JP4412391B2 - 搬送車システム - Google Patents

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Description

本発明は、搬送車を用いて物品を搬送する搬送車システムに関し、特にファンフィルタユニットを備えた倉庫に対応する搬送車システムに関する。
従来、天井走行車、有軌道台車、スタッカクレーン及び無人搬送車などの搬送車を用いた物品を搬送するためのシステムとして搬送車システムがある。この搬送車システムにおいては、搬送車の搬送経路に沿って物品を一時保管する保管部が設けられる。
このような搬送車システムとして、例えば搬送車としてのスタッカクレーンを備えた自動倉庫がある。この自動倉庫においては、物品を収納する多数の物品収納棚を有するラックが保管部として設けられ、ラックからスタッカクレーンとは別の搬送車に物品を移載する物品移載個所としてのステーションが複数設けられている。スタッカクレーンは、ラックの所望の棚、又はステーションまでレールを走行し、物品が載置される昇降台を昇降させ、スライドフォークを出退させることによって、昇降台とラック及びステーションとの間で物品を移載する。ステーション間の物品の搬送はスタッカクレーンとは別の搬送車により行われる。
自動倉庫に関する技術としては、例えば、特許文献1に記載のクリーンルーム用の自動倉庫がある。この技術においては、自動倉庫のラックにファンフィルタユニット(以下、FFUという)と呼ばれるクリーンエアを供給する装置が複数設けられ、自動倉庫のクリーン度(清浄度)が維持されている。
特開2005−231774号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動倉庫は次のような問題を有する。
すなわち、この自動倉庫では棚一列に対して1つのFFUが設けられるが、一部のFFUが異常となって正常に動作しなくなると、その故障が生じたFFUの設けられた棚の列について清浄度が保てなくなる。その結果、清浄度の保てなくなった棚の荷物が汚染されるため、汚染された物品が他の棚に移動された場合には、清浄度の保てている棚まで汚染されるという事態が発生する。すなわち、汚染した物品により清浄度の保てている棚まで汚染されることとなり、物品が媒体となった汚染の拡大という事態が発生する。
また同時に、特許文献1のクリーンルーム用の自動倉庫においては、スタッカクレーンは清浄度の保てなくなった棚を清浄度の保てている他の棚と区別することなく物品の搬送を行う。その結果、スタッカクレーン(昇降台)が通常の搬送速度で清浄度の保てなくなった棚前方を通って他の棚に移動する場合には、スタッカクレーン自体が汚染されるため、この汚染されたスタッカクレーンにより搬送される物品は全て汚染されるという事態が発生する。すなわち、汚染されたスタッカクレーンにより清浄な物品まで汚染されることとなり、スタッカクレーンが媒体となった汚染の拡大という事態も発生する。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、汚染が拡大するのを防止することが可能な搬送車システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の搬送車システムは、搬送車を用いて物品を搬送する搬送車システムであって、ファンフィルタユニット毎に、該ファンフィルタユニットによりクリーンエアが供給される、物品を保管するエリアを関連付けた関連テーブルが格納された記憶部と、いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアの汚染が拡大しないように、搬送車を制御する搬送制御部とを備えることを特徴とする。
ここで、前記搬送制御部は、いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアを通過しないように搬送車の搬送経路を決定してもよい。
また、前記搬送制御部は、いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアを通過するときの速度が他のエリアを通過するときの速度よりも低くなるように搬送車の搬送速度を決定してもよい。
これによって、FFUの一部が異常となった場合、それにより清浄を保てなくなったエリアを通らず、また通るときには速度を低くして通るように搬送車が制御される。従って、搬送車が汚染されることが無くなるので、搬送車が媒体となって清浄な物品に汚染が拡大するのを高確率で防止することができる。
