JP4407337B2 - クロマトグラフ質量分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスクロマトグラフ質量分析装置や液体クロマトグラフ質量分析装置等、質量分析計を検出器としてクロマトグラフィーにより定性分析・定量分析を行うクロマトグラフ質量分析装置に関し、更に詳しくは、クロマトグラフ質量分析装置における質量分析部の校正方法に関する。
近年、ガスクロマトグラフや液体クロマトグラフと質量分析装置とを組み合わせたクロマトグラフ質量分析装置が、各種試料の定性分析や定量分析に広く用いられている。以下、ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MSと略す)を例に挙げて説明するが、液体クロマトグラフ質量分析装置(LC/MS)でも事情は同様である。
GC/MSでは、定期的又は非定期的に校正を行って装置の精度を確保する必要がある。GC/MSにおけるこうした校正の目的の1つは、装置の個体差を小さくして共通のスペクトルライブラリを使用した定性分析の精度を高めたり、或いは異なる装置で得られる結果の比較の精度を高めたりすることにある。装置によるマススペクトルの相違を補正するための従来の方法は、次の通りである(例えば特許文献1など参照)。
すなわち、GCのカラム出口から導入される試料ガスの代わりに、バルブの切替え等によって予め装着されている質量校正用の標準試料を質量分析装置のイオン源に導入する。標準試料はフラグメントイオンのピークが規則的に現われるものが便利であり、例えば相対的に低い質量(厳密には質量電荷比)領域においてはPFTBA(Perfluorotributylamine)がよく用いられる。こうした標準試料を質量分析するとマススペクトル上には既知の質量に鋭いピークが出現する。この標準試料に対する標準スペクトルは別途提供されており、この標準スペクトルのパターンに近づくように、質量分析装置においてレンズ電極への印加電圧や四重極質量フィルタに印加するバイアス電圧などを適宜に調整すればよい。
しかしながら、実際にはPFTBAなどの標準試料の純度はかなりばらつきが大きい。つまり、こうした標準試料自体に個体差が存在する場合がある。こうした場合には、異なる装置においてそれぞれの標準試料を分析した結果であるマススペクトルのパターンを1つの標準スペクトルに合わせたとしても、装置間の個体差を補正することができないという問題がある。
特開平10−132786号公報
本発明はかかる課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、質量校正用の標準試料の純度が低くても、異なる装置のマススペクトルパターンを高い精度で合わせて装置間の個体差がないようにすることができるクロマトグラフ質量分析装置を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明は、クロマトグラフ部のカラムで試料中の複数の成分を時間的に分離し、その各成分を質量分析部に導入して順次質量分析するクロマトグラフ質量分析装置であって、質量校正用の標準試料を選択的に質量分析部に導入して質量分析部の校正を行うクロマトグラフ質量分析装置において、
a)前記標準試料を質量分析部に導入してマススペクトルを取得しつつ、予め与えられる標準試料用の標準スペクトルを目標として質量分析部の各種パラメータを調整する予備調整手段と、
b)該予備調整手段による調整が成された状態で、マススペクトルが既知である物質を含む所定の調整用試料をクロマトグラフ部のカラムに導入して該物質に対するマススペクトルを取得する調整用試料分析手段と、
c)前記調整用試料に対して実際に得られたマススペクトルと予め与えられる該調整用試料の標準スペクトルとの相違に基づいて、前記標準試料用の標準スペクトルを修正する情報修正手段と、
d)前記標準試料を質量分析部に導入してマススペクトルを取得しつつ、前記情報修正手段により得られる修正標準スペクトルを目標として質量分析部の各種パラメータを調整する最終調整手段と、
を備えることを特徴としている。
ここで、質量分析部に直接的に導入される質量校正用の標準試料は例えばPFTBAである。一方、クロマトグラフ部に導入される所定試料は、例えばGC/MSにおいてはDFTPP(Decafluorotriphenylphoshin)やBFB(p-Bromofluorobenzene)などを用いることができるが、基本的にはマススペクトルさえ既知であればそのほかの様々な物質を含む試料を用いることができる。
