JP4430006B2 - 通信用ケーブル - Google Patents

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本発明は、ケーブルの外被上に長手方向に沿って形成された1対以上のノッチ溝を備えた通信用ケーブルに関する。光ファイバケーブルを接続する際に、このノッチ溝に沿って、通信ケーブルに切り込みを入れ、切り込み部から光ファイバ心線を取り出す。
ケーブルの長手方向に沿って、外被上にノッチ溝が形成された従来の通信用ケーブル(光ファイバケーブル)として、自己支持型光ケーブルがある(例えば、特許文献1参照)。図5にその一例を示す。図5に示すように、通信用ケーブル100は、光ファイバ心線101、テンションメンバ102と、これを覆うシース(ケーブル最外層を形成する防食層)または外被103からなるケーブル部104と、ケーブル部104を支持する支持線105により構成されている。ケーブル部104の平坦な外被103上には、通信ケーブル100に沿って長手方向に伸びる一対のノッチ溝106a、106bが形成されている。図5に示す通信用ケーブル100では、2本の光ファイバ心線101と2本のテンションメンバ102が外被103で覆われている。このような通信用ケーブル100から光ファイバ心線101を取り出す作業は、例えば、図6に示すように、通信用ケーブル100の端末部分108において、適度に開いたニッパ等の切込み用工具107の刃107a、107bを、通信ケーブル100の幅方向Bに動かし、目視によりノッチ溝106a―bの位置Aに工具の刃107a―bを案内する。工具の刃107a―bをノッチ溝106a―bの上に案内したら、工具107によりノッチ溝106a―bに沿ってケーブル長手方向に切り込みを入れ、その後、切り込みをきっかけにして手で外被を裂くことにより、光ファイバ心線101を取出す。
図7に示す通信用ケーブルの断面図を用いて説明する。外被をノッチ溝で確実に裂くためにニッパ等によるきっかけの切り込みの正確な位置決めが必要である。まずニッパ等の工具の刃をノッチ溝106a―bの部分であるP2に正確に位置決めし、次にノッチ溝106a―bから外れないようにノッチ溝106a―bに沿って長手方向に正確に切り込みを入る必要がある。そのためには、図7に示すように、外被103の厚さプラスα開いたニッパ等の工具の刃107a―bを、通信用ケーブル100の側方の位置P1からノッチ溝106a、bを目指して位置P2方向に移動させ、目視によりノッチ溝106a―b上で停止させてから、切り込みを入れるという作業を行う。
特開2002―365499号公報
しかし、このような従来の通信ケーブル100では、ニッパ等の工具の刃107a―bをノッチ溝106a―bまで案内する際の位置決めを、目視に依存するものであるので、目視を誤ると切り込みの際に光ファイバ心線101を傷つけるおそれがある。また、ノッチ溝106a―bに沿って長手方向に切り込みを入れていく際にも特にノッチ溝106a―b以外に案内ガイドは無いので、ノッチ溝106a―bから反れて光ファイバ心線101を傷つけてしまうおそれもある。特に、このような作業は屋外で行われることも多く、風雨下で作業しなければならないこともある。特に風が吹く等の外部環境下で作業する場合には、目視に頼って作業すると、切り込み位置がノッチ溝から外れてその後の手で外被を裂く作業で外被がきれいに裂けないおそれが高い。そのため、この作業には一定の経験と慎重さが求められており、強風下における作業では、特に慎重な作業が求められる。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みなされたもので、風等の一定程度の作業阻害要因の存在する作業環境下においても、ノッチ溝に沿って迅速かつ確実切り込みを入れることができる通信用ケーブルを提供することを目的とする。
本発明は、ケーブル部の厚みをノッチ溝の両側(中心側と、外側)で異なる厚みとなるように構成して、上記課題を解決した。