また、前記搬送制御部は、いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアに保管された物品を他のエリアに避難させてもよい。
これによって、FFUの一部が異常となった場合、それにより清浄を保てなくなったエリアの物品を避難させるように搬送車が制御される。従って、清浄を保てなくなったエリアの物品が汚染されることが無くなるので、物品が媒体となって清浄な棚に汚染が拡大するのを高確率で防止することができる。
また、前記搬送車システムは、物品を保管する複数の棚を有するラック、前記棚にクリーンエアを供給するファンフィルタユニット、及び物品を搬送するスタッカクレーンを備える自動倉庫であり、前記搬送制御部は、前記エリアとしての棚の汚染が他の棚及び物品に拡大しないように、スタッカクレーンを制御してもよい。
これによって、自動倉庫内の汚染拡大を防止することができる。
また、前記搬送車システムは、物品を保管する複数のクリーンルーム、前記クリーンルームにクリーンエアを供給するファンフィルタユニット、及び物品を搬送する搬送車を備え、前記搬送制御部は、前記エリアとしてのクリーンルームの汚染が他のクリーンルーム及び物品に拡大しないように、搬送車を制御してもよい。
これによって、クリーンルームを複数備えた搬送車システムにおける汚染拡大を防止することができる。
本発明によれば、汚染が拡大するのを防止することが可能な搬送車システムを実現できる。
以下、本発明の実施の形態における搬送車システムについて、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態におけるクリーンルーム用の自動倉庫の断面図(FFU直上部での水平方向断面図)である。図2は、同自動倉庫の断面図(鉛直方向断面図)である。
この自動倉庫は、本発明の搬送車システムの一例であり、スタッカクレーン1、ラック2及びFFU4から構成される。
スタッカクレーン1は、本発明の搬送車の一例であり、入庫する物品8をステーション(図外)から引き取りそれをラック2へ搬送し、また出庫する物品8をラック2から取り出しそれをステーションへ搬送するという機能を有する。具体的には、スタッカクレーン1は、ラック2前方の通路5に敷設された走行レール6上を走行し、物品8が載置される昇降台を昇降させ、スライドフォークを出退させることによって物品8を搬送する。
ラック2は、スタッカクレーン1の通路5に沿って設けられており、ラック2には、物品8を保管する複数の物品保管棚が縦横に設けられている。この棚及びスタッカクレーン1(昇降台)が通過する棚の前方が本発明のエリアの一例であり、異なる棚及び該棚前方は異なるエリアである。ラック2の背面、すなわち通路5とは反対側にはダクト14が設けられており、その外側は通気性のない外壁16で覆われている。ラック2におけるFFU4背面の支柱22よりの部分、つまりFFU4背面の水平方向で両端の部分には、一対の吹き出し口20及び21が設けられている。
FFU4は、ラック2の底部に設けられ、ラック2にクリーンエアを供給する。FFU4一台当たり1対の吹き出し口20及び21が設けられており、吹き出し口20及び21からクリーンエアが吹き出し横方向に広がりながら、ラック2の下部から上部に向けて流れる。なお、図2において、白抜きの矢印はクリーンエアの流れを示している。
図3は、本実施の形態の自動倉庫の機能的な構成を示すブロック図である。
この自動倉庫は、機構部30、制御部31、表示部32、入力部33、通信I/F部34、搬送条件決定部35、避難指令生成部36、棚データ更新部37、記憶部39及びFFU状態確認部42から構成される。なお、制御部31、搬送条件決定部35及び避難指令生成部36は、本発明の搬送制御部の一例である。
機構部30は、スタッカクレーン1及びFFU4などの機構部品の集合である。
制御部31は、搬送指令及び避難指令などに従って機構部30を制御する。
表示部32はCRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などであり、入力部33はキーボードやマウスなどであり、これらは、本自動倉庫と操作者とが対話するなどのために用いられる。
通信I/F部34は、スタッカクレーン1及びFFU4との通信などに用いられる。
搬送条件決定部35は、搬送指令に基づいて物品8の搬送経路及び搬送速度などの搬送条件を決定する。搬送条件の決定は棚データ41を参照して行われ、FFU4に異常が発生した場合に、異常となったFFU4によりクリーンエアが供給されている棚の汚染がこの棚以外の他の棚及び物品に拡大しないようにスタッカクレーン1が制御される。搬送経路とはスタッカクレーン1(昇降台)が前方を通過する棚の順序であり、搬送速度とは棚前方を通過するときの速度である。
