JP4422615B2 - 仮撚りテクスチャード加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載した、複数の合成系を仮撚りテクスチャード加工するための仮撚りテクスチャード加工機に関する。
前記形式の仮撚りテクスチャード加工機を、溶融紡糸されたマルチプルヤーンをテクスチャード加工し、ひいては糸の構造と外観とをできるだけ天然繊維に似せるために用いることは公知である。このためには仮撚りテクスチャード加工機は多数の加工ステーションを有している。この場合、各加工ステーションにおいては少なくとも1本の糸が複数のプロセスユニットでテクスチャード加工処理される。糸は仮撚りゾーンにてドラフトされかつテクスチャード加工され、テクスチャード加工後、ボビンとして巻上げられる。このためにはプロセスユニット、例えば送り機構、加熱装置、冷却装置及び仮撚りテクスチャードユニットは機械フレームにステーション構造を成して配置され、加工ステーションにて所定の糸道が形成される。このような仮撚りテクスチャード加工機は例えばWO/01/92615号明細書によって公知である。この公知の仮撚りテクスチャード加工機においては、多数の加工ステーションは複数のセクションに分けられている。例えば216の多数の加工ステーションを使用した場合にはそれぞれ12の加工ステーションを有する18のセクションが形成される。フレキシビリティを高めるためには公知の仮撚りテクスチャード加工機においては加工セクションは互いに無関係に制御可能である。この場合、加工セクションには各加工ステーションにおいて規定された糸道と所定の糸処理とで糸の好適なテクスチャード加工ができるように1つのステーション構造が実現されている。
例えばEP1103641A1号及びEP1101848A1号明細書によって公知である仮撚りテクスチャード加工の新しい開発では、仮撚りテクスチャード加工プロセスにより製作可能ないわゆる効果糸に強い関心が示されている。このためには公知の仮撚りテクスチャード加工機において問題なく実現できる付加的な処理ステップが糸道に必要とされる。効果糸の製造は従来、例えばDE3623370A1号明細書により公知であるような空気式テクスチャード加工機に限られていた。このようなテクスチャード加工機は個別に駆動されかつ調節可能なプロセスユニットを有する加工ステーションを少数しか有していないので、加工ステーションは個別に運転されることができる。このような高いフレキシビリティは加工ステーションの数が多いことに基づき仮撚りテクスチャード加工機では経済的に実現することはできない。反対に仮撚りテクスチャード加工機は駆動及び制御費用を所定の限度内に保つためにプロセスユニットをグループ駆動するという構想に基づいている。
したがって本発明の課題は冒頭に述べた仮撚りテクスチャード加工機を改良して、種々異なる形式と構造のテクスチャード加工された糸を製造するフレキシブルな使用を可能にすることである。
本発明の課題は請求項1の特徴を有する仮撚りテクスチャード加工機により解決された。
本発明の有利な構成は従属請求項の特徴及びその組合せによって解決された。
本発明は多数の加工ステーションを有する仮撚りテクスチャード加工機はもっぱら所定の糸を製造するために使用されるという制限を解除する。反対に本発明は仮撚りテクスチャード加工機において平行に並べて種々の糸タイプの製造を可能にする方法を提供する。このためには本発明によれば、加工セクションのグループから成る種々のステーション構造を備えた仮撚りテクスチャード加工機が構成されている。この場合、加工セクションのステーション構造においては単数又は複数の糸を案内しかつ処理するために必要とされるプロセスユニットの数及び/又は形式が異なっている。この場合、ステーション構造とは、加工セクションに配属された糸を引出し、テクスチャード加工しかつドラフトするために必要であるプロセスユニットの、加工セクション内部における配置を意味する。したがって加工ステーションの1つにおいて、付加的な糸処理が、加工セクションのグループのステーション構造において付加的なプロセスユニット、例えば付加的な加熱装置が受容されていることにより達成される。しかし、加工セクションに配属された糸の種々異なる処理は、ステーション構造内部のプロセスユニットの数が同じであるが少なくとも1つのグループのプロセスユニットの形式が他の1つのグループのプロセスユニットの形式と異なることによっても既に達成される。例としては熱処理のために設けられたプロセスユニットが加工セクションの1つにおいて、糸が加熱処理された表面と接触するいわゆる接触型加熱器によって形成されていることができる。これに対し隣接する加工セクションにおいては糸が接触なしで加熱される加熱装置が使用されることができる。このいわゆる高温加熱器として公知である加熱装置においては、糸は高加熱された表面の上側を接触なしで導かれる。したがって本発明は、グループに分けられた多数の加工ステーションがフレキシブルに糸の加工に使用できるという特別な利点を有する。これにより有利な形式で種々の糸を同一の機械で製造することができる。
