画像形成装置(U)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ、複写機、FAXあるいはこれら複数の機能を備えた複合機等の画像形成装置に関し、特に、現像剤を収容する現像剤カートリッジが装着される画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置において、現像剤がなくなった場合に、ユーザが現像剤の補給を容易に行えるようにするために、ユーザが交換可能な現像剤カートリッジを使用する画像形成装置が広く採用されている。
このような画像形成装置として、下記の従来技術(J01)が公知である。
(J01)特許文献1(特開2002−162795号公報)記載の技術
特許文献1に記載されたフルカラーのプリンタでは、各色の現像装置(41〜44)に現像剤を供給するトナーボックス(04Y,04M,04C,04K)の下方に、感光体(11〜14)に静電潜像を形成する潜像形成装置(ROS03)が配置されている。
特開2002−162795号公報(「0021」、第2図)
前記現像剤カートリッジが着脱可能な画像形成装置では、現像剤カートリッジを交換(着脱)する際に、現像剤カートリッジのトナー排出口から現像剤が漏れることがある。従来の画像形成装置では、現像剤カートリッジが装着されるカートリッジ装着部材は、画像形成装置のその他の構成部材や外装カバーとは別体に構成されているので、漏れた微粉末状の現像剤が、カートリッジ装着部材と外装カバー等との隙間から画像形成装置内部に進入する恐れがある。現像剤が内部に進入すると、画像形成装置を構成する各部材に悪影響を与え、画像に悪影響を与える恐れがある。
特に、前記従来技術(J01)のような現像剤カートリッジの下方に潜像形成装置が配置されている画像形成装置では、現像剤カートリッジから落下した現像剤が潜像形成装置に落下し、画像に悪影響を与える可能性が高くなる。
また、従来の画像形成装置では、現像剤カートリッジ内の現像剤を現像装置に搬送するためのモータは、画像形成装置の本体フレームに支持されており、モータ回転時の振動がフレームに伝達され、潜像形成装置や現像装置等での画像形成に悪影響を及ぼす恐れがあった。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01),(O02)を技術的課題とする。
(O01)画像形成装置内部への現像剤の進入を防止すること。
(O02)モータの振動による画像への悪影響を抑えること。
(本発明)
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために、第1発明の画像形成装置(U)は、下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする。
(A01)内部に現像剤を収容し、前記画像形成装置(U)に着脱可能な現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)、
(A02)前記画像形成装置(U)の外装の一部を構成する外装カバー(U4)であって、前記現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)が装着されるカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が一体的に形成された前記外装カバー(U4)。
(第1発明の作用)
前記構成要件(A01),(A02)を備えた第1発明の画像形成装置(U)では、内部に現像剤を収容する現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)は、前記画像形成装置(U)に着脱される。前記画像形成装置(U)の外装の一部を構成する外装カバー(U4)には、前記現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)が装着されるカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が一体的に形成されている。
したがって、第1発明の画像形成装置(U)では、外装カバー(U4)にカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が一体的に形成されているので、従来技術のように外装カバー(U4)とカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)との隙間から現像剤が画像形成装置(U)内部に進入してしまうことを防止できる。この結果、内部に進入した現像剤による画像への悪影響を防止できる。
