JP4431167B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、排水性能及び旋回時のグリップ性能をバランス良く向上しうる空気入りタイヤに関する。
グリップ性能と排水性能とを向上させた空気入りタイヤとして、図6に示されるように、トレッド部に、タイヤ周方向にのびる周方向溝g1と、タイヤ周方向に対して比較的小さい角度で傾いてのびる傾斜溝g2とが設けられたトレッドパターンを有するものが知られている。
上述のトレッドパターンは、周方向溝g1と傾斜溝g2とがトレッド中央領域で接続される。このため、それらの溝g1、g2で挟まれる陸部rには、鋭角のコーナ部c1が形成される。このような鋭角のコーナ部c1は、陸部の剛性を著しく低下させ、ドライグリップ性能が低下する傾向があった。また、全ての傾斜溝g2は、高速旋回状態でも接地する領域までのびているため、パターン剛性が低下して旋回時のグリップが十分に得られないという欠点があった。関連する文献としては、次のものがある。
特開2006−151029号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出されたもので、タイヤ周方向にのびる一対の周方向溝と、各周方向溝のタイヤ軸方向外側にタイヤ周方向に隔設されかつタイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向とは逆方向にのびる傾斜溝とを含ませるとともに、傾斜溝の外端の位置を一定範囲に規制する他、通常走行時の接地端と限界走行時の接地端との間がなす旋回時接地領域をのびる傾斜溝の回転方向先着側の溝壁面の形状を改善することを基本として、排水性能と旋回時のグリップ性能とを高い次元で両立させ、例えばサーキット等での高速走行に適した空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、回転方向が指定されたトレッドパターンを有する空気入りタイヤであって、前記トレッドパターンは、タイヤ赤道の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対の周方向溝と、前記各周方向溝のタイヤ軸方向外側にタイヤ周方向に隔設されかつタイヤ軸方向外側に向かって前記回転方向とは逆方向にのびる傾斜溝とを含み、前記傾斜溝は、前記周方向溝に交わることなくかつその近傍に設けられたタイヤ軸方向の内端から、通常走行時の接地端よりもタイヤ軸方向外側かつ限界走行時の接地端よりもタイヤ軸方向内側に設けられた外端までのびる傾斜主溝と、前記傾斜主溝の内端よりもタイヤ軸方向外側かつ通常走行時の接地端よりもタイヤ軸方向内側に設けられたタイヤ軸方向の内端から、少なくとも限界走行時の接地端に位置する外端までのびる傾斜副溝とを含み、かつ前記傾斜主溝と前記傾斜副溝とはタイヤ周方向に交互に設けられるとともに、通常走行時の接地端と限界走行時の接地端との間がなす旋回時接地領域をのびる前記傾斜主溝及び傾斜副溝の回転方向先着側の溝壁面の全部又は一部は、溝長手方向と直角な断面において、タイヤ法線に対して60〜80度をなす踏面側の緩斜面部と、該緩斜面部からタイヤ半径方向内側にタイヤ法線に対して3〜20度でのびる急斜面部とを含む強化溝壁面からなることを特徴とする空気入りタイヤである。
また請求項2記載の発明は、前記傾斜主溝は、前記旋回時接地領域をのびる回転方向先着側の溝壁面の全部が前記強化溝壁面からなり、かつ該強化溝壁面のタイヤ軸方向の内縁は通常走行時の接地端からタイヤ軸方向内側10mm以内に位置する請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記傾斜副溝の強化溝壁面は、少なくとも前記限界走行時の接地端からタイヤ軸方向内側にのびており前記通常走行時の接地端に達することなく終端する請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