JP4419119B2 - 電気光学装置及び投射型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気光学装置及びそれを用いた投射型表示装置に関し、特に、コントラスト及び輝度の低下を抑制する電気光学装置及び投射型表示装置に関する。
液晶表示装置などの電気光学装置は、各種機器の直視型の表示装置や投射型液晶表示装置のライトバルブとして広く用いられており、液晶などの電気光学物質と、電気光学物質を挟持する一対の基板とから構成されている。一対の基板のうち一方の基板は、例えば複数の画素がマトリックス状に形成されたTFT基板として構成され、他方の基板は、全面に対向電極が形成された対向基板として構成される。各画素は、画素電極、及びこの画素電極を駆動させるスイッチとして機能するTFT(薄膜トランジスタ:Thin Film Transistor)を備える。
電気光学装置において、対向基板に入射した光は、電気光学物質によって光変調された後、TFT基板から出射される。ここで、TFT基板には、データ線、走査線、及び容量線などの配線が各画素の画素開口領域の間に形成されている。また、これらの配線の上方には、電気光学物質の配向不良部で屈折されてTFTへ入射する光を遮光する、ブラックマトリクス(BM)層などの遮光膜がマトリクス状に形成されている。
電気光学装置が投射型表示装置のライトバルブとして用いられる場合には、光源からの光は概ね平行光束として対向基板の基板表面の法線方向に入射する。この入射光は、電気光学物質を透過した後、TFT基板から、概ね平行光束として出射される。そして、光学系を経て、投射スクリーン上に映像として表示される。
TFT基板において、透明基板には一般的に、二酸化シリコンを主成分とする材料が用いられる。TFTの半導体活性層にはシリコンが、TFTの絶縁膜には二酸化シリコンなどのシリコン酸化膜がそれぞれ用いられる。また、TFTの電荷保持特性を高める蓄積容量の絶縁膜には、高誘電体材料として、シリコン酸化膜よりも高い屈折率を有するシリコン窒化膜などが用いられる。更に、TFTや金属で構成される配線を外気中の水分から保護するために、TFTや配線の上方に設けられる保護膜には、高い水分遮蔽機能を有するシリコン窒化膜が用いられる。
液晶表示装置の各画素は、マトリックス状に形成された遮光膜によって区画され光が透過する画素開口領域と、画素開口領域の周縁部であって、遮光膜によって遮光され配線やTFTが配置される周辺領域とから構成される。液晶表示装置における輝度を向上させるために、画素の全体領域に対する画素開口領域の比率、つまり開口率の向上が望まれている。開口率は、従来の液晶表示装置では、高いもので高々50%程度である。
ところで、TFTの近傍では、特にゲートや配線に用いる積層構造のために、斜面(スロープ)が形成される。このスロープは、基板面に垂直に入射する光を屈折させる。このため、遮光膜を通過した画素開口領域内の光であっても、遮光膜の下部に存在するTFTや配線に入射する場合がある。ここで、遮光膜を通過した光が配線に遮られると実効開口率が低下して液晶表示装置の輝度が低下し、また、遮光膜を通過した光がTFTのチャンネルに入射するとTFTに光リーク電流が発生し、液晶表示装置のコントラスト比が低下する。
上記問題を回避するために、特許文献1では、高屈折率層であるシリコン窒化膜の端部が遮光膜の端部から水平方向に張り出さないように形成することを提案している。また、特許文献2及び特許文献3では、遮光膜の端部近傍であって、積層膜の界面がスロープに形成される領域において、積層膜の屈折率を光の入射順に小さくすることによって、遮光膜の端部近傍に入射した光を画素開口領域側に屈折させることを提案している。
上記以外に、特許文献4では、画素開口領域のSiN層を除去することによって、画素開口領域における透過率を向上させることを提案している。また、特許文献5では、液晶表示装置を一旦透過して、光学系で反射され、TFT基板の裏側から入射する光が、TFTへ入射して画像劣化を生じさせることへの対策として、TFTと透明基板との間に設けられる下部遮光膜の幅を、データ線の幅に略等しく形成することを提案している。
特開2001−133810号公報 特開2002−91339号公報 特開2001−4988号公報 特開2002−131776号公報 特開2001−66587号公報
特許文献1〜3によれば、それぞれ、屈折した光が遮光膜の下方に設けられている配線やTFTに入射することを抑え、液晶表示装置を透過する光の透過率を高めることが出来ると共に、光リーク電流の発生を抑えることが出来る。特許文献4によれば、屈折率が相互に異なる積層膜の界面での反射を抑え、液晶表示装置を透過する光の透過率を高めることが出来る。また、特許文献5によれば、下部遮光膜によって、TFT基板の裏側から入射した光がTFTへ入射することによる画像劣化を効果的に抑制することが出来る。
本発明は、特許文献1〜5とは別の構成によって、画素開口領域を通過する入射光が屈折して配線やTFTに入射することに起因し、電気光学装置のコントラスト及び輝度が低下することを抑制する、電気光学装置及びそれを用いた投射型表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1発明に係る電気光学装置は、相互に対向して配置され相互間に電気光学物質を挟持する第1基板及び第2基板と、画素開口領域と、該画素開口領域の周縁部に形成された被遮光要素を入射光から遮蔽する遮光膜とを備える電気光学装置において、
前記第1基板上には、該第1基板と同等の屈折率を有し該第1基板と平行な表面を有する平坦化絶縁膜と、前記第1基板の屈折率よりも高い屈折率を有する第1絶縁層と、前記第1基板の屈折率と同等の屈折率を有する第2絶縁層とが、前記電気光学物質から見て順次に形成され、前記平坦化絶縁膜と前記第1絶縁層の界面、及び、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層の界面が、前記遮光膜の画素開口領域内側の近傍において、前記第1基板の表面と平行でないスロープを形成しており、
