JP4410903B2 - ゲル状手指殺菌洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手指などの殺菌洗浄用のゲル状組成物に関し、詳しくは透明で安定性がよく、手指に対して低刺激性で、使用後の感触が良好なゲル状手指殺菌洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
食肉、魚介の加工やレストランの調理場等、食品関連業界における従業員や、病院、保健所等の医師、看護婦、介護人、患者等の手指の洗浄・殺菌については、従来より様々な方法がとられている。最も一般的な方法は、まず石鹸等で手指をよく洗浄した後に、何等かの殺菌処理を経るというものであり、この殺菌方法としては、手指の消毒薬への浸漬あるいは噴霧などが挙げられる。
これらの方法は、その洗浄、殺菌マニュアルどおりに忠実に行われた場合には、効果的な方法であるといえる。しかし、処理手順が手指の洗浄と殺菌の2段階にわかれるため、手間、時間がかかり、操作が不確実になり易く、しかも洗浄、殺菌のどちらかが一方でも不完全に行われた場合は、効力が極端に低下するなどの問題点があった。これらの問題点を解決するために、特開平1−272503号公報、特開平7−109204号公報等には、界面活性剤に殺菌剤を配合することにより、洗浄と殺菌を同時に行おうとする試みもなされている。しかし、それら殺菌洗浄剤は、液体または低粘度の液状であり、取り扱いにくく、ハンドリング性に問題があった。
一方、ゲル状の殺菌剤やゲル状の洗浄剤は、特開平11−9667号公報、特開昭54−63106号公報で報告されているが、これらは、殺菌効果と洗浄効果の両方の効果を満足させるものではなく、さらにこれらの使用方法は、使用後水洗(すすぎ)をしないものであり、本発明の目的とするゲル状手指用殺菌洗浄剤とは明らかに殺菌洗浄方法に相違がある。
また、殺菌洗浄剤のゲル化を試みる場合、ゲル中に濁りや、粒状の物体、だまが生じ、ゲル形成や、ハンドリング性に問題を生じたり、あるいは、ゲルの経時安定性の問題、さらには使用するとざらざら感などの不快感を感じるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、殺菌力と洗浄力に優れ、手指に対して低刺激性で、使用後の感触が良好な、透明でハンドリング性がよく、更に安定性のよいゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、上記のような従来の課題を解決することができた。すなわち本発明は、下記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を含有することを特徴とするゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。
(A)界面活性剤 3.0〜30.0重量%
(B)塩化ベンザルコニウム 0.05〜5.0重量%
(C)エタノール又はイソプロパノールである低級アルコール 25.0〜90.0重量%
(D)水溶性増粘剤 0.05〜10.0重量%
(E)保湿剤 0.05〜5.0重量%
(F)水
また本発明は、(A)成分の界面活性剤が、ノニオン性界面活性剤である前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。
また本発明は、ノニオン性界面活性剤が、アルキルグリコシド又はアルキルアルカノールアミドである前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。
また本発明は、(D)成分の水溶性増粘剤が、カルボキシビニルポリマー、カチオン化セルロース又はアクリル酸系共重合体である前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。
また本発明は、25℃での粘度が1000〜10000mPa・Sである前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。
また本発明は、pHが4〜10である前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明に使用される(A)成分の界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、特にノニオン性界面活性剤が好ましい。
【0006】
ノニオン性界面活性剤の例としては、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等のアルキルアルカノールアミド類、アルキルポリオキシエチレンやアルキルポリオキシプロピレン等のアルキルポリオキシアルキレンエーテル類、アミンオキシド類、アルキルポリグリコシド、アルキルポリグリコシドポリオキシエチレン等が挙げられ、特に皮膚刺激性の点からアルキルグリコシドまたはアルキルアルカノールアミドが好ましい。本発明で用いられるアルキルグリコシドとしては、次の一般式(1)
【0007】
【化1】