、タイヤ周方向で隣り合う前記傾斜主溝及び前記傾斜副溝の強化溝壁面は、少なくとも5mmの軸方向のオーバラップ長さを有する請求項3記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記傾斜主溝は、前記内端からタイヤ周方向に対して20〜60度の角度α1でのびる急傾斜部と、タイヤ周方向に対して65〜90度の角度α2で前記外端へとのびる緩傾斜部とを含むとともに、前記傾斜副溝は、前記内端からタイヤ周方向に対して40〜90度の角度α3で前記外端へとのびる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記傾斜主溝は、少なくとも旋回時接地領域において、溝幅が外端まで漸減する一方、前記傾斜副溝は、前記内端から前記外端側に向かって溝幅が漸増する請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項7記載の発明は、前記トレッドパターンは、タイヤ周方向で隣り合う前記傾斜主溝の間でかつ前記傾斜副溝を周方向溝に仮想延長させた領域に、深さが0.6〜3.0mmの放熱用の凹部を具える請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項8記載の発明は、前記トレッドパターンは、タイヤ赤道上に、深さが0.6〜3.0mmでタイヤ周方向にのびる放熱用の凹部を具える請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項9記載の発明は、前記傾斜主溝は、回転方向先着側及び回転方向後着側の各溝縁は、前記周方向溝に沿う部分を有することなく互いに接近して前記内端に至る請求項1乃至8のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンは、タイヤ周方向にのびる一対の周方向溝と、各周方向溝のタイヤ軸方向外側にタイヤ周方向に隔設されかつタイヤ軸方向外側に向かってタイヤ回転方向とは逆方向にのびる傾斜溝とを含む。このようなトレッドパターンは、タイヤの回転を利用して、路面の水膜を効率的に傾斜溝の内端から外端側へと排出できる。従って、ウエット性能が向上する。しかも、傾斜主溝は、その内端が周方向溝の近傍に設けられるとともに、その外端が通常走行時の接地端よりもタイヤ軸方向外側に設けられるので、通常走行時において、タイヤ赤道付近の水膜を確実にトレッド外部へと排出できる。また、傾斜副溝の外端については、限界走行時の接地端よりもさらにタイヤ軸方向外側に設けられるため、限界走行時においても、前記排水を確実にトレッド外部に排出させ得る。
また、本発明の空気入りタイヤでは、傾斜主溝及び傾斜副溝の各内端がいずれも周方向溝に交わることなく設けられる。このため、従来のような傾斜溝と周方向溝とで挟まれる鋭角のコーナ部が形成されないので、タイヤ赤道付近のパターン剛性の著しい低下が防止され、ひいては高いドライグリップ性能が発揮される。しかも、傾斜主溝の内端と、傾斜副溝の内端とは、タイヤ軸方向で異なる位置に設けられるとともに、傾斜主溝と傾斜副溝とがタイヤ周方向に交互に設けられるため、周方向溝の近傍でパターン剛性の低下を抑制でき、ひいては高いグリップ性能が発揮される。さらに、傾斜主溝の外端は、限界走行時の接地端よりもタイヤ軸方向内側に設けられるので、限界走行時の接地端付近のパターン剛性の低下を防ぎ、ひいては旋回時でも高いグリップ性能が発揮される。
さらに、本発明の空気入りタイヤでは、通常走行時の接地端と限界走行時の接地端との間がなす旋回時接地領域をのびる傾斜主溝及び傾斜副溝の回転方向先着側の溝壁面の全部又は一部は、溝長手方向と直角な断面において、タイヤ法線に対して60〜80度をなす踏面側の緩斜面部と、該緩斜面部からタイヤ半径方向内側にタイヤ法線に対して3〜20度でのびる急斜面部とを含む強化溝壁面からなる。これは、旋回時において、傾斜溝で挟まれる陸部の変形を抑え、グリップをさらに向上させる。また、傾斜溝の溝幅を閉じるような変形をも抑制されるので、旋回時の排水性の低下を防止できる。