前記スロープにおける前記平坦化絶縁膜と前記第1絶縁膜との界面における光の入射角及び屈折角をそれぞれα及びβとし、前記第1絶縁層のスロープ近傍での膜厚をT1とすると、前記被遮光要素の端面は、前記第1基板の表面と平行方向に見て、前記平坦化絶縁膜における前記遮光膜側のスロープ端部から次式で示される距離X:
X=(T1/cosβ)×sin(α−β)
以上前記画素開口領域の外側に形成されていることを特徴としている。
また、本発明の第2発明に係る電気光学装置は、相互に対向して配置され相互間に電気光学物質を挟持する第1基板及び第2基板と、画素開口領域と、該画素開口領域の周縁部に形成された被遮光要素を入射光から遮蔽する遮光膜とを備える電気光学装置において、
前記画素開口領域では、前記第1基板と平行でない界面を有する絶縁膜の屈折率が相互に同等であることを特徴としている。
本発明に係る透過型表示装置は、光源と、本発明の第1発明及び第2発明に係る電気光学装置と、前記光源からの光を前記電気光学装置を透過させて投影させる光学系とを備えることを特徴としている。
本発明の第1発明に係る電気光学装置によれば、遮光膜の内側で画素開口領域内に入射した入射光は、被遮光要素に入射することなく、画素開口領域で有効な入射光となるため、電気光学装置の輝度を向上させる。また、その入射光が光リーク電流を発生させることもないので、電気光学装置におけるコントラスト比の向上も可能となる。
本発明の第1発明の好適な実施態様によれば、前記平坦化絶縁膜、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の屈折率をそれぞれ、n1、n2、n3とすると、n2>n1≧n3の関係を満たすことを特徴とする。n1=n3の場合には、電気光学装置の第1基板の法線方向に入射した光を、電気光学装置の第1基板の略法線方向に出射させることが出来る。n1>n3の場合には、n1=n3の場合と比較して、スロープの第1絶縁膜と第2絶縁膜の界面での光の屈折方向を、より画素開口領域の内側寄りにすることが出来る。
本発明の第1発明では、好適には、前記第1絶縁層は、前記スロープよりも内側における前記画素開口領域で少なくとも一部が除去されていることを特徴とする。この場合、第1絶縁層の一部が除去された領域において、絶縁層間で屈折率が相互に大きく異なる界面が形成されないので、干渉による光透過ロスを抑えることによって、透過率を高めることが出来る。また、遮光膜及びスロープに隣接する第1絶縁層の部分を残すことによって、第1絶縁層を構成するシリコン窒化膜などによる水分遮蔽機能を維持し、電気光学装置の信頼性の低下を最小限に抑えることが出来る。
本発明の第2発明に係る電気光学装置によれば、前記画素開口領域では、前記第1基板と平行でない界面を有する絶縁膜の屈折率が相互に同等であることにより、電気光学装置に入射した光は、第1基板と平行でない界面において、屈折が生じず、直進する。従って、画素開口領域を通過する入射光が第1基板と平行でない界面において屈折されて、TFTや被遮光要素を成す配線などに入射することを抑えることが出来るので、本発明の第1発明に係る電気光学装置と同様に、輝度及びコントラスト比を向上させることが出来る。
本発明の第2発明の好適な実施態様では、前記画素開口領域では、前記第1基板と平行でない界面を有しない絶縁膜の屈折率が前記第1基板の屈折率と同等であり、前記第1基板と平行でない界面を有する絶縁膜及び前記画素電極の屈折率が前記第1基板の屈折率よりも高い第1の屈折率を有する。また、本発明の第2発明では、好適には、前記第1基板と平行でない界面を有する絶縁膜の少なくとも一が、シリコン窒化膜又はポリシラン樹脂系材料から成る。
本発明に係る透過型表示装置によれば、本発明の第1発明及び第2発明に係る電気光学装置を備えることにより、本発明の第1発明及び第2発明に係る電気光学装置とそれぞれ同様の効果を有する透過型表示装置を得ることが出来る。
本発明において、屈折率が同等であるとは、界面における屈折率差が例えば10%以内であることを言い、この場合、界面の屈折による輝度の低下が実質的に無視できる。本発明における電気光学物質には、液晶の他に、例えば高分子材料から成る電子粉流体等が含まれる。界面の表面粗さを小さくすると、界面における散乱を抑制できるため、好ましい。例えば、中心線平均粗さRaを0.05μm以下とする。
以下、図面を参照し、本発明に係る実施形態例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。透過型液晶表示装置1は、TFT基板1A及び対向基板1Bを有する。TFT基板1Aは、ガラス基板10と、ガラス基板10上に形成された、厚さが0.06〜0.03μmのシリコン酸化膜から成る下地膜12とを有する。下地膜12は、ガラス基板10が含む不純物の拡散により、この上に形成されるTFTが汚染されることを抑制する。
下地膜12上にはTFTが形成されている。TFTは、TFTの活性層として機能する多結晶シリコン層16と、ゲート線20の一部を成すゲート電極と、多結晶シリコン層16及びゲート線20の間に形成されたゲート絶縁膜18とから構成されている。ゲート線20は、WSi、Cr、又はAl等から成る。ゲート絶縁膜18は、厚さが0.1μmのシリコン酸化膜から成る。また、ゲート絶縁膜18の一部は、下地膜12と下地膜12上に形成された多結晶シリコン層16との間の段差を反映して、スロープを形成している。ガラス基板10及びゲート絶縁膜18を構成するシリコン酸化膜は相互に同等の屈折率を有し、屈折率は共に約1.45である。また、透過型液晶表示装置1の他の部分を構成するシリコン酸化膜の屈折率も何れも約1.45である。
