JP2000321601A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JP2000321601A
JP2000321601A JP12933899A JP12933899A JP2000321601A JP 2000321601 A JP2000321601 A JP 2000321601A JP 12933899 A JP12933899 A JP 12933899A JP 12933899 A JP12933899 A JP 12933899A JP 2000321601 A JP2000321601 A JP 2000321601A
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Japan
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light
liquid crystal
insulating substrate
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JP12933899A
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English (en)
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Masayuki Iida
正幸 飯田
Katsuichi Iwamoto
勝一 岩元
Yuji Hayashi
祐司 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、透明絶縁基板上に薄膜トランジス
タを形成した後の組立工程において紫外線を使用して
も、この紫外線の照射に起因する薄膜トランジスタの特
性劣化を回避することが可能な液晶表示装置の製造方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】 透明絶縁基板10上に画素トランジスタ
26等を形成する際に、透明絶縁基板10の裏面全体に
ポリシリコン遮光膜膜24を形成する。次いで、透明絶
縁基板10の裏面全体にポリシリコン遮光膜24を残存
させたままの状態で、この透明絶縁基板10をダイシン
グし、透明絶縁基板10に対向させて対向透明基板48
をシールし、透明絶縁基板10上の平坦化絶縁膜42及
びITO画素電極44と対向透明基板48の透明対向電
極層46との間に液晶を注入し封止して、液晶層50を
形成する一連の組立作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置の製造
方法に係り、特にTFT(Thin Film Transistor;薄膜
トランジスタ)を用いたアクティブマトリクス駆動方式
の液晶表示装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の透過型の液晶表示装置の製造方法
を、図17〜図20の工程断面図を用いて説明する。な
お、図17及び図19には画素トランジスタ部を示し、
図18及び図20には付加容量部を示す。図17及び図
18に示されるように、透明絶縁基板60上における画
素トランジスタ形成予定領域に導電性遮光膜62を形成
した後、基体表面全体に例えば酸化シリコン膜又は窒化
シリコン膜等からなる第1の絶縁膜64を形成する。
【0003】続いて、この第1の絶縁膜64上に例えば
ポリシリコン膜又はアモルファスシリコン膜を形成した
後、所定の形状にパターニングして、導電性遮光膜62
上方の第1の絶縁膜64上に画素トランジスタのシリコ
ン活性領域66aと、このシリコン活性領域66aの一
端に接続する付加容量のシリコン下部電極66bをそれ
ぞれ形成する。
【0004】続いて、これらシリコン活性領域66a及
びシリコン下部電極66bをそれぞれ覆うように、例え
ば酸化シリコン膜又は窒化シリコン膜等からなる第2の
絶縁膜68を形成する。
【0005】続いて、基体表面全体に例えば不純物が導
入されている導電性のポリシリコン膜を堆積した後、所
定の形状にパターニングし、シリコン活性領域66a上
方の第2の絶縁膜68上を横切る画素トランジスタのゲ
ート線70aを形成すると共に、シリコン下部電極66
b上方の第2の絶縁膜68上を横切る付加容量線70b
を形成する。
【0006】こうして、シリコン活性領域66a上にゲ
ート絶縁膜としての第2の絶縁膜68を介してゲート線
70aが設けられているTFT型の画素トランジスタ7
2を形成すると共に、シリコン下部電極66bと付加容
量線70bとの間に誘電体膜としての第2の絶縁膜68
が挟まれている付加容量74を形成する。
【0007】続いて、基体表面全体に、例えばPSG
(Phospho Silicate Glass;リンシリケートガラス)膜
からなる第3の絶縁膜76を堆積した後、この第3の絶