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1の画像形成装置(U)は、前記第1発明において、下記の構成要件(A03)を備えたことを特徴とする。
(A03)複数のカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が一体的に形成された前記外装カバー(U4)。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成要件(A03)を備えた第1発明の形態1の画像形成装置(U)では、外装カバー(U4)には、複数のカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が一体的に形成されている。したがって、例えば、フルカラーの画像形成装置(U)のようにカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が複数ある場合でも、現像剤の画像形成装置(U)内部への進入を防止でき、画像への悪影響を防止できる。
(第1発明の形態2)
第1発明の形態2の画像形成装置(U)は、前記第1発明または第1発明の形態1において、下記の構成要件(A04),(A05)を備えたことを特徴とする。
(A04)回転駆動する像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)表面に静電潜像を形成する潜像形成装置(ROS)、
(A05)前記潜像形成装置(ROS)の上方に配置された前記外装カバー(U4)。
(第1発明の形態2の作用)
前記構成要件(A04),(A05)を備えた第1発明の形態2の画像形成装置(U)では、外装カバー(U4)は、回転駆動する像担持体(Py,Pm,Pc,Pk)表面に静電潜像を形成する潜像形成装置(ROS)の上方に配置されている。したがって、第1発明の形態2の画像形成装置(U)では、外装カバー(U4)にはカートリッジ装着部(5y,5m,5c,5k)が一体的に形成されているので、現像剤が内部に進入することを防止でき、下方に配置された潜像形成装置(ROS)に現像剤が落下して、悪影響を与えることを防止できる。
(第1発明の形態3)
第1発明の形態3の画像形成装置(U)は、前記第1発明および第1発明の形態1,2のいずれかにおいて、下記の構成要件(A06),(A07)を備えたことを特徴とする。
(A06)前記現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)内部に配置され、内部の現像剤を前記現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)の現像剤排出口に搬送するカートリッジ内現像剤搬送部材(KT1y,KT1m,KT1c,KT1k)、
(A07)前記カートリッジ内現像剤搬送部材(KT1y,KT1m,KT1c,KT1k)を回転駆動する搬送部材駆動装置(27y,27m,27c,27k)を支持する前記外装カバー(U4)。
(第1発明の形態3の作用)
前記構成要件(A06),(A07)を備えた第1発明の形態3の画像形成装置(U)では、前記現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)内部に配置されたカートリッジ内現像剤搬送部材(KT1y,KT1m,KT1c,KT1k)は、内部の現像剤を前記現像剤カートリッジ(KTy,KTm,KTc,KTk)の現像剤排出口に搬送する。前記外装カバー(U4)は、前記カートリッジ内現像剤搬送部材(KT1y,KT1m,KT1c,KT1k)を回転駆動する搬送部材駆動装置(27y,27m,27c,27k)を支持する。したがって、搬送部材駆動装置(27y,27m,27c,27k)が故障して交換する必要がある場合、外装カバー(U4)全体を交換するだけで容易に修理することができる。
(第1発明の形態4)
第1発明の形態4の画像形成装置(U)は、前記第1発明の形態3において、下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする。
(A08)画像形成装置(U)の本体フレーム(32,34)に緩衝材(31,33)を介して支持される前記外装カバー(U4)。
(第1発明の形態4の作用)