ゲート絶縁膜18及びゲート線20上には、厚さが0.4μmのシリコン酸化膜から成る層間絶縁膜24が設けられている。層間絶縁膜24のうちの一部は、ゲート絶縁膜18の平坦面とゲート線20との間の段差等を反映して、スロープを形成している。層間絶縁膜24上には、所定形状を有するソース・ドレイン配線(被遮光要素)30が設けられ、ソース・ドレイン配線30は、層間絶縁膜24及びゲート絶縁膜18を貫通するコンタクトホールを介して、TFTのソース及びドレインにそれぞれ接続されている。ソース・ドレイン配線30の縁部は、層間絶縁膜24と同様なスロープを形成している。層間絶縁膜24及びソース・ドレイン配線30上には、厚さが0.4μmのシリコン酸化膜から成る第2層間絶縁膜(第2絶縁膜)34が形成されている。第2層間絶縁膜34のうちの一部は、層間絶縁膜24の平坦面とソース・ドレイン配線30との間の段差等を反映して、スロープを形成している。
第2層間絶縁膜34上の一部領域には、所定形状を有する容量下部電極36が設けられている。容量下部電極36はCr膜から成る。第2層間絶縁膜34及び容量下部電極36上にはシリコン窒化膜から成る容量絶縁膜40が設けられ、TFTの上方の容量絶縁膜40上には所定形状を有する遮光パターン44が形成されている。遮光パターン44は、Alから成り、容量絶縁膜40及び第2層間絶縁膜34を貫通するコンタクトホールを介してソース・ドレイン電極30に接続され、容量下部電極36に対向する容量上部電極としても機能する。容量絶縁膜40のうち、第2層間絶縁膜34のスロープ上に形成された部分は、第2層間絶縁膜34と同様なスロープを形成している。
容量絶縁膜40及び遮光パターン44上には、厚さが0.3μmのシリコン窒化膜から成る第3層間絶縁膜48が成膜されている。第3層間絶縁膜48のうち、容量絶縁膜34のスロープ上に形成された部分は、容量絶縁膜34と同様なスロープを形成している。容量絶縁膜40及び第3層間絶縁膜48の屈折率はガラス基板やシリコン酸化膜よりも大きく、約1.95である。透過型液晶表示装置1の他の部分を構成するシリコン窒化膜の屈折率も何れも約1.95である。容量絶縁膜40及び第3層間絶縁膜48は、本発明の第1絶縁膜を構成する。
第3層間絶縁膜48上に、上面がガラス基板10の基板面と平行に形成された、有機平坦化膜(平坦化絶縁膜)52が設けられている。有機平坦化膜52はアクリル樹脂系材料から成り、約1.2μmの厚さを有する。有機平坦化膜52の屈折率は約1.5であり、ガラス基板10やシリコン酸化膜の屈折率と同等である。
有機平坦化膜52及び第3層間絶縁膜48を貫通して、遮光パターン44に達するコンタクトホール56が形成されている。コンタクトホール56内及び有機平坦化膜52上に連続して、各画素毎にパターニングされたITO膜から成る画素電極60が形成されている。画素電極60の屈折率は約1.95であり、シリコン窒化膜の屈折率と同等である。
対向基板1Bは、ガラス基板11と、ガラス基板11上に形成されたITO膜から成る画素電極61とを有する。画素電極61は各画素に共通に形成されている。TFT基板1Aの画素電極60上、及び対向電極1Bの画素電極61上には配向膜64がそれぞれ形成され、液晶層70を挟持することにより、透過型液晶表示装置1を構成している。
図1中に、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48の界面75に対して、基板の法線方向に入射する光の経路を矢印で示す。本実施形態例の透過型液晶表示装置1によれば、この入射光は、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48との界面75で、第3層間絶縁膜48が有機平坦化膜52より大きな屈折率を有するので、画素開口領域の外側に屈折する。そして、上記界面75に略平行な、スロープ74の容量絶縁膜40と第2層間絶縁膜34の界面76で、第2層間絶縁膜48が容量絶縁膜40より小さな屈折率を有し、且つ第2層間絶縁膜48が有機平坦化膜52の屈折率と同等であるので、基板の略法線方向に屈折する。従って、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48との界面75に対して基板の法線方向に入射した光は、ソース・ドレイン配線30やTFTに入射することなく、基板の略法線方向に進行する。
図2は、図1におけるTFT基板1Aの一部を簡略化して示す断面図である。TFT基板1Aにおいて、被遮光要素を構成するソース・ドレイン配線の端部30Aは、ガラス基板10の表面と平行方向に見て、スロープ端部74Aより、X=(T1/cosβ)×sin(α−β)だけ画素開口領域の外側に形成されている。ここで、T1はスロープ74近傍における容量絶縁膜40の膜厚と第3層間絶縁膜48の膜厚との合計の膜厚であり、α及びβはそれぞれ、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48の界面75における光の入射角及び屈折角であり、屈折の法則により、β=asin[(n1/n2)×sinα]、及びasin(n1/n2)<β<90°の関係が成立している。
つまり、光源から基板の法線方向に入射し、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48の界面75に入射した光は、この界面75における屈折、及びスロープ74の容量絶縁膜40と第2層間絶縁膜34の界面76における屈折によって、第2層間絶縁膜34において、上記有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48との界面75における入射位置からXだけ画素開口領域の外側をガラス基板10方向に向かって進行する。