縁膜76及び第2の絶縁膜68を選択的にエッチング除
去して、画素トランジスタ72のソース領域となるシリ
コン活性領域66a表面を露出させる第1のコンタクト
ホールを形成すると共に、付加容量74のシリコン下部
電極66b表面を露出させる第2のコンタクトホールを
形成する。
【0008】続いて、第3の絶縁膜76上にAl(アル
ミニウム)膜を堆積した後、所定の形状にパターニング
する。こうして、Alデータ線78aを第3の絶縁膜7
6上に形成すると共に、このAlデータ線78aを画素
トランジスタ72のソース側のシリコン活性領域66a
に第1のコンタクトホールを介して接続する。同時に、
付加容量74上方を覆うようにし且つデータ線78aに
接触しないようにして、Al電極78bを第3の絶縁膜
76上に形成すると共に、このAl電極78bを第2の
コンタクトホールを介して付加容量74のシリコン下部
電極66bに接続する。
【0009】続いて、基体表面全体に、例えばPSG膜
80及びP−SiN(プラズマ−窒化シリコン)膜82
を下から順に積層して第4の絶縁膜84を形成した後、
この第4の絶縁膜84を選択的にエッチング除去して、
付加容量74上方を覆うAl電極78b表面を露出させ
る第3のコンタクトホールを形成する。
【0010】続いて、第4の絶縁膜84上にTi(チタ
ン)膜を堆積した後、所定の形状にパターニングする。
こうして、ブラックマトリクスを構成するTi金属遮光
膜86aを第4の絶縁膜84上に形成して、ゲート線7
0aや付加容量線70b上方を覆うようにする。同時
に、付加容量74上方を覆っているAl電極78bに第
3のコンタクトホールを介して接続するTi遮光電極膜
86bを、Ti金属遮光膜86aとは電気的に絶縁して
形成する。
【0011】続いて、基体表面全体に絶縁膜を堆積した
後、この絶縁膜表面を平坦化して、平坦化絶縁膜88を
形成する。そして、この平坦化絶縁膜88を選択的にエ
ッチング除去して、Ti遮光電極膜86b表面を露出さ
せる第4のコンタクトホールを形成する。
【0012】続いて、平坦化絶縁膜88上に例えばIT
O(Indium Tin Oxide)膜からなる透明なITO画素電
極90を形成すると共に、このITO画素電極90を第
4のコンタクトホールを介してTi遮光電極膜86bに
接続する。即ち、このITO画素電極90をTi遮光電
極膜86b及びAl電極78bを介してシリコン下部電
極66bに接続する。
【0013】次いで、透明絶縁基板60をダイシングし
た後、更に一連の組立作業を行う。即ち、 図19及び
図20に示されるように、対向電極電位をとるための透
明対向電極層92を表面に形成した対向透明基板94
を、透明絶縁基板60の画素トランジスタ72等を形成
した面に対向させてシールする。
【0014】続いて、透明絶縁基板60上の平坦化絶縁
膜88及びITO画素電極90と対向透明基板94の透
明対向電極層92との間に液晶を注入した後、封止し
て、液晶層96を形成する。このようにして、透過型の
液晶表示装置を作製する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
液晶表示装置の製造方法においては、透明絶縁基板60
上にTFT型の画素トランジスタ72を形成した後、ダ
イシング、対向透明基板94のシール、液晶注入及び封
止による液晶層96の形成等の一連の組立作業を行って
いるが、これら一連の組立工程には紫外線を使用する工
程が必ずある。例えば、紫外線硬化材を固めるために紫
外線が使用されている。
【0016】このため、組立工程において紫外線を使用
する際に、透明絶縁基板60上に形成されているTFT
型の画素トランジスタ72が紫外線の照射を受けて、そ
の特性の劣化を引き起こしてしまう。これは、TFT型
の画素トランジスタ72が紫外線の照射を受けた場合、
その際に発生する電荷が画素トランジスタ72のゲート
絶縁膜としての第2の絶縁膜68やシリコン活性領域6
6aなどにトラップされ、トランジスタ特性が変動する
からである。
【0017】このような紫外線の照射に起因するトラン
ジスタの特性劣化としては、具体的には、画素トランジ
スタ72のオン(ON)電流の低下により、一定期間中
に十分な充電ができずに輝点が発生したり、回路トラン
ジスタの特性変動による回路動作マージンが低下して動
作不良が発生したりすることが挙げられる。
【0018】そこで本発明は、上記事情を鑑みてなされ
たものであり、透明絶縁基板上に薄膜トランジスタを形
成した後の組立工程において紫外線を使用しても、この
紫外線の照射に起因する薄膜トランジスタの特性劣化を
回避することが可能な液晶表示装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明に係る液晶表示装置の製造方法により達成される。即
ち、請求項1に係る液晶表示装置の製造方法は、透明絶
縁基板の表面側に薄膜トランジスタを形成すると共に、
透明絶縁基板の裏面に遮光膜を形成する第1の工程と、
