JP2001261550A - ゲル状手指殺菌洗浄剤組成物 - Google Patents
ゲル状手指殺菌洗浄剤組成物Info
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Abstract
性で、使用後の感触が良好な、透明でハンドリング性が
よく、更に安定性のよいゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を
提供すること。 【解決手段】 (A)界面活性剤 3.0〜30.0重
量%、(B)殺菌剤 0.05〜5.0重量%、(C)
低級アルコール 10.0〜95.0重量%、(D)水
溶性増粘剤 0.05〜10.0重量%、(E)保湿剤
0.05〜5.0重量%、および(F)水を含有する
ことを特徴とするゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
Description
浄用のゲル状組成物に関し、詳しくは透明で安定性がよ
く、手指に対して低刺激性で、使用後の感触が良好なゲ
ル状手指殺菌洗浄剤組成物に関する。
等、食品関連業界における従業員や、病院、保健所等の
医師、看護婦、介護人、患者等の手指の洗浄・殺菌につ
いては、従来より様々な方法がとられている。最も一般
的な方法は、まず石鹸等で手指をよく洗浄した後に、何
等かの殺菌処理を経るというものであり、この殺菌方法
としては、手指の消毒薬への浸漬あるいは噴霧などが挙
げられる。これらの方法は、その洗浄、殺菌マニュアル
どおりに忠実に行われた場合には、効果的な方法である
といえる。しかし、処理手順が手指の洗浄と殺菌の2段
階にわかれるため、手間、時間がかかり、操作が不確実
になり易く、しかも洗浄、殺菌のどちらかが一方でも不
完全に行われた場合は、効力が極端に低下するなどの問
題点があった。これらの問題点を解決するために、特開
平1−272503号公報、特開平7−109204号
公報等には、界面活性剤に殺菌剤を配合することによ
り、洗浄と殺菌を同時に行おうとする試みもなされてい
る。しかし、それら殺菌洗浄剤は、液体または低粘度の
液状であり、取り扱いにくく、ハンドリング性に問題が
あった。一方、ゲル状の殺菌剤やゲル状の洗浄剤は、特
開平11−9667号公報、特開昭54−63106号
公報で報告されているが、これらは、殺菌効果と洗浄効
果の両方の効果を満足させるものではなく、さらにこれ
らの使用方法は、使用後水洗(すすぎ)をしないもので
あり、本発明の目的とするゲル状手指用殺菌洗浄剤とは
明らかに殺菌洗浄方法に相違がある。また、殺菌洗浄剤
のゲル化を試みる場合、ゲル中に濁りや、粒状の物体、
だまが生じ、ゲル形成や、ハンドリング性に問題を生じ
たり、あるいは、ゲルの経時安定性の問題、さらには使
用するとざらざら感などの不快感を感じるという問題が
ある。
力と洗浄力に優れ、手指に対して低刺激性で、使用後の
感触が良好な、透明でハンドリング性がよく、更に安定
性のよいゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供することに
ある。
重ねた結果、上記のような従来の課題を解決することが
できた。すなわち本発明は、下記(A)成分、(B)成
分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成
分を含有することを特徴とするゲル状手指殺菌洗浄剤組
成物を提供するものである。 (A)界面活性剤 3.0〜30.0重量% (B)殺菌剤 0.05〜5.0重量% (C)低級アルコール 10.0〜95.0重量% (D)水溶性増粘剤 0.05〜10.0重量% (E)保湿剤 0.05〜5.0重量% (F)水 また本発明は、(A)成分の界面活性剤が、ノニオン性
界面活性剤である前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を
提供するものである。また本発明は、ノニオン性界面活
性剤が、アルキルグリコシド又はアルキルアルカノール
アミドである前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供
するものである。また本発明は、(C)成分の低級アル
コールが、エタノール又はイソプロパノールである前記
のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。
また本発明は、(D)成分の水溶性増粘剤が、カルボキ
シビニルポリマー、カチオン化セルロース又はアクリル
酸系共重合体である前記のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物
を提供するものである。また本発明は、25℃での粘度
が1000〜10000mPa・Sである前記のゲル状
手指殺菌洗浄剤組成物を提供するものである。また本発
明は、pHが4〜10である前記のゲル状手指殺菌洗浄
剤組成物を提供するものである。
に説明する。本発明に使用される(A)成分の界面活性