本実施形態例の透過型液晶表示装置1によれば、相互に同等の屈折率を有する第3層間絶縁膜48及び容量絶縁膜40が、相互に同等の屈折率を有する有機平坦化膜52及び第2層間絶縁膜34よりも高い屈折率を有し、且つソース・ドレイン配線の端面30Aが、ガラス基板10の表面と平行方向に見て、スロープ端部74Aよりも距離Xだけ画素開口領域の外側に形成されている。これによって、基板の法線方向に入射し、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48の界面75における屈折、及びスロープ74の容量絶縁膜40と第2層間絶縁膜34の界面76おける屈折によって、スロープ端部74Aから距離Xだけ画素開口領域の外側を基板の略法線方向にガラス基板10方向に向かって進行する光が、ソース・ドレイン配線30によって遮られることがない。従って、高い透過率及び透過型液晶表示装置の高い輝度を得ることが出来る。
また、TFTへ入射する光が減少し、光リーク電流が減少するので、透過型液晶表示装置1のコントラストを向上させることが出来る。更に、容量絶縁膜40及び第3層間絶縁膜48をシリコン窒化膜で構成し、且つ基板全体を覆う構成としたことにより、TFT基板1Aの信頼性を確保できると共に、容量下部電極36と遮光パターン44との間で高い蓄積容量を確保することが出来る。
図3(a)〜(g)、図4(h)〜(k)、図5(l)〜(o)、図6(p)、(q)は、それぞれ、本発明の第1実施形態例に係る透過型液晶表示装置の一製造段階を示す断面図である。先ず、図3(a)に示すように、CVD法を用いて、ガラス基板10上にシリコン酸化膜から成る下地膜12を成膜する。シリコン酸化膜の屈折率はガラス基板の屈折率と同等であるため、光が透過する際に、ガラス基板10と下地膜12との界面では反射が生じず、透過率の低下を抑制することができる。下地膜12の膜厚は、下地に用いたガラス基板10から金属等の不純物がTFT工程を経るうちに拡散してTFTに電気的な影響を及ぼすのを防ぐのに充分な厚さが必要であり、例えば1μmとする。
次いで、TFTの形成を行う。先ず、図3(b)に示すように、CVD法を用いて、下地膜12上に厚さが0.06〜0.03μmのアモルファス非晶質シリコン層14を成膜した後、イオン注入法を用いて、チャネル領域に所望の量のドーパントを注入する。引き続き、図3(c)に示すように、レーザアニール法を用いて、アモルファス非晶質シリコン層14を多結晶シリコン層16に形成した後、フォトリソグラフィ及びエッチングを行って、図3(d)に示すように、所定の形状を有する多結晶シリコン層16を形成する。
次いで、図3(e)に示すように、CVD法を用いて、下地膜12及び多結晶シリコン層16上に、厚さが0.1μmのシリコン酸化膜から成るゲート絶縁膜18を成膜する。ゲート絶縁膜18の一部は、下地膜12と下地膜12上に形成された多結晶シリコン層16との間の段差を反映して、スロープに形成される。引き続き、ゲート配線材料としてWSi、Cr、又はAl等を成膜した後、パターニングを行い、図3(f)に示すゲート線20に形成することにより、多結晶シリコン層16、ゲート絶縁膜18、及びゲート線20から構成されるTFTを作製することが出来る。
次いで、図3(g)に示すように、CVD法を用いて、厚さが0.4μmのシリコン酸化膜から成る層間絶縁膜24を成膜する。層間絶縁膜24の一部は、ゲート絶縁膜18とゲート絶縁膜18上に形成されたゲート線20との間の段差等を反映して、スロープに形成される。引き続き、層間絶縁膜24及びゲート絶縁膜18を貫通して、多結晶シリコン層16に達するコンタクトホールを形成した後、Alをスパッタリングすることにより、コンタクトホール内及び層間絶縁膜24上に連続してAl膜を成膜する。引き続き、Al膜を所定の形状にパターニングすることにより、ソース・ドレイン配線30を形成する。Al膜のパターニングの際には、ソース・ドレイン配線の端部30Aが、ガラス基板10の表面と平行方向に見て、スロープ端部74Aより、X=(T1/cosβ)×sin(α−β)だけ画素開口領域の外側になるようにする。ソース・ドレイン配線30の縁部は、層間絶縁膜24と同様なスロープに形成される。
次いで、図4(i)に示すように、層間絶縁膜24及びソース・ドレイン配線30上に、厚さが0.4μmのシリコン酸化膜から成る第2層間絶縁膜34を成膜する。第2層間絶縁膜34のうちソース・ドレイン配線30のスロープ上に形成された部分は、ソース・ドレイン配線30と同様なスロープに形成される。
次いで、図4(j)に示すように、第2層間絶縁膜34上にスパッタリングによりCr膜を成膜した後、所定形状にパターニングして、厚さが0.2μmの容量下部電極36を形成する。引き続き、図4(k)に示すように、容量下部電極36及び第2層間絶縁膜34上に、厚さが0.1μmのシリコン窒化膜から成る容量絶縁膜40を成膜する。容量絶縁膜40のうち第2層間絶縁膜34のスロープ上に形成された部分は、第2層間絶縁膜34と同様なスロープに形成される。
次いで、図5(l)に示すように、容量絶縁膜40及び第2層間絶縁膜34を貫通して、ソース・ドレイン配線30に達するコンタクトホールを形成した後、スパッタリングにより、厚さが0.2μmのAl膜を形成する。引き続き、Al膜に対してパターニングを行って、図5(m)に示す遮光パターン44を形成する。
次いで、図5(n)に示すように、遮光パターン44及び容量絶縁膜40上に、厚さが0.4μmのシリコン窒化膜から成る第3層間絶縁膜48を成膜する。第3層間絶縁膜48のうち容量絶縁膜40のスロープ上に形成された部分は、容量絶縁膜40と同様なスロープに形成される。
