JP3895038B2 - 光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法 - Google Patents

光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3895038B2
JP3895038B2 JP09973498A JP9973498A JP3895038B2 JP 3895038 B2 JP3895038 B2 JP 3895038B2 JP 09973498 A JP09973498 A JP 09973498A JP 9973498 A JP9973498 A JP 9973498A JP 3895038 B2 JP3895038 B2 JP 3895038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
slot
optical
optical cable
slot groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09973498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11295573A (ja
Inventor
和也 緒方
清 佐藤
康晴 酒井
正仁 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Fujikura Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd, Kansai Electric Power Co Inc filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP09973498A priority Critical patent/JP3895038B2/ja
Publication of JPH11295573A publication Critical patent/JPH11295573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3895038B2 publication Critical patent/JP3895038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロット形光ケーブルから光ファイバを取り出すための光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ネットワークの構築にあっては、布設の完了した光ケーブルの中間から光線路を分岐するいわゆる後分岐作業を実施する場合がある。
前記後分岐作業では、図6に示すように、目的の分岐位置に光ケーブル1を引き寄せて湾曲部1aを形成し、該湾曲部1aの光ケーブル1外皮を切り裂いた部分から光ファイバ2(光ファイバ心線)を取り出す。この時、光ケーブル1のテンションメンバをカットする場合と、カットしない場合とがあるが、実回線への影響を考えるとテンションメンバをカットしない場合の方が光ファイバに必要以上に触れない点で優位にある。
取り出した光ファイバ2は融着補強部等の光接続部4を介して別の光ファイバ3と光接続し、さらに分岐位置の外側に組み立てた光クロージャ(図示せず)に光接続部4および余長を収納することが一般的である。
【0003】
光ケーブル1としては、多心化の要求に鑑みて、例えば光ファイバテープ心線を収納したスロット形光ケーブル等が多用されている。
このスロット形光ケーブルの後分岐作業では、引き寄せ作業によって曲げて湾曲部1aを形成した後、図7に示すように、光ケーブル外皮を切り裂いて露出させたスロット5のスロット溝6から作業者が指先で目的の光ファイバテープ心線7を選択して取り出し、この光ファイバテープ心線7を引っ張りながら鋏やニッパ等の切断工具を用いて切断する。
ところで、テンションメンバをカットしない後分岐作業では、後分岐する光ファイバの余長は光ケーブル外皮の切り裂き長に依存する。すなわち、スロット溝6は螺旋状になっていることが一般的であり、前記切り裂き長を長くすると光ケーブル1から引き出した光ファイバ2に長い余長を確保することができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示したような光ケーブル1の後分岐作業では、光ケーブル1を大きく曲げて光ファイバ2を浮き上がらせるようにする必要があり、曲げが大きすぎると光ファイバ2の光特性に影響を与える懸念がある。また、光ケーブル1に曲げ作業のための十分な余長を確保する必要があるため、後分岐作業が実施可能な場所が限定されたり、膨大な手間を掛けて引き寄せ作業を行うケースが生じるといった問題が生じる。
【0005】