本発明による仮撚りテクスチャード加工機の使用のフレキシビリティをさらに改善するためには、プロセスユニットの少なくとも1部が加工セクションのステーション構造の内部にて、プロセスモジュールによって保持され、該プロセスモジュールが機械フレームの、モジュールフレームとして構成された部分に固定されている。これにより加工セクションのステーション構造を簡単な形式で変更する可能性が得られる。
この場合に特に有利であることは、モジュールフレームが、本発明の仮撚りテクスチャード加工機の有利な構成にしたがって、選択的に加工セクションあたり単数又は複数のプロセスモジュールで装備可能であることである。プロセスモジュールは加工セクションの加工ステーションにてそれぞれ1つのプロセスステップを実施する少なくとも1つのプロセスユニットグループを保持する。したがってプロセスモジュールを選択しかつ組合わせることにより、複数の糸から形成される糸タイプを有利な形式で製造することができる。
本発明の特に有利な構成によれば、プロセスモジュールはそれぞれ1つの電気分配器を有し、該電気分配器がプロセスモジュールのプロセスユニットと接続されかつプロセスユニットを電気的に接続するために入口と出口とを有している。これにより一方では、加工セクション内部で個々のプロセスユニットに電気的なエネルギを供給するための費用が著しく減じられ、他方では、個々のプロセスモジュールの交換が、供給導線と電気分配器との間の差込み接続の簡単な解除により著しく簡易化される。
主として送り機構によって形成される駆動可能なプロセスユニットはプロセスモジュールにて有利には単個駆動装置によって駆動される。この場合、プロセスユニットのすべての単個駆動装置はプロセスモジュールにて1つのグループ変圧整流器によって制御される。しかしながら、各単個駆動装置に直接、プロセスモジュールにてそれぞれ1つの変圧整流器が配属されることもできる。
種々の糸タイプを製造するためには種々の糸処理が主としてプロセスの走入領域にて行われることが知られている。この認識に基づき、本発明による仮撚りテクスチャード加工機の有利な構成によれば、モジュールフレームは機械の走入領域に配置されかつ加工セクションのステーション構造の内部にて糸を供給ボビンから引出すプロセスユニットのグループを保持している。このようなプロセスユニットは引出し送り機構によって形成されている。
特に仮撚りテクスチャード加工機の走入領域にてフレキシビリティをさらに高めるためには、プロセスモジュールには有利には付加的な受容装置が加工ステーションあたり構成されている。この受容装置により選択的に付加的なプロセスユニットが加工ステーションの内部にてプロセスモジュールに統合可能である。
この場合、付加的なプロセスユニットとしては、別の送り機構、ドラフトピン、うず巻かせ装置及び/又はボビン供給装置が設けられていることができる。したがって例えばボビン供給装置によって第2の糸をプロセスモジュールにて加工プロセスに供給して加工ステーションにて複合糸を製造することができる。ドラフトピン又はうず巻かせ装置によって引出し送り機構により引出された糸は仮撚りテクスチャード加工の前に付加的に処理される。
仮撚りテクスチャード加工機の内部でのプロセスユニットの操作を簡単な形式で可能にするためには本発明の有利な構成によれば、操作通路がモジュールフレームとプロセスフレームとの間に形成されている。この場合、プロセスフレームはプロセスユニットの少なくとも1部、例えば仮撚りテクスチャード加工ユニット及び送り機構を保持する。プロセスユニットは操作通路から両側に向かって1人の操作員で操作することができる。
請求項9と10による本発明の構成によれば仮撚りテクスチャード加工機にて案内された糸が交差しないこと保証される。1つの加工ステーションの内部にて糸道がわずかにしか変向されないことにより、糸タイプとは無関係に糸は安定した短い糸道に導かれる。さらに加熱装置と冷却装置とを操作通路の上側に配置することによって、仮撚り糸を熱処理しかつ冷却するために十分な長さが実現可能であるという利点が得られる。さらに1つのフレーム部分に纏められたプロセスフレームと巻上げフレームによって仮撚りテクスチャード加工機のコンパクトな構造が達成される。
プロセスパラメータ、例えば引出し速度、ドラフト比又は加熱の調節値を簡単な形式で変化させるためには、加工セクションの1つのステーション構造を形成するプロセスユニットは隣接する加工セクションのプロセスユニットとは無関係に制御されかつ監視される。このためには有利には各加工セクションに1つの磁界制御ユニットが配属され、該磁界制御ユニットによって当該グループの内部にて全部のプロセスパラメータが確定されかつ変化可能である。
以下、添付図面に関連して本発明を1実施例に基づき詳述する。
図1には本発明による仮撚りテクスチャード加工機の1実施例が概略的に平面図で示されている。該仮撚りテクスチャード加工機は機械フレーム4を有している。この場合、機械フレーム4はモジュールフレーム4.1、プロセスフレーム4.2及び巻上げフレーム4.3から形成されている。これらのモジュールフレーム4.1、プロセスフレーム4.2及び巻上げフレーム4.3は互いに固定的に結合されている。モジュールフレーム4.1に対し間隔をおいて別個のクリールフレーム7が配置されている。