次いで、図5(o)に示すように、第3層間絶縁膜48上に、上面がガラス基板10の基板面と平行な平坦面になるように、厚さが約1.2μmの有機平坦化膜52を塗布する。引き続き、図6(p)に示すように、有機平坦化膜52及び第3層間絶縁膜48を貫通して、遮光パターン44に達するコンタクトホール56形成する。最後に、図6(q)に示すように、スパッタリング法を用いて、コンタクトホール56内及び有機平坦化膜52上に連続してITO膜を成膜した後、ITO膜を所定形状にパターニングし、各画素電極60を形成することにより、TFT基板1Aを完成することができる。
次いで、別のガラス基板11上に画素電極61を成膜して対向基板1Bを形成し、TFT基板1A及び対向基板1B上に配向膜64をそれぞれ成膜する。最後に、TFT基板1Aと対向基板1Bとを対向させて、貼り合わせ、TFT基板1Aと対向基板1Bとの間に液晶層70を注入することにより、図1に示した透過型液晶表示装置1を完成することが出来る。
図14に本実施形態例の透過型液晶表示装置1及び従来の透過型液晶表示装置について測定した、光の透過率を示す。測定に用いた従来の透過型液晶表示装置6は、図17に示すように、第2層間絶縁膜がシリコン窒化膜で構成されていることを除いては、本実施形態例の透過型液晶表示装置1と同様の構成を有している。同図中、グラフ(i)が、従来の透過型液晶表示装置6の透過率を、グラフ(ii)が、本実施形態例の透過型液晶表示装置1の透過率をそれぞれ示す。
同図から判るように、例えば透過光の波長が600nmでは、本実施形態例の透過型液晶表示装置1の透過率は、従来の透過型液晶表示装置6の透過率よりも約6%程度向上している。また、透過光の波長が450〜750nmの範囲において、本実施形態例の透過型液晶表示装置1の透過率は従来の透過型液晶表示装置6の透過率を上回っている。従って、本実施形態例の透過型液晶表示装置1は、従来の透過型液晶表示装置6と比べて良好な透過率を有するものと評価できる。
図7は、本発明の第2実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。透過型液晶表示装置2は、図1に示した第1実施形態例の透過型液晶表示装置1を構成するTFT基板1Aにおいて、容量下部電極36、容量絶縁膜40、及び遮光パターン44が形成されず、第3層間絶縁膜48は、第2層間絶縁膜34上に直接、形成されている。また、有機平坦化膜52及び第3層間絶縁膜48を貫通して、遮光パターン44に達するコンタクトホールに代えて、有機平坦化膜52、第3層間絶縁膜48、及び第2層間絶縁膜34を貫通して、ソース・ドレイン電極30に達するコンタクトホールが形成され、画素電極60は、このコンタクトホール内及び有機平坦化膜52上に連続して形成されている。
対向電極1Bにおいて、TFTの上方の一部領域は、配向膜64に代えて遮光パターン44が形成されている。本実施形態例の透過型液晶表示装置2は、上記を除いては、第1実施形態例の透過型液晶表示装置1と同様の構成を有している。
図8(j)〜(m)は、第2実施形態例の透過型液晶表示装置の各製造段階をそれぞれ示す断面図である。第2実施形態例の透過型液晶表示装置2の製造方法は、図4(i)に示した製造段階までは、第1実施形態例の透過型液晶表示装置1の製造方法と同様である。図4(i)に示した工程に続き、図8(j)に示すように、第2層間絶縁膜34上に厚さが0.4μmのシリコン窒化膜から成る第3層間絶縁膜48を成膜する。第3層間絶縁膜48のうち、第2層間絶縁膜34のスロープ上に形成された部分は、第2層間絶縁膜34と同様なスロープに形成されている。引き続き、図8(k)に示すように、第3層間絶縁膜48上に、上面がガラス基板10に平行な平坦面に形成された、厚さが約1.2μmの有機平坦化膜52を成膜する。
次いで、図8(l)に示すように、有機平坦化膜52、第3層間絶縁膜48、及び第2層間絶縁膜34を貫通して、ソース・ドレイン配線30に達するコンタクトホール56を形成する。引き続き、図8(m)に示すように、スパッタリングにより、コンタクトホール56内及び有機平坦化膜52上に連続して、ITOから成る画素電極60を成膜することにより、TFT基板2Aを完成する。
次いで、TFT基板2A上に配向膜64を成膜する。引き続き、ガラス基板11上に画素電極61を成膜して対向基板2Bを形成し、対向基板2B上に配向膜64及び遮光パターン44をそれぞれ成膜する。最後に、TFT基板2Aと対向基板2Bとを対向させて、貼り合わせ、TFT基板2Aと対向基板2Bとの間に液晶層70を注入することにより、図7に示した透過型液晶表示装置2を完成することが出来る。
本実施形態例の透過型液晶表示装置2によれば、第1実施形態例の透過型液晶表示装置1の効果に加えて、遮光パターン44を対向基板2Bの表面に形成しているので、TFT基板2Aの製造工程を短縮することが出来る。
図9は、本発明の第3実施形態例に係る透過型液晶表示装置における、TFT基板3Aの構成を示す断面図である。TFT基板3Aでは、第3層間絶縁膜48及び容量絶縁膜40のうち、スロープ74よりも内側における画素開口領域の大半が除去されている。第3層間絶縁膜48及び容量絶縁膜40が除去された第2層間絶縁膜34及び第3層間絶縁膜48上に、上面がガラス基板10の基板面と平行な平坦面に形成された、シリコーン樹脂系材料から成る有機平坦化膜52が設けられている。有機平坦化膜52の屈折率は約1.4〜1.5であり、ガラス基板及びシリコン酸化膜の屈折率と同等である。有機平坦化膜52及び第3層間絶縁膜48を貫通して、遮光パターン44に達するコンタクトホール56が形成され、コンタクトホール56内及び有機平坦化膜52上に連続して、各画素毎にパターニングされたITO膜から成る画素電極60が形成されている。
図10(o)〜(r)は、第3実施形態例の透過型液晶表示装置の各製造段階をそれぞれ示す断面図である。第3実施形態例の透過型液晶表示装置の製造方法は、図5(n)に示した製造段階までは、第1実施形態例の透過型液晶表示装置1の製造方法と同様である。図5(n)に示した工程に続き、図10(o)に示すように、エッチングにより、第3層間絶縁膜48及び容量絶縁膜40のうち、スロープ74よりも内側における画素開口領域の大半を除去する。引き続き、図10(p)に示すように、上面がガラス基板10と平行な平坦面に形成される、有機平坦化膜52を成膜する。