透明絶縁基板の裏面に遮光膜を残存させたままの状態
で、透明絶縁基板のダイシング、対向基板のシール、液
晶注入、及び封止の一連の組立作業を行う第2の工程と
を有することを特徴とする。
【0020】このように請求項1に係る液晶表示装置の
製造方法においては、透明絶縁基板の表面側に薄膜トラ
ンジスタを形成する際に、その透明絶縁基板の裏面に遮
光膜を形成し、この遮光膜を透明絶縁基板の裏面に残し
たままでダイシング、対向基板のシール、液晶注入、及
び封止の一連の組立作業を行うことにより、これら一連
の組立作業を行う組立工程において紫外線を使用して
も、透明絶縁基板の裏面に遮光膜が存在しているため
に、薄膜トランジスタへの紫外線の照射が遮断される。
従って、紫外線の照射に起因する薄膜トランジスタの特
性劣化が防止され、延いては液晶表示装置の信頼性が向
上する。
【0021】また、請求項2に係る液晶表示装置の製造
方法は、請求項1に係る液晶表示装置の製造方法におい
て、前記第2の工程の後、透明絶縁基板の裏面の遮光膜
を除去する第3の工程を有する構成とすることにより、
一連の組立作業の完了後、透明絶縁基板の裏面の遮光膜
が除去されるため、透過型の液晶表示装置に要求される
開口部における光透過が確保される。
【0022】また、請求項3に係る液晶表示装置の製造
方法は、上記請求項2に係る液晶表示装置の製造方法に
おいて、前記第3の工程が、遮光膜を選択的にエッチン
グして、光を透過させる必要のある開口部領域の遮光膜
を除去する一方、薄膜トランジスタ及びこの薄膜トラン
ジスタの配線部に対応する領域の遮光膜を残存させる工
程である構成とすることにより、透過型の液晶表示装置
に要求される開口部における光透過が確保されると共
に、薄膜トランジスタ部が裏面から見て遮光されている
構造が実現されるため、組立後において例えばプロジェ
クタに紫外線が使用される場合であっても、薄膜トラン
ジスタの特性変動を引き起こす光成分が遮光される。従
って、組立後における紫外線の照射に起因する薄膜トラ
ンジスタの特性劣化が防止され、延いては液晶表示装置
の信頼性が向上する。
【0023】また、請求項4に係る液晶表示装置の製造
方法は、上記請求項2に係る液晶表示装置の製造方法に
おいて、前記第3の工程が、遮光膜を透明絶縁基板の裏
面から全面除去する工程である構成とすることにより、
透過型の液晶表示装置に要求される開口部における光透
過が確保されると共に、遮光膜の除去が容易に行われる
ため、工程の煩雑化やスープットの低下が防止され、延
いてはコストの上昇が抑制される。
【0024】なお、上記請求項1に係る液晶表示装置の
製造方法においては、遮光膜としてポリシリコン膜又は
Al等からなる金属膜を用いることが好適である。これ
らのポリシリコン膜又はAl等からなる金属膜は、透明
絶縁基板の表面側に薄膜トランジスタを形成する際に用
いるCVD(Chemical Vapor Deposition ;化学的気相
成長)法により容易に形成することが可能だからであ
る。但し、遮光膜としては、ポリシリコン膜又は金属膜
に限定する必要はなく、紫外線を遮光するものであれ
ば、他の材料からなる膜であってもよい。
【0025】ところで、透明絶縁基板の裏面に例えばポ
リシリコン膜を形成すること自体は従来の液晶表示装置
の製造方法においても行われている技術である。例えば
透明絶縁基板の表面側にポリシリコン膜等を例えばCV
D法によって堆積し、パターニング等を行って薄膜トラ
ンジスタを形成する際に、透明絶縁基板に反りが発生す
ることを軽減するため、透明絶縁基板の裏面に薄膜トラ
ンジスタを構成する材質であるポリシリコン膜を形成す
ることが実際に行われている。
【0026】また、透明絶縁基板の表面側に薄膜トラン
ジスタを形成する際に、透明絶縁基板の裏面と半導体製
造装置の真空チャックやステージ等の治具との摩擦や接
触が繰り返されてキズが発生すると、透明絶縁基板を透
過する光を部分的に遮蔽又は減衰させて表示画像の品質
を低下させたり、透明絶縁基板が破損し易くなって歩留
りを低下させたりするため、キズ防止用の保護膜、例え
ばシリコン酸化膜/ポリシリコン膜/シリコン酸化膜の
3層保護膜を透明絶縁基板の裏面に形成することが提案
されている(特開平10−012888号公報参照)。
【0027】但し、いずれの場合も、液晶表示装置の組
立工程における薄膜トランジスタへの紫外線の照射を問
題としているものではないため、組立工程に移る前にる
透明絶縁基板の裏面に形成した膜を除去している。
【0028】即ち、透明絶縁基板の反りを軽減するため
に形成したポリシリコン膜は、透明絶縁基板の表面側に
薄膜トランジスタを形成した後、透明絶縁基板の反りが
問題とならない段階でエッチング除去される。また、透
明絶縁基板の裏面のキズの発生を防止するために形成し
た保護膜も、キズ付いた保護膜を除去する必要があるた
め、透明絶縁基板の表面側に薄膜トランジスタを形成し
た段階でエッチング除去される(特開平10−0128
