JP4876905B2 - 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルのシース引裂き方法 - Google Patents

光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルのシース引裂き方法 Download PDF

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Description

本発明は、屋内外の光配線に用いるような光通信用の光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルのシース引裂き方法に関する。
光ファイバケーブルを敷設した後、ケーブルの中間部分(端部以外の部分)でケーブル内の光ファイバ心線を取出して分岐接続を行うことがある。この場合、光ファイバケーブルの外被であるケーブルシースをケーブルの途中で部分的に除去して、内部の光ファイバ心線を取出して、ドロップ光ケーブル等を用いて分岐接続している。このケーブル内からの光ファイバ心線の取出しを容易にするために、ケーブルシース外面の長手方向にV溝状のノッチを設け、シースを引裂きやすくする構成のものが知られている。
他方、ケーブルシース外面に引裂き用のノッチを設けると、複数本の光ファイバケーブルを敷設するような場合、ノッチ同士が互いに引っ掛かって、光ケーブルに外傷を発生させたりすることがある。このため、例えば、特許文献1に開示のように、ケーブルシースの内面側にノッチを設ける構成のものも知られている。また、円形状のケーブルシースでは、シース内に引裂き紐を埋設することも知られている。
特開2006−243624号公報
シース引裂き用のノッチが、ケーブルシースの内面側に設けられている場合、光ファイバ心線を分岐接続のためケーブル中間部分から取出すには、ケーブルシースの外面からニッパー又はカッター等を用いて、ノッチ部分に切込みを入れる。また、ケーブルシース内に埋設されている引裂き紐を取出す場合も同様である。しかし、ケーブルシース外面が円形のような場合は、ニッパーやカッターの刃先をノッチ部分に正確に当てることが難しく、スキルを要する作業となる。また、ノッチ部分の位置の表示が無いような場合は、ケーブルシースに輪切り状の切込みを入れて引裂き口を形成している。
図5は、ケーブルシースをカッターで除去する従来方法の一例を説明する図である。光ファイバケーブル1の中間部分から光ファイバ心線を取出す場合、図5(A)に示すように、その中間部分にカッター4を用いてケーブルシース2に輪切り状に2つの切込み3aを入れる。次いで、図5(B)に示すように、2つの切込み3aを連結する切込み3bを軸方向に入れ、この切込みを入れた輪切り状のシース部分2aを除去する。
輪切り状のシース部分2aを除去したとき、図5(C)に示すように、光ファイバ心線の束またはスロットからなるコア体5が露出される。ケーブル内にシース引裂き用の引裂き紐6が収納されている場合は、コア体5が露出されたときに、この引裂き紐6を引っ張り出すことができる。この結果、図5(D)に示すように、引裂き紐6によりケーブルシース2に引裂き3cを入れ、所定範囲のケーブルシース2を除去している。なお、引裂き紐6が収納されていない場合は、露出しているコア体5のシース端部から軸方向に切込みを入れて引裂き口を形成して、引裂いている。
図5に示すように、カッターを用いてケーブルシース2を除去する場合、特に軸方向に切込みを入れるときにカッターの刃で光ファイバ心線に傷をつけないようにする必要がある。また、内部の光ファイバ心線を傷つけないように、外側から徐々にケーブルシースを削り取る方法もあるが、確実ではなく時間を要する作業となる。通常、コア体5の表面は押え巻テープが巻かれているので、カッターの刃の切込み深さが押え巻テープに達する寸前で止める必要があり、作業者にスキルが求められ、作業性がよくないという問題があった。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、作業者のスキルによることなく、しかも、光ファイバ心線を損傷することなく取出すことができる光ファイバケーブル及びそのシース引裂き方法を提供することを目的とする。
本発明の光ファイバケーブルは、コア体を収容しケーブル最外層の保護被覆を形成するケーブルシースを備えた光ファイバケーブルであって、ケーブルシース外面にシース内に食い込む長手方向に連続する少なくとも2つの外部ノッチを有し、2つの外部ノッチの先端間を結ぶ直線がシース内に存在し、ケーブルシース内面に外部ノッチと並行して2つの外部ノッチの先端間を結ぶ直線を横切るようにシース引裂き手段が形成され、2つの外部ノッチに切断工具の刃部を当ててケーブルシースに切込みを入れるようにするものである。
シース引裂き手段は、シース内に食い込む内部ノッチとすることができ、内部ノッチに引裂き紐を収納するようにしてもよい。