また、目的の光ファイバ2を光ケーブル1から選択する作業や、取り出した光ファイバ2を切断するために引っ張る作業は、光ファイバ2の光特性に与えないように細心の注意を払う必要があるため、作業性に不満があった。しかも、取り出した光ファイバ2の切断を失敗すると、光ファイバ2をさらに引き出さねばならないため、光ケーブル1内の他の光ファイバをも引き出してしまう等の悪影響が発生する可能性がある。
特に、図7に示したスロット形光ケーブルのスロット溝6から光ファイバテープ心線7を取り出す作業では、狭隘なスロット溝6に複数積層した光ファイバテープ心線7から目的の光ファイバテープ心線7を選択して取り出すので作業性が低下するとともに、他の光ファイバテープ心線7の光特性に影響を与えやすいといった問題があった。
【0006】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、
(a)光ファイバ取出治具の箆部を利用することで、光ケーブルに露出させたスロットのスロット溝から光ファイバを簡便に取り出すことができる、
(b)箆部に確保した5〜20mmの幅寸法により、目的の光ファイバおよび他の光ファイバの光特性に影響を与えること無く、光ファイバの取り出し作業を行うことができる、
(c)(a)により、分岐部から光ファイバを取り出す際の光ケーブルの曲げを小さくすることができる、
(d)スロット溝内面と該スロット溝内の光ファイバとの間に確保した隙間に箆部を挿入することで、光ファイバの取り出し作業性を向上する、
(e)複数の光ファイバ取出治具の箆部を使用することで、目的の光ファイバを確実に取り出すことができる
光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、スロット形光ケーブルから光ファイバを取り出すための光ファイバ取出治具であって、合成樹脂製の長方形板材を長手方向中央の折り線を中心として二つ折りにした把持部と、光ケーブルから露出させたスロットのスロット溝内面と該スロット溝内に収納した光ファイバとの間に確保した隙間に挿入可能な薄板状の箆部を備え、前記箆部は、前記スロット溝への挿入方向に対して垂直な幅寸法が5〜20mmの細長形状であり、基端が、前記把持部の前記折り線を介して両側の両側部の間に配置されて一方の側部に固着され、先端が、前記把持部の前記折り線に形成した開口部を貫通して外側に突出していることを特徴とする光ファイバ取出治具を前記課題の解決手段とした。
請求項2記載の発明は、前記篦部の先端が、該篦部の幅方向中央を頂点とする三角形をなす尖った形状になっていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ取出治具である。
箆部は、合成樹脂等の光ファイバを傷めない材質から形成する。また、箆部は弾性変形可能であることが好ましく、これにより、例えば、スロット溝に挿入した時に曲げるようにして弾性変形させると、元の形状への復元力を利用して光ケーブルから光ファイバを取り出すことができる。
箆部が5〜20mmの幅寸法を有することは、例えば通信線として一般的に用いられる光ファイバ心線をこの箆部に引っ掛けるようにして移動した時に急激な曲げ等を与える心配が無く、光特性に影響を与えない。
スロット溝内面と該スロット溝内の光ファイバとの間には、幅0.3〜0.35mmの隙間を確保する場合が多い。これに伴って、光ファイバ取出治具の箆部も0.3〜0.35mmの厚さ寸法に形成することが好ましい。
【0008】
請求項記載の発明では、光ケーブルの中間の光ケーブル外皮を切り裂いて分岐部を形成し、該光ケーブル内に収納したスロット及び該スロットの外面のスロット溝内に収納した光ファイバを露出させた後、前記スロット溝内面と該スロット溝内に溝深さ方向に多段となるように複数積層して収納した光ファイバテープ心線である前記光ファイバとの間に確保した隙間に前記光ファイバ取出治具の箆部を挿入して目的の光ファイバを取り出すことを特徴とする光ケーブルの後分岐方法を前記課題の解決手段とした。
請求項4記載の発明では、光ケーブルの中間の光ケーブル外皮を切り裂いて分岐部を形成し、該光ケーブル内のスロットを露出させた後、前記光ケーブルを曲げて前記分岐部を湾曲させ、次いで、前記スロットの外面のスロット溝の内面と該スロット溝内に溝深さ方向に多段となるように複数積層して収納した光ファイバテープ心線である前記光ファイバとの間に確保した隙間に前記光ファイバ取出治具の箆部を挿入して目的の光ファイバを取り出すことを特徴とする光ケーブルの後分岐方法を前記課題の解決手段とした。
この後分岐方法では、スロット溝に挿入した箆部によって光ファイバを取り出すので、光ケーブルの曲げは、スロット溝からの光ファイバの浮き上がりを容易にする程度の微小なもので済み、場合によっては光ケーブルの曲げ作業は不要である。
【0009】
また、箆部を挿入するスロット溝内の隙間としては、
(1)スロット溝と該スロット溝内に収納した光ファイバとの予め形成した隙間や、
(2)スロット溝に予め形成した、箆部が挿入可能な拡張部
等も採用可能である。
【0010】