以下、本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の空気入りタイヤ(全体不図示)のトレッド部2の展開図を示す。本実施形態の空気入りタイヤは、前記トレッド部2に、回転方向Rが指定されたトレッドパターンを有する。該回転方向Rは、例えばサイドウォール部などに矢印等で表示される。なお空気入りタイヤは、カテゴリーや内部構造などは特に限定されないが、好ましくは乗用車用のラジアルタイヤとして最適に実施される。
図において、トレッド部2に形成されるトレッドパターンは、タイヤ赤道Cの両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対の周方向溝3と、各周方向溝3のタイヤ軸方向外側にタイヤ周方向に隔設されかつタイヤ軸方向外側に向かって回転方向Rとは逆方向にのびる傾斜溝4とを含む。
前記一対の周方向溝3は、本実施形態では、タイヤ周方向に真っ直ぐにのびる直線溝からなる。これは、溝内を通過する水への抵抗を最小とし、高い排水性を発揮させる。ただし、周方向溝3は、緩やかな波状やジグザグ状にのびるものでも構わないが、好ましくは直線溝である。また、周方向溝3は、タイヤ赤道Cの両側でバランス良く排水性能を発揮するために、タイヤ赤道Cを中心として対称に配置される。なお、本実施形態のトレッドパターンには、タイヤ周方向に連続してのびる排水用の溝としては、この一対の周方向溝3のみであり、高い横剛性が発揮され得る点で望ましい。
図2には、周方向溝3の断面図(図1のA−A断面図)が示される。周方向溝3は、接地圧が高いタイヤ赤道Cの両側に配されているので、トレッド部2のパターン剛性と排水性能に大きな影響を与える。即ち、周方向溝3の溝幅GW1や深さd1が大きすぎると、ドライグリップ性能を悪化させる傾向があり、逆に小さすぎると十分な排水性能が得られないおそれがある。このような観点より、周方向溝3の溝幅GW1は、通常走行時の接地幅TWの好ましくは4%以上、より好ましくは5%以上が望ましく、また、好ましくは8%以下、より好ましくは6%以下が望ましい。同様に、周方向溝3の深さd1は、好ましくは5mm以上、より好ましくは6mm以上が望ましく、また、好ましくは12mm以下、より好ましくは10mm以下が望ましい。
ここで、前記「通常走行時の接地幅TW」とは、タイヤを正規リムにリム組しかつ正規内圧を充填した正規状態において、正規荷重を負荷してキャンバー角0°でタイヤを平面に押し当てて接地する最もタイヤ軸方向外側の位置、即ち、通常走行時の接地端e1、e1を求め、正規状態におけるこの接地端e1、e1間のタイヤ軸方向距離とする。なお図1に示す符号を用いて、「通常走行時の接地幅」を単に「トレッド接地幅TW」と呼ぶことがある。
また「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"とする。
また、「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には一律に180kPaとする。
また、「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とし、タイヤが乗用車用の場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
また、図2に示されるように、周方向溝3は、接地端側の溝壁面3Woと、タイヤ赤道C側の溝壁面3Wiと、これらの間を継ぐ溝底面3Wbとを有する。各溝壁面3Wo及び3Wiには、抜け勾配の傾斜が設けられるが、好ましくは、本実施形態のように、接地端側の溝壁面3Woのタイヤ法線Nに対する角度βoは、タイヤ赤道側の溝壁面3Wiの角度βiよりも大きいことが望ましい。これにより、旋回時、外側に位置する陸部L2の変形を抑制し、高いグリップ性能が発揮される。前記角度βoは、好ましくは25〜35度であり、また、角度βiは、好ましくは20〜30度である。ただし、耐摩耗性の悪化を防ぐために、角度差(βo−βi)は、好ましくは10度以下が望ましい。