機械フレーム4内には長手方向に多数の加工ステーション1.1,1.2,1.3等が互いに平行に並べて配置されている。通常は1つの仮撚りテクスチャード加工機内には200を越える加工ステーション、有利には218の加工ステーションが設けられている。図1の実施例では例として最初の3つの加工ステーションだけが符号1.1,1.2及び1.3で示されている。各加工ステーションにおいては、それぞれ少なくとも1本の糸が加工される。多数の加工ステーション1は複数の加工セクションに分けられている。図1に示された実施例においては並んで位置するそれぞれ12の加工ステーション1.1,1.2,1.3等が1つの加工セクション2を形成している。図1においてはこれに関し、例として最初の2つの加工セクション2.1,2.2と第3の加工セクション2.3の半分とが示されている。各加工セクション2.1,2.2,2.3等は複数のプロセスユニットを有している。これらのプロセスユニットは加工セクションの加工ステーションに配属された糸を供給ボビンから平行に引出し、テクスチャード加工し、ドラフトしかつボビンに巻上げるために機械フレーム4にて1つのステーション構造を成して保持されている。
図1には加工セクションにてもしくは個々の加工ステーションにて設けられたプロセスユニットが符号10,11,12,13,16及び18で示されている。符号10では引出し供給機構のグループが示されている。この場合、各加工ステーションには糸38を供給ボビン8から引出すためにそれぞれ1つの引出し機構が配属されている。供給ボビン8はクリールフレーム7に受容されている。ドラフト加工及びテクスチャードのためには糸38は1つの加工ステーションにて、例えば加工ステーション1.1にて仮撚りゾーンに導かれる。この仮撚りゾーンは1次加熱装置11、冷却装置12及び仮撚りテクスチャード加工ユニット13によって形成されている。これに続いて糸38は各加工ステーションにて2次加熱装置16によって行なわれる熱処理に晒される。この処理の終りにて糸38は巻上げ装置18におけるボビン保持体46に保持されたボビン21に巻上げられる。巻上げ装置18は3つの加工ステーションの幅を占める。したがってそれぞれ3つの巻上げ装置−これについてはあとで記述する−が柱を成して巻上げフレーム4.3に配置されている。
図1にて部分的に符号10,11,13,16及び18によって示されているプロセスユニットを制御するためには、各加工セクションには1つの磁界制御ユニット42が配属されている。したがって加工セクション2.1には磁界制御ユニット42.1が配属されかつ加工セクション2.2には磁界制御装置42.2が配属されている。磁界制御ユニット42.1及び42.2並びにここには図示されていない仮撚りテクスチャード加工機の加工セクションの磁界制御ユニットは機械制御装置43と連結されている。したがって加工セクションのプロセスユニットは隣接する加工セクションのプロセスユニットとは無関係に制御できかつ監視できる。
仮撚りテクスチャード加工機の加工セクション2はそれぞれ、該加工セクション2に配属された糸を加工するためにそれぞれ所定のステーション構造を有している。以後、加工セクション2.1のステーション構造については、図2による当該加工セクションの加工ステーションの横断面に基づき、かつ加工セクション2.2のステーション構造については、図4による当該加工セクションの加工ステーションの横断面に基づき記述する。
図2においては加工セクション2.1の加工ステーション1が概略的に横断面で示されている。機械フレーム4内で1つのステーション構造を成して配置されたプロセスユニットは加工セクション2.1にて、引出し送り機構10と1次加熱装置11、冷却装置12と仮撚りテクスチャード加工ユニット13とドラフト供給機構14とうず巻かせ装置40とセット供給送り機構15と2次加熱装置16と供給送り機構17と巻上げ装置18とによって形成されている。この場合、プロセスユニットは一本の糸道に関して相前後して配置されている。
加工セクション2.1においては各加工ステーションは1つの引出し送り機構10を有している。加工セクション2.1の引出し送り機構10は1つのプロセスモジュール3.1に取付けられている。プロセスモジュール3.1はモジュールフレーム4.1に固定されている。プロセスモジュールの構成並びにモジュールフレーム4.1の性質についてはあとで更に詳しく記述する。
各引出し送り機構にはクリールフレーム7に配置されている供給ボビン8の1つが配属されている。クリールフレーム7においては供給ボビン8の各々にはそれぞれ1つのリザーブボビン44が配属されている。この場合、供給ボビン8の糸終端はリザーブボビン44の糸始端と結節されている。供給ボビン8から糸38はヘッド糸ガイド45と糸ガイド9.1と9.2とを介し、引出し送り機構10によって引出される。