R1−O−(R2O)m−(G)n (1)
【0008】
(式中、R1は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示し、R2は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭素数5〜6の還元糖を示し、mは0〜10の数を示し、nは1〜10の数を示す)で表される化合物が挙げられる。式中、R1としては特に炭素数8〜16の直鎖又は分岐鎖のアルキル基(デシル基、ラウリル基、ミリスチル基等)であることが好ましい。式(1)中のmは0〜10の数であるが、0〜3が、特に0が好ましい。また親水基であるグリコシド部分(式(1)中、G)は炭素数5〜6の還元糖を基本単位とする。この還元糖としては、グルコース、ガラクトース、フラクトースが好ましい。グリコシドの重合度(式(1)中のn)は平均値が1〜10であり、1〜4であるものが80%以上であるのが好ましい。これらの具体例としては、既知のKoenigs−Knorr法によって合成されるオクチルグルコシド、ノニルグルコシド、デシルマルトシド、ドデシルマルトシド、トリデシルマルトシド、ポリオキシエチレン(2E.O.)ドデシルグルコシド等のβ−アルキルサッカライドや、グルコース、ガラクトース、マルトース等の還元糖、高級アルコール及びポリオキシエチレンアルキルエーテルアルコールより合成されるもの(米国特許第3219656号、同第3839318号、同第4223123号)が挙げられる。このうち、本発明に用いられるアルキルグリコシドとしては、R1が炭素数8〜16の直鎖又は分岐鎖アルキル基であり、Gがグルコースであり、平均でn=1.1〜4、m=0であるものが特に好ましい。
【0009】
アニオン性界面活性剤の例としては、石鹸類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩類、αオレフィンスルフォン酸塩類、アシルグルタミン酸塩類、モノアルキルリン酸塩類等が挙げられる。
【0010】
両性界面活性剤の例としては、ベタイン型、イミダゾリン型、アラニン型、グリシン型等が挙げられる。
【0011】
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物中の(A)成分の含有量は、3.0〜30.0重量%であり、特に起泡力と経時安定性の点から、3.0〜20.0重量%が好ましい。3.0重量%より少ないと、十分な起泡力が得られず、30.0重量%を超えると、ゲル形成に問題が生じ、更に経時安定性が悪くなる。なお、ここでいう重量%とは、組成物全体の重量に対する値である(以下の各成分においても同様である)。
【0012】
本発明に使用される(B)成分の殺菌剤は、塩化ベンザルコニウムが用いられる。本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物中の(B)成分の含有量は、0.05〜5.0重量%であり、特に殺菌力と経時安定性の点から0.1〜3.0重量%が好ましい。0.05重量%より少ないと、殺菌力が不充分であり、5.0重量%を超えると、ゲル形成に問題が生じ、経時安定性が悪くなる。
【0013】
本発明に使用される(C)成分の低級アルコールの例としては、殺菌性を有する一価のアルコール類が挙げられ、エタノール(変性剤入りエタノールを含む)、イソプロパノール等が好ましいものとして挙げられる。
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物中の(C)成分の含有量は、10.0〜95.0重量%であり、特に殺菌力とゲルの形成、経時安定性の点から25.0〜90.0重量%が好ましく、40〜80重量%が特に好ましい。10.0重量%より少ないと殺菌力が不充分であり、95.0重量%を超えるとゲル形成に問題を生じ、さらに経時安定性が悪くなる。
【0014】
本発明に使用される(D)成分の水溶性増粘剤の水溶性とは、水に可溶という意味であり、水溶性増粘剤とは、水に可溶な増粘剤を示す。本発明の水溶性増粘剤としては、天然、半合成及び合成の水溶性増粘剤はいずれも使用できる。天然増粘剤の例としては、微生物由来のザンサンガム、ザンフロー、植物由来のペクチン、アラビアゴム、グアーゴム等が挙げられる、半合成増粘剤ではセルロース又は澱粉誘導体のメチル化物、カルボキシアルキル化物、ヒドロキシアルキル化物(メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどを含む)が挙げられる。合成増粘剤ではポリアクリル酸塩、ポリマレイン酸塩、ポリビニルピロリドン、ペンタエリスリトールEO不加物等が具体例として挙げられる。特に、カルボキシビニルポリマー、カチオン化セルロース、アクリル酸系共重合体等が好ましく、カルボキシビニルポリマーの重量平均分子量は百万〜五百万のものが好ましい。
