JP4627278B2 - 光ファイバケーブルの口出し工具、及び口出し方法 - Google Patents

光ファイバケーブルの口出し工具、及び口出し方法 Download PDF

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この発明は、例えば光ドロップケーブル等の光ファイバケーブルの口出しを行う光ファイバケーブルの口出し工具、及び口出し方法に関する。
光ファイバ線路から回線をユーザーに引き落とす光ドロップケーブルとして、光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施した構造の光ファイバケーブルが広く用いられている。
この種の光ドロップケーブルとして、図12(ロ)、(ニ)に示した光ドロップケーブル1’、1A’のように、被覆4、4Aの外周面の上下にノッチ5を入れて、手作業で被覆4、4Aを引き裂くことを可能にした光ドロップケーブルが広く用いられている。被覆4、4Aを左右に引き裂いて光ファイバ2を露出させる(口出しする)。図12(ロ)の光ドロップケーブル1’は円形断面、図12(ニ)の光ドロップケーブル1A’は角形断面である。3はテンションメンバである。
ところで、被覆の外周にノッチ5を入れた構造の光ドロップケーブル1’、4A’では、クマゼミがそのノッチに産卵のために産卵管を刺すことで、内部の光ファイバを断線又は損傷させることがあるとの指摘がされたことから、地域によっては、図12(イ)、(ロ)の光ドロップケーブル1、1Aのように、被覆4、4Aの外周面にノッチを設けない光ドロップケーブルも採用されている。図12(イ)の光ドロップケーブル1は円形断面、図12(ハ)の光ドロップケーブル1Aは角形断面の場合である。
被覆にノッチを持たない光ドロップケーブル1、1Aの場合、被覆を除去して光ファイバを露出させるために、口出し工具が必要となるが、図12(ハ)のような角形断面の光ドロップケーブル1Aの場合は、特許文献1のような単なる上下一対の切込み刃を持つ口出し工具を用いて被覆に切込みを入れることが可能である。すなわち、テンションメンバ3の位置が明らかなので、被覆外周面から光ファイバ2までの深さが明確であり、切込み刃の切込み深さを適切に設定することができ、深く切込み過ぎて光ファイバを傷付けるという恐れはない。
しかし、図12(イ)のような円形断面の光ドロップケーブル1の場合、テンションメンバ3の位置を外観から識別できないので、単に上下の切込み刃を持つ口出し工具では光ファイバ2を傷付ける恐れがある。そこで、従来は、作業者が、ケーブル端面のテンションメンバ3の位置を確認しながら、注意深く被覆4に切込みを入れ、かつ、常にテンションメンバ3の位置を確認しながら、ケーブル長さ方向に縦裂きしていく作業を行っていた。
特開2005−221833の段落番号[0004]、図1、図5等
上記のように、円形断面でかつ被覆にノッチを持たない光ドロップケーブル1の場合、テンションメンバ3の位置を識別できないことから、被覆を縦裂きして光ファイバ2を露出させる適切な口出し工具はなく、注意深い作業が要求されるので作業能率が低く、また、誤って光ファイバを傷つける恐れがあった。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、円形断面でかつ被覆にノッチを持たない光ドロップケーブル等の光ファイバケーブルの口出しをする際に、光ファイバを傷つける恐れなしに能率的に被覆を縦裂することが可能な光ファイバケーブル口出し工具及び口出し方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブル口出し工具であって、
ケーブル断面方向位置決め用の台板に光ファイバケーブル径に合わせた断面サイズの湾曲した溝を形成し、前記溝の長さ方向途中位置における溝の湾曲の曲率半径方向の両側に開口を形成し、前記両側の開口から前記溝内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れる一対の切込み刃を設けたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1の光ファイバケーブルの口出し工具において、基端側で互いに回転可能にヒンジ連結された一対のアームのそれぞれ先端側に、前記切込み刃をそれぞれ取り付けて切込み具を構成するとともに、前記切込み具を前記台板に、前記一対のアームの回転面と平行な面内で回転可能に取り付けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブルの口出し方法であって、
ケーブル断面方向位置決め用の台板に形成された、光ファイバケーブル径に合わせた断面サイズの湾曲した溝に光ファイバケーブルを収容し、前記溝の長さ方向途中位置における溝の湾曲の曲率半径方向の両側に形成した開口からそれぞれ押し込んだ一対の切込み刃により、前記溝内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れ、次いで、光ファイバケーブルを溝長さ方向にスライドさせて被覆を縦裂きすることを特徴とする。