前記構成要件(A08)を備えた第1発明の形態4の画像形成装置(U)では、前記外装カバー(U4)は、画像形成装置(U)の本体フレーム(32,34)に緩衝材(31,33)を介して支持される。したがって、搬送部材駆動装置(27y,27m,27c,27k)の駆動時の振動が本体フレーム(32,34)に支持された部材(例えば、潜像形成装置(ROS))に悪影響を与えることを低減できる。
前述の本発明は、下記の効果(E01),(E02)を奏する。
(E01)現像剤カートリッジから漏れた現像剤による画像への悪影響を防止することができる。
(E02)モータの振動による画像への悪影響を抑えることができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。
図2は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置としてのプリンタUは、画像が記録される記録シートSが収容される給紙カセットTR1が下部に収容されており、上面には排出トレイTRhが設けられている。
図2において、プリンタUはマイクロコンピュータにより構成されたコントローラCと、コントローラCにより作動を制御されるIPS(イメージプロセッシングシステム)、レーザ駆動回路DL、および電源装置E等を有している。電源装置Eは、後述の帯電ローラCRy〜CRk、現像器Gy〜Gkおよび転写ローラRt等にバイアス電圧を印加する。
前記IPS(イメージプロセッシングシステム)は、外部のホストコンピュータ等から入力された印字データを、K(黒),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の4色の画像に対応した潜像形成用の画像データに変換して、所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出力する。レーザ駆動回路DLは、入力された各色の画像データに応じてレーザ駆動信号を潜像形成装置ROS(光走査装置)に出力する。前記ROSは、レーザ駆動信号に応じて、各色の画像書き込み用のレーザビーム(画像書込光)Ly,Lm,Lc,Lkを出射する。
前記ROSの上方には、トナー(現像剤)を補給するための現像剤補給装置Uaが配置されている。前記ROSの前方(+X方向)にはK(黒),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の各色のトナー像を形成するトナー像形成装置UK,UY,UM,UCが配置されている。K(黒)のトナー像形成装置UKのドラム状の感光体(1次トナー像担持体)Pkの周囲には、帯電器としての帯電ロールCRk、現像器Gk、像担持体用現像剤吸着保持部材CLk等が配置されている。
そして、他のトナー像形成装置UY,UM,UCの前記感光体(1次トナー像担持体)Py,Pm,Pcの周囲にもそれぞれ前記感光体Pkの周囲と同様の帯電器CRy,CRm,CRc、現像器Gy,Gm,Gc、感光体用トナー吸着保持部材CLy,CLm,CLc等が配置されている。
前記トナー像形成装置UY,UM,UC,UKの前方には中間転写装置Utが配置されている。中間転写装置Utは、3つの中間転写ドラム(中間トナー像担持体)DR1,DR2,DR3を有する。第1中間転写ドラム(1次中間トナー像担持体)DR1は、Y色の感光体Pyと1次転写領域Qyで接触(対向)し且つM色の感光体Pmに1次転写領域Qmで接触する。第2中間転写ドラム(1次中間トナー像担持体)DR2は、C色の感光体Pcと1次転写領域Qcで接触し且つK色の感光体Pkと1次転写領域Qkで接触する。第3中間転写ドラム(2次中間トナー像担持体)DR3は、各中間転写ドラムDR1、DR2と中間転写領域Q31、Q32で接触する。
前記第3中間転写ドラムDR3の前方には、2次転写領域Q2で接触する2次転写ロール(2次転写器)Rtが対向して配置されている。前記2次転写ロールRtには、2次転写ロールRt表面のトナーをクリーニングする2次転写ロールクリーナCLtが接触している。
前記中間転写ドラムDR1およびDR2の回転方向で中間転写領域Q31およびQ32の下流側には、中間転写ドラム用トナー吸着保持部材CL1およびCL2が配置されている。また、前記第3中間転写ドラムDR3の回転方向で2次転写領域Q2の下流側には、中間転写ドラム用トナー吸着保持部材CL3が配置されている。前記各中間転写ドラムDR1〜DR3および2次転写ロールRtには、トナー像転写用のバイアスが印加される。
図2において、感光体(1次トナー像担持体)Py,Pm,Pc,Pkは、それぞれ帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様に帯電された後、前記潜像形成装置ROSの出力するレーザビームLy,Lm,Lc,Lkによりその表面に静電潜像が形成される。フルカラー画像を形成する場合は、Y,M,C,Kの4色の画像に対応した静電潜像が各感光体Py,Pm,Pc,Pkに形成され、モノクロ画像の場合はK(黒)の画像に対応した静電潜像のみが感光体Pkに形成される。