本発明の光ケーブルの後分岐方法では、前記分岐部に露出したスロット溝に複数本の光ファイバ取出治具の箆部を挿入し、一方の光ファイバ取出治具の箆部によって前記スロット溝内の目的の光ファイバを選択し、他方の光ファイバ取出治具の箆部を前記一方の光ファイバ取出治具の箆部に沿ってスライド移動させることにより前記選択した目的の光ファイバをスロット溝から取り出すことも採用可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を、図1から図5を参照して説明する。
図1は本実施の形態の光ファイバ取出治具10を示す。
図1に示すように、前記光ファイバ取出治具10は、把持部11と、該把持部11から突出状態に取り付けた箆部12とを備えている。
把持部11および箆部12は共にポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂から形成している。
箆部12は厚さ0.3〜0.35mmの薄板状であり、曲げ方向に弾性変形可能になっている。また、箆部12は、長手方向寸法が50mm、該長手方向寸法に垂直な幅寸法が10mmの細長形状である。前記把持部11から突出した箆部12の先端13は尖った形状になっている。
【0012】
把持部11は長方形板材を長手方向中央の折り線14を中心として二つ折りになっている。前記箆部12の前記先端13に対向する基端15は、把持部11の両側部16、17の間に配置され、かつ一方の側部16に接着剤等によって固着している。箆部12の先端13は、前記折り線14に形成した開口部18を貫通して外側に突出している。
【0013】
この光ファイバ取出治具10によれば、構造が極めて単純であるので容易に製造することができる。しかも安価な素材から形成することができるので、低コスト化が容易である。
【0014】
次に、前記光ファイバ取出治具を用いた光ケーブルの後分岐方法を説明する。
図2中符号19はスロット形光ケーブル(以下「光ケーブル」)である。
この光ケーブル19の中間位置から光ファイバ20(光ファイバテープ心線)を取り出すには、まず、光ケーブル19の光ケーブル外皮21を切り裂いて分岐部22を形成し、光ケーブル19内のスロット23を露出させる。
次に、光ケーブル19を曲げて分岐部22を湾曲させ、分岐部22に露出したスロット23のスロット溝24に箆部12の先端13を挿入する。湾曲した分岐部22の内側では光ファイバ20がスロット溝24から若干浮き上がることになる。
【0015】
図3に示すように、箆部12によって、スロット溝24内の光ファイバ20を一側に寄せると、スロット溝内面24aと光ファイバ20との間に幅寸法t=0.3〜0.35mm程度の隙間25が形成される。そして、この隙間25に箆部12の先端13を挿入するので、挿入作業は簡便である。
光ファイバ取出治具10は、把持部11を折り畳むようにして作業者が手で把持し、両側部16、17の間に箆部12の基端15を挟み込むようにする。
【0016】
この時、光ケーブル19の曲げは光ファイバ20がスロット溝24から僅かに浮き上がる程度で良く、曲げによって光ファイバを取り出すようにする従来方法に比べて、光ケーブル19の曲げが少なくて済む。このため、曲げ作業用に光ケーブル19に確保すべき余長が少なくて済み、光ケーブル19の後分岐位置の制限が少なくなる。
【0017】
そして、スロット溝24に挿入した箆部12の先端13によって光ファイバ20をすくい上げるようにすると、光ファイバ20をスロット溝24の外側に移動することができる。
ここで、箆部12の先端13を上手く使用すると、スロット溝24内で目的の光ファイバ20のみを容易に選択することができる。目的の光ファイバ20を選択したら、図4に示すように、別の光ファイバ取出治具26を使用して該光ファイバ取出治具26の箆部27を前記箆部12に沿ってスライド移動させる。これにより、前記選択した目的の光ファイバ20のみをスロット溝24から容易に取り出すことができる。また、この時、別途挿入した光ファイバ取出治具26は、先に選択した目的の光ファイバ20のみを移動し、他の光ファイバ20には接触せず光特性に影響を与える心配が無い。
【0018】
図5に示すように、スロット溝24から取り出した光ファイバ20は、箆部12上にてニッパ28等の切断工具を使用して切断する。切断作業は、箆部12上で行うので、光ファイバ20に対する切断工具の位置決め性や、光ファイバ20の位置安定性等が確保されるので、作業性が向上する。
【0019】
なお、本発明の光ファイバ取出治具は前記実施の形態に限定されず、例えば、把持部や箆部の形状の変更等が可能である。
また、本発明の光ケーブルの後分岐方法は前記実施の形態に限定されず、例えば、分岐部にて同時に3以上の光ファイバ取出治具を使用して光ファイバの選択や取り出しを行うことも可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光ファイバ取出治具によれば
(1)この箆部を前記スロット溝に挿入することによって、光ファイバを簡便に取り出すことができる、