また、周方向溝3、3の間には、タイヤ周方向に連続してのびる陸部、即ち、ストレートリブL1が形成される。このようなストレートリブL1は、高い剛性を具えることにより、大きなドライグリップ性能を発揮するのに役立つ。ストレートリブL1のタイヤ軸方向の幅W1は、特に限定されないが、小さすぎぎると十分なパターン剛性が得られず、逆に大き過ぎると、排水性能が低下しやすいので、トレッド接地幅TWの10%以上、より好ましくは12%以上が望ましく、上限については、好ましくは18%以下、より好ましくは16%以下が望ましい。
前記傾斜溝4は、傾斜主溝5と傾斜副溝6とを含み、これらはタイヤ周方向に交互に設けられる。本実施形態では、傾斜主溝5及び傾斜副溝6は、いずれもピッチバリエーションによるずれを除いて、それぞれ一定のピッチでタイヤ周方向に繰り返し配置されるとともに、それらのピッチは互いに半ピッチずらされている。従って、タイヤ周方向で隣り合う傾斜主溝5、5の実質的に中間位置に、傾斜副溝6が配置される。
前記傾斜主溝5は、周方向溝3に交わることなくかつその近傍に設けられたタイヤ軸方向の内端5iから、通常走行時の接地端e1よりもタイヤ軸方向外側かつ限界走行時の接地端e2よりもタイヤ軸方向内側に設けられた外端5oまでのびている。
ここで、前記限界走行時の接地端e2とは、前記正規状態において、図3に示されるように、キャンバー角γ=4°に設定し正規荷重を負荷してタイヤ1を平面に押し当てて接地する最もタイヤ軸方向外側の位置として便宜的に定めるものとする。そして、正規状態において、前記限界走行時の接地端e2、e2間のタイヤ軸方向距離を限界走行時のトレッド接地幅LTWとする。
図4には、傾斜主溝5及び傾斜副溝6の拡大図を示す。傾斜主溝5の内端5iの位置、即ち該内端5iと周方向溝3との間のタイヤ軸方向の距離mは、特に限定されるものではないが、該距離mが小さくなると、その部分のパターン剛性が低下しやすく、逆に大きすぎると排水性能が悪化するおそれがある。このような観点より、前記距離mは、好ましくは周方向溝3と通常走行時の接地端e1との間の陸部L2の幅W2の3%以上、より好ましくは4%以上が望ましく、また、好ましくは6%以下、より好ましくは5%以下が望ましい。
また、本実施形態の傾斜主溝5は、内端5iからタイヤ周方向に対して20〜60度、より好ましくは20〜50度の角度α1で傾いてタイヤ軸方向外側にのびる急傾斜部5Aと、該急傾斜部5Aから滑らかに湾曲してタイヤ周方向に対して65〜90度、より好ましくは70〜90度の角度α2で外端5oへとのびる緩傾斜部5Bとを含む。このような傾斜主溝5は、タイヤ赤道側では、急傾斜部5Aによって排水抵抗を減じ、より高い排水性能が獲得される。同時に、接地端e1側では、緩傾斜部5Bによって陸部L2の横剛性が向上するために、旋回時に高いグリップ性能が発揮される。
なお、傾斜主溝5は、回転方向Rの先着側及び後着側の各溝縁は、前記周方向溝3に沿う部分(平行な部分)を有することなく互いに接近して先鋭な前記内端5iに至る。これは、傾斜主溝5と周方向溝3との間に、タイヤ周方向に連続して剛性の小さい陸部分が形成されるのを防止できる点で望ましい。
また、傾斜主溝5の外端5oは、限界走行時の接地端e2に達することなく、その手前に設けられる。これにより、通常走行時の接地端e1と限界走行時の接地端e2との間の領域である旋回時接地領域Gの剛性低下や接地面積の減少が抑制され、限界走行時でも高いグリップ性能が発揮される。このような観点より、傾斜主溝5の外端5oと限界走行時の接地端e2とのタイヤ軸方向の距離kは、旋回時接地領域Gのタイヤ軸方向の幅Xの0.1倍以上、より好ましくは0.2倍以上が望ましい。他方、前記距離kが大きくなると、限界走行時の排水性能が低下するおそれがあるので、好ましくは旋回時接地領域Gのタイヤ軸方向の幅Xの0.9倍以下、より好ましくは0.8倍以下、さらに好ましくは0.7倍以下が望ましい。