88号公報参照)。
【0029】従って、本発明に係る液晶表示装置の製造
方法においては、透明絶縁基板の裏面に形成した遮光膜
を組立工程が終了するまで残存させておき、その組立工
程における薄膜トランジスタへの紫外線の照射を遮断す
るという機能を発揮させる点に特徴があるといえる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を説明する。図1〜図12はそれぞ
れ本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装置の製
造方法を説明するための工程断面図である。なお、図
1、図3、図5、図7、図9、及び図11には画素トラ
ンジスタ部を示し、図2、図4、図6、図8、図10、
及び図12には付加容量部を示す。また、図13及び図
14はそれぞれ図11及び図12に示す液晶表示装置の
レイアウト図である。なお、図13にはデータ線より下
層の部分を示し、図14にはゲート線及び付加容量線よ
り上層の部分を示す。
【0031】先ず、図1及び図2に示されるように、透
明絶縁基板10上における画素トランジスタ形成予定領
域及び第1の付加容量形成予定領域に、それぞれ、導電
性遮光膜12a、12bを連続した状態に形成する。
【0032】なお、ここで、透明絶縁基板10の材料と
しては、例えば石英基板又は無アルカリガラス基板を用
いる。また、導電性遮光膜12a、12bの材料として
は、例えばAl、Ti、W(タングステン)、Mo(モ
リブデン)等の金属膿やMoSi(モリブデンシリサイ
ド)、TiSi(チタンシリサイド)、WSi(タング
ステンシリサイド)等の金属化合物膜を用いる。また、
これらの導電性遮光膜12a、12bは、後の工程にお
いてソース電位Vss、対向電極電位Vcom 、ドレイン電
位Vdd等のいずれかの固定電位に接続されるようになっ
ている。
【0033】続いて、基体表面全体に第1の絶縁膜14
を形成する。なお、この第1の絶縁膜14の材料として
は、例えば酸化シリコン膜又は窒化シリコン膜等を用い
る。また、この第1の絶縁膜14は、第1の付加容量形
成予定領域の導電性遮光膜12b上においては第1の付
加容量の誘電体膜として機能するものである。
【0034】続いて、この第1の絶縁膜14上に例えば
ポリシリコン膜又はアモルファスシリコン膜を形成した
後、所定の形状にパターニングして、導電性遮光膜12
a、12b上方の第1の絶縁膜14上に画素トランジス
タのシリコン活性領域16a及びその一端に接続する第
1の付加容量のシリコン電極16bをそれぞれ形成す
る。なお、ここで、シリコン活性領域16aは、後の図
13及び図14のレイアウト図に示されるように、略逆
U字型になるように形成する。
【0035】こうして、下部電極として機能する導電性
遮光膜12bと上部電極として機能するシリコン電極1
6bとの間に誘電体膜としての第1の絶縁膜14が挟ま
れている第1の付加容量18を形成する。
【0036】続いて、画素トランジスタ形成予定領域の
シリコン活性領域16a及び第1の付加容量18のシリ
コン電極16bをそれぞれ覆うように、第2の絶縁膜2
0を形成する。
【0037】なお、この第2の絶縁膜20の材料として
は、例えば酸化シリコン膜又は窒化シリコン膜等を用い
る。また、この第2の絶縁膜20は、シリコン活性領域
16a上においては画素トランジスタのゲート絶縁膜と
して機能し、第1の付加容量18のシリコン電極16b
上においては第2の付加容量の誘電体膜として機能する
ものである。
【0038】次いで、図3及び図4に示されるように、
基体表面全体に例えば不純物が導入されている導電性の
ポリシリコン膜22を堆積する。続いて、基体を裏返
し、透明絶縁基板10の裏面全体に、後の一連の組立工
程の際の遮光膜として機能するポリシリコン遮光膜24
を形成する。
【0039】次いで、図5及び図6に示されるように、
導電性のポリシリコン膜22を所定の形状にパターニン
グして、シリコン活性領域16a上方の第2の絶縁膜2
0上を横切る画素トランジスタのゲート線22aを形成
すると共に、シリコン電極16b上方の第2の絶縁膜2
0上を横切る付加容量線22bを形成する。なお、ここ
で、これらのゲート線22a及び付加容量線22bは、
後の図13及び図14のレイアウト図に示されるよう
に、互いに略並行になるように形成する。
【0040】こうして、シリコン活性領域16a上にゲ
ート絶縁膜としての第2の絶縁膜20を介してゲート線
22aが設けられているTFT型の画素トランジスタ2
6を形成すると共に、下部電極として機能するシリコン
電極16bと上部電極として機能する付加容量線22b
との間に誘電体膜としての第2の絶縁膜20が挟まれて
いる第2の付加容量28を形成する。
【0041】次いで、図7及び図8に示されるように、
基体表面全体に例えばPSG膜からなる第3の絶縁膜3
0を堆積した後、この第3の絶縁膜30及び第2の絶縁