加工セクション2.1の加工ステーションにおける糸38の糸道に基づき、以後、ステーション構造における別のプロセスユニットについて記述する。糸道方向で引出し送り機構10の後ろには長く伸びた1次加熱装置11が存在している。この1次加熱装置11を通って糸38は伸びかつ所定の温度に加熱される。この場合、1次加熱装置11は高温加熱器として構成されていることができる。この高温加熱器は300℃を越える加熱表面温度を有している。糸38は接触なしで加熱されると有利である。この実施例においては1次加熱装置11は2つの平行なトラックを有しているので2つの並んで位置する加工ステーションの糸38が同時に1次加熱装置11を通して導かれることができる。
糸道方向で見て1次加熱装置11のうしろには冷却装置12が設けられている。1次加熱装置11と冷却装置12とはこの実施例においては一平面間で相前後してモジュールフレーム4.1とプロセスフレーム4.2との上側に配置されている。この場合、モジュールフレーム4.1とプロセスフレーム4.2との間には操作通路5が構成されている。一次加熱装置11の入口領域においては有利には変向ローラとして構成された糸ガイド9.3が配置されているので、糸38はモジュールフレーム4.1からV字形の糸道を成してプロセスフレームに導かれる。しかし、ステーション構造は、1次冷却装置11と冷却装置12とが屋根形に当接する2つの平面内に配置されるように構成されることもできる。
モジュールフレーム4.1に向き合った側においては、プロセスフレーム4.2が配置されている。プロセスフレーム4.2は糸道方向で相前後して仮撚りテクスチャード加工ユニット13、ドラフト送り機構14、うず巻かせ装置40及びセット送り機構15を保持している。この場合、糸38は冷却装置(有利には冷却レールとして構成されている)の出口から仮撚りテクスチャードユニット13へ導かれている。仮撚りユニット13、例えば複数のオーバラップする機能円板によって形成されていることのできる仮撚りユニット13は、仮撚り駆動装置26によって駆動される。仮撚り駆動装置26としては有利には電気モータが使用され、この電気モータは同様にプロセスフレームに取付けられている。
ドラフト送り機構14によって糸38は、仮撚りテクスチャード加工ユニット13と引出し送り機構10との間に形成される仮撚りゾーンから引出される。ドラフト送り機構14と引出し送り機構10とは仮撚りゾーンにて糸38をドラフトするために速度差で駆動される。
ドラフト送り機構14の下側で糸38はうず巻かせ装置40を通過する。セット送り機構15によって糸38は2次加熱装置16へ導入される。このためには2次加熱装置16は1つのフレーム部分を構成するように結合されたプロセスフレーム4.2と巻上げフレーム4.3との下側に配置されている。2次加熱装置16はプロセスフレーム4.2から巻上げフレーム4.3への糸移行部を形成している。これにより極めてコンパクトな構造形式が実現される。
巻上げフレーム4.3の下側には供給送り機構17が配置されている。この供給送り機構17は直接糸38を2次加熱装置16から引出し、変向後糸38を巻上げ装置18へ導く。セット送り機構15と供給送り機構17は速度差で駆動されるので2次加熱装置の内部で糸を縮み処理することができる。この場合、2次加熱装置16はビフェニル加熱された接触加熱器によって形成されていることができる。
巻上げ装置18はこの実施例においては略示的に綾振り装置20、駆動ローラ19、ボビン保持体46及びボビン21により示されている。さらに巻上げ装置18は自動的なボビン交換を実施するために巻管マガジン22を有している。この場合、満管ボビンを交換するために必要な補助装置は図示されていない。巻上げフレーム4.3には全部で、隣接する加工ステーションの3つの巻上げ装置18が階層を成して相上下して配置されている。加工セクションの巻上げ装置は機械長手方向側の1つを形成し、該機械長手方向側の長さに亘ってはドッファ通路6が延在している。ドッファ通路6から満管ボビンは搬出されることができる。加工セクションのステーション構造における送り機構10,14,15及び17の構造は等しく、以後、引出し送り機構10を例にとってこれを詳細に説明する。いずれの送り機構10,14,15及び17もゴデット23と該ゴデット23に配属されたガイドローラ24とから構成されている。ゴデット23は単個駆動装置25によって駆動される。単個駆動装置25は電気モータによって構成されていると有利である。ガイドローラ24は自由回転可能に支承されている。この場合、糸38は複数回巻付けられてゴデット23とガイドローラ24を介して案内されている。
図2に示された加工セクション2.1のステーション構造は、加工ステーションにて、供給された糸38を基本的な方法でドラフトしかつテクスチャード加工するためにプロセスユニットを有している。このためには糸38は引出し送り機構10により供給ボビン8から引出され、仮撚りゾーンへ導かれる。仮撚りゾーンの端部における仮撚りテクスチャード加工ユニット13によって糸38には仮撚りが与えられる。この仮撚りは1次加熱装置11まで逆行する。1次加熱装置11と冷却装置12との内部でマルチフィラメント糸38にテクスチャード加工によって付与された縮れが固定される。糸38はドラフト送り機構14によって仮撚りゾーンから引出されかつドラフトされる。このためにはドラフト送り機構14は引出し送り機構10よりも高い速度で駆動される。糸38のテクスチャード加工のあとでうず巻かせと加熱とによる更なる糸処理が行なわれる。次いで糸38はボビン21に巻上げられる。