本発明に係るクロマトグラフ質量分析装置では、まず予備調整手段により、標準試料を用いて質量分析部の調整を行っておく。すなわち、標準試料を質量分析部に導入してマススペクトルを取得しつつ、予め与えられた標準試料用の標準スペクトルを目標として質量分析部の各種パラメータ(例えばイオンレンズの印加電圧など)を調整する。仮に標準試料が理想的なものであれば、この予備調整の終了時点で装置間に個体差は生じない筈であるが、標準試料に混じる夾雑物等の影響で実際にはマススペクトルには差が生じ、それを1つの標準スペクトルに合わせるために個体差が生じてしまう。そこで次に、調整用試料分析手段により、調整用試料に含まれる目的物質のマススペクトルを取得する。
この分析の際には調整用試料に含まれる各種成分(夾雑物も含む)はクロマトグラフのカラムで時間的に分離されるため、仮に夾雑物が混じっていたとしてもそうした物質の影響を殆ど受けることなく、高い純度で目的物質についてのマススペクトルを取得することができる。本来であれば、この実際に得られたマススペクトルが予め与えられる調整用試料の標準スペクトルに近づくように質量分析部を調整するのが望ましいが、クロマトグラム部から目的物質が出て来る時間はごく短時間の間だけであるので、その間にこうした調整を完了させることは不可能である。
そこで、情報修正手段は、この実際に得られたマススペクトルと予め与えられる調整用試料の標準スペクトルとを比較して、その差に基づいて標準試料用の標準スペクトル自体を修正する。すなわち、調整用試料の分析におけるマススペクトルのずれを標準試料の分析におけるずれに換算する。このずれは上記標準試料を用いた調整の際に標準試料が理想的でなかったことに主として起因する。したがって、標準試料用の標準スペクトルの修正は上述したような標準試料のばらつき要因を補正することに相当する。そして、最終調整手段は、標準試料を質量分析部に導入してマススペクトルを取得しつつ、上記修正標準スペクトルを目標として質量分析部の各種パラメータを再度調整する。
本発明に係るクロマトグラフ質量分析装置では、見かけ上は標準試料を用いて質量分析部の調整を行っているものの、実体はクロマトグラムで分離された調整用試料に含まれる純度の高い目的物質のマススペクトルを利用して質量分析部の調整を行っているのとほぼ等価である。したがって、標準試料の純度のばらつきなどの影響を受けることなく、高い精度で異なる装置間のスペクトルを合わせることができ、個体差を小さくすることが可能となる。それによって、共通のスペクトルライブラリを使用した定性分析の精度が向上するとともに、異なる装置で取得した結果を比較する際の正確性も向上する。
以下、本発明の一実施例であるGC/MSについて、図面を参照して説明する。図1は本実施例のGC/MSの要部の構成図である。
GC部10のカラム(キャピラリカラム)16の入口には試料気化室14が設けられ、キャリアガス流路15から供給されるキャリアガスが略一定流量でカラム16に流される。オートサンプラ11の一部であるインジェクタ12により試料気化室14に注入された液体試料は即座に気化し、キャリアガス流に乗ってカラム16内に送られる。なお、図示していないが、カラム16はカラムオーブンに内装されている。カラム16を通過する間に試料ガス中の各試料成分は時間的に分離され、カラム16から出てMS部20のイオン源21に導入される。イオン源21に導入された成分分子は例えば熱電子衝撃法等のイオン化法によりイオン化され、発生したイオンはイオン源21の外側に引き出され、イオンレンズ22等を介して四重極質量フィルタ(又は他の質量分離器)23に導入される。四重極フィルタ23には直流電圧と高周波電圧とを重畳した電圧が印加され、該印加電圧に応じた質量を有するイオンのみがその長軸方向の空間を通過し、イオン検出器24に到達して検出される。
イオン検出器24は到達したイオン数(イオン流強度)に応じた電気信号を出力し、この信号はデータ処理部31へと入力され、ここでマススペクトルやマスクロマトグラム、トータルイオンクロマトグラム等が作成されるほか、定性分析や定量分析等の各種の解析処理が実行される。制御部32はGC部10及びMS部20の各部の制御を司る。この制御部32とデータ処理部31とは実質的にはパーソナルコンピュータ(PC)30を中心として構成され、該コンピュータ30にインストールされた各種の制御・処理プログラムを実行することにより上記制御や演算処理を実現する。PC30には、例えばキーボードやマウス等のポインティングデバイスである操作部36が接続されるほか、液晶ディスプレイ等の表示部37も接続されている。
