JP4421426B2 - 操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者が操作を行う操作子と転舵される転舵輪とが機械的に連結されていない又はその状態から連結可能に構成された操舵装置に関する。
従来、いわゆるSBW(Steer By Wire)式の操舵装置においては、運転者が操舵するステアリングホイール(以下、ステアリング)と、転舵輪(車輪)とが機械的に連結されていない。このため、実際に転舵輪に切れ角(転舵角または舵角)を与える転舵装置は、運転者による操舵力がステアリングを介して伝達されない分、ステアリングと転舵装置が機械的に連結されている車両に比して、より大きな出力が必要となる。
また、SBW式の操舵装置では、転舵装置側の物理的なラックエンド位置をステアリング側で感じることができないので、いわゆるラックエンドの突き当て、すなわち、転舵角の最大値を運転者に知らせてやる必要がある。
その一手法として、転舵角が最大値となるような操舵角(ハンドル角)付近で操舵反力を相対的に急激に増大させ、そのときに転舵角が最大値であることを運転者に知らせるものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−127886号公報
ところで、転舵装置に電動モータを用いたSBW式の操舵装置の場合、製造コストや消費電力を低減する観点から、転舵装置の出力をなるべく下げたいという要求がある。
しかしながら、モータ出力が十分でないと、運転者が意図している転舵角、つまり、ハンドル角に応じて決まる目標転舵角に転舵輪を十分に追従させることができず、運転者は大きな違和感を感じることがある。特に車庫入れ等の相対的に大きな転舵出力を必要とする極低速時に、その違和感は顕著なものとなる。
また、運転者の操舵による目標舵角に転舵輪が十分追従していないとき、つまり、転舵装置のモータが最大出力で転舵輪を転舵しているときに、運転者がステアリングの操舵方向を逆転させても、転舵輪はそれまでの転舵方向に転舵し続ける現象が発生し得る。
このとき、運転者が転舵輪の追従遅れに気付いていなくても、ステアリングの操舵方向と転舵輪の転舵方向とが逆転した状態が続くと、それまでと同方向の旋回(操舵方向と逆方向の旋回)に遅れて運転者の意図する方向(操舵方向と同方向)に旋回し始めるという車両挙動を示し、運転者は非常に大きな違和感を感じることとなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、操舵方向と転舵方向が逆転した際に生じる車両挙動の悪化を抑制することが可能な操舵装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の操舵装置は、運転者が操作を行う操作子(例えば、実施の形態でのステアリングホイール2)と転舵される転舵輪(例えば、実施の形態での車輪6)とが機械的に連結されていない又はその状態から連結可能に構成された操舵装置であって、前記操作子の操作量(例えば、実施の形態での操舵角)に応じて前記転舵輪の目標転舵角(例えば、実施の形態での制御目標転舵角λtt)を設定する目標転舵角設定手段(例えば、実施の形態での目標転舵角設定部21)と、前記転舵輪の実転舵角(例えば、実施の形態での実転舵角λ)を測定する転舵角測定手段(例えば、実施の形態での転舵角センサ12)と、前記目標転舵角と前記実転舵角との偏差に応じて転舵輪を転舵する転舵アクチュエータ(例えば、実施の形態でのステアリングモータ10)とを備え、前記目標転舵角設定手段は、前記転舵アクチュエータの出力が最大出力に達している状態で前記操作子の操作方向が逆方向となった際には、その時点での前記転舵角測定手段にて測定される実転舵角に応じて目標転舵角を設定することを特徴としている。
上記構成の操舵装置によれば、運転者の操舵に応じた目標転舵角に対して転舵輪の実転舵角が追従遅れを有する状態で、運転者が操舵方向を反転させた場合であっても、この時点で測定される実転舵角を目標転舵角に反映させることで、運転者の操舵方向と、実転舵角に従う車両の旋回方向との対応関係が逆転してしまうことを防止することができる。
しかも、運転者が操舵方向を反転させた時点で実転舵角に応じて目標転舵角を設定することで、目標転舵角と実転舵角との間の偏差を小さく、あるいは、ゼロに設定することができ、目標転舵角に対する実転舵角の追従性を向上させることができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の操舵装置では、前記操作子の操作量に応じた前記目標転舵角と前記実転舵角との符号が異なるか否かを判定する判定手段を備え、前記目標転舵角設定手段は、前記転舵アクチュエータの出力が最大出力に達している状態で前記操作子の操作量に応じた前記目標転舵角と前記実転舵角との符号が同じである場合に前記操作子の操作方向が逆方向となった際には、その時点での前記転舵角測定手段にて測定される実転舵角に応じて目標転舵角を設定することを特徴としている。