膜20を選択的にエッチング除去する。こうして、画素
トランジスタ26のソース領域となるシリコン活性領域
16a表面を露出させる第1のコンタクトホールを形成
すると共に、第2の付加容量28の下部電極として機能
するシリコン電極16b表面を露出させる第2のコンタ
クトホールを形成する。
【0042】続いて、この第3の絶縁膜30上にAl膜
を堆積した後、所定の形状にパターニングする。こうし
て、Alデータ線32aを第3の絶縁膜30上に形成す
ると共に、このAlデータ線32aを画素トランジスタ
26のソース側のシリコン活性領域16aに第1のコン
タクトホールを介して接続する。同時に、第2の付加容
量28上方を覆うようにし且つAlデータ線32aに接
触しないようにして、Al電極32bを第3の絶縁膜3
0上に形成すると共に、このAl電極32bを第2のコ
ンタクトホールを介して第2の付加容量28の下部電極
として機能するシリコン電極16bに接続する。
【0043】なお、ここで、Alデータ線32aは、後
の図13及び図14のレイアウト図に示されるように、
第3の絶縁膜30を挟んで画素トランジスタ26のゲー
ト線22aや付加容量線22bと略直行するように形成
する。
【0044】続いて、基体表面全体に例えばPSG膜3
4及びP−SiN膜36を下から順に積層して第4の絶
縁膜38を形成した後、この第4の絶縁膜38を選択的
にエッチング除去して、第2の付加容量28上方を覆う
Al電極32b表面を露出させる第3のコンタクトホー
ルを形成する。
【0045】続いて、第4の絶縁膜38上にTi膜を堆
積した後、所定の形状にパターニングする。こうして、
ブラックマトリクスを構成するTi金属遮光膜40aを
第4の絶縁膜38上に形成して、ゲート線22aや付加
容量線22b上方を覆うようにする。同時に、第2の付
加容量28上方を覆っているAl電極32bに第3のコ
ンタクトホールを介して接続するTi遮光電極膜40b
を、Ti金属遮光膜40aとは電気的に絶縁して形成す
る。
【0046】続いて、基体表面全体に絶縁膜を堆積した
後、この絶縁膜表面を平坦化して、平坦化絶縁膜42を
形成する。そして、この平坦化絶縁膜42を選択的にエ
ッチング除去して、Ti遮光電極膜40b表面を露出さ
せる第4のコンタクトホールを形成する。
【0047】続いて、平坦化絶縁膜42上に、例えばI
TO膜からなる透明なITO画素電極44を形成すると
共に、このITO画素電極44を第4のコンタクトホー
ルを介してTi遮光電極膜40bに接続する。こうし
て、このITO画素電極44をTi遮光電極膜40b及
びAl電極32bを介してシリコン電極16bに接続す
る。
【0048】このようにして、透明絶縁基板10上に、
画素トランジスタ26及びこの画素トランジスタ26に
接続するゲート線22aやAlデータ線32aを形成
し、第1及び第2の付加容量18、28並びにこれら第
1及び第2の付加容量18、28にAl電極32b等を
介して接続するITO画素電極44を形成すると共に、
透明絶縁基板10の裏面全体にポリシリコン遮光膜膜2
4を形成する。
【0049】次いで、透明絶縁基板10の裏面全体にポ
リシリコン遮光膜24を残存させたままの状態で、この
透明絶縁基板10をダイシングした後、更に一連の組立
作業を行う。
【0050】即ち、図9及び図10に示されるように、
対向電極電位をとるための透明対向電極層46を表面に
形成した対向透明基板48を、透明絶縁基板10の画素
トランジスタ26等を形成した面に対向させてシールす
る。なお、ここで、透明対向電極層46の材料として
は、例えばITO膜を用いて、対向透明基板48の材料
としては、例えば無アルカリガラス基板又は石英基板を
用いる。
【0051】続いて、透明絶縁基板10上の平坦化絶縁
膜42及びITO画素電極44と対向透明基板48の透
明対向電極層46との間に液晶を注入した後、封止し
て、液晶層50を形成する。
【0052】次いで、図11及び図12に示されるよう
に、透明絶縁基板10の裏面全体に形成したポリシリコ
ン遮光膜24を所定の形状にパターニングしたフォトレ
ジストをマスクとして選択的にエッチングし、光を透過
させる必要のある開口部領域のポリシリコン遮光膜24
を除去する一方、透明絶縁基板10上に形成した画素ト
ランジスタ26、第1及び第2の付加容量18、28、
並びに画素トランジスタ26に接続するゲート線22a
やAlデータ線32a等に対応する領域のポリシリコン
遮光膜24aを残存させる。
【0053】このようにして、透過型の液晶表示装置を
作製する。なお、この完成した透過型の液晶表示装置の
レイアウトは、図13及び図14に示されるようにな
る。ここで、図13はAlデータ線32aより下層の部
分を示し、図14はゲート線22a及び付加容量線22
bより上層の部分を示している。
【0054】以上のように本実施形態によれば、透明絶
縁基板10上に画素トランジスタ26のゲート線22a
及び第2の付加容量18、28の付加容量線22bを形