請求項4の発明は、光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブル口出し工具であって、
光ファイバケーブル径に合わせた内径を持つ湾曲したパイプの長さ方向途中位置におけるパイプ湾曲の曲率半径方向の両側に開口を形成し、前記両側の開口から前記パイプ内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れる一対の切込み刃を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブルの口出し方法であって、
光ファイバケーブル径に合わせた内径を持つ湾曲したパイプに光ファイバケーブルを挿入し、前記パイプの長さ方向途中位置におけるパイプ湾曲の曲率半径方向の両側に形成した開口からそれぞれ押し込んだ一対の切込み刃により、前記パイプ内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れ、次いで、光ファイバケーブルをパイプ長さ方向にスライドさせて被覆を縦裂きすることを特徴とする。
請求項1〜3の発明において、対象とする光ファイバケーブルは、光ファイバの両側にテンションメンバを配置した構造であり断面に方向性があるので、これを湾曲させる時、曲がり易い方向が定まっている。すなわち、テンションメンバ並び方向(図12(イ)の左右方向)と直交する方向(同図の上下方向)に曲がり易い。したがって、この光ファイバケーブルを、台板の光ファイバケーブル径に合わせた断面サイズの湾曲した溝に収容した時、テンションメンバ並び方向は、溝の湾曲の曲率半径方向と直交する方向となる。
したがって、溝の湾曲の曲率半径方向の両側に形成した開口からそれぞれ切込み刃を被覆に押し込むと、両側のテンションメンバ間の中央位置に切込みが入る。このように、テンションメンバの位置が設定通りに定まった状態で切込みを入れることが可能となるので、光ファイバを傷つける恐れなしに能率的に被覆を縦裂することできる。
なお、湾曲した溝を形成する手段として、平板状の台板に湾曲した溝を形成した場合は、溝の湾曲の曲率半径方向は溝幅方向となるので、切込み刃を溝幅方向から押し込む。
湾曲した溝を形成する手段として、湾曲した台板に溝を形成した場合は、溝の湾曲の曲率半径方向は溝深さ方向となるので、切込み刃を溝深さ方向から押し込む。
請求項4、5の発明においては、光ファイバケーブルを湾曲したパイプ内に挿入した時、光ファイバケーブルは、パイプ内を前進する際にテンションメンバ並び方向がパイプ湾曲の曲率半径方向と直交する方向となる。したがって、前記と同様に、光ファイバを傷つける恐れなしに能率的に被覆を縦裂することできる。
以下、本発明を実施した光ファイバケーブル口出し工具、及び口出し方法について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例の光ファイバケーブルの口出し工具11の正面図、図2は図1の拡大したA−A断面図、図3は図1の口出し工具11の要部の縦断面図で図2のB−B断面図に相当する図、図4は図3のC−C断面図、図5は図1のD−D断面図、図6は図1の口出し工具11の開いた状態の正面図である。
この実施例で対象とする光ファイバケーブルは、図12(イ)に示した光ファイバケーブル1のように、光ファイバ(光ファイバ心線)2の両側にテンションメンバ3を配置して被覆4を施した円形断面の光ファイバケーブルであり、外周面にノッチを持たない。
この実施例の口出し工具11は、光ファイバケーブル1を収容する湾曲した溝12aを形成したケーブル断面位置決め用の平板状の台板12と、基端側がヒンジ軸16でヒンジ結合された一対のアーム17、18からなる切込み具19とからなり、下側のアーム17のヒンジ軸16に近い位置で台板12に軸21を介して回転可能に取り付けられている。
前記溝12aの断面は、光ファイバケーブル1の径に合わせた断面サイズ、すなわち光ファイバケーブル1が隙間のない若しくは少ない状態で嵌合する程度の断面サイズである。溝12aの湾曲の曲率半径をRで示す。
下側のアーム17には下側の切込み刃22が取り付けられ、上側のアーム18には上側の切込み刃23が取り付けられ、各アーム17、18における切込み刃22、23の前後位置(図1、図3で左右方向の両側の位置)に、上下のアーム17、18の相対位置決めをするためのガイドプレート17a、17b、18a、18bが形成されている。切込み刃22、23を直接保持する刃ホルダを22a、23aで示す。台板12には、押し込まれる切込み刃22、23(必要があればさらに刃ホルダ22a、23aも)との干渉を避けるための縦溝状の凹所12bを形成している。
また、切込み刃22、23の幅方向(図2等で左右方向の両側)の両側にストッパ部17c、18cが形成されている。両ストッパ部17c、18cが互いに当たる位置が切込み深さ位置を規定する。