また、シース引裂き手段は、シース内に埋設された引裂き紐とすることができ、該引裂き紐は、ケーブルシース内面に露出する間隔が、50cm以下であることが望ましい。
本発明によれば、外部ノッチにニッパー等の刃先を当てて挟み込むことにより、刃が光ファイバに当たることなく内部ノッチ又は引裂き紐の内側に達してケーブルシースに簡単に切込みを形成することができる。また、外部ノッチにニッパー等の刃先を当てるだけで切込み位置が自動的に決まり、スキルを要することなく、しかも光ファイバに損傷を与えることなく切込みができ、作業性を向上させることができる。
図1により本発明の実施の概略を説明する。図1(A)は本発明によるケーブルシースに切断工具で切込みを入れる状態を説明する図、図1(B)は切込みを入れた状態を説明する図、図1(C)はケーブルシースを輪切り状に除去した状態を示す図、図1(D)はケーブルシースの長手方向に引裂く例を示す図である。図中、11はケーブルシース、11aはシース内面、11bはシース外面、12は内部ノッチ、13は外部ノッチ、14は外部ノッチの先端間を結ぶ直線、14aは切込み面、15は切断工具、15aは刃先、16はコア体、17は引裂き紐、18は切裂き部を示す。
本発明の対象とする光ファイバケーブルは、多心の光ファイバケーブルでケーブルの途中部分から光ファイバ心線を引出して、中間分岐を行うような使用形態に適した光ファイバケーブルである。図1(A)は、光ファイバケーブルの最外層の保護被覆を形成するケーブルシース11の一例を示す図で、シース内面11aとシース外面11bを有している。なお、図1(A)では、ケーブルシース11の内部は空洞で示しているが、実際は、例えば、抗張力線に複数本の光ファイバ心線を撚り合せ、押え巻等で束ねたコア体が収納されている。このコア体としては、他に、SZ状の溝を有するスロットに複数本の光ファイバ心線やテープ心線を収納した形状のものもある。
本発明は、ケーブルシース11のシース外面11bに、シース内に所定の深さで食い込む少なくとも2つの外部ノッチ13をケーブル長手方向に連続するように形成する。そして、シース内面11aに、2つの外部ノッチ13の中間に位置するように、シース引裂き手段を外部ノッチ13と並行して設ける。シース引裂き手段として、図1(A)にはシース内に所定の深さで食い込む内部ノッチ12を形成する例で示してある。2つの外部ノッチ13の先端間を結ぶ直線14は、ケーブルシース11内に存在するように形成され、シース内に食い込む内部ノッチ12が、外部ノッチ13の先端を結ぶ直線14を超えて横切るように形成され
2つの外部ノッチ13に、ニッパーのような切断工具15の刃先15aを当てて閉じることにより、刃先15aの当てられた部分を起点として切込まれ、図1(B)に示すようにケーブルシースの一部が切断される。このときの切込み面14aは、外部ノッチ13の先端を結ぶ直線14に近い領域を通り、内部ノッチ12に達してケーブルシースを部分的に切断して引裂き口を形成することができる。内部ノッチ12と外部ノッチ13がケーブルシース11の対向位置に設けられている場合は、双方に切込みを入れることによりケーブルシース11を半割り状態にすることができ、シースの剥ぎ取りを容易にする。なお、この作業を長さ方向に数回繰り返し、判割りにしたシースを浮かせて所定範囲のケーブルシースを除去することができる。
内部ノッチ12の食い込み深さ、外部ノッチ13の位置等は、使用する切断工具15の刃のストローク等を考慮して決められる。これは、切断工具15の刃先15aは、刃の固定点を中心として刃の長さのストロークで円弧を描くようにシース内に刃先が入ることによる。その円弧内に内部ノッチ12が形成されていれば、ニッパー等の切断工具15の刃先15aが内部ノッチ12に達し、シースの引裂きを行うことができる。
図1(C)は、上述したケーブルシース11を備え、図5で説明したのと同様なシース引裂き手段として引裂き紐を有する光ファイバケーブルの例を示す図である。一対の輪切り状の切込みを入れるには、例えば、図5(A)のような形態と同様にカッター刃により行われる。次いで、軸方向への切込みは、上述した図1(A),(B)と同様な形態でニッパー等の切断工具15で、内部ノッチ12に達する切込みを入れ、ケーブルシース11を輪切り状にした部分を除去する。次いで、光ファイバ心線の束またはスロットからなるコア体16を露出させ、図1(D)に示すように、ケーブルシースの輪切り部の除去によってコア体16の表面に露出された引裂き紐17を、ケーブル長手方向に引っ張ってケーブルシース11に所定長さの切裂き部18を形成し、ケーブルシース11を除去する。