(2)箆部が5〜20mmの幅寸法を有することによって、光ファイバの取り出し時に目的の光ファイバおよび他の光ファイバの光特性に影響を与えない
といった優れた効果を奏する。
【0021】
本発明に係る光ケーブルの後分岐方法によれば
(3)スロット溝内面と該スロット溝内の光ファイバとの間の隙間に丁度挿入可能な箆部を使用することから、光ケーブルを殆ど曲げなくても箆部をスロット溝に挿入して、光ファイバの取り出し作業を行うことができる、
(4)光ファイバを取り出す際の光ケーブルの曲げを小さくすることができ、光ケーブルの後分岐位置を任意に設定することが可能になる
といった優れた効果を奏する。
【0022】
請求項記載の光ケーブルの後分岐方法によれば、前記分岐部に露出したスロット溝に複数本の光ファイバ取出治具の箆部を挿入し、一方の光ファイバ取出治具の箆部によって前記スロット溝内の目的の光ファイバを選択し、他方の光ファイバ取出治具の箆部を前記一方の光ファイバ取出治具の箆部に沿ってスライド移動させることにより前記選択した目的の光ファイバをスロット溝から取り出すようにしたので、
(5)目的の光ファイバのみを確実に取り出すことができる、
(6)しかも取出作業を他の光ファイバに影響を与えること無く進めることができ作業性が向上する
といった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバ取出治具の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 本発明の光ケーブルの後分岐方法の実施の形態を示す図であって、湾曲させた光ケーブルのスロット溝に光ファイバ取出治具の箆部を挿入して目的の光ファイバを選択する作業を示す工程図である。
【図3】 光ケーブルに形成した分岐部に露出させたスロットのスロット溝を示す断面図である。
【図4】 2つの光ファイバ取出治具を使用して目的の光ファイバをスロット溝から取り出す作業を示す工程図である。
【図5】 光ケーブルから取り出した光ファイバの切断作業を示す工程図である。
【図6】 従来の光ケーブルの後分岐方法を示す正面図である。
【図7】 図6の後分岐方法における光ファイバの取出作業を示す図であって、スロット溝近傍を示す断面図である。
【符号の説明】
10…光ファイバ取出治具、12…箆部、19…光ケーブル、20…光ファイバ(光ファイバテープ心線)、21…光ケーブル外皮、22…分岐部、23…スロット、24…スロット溝、24a…スロット溝内面、25…隙間、26…光ファイバ取出治具、27…箆部。

Claims (5)

  1. スロット形光ケーブルから光ファイバを取り出すための光ファイバ取出治具であって、
    合成樹脂製の長方形板材を長手方向中央の折り線(14)を中心として二つ折りにした把持部(11)と、光ケーブル(19)から露出させたスロット(23)のスロット溝内面(24a)と該スロット溝(24)内に収納した光ファイバ(20)との間に確保した隙間(25)に挿入可能な薄板状の箆部(12、27)を備え、
    前記箆部は、前記スロット溝への挿入方向に対して垂直な幅寸法が5〜20mmの細長形状であり、基端(15)が、前記把持部(11)の前記折り線(14)を介して両側の両側部(16、17)の間に配置されて一方の側部(16)に固着され、先端(13)が、前記把持部(11)の前記折り線(14)に形成した開口部(18)を貫通して外側に突出していることを特徴とする光ファイバ取出治具(10、26)。
  2. 前記篦部(11)の先端(13)が、該篦部の幅方向中央を頂点とする三角形をなす尖った形状になっていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ取出治具。
  3. 請求項1又は2記載の光ファイバ取出治具を用いた光ケーブルの後分岐方法であって、
    光ケーブル(19)の中間の光ケーブル外皮(21)を切り裂いて分岐部(22)を形成し、該光ケーブル内に収納したスロット(23)及び該スロットの外面のスロット溝(24)内に収納した光ファイバ(20)を露出させた後、前記スロット溝内面(24a)と該スロット溝内に溝深さ方向に多段となるように複数積層して収納した光ファイバテープ心線である前記光ファイバとの間に確保した隙間(25)に前記光ファイバ取出治具の箆部を挿入して目的の光ファイバを取り出すことを特徴とする光ケーブルの後分岐方法。
  4. 請求項1又は2記載の光ファイバ取出治具を用いた光ケーブルの後分岐方法であって、
    光ケーブル(19)の中間の光ケーブル外皮(21)を切り裂いて分岐部(22)を形成し、該光ケーブル内スロット(23)を露出させた後、前記光ケーブルを曲げて前記分岐部を湾曲させ、
    次いで、前記スロットの外面のスロット溝(24)の内面(24a)と該スロット溝内に溝深さ方向に多段となるように複数積層して収納した光ファイバテープ心線である光ファイバとの間に確保した隙間(25)に前記光ファイバ取出治具の箆部を挿入して目的の光ファイバを取り出すことを特徴とする光ケーブルの後分岐方法。