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物中の(D)成分の含有量は、0.05〜10.0重量%であり、0.1〜5.0重量%が好ましく、0.1〜4.0重量%がより好ましい。0.05重量%より少ないと低粘度になり、ゲル形成に問題が生じ、使用時の手乗りが悪くなるなどハンドリング性に問題が生じ、10.0重量%より多いと固くなるなどゲル形成に問題が生じ、使用後にぬめり感が残るなどハンドリング性に問題が生じる。
【0015】
本発明に使用される(E)成分の保湿剤の例としては、グリセリン、ジグリセリン、エリスリトール、キシリトール、リビトール、アラビトール、ガラクチトール、ソルビトール、イジトール、マンニトール等の単糖アルコール類、パラチニット、マルチトール、ラクチトール、マルトトリイトール、イソマルトトリイトール、マルトテトライトール、イソマルトテトライトール、その他糖化度別還元水あめ類糖のオリゴ糖・多糖アルコール類、エリスロース、キシロース、リボース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、ソルボース、フラクトース、マンノース等の単糖類、パラチノース、マルトース、ラクトース、トレハロース、マルトトリオース、イソマルトトリオース、マルトテトラオース、イソマルトテトラオース、その他糖化度別水あめ類糖等のオリゴ糖類・多糖類、ポリエチレングリコール、プロピレングルコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、等の多価アルコール、ピロリドンカルボン酸、乳酸ナトリウム、尿素等が挙げられる。そのうち特にソルビトール、グリセリンが好ましい。
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物中の(E)成分の含有量は、0.05〜5.0重量%であり、好ましくは0.1〜3.0重量%である。0.05重量%より少ないと、充分な保湿効果が得られず、5.0重量%より多いと、使用後に不快感を生じ、さらに経時安定性が悪くなる。
【0016】
本発明のゲル状手指用殺菌洗浄剤組成物は、上記(A)〜(E)成分を必須とし、残部は水(F)であるが、これら以外の成分を配合することもできる。それらの例としては、キレート剤、香料、pH調節剤等が挙げられる。
【0017】
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物は25℃での粘度が1000〜10000mPa・Sが好ましく、ハンドリング性と経時安定性の点から、より好ましくは2000〜6000mPa・Sである。1000mPa・Sよりも小さいと手乗りが悪くなるなど、ハンドリング性に問題が生じ、10000mPa・Sを超えると、固くなり、すすぎ性が悪くなるなど、ハンドリング性に問題が生じる。
【0018】
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物のpHは4〜10が好ましく、特にハンドリング性のよいゲル形成の点からpH5〜8が特に好ましい。pH4以下だと、皮膚刺激性やゲル形成に問題が生じ、pH10以上だと皮膚刺激性に問題が生じる。pHの調節したい場合には、pH調節剤を加えればよく、pH調節剤の例としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、トロメタミン、テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられる。
pHと粘度は低級アルコールの配合量の影響が大きく、低級アルコールの配合量が40重量%以下の場合、pHを調節しなくても良好なゲルが形成されやすく、低級アルコールの配合量が70重量%以上の場合、pH調節剤で、約pH8に調節すると良好なゲルが形成され、好ましい。
【0019】
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物の製造方法は、特に限定されないが、透明で安定なゲルを形成させるためには、以下の手順で製造するのが好ましい。まず、水に攪拌しながら、水溶性増粘剤を加える。この時に加熱してもよい。次に低級アルコールを加える。次に界面活性剤又は保湿剤を加える。最後に殺菌剤を加えればよい。さらにこの後で、pH調節剤を加えてpHを調節することで、ゲルの粘度を調整してもよい。
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物の使用方法は、特に限定されないが、本組成物を手のひらに取り、約20秒間擦り合わせた後、少量の水で泡立たせ洗浄し、流水ですすぐとよい。
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物は、殺菌力及び洗浄力に優れることはもちろんのこと、さらに手指に対して低刺激性でかつ使用後の感触も良好で、さらにハンドリング性、貯蔵安定性に優れる。
【0020】
【実施例】
以下、実施例および比較例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。表1に示す組成を有する本発明品及び比較の殺菌洗浄剤を調整した。殺菌洗浄剤の粘度とpHを表1に示した。粘度は(株)東京計器製、B型粘度計を使用し、測定した。なお、本発明品2は参考例である。