次いで、図10(q)に示すように、有機平坦化膜52及び第3層間絶縁膜48を貫通して、遮光パターン44に達するコンタクトホール56を形成する。引き続き、コンタクトホール56内及び有機平坦化膜52上に連続して、ITOから成る画素電極60を成膜することにより、図9に示したTFT基板3Aを完成することが出来る。引き続き、第1実施形態例と同様の製造方法を採用することにより、第3実施形態例に係る透過型液晶表示装置を完成することが出来る。
このように本実施形態例のTFT基板3Aでは、有機平坦化膜52が第2層間絶縁膜34と直接に界面を形成する構造となっている。従って、この領域で、最下層のガラス基板10から有機平坦化膜52までの全ての層の屈折率が約1.45であり、従来及び第1実施形態例の透過型液晶表示装置において、有機平坦化膜52/第3層間絶縁膜48、及び容量絶縁膜40/第2層間絶縁膜34の2ヶ所で形成されていた、隣接する層間で屈折率が異なる界面は形成されていない。
従って、本実施形態例の透過型液晶表示装置3によれば、第1実施形態例の透過型液晶表示装置1及び従来の透過型液晶表示装置6と比べて、干渉による光透過ロスを抑制することによって、透過率を高めることが出来る。また、容量絶縁膜40及び第3層間絶縁膜48をスロープ74よりも画素開口領域の内側まで残しているので、下部容量電極36と遮光パターン44との間で高い蓄積容量を形成できると共に、透過型液晶表示装置の信頼性の低下を最小限に抑えることが出来る。尚、本実施形態例では、容量絶縁膜40及び第3層間絶縁膜48のうち、スロープ74よりも内側における画素開口領域の大半が除去されるものとしたが、スロープ74よりも内側における画素開口領域の全体又は一部が除去されるものとしてもよい。
図14のグラフ(iii)に、本実施形態例の透過型液晶表示装置3の透過率を示す。同図から判るように、例えば、透過光の波長が600nmでは、本実施形態例の透過型液晶表示装置3の透過率は、従来の透過型液晶表示装置6の透過率より約9%程度、第1実施形態例の透過型液晶表示装置1の透過率より約3%程度向上している。また、透過光の波長が450〜750nmの範囲において、本実施形態例の透過型液晶表示装置3の透過率は、従来の透過型液晶表示装置6及び第1実施形態例の透過型液晶表示装置1の透過率を上回っている。従って、本実施形態例の透過型液晶表示装置3は、第1実施形態例の透過型液晶表示装置1及び従来の透過型液晶表示装置6と比べて良好な透過率を有するものと評価できる。
図11は、本発明の第4実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。本実施形態例の透過型液晶表示装置4では、第2層間絶縁膜35がシリコン窒化膜で、有機平坦化膜53がポリシラン樹脂系材料でそれぞれ形成されていることを除いては、図1に示した第1実施形態例の透過型液晶表示装置1と同様の構成を有している。透過型液晶表示装置4におけるシリコン窒化膜及びポリシラン樹脂系材料の屈折率は、何れも約1.95であり、ガラス基板10やシリコン酸化膜の屈折率よりも大きい。本実施形態例の透過型液晶表示装置4の製造方法は、第2層間絶縁膜35をシリコン窒化膜で、有機平坦化膜53をポリシラン樹脂系材料でそれぞれ形成することを除いては、図3〜図6に示した第1実施形態例の透過型液晶表示装置1の製造方法と同様である。
第4実施形態例の透過型液晶表示装置4によれば、TFT基板4Aの画素開口領域において、最上層である画素電極60から第2層間絶縁膜35までの各層の屈折率が何れも約1.95である。従って、同図中に矢印で示したように、基板の法線方向に入射した入射光は、スロープ74で屈折されない。従って、基板の法線方向に入射した入射光は、第2層間絶縁膜35まで屈折して角度を変えること無く、層間絶縁膜24と第2層間絶縁膜35の間の平坦な界面に入射し、TFT基板4Aを基板の略法線方向に通過する。従って、透過型液晶表示装置4の透過率を高めることが出来る。
尚、本実施形態例では、ポリシラン樹脂系材料から成る有機平坦化膜53を用いたが、これに代えて、CMP(Chemical Mechanical Polishing)研磨によって平坦化されたシリコン窒化膜を用いることも出来る。この場合も、TFT基板4Aの画素開口領域において、最上層である画素電極60から第2層間絶縁膜35までの各層の屈折率が何れも約1.95であるので、本実施形態例の効果を得ることが出来る。
図12は、本発明の第5実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。本実施形態例の透過型液晶表示装置5では、シリコン酸化膜から成る下地膜12上の一部領域に下部遮光パターン72が形成されている。下地膜12及び下部遮光パターン72上に第2下地膜13が形成されている。そして、多結晶シリコン層16が下部遮光パターン72の上方の第2下地膜13上に形成されている。
TFT基板5Aにおいて、ソース・ドレイン配線の端部30A及び下部遮光パターンの端部72Aは、ガラス基板10の表面と平行方向に見て、スロープ端部74Aより、X=(T1/cosβ)×sin(α−β)だけ画素開口領域の外側に形成されている。同図中に示した点線は、第2層間絶縁膜34と容量絶縁膜40の界面76におけるスロープ74の端部を示している。これによって、同図中に矢印で示したように、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48との界面75で画素開口領域の外側に屈折し、スロープ74の容量絶縁膜40と第2層間絶縁膜34との界面76で基板の略法線方向に屈折した光が、ソース・ドレイン配線30及び下部遮光パターン72に遮られないようにすることが出来る。本実施形態例の透過型液晶表示装置5は、上記を除いては、図1に示した第1実施形態例の透過型液晶表示装置1と同様の構成を有している。本実施形態例においては、ソース・ドレイン配線30及び下部遮光パターン72が本発明の被遮光要素を構成している。