切込み具19のヒンジ軸16の近傍に、上下のアーム17、18を開く方向に付勢するバネ25が設けられ、また、図5に示すように、その両側に上下のアーム17、18の基部側の相対位置決めをするためのガイドプレート17d、18dを設けている。
上記の口出し工具11を用いて、光ファイバケーブル1の口出しを行う場合、図6に示すように、切り込み具19の上下のアーム17、18を開いた状態として、台板12の湾曲した溝12aに光ファイバケーブル1を収容する。
この場合、光ファイバケーブル1は、光ファイバ2の両側にテンションメンバ3を配置した構造であり断面に方向性があるので、これを湾曲させる時、曲がり易い方向が定まっている。すなわち、テンションメンバ並び方向(図12(イ)の左右方向)と直交する方向(同図の上下方向)に曲がり易い。したがって、この光ファイバケーブル1を台板12の、光ファイバケーブル径程度の断面サイズの湾曲した溝12aに収容した時、テンションメンバ並び方向は溝幅方向(図2の上下方向であり、溝12aの湾曲の曲率半径R方向と直交する方向)となる。
したがって、溝幅方向上下にある切込み刃22、23を押し込んで被覆4に切込みを入れると、両側のテンションメンバ3間の中央位置に切込みが入る。このように、テンションメンバ3の位置が設定通りに定まった状態で切込みを入れることが可能となるので、光ファイバ2を傷つける恐れなしに被覆4を縦裂することできる。
また、特別に注意深く操作する必要もないので、作業性は良好である。
なお、溝12aの断面をあまり大きくすると、光ファイバケーブル1を収容した時にケーブル断面の方向性が適切に現れないので、ケーブル断面の方向性が適切に現れる程度に小さなサイズとする。
図1は切込み刃22、23を被覆4に押し込んで切り込みを入れた状態であり、続いて、光ファイバケーブル1の先端と反対側(図1で右側)を引っ張って、光ファイバケーブル1を台板12の溝12a内で図1の矢印方向にスライドさせると、被覆4に切り込んだ切込み刃22、23により被覆4が縦裂きされる。次いで、光ファイバケーブル1を溝12aから取り出し、縦裂きされた被覆4を手で左右に開くと、図11に示すように光ファイバ2が露出する(口出しされる)。
上記の実施例は、一対の切込み刃22、23を、ヒンジ軸16で互いに回転可能に連結した上下のアーム17、18にそれぞれ取り付けた構造であるが、例えば図7に簡略化して示した口出し工具11Aの切込み具19Aのように、単に台板12の面に沿って矢印のように溝幅方向に直線的に移動する切込み刃32、33を設けた構造としてもよい。詳細構造は省略するが、切込み刃32、33を保持する刃ホルダ32a、33aが、台板12に固定した切込み具本体31に上下移動可能に取り付けられており、かつ、各刃ホルダ32a、33aを設定した押込み量だけ押し込むことが可能にされている。
また、上述の各実施例は、平板状の台板12に湾曲した溝12aを形成したものであるが、図8に簡略して示した口出し工具11Bのように、台板41自体を湾曲した形状としてもよい。すなわち、湾曲した台板41(台板湾曲の曲率半径をR’で示す)に、その湾曲面と直交する方向から見て直線状の溝41aを形成することで、湾曲した溝を得ることもできる。
この場合は、 溝41aの湾曲の曲率半径方向は溝深さ方向となるので、一対の切込み刃42、43は、台板41の面と直交する方向に配置し、かつ、台板41には下側の切込み刃42を通す穴(開口)41bをあける。
図9、図10に示した口出し工具11Cは、光ファイバケーブル1を湾曲させる手段としてパイプ51を用いたものである。すなわち、光ファイバケーブル径に合わせた内径を持つ湾曲したパイプ51(パイプ湾曲の曲率半径をR”で示す)の長さ方向途中位置におけるパイプ湾曲の曲率半径方向の両側に開口51bを形成し、前記両側の開口51bから前記パイプ内の光ファイバケーブル1の被覆4に切り込みを入れる一対の切込み刃52、53を設けたものである。切込み刃52、53は例えば、パイプ51の外周に曲率半径方向に回転可能に取り付けたアーム54、55にそれぞれ取り付け、各アーム54、55を外側に付勢するバネ56を設ける。
光ファイバケーブル1を上記口出し工具11Cの湾曲したパイプ51内に挿入した時、光ファイバケーブル1は、パイプ51内を前進する際にテンションメンバ3の並び方向がパイプ湾曲の曲率半径R”方向と直交する方向となる。したがって、パイプ湾曲の曲率半径方向両側の開口51bからそれぞれ切込み刃52、53を被覆4に押し込むと、前記と同様に、両側のテンションメンバ3間の中央位置に切込みが入る。したがって、光ファイバ2を傷つける恐れなしに能率的に被覆4を縦裂することできる。
本発明の対象とする光ファイバケーブルは、光ファイバ線路から回線をユーザーに引き落とす光ドロップケーブル、あるいは、屋内光配線に用いるインドアケーブル、その他種々の光ファイバケーブルを対象とすることができる。要するに、光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルであればよい。