本発明の第1の態様にかかる通信用ケーブルは、光ファイバ心線と該光ファイバ心線の両側に配置されたテンションメンバと、これらを一括被覆する外被を有し、断面が略長方形のケーブル部を備える通信用ケーブルであって、 前記ケーブル部の断面において、前記光ファイバ心線と前記テンションメンバを結ぶ線と平行な方向を長辺とし、前記結ぶ線と垂直な方向を短辺とし、前記長辺側の前記外被上には光ファイバ心線を取り出すための少なくとも1対のノッチ溝を有し、前記外被の前記長辺方向の最も外側にある前記ノッチ溝の外側は、前記外被の前記短辺方向の厚みが全域にわたって前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みよりも薄く、かつ前記ノッチ溝の外側の少なくとも一部には、前記厚みが一定である領域を有していることを特徴とする。
この態様によると、ケーブル部の厚みの薄い方の厚みに合わせて刃を開いた切り込み工具をケーブル部の薄い方から厚い方へ移動させたときに、切り込み工具の刃が厚いケーブル部の壁にぶつかる。その位置がノッチ溝の真上に当たるので、目視に頼ることなく、ノッチ溝の位置に正確に切り込み工具の刃を位置決めすることができる。すなわち、ノッチ溝を超える前に壁に当接することで明確にその位置を認識することができ、誤ってノッチ溝を超えて切り込みを入れることを防止することが可能となる。
本発明の他の態様にかかる通信用ケーブルは、前記長辺側の前記外被上には光ファイバ心線を取り出すための前記ノッチ溝を2対備えており、該2対のノッチ溝を構成する4個の前記ノッチ溝の長辺方向の両外側は、前記外被の前記短辺方向の厚みが全域にわたって4個の前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みよりも薄く、かつ前記ノッチ溝の両外側のの少なくとも一部には、前記厚みが一定である領域を有していることを特徴とする。
この態様によれば、通信ケーブルの両側にノッチ溝の対を設けることにより、両側から切り込みをいれることが可能となるので、光ファイバ心線の取り出しがより容易になる。また、ノッチ溝の上に両側から確実に切り込みを入れることができる。また、間違えて切り込みを入れる可能性が高いのは、薄いケーブル部の方であり、中央部に切り込みを入れることは少ないため中央部に心線を入れることにより、心線に傷をつける可能性を低減することができる。
本発明の他の態様にかかる通信用ケーブルは、前記ケーブル部の前記長辺方向の一端には支持線が設けられており、前記ケーブル部の支持線が設けられていない側の前記外被の前記長辺方向の最も外側にある前記ノッチ溝の外側は、前記外被の前記短辺方向の厚みが全域にわたって前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みよりも薄く、かつ前記ノッチ溝の外側の少なくとも一部には、前記厚みが一定である領域を有していることを特徴とする。
この態様おいても、ケーブル部の厚みの薄い方の厚みに合わせて刃を開いた切り込み工具をケーブル部の薄い方から厚い方へ移動させたときに、切り込み工具の刃が厚いケーブル部の壁にぶつかる。その位置がノッチ溝の真上に当たるので、支持線が設けられている通信用ケーブルであっても、目視に頼ることなく、ノッチ溝の位置に正確に切り込み工具の刃を位置決めすることができる。
本発明の他の態様にかかる通信用ケーブルは、前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みと前記ノッチ溝の外側の前記厚みが一定である領域の厚み差が、0.3mm以上であることを特徴とする。この態様によれば、より確実にノッチに切り込みを入れることができる。実際の作業環境に近い条件で実験した結果、厚みの差が0.3mm以上とすれば、極めて高い確率で、光ファイバ心線を傷つけることなく切り込みを入れることができるということが判明した。
本発明によれば、ノッチ溝の両側のケーブル部の厚みが異なるように形成することにより、ノッチ溝の位置に正確に工具を停止させることが可能となる。これにより、工具を用いて誤りなく確実かつ容易にノッチ溝に切り込みを入れることができる。本発明の好ましい実施例によれば、ノッチ溝の両側のケーブル部のうち、中心側のケーブル部の厚みを外側のケーブル部よりも厚く形成することにより、外側のケーブル部の厚みに合わせて開いた工具を外側から内側に移動したときに、工具の刃がケーブル部の厚い部分に当接して、ノッチ溝を超えて工具を内側のケーブル部分へスムーズに移動することができないように構成している。これにより、ノッチ溝の上に工具を正確に案内でき、光ファイバ心線を傷つけることを防止することができる。