成するためのポリシリコン膜22を形成するのに続い
て、基体を裏返し、透明絶縁基板10の裏面全体にポリ
シリコン遮光膜24を形成した後、この透明絶縁基板1
0の裏面全体を覆うポリシリコン遮光膜24を残存させ
たままの状態で、透明絶縁基板10のダイシング、対向
透明基板48のシール、透明絶縁基板10上の平坦化絶
縁膜42及びITO画素電極44と対向透明基板48の
透明対向電極層46との間への液晶注入及び封止による
液晶層50の形成等の一連の組立作業を行うことによ
り、透明絶縁基板10の裏面全体を覆うポリシリコン遮
光膜24がこれら一連の組立工程の際の遮光膜として機
能するため、これら一連の組立工程において例えば紫外
線硬化材を固めるために紫外線を使用する際に、透明絶
縁基板10上に形成されている画素トランジスタ26が
紫外線の照射による特性劣化を招くことを防止すること
ができ、延いては液晶表示装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0055】また、透明絶縁基板10の裏面全体に形成
したポリシリコン遮光膜24を選択的にエッチングし
て、開口部領域のポリシリコン遮光膜24を除去する一
方で、透明絶縁基板10上に形成した画素トランジスタ
26、第1及び第2の付加容量18、28、並びに画素
トランジスタ26に接続するゲート線22aやAlデー
タ線32a等に対応する領域のポリシリコン遮光膜24
aを残存させることにより、透過型の液晶表示装置にお
いて要求される開口部における光透過を確保すると共
に、画素トランジスタ26等が裏面から見て遮光されて
いる構造を実現し、組立後において例えばプロジェクタ
に紫外線を使用する場合であっても、画素トランジスタ
26等の特性変動を引き起こす光成分を遮光することが
可能になるため、組立後における紫外線の照射に起因す
る画素トランジスタ26等の特性劣化を防止することが
でき、延いては液晶表示装置の信頼性を向上させること
ができる。
【0056】なお、上記実施形態においては、一連の組
立工程の際の遮光膜としてポリシリコン遮光膜24を用
いているが、この遮光膜の材料はポリシリコンに限定さ
れるものではなく、紫外線を遮光するものであればよ
い。例えばAl等の金属膜を用いた金属遮光膜を透明絶
縁基板10の裏面全体に形成してもよい。
【0057】また、上記実施形態においては、画素トラ
ンジスタ26並びに第1及び第2の付加容量18、28
の下方にそれぞれ導電性遮光膜12a、12bを形成し
ている場合について説明したが、透明絶縁基板10の裏
面に選択的に残存させたポリシリコン遮光膜24aが組
立後の紫外線の照射に対する遮光膜としても機能するこ
とから、導電性遮光膜12a、12bを形成しない液晶
表示装置について本発明を適用する場合の方が、液晶表
示装置の信頼性を向上させるという効果はより大きなも
のとなる。
【0058】また、上記実施形態においては、図11及
び図12に示されるように、透明絶縁基板10の裏面全
体に形成したポリシリコン遮光膜24を選択的にエッチ
ングして、開口部領域のポリシリコン遮光膜24を除去
する一方、透明絶縁基板10上に形成した画素トランジ
スタ26等に対応する領域のポリシリコン遮光膜24を
残存させているが、ポリシリコン遮光膜24を除去する
方式としては、他の方式もある。
【0059】即ち、図8(a)、(b)に示されるよう
に、例えば所定のエッチング液を用いて透明絶縁基板1
0の裏面全体に形成したポリシリコン遮光膜24を全面
的にエッチング除去したり、いわゆる研磨法を用いてポ
リシリコン遮光膜24を全面的に研磨除去したりする方
式も可能である。この場合、ポリシリコン遮光膜24を
全面除去した後の完成した液晶表示装置の構造は、従来
の液晶表示装置の構造と同様になる。
【0060】また、上記実施形態においては、透過型の
液晶表示装置の製造方法について述べたが、本発明の適
用は透過型の液晶表示装置の製造方法に限定されるもの
ではなく、例えば反射型の液晶表示装置の製造方法にお
いても有効に適用することができる。
【0061】なお、この場合、透過型の液晶表示装置の
場合と異なり、完成した反射型の液晶表示装置の透明絶
縁基板の裏面全体に遮光膜が残存していても何ら問題を
生じないことから、一連の組立工程が終了した段階で透
明絶縁基板の裏面全体に形成した遮光膜を選択的に又は
全面的に除去する工程は不要となる。このため、上記実
施形態に係る透過型の液晶表示装置の製造方法の場合よ
りも、工程を簡略化することができる。
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
る液晶表示装置の製造方法によれば、次のような効果を
奏することができる。即ち、請求項1に係る液晶表示装
置によれば、透明絶縁基板の表面側に薄膜トランジスタ
を形成する際に、その透明絶縁基板の裏面に遮光膜を形
成し、この遮光膜を透明絶縁基板の裏面に残存させたま