避難指令生成部36は、FFU4のいずれかが故障、ファンの異常やフィルタつまりなどにより異常になったとの報告を受けた場合、異常となったFFU4によりクリーンエアが供給されている棚の汚染が他の棚及び物品に拡大しないようにスタッカクレーン1を制御する避難指令を生成する。避難指令は、クリーンエアが供給されなくなった非清浄な棚の物品8をクリーンエアが供給されている清浄な棚に移動させる指令である。
棚データ更新部37は、異常の報告を受けた場合、棚データ41を更新する。棚データ41の更新は、関連テーブル40において異常となったFFU4に関連付けられた棚を、非清浄な棚であるとして棚データ41に登録することにより行われる。
記憶部39は、ハードディスクやメモリなどであり、関連テーブル40及び棚データ41などを保持する。
図4及び図5は、関連テーブル40及び棚データ41の例を示す図である。なお、図4及び図5においてFFU及び棚の文字の横に付された番号は、各棚及びFFU4を特定するために予め全ての棚及びFFU4にふられた番号である。
関連テーブル40では、FFU4毎に、該FFU4によりクリーンエアが供給されている棚が関連付けられている。例えば1番のFFU4には1〜8番の棚が関連付けられている。図1及び2の構成を有する自動倉庫においては、例えば同じ列の棚はその列にあるFFU4に関連付けられる。
棚データ41では、ラック2の全ての棚についてその状態が示されている。図5において、「エア状態」は清浄な棚であるか否かを示し、「○」は清浄な棚であることを、「×」は非清浄な棚であることを示している。また、「空き状態」は物品8が入庫されている棚であるか否かを示し、「○」は物品8が入庫されていない棚であることを、「×」は物品8が入庫されている棚であることを示している。例えば、1番の棚は清浄でかつ物品8が入庫されていない棚であることが示されている。
FFU状態確認部42は、予め決められた期間をおいてFFU4に異常が発生しているか否かを確認する。
図6は、上記構成を有する自動倉庫における物品8の搬送動作を説明するためのフローチャートである。
まず、搬送条件決定部35は、入力部33又は通信I/F34を介して搬送指令を受け、搬送経路を決定する(ステップS60)。具体的に、搬送条件決定部35は、搬送指令で示された搬送先の棚に、棚データ41で示された非清浄な棚前方をできるだけ通らずに、かつ搬送時間ができるだけ短くなるように、物品8を搬送する経路を決定する。このとき、搬送指令で搬送先として非清浄な棚が示されている場合には、搬送先を非清浄な棚以外の他の棚にする、ユーザに搬送先が非清浄な棚であることを知らせる、又は搬送を行わないことを決定し動作を終了させる。
例えば、搬送指令で搬送先の棚として4番の棚が示され、棚データ41で非清浄な棚として29〜32番の棚が示されていたとする。この場合には、図7に示されるような29〜32番の棚前方を避けて4番の棚に辿り着く経路が搬送経路として決定される。
一方、搬送指令で搬送先の棚として4番の棚が示され、棚データ41で非清浄な棚として25〜32番の棚が示されていたとする。この場合には、25〜32番の棚前方を避けて4番の棚に辿り着く経路はない。従って、非清浄な棚前方を通る回数が最も少ない経路、つまり25〜32番の棚のいずれか1つの前方のみを通過する経路が搬送経路として決定される。例えば図8に示されるような32番の棚前方のみを通過する経路が搬送経路として決定される。
次に、搬送条件決定部35は、搬送速度を決定する(ステップS61)。具体的に、搬送条件決定部35は、決定された搬送経路を前提とし、非清浄な棚前方を通過する搬送経路であるかを判定する。そして、非清浄な棚前方を通過する搬送経路である場合には、非清浄な棚前方を通るときのスタッカクレーン1の速度が清浄な他の棚前方を通るときの速度より低くなるように、物品8の搬送速度を決定する。一方、非清浄な棚前方を通過する搬送経路でない場合には、物品8の搬送速度を一定速度に決定する。
例えば、図7に示される搬送経路の場合には、非清浄な29〜32番の棚前方を一度も通ることなく目的とする4番の棚に到達することができる。従って、ステーションから4番の棚まで一定速度で物品8を搬送することが決定される。
一方、図8に示される搬送経路の場合には、非清浄な32番の棚前方を通らなければ目的とする4番の棚に到達することができない。従って、32番の棚前方を通る際にスタッカクレーン1(昇降台)の速度を低くして早く物品8を搬送し、それ以外は一定速度で物品8を搬送することが決定される。