図1は、本発明の通信用ケーブルの好ましい実施形態の一例を示す図であり、光ファイバ心線12の長手方向に対して直交する方向の断面を示している。
図1に示す実施形態では、図5で示した通信ケーブル100に本発明を適用した通信ケーブル10を示している。図5の通信ケーブルとの違いは、ノッチ溝106a―bの左右のケーブル部11と12(図5の103aおよび103bに相当)の厚みが異なる点である。これにより、厚みの薄い方のケーブル部11に合わせて工具の刃107a―bを開き、薄いケーブル部11の側面から厚いケーブル部12の方へ移動させることにより、工具の刃107a―bが厚いケーブル部12の壁12a,12bにぶつかり、横方向の移動を止められる。この位置がノッチ溝106a―bの真上に工具の刃107a,bが位置決めされた状態であるので、目視に頼ることなく、正確に、工具の刃107a,bをノッチ溝106a―bの真上の位置に案内することができる。従って、多少の風が吹いていても、位置決めが可能となり、作業効率が大幅に向上する。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態では、図1とは異なり、ノッチ溝を2対設けた例を示している。また、図2乃至図4に示す異なる複数の種類の通信ケーブルを用いて、ノッチ溝の両側のケーブル部の厚みを変化させて、作業精度に与える影響の違いを測定した。
図2に示す通信ケーブル20は、外径φが0.4mmの亜鉛メッキ鋼線からなる2本のテンションメンバ26と、外径φが0.5mmの8本の光ファイバ心線27と、外径φが2.6mmの亜鉛アルミメッキ鋼線からなる支持線105と、外径φが0.65mmのPET(ポリエチレンテレフタレート)紐からなる2本の介在物28とを一括して外被により被覆している。
通信用ケーブル20のテンションメンバ26と、光ファイバ心線27と、介在物28を外被により被覆するケーブル部29の外被上には、長手方向(図2の紙面垂直方向)に沿って、2対のノッチ溝24a―b及び25a―bが設けられている。2対のノッチ溝24a―b及び25a―bは、介在物28の直上に設けられており、ノッチ溝24a―b及び25a―bで囲まれた中央のケーブル部23は、外側のケーブル部21、22よりも厚くなるように構成されている。従って、工具の刃107a―bを通信用ケーブル20の左右から中央部に移動すると、中央のケーブル部23の突出する壁23a〜dにぶつかる。その位置で工具の移動を停止すると、工具の刃107a―bをノッチ溝24a―b及び25a―bの上に位置決めすることができる。
通信用ケーブルのケーブル部29は、外被が被覆された支持線105と間欠的に連結されており、通信用ケーブル20のケーブル部29の長手方向の長さは、支持線105の長手方向の長さに対して0.3%長い弛み付きの構造とした。この通信用ケーブル20について、ケーブル部29の中央ケーブル部23の厚みD2と、中央部の両側の外側ケーブル部21,22の厚みD1を、異なる値に変えて試作をし、風速10m/sの環境下で電柱上でケーブル端末部に対してニッパ等の工具107を用いて切り込みを入れた際に、確実にノッチ溝24a―b及び25a―bに切り込みが入れられるかどうかを、比較検討した。その比較検討した結果を表1に示す。
Figure 0004430006
表1を参照すると、中央ケーブル部(中央部)23の厚みD2と両側の外側ケーブル部(外側部)21及び22の厚みD1の厚み差が0.6mmと0.3mmの場合には、工具107による切り込みの失敗率が0であり、光ファイバ心線27を傷付けた確率が0だった。
これに対して、表1において厚み差が0.1mmであると、工具107による切り込みの失敗率が8/100であり、光ファイバ心線27へ傷を付けた確率が7/100となった。
次に、図3に、他の種類の通信用ケーブル30に、本発明を適用した他の実施例を示す。図3の通信ケーブル30は、光ファイバ4心テープ心線37の長手方向に対して直交する方向の断面を示している。
ケーブル部31,32、33により構成されるケーブル部39は、外径φが0.4mmの亜鉛メッキ鋼線からなる2本のテンションメンバ36と、外径が1.1×0.27mmの2本の光ファイバ4心テープ心線37と、外径φが0.8mmのPET(ポリエチレンテレフタレート)紐からなる介在物38を外被により被覆している。