前記傾斜副溝6は、傾斜主溝5の内端5iよりもタイヤ軸方向外側かつ通常走行時の接地端e1よりもタイヤ軸方向内側に設けられたタイヤ軸方向の内端6iから、少なくとも限界走行時の接地端e2に位置する外端6oまでのびる(つまり、傾斜副溝6の外端6oは、限界走行時の接地端e2上またはそれよりもタイヤ軸方向外側にある。)。
傾斜副溝6の内端6iの位置、即ち、該内端6iと周方向溝3との間のタイヤ軸方向の距離n(n>m)も、特に限定されるものではないが、該距離nが小さくなると、タイヤ赤道C側でのパターン剛性が低下するおそれがあるし、逆に大きすぎると、排水性能が悪化するおそれがある。このような観点より、前記距離nは、好ましくは前記陸部L2の幅W2の40%以上、より好ましくは45%以上が望ましく、また、好ましくは60%以下、より好ましくは55%以下が望ましい。
また、本実施形態の傾斜副溝6は、その内端6iからタイヤ周方向に対して40〜90度の角度α3で外端6oへとのびている。傾斜副溝6は、傾斜主溝5よりも接地端e1側に設けられるので、このように角度α3を大きくすることにより、接地端側の陸部の横剛性を高め、旋回時の高いグリップ性能を発揮させるのに役立つ。
また、傾斜副溝6の外端6oは、少なくとも限界走行時の接地端e2までのびている必要がある。これにより、限界走行時であっても排水性能が確保される。
前記傾斜主溝5及び傾斜副溝6の溝幅GW2及びGW3は、特に限定されるものではないが、大きすぎるとトレッド部2のパターン剛性を低下させ、ドライグリップ性能を悪化させる傾向があり、逆に小さすぎると十分な排水性能が得られないおそれがある。このような観点より、前記溝幅GW2及びGW3は、好ましくは、トレッド接地幅TWの2.5%以上、より好ましくは3.5%以上が望ましく、また、好ましくは6.5%以下、より好ましくは5.5%以下が望ましい。
また、本実施形態では、傾斜主溝5の溝幅GW2は、少なくとも旋回時接地領域Gにおいて、外端5oに向かって漸減する一方、傾斜副溝6は、その内端6iから外端6oに向かって溝幅GW3が漸増するものが示される。これによって、旋回時接地領域Gのグリップ性能と排水性とが高い次元で両立できる。
なお、傾斜主溝5及び傾斜副溝6の深さd2(図5に示す)は、前記周方向溝3と同程度ないしはそれよりも2mm程度小さくするのが望ましい。
図5には、旋回時接地領域Gをそれぞれのびる傾斜溝4(傾斜主溝5及び傾斜副溝6)の断面図(図1のB−B、C−C断面図)を示す。図5から明らかなように、本実施形態の傾斜溝4は、前記旋回時接地領域Gにおいて、回転方向先着側の溝壁面9fの全部又は一部が強化溝壁面10として形成される。
前記強化溝壁面10は、溝長手方向と直角な断面において、タイヤ法線Nに対して60〜80度、より好ましくは65〜80度の角度θ1をなす踏面側の緩斜面部7と、該緩斜面部7からタイヤ半径方向内側にタイヤ法線Nに対して3〜20度、より好ましくは6〜15度の角度θ2でのびる急斜面部8とを含んで構成される。なお、各斜面部は、いずれも抜け勾配の向きに傾斜しているのは言うまでもない。また、急斜面部8は、比較的小さな曲率半径(例えばr=2.0mm程度)を介して溝底面11に接続される。
傾斜溝4の回転方向先着側の溝壁面9fは、陸部L2の蹴り出し側に位置する。強化溝壁面10は、この陸部L2の蹴り出し側の周方向剛性を効果的に高めることにより、駆動力が作用したときの陸部L2の倒れ込みや”よれ”といった変形を抑制し、高いグリップ性能を発揮させる。また、強化溝壁面10は、傾斜溝4の溝幅GW2を閉じるような陸部L2の変形を抑える結果、旋回時接地領域Gにおいても十分な溝容積が確保され、ひいては旋回時の排水性の低下をも防止できる。