機械を操作するためにはモジュールフレーム4.1とプロセスフレーム4.2との間には操作通路5が形成されている。これによってモジュールフレーム4.1におけるプロセスユニットとプロセスフレーム4.2におけるプロセスユニットとは、操作通路5から一人の操作員によって有利な形式で操作することができる。ボビン21を受取りかつ導出するためには巻上げフレーム43の長手方向側にドッファ通路6が設けられている。
機械の走入領域における加工セクション2.1のステーション構造を詳細に説明するために図3には加工セクション2.1のモジュールフレーム4.1の1部が異なる方向から見て示されている。この場合、図3.1はプロセスモジュール3.1の正面図、図3.2はプロセスモジュール3.1の背面図である。以後の記述は一方の図への関連が記載されていない限り両方の図に当嵌まる。
プロセスモジュール3.1は複数の固定手段27を介してモジュールフレーム4.1に交換可能に取付けられている。この場合モジュールフレーム41は複数のモジュールロケーション47を有している。モジュールフレーム4.1には全部で3つのモジュールロケーション47.1,47.2及び47.3が構成されている。モジュールロケーション47.1にはプロセスモジュール3.1が固定されている。加工セクション2.1のプロセスモジュール3.1は引出し送り機構10のグループを保持している。図3.1と図3.2とにおいてはそれぞれ3つの隣接した引出し送り機構10.1,10.2及び10.3が示されている。引出し送り機構10.1,10.2及び10.3の各々はそれぞれ1つの単個駆動装置25.1,25.2及び25.3によって駆動される。したがって単個駆動装置25.1は引出し送り機構10.1を駆動しかつ単個駆動装置25.2は引出し送り機構10.2を駆動する。加工ステーションの引出し送り機構10.1,10.2,10.3等の各々は1本の糸38を1つの供給ボビンから糸ガイド9.1を介して引出す。プロセスモジュール3.1においては、引出し送り機構10のすべての単個駆動装置25は1つの電気分配器48に接続されている。電気分配器48は複数の差込み接続部49を有している。差込み接続部49と電気分配器48とを介して引出し送り機構10の単個駆動装置25の電気的な接続が行なわれる。このためには単個駆動装置25は有利にはグループ変圧整流器を介して制御される。このグループ変圧整流器は電気分配器48の構成部分であっても、加工セクション2.1に配属された電気的構成ユニットに外から配置されることもできる。
この実施例の隣接した加工セクション2.2のステーション構造は加工セクション2.2の加工ステーションの1つの横断面に基づき図4に示されている。加工セクション2.2のステーション構造は加工セクション2.1のステーション構造とほぼ同じであるので、ここでは先の記述を援用し、以下はステーション構造における相違だけについて記述することにする。図を見やすくするために機能的に同じである構成部分は同じ符号で示されている。
加工セクション2.2の走入領域においては、モジュールフレーム4.1に2つのプロセスモジュール3.1と3.2とが上下に配置されている。プロセスモジュール3.1は加工セクション2.2の加工ステーションの引出し送り機構10を保持している。プロセスモジュール3.1の構造は隣接する加工セクション2.1に配置されたプロセスモジュールの構造と同じである。この限りにおいては先の記述を援用する。第2のプロセスモジュール3.2においても加工ステーションあたり1つの送り機構29と1つの供給ステーション36とが配置されている。プロセスモジュール3.2における供給ステーション36には各加工ステーションにてそれぞれ1つの供給ボビン37が保持され、この供給ボビン37の上に添え糸39が巻かれている。添え糸39は送り機構29によってプロセスモジュール3.2に沿って引出されかつ操作通路5の上側に配置された変向ローラ41.2と41.2とを介してドラフト送り機構14に供給される。ドラフト送り機構14の下側のうず巻かせ装置40にて添え糸39と糸38は複合系に複合される。
したがって、加工セクション2.2のステーション構造は、当該加工セクション2.2の対応する加工ステーションにてそれぞれ1本の複合糸を製造するために、付加的なプロセスユニットを有している。添え糸としては例えばエラスタンヤーンを縮れ糸に添えることができる。このため添え糸は引出し機構10によって加工セクション2.2の各加工ステーションにて引出されかつ仮撚りゾーンに供給される。添え糸39は送り機構29によって供給ボビン37から、プロセスモジュール3.2に取付けられた糸ガイド35を介して各加工ステーションにて引出される。このためには供給ボビン37はプロセスモジュール3.2における供給ステーション36に配置されている。添え糸39は変向ローラ41.1と41.2とを介し、仮撚りゾーンのそばを直接ドラフト送り機構14に導かれる。糸38をテクスチャード加工しかつドラフトしたあとで、糸38と添え糸39はうず巻かせ装置40にて結合される。このようにして形成された複合糸は2次加熱装置16における熱処理のあとでボビン21に巻上げられる。