また、通信ケーブル30はケーブル部39の長辺方向の一端に外径φが2.6mmの亜鉛アルミメッキ鋼線からなる1本の支持線105が設けられている。
通信用ケーブル30のケーブル部39には、長手方向(図3の紙面垂直方向)に沿って、2対のノッチ溝34a―bと35a―bが介在物38の直上に形成されている。
通信用ケーブル30のケーブル部39は、外被が被覆された支持線105と間欠的に連結されており、通信用ケーブルのケーブル部39の長手方向の長さは、支持線105の長手方向の長さに対して、0.3%長い弛み付きの構造とした。この通信用ケーブル30について、ケーブル部39の中央ケーブル部(中央部)33の厚みF2と外側ケーブル(外側部)31、3の厚みF1を異なる値に変えて試作をし、風速10m/sの環境下で電柱上でケーブル端末部に対して工具107を用いて切り込みを入れた際に、確実にノッチ溝34a―b及び35a―bに切り込みを入れられるかどうかを比較検討した。この比較検討した結果を表2に示す。
Figure 0004430006
表2から、中央ケーブル部(中央部)33の厚みF2と外側ケーブル(外側部)31、32の厚みF1の厚み差が0.5mmの場合と0.3mmの場合には、工具107による切り込みの失敗率が0であり、心線37へ傷を付けた確率は0であった。これに対して、厚み差が0.2mmであると、工具107による切り込みの失敗率が4/100であり、心線へ傷を付けた確率が3/100となった。
次に、図4に、他の種類の通信ケーブルに本発明を適用した実施例を示す。図4は、通信ケーブル40の光ファイバ2心テープ心線47の長手方向に対して直交する方向の断面を示している。通信ケーブル40は、外被により外径φが0.4mmの亜鉛メッキ鋼線からなる2本のテンションメンバ46と、4本の光ファイバ2心テープ心線47と、外径φが1.2mmの亜鉛アルミメッキ鋼線からなる支持線105を外被により被覆している。
通信用ケーブル40のケーブル部49には、長手方向(図4の紙面垂直方向)に沿って、2対のノッチ溝44a―bと45a―bを、2つの2心テープ心線47の中間部分の真上の位置に形成している。
通信用ケーブル40のケーブル部49は、外被が被覆された支持線105と間欠的に連結されて、ケーブル部49の長手方向の長さは支持線105の長手方向の長さに対して0.3%長い弛み付きの構造とした。この通信用ケーブルについて、ケーブル部49の中央部の厚みG2と外側部の厚みG1を異なる値に変えて試作をし、風速10m/sの環境下で電柱上でケーブル端末部108から工具107を用いて切り込みを入れた際に、確実にノッチ44a―b、及び45a―bに切り込みが入れられるかどうかを比較検討した。この比較検討した結果を表3に示す。
Figure 0004430006
表3から、中央ケーブル部(中央部)43の厚みG2と外側ケーブル部(外側部)41及び42の厚みG1の厚み差が0.3mmの場合には、工具107による切り込みの失敗率が0であったのに対して、厚み差が0.1mmと0.0mmであると、工具107による切り込みの失敗率がそれぞれ9/100と12/100であった。
本発明の実施例では、図2の実施例を代表して説明すれば、適宜の開度で側方から移動させたニッパ等の工具107が、ノッチ溝24a―b及び25a―bを超える前に向こう側のシースの厚い箇所であるケーブル部23のノッチ溝の側部の壁23a〜23dに当たるので、工具107により確実かつ容易にノッチ溝に切り込みを入れることができる。また、工具107の刃107a―bを厚い側のケーブル部23の壁23a〜23dに当接させて該壁に沿って切り込みを入れて行くことによって、確実にノッチ溝に沿って切り込みを入れることができる。
また、ノッチ溝の対を2つ形成することにより、通信用ケーブル20の左右から切り込みを入れることができ、2対のノッチ溝24a―b及び25a―bの合計4つのノッチ溝に囲まれた中央ケーブル部23の厚みが最も厚くなるので、工具107により切り込みを入れた際に、ノッチ溝上に確実に位置決めができるだけでなく、仮に切り込みを入れ間違える場合も、ケーブルの薄い外側の方に切り込みが入り、中央部の厚い方には切り込みが入り難いため、中央部分に光ファイバ心線を設けた通信ケーブルにおいては、光ファイバ心線に傷を付けるおそれが少ない。