前記強化溝壁面10は、旋回時接地領域Gをのびている傾斜溝4の回転方向先着側の溝壁面の一部だけに形成されても十分にその効果を発揮できる。しかし、傾斜主溝5については、旋回時接地領域Gをのびる部分の長さが相対的に小さいので、好ましくはその部分の回転方向先着側の溝壁面9fの全てが前記強化溝壁面10で形成されるのが特に有効である。一方、強化溝壁面10が通常走行時の接地端e1をタイヤ軸方向内側に越えてより広い範囲で設けられた場合、緩斜面部7により接地面積が減少し、グリップ性能の悪化などを招くおそれがある。このような観点より、傾斜主溝5における強化溝壁面10のタイヤ軸方向の内縁10iは、通常走行時の接地端e1からタイヤ軸方向に10mm以内に止めるのが望ましい。
また、傾斜副溝6の強化溝壁面10は、少なくとも限界走行時の接地端e2からタイヤ軸方向内側にのびるとともに、通常走行時の接地端e1に達することなく終端させることが望ましい。即ち、傾斜副溝6の強化溝壁面10が、通常走行時の接地端e1までのびていると、旋回時接地領域Gの陸部の変形を抑え得るものの、旋回時接地領域Gの接地面積が減少して全体としてグリップ性能の向上が頭打ちとなるおそれがある。逆に、傾斜副溝6の強化溝壁面10の部分が小さいと、旋回時接地領域Gのタイヤ軸方向外側の陸部の変形を十分に抑えることができないおそれがある。好ましくは、図4に示されるように、タイヤ周方向で隣り合う傾斜主溝5及び傾斜副溝6のそれぞれの回転方向先着側の強化溝壁面10が、少なくとも5mm、好ましくは10mm以上の軸方向のオーバラップ長さOLを有するように、傾斜副溝6の強化溝壁面10の内縁10iの位置を定めるのが望ましい。
また、前記緩斜面部7の斜面幅kfは、緩斜面部7の前記角度θ1と、そのタイヤ半径方向の深さuとで自ずと定まる。前記角度θ1の範囲は前述の通りであるが、タイヤ半径方向の深さuが小さすぎると、斜面幅kfも小さくなって陸部L2の剛性を十分に高めることができず、逆に大きすぎると、旋回時接地領域Gの接地面積を大幅に減少させグリップ性能を悪化させるおそれがある。このような観点より、緩斜面部7のタイヤ半径方向の深さuは、好ましくは傾斜溝4の深さd2の10%以上、より好ましくは15%以上が望ましく、上限については40%以下、より好ましくは35%以下が望ましい。
また、本実施形態の傾斜溝4は、旋回時接地領域Gをのびる回転方向後着側の溝壁面9bの一部(本実施形態では全部)も強化溝壁面10で形成されている。これにより、傾斜溝4を挟んで両側に位置する陸部L2の蹴り出し側及び踏み込み側の剛性をともに向上させ得る。これは、より一層旋回時のグリップ向上に役立つ。ただし、接地面積の著しい低下を防止するために、回転方向後着側の強化溝壁面10における緩斜面部7の斜面幅kbは、回転方向先着側の強化溝壁面10における緩斜面部7の斜面幅kfよりも小とすることが望ましい。
なお、傾斜溝4において、強化溝壁面10の内縁10iよりもタイヤ軸方向内側の各溝壁面9f及び9bは、前記急斜面部8のみで形成されている。
さらに、本実施形態のトレッドパターンには、放熱用の凹部13が設けられるのが望ましい。このような凹部13は、トレッドパターンの剛性を低下させることなく、その表面積を増大させ、高速直進ないし旋回走行時において生じるトレッド部2の熱を効果的に外部へ散逸し、熱によってトレッドゴム表面の一部がただれる熱だれを抑制しうる。これによって、さらに高いドライグリップ性能及び操縦安定性が得られる。
このような凹部13は、発熱の大きい位置に設けられるのが良い。具体的には、タイヤ周方向で隣り合う傾斜主溝5、5の間かつ傾斜主溝5の内端5iと傾斜副溝6の内端6iとの間の領域Y1や、タイヤ赤道C上などに設けられるのが望ましい。前者は、長さの小さいスロット状の凹部13Aとして形成されている。また、後者のものは、タイヤ周方向に連続する周溝状の凹部13Bとして形成される。このように、凹部13の形状は、配設位置に応じて、種々の態様で実施できる。ただし、放熱用の凹部13は、周方向溝3及び傾斜溝4の性能を損ねないように、これらの溝と交わることなく設けられることが必要である。