【0021】
<皮膚刺激性評価>
表1の配合により調整された殺菌洗浄剤組成物の皮膚刺激性試験を行った。
皮膚刺激性試験方法(蛋白質変性率)
J.Soc.Cosmet.Chem.Japan.Vol.18,No2,96(1984)記載の蛋白質変性率測定を行った。具体的には、水系高速液体クロマトグラフィーを使用し、0.025重量%濃度の卵白アルブミンを含む緩衝液(pH7)9mlと10重量%濃度の殺菌洗浄剤組成物溶液1mlを混合し、25℃で2日間保存したときの220nmの吸収ピークの高さを測定し、次の式より蛋白質変性率を求めた。結果を表1に示す。表1の結果により本発明品が皮膚刺激性が低いことがわかる。
蛋白質変性率=[(Ho−Ht)/Ho]×100
Ho:組成物を混合しない時の吸収ピークの高さ
Ht:組成物を混合したときの吸収ピークの高さ
【0022】
<殺菌力評価>
表1の配合により調整された殺菌洗浄剤組成物の殺菌力評価を行った。
殺菌力試験(1)試験方法
殺菌洗浄剤組成物10mlに供試菌液(E.coli)100μlを加え、20秒接触させた後、この100μlをSCDLPブイヨン(栄研化学社製)10mlに加え、37℃、48時間培養し、肉眼的に培地の混濁の有無により下記のように判定を行った。結果を表1に示す。表1の結果より、本発明品の殺菌力が優れていることがわかる。
−:菌が死滅している。
+:菌が死滅していない。
【0023】
殺菌力試験(2)
殺菌洗浄剤組成物2gを手のひらに取り、20秒間擦り合わせ、少量の水で泡立たせた後、流水ですすいだ後、ペーパータオルで水を切り片方の手指のふき取りを行った。次式により除菌率を求めた。結果を表1に示す。表1の結果より、本発明品の殺菌力が優れていることがわかる。
除菌率=((洗浄前菌数−洗浄後菌数)/洗浄前菌数)×100
【0024】
<洗浄後の感触評価>
10名のパネラーに、洗浄剤組成物で手指を洗浄してもらい、洗浄後の感触を調査し、下記のように評価し、その結果を表1に示した。表1の結果より、本発明品の洗浄後の感触が優れていることがわかる。
○:さらさら感
△:ややさらさら感
×:つっぱり感
【0025】
<貯蔵安定性試験>
殺菌洗浄剤組成物を透明ガラスビンに入れ密閉し、−5℃、25℃、40℃で3ヶ月間保存し、その外観を観察し、下記のように評価し、その結果を表1に示した。表1の結果により、本発明品は貯蔵安定性に優れることがわかる。
○:透明なゲル、外観に変化なし
△:やや白濁
×:白濁、凝固又は液状化
【0026】
【表1】
【0027】
*1:アルキル(C10,12,14)、グリコシド(重合度n=1〜1.35)、花王(株)製 マイドール12
*2:重量平均分子量約400万、カーボポールETD2020(米国グッドリッチ社製)
*3:ポイズC−60H(花王(株)製)
*4:レオアールMS−200(ライオン(株)製)
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、殺菌力と洗浄力に優れ、手指に対して低刺激性で、使用後の感触が良好な、透明でハンドリング性がよく、更に安定性のよいゲル状手指殺菌洗浄剤組成物が提供される。
Claims (6)
- 下記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を含有することを特徴とするゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
(A)界面活性剤 3.0〜30.0重量%
(B)塩化ベンザルコニウム 0.05〜5.0重量%
(C)エタノール又はイソプロパノールである低級アルコール 25.0〜90.0重量%
(D)水溶性増粘剤 0.05〜10.0重量%
(E)保湿剤 0.05〜5.0重量%
(F)水 - (A)成分の界面活性剤が、ノニオン性界面活性剤である請求項1記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
- ノニオン性界面活性剤が、アルキルグリコシド又はアルキルアルカノールアミドである請求項2記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
- (D)成分の水溶性増粘剤が、カルボキシビニルポリマー、カチオン化セルロース又はアクリル酸系共重合体である請求項1ないし3のいずれか1項記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
- 25℃での粘度が1000〜10000mPa・Sである請求項1ないし4のいずれか1項記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
- pHが4〜10である請求項1ないし5のいずれか1項記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
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