JP4406997B2 - 車両のカップホルダー構造 - Google Patents
車両のカップホルダー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4406997B2 JP4406997B2 JP2000088096A JP2000088096A JP4406997B2 JP 4406997 B2 JP4406997 B2 JP 4406997B2 JP 2000088096 A JP2000088096 A JP 2000088096A JP 2000088096 A JP2000088096 A JP 2000088096A JP 4406997 B2 JP4406997 B2 JP 4406997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- recess
- lid
- opening
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カップを保持するために用いられる車両のカップホルダー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のカップホルダー構造として、カップが挿入される凹部の開口を閉塞するリッドを備えたものが知られている(例えば、実開平6−83467号公報参照)。このものでは、リッドが開口に対して外側に開くように構成されている。また、上記従来のカップホルダー構造では、凹部内に起倒自在の保持ワイヤーが設けられており、径の小さいカップを保持する場合には上記保持ワイヤーを倒してカップに当接させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の車両のカップホルダー構造においては、カップを凹部に挿入する際には、先ずリッドを開いて開口を開放させなければならず煩雑である一方、上記開口を開放させたままにしておくと、見映えが悪くなってしまうという不都合がある。
【0004】
また、上記凹部をセンターコンソールに設けた場合には、リッドを開口に対して外側に開くのでは、カップホルダーに近接して配設されたシフトレバーやパーキングブレーキと上記リッドとが互いに干渉してしまうおそれがある。
【0005】
さらに、上記従来のカップホルダー構造においては、径の小さいカップを保持する場合には保持ワイヤーを倒さなければならず、径の大小に応じた操作が必要となり煩雑であるという不都合もある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両のカップホルダー構造において、他の部材との干渉を回避しつつ操作性を向上させ、さらには見映えも向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、凹部の開口を閉塞するリッドを凹部内方に回動させるようにした。
【0008】
具体的に、本発明は、車両の内装部材に上向きに開口するよう設けられた凹部を備え、該凹部に挿入されたカップを保持する車両のカップホルダー構造を対象とし、一側端部が上記凹部の開口縁部に枢着され、該凹部の開口に位置して該開口を閉塞する状態と上記開口位置から上記凹部内方に位置する状態との間を相互に回動可能に設けられたリッドを備えたものとする。そして、上記リッドを、上記凹部の開口位置側に付勢して、上記カップの非挿入時には上記開口を閉塞する一方、上記カップの挿入時には該挿入に伴い上記凹部内方に回動して該カップの凹部への挿入を許容するように構成することを特定事項とするものである。
【0009】
この発明によると、通常は、開口縁部に対して枢着されたリッドが開口位置側に付勢されているため、該開口を自動的に閉塞した状態にする。これにより、見映えの向上が図られる。
【0010】
一方、カップを凹部に挿入する際には、リッドを凹部内方に押すように該カップを挿入すれば、該カップの挿入に伴いリッドが凹部内方に回動して該カップの挿入が許容される。このため、カップを挿入する前にわざわざリッドを開くといった煩雑な手順を省略することができ、カップホルダーの操作性が向上する。
【0011】
また、上記リッドは凹部内方に回動するため、該凹部に近接して配設された他の部材との干渉が回避される。
【0012】
上記リッドは、凹部に挿入されたカップの側部に当接して該カップを凹部の側壁面に押圧するように構成してもよい。ここで、「側壁面」は、リッドの枢着部に対して反対側の側壁面であって、該反対側の開口縁部も含むものとする。
【0013】
すなわち、上記開口から凹部内方に回動するリッドが開口位置側に付勢されているため、カップを凹部内に挿入すれば、上記リッドが該カップの側部に自動的に当接しかつ該カップを凹部の側壁面に自動的に押圧する。このため、上記カップはリッドと凹部の側壁面との間で自動的に狭持される。また、上記リッドは、カップの径の大小に拘わらず、常に自動的に上記カップの側部に当接して該カップを押圧する。このため、カップを保持するための保持部材等を該カップの径の大小に応じて操作する必要がなく、操作性のより一層の向上が図られる。
【0014】
このようにリッドをカップの側部に当接させる構造の場合は、リッドにおけるカップの側部に当接する部位に、該カップの側部形状に応じた形状の凹みを形成してもよい。