加工セクション2.2の走入領域は、プロセスモジュール3.1と3.2の詳細な説明のために、図5.1と5.2とにおいて異なる方向から見て概略的に示されている。図5.1はモジュールフレーム4.1を操作通路側から見た部分的な概略図であり、図5.2はモジュールフレーム4.1を反対側から見た部分的な概略図である。モジュールフレーム4.1には加工セクション2.2内にて、モジュールロケーション47.1と47.2とにおいてそれぞれ1つのプロセスモジュール3.1と3.2とが配置されている。加工セクション2.2におけるプロセスモジュールは加工セクション2.1におけるプロセスモジュール3.1と同じであるので、その限りにおいては先の記述を参照されたい。
プロセスモジュール3.2は加工セクション2.2の送り機構29のグループを保持している。図5.1には前記グループの最初の3つの送り機構29.1,29.2,29.3が示されている。各送り機構29は駆動されたゴデット31とガイドローラ30とから構成されている。ゴデット31は単個駆動装置33で駆動される。この場合、最初の3つの送り機構29.1,29.2及び29.3の単個駆動装置33.1,33.2及び33.3が示されている。単個駆動装置33に電気的エネルギを供給するためにはプロセスモジュール3.2は同様に電気分配器48を有し、この電気分配器48は送り機構29の単個駆動装置33と連結されている。電気分配器48は差込み接続部49を介して外部のエネルギ供給装置と制御装置とに接続されている。
プロセスモジュール3.2においては、加工セクション2.2の加工ステーションあたり、送り機構29の下側にそれぞれ1つの供給ステーション36が構成されている。この供給ステーション36には供給ボビン37が配置されている。供給ステーション36と送り機構29との間には加工ステーションあたり1つの糸ガイド35がプロセスモジュール3.2に配置されている。したがってプロセスモジュール3.1と3.2によって加工ステーションあたり2本の糸38と39とを引出し、加工ステーション2.2の内部の後続のプロセスユニットによって複合糸に加工することができる。この場合、加工ステーション2.2のプロセスユニットの制御は、配属された磁界制御ユニット42.2によって決定される。
この実施例の後続の加工セクションは、図2による加工セクション2.1のステーション構造に又は図4による加工セクション2.2のステーション構造に相当するステーション構造をそれぞれ1つ有している。しかしながら、この実施例の加工ステーションの少なくとも1つが別の糸タイプを製造するために第3の異なるステーション構造を有することもできる。しかし通常はこのような仮撚りテクスチャード加工機は加工セクションにおけるあまり相異のないステーション構造で運転されることもできる。先に記述した実施例においては加工セクションのステーション構造はだいたいにおいて機械の走入範囲に配置されている付加的なプロセスユニットによって変化させられている。原則的にはステーション構造における変化を生ぜしめるためにはステーション構造の内部に配置されたすべてのプロセスユニットが適している。したがって例えばこの実施例の加工セクション2.1のステーション構造を、2次加熱装置16が運転されず、仮撚りテクスチャード加工された糸が加熱後処理なしでボビンに巻上げられることで変化させることもできる。同様に1つの加工セクションにて非接触加熱器として構成された1次加熱装置11を使用することもできる。又、本発明はプロセスモジュールを走入領域に配置されたモジュールフレーム内に配置することに限定されるものではない。したがってプロセスフレームは特に、モジュールフレームとして単数又は複数のプロセスユニットグループを有する単数又は複数のグループを受容するためにも適している。特に先に述べた実施例においてはうず巻かせ装置40とドラフト送り機構14との間に、プロセスモジュール3.1に相応して構成されたプロセスモジュールを配置することができる。この結果うず巻かせ装置40の前に付加的な送り機構が配置され、単数又は複数の糸をうず巻かせるためにあとからの張力調節が可能である。
図6には例えば加工セクションの1つにて使用可能であるプロセスモジュール3の別の実施例が示されている。プロセスモジュールの図6に示された実施例は複合糸を製造するために特に適している。このためには引出し送り機構10と送り機構29は一緒にプロセスモジュール3に取付けられている。図6.1においては1つの加工ステーションのプロセスモジュール3の構造が示されている。送り機構29にはプロセスモジュール3にて供給ポイント36と糸ガイド35とが配属されている。供給ポイント36には供給ボビン37が保持されている。引出し機構10と送り機構29はプロセスモジュール3において有利には異なる糸道平面に配置され、2本の平行に走行する糸が付加的な変向なしで加工ステーションへ導かれるようになっている。