上記構成の操舵装置によれば運転者の操舵方向と、実転舵角に従う車両の旋回方向との対応関係が逆転してしまうことを防止しつつ、運転者が操舵フィーリングに違和感を感じることを防止することができる。
以上説明したように、本発明の操舵装置によれば、運転者の操舵に応じた目標転舵角に対して転舵輪の実転舵角が追従遅れを有する状態で、運転者が操舵方向を反転させた場合であっても、運転者の操舵方向と、実転舵角に従う車両の旋回方向との対応関係が逆転してしまうことを防止することができる。
しかも、運転者が操舵方向を反転させた時点で実転舵角に応じて目標転舵角を設定することで、目標転舵角と実転舵角との間の偏差を小さく、あるいは、ゼロに設定することができ、目標転舵角に対する実転舵角の追従性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る操舵装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による操舵装置1は、例えば図1に示すように、運転者が操舵を行うステアリングホイール(操作子、以下、単にステアリングと呼ぶ)2と、ステアリング2に付設された操舵角センサ3および操舵反力付加モータ(反力アクチュエータ)4および操舵トルクセンサ5と、左右の車輪(転舵輪)6にナックルアーム7及びタイロッド8を介して連結されたステアリングロッド9と、ステアリングロッド9を軸方向に駆動して車輪6に舵角(転舵角)を与えるステアリングモータ(転舵アクチュエータ)10と、車両の速度(車速)を出力する車速センサ11と、ステアリングロッド9の軸方向位置から車輪6の舵角を出力する転舵角センサ(転舵角測定手段)12と、操舵反力付加モータ4及びステアリングモータ10を制御する制御装置13とを備えて構成されている。
制御装置13は、例えば図2に示すように、操舵角センサ3および車速センサ11および転舵角センサ12からの各検出信号に基づいてステアリングモータ10を制御する転舵制御部20と、該転舵制御部20および操舵トルクセンサ5および車速センサ11および転舵角センサ12からの制御信号および各検出信号に基づいて操舵反力付加モータ4を制御する操舵反力制御部30とを備えており、操舵反力付加モータ4とステアリングモータ10とを個別に制御し得るようになっている。
転舵制御部20は、操舵角センサ3からのステアリング2の操舵角(ハンドル角:操作量)および操舵方向を含めた操舵角信号と、車速センサ11からの車速信号とに基づいて目標転舵角を設定する目標転舵角設定部(目標転舵角設定手段)21と、この目標転舵角に転舵角センサ12の出力値、つまり、車輪6の実転舵角を一致させるためのステアリングモータ10への供給電力を制御するステアリングモータ制御部22とを備えている。
これにより、ステアリング2に運転者が与えた操舵角に対し、その時の車速を加味した最適な車輪6の転舵角が決定される。
操舵反力制御部30は、車速センサ11からの車速信号および転舵角センサ12からの転舵角信号および転舵制御部20からの舵角指令信号に基づいて目標操舵反力を設定する目標操舵反力設定部31と、この目標操舵反力設定部31で設定された目標操舵反力に操舵トルクセンサ5の出力値(実操舵トルク)を一致させるための操舵反力モータ4への供給電力を制御する操舵反力モータ制御部32とを備えている。
これにより、運転者による操舵方向とは逆方向の操舵反力がステアリング2に加えられ、ステアリング2と車輪6との間が、あたかも直接連結されているかのような操舵フィーリングが得られる。
本実施の形態による操舵装置1は上記構成を備えており、次に、この操舵装置1の動作、特に、ステアリングモータ10の最大出力に比して運転者によるステアリング2の操舵動作が急激であることに起因して運転者の意図している目標転舵角に対して車輪6に追従遅れが生じた状態で、運転者がステアリング2の操舵方向を逆転させた場合において、制御目標転舵角λttを設定する動作について添付図面を参照しながら説明する。
先ず、例えば図3に示すステップS01においては、後述する標準目標転舵角λtを補正して得た値が制御目標転舵角λttとして設定される状態であることを示す目標転舵角修正フラグF_Rのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS10に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS02に進む。
ステップS02においては、ステアリングモータ10の出力が既に最大出力に達していることを示す操舵制御最大出力フラグF_OUTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS08に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合、つまりステアリングモータ10の出力が既に最大出力に達していることで、実転舵角λが操舵角信号と車速信号とに基づいて設定される標準目標転舵角λtに十分追従していない虞のある場合には、ステップS03に進む。