最後に、制御部31は、搬送条件決定部35により決定された搬送条件で、ステーションの物品8が搬送指令で示された搬送先の棚に搬送されるように機構部30を制御する(ステップS62)。
図9は、上記構成を有する自動倉庫における物品8の避難動作を説明するためのフローチャートである。
まず、FFU状態確認部42は、所定のFFU4に異常が発生したことを確認する(ステップS71)。具体的に、FFU状態確認部42は、異常により所定のFFU4がクリーンエアを供給できなくなったことを確認し、異常発生を避難指令生成部36に報告する。
次に、避難指令生成部36は、異常の報告を受け、所定のFFU4の異常により非清浄となった棚を特定する(ステップS72)。具体的に、避難指令生成部36は、関連テーブル40において異常の報告を受けたFFU4に関連付けられた棚を特定する。
例えば、避難指令生成部36が2番のFFU4に異常が発生したとの報告を受けた場合、図4の関連テーブル40では2番のFFU4に9〜16番の棚が関連付けられているため、9〜16番の棚が特定される。
次に、棚データ更新部37は、特定された棚を非清浄な棚として登録し、棚データ41を更新する(ステップS73)。具体的に、避難指令生成部36は、棚データ41の特定された棚の「エア状態」の欄を「×」とする。
次に、避難指令生成部36は、特定された棚に物品8が入庫されているかを確認し、入庫されている場合には、その物品8を清浄な棚に避難させる避難指令を生成する(ステップS74)。具体的に、避難指令生成部36は、棚データ41において「エア状態」の欄が「×」で「空き状態」の欄が「×」になっている場合、その棚の物品8を棚データ41において「エア状態」の欄が「○」で「空き状態」の欄が「○」になっている棚に避難させる指令を生成する。なお、特定された棚に物品8が入庫されていない場合、避難指令生成部36は、避難指令を生成しないで動作を終了させる。
最後に、制御部31は、避難指令生成部36により生成された避難指令に示される内容で物品8の搬送が行われるように機構部30を制御する(ステップS75)。具体的に、制御部31は、非清浄な棚の物品8が清浄で空の棚に搬送されるように機構部30を制御する。
以上のように、本実施の形態の自動倉庫によれば、FFU4が異常となって正常に動作しなくなった場合、それにより清浄を保てなくなった棚前方を通らず、また通るときには速度を低くして通るように物品8の搬送が制御される。従って、スタッカクレーンが汚染されることが無くなるので、スタッカクレーンが媒体となって清浄な物品に汚染が拡大するのを高確率で防止することができる。
また、本実施の形態の自動倉庫によれば、FFU4が異常となって正常に動作しなくなった場合、それにより清浄を保てなくなった棚の物品8を他の棚に移動させる。従って、清浄を保てなくなった棚の物品が汚染されることが無くなるので、物品が媒体となって清浄な棚に汚染が拡大するのを高確率で防止することができる。
(第2の実施の形態)
図10は、本実施の形態における搬送車システムの概略構成を示す図である。
この搬送車システムは、コントローラ50、複数のクリーンルーム53、搬送車51及び複数のFFU54から構成される。
クリーンルーム53は、通路を介してつながっている。スタッカクレーン1が通過するクリーンルーム53は本発明のエリアの一例であり、異なるクリーンルーム53は異なるエリアである。各クリーンルーム53には、物品8を一時保管する保管部と、搬送車51と保管部との間での物品8の移載個所としてのステーションとが設けられている。
コントローラ50は、ネットワークを介して搬送車51及びFFU54と電気的に接続され、クリーンルーム53間の物品8の搬送を管理している。具体的に、コントローラ50は、搬送車51との間で搬送指令及び避難指令の通信を行うことで物品8の搬送を管理している。コントローラ50と搬送車51及びFFU54との間での通信は、例えば、物品8の搬送経路に沿って敷設した通信線(通信のための伝送媒体)を介して行われる。該通信線はコントローラ50に接続されると共に、搬送車51には該通信線との間で指令の送受信が可能な通信装置が搭載される。
搬送車51は、走行レール上を走行する天井走行車及び有軌道台車などであり、物品8を搭載し、クリーンルーム53間の物品8の搬送を行う。
FFU54は、クリーンルーム53毎に設けられており、例えばクリーンルーム53の天井に配設されて自身が配設されたクリーンルーム53にクリーンエアを供給する。