例えば、データプロジェクタ用の透過型液晶表示装置の場合、光源の光強度が非常に強いので、透過型液晶表示装置を一旦通過した光が光学系によって反射され、再び透過型液晶表示装置の裏面から入射される、いわゆる反射光の強度も強い。従って、この場合、反射光がTFTに入射して発生する光リーク電流によって、大きなコントラストの低下を生じる。本実施形態例の透過型液晶表示装置5によれば、TFTとガラス基板10との間に下部遮光パターン72が設けられていることによって、このような反射光のTFTへの入射を効果的に抑制することが出来る。
図13は、上記各実施形態例において、TFTが存在しない領域でのゲート線20近傍の断面を示している。この場合、被遮光要素を構成するゲート線の端部20Aは、ガラス基板10の表面と平行方向に見て、スロープ端部74Aより、X=(T1/cosβ)×sin(α−β)だけ画素開口領域の外側に形成されている。図13中に矢印で示したように、光源から基板の法線方向に入射し、スロープ74の有機平坦化膜52と第3層間絶縁膜48との界面75で画素開口領域の外側に屈折した光は、スロープ74の容量絶縁膜40と第2層間絶縁膜34との界面76で基板の略法線方向に屈折されるので、ゲート線20に遮られないようにすることが出来る。
図15は、本発明の第6実施形態例に係る液晶プロジェクタの構成を示す断面図である。液晶プロジェクタ80は、光源であるハロゲンランプ81と、ハロゲンランプ81からの白色光を赤、緑、及び青の3つ色の光束82R、82G、82Bに分離する色分離光学系と、赤用、緑用、及び青用の3枚のライトバルブ84と、3枚のライトバルブ84をそれぞれ透過した光を合成する色合成光学系、及び合成された光をスクリーン87上に拡大投影する投射レンズ86から成る投影光学系とを備える。色分離光学系はミラー83A及びダイクロックミラー83Bなどから、色合成光学系はダイクロックプリズム85などからそれぞれ構成されている。ライトバルブ84は、第1〜第5実施形態例の何れか一の透過型液晶表示装置により構成されている。
図16は、液晶プロジェクタ80におけるライトバルブ84の各画素及びその駆動回路の構成を示す図である。ライトバルブ84は、データ線に接続するデータドライバ91と、データドライバ91の駆動データが外部から入力されるデータ入力線92と、ゲート線に接続するゲートドライバ93と、データドライバ91及びゲートドライバ93にそれぞれ接続されたTFT94と、TFT94によって光透過が制御される画素95とを備える。同図中では、符号91〜95の各構成要素を1つづつ示しているが、画素95及びTFT94はマトリックス状に配列され、それぞれのTFT94及び画素95に対応して複数個のデータドライバ91、データ入力線92、及びゲートドライバ93が設けられている。
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明に係る電気光学装置及び透過型表示装置は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した電気光学装置及び透過型表示装置も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る電気光学装置及び投射型表示装置は、前面投射型データプロジェクタ、前面投射型家庭用プロジェクタ、及び背面投射型家庭用プロジェクタのライトバルブとしても適用できる。
第1実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。 図1におけるTFT基板の一部を簡略化して示す断面図である。 図3(a)〜(g)は、第1実施形態例に係る透過型液晶表示装置の一製造段階をそれぞれ示す断面図である。 図4(h)〜(k)は、第1実施形態例に係る透過型液晶表示装置の図3に後続する一製造段階をそれぞれ示す断面図である。 図5(l)〜(o)は、第1実施形態例に係る透過型液晶表示装置の図4に後続する一製造段階をそれぞれ示す断面図である。 図6(p)及び(q)は、第1実施形態例に係る透過型液晶表示装置の図5に後続する一製造段階をそれぞれ示す断面図である。 第2実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。 図8(j)〜(m)は、第2実施形態例に係る透過型液晶表示装置の一製造段階をそれぞれ示す断面図である。 第3実施形態例に係る透過型液晶表示装置における、TFT基板の構成を示す断面図である。 図10(o)〜(q)は、第3実施形態例に係る透過型液晶表示装置の一製造段階をそれぞれ示す断面図である。 第4実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。 第5実施形態例に係る透過型液晶表示装置の構成を示す断面図である。 第1〜第5実施形態例に係る透過型液晶表示装置における、TFTが存在しない領域でのゲート線近傍の断面を示す断面図である。 透過型液晶表示装置の透過率を示すグラフである。 第6実施形態例に係る投射型液晶プロジェクタの構成を示す平面図である。 図15のライトバルブの各画素及びその駆動回路の構成を示す図である。 従来の透過型液晶表示装置の一例の構成を示す断面図である。
符号の説明
1、2、4、5、6:透過型液晶表示装置
1A、2A、3A、4A、5A、6A:TFT基板
1B、2B、4B、5B、6B:対向基板
10、11:ガラス基板
12:下地膜(シリコン酸化膜)