前記感光体Py,Pm,Pc,Pk表面の静電潜像は、現像器Gy,Gm,Gc,GkによりY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の色のトナー像に現像される。各現像器Gy,Gm,Gc,Gkには前記現像剤補給装置Uaに装着された各色のトナーカートリッジKTy,KTm,KTc,KTk,からトナーが補給される。
Y色、M色の感光体Py,Pm上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)のトナー像は1次転写領域Qy,Qmにおいて第1中間転写ドラムDR1に重ねて1次転写されてから、中間転写領域Q31において第3中間転写ドラムDR3に転写される。C色、K色の感光体Pc,Pk上に形成されたC(シアン)、K(黒)のトナー像は1次転写領域Qc,Qkで前記第2中間転写ドラムDR2に重ねて1次転写されてから中間転写領域Q32において第3中間転写ドラムDR3のY(イエロー)、M(マゼンタ)のトナー上に重ねて転写される。
給紙トレイTR1に収容されたシートSは、所定のタイミングでピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsで1枚づつ分離されて、シート搬送路SH1の搬送ローラRaによりレジロールRrに搬送される。また、手差しトレイTR0のシートSは、手差し給紙ロールRp0により給紙されてレジロールRrに搬送される。
前記レジロールRrに搬送された記録シートSは、多重トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q2に移動するのにタイミングを合わせて、2次転写領域Q2に搬送され、2次転写ロールRtによりトナー像が2次転写される。
1次転写後の各感光体Py,Pm,Pc,Pk表面に残留したトナーは、前記感光体用トナー吸着保持部材CLk,CLy,CLm,CLcによって一時的に吸着保持され、感光体Py,Pm,Pc,Pk表面がクリーニングされる。同様に、中間転写または2次転写後の中間転写ドラムDR1〜DR3表面に付着した残留トナーは、中間転写ドラム用トナー吸着保持部材CL1〜CL3により一時的に吸着保持され、クリーニングされる。
前記各トナー吸着保持部材CLk,CLy,CLm,CLc,CL1〜CL3により一時的に吸着保持されたトナーは、所定のタイミングで開始されるクリーニングモード時に、像担持体Py,Pm,Pc,Pk,DR1〜DR3表面に吐出されて(戻されて)、2次転写ロールRtまで転写、搬送され、2次転写ロールクリーナCLtにより回収される。2次転写ロールクリーナCLtに回収されたトナーは、図示しないトナー排出路を搬送されてトナー回収ボックスBtに回収される。
なお、トナー吸着保持部材でトナーを一時的に吸着保持したり、吐出したりしてクリーニングを行う技術は従来公知(例えば、特開2003−029588号公報等参照)であり、種々の構成を採用可能であるので、詳細な説明は省略する。
前記2次転写領域でトナー像が2次転写された記録シートSは、定着装置Fに搬送される。前記記録シートSは、定着装置の加熱ロールFhおよびFpが圧接する定着領域Q5を通過する際にトナー像が加熱定着される。トナー像が加熱定着された記録シートSは、シート排出ローラRhに搬送され、排出トレイTRhに排出される。
両面印刷を行う場合、記録シートSは、シート排出ローラRhによりスイッチバックされてシート反転路SH2に搬送され、表裏が反転した状態でレジロールRrに再送される。
(外装カバーの説明)
図3は実施例1の画像形成装置において現像剤カートリッジを取外した状態の斜視説明図である。
図2,図3において、プリンタUは、フロント回転中心U1aを中心として回転可能に支持されたフロントカバーU1を有する。前記フロントカバーU1は、シート搬送路SH1で紙詰まりが発生した場合等に、回動させてシート搬送路SH1を開放できる(図2の点線参照)ように構成されている。前記フロントカバーU1には、定着装置Fや2次転写ロールRt、手差しトレイTR0等が支持されており、ロック解除部U1bを操作することによりロックが解除されて、通常位置(図1参照)から開放位置(図3参照)に回転する。