図11は、コントローラ50及び搬送車51の機能的な構成を示すブロック図である。
このコントローラ50は、表示部62、入力部63、通信I/F部64、搬送条件決定部65、避難指令生成部66、ルームデータ更新部67、記憶部69及びFFU状態確認部72から構成される。
表示部62はCRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などであり、入力部63はキーボードやマウスなどであり、これらは、本コントローラ50と操作者とが対話するなどのために用いられる。
通信I/F部64は、コントローラ50と搬送車51及びFFU54との通信などに用いられる。
搬送条件決定部65は、搬送指令に基づいて物品8の搬送経路及び搬送速度などの搬送条件を決定する。搬送条件の決定はルームデータ71を参照して行われ、FFU54に異常が発生した場合に、異常となったFFU54によりクリーンエアが供給されているクリーンルーム53の汚染がこのクリーンルーム53以外の他のクリーンルーム53及び物品8に拡大しないように搬送車51が制御される。搬送経路とは搬送車51が通過するクリーンルーム53の順序であり、搬送速度とはクリーンルーム53を通過するときの搬送車51の速度である。
避難指令生成部66は、FFU54のいずれかが異常になったとの報告を受けた場合、異常となったFFU54によりクリーンエアが供給されているクリーンルーム53の汚染が他のクリーンルーム53及び物品8に拡大しないように搬送車51を制御する避難指令を生成する。避難指令は、クリーンエアが供給されなくなった非清浄なクリーンルーム53の物品8をクリーンエアが供給されている清浄なクリーンルーム53に移動させる指令である。
ルームデータ更新部67は、異常の報告を受けた場合、ルームデータ71を更新する。ルームデータ71の更新は、関連テーブル70において異常となったFFU54に関連付けられたクリーンルーム53を非清浄なクリーンルーム53であるとしてルームデータ71に登録することにより行われる。
記憶部69は、ハードディスクやメモリなどであり、関連テーブル70及びルームデータ71などを保持する。
図12及び図13は、関連テーブル70及びルームデータ71の例を示す図である。なお、図12及び図13においてFFU及びクリーンルームの文字の横に付された番号は、各クリーンルーム53及びFFU54を特定するために予め全てのクリーンルーム53及びFFU54にふられた番号である。
関連テーブル70では、FFU54毎に、該FFU54によりクリーンエアが供給されているクリーンルーム53が関連付けられている。例えば1番のFFU54には1番のクリーンルーム53が関連付けられている。
ルームデータ71では、全てのクリーンルーム53についてその状態が示されている。図13において、「エア状態」は清浄なクリーンルーム53であるか否かを示し、「○」は清浄なクリーンルーム53であることを、「×」は非清浄なクリーンルーム53であることを示している。また、「空き状態」は物品8の入庫に対して空きがあり新たな物品8を保管できるクリーンルーム53であるか否かを示し、「○」は新たな物品8を保管可能なクリーンルーム53であることを、「×」は新たな物品8を保管できないクリーンルーム53であることを示している。「入庫状態」は物品8が入庫されているクリーンルーム53であるか否かを示し、「○」は物品8が入庫されているクリーンルーム53であることを、「×」は物品8が入庫されていないクリーンルーム53であることを示している。例えば、1番のクリーンルーム53は清浄で物品8が入庫されており、かつ新たな物品8を保管可能なクリーンルーム53であることが示されている。
FFU状態確認部72は、予め決められた期間をおいてFFU54に異常が発生しているか否かを確認する。
搬送車51は、機構部60、制御部61及び通信I/F部68から構成される。なお、制御部61、搬送条件決定部65及び避難指令生成部66は、本発明の搬送制御部の一例である。
機構部60は、車輪及びそれを駆動するモータなどの機構部品の集合である。制御部61は、搬送指令及び避難指令などに従って機構部60を制御する。通信I/F部68は、搬送車51とコントローラ50との通信などに用いられる。
図14は、上記構成を有する搬送車システムにおける物品8の搬送動作を説明するためのフローチャートである。