図6.2においてはプロセスモジュール3が引出し送り機構10と別の送り機構29とを有するプロセスモジュール3の別の実施例が示されている。両方の送り機構10と29との間ではうず巻かせ装置40がプロセスモジュールに保持されている。うず巻かせ装置40は圧縮空気源(図示せず)と接続されている。したがって糸通路を導かれた糸38は圧縮空気流でうず巻かされる。仮撚り縮らせ行程の手前で行なわれる糸38の前処理によって縮らされた状態にある糸の膨れ効果が改善される。
図7にはプロセスモジュール3の別の実施例が、1つの加工ステーションの1部にて概略的に示されている。この場合、プロセスモジュール3は図7.1においては第1の構想で示され、図7.2においては第2の構想で示されている。図7.1に示されたプロセスモジュール3の構想では既に先に記述した引出し送り機構10が配置されている。引出し送り機構10には複数の受容装置28が配属されている。これらの受容装置28によっては付加的なプロセスユニットの受容が可能である。図7.1に示された構想ではプロセスモジュール3は受容装置28に保持された付加的なプロセスユニットなしで運転される。
図7.2においてはプロセスモジュール3の受容装置28は付加的な送り機構29とドラフトピン34によって占められている。この実施例においては加工ステーションにおける各加工セクションにおいて引出し送り機構10によって糸38が供給ボビンから引出される。引出し送り機構10により糸38は引出し送り機構10と送り機構29との間に延在する第1のドラフトゾーンへ導かれる。ドラフトゾーンの内部には加熱されたドラフトピン34が配置されている。この場合、ドラフトピン34は80℃から160℃との間の領域の表面温度に加熱される。ドラフトピン38には糸38が差掛けられ、糸38は送り機構29により引出される。ドラフトピン34にて糸38が円周の一部分にしか巻掛けられない場合にはドラフトピン34にはプロセスモジュール3における1つの糸ガイドが配属されていることができる。この糸ガイドはドラフトピン34における所定の巻掛け角度を調節するためにその位置が可変であることができる。送り機構29から、予備ドラフトされた糸38は仮撚りテクスチャード加工ゾーンへ導かれる。それ以外の糸道は先に記述した実施例の加工セクション2.1のステーション構造に相当する。送り機構10と29とドラフトピン34への電気的なエネルギの供給及び該送り機構10と29とドラフトピン34の制御は既に先に記述した電気分配器(図示せず)を介して行なわれる。
本発明の仮撚りテクスチャード機はできるだけ異なる糸タイプを同時に製造できるようにきわめてフレキシブルに働かせることができる。
本発明の仮撚りテクスチャード加工機の1実施例の概略的な平面図。
図1の実施例の1つの加工セクションの加工ステーションの概略的な横断面図。
図2の加工セクションのプロセスモジュールの概略的な側面図。
図1の実施例の他の加工セクションの加工ステーションの概略的な横断面図。
図4の加工セクションのプロセスモジュールの概略的な側面図。
プロセスモジュールの別の実施例の概略的な側面図。
プロセスモジュールの別の実施例の概略的な側面図。
符号の説明
1,1.1,1.2,1.3… 加工ステーション
2,2.1,2.2,2.3… 加工セクション
3,3.1,3.2… プロセスモジュール
4 機械フレーム
4.1 モジュールフレーム
4.2 プロセスフレーム
4.3 巻上げフレーム
5 操作通路
6 ドッファ通路
7 クリールフレーム
8 供給ボビン
9.1,9.2,9.3 糸ガイド
10,10.1,10.2,10.3 引出し送り機構
11 1次加熱装置
12 冷却装置
13 仮撚りテクスチャード加工ユニット
14 ドラフト送り機構
15 セット送り機構
16 2次加熱処理
17 供給送り機構
18 巻上げ装置
19 駆動ローラ
20 綾振り装置
21 ボビン
22 巻管マガジン
23 ゴデット
24 ガイドローラ
25,25.1,25.2,25.3 単個駆動装置
26 仮撚り駆動装置
27 固定手段
28 受容装置
29 送り機構
30 ガイドローラ
33 単個駆動装置
34 ドラフトピン
35 糸ガイド
36 供給ポイント
37 供給ボビン
38 糸
29 添え糸
40 うず巻かせ装置
41.1,41.2 変向ローラ
42,42.1,42.2 磁界制御装置
43 機械制御装置
44 リザーブボビン
45 ヘッド糸ガイド
46 ボビン保持体
47.1,47.2 モジュールロケーション
48 電気分配器
49 差込み接続部

Claims (11)