本実施例のGC/MSでは後述する校正処理を実行するために、GC部10からイオン源21へ至る流路に切替バルブ26により質量校正用標準試料(例えばPFTBA)を導入するための標準試料導入部25を備えるとともに、オートサンプラ11にはDFTPP等の調整用試料が用意されている。さらにまた、データ処理部31に接続された記憶部33には質量校正用標準試料を分析した際の基準である標準試料標準スペクトル34と調整用試料を分析した際の基準である調整用試料標準スペクトル35とが予め格納されている。
次に、本実施例のGC/MSの特徴的な動作である校正処理について、図2〜図5を参照して説明する。図2は本実施例のGC/MSの校正処理の手順を示すフローチャート、図3〜図5は校正処理に関する具体例を説明するための図である。
オペレータが操作部36より校正開始の指示を行うと、まず最初に、制御部32の制御の下に、切替バルブ26は標準試料導入部25を選択するように切り替わり、標準試料がMS部20のイオン源21に導入される。この標準試料に対し所定の質量範囲に亘って質量分析を実行し、データ処理部31はこのときにイオン検出器24から受け取った検出信号に基づいてマススペクトルを作成する(ステップS1)。
次にデータ処理部31は記憶部33から標準試料標準スペクトル34を読み出し、実際に取得したマススペクトルと標準スペクトル34との各ピークの信号強度の差を算出し、誤差情報を制御部32へと送る。制御部32はその誤差が小さくなるようにMS部20のパラメータを変更する。例えば、イオンレンズ22への印加電圧を変化させたり、四重極フィルタ23へ印加するバイアス電圧を変えたり、或いは、四重極フィルタ23へ印加する直流電圧と高周波電圧との比を変えたりする(ステップS2)。このような調整によって、この装置で測定した標準試料のマススペクトルと標準試料標準スペクトルとのパターンがほぼ同じになるようにする。例えば、図3に示すように標準試料標準スペクトルでは、ピーク質量が69,131,219,414,502の5つであり、各ピーク強度の比が100,30,30,4,4[%]であるものとすると、これを目標値として、実測されたマススペクトルの各ピークの強度比がこの目標値になるように調整を行う。
従来であれば、これだけで校正は終了である。しかしながら、仮に標準試料導入部25に用意されていた標準試料の純度のばらつきが大きい場合、ステップS1及びS2の処理を行ったとしても、実際には複数の装置での同一試料に対するマススペクトルのパターンは一致しない可能性がある。そこで、本実施例のGC/MSではステップS3以降の処理を実行する。
すなわち、次に制御部32の制御の下に、調整用試料をGC部10に導入し、カラム15で成分分離した目的物質についてMS部20で質量分析してマススペクトルを取得する(ステップS3)。すなわち、GC部10のオートサンプラ11では調整用試料13を選択してインジェクタ12により試料気化室14に注入する。調整用試料は試料気化室14内ですぐに気化してキャリアガス流に乗ってカラム15に導入される。カラム15を通過する際に試料に含まれる各種成分は分離されるため、仮に夾雑物が混じっていても、こうした夾雑物と目的物質とを分離することができる。そしてカラム15から目的物質が出て来たときにこの目的物質についてMS部20で質量分析を実行する。データ処理部31は、このときにイオン検出器24から受け取った検出信号に基づいてマススペクトルを作成する。
いま例えば装置Aと装置Bという2台のGC/MSでステップS3の処理を行った結果として得られるマススペクトルの各ピークの信号強度が図4に示すように得られたものとする。すなわち、51,127,198,275,442の5つのピーク質量に対し、装置Aにおける各ピーク強度の比が42,27,50,16,100[%]であり、装置Bにおける各ピーク強度の比が35,26,46,16,100[%]である。
次に、データ処理部31は記憶部33から調整用試料標準スペクトル35を読み出し、実際に取得したマススペクトルと調整用試料標準スペクトル35との各ピークの信号強度の比から、マススペクトルに出現している各質量毎に次式により換算係数Knを算出する(ステップS4)。
Kn=(標準スペクトルの強度)/(装置の実測スペクトルの強度)
但しnは例えば質量の小さいほうから各ピークに順番に付した番号である。いま、図4に示すように調整用試料標準スペクトル35の各ピーク強度の比が45,45,75,35,100[%]であるとすると、装置Aにおける換算係数Kn(n=1〜5)は、1.07,1.67,1.5,2.19,1と求まる。