まず、搬送条件決定部65は、入力部63又は通信I/F64を介して搬送指令を受け、搬送経路を決定する(ステップS80)。具体的に、搬送条件決定部65は、搬送指令で示された搬送元から搬送先に、ルームデータ71で示された非清浄なクリーンルーム53をできるだけ通らずに、かつ搬送時間ができるだけ短くなるように、物品8を搬送する経路を決定する。このとき、搬送指令で搬送先として非清浄なクリーンルーム53が示されている場合には、搬送先を非清浄なクリーンルーム53以外の他のクリーンルーム53にする、ユーザに搬送先が非清浄な棚であることを知らせる、又は搬送を行わないことを決定し動作を終了させる。
例えば、搬送先のクリーンルーム53としての4番のクリーンルーム53と、搬送元のクリーンルーム53としての9番のクリーンルーム53とが搬送指令で示されていたとする。さらに、ルームデータ71で非清浄なクリーンルーム53として1、3及び5番のクリーンルーム53が示されていたとする。この場合には、図15に示されるような1、3及び5番のクリーンルーム53を避けて4番のクリーンルーム53に辿り着く経路が搬送経路として決定される。
一方、搬送先のクリーンルーム53としての1番のクリーンルーム53と、搬送元のクリーンルーム53としての9番のクリーンルーム53とが搬送指令で示されていたとする。さらに、ルームデータ71で非清浄なクリーンルーム53として4、5及び6番のクリーンルーム53が示されていたとする。この場合には、4、5及び6番のクリーンルーム53を避けて1番のクリーンルーム53に辿り着く経路はない。従って、非清浄なクリーンルーム53を通る回数が最も少ない経路、つまり4、5及び6番のクリーンルーム53のいずれか1つのみを通過する経路が搬送経路として決定される。例えば図16に示されるような6番のクリーンルーム53のみを通過する経路が搬送経路として決定される。
次に、搬送条件決定部65は、搬送速度を決定する(ステップS81)。具体的に、搬送条件決定部65は、決定された搬送経路を前提とし、非清浄なクリーンルーム53を通過する搬送経路であるかを判定する。そして、非清浄なクリーンルーム53を通過する搬送経路である場合には、非清浄なクリーンルーム53を通るときの搬送車51の速度が清浄な他のクリーンルーム53を通過するときの速度より低くなるように、物品8の搬送速度を決定する。一方、非清浄なクリーンルーム53を通過する搬送経路でない場合には、物品8の搬送速度を一定速度に決定する。
例えば、図15に示される搬送経路の場合には、非清浄な1、3及び5番のクリーンルーム53を一度も通ることなく目的とする4番のクリーンルーム53に到達することができる。従って、9番のクリーンルーム53から4番のクリーンルーム53まで一定速度で物品8を搬送することが決定される。
一方、図16に示される搬送経路の場合には、非清浄な6番のクリーンルーム53を通ってしか目的とする1番のクリーンルーム53に到達することができない。従って、6番のクリーンルーム53を通る際に搬送車51の速度を低くして物品8を搬送し、それ以外は一定速度で物品8を搬送することが決定される。
次に、搬送条件決定部65は、決定された搬送条件で物品8を搬送すること、及び搬送先及び搬送元としてのクリーンルーム53が示された搬送指令を、通信I/F部64を介して搬送車51に送信する(ステップS82)。
最後に、制御部61は、通信I/F部68を介して受信した搬送指令に従い、決定された搬送条件で搬送元のクリーンルーム53の物品8が搬送先のクリーンルーム53に搬送されるように機構部30を制御する(ステップS83)。
図17は、上記構成を有する搬送車システムにおける物品8の避難動作を説明するためのフローチャートである。
まず、所定のFFU54に異常が発生した場合(ステップS90)、FFU状態確認部72は、所定のFFU54に異常が発生したことを確認する(ステップS91)。具体的に、FFU状態確認部72は、異常により所定のFFU54がクリーンエアを供給できなくなったことを確認し、異常発生を避難指令生成部66に報告する。
次に、避難指令生成部66は、異常の報告を受け、所定のFFU54の異常により非清浄となるクリーンルーム53を特定する(ステップS92)。具体的に、避難指令生成部66は、関連テーブル70において異常となったFFU54に関連付けられたクリーンルーム53を特定する。
例えば、避難指令生成部66が2番のFFU54に異常が発生したとの報告を受けた場合、図12の関連テーブル70では2番のFFU54に2番のクリーンルーム53が関連付けられているため、2番のクリーンルーム53が特定される。
次に、ルームデータ更新部67は、特定されたクリーンルーム53を非清浄なクリーンルーム53として登録し、ルームデータ71を更新する(ステップS93)。具体的に、避難指令生成部66は、ルームデータ71における特定されたクリーンルーム53の「エア状態」の欄を「×」とする。