図3において、プリンタUは、左右一対のサイドカバー(外装カバー)U2,U3を有し、サイドカバーU2,U3の上端部には、トップカバー(外装カバー)U4が支持されている。図2,図3において、前記トップカバーU4の上面には、排出トレイTRhの下流側部分TRh1を構成するカートリッジ保護カバーU6が着脱可能に装着されている。図3に示すように、前記カートリッジ保護カバーU6を取り外した状態で、トナーカートリッジKTy,KTm,KTc,KTkの着脱が行われる。
図4は実施例1の画像形成装置のトップカバーの斜視説明図である。
図5は図4の矢印V方向から見た図である。
図6は図4の矢印VI方向から見た図である。
図7はトップカバーの要部断面図である。
図2〜図7において、トップカバーU4は、プリンタUの外装の一部を構成する前後一対の上部側壁部(外装部)1,2と、上部側壁部1,2の後端部(−X端部)を連結し且つプリンタUの外装の一部を構成する後端壁部(外装部)3と、上部側壁部1,2の前端部(+X端部)を連結し且つカートリッジ保護カバーU6の前端部を支持する前端連結部4と、を有する。前記上部側壁部1,2は、前記サイドカバーU2,U3の上端部に嵌合する嵌合凹部1a、2a(図7参照)を有する。
図3〜図7において、前記上部側壁部1,2の内側には、前記各トナーカートリッジKTy,KTm,KTc,KTkが装着される半円筒状のカートリッジ装着部5y、5m、5c、5kが一体的に形成されている。
次に、前記各カートリッジ装着部5y、5m、5c、5kの説明を行うが、各カートリッジ装着部5y、5m、5c、5kは同様に構成されているので、C(シアン)色のトナーカートリッジKTcが装着されるカートリッジ装着部5cについてのみ符号の最後にcを付して説明し、その他の色のカートリッジ装着部5y、5m、5kについては詳細な説明を省略する。
前記カートリッジ装着部5cの左側部(−Y側部)には、CRUM読取装置支持部6cが形成されており、CRUM読取装置支持部6cの下面にはCRUM読取装置7c(図5、図7参照)が支持されている。前記CRUM読取装置7cは、トナーカートリッジKTcに設けられたCRUM(Customer Replaceable Unit Memory、顧客交換可能部材の記憶装置)の情報を無線で読取り、トナーカートリッジKTcが空であるかどうか等の情報を得ることができる。
図7において、カートリッジ装着部5cの右端部(+Y端部)には、ギア貫通孔8cが形成されており、ギア貫通孔8cからカートリッジ駆動ギアG1の一部が突出している。前記カートリッジ駆動ギアG1は、トナーカートリッジKTc内のトナーを搬送するトナー搬送部材(カートリッジ内現像剤搬送部材)KT1c(図2参照)に駆動力を伝達する。
前記カートリッジ装着部5cの右部(+Y側部分)の下方には、内部にトナー撹拌室11cが形成された撹拌室形成部12cが一体的に形成されている。撹拌室形成部12cの上端部には流入口形成部材支持凹部13c(図7参照)が形成されている。撹拌室形成部12cの右端部下側にはトナー撹拌室11c内のトナーを現像器Gcに供給するトナー供給部14c(図4,図5,図7)が形成されている。撹拌室形成部12cの左端部には下方に延びるフランジ部(被支持部)15cが形成されている。
前記外装部1〜3、前側連結部4、カートリッジ装着部5y、5m、5c、5k、CRUM読取装置支持部6c、ギア貫通孔8c、トナー撹拌室11c、撹拌室形成部12c、流入口形成部材支持凹部13c、トナー供給部14cおよびフランジ部15cにより実施例1のトップカバーU4が構成されており、各部は一体的に形成されている。
前記流入口形成部材支持凹部13cには、円弧プレート状の流入口形成部材16cが支持されている。流入口形成部材16cには、トナーカートリッジKTcのトナー排出口(図示せず)と連通してトナー撹拌室11c内にトナーを流入させるトナー流入口17cが形成されている。
前記トナー供給部14cには、内部にトナー供給路18cが形成されたトナー供給チューブ19cの一端が連結されており、トナー供給チューブ19cの他端は現像器Gcに接続されている(図2,図7参照)。
前記トナー撹拌室11cの上部にはトナー流入口17cから流入したトナーを撹拌してほぐす撹拌部材21cが回転可能に支持されている。
前記トナー撹拌室11cの底部には、トナー撹拌室11c内のトナーを現像器Gcに搬送するトナー搬送オーガ(カバー側現像剤搬送部材)22cが回転可能に支持されている。前記トナー搬送オーガ22cは、回転軸が可撓性を有しており、トナー撹拌室11cからトナー供給チューブ19c内を通して、現像器Gcとの接続部まで延びている。
図6において、前記撹拌室形成部12cの後端面には、トナー撹拌室11c内のトナーの検出を行うトナーセンサ23c(図6にはK(黒)用のトナーセンサ23kのみ図示)が支持されている。