上記のようにシース内面11aに所定の深さで食い込むように形成された内部ノッチ12に対して、この内部ノッチ12を挟むように位置して2つの外部ノッチ13が設けられていることにより、外部ノッチ13にニッパー等の切断工具15の刃先15aを当てる位置が決まる。この結果、刃先15aの位置が適切でなかったり深く入れすぎてケーブル内の光ファイバ心線に損傷を与えたりすることが無くなり、シース除去にスキルの必要性が無いようにすことができる。
図2は、本発明によるケーブルシースの一例を説明する図で、図中の符号は、図1で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。このケーブルシース11は、図1で説明したように、シース外面11bにシース内に所定の深さで食い込む少なくとも2つの外部ノッチ12をペアにしてケーブル長手方向に連続するように形成する。そして、図2(A)に示すように、シース内面11aに2つの外部ノッチ13の中間に位置するように、シース引裂き手段としての内部ノッチ12を設ける。この内部ノッチ12は、その両側を挟む外部ノッチ13の先端間を結ぶ直線14に近接ないしは横切るような位置と深さで形成される。
図2(B)は、内部ノッチ12の空隙部を利用して引裂き紐17を収納する例を示す図である。この引裂き紐17を取出すには、図1(C)、(D)で説明したように、ケーブルシース11に輪切り状の2つの切込みを入れる。次いで、シース外面11b上に形成された外部ノッチ13にニッパー等の刃先を当てて輪切り状にしたケーブルシース11を部分的に除去した後、引裂き紐17をケーブル長手方向に引っ張ってケーブルシース11に所定長さの切裂き部18を形成し、ケーブルシース11を剥ぎ取る。引裂き紐17を配設しておくことにより、長手方向の切込みの作業性を向上させることができる。
図2に示すように、シース内面11aに、シース内に食い込む内部ノッチ12を設けることにより、外部ノッチ13にニッパー等の刃先を当てて切込むと、刃先が内部ノッチ12に達して、ケーブルシースに切裂き口を形成することができる。この切裂き口を起点に内部ノッチ12に沿って、容易に切裂き部を延長する形態で引裂くことが可能となる。また、内部ノッチ12内に引裂き紐17が収納されていれば、この引裂き紐17を利用して切裂き部を延長することができる。
図3は、ケーブルシースの他の例を説明する図で、図中の符号は、図1で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。このケーブルシース11は、図1で説明したのと同様に、シース外面11bにシース内に所定の深さで食い込む少なくとも2つの外部ノッチ12をペアにして、ケーブル長手方向に連続するように形成する。そして、図3(A)に示すように、シース内面11aに2つの外部ノッチ13の中間に位置するように、シース引裂き手段としての引裂き紐17が埋設される。
図2(B)で内部ノッチ12に引裂き紐17を収納する例を示したが、この図3(A)では、引裂き紐17をケーブルシースの成形時にシース内に一体に埋設して設けるものである。したがって、この場合は、内部ノッチを要しない形状となる。また、引裂き紐17は、内部ノッチを設ける場合と同様に、その両側を挟む外部ノッチ13の先端間を結ぶ直線14横切るような位置と深さになるように埋設される。
しかし、引裂き紐17は完全にケーブルシース11内に完全に埋め込まれているのではなく、図3(B)に示すように、その一部7aがシース内面11aから所どころで露出していることが望ましい。引裂き紐17がケーブルシース内に完全に埋もれた状態にあると、引裂き紐17の内側部分にあるケーブルシース部分が引裂かれずに残ってしまうことがある。そこで、所どころで引裂き紐17がシース内面11aから露出していれば、少なくともその部分ではケーブルシースが引裂き紐で分断されるので、その部分を起点として長手方向にケーブルシース11を容易に開くことができる。通常、中間分岐等でケーブルシースの引裂き長は、50cm程度であるので、この長さの範囲で少なくとも1箇所で、引裂き紐17の一部17aがシース内面11aから露出するようにすれば、ケーブルシースを引裂くことができる。
ケーブルシース11に埋設する引裂き紐17を、図3に示すように、所どころでシース内面11aから露出させる方法としては、例えば、ケーブルシース11の成形時に、シース樹脂の押出し圧力を調整し、引裂き紐17をケーブルのコア体方向(ケーブル中心方向)に向かって押し込む。具体的には、シース内の引裂き紐をケーブル内部に押しつけられるように、例えば、1回/50cm以下の頻度で、シース樹脂の押出し圧力を上げる。あるいは、可動式のガイド等を用いて、シース樹脂押出し装置のクロスヘッドに埋設のために送り込まれる引裂き紐を、1回/50cm以下の頻度でケーブル中心方向に移動させることにより、引裂き紐17を間欠的かつ周期的にシース内面11aから露出させることができる。