まの状態で、ダイシング、対向基板のシール、液晶注
入、及び封止の一連の組立作業を行うことにより、これ
ら一連の組立作業を行う組立工程において紫外線を使用
しても、透明絶縁基板の裏面に遮光膜が存在しているた
めに、薄膜トランジスタへの紫外線の照射を遮断するこ
とが可能になる。従って、組立工程における紫外線の照
射に起因する薄膜トランジスタの特性劣化を防止するこ
とができ、延いては液晶表示装置の信頼性を向上させる
ことができる。
【0063】また、請求項2に係る液晶表示装置の製造
方法によれば、上記請求項1に係る液晶表示装置の製造
方法において、透明絶縁基板の裏面に遮光膜を残存させ
たままの状態で一連の組立作業を行った後、透明絶縁基
板の裏面の遮光膜を除去することにより、透過型の液晶
表示装置に要求される開口部における光透過を確保する
ことができる。
【0064】また、請求項3に係る液晶表示装置の製造
方法は、上記請求項2に係る液晶表示装置の製造方法に
おいて、透明絶縁基板の裏面から遮光膜を除去する際
に、遮光膜を選択的にエッチングして、光を透過させる
必要のある開口部領域の遮光膜を除去する一方、薄膜ト
ランジスタ及びこの薄膜トランジスタの配線部に対応す
る領域の遮光膜を残存させることにより、透過型の液晶
表示装置に要求される開口部における光透過が確保され
ると共に、薄膜トランジスタ部が裏面から見て遮光され
ている構造が実現されるため、組立後において紫外線が
使用される場合であっても、薄膜トランジスタの特性変
動を引き起こす光成分を遮光することができる。従っ
て、組立後における紫外線の照射に起因する薄膜トラン
ジスタの特性劣化を防止することができ、延いては液晶
表示装置の信頼性を向上させることができる。
【0065】また、請求項4に係る液晶表示装置の製造
方法は、上記請求項2に係る液晶表示装置の製造方法に
おいて、透明絶縁基板の裏面から遮光膜を除去する際
に、遮光膜を全面除去することにより、透過型の液晶表
示装置に要求される開口部における光透過を確保するこ
とができると共に、遮光膜の除去を容易に行うことが可
能になるため、工程の煩雑化やスープットの低下を防止
することができ、延いてはコストの上昇を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その1)で
あって、画素トランジスタ部を示すものである。
【図2】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その1)で
あって、付加容量部を示すものである。
【図3】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その2)で
あって、画素トランジスタ部を示すものである。
【図4】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その2)で
あって、付加容量部を示すものである。
【図5】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その3)で
あって、画素トランジスタ部を示すものである。
【図6】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その3)で
あって、付加容量部を示すものである。
【図7】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その4)で
あって、画素トランジスタ部を示すものである。
【図8】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その4)で
あって、付加容量部を示すものである。
【図9】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示装
置の製造方法を説明するための工程断面図(その5)で
あって、画素トランジスタ部を示すものである。
【図10】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示
装置の製造方法を説明するための工程断面図(その5)
であって、付加容量部を示すものである。
【図11】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示
装置の製造方法を説明するための工程断面図(その6)
であって、画素トランジスタ部を示すものである。
【図12】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示
装置の製造方法を説明するための工程断面図(その6)
であって、付加容量部を示すものである。
【図13】図11及び図12に示す液晶表示装置のレイ
アウト図であって、データ線より下層の部分を示すもの
である。
【図14】図11及び図12に示す液晶表示装置のレイ
アウト図であって、ゲート線及び付加容量線より上層の
部分を示すものである。