次に、避難指令生成部66は、特定されたクリーンルーム53に物品8が入庫されているかを確認し、入庫されている場合には、その物品8を清浄なクリーンルーム53に避難させる避難指令を生成する(ステップS94)。具体的に、避難指令生成部66は、ルームデータ71において「エア状態」の欄が「×」で「入庫状態」の欄が「○」となっている場合、そのクリーンルーム53の物品8をルームデータ71において「エア状態」の欄が「○」で「空き状態」の欄が「○」になっているクリーンルーム53に避難させる指令を生成する。なお、特定されたクリーンルーム53に物品8が入庫されていない場合、避難指令生成部66は、避難指令を生成しないで動作を終了させる。
次に、避難指令生成部66は、生成された避難指令を通信I/F部64を介して搬送車51に送信する(ステップS95)。
最後に、制御部61は、通信I/F部68を介して受信した搬送指令に従い、物品8の搬送が行われるように機構部60を制御する(ステップS96)。具体的に、制御部61は、非清浄なクリーンルーム53の物品8が清浄で、かつ新たな物品8を保管可能なクリーンルーム53に搬送されるように機構部60を制御する。
以上のように本実施の形態の搬送車システムによれば、FFU54が異常となって正常に動作しなくなった場合、それにより清浄を保てなくなったクリーンルーム53を通らず、また通るときには速度を低くして通るように物品8の搬送が制御される。従って、搬送車51が汚染されることが無くなるので、搬送車が媒体となって清浄な物品に汚染が拡大するのを高確率で防止することができる。
また、本実施の形態の搬送車システムによれば、FFU54が異常となって正常に動作しなくなった場合、それにより清浄を保てなくなったクリーンルーム53の物品8を他のクリーンルーム53に移動させる。従って、清浄を保てなくなったクリーンルーム53の物品8が汚染されることが無くなるので、物品が媒体となって清浄なクリーンルームに汚染が拡大するのを高確率で防止することができる。
以上、本発明の搬送車システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
上記実施の形態では、FFUはクリーンルーム毎に設けられ、関連テーブルにおいて1つのFFUに1つのクリーンルームが関連付けられるとした。しかし、FFUは複数のクリーンルームに対して1つ設けられ、関連テーブルにおいて1つのFFUに複数のクリーンルームが関連付けられてもよい。この場合、1つのFFUに関連付けられた複数のクリーンルームが本発明の1つのエリアとなる。また、1つのクリーンルームに複数のFFUが設けられ、関連テーブルにおいて複数のFFUに1つのクリーンルームが関連付けられてもよい。さらに、清浄度は正常・異常の2種類だけでなく、何段階かに分けられたものであってもよい。
このような構成を実現するために、例えば、コントローラにテーブル最適化部を設け、クリーンルームにクリーンルームの清浄度を測定するパーティクルカウンター等を設けられる。テーブル最適化部は、清浄度の測定結果に基づき関連テーブルにおいてFFUに関連付けられるクリーンルームの数を増減させる。すなわち、テーブル最適化部は、いずれかのクリーンルームにおいて清浄度が閾値よりも低いときに、関連テーブルにおいて、清浄度が閾値より低いクリーンルームにクリーンエアを供給するFFUと関連付けられているクリーンルームの数を減らす。一方、いずれかのクリーンルームにおいて清浄度が閾値よりも高いときに、関連テーブルにおいて、清浄度が閾値より高いクリーンルームにクリーンエアを供給するFFUと関連付けられているクリーンルームの数を増やす。
本発明は、搬送車システムに利用でき、特にFFUを備えた搬送車システムなどに利用することができる。
本発明の第1の実施の形態のクリーンルーム用の自動倉庫の断面図(FFU直上部での水平方向断面図)である。 同実施の形態の自動倉庫の断面図(鉛直方向断面図)である。 同実施の形態の自動倉庫の機能的な構成を示すブロック図である。 関連テーブルの例を示す図である。 棚データの例を示す図である。 同実施の形態の自動倉庫における物品の搬送動作を説明するためのフローチャートである。 搬送経路及び搬送速度の決定動作を説明するための図である。 搬送経路及び搬送速度の決定動作を説明するための図である。 同実施の形態の自動倉庫における物品の避難動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の搬送車システムの概略構成を示す図である。 同実施の形態の搬送車システムにおけるコントローラ及び搬送車の機能的な構成を示すブロック図である。 関連テーブルの例を示す図である。 ルームデータの例を示す図である。 同実施の形態の搬送車システムにおける物品の搬送動作を説明するためのフローチャートである。 搬送経路及び搬送速度の決定動作を説明するための図である。 搬送経路及び搬送速度の決定動作を説明するための図である。 同実施の形態の搬送車システムにおける物品の避難動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 スタッカクレーン