ステップS03においては、標準目標転舵角λtまたは実転舵角λがゼロ近傍の値であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合、つまり標準目標転舵角λtに応じて実転舵角λが変更される際の応答誤差や実転舵角λの検出誤差等が相対的に増大する虞がある場合には、ステップS08に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS04に進む。
ステップS04においては、標準目標転舵角λtと実転舵角λとが異符号であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合、つまり標準目標転舵角λtに応じて実転舵角λの符号が反転する可能性がある場合には、後述するステップS08に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS05に進む。
ステップS05においては、ステアリング2の操舵方向が反転したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS08に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS06に進む。
そして、ステップS06においては、標準目標転舵角λtを補正するための目標修正比rとして、実転舵角λを標準目標転舵角λtで除算して得た値(λ/λt)を設定する。
そして、ステップS07においては、目標転舵角修正フラグF_Rのフラグ値に「1」を設定する。
次に、ステップS08においては、制御目標転舵角λttとして、標準目標転舵角λtと目標修正比rとを積算して得た値(λt×r)を設定する。
次に、ステップS09においては、例えばPI(比例・積分)制御等によって制御目標転舵角λttと実転舵角λとの差がゼロとなるようにしてステアリングモータ10を駆動制御する操舵制御を実行し、一連の処理を終了する。
また、ステップS10においては、操舵角θがゼロであるか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS08に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS11に進む。
ステップS11においては、目標修正比rに「1」を設定する。
次に、ステップS12においては、目標転舵角修正フラグF_Rのフラグ値に「0」を設定し、上述したステップS08に進む。
例えば、図4に示す時刻t0以降のように運転者による適宜の操舵方向での操舵角θが増大傾向に変化することに伴い、操舵角信号と車速信号とに基づいて設定される標準目標転舵角λtが増大傾向に変化する状態において、時刻t1以降のようにステアリングモータ10の出力が最大出力に到達すると、この標準目標転舵角λtを制御目標転舵角λttとして設定する制御において、制御目標転舵角λttに対する実転舵角λの追従遅れが増大し、制御目標転舵角λttと実転舵角λとの差異が増大する。
この状態で、例えば時刻t2のように、運転者による操舵方向が反転すると、操舵角信号と車速信号とに基づいて設定される標準目標転舵角λtは減少傾向に変化する。
このため、例えば時刻t2以降において標準目標転舵角λtを制御目標転舵角λttとして設定する制御を継続すると、減少傾向に変化する制御目標転舵角λttに対して、追従遅れを有する実転舵角λは増大傾向に変化し続ける状態が発生することになる。
これに対して、上述した実施形態では、標準目標転舵角λtが減少傾向に変化する時刻t2以後の適宜のタイミングで実転舵角λを制御目標転舵角λttとして設定し、このときの実転舵角λと制御目標転舵角λttとの比を目標修正比r(=λ/λt)として記憶し、このタイミング以降においては、操舵角信号と車速信号とに基づいて設定される標準目標転舵角λtに目標修正比rを作用させた値(λt×r)を制御目標転舵角λttとして設定する制御を実行する。
これにより、少なくとも運転者の操舵方向と、実転舵角λに従う車両の旋回方向とが逆転することが防止され、運転者による操舵方向が反転するより以前と同方向の旋回(つまり運転者による操舵方向と逆方向の旋回)に遅れて運転者の意図する方向(つまり操舵方向と同方向)に車両が旋回し始める、という極めて違和感の強い車両挙動が発生してしまうことを防ぐことができる。
そして、標準目標転舵角λtを目標修正比rにより補正して制御目標転舵角λttとして設定する制御は、例えば時刻t3のように操舵角θがゼロに到達して、ステアリング2の状態が中立位置に到達した時点で停止され、目標修正比rに「1」が設定されることで、時刻t3以降においては、操舵角信号と車速信号とに基づいて設定される標準目標転舵角λtを制御目標転舵角λttとして設定する制御が開始される。