【図15】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示
装置の製造方法の変形例を説明するための工程断面図で
あって、画素トランジスタ部を示すものである。
【図16】本発明の一実施形態に係る透過型の液晶表示
装置の製造方法の変形例を説明するための工程断面図で
あって、付加容量部を示すものである。
【図17】従来の液晶表示装置の製造方法を説明するた
めの工程断面図(その1)であって、画素トランジスタ
部を示すものである。
【図18】従来の液晶表示装置の製造方法を説明するた
めの工程断面図(その1)であって、付加容量部を示す
ものである。
【図19】従来の液晶表示装置の製造方法を説明するた
めの工程断面図(その2)であって、画素トランジスタ
部を示すものである。
【図20】従来の液晶表示装置の製造方法を説明するた
めの工程断面図(その2)であって、付加容量部を示す
ものである。
【符号の説明】
10……透明絶縁基板、12a、12b……導電性遮光
膜、14……第1の絶縁膜、16a……シリコン活性領
域、16b……シリコン電極、18……第1の付加容
量、20……第2の絶縁膜、22……導電性のポリシリ
コン膜、22a……ゲート線、22b……付加容量線、
24、24a……ポリシリコン遮光膜、26……画素ト
ランジスタ、28……第2の付加容量、30……第3の
絶縁膜、32a……Alデータ線、32b……Al電
極、34……PSG膜、36……P−SiN膜、38…
…第4の絶縁膜、40a……Ti金属遮光膜、40b…
…Ti遮光電極膜、42……平坦化絶縁膜、44……I
TO画素電極、46……透明対向電極層、48……対向
透明基板、50……液晶層、60……透明絶縁基板、6
2……導電性遮光膜、64……第1の絶縁膜、66a…
…シリコン活性領域、66b……シリコン下部電極、6
8……第2の絶縁膜、70a……ゲート線、70b……
付加容量線、72……画素トランジスタ、74……付加
容量、76……第3の絶縁膜、78a……Alデータ
線、78b……Al電極、80……PSG膜、82……
P−SiN膜、84……第4の絶縁膜、86a……Ti
金属遮光膜、86b……Ti遮光電極膜、88……平坦
化絶縁膜、90……ITO画素電極、92……透明対向
電極層、94……対向透明基板、96……液晶層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA04 FA05 FA24 HA01 HA02 HA08 HA14 MA20 2H090 JA04 JA05 JD03 LA04 2H092 JA25 JA36 JA44 JA46 JB51 JB52 JB56 JB58 JB66 KA04 KA05 KB22 MA17 NA17 PA01 PA09 5G435 AA14 AA16 AA17 BB12 CC09 EE33 FF13 HH02 HH12 KK05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁基板の表面側に、薄膜トランジ
    スタを形成すると共に、前記透明絶縁基板の裏面に、遮
    光膜を形成する第1の工程と、 前記透明絶縁基板の裏面に前記遮光膜を残存させたまま
    の状態で、前記透明絶縁基板のダイシング、対向基板の
    シール、液晶注入、及び封止の一連の組立作業を行う第
    2の工程と、 を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示装置の製造方法
    において、 前記第2の工程の後、前記透明絶縁基板の裏面の前記遮
    光膜を除去する第3の工程を有することを特徴とする液
    晶表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の液晶表示装置の製造方法
    において、 前記第3の工程が、前記遮光膜を選択的にエッチングし
    て、光を透過させる必要のある開口部領域の前記遮光膜
    を除去する一方、前記薄膜トランジスタ及び前記薄膜ト
    ランジスタの配線部に対応する領域の前記遮光膜を残存
    させる工程であることを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の液晶表示装置の製造方法
    において、 前記第3の工程が、前記遮光膜を前記透明絶縁基板の裏
    面から全面除去する工程であることを特徴とする液晶表
    示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の液晶表示装置の製造方法
    において、 前記遮光膜が、ポリシリコン膜又は金属膜であることを
    特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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