本発明の一実施例の光ファイバケーブルの口出し工具の正面図である。 図1の拡大したA−A断面図である。 図1の口出し工具の要部の縦断面図であり、図2のB−B断面図に相当する。 図3のC−C断面図である。 図1のD−D断面図である。 図1の口出し工具の開いた状態の正面図である。 本発明の口出し工具の他の実施例を示すもので、切込み刃近傍の正面図である。 本発明の口出し工具のさらに他の実施例を示すもので、切込み刃近傍の要部の斜視図である。 本発明のさらに他の実施例の口出し工具の一部を切り欠いて示した要部正面図である。 図9の口出し工具の切込み刃近傍の斜視図である。 上記の口出し工具で被覆を縦裂きした光ファイバケーブルの平面図である。 光ファイバ心線の両側にテンションメンバを配置した構造の各種の光ファイバケーブル(光ドロップケーブル)の断面図を示し、(イ)は本発明の対象とするノッチなし円形の光ファイバケーブル、(ロ)はノッチ付き円形の光ファイバケーブル、(ハ)はノッチなし平型の光ファイバケーブル、(ロ)はノッチ付き平型の光ファイバケーブルである。
符号の説明
1 光ファイバケーブル
2 光ファイバ
3 テンションメンバ
4 被覆
11、11A、11B、11C 口出し工具
12、41 台板
51 パイプ
12a、41a 溝
12b 凹所(開口)
41b 穴(開口)
51b 開口
16 ヒンジ軸
17 (下側の)アーム
18 (上側の)アーム
17a、17b ガイドプレート
18a、18b ガイドプレート
17c、18c ストッパ
19、19A 切込み具
31 切込み具本体
21 軸
22、32、42、52 (下側の)切込み刃
23、33、43、53 (上側の)切込み刃
25 バネ
R (溝の)曲率半径
R’ (台板の)曲率半径
R” (パイプの)曲率半径

Claims (5)

  1. 光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブル口出し工具であって、
    ケーブル断面方向位置決め用の台板に光ファイバケーブル径に合わせた断面サイズの湾曲した溝を形成し、前記溝の長さ方向途中位置における溝の湾曲の曲率半径方向の両側に開口を形成し、前記両側の開口から前記溝内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れる一対の切込み刃を設けたことを特徴とする光ファイバケーブルの口出し工具。
  2. 基端側で互いに回転可能にヒンジ連結された一対のアームのそれぞれ先端側に、前記切込み刃をそれぞれ取り付けて切込み具を構成するとともに、前記切込み具を前記台板に、前記一対のアームの回転面と平行な面内で回転可能に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブルの口出し工具。
  3. 光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブルの口出し方法であって、
    ケーブル断面方向位置決め用の台板に形成された、光ファイバケーブル径に合わせた断面サイズの湾曲した溝に光ファイバケーブルを収容し、前記溝の長さ方向途中位置における溝の湾曲の曲率半径方向の両側に形成した開口からそれぞれ押し込んだ一対の切込み刃により、前記溝内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れ、次いで、光ファイバケーブルを溝長さ方向にスライドさせて被覆を縦裂きすることを特徴とする光ファイバケーブルの口出し方法。
  4. 光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブル口出し工具であって、
    光ファイバケーブル径に合わせた内径を持つ湾曲したパイプの長さ方向途中位置におけるパイプ湾曲の曲率半径方向の両側に開口を形成し、前記両側の開口から前記パイプ内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れる一対の切込み刃を設けたことを特徴とする光ファイバケーブルの口出し工具。
  5. 光ファイバの両側にテンションメンバを配置して被覆を施すとともに被覆表面にノッチを持たない円形断面の光ファイバケーブルにおける前記被覆を光ファイバケーブル長さ方向に裂いて光ファイバを露出させる光ファイバケーブルの口出し方法であって、
    光ファイバケーブル径に合わせた内径を持つ湾曲したパイプに光ファイバケーブルを挿入し、前記パイプの長さ方向途中位置におけるパイプ湾曲の曲率半径方向の両側に形成した開口からそれぞれ押し込んだ一対の切込み刃により、前記パイプ内の光ファイバケーブルの被覆に切り込みを入れ、次いで、光ファイバケーブルをパイプ長さ方向にスライドさせて被覆を縦裂きすることを特徴とする光ファイバケーブルの口出し方法。
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