上述したように、本実施の形態による操舵装置1によれば、運転者の操舵に応じた標準目標転舵角λtに対して転舵輪の実転舵角λが追従遅れを有する状態で、運転者が操舵方向を反転させた場合であっても、この時点で測定される実転舵角λを標準目標転舵角λtで除算して得た値(λ/λt)を標準目標転舵角λtを補正するための目標修正比rとして設定することで、運転者の操舵方向と、実転舵角λに従う車両の旋回方向との対応関係が逆転してしまうことを防止することができ、例えば、それまでと同方向の旋回(操舵方向と逆方向の旋回)に遅れて運転者の意図する方向(操舵方向と同方向)に旋回し始める、という極めて違和感の強い車両挙動の発生を有効に防ぐことができる。
しかも、運転者が操舵方向を反転させた時点で制御目標転舵角λttを実転舵角λに一致させることで、これ以降において、制御目標転舵角λttと実転舵角λとの間の偏差を小さく、あるいは、ゼロに設定することができ、制御目標転舵角λttに対する実転舵角λの追従性を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態においては、操舵角信号と車速信号とに基づいて設定される標準目標転舵角λtと実転舵角λとに基づき、制御目標転舵角λttを設定するとしたが、これに限定されず、例えば図5に示す上述した実施形態の変形例のように、車速信号に応じて設定される操舵角と転舵角との比、つまり標準舵角比G(V)に基づき制御目標転舵角λttを設定してもよい。
すなわち、この変形例では、ステップS01の判定結果が「NO」の場合には、ステップS21に進み、ステップS21においては、車速Vを取得する。
次に、ステップS22においては、予め記憶している車速Vと標準舵角比G(V)との所定の関係を示すマップを、取得した車速Vによりマップ検索して得た標準舵角比G(V)を、制御舵角比Gとして設定し、ステップS02に進む。
さらに、この変形例では、上述した実施形態でのステップS11を省略すると共に、ステップS06およびステップS08の代わりに、ステップS23およびステップS24を実行する。
つまり、ステップS05の判定結果が「YES」の場合には、ステップS23に進み、ステップS23においては、実転舵角λを操舵角θで除算して得た値(λ/θ)を制御舵角比Gとして設定し、ステップS07に進む。
また、ステップS24においては、制御舵角比Gに操舵角θを積算して得た値(G×θ)を制御目標舵角λttとして設定する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、ステアリング2と車輪6との間がクラッチを介して機械的に連結され、平常時は、クラッチ接続が断たれてステアリング2と車輪6とが機械的に連結されていないが、異常発生時は、クラッチが接続されてステアリング2と車輪6とが機械的に連結されるように構成されたものでもよい。
なお、上述した実施の形態においては、「転舵角」に代えて、これと所定の相関を有するステアリングロッド9の「ラックストローク」を用いてもよい。この場合には、標準目標転舵角は標準目標ラックストローク、実転舵角は実ラックストローク、制御目標転舵角は制御目標ラックストローク、目標転舵角修正フラグは目標ラックストローク修正フラグに対応する。
本発明の一実施形態に係る車両の構成図である。 本発明の一実施形態に係る操舵装置の構成図である。 図2に示す操舵装置の動作を示すフローチャートである。 図2に示す操舵装置における制御目標転舵角λttの時間変化の一例を示すグラフ図である。 本実施形態の変形例に係る操舵装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 操舵装置
2 ステアリングホイール(操作子)
6 車輪(転舵輪)
10 ステアリングモータ(転舵アクチュエータ)
12 転舵角センサ(転舵角測定手段)

Claims (2)

  1. 運転者が操作を行う操作子と転舵される転舵輪とが機械的に連結されていない又はその状態から連結可能に構成された操舵装置であって、
    前記操作子の操作量に応じて前記転舵輪の目標転舵角を設定する目標転舵角設定手段と、
    前記転舵輪の実転舵角を測定する転舵角測定手段と、
    前記目標転舵角と前記実転舵角との偏差に応じて転舵輪を転舵する転舵アクチュエータとを備え、
    前記目標転舵角設定手段は、前記転舵アクチュエータの出力が最大出力に達している状態で前記操作子の操作方向が逆方向となった際には、その時点での前記転舵角測定手段にて測定される実転舵角に応じて目標転舵角を設定することを特徴とする操舵装置。
  2. 前記操作子の操作量に応じた前記目標転舵角と前記実転舵角との符号が異なるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記目標転舵角設定手段は、前記転舵アクチュエータの出力が最大出力に達している状態で前記操作子の操作量に応じた前記目標転舵角と前記実転舵角との符号が同じである場合に前記操作子の操作方向が逆方向となった際には、その時点での前記転舵角測定手段にて測定される実転舵角に応じて目標転舵角を設定することを特徴とする請求項1記載の操舵装置。
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