13:第2下地膜(シリコン酸化膜)
14:アモルファス非晶質シリコン層
16:多結晶シリコン層
18:ゲート絶縁膜
20:ゲート線(ゲート電極)
24:層間絶縁膜(シリコン酸化膜)
30:ソース・ドレイン配線
34:第2層間絶縁膜(シリコン酸化膜)
35:第2層間絶縁膜(シリコン窒化膜)
36:容量下部電極
40:容量絶縁膜(シリコン窒化膜)
44:遮光パターン
48:第3層間絶縁膜(シリコン窒化膜)
52:有機平坦化膜
53:有機平坦化膜(ポリシラン樹脂系材料)
60、61:画素電極(ITO)
64:配向膜
70:液晶
72:下部遮光パターン
74:スロープ
74A:スロープ端部
75、76:界面
80:液晶プロジェクタ
81:ハロゲンランプ
82R、82G、82B:光束
83A:ミラー
83B:ダイクロックミラー
84:ライトバルブ
85:ダイクロックプリズム
86:投射レンズ
87:スクリーン
91:データドライバ
92:データ入力線
93:ゲートドライバ
94:TFT
95:画素

Claims (8)

  1. 相互に対向して設置され相互間に電気光学物質を挟持する第1基板及び第2基板と、入射光を遮蔽する遮光膜と、該遮光膜に遮られた領域に形成された被遮光要素と、前記遮光膜に遮られた領域以外の領域である画素開口領域とを備える電気光学装置において、
    前記第1基板上には、該第1基板と同等の屈折率n1を有し該第1基板と平行な表面を有する平坦化絶縁膜と、前記第1基板の屈折率よりも高い屈折率n2を有する第1絶縁層と、前記第1基板の屈折率n1と同等の屈折率を有する第2絶縁層とが、前記電気光学物質からみて順次に形成され、前記平坦化絶縁膜と前記第1絶縁層の界面、及び、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層の界面が、前記画素開口領域において、前記第1基板の表面と平行でないスロープを形成しており、
    前記第1絶縁膜のスロープ近傍での膜厚をT とし前記スロープの第1基板表面に対する角度をαとすると、前記被遮光要素の端面は、前記第1基板の表面と平行方向に見て、前記平坦化絶縁膜における前記遮光膜側のスロープ端部から、次式で示される距離X:
    X=(T/cosβ)×sin(αーβ)
    β=asin[(n1/n2)×sinα]
    asin(n1/n2)<β<90°
    以上離れて、前記画素開口領域の外側に形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記平坦化絶縁膜、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の屈折率をそれぞれ、n1、n2、n3とすると、n2>n1≧n3の関係を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第1絶縁層は、前記スロープよりも内側における前記画素開口領域で少なくとも一部が除去されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 相互に対向して配置され相互間に電気光学物質を狭持する第1基板及び第2基板と、画素開口領域と、該画素開口領域の周縁部に形成された被遮光要素を入射光から遮蔽する遮光膜とを備える電気光学装置において、
    前記画素開口領域では、前記第1基板と平行でない界面を有する絶縁膜の屈折率が相互に同等であることを特徴とする電気光学装置。
  5. 前記画素開口領域では、前記第1基板と平行でない界面を有しない絶縁膜の屈折率が前記第1基板の屈折率と同等であり、前記第1基板と平行でない界面を有する絶縁膜及び前記画素電極の屈折率が前記第1基板の屈折率よりも高い第1の屈折率を有することを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。
  6. 前記第1基板と平行でない界面を有する絶縁膜の少なくとも一が、シリコン窒化膜又はポリシラン樹脂系材料から成る、請求項4又は5に記載の電気光学装置。
  7. 光源と、請求項1〜6の何れか一に記載の電気光学装置と、前記光源からの光を前記電気光学装置を透過させて投影させる光学系とを備えることを特徴とする投射型表示装置。
  8. 相互に対向して設置され相互間に電気光学物質を挟持する第1基板及び第2基板と、入射光を遮蔽する遮光膜と、該遮光膜に遮られた領域に形成された被遮光要素と、前記遮光膜に遮られた領域以外の領域である画素開口領域とを備える電気光学装置において、
    前記第1基板はガラス基板であり、前記第1基板上には、屈折率が約1.5であるアクリル樹脂系材料で構成され該第1基板と平行な表面を有する平坦化絶縁膜と、屈折率が約1.95であるシリコン窒化膜で構成された第1絶縁層と、屈折率が約1.5であるシリコン酸化膜で構成された第2絶縁層とが、前記電気光学物質からみて順次に形成され、前記平坦化絶縁膜と前記第1絶縁層の界面及び、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層の界面が、前記画素開口領域において、前記第1基板の表面と平行でないスロープを形成しており、
    前記第1絶縁膜のスロープ近傍での膜厚をT とし、前記スロープの第1基板表面に対する角度をαとすると、前記被遮光要素の端面は、前記第1基板の表面と平行方向に見て、前記平坦化絶縁膜における前記遮光膜側のスロープ端部から、次式で示される距離X:
    X=(T1/cosβ)×sin(αーβ)
    β=asin[(n1/n2)×sinα]
    asin(n1/n2)<β<90°
    以上離れて、前記画素開口領域の外側に形成されていることを特徴とする電気光学装置。
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