  5. 前記分岐部に露出したスロット溝に複数本の光ファイバ取出治具(10、26)の箆部(12、27)を挿入し、一方の光ファイバ取出治具(10)の箆部(12)によって前記スロット溝内の目的の光ファイバを選択し、他方の光ファイバ取出治具(26)の箆部(27)を前記一方の光ファイバ取出治具の箆部に沿ってスライド移動させることにより前記目的の光ファイバをスロット溝の外部に取り出すことを特徴とする請求項3又は4記載の光ケーブルの後分岐方法。
JP09973498A 1998-04-10 1998-04-10 光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法 Expired - Lifetime JP3895038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09973498A JP3895038B2 (ja) 1998-04-10 1998-04-10 光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09973498A JP3895038B2 (ja) 1998-04-10 1998-04-10 光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11295573A JPH11295573A (ja) 1999-10-29
JP3895038B2 true JP3895038B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=14255286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09973498A Expired - Lifetime JP3895038B2 (ja) 1998-04-10 1998-04-10 光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3895038B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11295573A (ja) 1999-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5295421A (en) Blade for fiber ribbon stripping
CN103477256B (zh) 光纤用被覆层去除工具以及被覆层去除方法
JP4376257B2 (ja) 光ファイバケーブル
EP2275847B1 (en) Optical connector assembling jig and optical connector assembling method
JP4191168B2 (ja) メカニカル接続型光コネクタ
JP3895038B2 (ja) 光ファイバ取出治具および光ケーブルの後分岐方法
JPH01126601A (ja) 光フアイバの切断装置
JP2763601B2 (ja) 光ファイバテープ心線の分岐方法および分岐用工具
JP4303713B2 (ja) 光ファイバ心線把持部材及び光コネクタ接続方法
JP5325272B2 (ja) メカニカルスプライス用接続工具
JP4084363B2 (ja) 光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具セット
JP5400839B2 (ja) メカニカルスプライス用接続工具、及び光ファイバ接続工法
JP6025693B2 (ja) 光ファイバテープの分割工具に着脱可能なアタッチメント及び光ファイバテープの分割方法
JPH11326645A (ja) 光テープ心線の一括被覆除去工具及び一括被覆除去方法
JP3802828B2 (ja) 光ファイバテープ心線の分離工具
JP2018092087A (ja) 治具、ケーブル外被の引き裂き方法
JP3635561B2 (ja) 光ファイバホルダ
JP5199294B2 (ja) 光ファイバホルダ
JP4627278B2 (ja) 光ファイバケーブルの口出し工具、及び口出し方法
JP4312747B2 (ja) 光ケーブルの固定構造および固定方法
JP3752211B2 (ja) 光ファイバテープ心線分離工具
JP2004118160A (ja) 光ファイバ余長収納方法及び光ファイバ余長収納具
JP5325273B2 (ja) 光ファイバ接続用補助具、及びメカニカルスプライスユニット、及び光ファイバ接続工法
JP5469051B2 (ja) テープ心線分割工具
KR100283051B1 (ko) 광케이블 슬롯 유니트 절단기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term