また、放熱用の凹部13は、深さが0.6〜3.0mmであることが望ましい。前記深さが3.0mmよりも大きくなると、トレッドパターンの剛性が低下するため好ましくない。また、凹部13の深さが0.6mm未満になると、熱の散逸性が低下する。このような観点より、凹部13の深さは、より好ましくは1.5〜3.0mm程度が望ましい。
本発明の効果を確認するために、タイヤサイズが265/35R18の乗用車用ラジアルタイヤについて、排水性能及び旋回性能についてテストが行われた。トレッドパターンは、図1に示すものとし、また、実施例については、傾斜主溝の強化溝壁面は、旋回時接地領域の全域に設けられた。傾斜副溝の強化溝壁面は、限界走行時の接地端からタイヤ軸方向内側にのびるものとした。その長さは、強化溝壁面のオーバラップ長さOLにより知ることができる。また、トレッド接地幅TWは、206mm、限界走行時の接地幅LTWは、240mmである。
また、全ての傾斜溝に強化溝壁面を有しないもの(比較例1)、傾斜主溝にのみ強化溝壁面を有するもの(比較例2)及び傾斜副溝にのみ強化溝壁面を有するもの(比較例3)についても同様のテストが行われた。共通仕様は次の通りである。
<周方向溝>
溝幅 GW1:13.0[mm]
溝深さ d1:7.5[mm]
溝間の幅W1:24.0[mm]
<傾斜主溝>
溝幅GW2: 9.5 [mm]
溝深さ d2:4.5〜6.5[mm](接地端側に向かって漸減)
内端の位置(距離m/W2):5.3[%]
外端の位置(距離k/X):4.5[%]
緩傾斜部の角度 α2:82〜88[deg]
<傾斜副溝>
溝幅GW3: 13.0[mm]
溝深さ d2:7.5[mm]
内端の位置(距離n/W2):48[%]
溝の角度 α3:60[deg]
また、テスト方法は、次の通りである。
<排水性能>
タイヤをリム(8.0JJ)にリム組みし、内圧200kPaを充填するとともに、排気量2000ccの国産乗用車の四輪に装着し、半径100mのアスファルト路面に、水深10mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的に増加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを算出した。結果は、比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
<旋回性能>
プロのドライバーが上記車両にてサーキットを高速走行し、旋回時の安定性や駆動力の伝わり方などが官能により評価された(n=3の平均値)。結果は、比較例1を100とする指数で表示している。数値が大きいほど良好である。
<トレッド部の熱だれ>
上記旋回性能テストを約30分間行った後、トレッド部の熱だれの有無が肉眼で観察された。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0004431167
テストの結果、実施例のものは、比較例と比べて、排水性能及びドライグリップ性能をバランス良く向上していることが確認できた。
本発明の実施形態を示すトレッド部の展開図である。 そのA−A断面図である。 限界走行時の接地端を説明する正面図である。 図1の部分拡大図である。 図1のB−B及びC−C断面図である。 従来のトレッドパターンの一例を示す展開図である。
符号の説明
2 トレッド部
3 周方向溝
4 傾斜溝
5 傾斜主溝
5i 傾斜主溝の内端
5o 傾斜主溝の外端
6 傾斜副溝
6i 傾斜副溝の内端
6o 傾斜副溝の外端
10 強化溝壁面
e1 通常走行時の接地端
e2 限界走行時の接地端
G 旋回時接地領域

Claims (9)

  1. トレッド部に、回転方向が指定されたトレッドパターンを有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッドパターンは、