剤は、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以
上であり、特にノニオン性界面活性剤が好ましい。
油脂肪酸ジエタノールアミド等のアルキルアルカノール
アミド類、アルキルポリオキシエチレンやアルキルポリ
オキシプロピレン等のアルキルポリオキシアルキレンエ
ーテル類、アミンオキシド類、アルキルポリグリコシ
ド、アルキルポリグリコシドポリオキシエチレン等が挙
げられ、特に皮膚刺激性の点からアルキルグリコシドま
たはアルキルアルカノールアミドが好ましい。本発明で
用いられるアルキルグリコシドとしては、次の一般式
(1)
分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニ
ル基を示し、R2は炭素数2〜4のアルキレン基を示
し、Gは炭素数5〜6の還元糖を示し、mは0〜10の
数を示し、nは1〜10の数を示す)で表される化合物
が挙げられる。式中、R1としては特に炭素数8〜16
の直鎖又は分岐鎖のアルキル基(デシル基、ラウリル
基、ミリスチル基等)であることが好ましい。式(1)
中のmは0〜10の数であるが、0〜3が、特に0が好
ましい。また親水基であるグリコシド部分(式(1)
中、G)は炭素数5〜6の還元糖を基本単位とする。こ
の還元糖としては、グルコース、ガラクトース、フラク
トースが好ましい。グリコシドの重合度(式(1)中の
n)は平均値が1〜10であり、1〜4であるものが8
0%以上であるのが好ましい。これらの具体例として
は、既知のKoenigs−Knorr法によって合成
されるオクチルグルコシド、ノニルグルコシド、デシル
マルトシド、ドデシルマルトシド、トリデシルマルトシ
ド、ポリオキシエチレン(2E.O.)ドデシルグルコ
シド等のβ−アルキルサッカライドや、グルコース、ガ
ラクトース、マルトース等の還元糖、高級アルコール及
びポリオキシエチレンアルキルエーテルアルコールより
合成されるもの(米国特許第3219656号、同第3
839318号、同第4223123号)が挙げられ
る。このうち、本発明に用いられるアルキルグリコシド
としては、R1が炭素数8〜16の直鎖又は分岐鎖アル
キル基であり、Gがグルコースであり、平均でn=1.
1〜4、m=0であるものが特に好ましい。
類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル硫酸エステル塩類、αオレフィンスル
フォン酸塩類、アシルグルタミン酸塩類、モノアルキル
リン酸塩類等が挙げられる。
型、イミダゾリン型、アラニン型、グリシン型等が挙げ
られる。
(A)成分の含有量は、3.0〜30.0重量%であ
り、特に起泡力と経時安定性の点から、3.0〜20.
0重量%が好ましい。3.0重量%より少ないと、十分
な起泡力が得られず、30.0重量%を超えると、ゲル
形成に問題が生じ、更に経時安定性が悪くなる。なお、
ここでいう重量%とは、組成物全体の重量に対する値で
ある(以下の各成分においても同様である)。
は、手指殺菌用に使用可能のものであれば特に限定され
ず、カチオン系殺菌剤、塩素系殺菌剤、フェノール系殺
菌剤等が挙げられ、具体的には、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、トリクロサン、トリクロロカ
ルバニリド、オルトベンジルパラクロロフェノール、ハ
ロカルバン、イソプロピルメチルフェノール、クロルヘ
キシジン、ウンデシレン酸モノエタノールアミド、塩酸
アルキルポリアミノグルシン、ポリヘキサメチレンビグ
アニジン塩酸塩等が挙げられ、これらの単独あるいは2
種以上が用いられる。特に、塩化ベンザルコニウム、ト
リクロサン、が好ましい。本発明のゲル状手指殺菌洗浄
剤組成物中の(B)成分の含有量は、0.05〜5.0
重量%であり、特に殺菌力と経時安定性の点から0.1
〜3.0重量%が好ましい。0.05重量%より少ない
と、殺菌力が不充分であり、5.0重量%を超えると、
ゲル形成に問題が生じ、経時安定性が悪くなる。
コールの例としては、殺菌性を有する一価のアルコール
類が挙げられ、エタノール(変性剤入りエタノールを含
む)、イソプロパノール等が好ましいものとして挙げら
れる。本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物中の(C)
成分の含有量は、10.0〜95.0重量%であり、特
に殺菌力とゲルの形成、経時安定性の点から25.0〜
90.0重量%が好ましく、40〜80重量%が特に好
ましい。10.0重量%より少ないと殺菌力が不充分で
あり、95.0重量%を超えるとゲル形成に問題を生
じ、さらに経時安定性が悪くなる。
粘剤の水溶性とは、水に可溶という意味であり、水溶性
増粘剤とは、水に可溶な増粘剤を示す。本発明の水溶性
増粘剤としては、天然、半合成及び合成の水溶性増粘剤
はいずれも使用できる。天然増粘剤の例としては、微生
物由来のザンサンガム、ザンフロー、植物由来のペクチ
ン、アラビアゴム、グアーゴム等が挙げられる、半合成
増粘剤ではセルロース又は澱粉誘導体のメチル化物、カ