図4〜図7において、撹拌室形成部材12cの左端部には、モータユニット26cが固定支持されている。前記モータユニット26cは、モータ(搬送部材駆動装置)27cと、モータ27cの回転を伝達する前記カートリッジ駆動ギアG1および前記撹拌部材21cやトナー搬送オーガ22cを回転させる複数のギアG2、その他の図示しない回転伝達ギアと、モータケース28cを有する。したがって、前記モータ27cが駆動すると、複数のギアG1,G2により駆動が伝達され、トナーカートリッジKTcのトナー搬送部材KT1cや撹拌部材21c、トナー搬送オーガ22cが駆動される。
前記トナー供給チューブ19y〜19c、トナーカートリッジKTy〜KTkのトナー搬送部材や撹拌部材21y〜21k、トナー搬送オーガ22y〜22k、モータユニット26y〜26k等により、現像器Gにトナーを補給する実施例1の現像剤補給装置Uaが構成されている。
図7において、カートリッジ装着部5cの左端面(−Y端面)は、スポンジ状の緩衝材31を挟んでプリンタUの左側フレーム(本体フレーム)32に支持されている。また、フランジ部15cもスポンジ状の緩衝材33を挟んでプリンタUの右側フレーム(本体フレーム)34に支持されている。
すなわち、実施例1のトップカバーU4は、緩衝材31,33を介して、プリンタUのフレーム32,34に支持されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、トップカバーU4はプリンタUの外装の一部を構成する外装部1〜3と、トナーカートリッジKTy,KTm,KTc,KTkが装着されるカートリッジ装着部5y,5m,5c,5kとが一体的に形成されている。したがって、外装部1〜3とカートリッジ装着部5y,5m,5c,5kとの間に隙間が無く、トナーカートリッジKTy,KTm,KTc,KTk交換時にトナーがこぼれたり、漏れたりしても、プリンタU内部にトナーが進入することを防止できる。特に、カートリッジ装着部5y,5m,5c,5kの下方にROSが配置されている実施例1のプリンタUでは、前記トナーの進入を防止できるので、ROSでの画像形成に悪影響を防止できる。この結果、実施例1のプリンタUでは、プリンタ内部に進入したトナーによる画像への悪影響を防止できる。
また、実施例1のプリンタUでは、外装部1〜3とカートリッジ装着部5y,5m,5c,5kとが一体形成されているので、部品点数を少なくすることができ、製造コスト、組み立てコスト等を削減することができる。
さらに、従来のように外装部やカートリッジ装着部が別体で構成されている場合、保守点検や故障の修理等のメンテナンス作業を行う際に分解、交換、組み立て等が面倒であった。しかし、実施例1のトップカバーU4は一体で構成されているので、トップカバーU4や付属する回転部材21,22,モータユニット26、トナーセンサ23等が故障して交換する場合には、トップカバー全体を交換すればよくなり、メンテナンス作業を容易且つ迅速に行うことができる。したがって、メンテナンスによりプリンタUを使用できない時間を短縮でき、ユーザへの負担も軽減できる。
また、実施例1のプリンタUでは、トップカバーU4が緩衝材31,33を介してプリンタUのフレーム32,34に支持されているので、トップカバーU4に支持されたモータ27y〜27k駆動時に発生する振動が、プリンタU内部の他の部材に伝達することが低減される。したがって、モータ27y〜27kの振動により、潜像形成装置ROSや像担持体Py〜Pk、DR1〜DR3等が悪影響を受け、画質が低下することを低減できる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)本発明はプリンタに限定されず、複写機やFAXあるいはこれら複数の機能を備えた複合機等の画像形成装置に適用可能である。また、フルカラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置にも適用可能である。さらに、4つの感光体と現像器を有するいわゆるタンデム型の画像形成装置に限定されず、ロータリ式、リトラクト式等の画像形成にも適用可能である。また、中間転写ドラムDR1〜DR3に替えて、中間転写ベルトを使用することも可能であり、感光体から直接記録シートにトナー像を転写することも可能である。
(H02)前記実施例において、ROSの上方にカートリッジ装着部5y〜5kが配置された構成に限定されず、ROSとカートリッジ装着部5y〜5kとの位置関係は任意に変更可能である。