  1. 多数の合成糸を仮撚りテクスチャード加工するための仮撚りテクスチャード加工機であって、異なる糸タイプを平行に並べて、製造するために複数の加工セクション(2)に分けられた加工ステーションを有し、各加工セクション(2.1,2.2)が、該加工セクション(2.1,2.2)に配属された糸を平行に供給ボビン(8)から引出し、テクスチャード加工し、ドラフトしかつボビンに巻上げるために、機械フレーム(4)に保持された複数のプロセスユニット(10,11,12,13,14,15,18)を有するステーション構造を備えている形式のものにおいて、加工セクション(2.1,2.2)のステーション構造がプロセスユニット(10,11,12,13,14,15,18)の数及び/又は形式において異って構成されており、1つの加工セクションの加工ステーション構造を形成するプロセスユニットが隣接した加工セクションのプロセスユニットとは無関係に制御されかつ監視されるていることを特徴とする、仮撚りテクスチャード加工機。
  2. プロセスユニット(10)の一部が加工セクション(2.1,2.2)のステーション構造内部にてプロセスモジュール(3)によって保持されており、プロセスモジュール(3)が交換可能に、機械フレーム(4)の、モジュールフレーム(4.1)として構成された部分に固定されている、請求項1記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  3. モジュールフレーム(4.1)が選択的に加工セクションあたり単数又は複数のプロセスモジュール(3.1,3.2)で装備可能であり、この場合、プロセスモジュール(3.1,3.2)の各々がプロセスユニット(10,29)の少なくとも1つのグループを保持している、請求項2記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  4. プロセスモジュール(3)がそれぞれ1つの電気分配器(48)を有し、該電気分配器(48)がプロセスモジュール(3.1)のプロセスユニット(10)に結合されておりかつプロセスユニット(10)を電気的に接続するための差込み接続部(49)を有している、請求項2又は3記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  5. プロセスモジュール(3.1)における駆動可能なプロセスユニット(10)に、それぞれ1つの、プロセスモジュール(3.1)に取付けられた単個駆動装置(25)が配属されており、単個駆動装置(25)が電気分配器(48)と接続されている、請求項4記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  6. モジュールフレーム(4.1)が機械の走入領域に配置されかつ加工セクション(2.1,2.2)のステーション構造内部にて、引出し送り機構(10)のグループを有するプロセスモジュール(3.1,3.2)を保持しており、前記引出し送り機構(10)が、糸(38)をクリールフレームに配置された供給ボビン(8)から引出す、請求項2から5までのいずれか1項記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  7. プロセスモジュール(3.1)が選択的にプロセスユニットのグループで装備されており、前記プロセスユニットが送り機構、ドラフトピン、もつらせ装置及び/又は糸供給ポイントから形成されている、請求項6記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  8. 各加工ステーションのプロセスモジュール(3)が少なくとも1つの受容装置(28)を有し、この受容装置(28)により選択的に、付加的なプロセスユニット(29)が当該加工エステーション間で前記プロセスモジュール(3)に統合可能である、請求項6又は7記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  9. モジュールフレーム(4.1)が向き合ったプロセスフレーム(4.2)と共に操作通路(5)を形成しており、プロセスフレーム(4.2)が少なくともプロセスユニット(13.14)の1部を保持し、モジュールフレームにおけるプロセスモジュールとプロセスフレームにおけるプロセスユニットとが操作通路から操作可能である、請求項8記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  10. 加工セクションのステーション構造におけるモジュールフレームからプロセスフレームへの糸の移行が加熱装置と冷却装置とによって形成されており、該加熱装置と冷却装置とが操作通路の上側に、加工ステーションにて糸が引出し走行機構から仮撚りユニットへほぼV字形の糸道を成して案内されるように配置されている、請求項9記載の仮撚りテクスチャード加工機。
  11. 機械フレームの、巻上げフレームとして構成された部分が、巻上げ装置を受容するために設けられており、プロセスフレームと巻上げフレームとが、共通のフレーム部分に結合され、糸が加工ステーションにおいて、仮撚りユニットから巻上げ装置までほぼU字形の糸道を成して導かれるようになっている、請求項9又は10記載の仮撚りテクスチャード加工機。
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