ルボキシアルキル化物、ヒドロキシアルキル化物(メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロースなどを含む)が挙げられる。合成増
粘剤ではポリアクリル酸塩、ポリマレイン酸塩、ポリビ
ニルピロリドン、ペンタエリスリトールEO不加物等が
具体例として挙げられる。特に、カルボキシビニルポリ
マー、カチオン化セルロース、アクリル酸系共重合体等
が好ましく、カルボキシビニルポリマーの重量平均分子
量は百万〜五百万のものが好ましい。本発明のゲル状手
指殺菌洗浄剤組成物中の(D)成分の含有量は、0.0
5〜10.0重量%であり、0.1〜5.0重量%が好
ましく、0.1〜4.0重量%がより好ましい。0.0
5重量%より少ないと低粘度になり、ゲル形成に問題が
生じ、使用時の手乗りが悪くなるなどハンドリング性に
問題が生じ、10.0重量%より多いと固くなるなどゲ
ル形成に問題が生じ、使用後にぬめり感が残るなどハン
ドリング性に問題が生じる。
例としては、グリセリン、ジグリセリン、エリスリトー
ル、キシリトール、リビトール、アラビトール、ガラク
チトール、ソルビトール、イジトール、マンニトール等
の単糖アルコール類、パラチニット、マルチトール、ラ
クチトール、マルトトリイトール、イソマルトトリイト
ール、マルトテトライトール、イソマルトテトライトー
ル、その他糖化度別還元水あめ類糖のオリゴ糖・多糖ア
ルコール類、エリスロース、キシロース、リボース、ア
ラビノース、ガラクトース、グルコース、ソルボース、
フラクトース、マンノース等の単糖類、パラチノース、
マルトース、ラクトース、トレハロース、マルトトリオ
ース、イソマルトトリオース、マルトテトラオース、イ
ソマルトテトラオース、その他糖化度別水あめ類糖等の
オリゴ糖類・多糖類、ポリエチレングリコール、プロピ
レングルコール、ブチレングリコール、ジプロピレング
リコール、等の多価アルコール、ピロリドンカルボン
酸、乳酸ナトリウム、尿素等が挙げられる。そのうち特
にソルビトール、グリセリンが好ましい。本発明のゲル
状手指殺菌洗浄剤組成物中の(E)成分の含有量は、
0.05〜5.0重量%であり、好ましくは0.1〜
3.0重量%である。0.05重量%より少ないと、充
分な保湿効果が得られず、5.0重量%より多いと、使
用後に不快感を生じ、さらに経時安定性が悪くなる。
は、上記(A)〜(E)成分を必須とし、残部は水
(F)であるが、これら以外の成分を配合することもで
きる。それらの例としては、キレート剤、香料、pH調
節剤等が挙げられる。
5℃での粘度が1000〜10000mPa・Sが好ま
しく、ハンドリング性と経時安定性の点から、より好ま
しくは2000〜6000mPa・Sである。1000
mPa・Sよりも小さいと手乗りが悪くなるなど、ハン
ドリング性に問題が生じ、10000mPa・Sを超え
ると、固くなり、すすぎ性が悪くなるなど、ハンドリン
グ性に問題が生じる。
Hは4〜10が好ましく、特にハンドリング性のよいゲ
ル形成の点からpH5〜8が特に好ましい。pH4以下
だと、皮膚刺激性やゲル形成に問題が生じ、pH10以
上だと皮膚刺激性に問題が生じる。pHの調節したい場
合には、pH調節剤を加えればよく、pH調節剤の例と
しては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、
ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミ
ン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、トロ
メタミン、テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミ
ン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられ
る。pHと粘度は低級アルコールの配合量の影響が大き
く、低級アルコールの配合量が40重量%以下の場合、
pHを調節しなくても良好なゲルが形成されやすく、低
級アルコールの配合量が70重量%以上の場合、pH調
節剤で、約pH8に調節すると良好なゲルが形成され、
好ましい。
造方法は、特に限定されないが、透明で安定なゲルを形
成させるためには、以下の手順で製造するのが好まし
い。まず、水に攪拌しながら、水溶性増粘剤を加える。
この時に加熱してもよい。次に低級アルコールを加え
る。次に界面活性剤又は保湿剤を加える。最後に殺菌剤
を加えればよい。さらにこの後で、pH調節剤を加えて
pHを調節することで、ゲルの粘度を調整してもよい。
本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物の使用方法は、特
に限定されないが、本組成物を手のひらに取り、約20
秒間擦り合わせた後、少量の水で泡立たせ洗浄し、流水
ですすぐとよい。本発明のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物
は、殺菌力及び洗浄力に優れることはもちろんのこと、
さらに手指に対して低刺激性でかつ使用後の感触も良好