    タイヤ赤道の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対の周方向溝と、
    前記各周方向溝のタイヤ軸方向外側にタイヤ周方向に隔設されかつタイヤ軸方向外側に向かって前記回転方向とは逆方向にのびる傾斜溝とを含み、
    前記傾斜溝は、
    前記周方向溝に交わることなくかつその近傍に設けられたタイヤ軸方向の内端から、通常走行時の接地端よりもタイヤ軸方向外側かつ限界走行時の接地端よりもタイヤ軸方向内側に設けられた外端までのびる傾斜主溝と、
    前記傾斜主溝の内端よりもタイヤ軸方向外側かつ通常走行時の接地端よりもタイヤ軸方向内側に設けられたタイヤ軸方向の内端から、少なくとも限界走行時の接地端に位置する外端までのびる傾斜副溝とを含み、かつ
    前記傾斜主溝と前記傾斜副溝とはタイヤ周方向に交互に設けられるとともに、
    通常走行時の接地端と限界走行時の接地端との間がなす旋回時接地領域をのびる前記傾斜主溝及び傾斜副溝の回転方向先着側の溝壁面の全部又は一部は、溝長手方向と直角な断面において、タイヤ法線に対して60〜80度をなす踏面側の緩斜面部と、該緩斜面部からタイヤ半径方向内側にタイヤ法線に対して3〜20度でのびる急斜面部とを含む強化溝壁面からなることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記傾斜主溝は、前記旋回時接地領域をのびる回転方向先着側の溝壁面の全部が前記強化溝壁面からなり、かつ
    該強化溝壁面のタイヤ軸方向の内縁は通常走行時の接地端からタイヤ軸方向内側10mm以内に位置する請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記傾斜副溝の強化溝壁面は、少なくとも前記限界走行時の接地端からタイヤ軸方向内側にのびており前記通常走行時の接地端に達することなく終端する請求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ周方向で隣り合う前記傾斜主溝及び前記傾斜副溝の強化溝壁面は、少なくとも5mmの軸方向のオーバラップ長さを有する請求項3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記傾斜主溝は、前記内端からタイヤ周方向に対して20〜60度の角度α1でのびる急傾斜部と、タイヤ周方向に対して65〜90度の角度α2で前記外端へとのびる緩傾斜部とを含むとともに、
    前記傾斜副溝は、前記内端からタイヤ周方向に対して40〜90度の角度α3で前記外端へとのびる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記傾斜主溝は、少なくとも旋回時接地領域において、溝幅が外端まで漸減する一方、
    前記傾斜副溝は、前記内端から前記外端側に向かって溝幅が漸増する請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記トレッドパターンは、タイヤ周方向で隣り合う前記傾斜主溝の間でかつ前記傾斜副溝を周方向溝に仮想延長させた領域に、深さが0.6〜3.0mmの放熱用の凹部を具える請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記トレッドパターンは、タイヤ赤道上に、深さが0.6〜3.0mmでタイヤ周方向にのびる放熱用の凹部を具える請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記傾斜主溝は、回転方向先着側及び回転方向後着側の各溝縁は、前記周方向溝に沿う部分を有することなく互いに接近して前記内端に至る請求項1乃至8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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