上述したように既に標準試料を用いた校正を行っているので、もし標準試料が理想的なものであるならば、この調整用試料のマススペクトルで装置間に差は生じない筈である。換言すれば、ここで調整用試料のマススペクトルで差が生じるのは標準試料の純度のばらつきが主な要因であると考えられる。したがって、上記換算係数Knは標準試料を用いた校正時のばらつきを反映した数値であると言える。次に、この換算係数Knに現れたばらつきを解消するように再校正を行うわけであるが、換算係数Knの質量と標準試料のマススペクトルに出現するピークの質量とは同じではない。そこで、上記換算係数Knを標準試料のピーク質量に対応した値に直す(ステップS5)。具体的には、換算係数Knのうちの質量が隣接するものの間はそれぞれ直線補間を行うことによって、標準試料のマススペクトル上のピーク質量に対応した換算係数fnを求める。もちろん、直線補間以外に他の手法、例えば高次補間などによって、標準試料のマススペクトル上のピーク質量に対応した換算係数fnを求めるようにしてもよい。
いま図4に示したように質量と換算係数Knとの対応関係から換算係数fnを計算すると、図5に示すようにfn(1〜5)は1.21,1.66,1.69,1.20,1.00と求まる。そして、各質量毎にこの換算係数fnを標準試料標準スペクトルのピーク強度に乗じて強度比T[%]を求め、さらにこの強度比Tの最大値を100[%]に規格化した強度比T’[%]を算出する。すなわち、この強度比T’[%]がその装置に備えられている標準試料のばらつき等を考慮した修正標準スペクトルである(ステップS6)。
そこで、ステップS1、S2と同様の手順で、再び標準試料を質量分析することでマススペクトルを取得し(ステップS7)、今度はこの実測のマススペクトルが上記修正標準スペクトルのパターンに近付くようにMS部20の各部を調整する(ステップS8)。これによって、このGC/MSは試料の純度等の影響を受けない調整用試料を基準として校正され、各装置毎に同様の手法により校正を行うことによって装置間の差も解消される。
なお、上記実施例は本発明の一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜変形や追加、修正を行ってもよいことは明らかである。例えば上記実施例はGC/MSについて説明したが、本発明は試料の成分分離を行うクロマトグラフと質量分析装置とを組み合わせた各種装置に適用が可能であり、例えばLC/MSについても同様に適用し得ることは容易に推測し得る。もちろん、調整用試料等についてLC/MSに適合したものが使用されることは言うまでもない。
本発明の一実施例であるGC/MSの要部の構成図。 本実施例のGC/MSの校正処理の手順を示すフローチャート。 校正処理に関する具体例を説明するための図。 校正処理に関する具体例を説明するための図。 校正処理に関する具体例を説明するための図。
符号の説明
10…GC部
11…オートサンプラ
12…インジェクタ
13…調整用試料
14…試料気化室
15…カラム
15…キャリアガス流路
16…カラム
20…MS部
21…イオン源
22…イオンレンズ
23…四重極フィルタ
24…イオン検出器
25…標準試料導入部
26…切替バルブ
30…パーソナルコンピュータ(PC)
31…データ処理部
32…制御部
33…記憶部
34…標準試料標準スペクトル
35…調整用試料標準スペクトル
36…操作部
37…表示部

Claims (1)

  1. クロマトグラフ部のカラムで試料中の複数の成分を時間的に分離し、その各成分を質量分析部に導入して順次質量分析するクロマトグラフ質量分析装置であって、質量校正用の標準試料を選択的に質量分析部に導入して質量分析部の校正を行うクロマトグラフ質量分析装置において、
    a)前記標準試料を質量分析部に導入してマススペクトルを取得しつつ、予め与えられる標準試料用の標準スペクトルを目標として質量分析部の各種パラメータを調整する予備調整手段と、
    b)該予備調整手段による調整がなされた状態で、マススペクトルが既知である物質を含む所定の調整用試料をクロマトグラフ部のカラムに導入して該物質に対するマススペクトルを取得する調整用試料分析手段と、
    c)前記調整用試料に対して実際に得られたマススペクトルと予め与えられる該調整用試料の標準スペクトルとの相違に基づいて、前記標準試料用の標準スペクトルを修正する情報修正手段と、
    d)前記標準試料を質量分析部に導入してマススペクトルを取得しつつ、前記情報修正手段により得られる修正標準スペクトルを目標として質量分析部の各種パラメータを調整する最終調整手段と、
    を備えることを特徴とするクロマトグラフ分析装置。
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