で、さらにハンドリング性、貯蔵安定性に優れる。
に説明するが、本発明はこれらの例によって限定される
ものではない。表1に示す組成を有する本発明品及び比
較の殺菌洗浄剤を調整した。殺菌洗浄剤の粘度とpHを
表1に示した。粘度は(株)東京計器製、B型粘度計を
使用し、測定した。
された殺菌洗浄剤組成物の皮膚刺激性試験を行った。 皮膚刺激性試験方法(蛋白質変性率) J.Soc.Cosmet.Chem.Japan.V
ol.18,No2,96(1984)記載の蛋白質変
性率測定を行った。具体的には、水系高速液体クロマト
グラフィーを使用し、0.025重量%濃度の卵白アル
ブミンを含む緩衝液(pH7)9mlと10重量%濃度
の殺菌洗浄剤組成物溶液1mlを混合し、25℃で2日
間保存したときの220nmの吸収ピークの高さを測定
し、次の式より蛋白質変性率を求めた。結果を表1に示
す。表1の結果により本発明品が皮膚刺激性が低いこと
がわかる。 蛋白質変性率=[(Ho−Ht)/Ho]×100 Ho:組成物を混合しない時の吸収ピークの高さ Ht:組成物を混合したときの吸収ピークの高さ
た殺菌洗浄剤組成物の殺菌力評価を行った。 殺菌力試験(1)試験方法 殺菌洗浄剤組成物10mlに供試菌液(E.coli)
100μlを加え、20秒接触させた後、この100μ
lをSCDLPブイヨン(栄研化学社製)10mlに加
え、37℃、48時間培養し、肉眼的に培地の混濁の有
無により下記のように判定を行った。結果を表1に示
す。表1の結果より、本発明品の殺菌力が優れているこ
とがわかる。 −:菌が死滅している。 +:菌が死滅していない。
合わせ、少量の水で泡立たせた後、流水ですすいだ後、
ペーパータオルで水を切り片方の手指のふき取りを行っ
た。次式により除菌率を求めた。結果を表1に示す。表
1の結果より、本発明品の殺菌力が優れていることがわ
かる。 除菌率=((洗浄前菌数−洗浄後菌数)/洗浄前菌数)
×100
に、洗浄剤組成物で手指を洗浄してもらい、洗浄後の感
触を調査し、下記のように評価し、その結果を表1に示
した。表1の結果より、本発明品の洗浄後の感触が優れ
ていることがわかる。 ○:さらさら感 △:ややさらさら感 ×:つっぱり感
明ガラスビンに入れ密閉し、−5℃、25℃、40℃で
3ヶ月間保存し、その外観を観察し、下記のように評価
し、その結果を表1に示した。表1の結果により、本発
明品は貯蔵安定性に優れることがわかる。 ○:透明なゲル、外観に変化なし △:やや白濁 ×:白濁、凝固又は液状化
ド(重合度n=1〜1.35)、花王(株)製 マイド
ール12 *2:重量平均分子量約400万、カーボポールETD
2020(米国グッドリッチ社製) *3:ポイズC−60H(花王(株)製) *4:レオアールMS−200(ライオン(株)製)
れ、手指に対して低刺激性で、使用後の感触が良好な、
透明でハンドリング性がよく、更に安定性のよいゲル状
手指殺菌洗浄剤組成物が提供される。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記(A)成分、(B)成分、(C)成
分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を含有する
ことを特徴とするゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。 (A)界面活性剤 3.0〜30.0重量% (B)殺菌剤 0.05〜5.0重量% (C)低級アルコール 10.0〜95.0重量% (D)水溶性増粘剤 0.05〜10.0重量% (E)保湿剤 0.05〜5.0重量% (F)水 - 【請求項2】 (A)成分の界面活性剤が、ノニオン性
界面活性剤である請求項1記載のゲル状手指殺菌洗浄剤
組成物。 - 【請求項3】 ノニオン性界面活性剤が、アルキルグリ
コシド又はアルキルアルカノールアミドである請求項2
記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。 - 【請求項4】 (C)成分の低級アルコールが、エタノ
ール又はイソプロパノールである請求項1ないし3のい
ずれか1項記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。 - 【請求項5】 (D)成分の水溶性増粘剤が、カルボキ
シビニルポリマー、カチオン化セルロース又はアクリル
酸系共重合体である請求項1ないし4のいずれか1項記
載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。 - 【請求項6】 25℃での粘度が1000〜10000
mPa・Sである請求項1ないし5のいずれか1項記載
のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。 - 【請求項7】 pHが4〜10である請求項1ないし6
のいずれか1項記載のゲル状手指殺菌洗浄剤組成物。
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