2 ラック
4、54 FFU
5 通路
6 走行レール
8 物品
14 ダクト
16 外壁
20、21 吹き出し口
22 支柱
30、60 機構部
31、61 制御部
32、62 表示部
33、63 入力部
34、64、68 通信I/F部
35、65 搬送条件決定部
36、66 避難指令生成部
37 棚データ更新部
39、69 記憶部
40、70 関連テーブル
41 棚データ
42、72 FFU状態確認部
50 コントローラ
51 搬送車
53 クリーンルーム
67 ルームデータ更新部
71 ルームデータ

Claims (5)

  1. 搬送車を用いて物品を搬送する搬送車システムであって、
    ファンフィルタユニット毎に、該ファンフィルタユニットによりクリーンエアが供給される、物品を保管するエリアを関連付けた関連テーブルが格納された記憶部と、
    いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアの汚染が拡大しないように、搬送車を制御する搬送制御部とを備え、
    前記搬送制御部は、いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアを通過しないように搬送車の搬送経路を決定する
    ことを特徴とする搬送車システム。
  2. 搬送車を用いて物品を搬送する搬送車システムであって、
    ファンフィルタユニット毎に、該ファンフィルタユニットによりクリーンエアが供給される、物品を保管するエリアを関連付けた関連テーブルが格納された記憶部と、
    いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアの汚染が拡大しないように、搬送車を制御する搬送制御部とを備え、
    前記搬送制御部は、いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアを通過するときの速度が他のエリアを通過するときの速度よりも低くなるように搬送車の搬送速度を決定する
    ことを特徴とする搬送車システム。
  3. 搬送車を用いて物品を搬送する搬送車システムであって、
    ファンフィルタユニット毎に、該ファンフィルタユニットによりクリーンエアが供給される、物品を保管するエリアを関連付けた関連テーブルが格納された記憶部と、
    いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアの汚染が拡大しないように、搬送車を制御する搬送制御部とを備え、
    前記搬送制御部は、いずれかのファンフィルタユニットに異常が発生した場合に、前記関連テーブルにおいて異常が発生したファンフィルタユニットと関連付けられたエリアに保管された物品を他のエリアに避難させる
    ことを特徴とする搬送車システム。
  4. 前記搬送車システムは、物品を保管する複数の棚を有するラック、前記棚にクリーンエアを供給するファンフィルタユニット、及び物品を搬送するスタッカクレーンを備える自動倉庫であり、
    前記搬送制御部は、前記エリアとしての棚の汚染が他の棚及び物品に拡大しないように、スタッカクレーンを制御する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の搬送車システム。
  5. 前記搬送車システムは、物品を保管する複数のクリーンルーム、前記クリーンルームにクリーンエアを供給するファンフィルタユニット、及び物品を搬送する搬送車を備え、
    前記搬送制御部は、前記エリアとしてのクリーンルームの汚染が他のクリーンルーム及び物品に拡大しないように、搬送車を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の搬送車システム。
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