また、図2〜図4の通信用ケーブルを用いた上述の実験結果から明らかな通り、通信用ケーブルは、ケーブル部の厚みの差が、0.3mm以上であれば、より確実にノッチ溝に切り込みを入れることができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、例えば各実施例では、ノッチの断面はほぼV字形になっているが、これに限らずU字形などであっても良い。光ファイバ心線の数、テンションメンバの本数等は、特に図示例に限定されず、任意に設定することができる。
本発明の通信用ケーブルの好ましい実施形態を示す断面図である。 本発明の通信用ケーブルの他の実施形態を示す断面図である。 本発明の通信用ケーブルの他の実施形態を示す断面図である。 本発明の通信用ケーブルの他の実施形態を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。 従来の通信用ケーブルに、ニッパ等の工具により切り込みを入れる様子を模式的に示す斜視図である。 従来の通信用ケーブルに切り込みを入れる場合の工具の移動を示す断面図である。
符号の説明
10、20、30,40 本発明を適用した通信用ケーブル外被(被覆)
11、21、22、31、33 薄いケーブル部
12 厚いケーブル部
12a,b、23a〜d 当接壁
24a―b、25a―b、34a―b、35a―b、44a―b、45a―b、106a―106b ノッチ溝
26、36、46、102 テンションメンバ
27、37、47 光ファイバ心線
28、38 介在物
103 外被(シース)
105 支持線
107 工具
107a,b 工具の刃
C1、D1、F1、G1 ケーブル部外側厚み
C2、D2、F2、G2 ケーブル部中央厚み

Claims (4)

  1. 光ファイバ心線と該光ファイバ心線の両側に配置されたテンションメンバと、これらを一括被覆する外被を有し、断面が略長方形のケーブル部を備える通信用ケーブルであって、
    前記ケーブル部の断面において、前記光ファイバ心線と前記テンションメンバを結ぶ線と平行な方向を長辺とし、前記結ぶ線と垂直な方向を短辺とし、
    前記長辺側の前記外被上には光ファイバ心線を取り出すための少なくとも1対のノッチ溝を有し、
    前記外被の前記長辺方向の最も外側にある前記ノッチ溝の外側は、前記外被の前記短辺方向の厚みが全域にわたって前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みよりも薄く、かつ前記ノッチ溝の外側の少なくとも一部には、前記厚みが一定である領域を有していることを特徴とする通信用ケーブル。
  2. 前記長辺側の前記外被上には光ファイバ心線を取り出すための前記ノッチ溝を2対備えており、該2対のノッチ溝を構成する4個の前記ノッチ溝の長辺方向の両外側は、前記外被の前記短辺方向の厚みが全域にわたって4個の前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みよりも薄く、かつ前記ノッチ溝の両外側の少なくとも一部には、前記厚みが一定である領域を有していることを特徴とする請求項1に記載の通信用ケーブル。
  3. 前記ケーブル部の前記長辺方向の一端には支持線が設けられており、前記ケーブル部の支持線が設けられていない側の前記外被の前記長辺方向の最も外側にある前記ノッチ溝の外側は、前記外被の前記短辺方向の厚みが全域にわたって前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みよりも薄く、かつ前記ノッチ溝の外側の少なくとも一部には、前記厚みが一定である領域を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の通信用ケーブル。
  4. 前記ノッチ溝の内側に隣接する部分の厚みと前記ノッチ溝の外側の前記厚みが一定である領域の厚みの差が、0.3mm以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信用ケーブル。
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