上記の方法によれば、引裂き紐17を間欠的かつ周期的にシース内面11aから露出させることにより、長手方向で引裂き紐17が露出する部分とケーブルシース内に埋め込まれる部分を容易に形成することができる。一方、引裂き紐17を所定の位置に保持してケーブルシースを成形すると、最適位置に引裂き紐を配設することが難しく、調整がうまく行かない場合は、引裂き紐が露出しないで完全に埋め込まれた部分が長尺に亘って形成されたり、あるいは、全く埋め込まれない部分が長尺に亘って形成されたりする。
なお、2つの外部ノッチ13の先端間を結ぶ直線14がシース内面11aの内側に位置していると、ケーブルシース内の光ファイバ心線を切断したり損傷する危険性がある。このため、前記の直線14はシース内面11aより外側(シース外面11b側)にある、すなわち、ケーブルシース11内に存在していることが必要である。この要求を満たすには、各部の位置、寸法関係は以下のようになる。
図4(A)に示すように、ケーブルシース内面の半径をr、外部ノッチ先端からシース内面までの厚さをt、外部ノッチ間の距離をLとしたとき、r,t,Lの間には下記の関係が成り立つ。
(L/2)+r=(r+t) ・・・(1)
(L/2)=(r+t)−r ・・・(2)
/4=(r+t)−r ・・・・・(3)
L=2√[t(2r+t)] ・・・・・(4)
したがって、外部ノッチの先端間を結んだ直線14がシース内面11aより外側に位置するには、式(4)から、Lの値を算出し、
L<2√[t(2r+t)] ・・・・・(5)
とする。例えば、ケーブルシース内面の半径r=5.0mm、外部ノッチ先端からシース内面までの厚さt=1.0mmとすると、外部ノッチ間の距離L<6.63mmとなるように設定すればよい。
なお、上記の式(5)に基づいて外部ノッチの位置を決めれば、外が太いケーブルの場合は、シース除去の作業性を向上させるために、図4(B)に示すように、外部ノッチ及び内部ノッチ(又は引裂き紐の埋設)を複数個所に設けることが可能となる。光ファイバケーブルの敷設状態によっては、外部ノッチの位置が切込みにくい位置となることがあり、作業がしにくくなる。このような場合は、光ファイバケーブルを捻って外部ノッチの位置を変える等の必要があるが、ケーブルが太くて剛性が大きいと捻ることは困難である。しかし、図4(B)に示すように、予め外部ノッチを複数個所に設けておくことにより、切込みやすい位置の2つの外部ノッチを選んで、ケーブルシースに切込みを入れることができる。
本発明の概略を説明する図である。 本発明によるケーブルシースで内部ノッチを有する例を説明する図である。 本発明によるケーブルシースで引裂き紐を埋設する例を説明する図である。 本発明によるケーブルシースのその他の例を説明する図である。 従来技術を説明する図である。
符号の説明
11…ケーブルシース、11a…シース内面、11b…シース外面、12…内部ノッチ、13…外部ノッチ、14…外部ノッチ先端間を結ぶ直線、14a…切込み面、15…切断工具、15a…刃先、16…コア体、17…引裂き紐、18…切裂き部。

Claims (6)

  1. コア体を収容しケーブル最外層の保護被覆を形成するケーブルシースを備えた光ファイバケーブルであって、
    前記ケーブルシース外面にシース内に食い込む長手方向に連続する少なくとも2つの外部ノッチを有し、前記2つの外部ノッチの先端間を結ぶ直線が前記シース内に存在し、前記ケーブルシース内面に前記外部ノッチと並行して前記2つの外部ノッチの先端間を結ぶ直線を横切るようにシース引裂き手段が形成されていることを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記シース引裂き手段は、シース内に食い込む内部ノッチであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記内部ノッチに引裂き紐が収納されていることを特徴とする請求項に記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記シース引裂き手段は、シース内に埋設された引裂き紐であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記引裂き紐の前記ケーブルシース内面に露出する間隔が、50cm以下であることを特徴とする請求項に記載の光ファイバケーブル。
  6. コア体を収容しケーブル最外層の保護被覆を形成するケーブルシースを備えた光ファイバケーブルであって、
    前記ケーブルシース外面にシース内に食い込む長手方向に連続する少なくとも2つの外部ノッチを設け、前記2つの外部ノッチの先端間を結ぶ直線が前記シース内に存在し、前記ケーブルシース内面に前記外部ノッチと並行して前記2つの外部ノッチの先端間を結ぶ直線を横切るようにシース引裂き手段を形成し、前記2つの外部ノッチに切断工具を当ててケーブルシースに切込みを入れることを特徴とする光ファイバケーブルのシース引裂き方法。
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