(H03)前記実施例において、緩衝材31,33はスポンジ状の材料に限定されず、ゴムや樹脂等の任意の材料を使用することが可能である。また、緩衝材を設けることが望ましいが、省略することも可能である。
(H04)前記実施例において、トナー撹拌室11は省略可能であり、トナー流入口7に直接トナー搬送チューブを接続して搬送するように構成することも可能である。また、トナー撹拌室11に替えて、内部でトナーを撹拌しながら循環搬送するリザーブタンクを使用することも可能である。
(H05)前記実施例において、カートリッジ装着部5y〜5kの数は4つに限定されず、例えば、消費量の多い黒のトナーカートリッジKTyを2つ装着できるように黒のカートリッジ装着部5kを2つ(全体で5つ)形成したり、モノクロ印刷の画像形成装置では1つ、2色印刷の画像形成装置では2つにしたりできる。すなわち、カートリッジ装着部の数は設計に応じて任意に変更可能である。
(H06)前記実施例において、外装カバーとしてのトップカバーU4に限定されず、トナーカートリッジを装着する位置の設計等に応じて、例えば、サイドカバーやリアカバー、フロントカバー等の外装カバーにカートリッジ装着部を一体的に形成することも可能である。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視説明図である。 図2は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図3は実施例1の画像形成装置において現像剤カートリッジを取外した状態の斜視説明図である。 図4は実施例1の画像形成装置のトップカバーの斜視説明図である。 図5は図4の矢印V方向から見た図である。 図6は図4の矢印VI方向から見た図である。 図7はトップカバーの要部断面図である。
符号の説明
5y,5m,5c,5k…カートリッジ装着部、
27y,27m,27c,27k…搬送部材駆動装置、
31,33…緩衝材、
32,34…本体フレーム、
KTy,KTm,KTc,KTk…現像剤カートリッジ、
KT1y,KT1m,KT1c,KT1k…カートリッジ内現像剤搬送部材、
Py,Pm,Pc,Pk…像担持体、
ROS…潜像形成装置、
U…画像形成装置、
U4…外装カバー。

Claims (5)

  1. 下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする画像形成装置、
    (A01)内部に現像剤を収容し、前記画像形成装置に着脱可能な現像剤カートリッジ、
    (A02)前記画像形成装置の外装の一部を構成する外装カバーであって、前記現像剤カートリッジが装着されるカートリッジ装着部が一体的に形成された前記外装カバー。
  2. 下記の構成要件(A03)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置、
    (A03)複数のカートリッジ装着部が一体的に形成された前記外装カバー。
  3. 下記の構成要件(A04),(A05)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置、
    (A04)回転駆動する像担持体表面に静電潜像を形成する潜像形成装置、
    (A05)前記潜像形成装置の上方に配置された前記外装カバー。
  4. 下記の構成要件(A06),(A07)を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置、
    (A06)前記現像剤カートリッジ内部に配置され、内部の現像剤を前記現像剤カートリッジの現像剤排出口に搬送するカートリッジ内現像剤搬送部材、
    (A07)前記カートリッジ内現像剤搬送部材を回転駆動する搬送部材駆動装置を支持する前記外装カバー。
  5. 下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置、
    (A08)画像形成装置の本体フレームに緩衝材を介して支持される前記外装カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007052277A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2010112973A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Canon Inc 画像形成装置

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