【0015】
この場合、カップの側部形状に応じた形状の凹みとカップの側部とが互いに当接することにより、リッドとカップとは互いに複数箇所で当接する。このため、上記カップがより確実かつ安定して保持される。
【0016】
また、一対のリッドを凹部の開口を閉塞するように並んで配設し、上記各リッドを、他のリッドに対して遠い側端部が上記凹部の開口縁部に枢着するようにしてもよい。
【0017】
これによると、各リッドが、他のリッドに対して遠い側端部が枢着されているため、一対のリッドは、相対した状態から互いに離れるように下向きに回動する。従って、カップを挿入する際には、リッドを凹部内方に押すように該カップを挿入すれば、上記一対のリッドがそれぞれ下向きに回動して上記カップの挿入が許容される。そして、上記凹部に挿入されたカップが、上記一対のリッドによって挟持されるようになる。
【0018】
このように一対のリッドを備える場合には、各リッドにおけるカップの側部に当接する部位に、該カップの側部形状に応じた形状の凹みを形成して、一対のリッドが凹部の開口を閉塞した状態では上記凹みが互いに連続するように構成してもよい。
【0019】
これにより、一対のリッドが開口を閉塞した状態では、該一対のリッドの連続した凹みを、例えばトレイとして使用することができる。
【0020】
また、カップを挿入した際には、上記一対の凹みがカップの両側部にそれぞれ当接するようになり、確実かつ安定してカップが保持される。
【0021】
また、凹部底壁において該凹部の開口を閉塞した状態における一対のリッドが相対する位置に対応する位置に、上記凹部内の空間を互いに区画する隔壁を形成すれば、該隔壁を挟んだ両側の位置にそれぞれカップを挿入することが可能になり、一対のカップを保持することが可能なカップホルダーが構成される。
【0022】
そして、この場合、上記隔壁を挟んだ両側のそれぞれに挿入されたカップの側部には、該カップの位置する側に対応するリッドが当接しかつ上記カップをそれぞれ枢着部とは反対側の凹部の側壁面に押圧する。このため、上記カップはリッドと隔壁とで狭持される。また、カップの径の大小に拘わらず、上記リッドがカップの側部に当接して該カップが保持される。
【0023】
このように隔壁を設けた場合には、該隔壁の上端部に、該隔壁を挟んだ両側の空間を互いに連通させる切欠きを形成してもよい。
【0024】
これにより、例えば取っ手を有するカップのようにその側部から外方に突出するものがあっても、上記取っ手を切欠き内に位置づけるようにすれば、上記カップを凹部に挿入した状態とすることが可能になる。従って、様々な形状のカップを保持することが可能となり、カップホルダーの使い勝手が向上する。
【0025】
このような凹部は、センターコンソールに設け、該凹部に近接してパーキングブレーキ及びシフトレバーを配設してもよい。
【0026】
このように凹部に近接してパーキングブレーキ及びシフトレバーが配設されても、上記凹部のリッドが凹部内方に回動するため、該リッドとパーキングブレーキ及びシフトレバーとの干渉が回避される。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における車両のカップホルダー構造によれば、リッドが凹部内方に回動することによって他の部材との干渉を回避することができる。
【0028】
また、リッドが開口を閉塞した状態で単にカップを凹部内に挿入するようにすれば、上記カップの挿入が許容されると共に自動的に該カップが保持される。しかも、径の異なるカップであっても常に確実に保持されるため、より操作性を向上させることができる。さらに、上記凹部内に様々な形状のカップを挿入することができるため、使い勝手の向上を図ることができる。
【0029】
加えて、非使用時にはリッドが自動的に開口を閉塞するため、見映えの向上を図ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。
【0031】
図1は、本発明の実施形態に係るカップホルダーを設けたセンターコンソール1を示し、2はカップホルダー、11はパーキングブレーキ、12はシフトレバーである。
【0032】
上記カップホルダー2は、同図の二点鎖線で示すようにカップ31を保持するものであって、図2に示すように、カップ31,32が挿入される凹部20を形成する箱部材21、該箱部材21の開口21aを閉塞する一対のリッド22,22、該一対のリッド22,22を回転自在に取り付けるための一対の軸部材23,23、上記各リッド22を開口21aを閉塞した状態に付勢する一対のねじりコイルばね24,24、上記箱部材21の上側を覆うように配設されるセンターコンソール1の表皮材13とによって構成されている。
【0033】
尚、図1において、紙面左手奥から紙面右手手前に向かう方向を前後方向とし、紙面左手奥側を前側、紙面右手手前側を後側とする。また、紙面左手手前から紙面右手奥に向かう方向を車幅方向とし、紙面左手手前側を左側、紙面右手奥側を右側とする。
【0034】
上記箱部材21は、図2〜図4に示すように、略直方体に形成されていて、その開口21aは略矩形に形成されている。これによりセンターコンソール1に上向きに開口するような凹部20が設けられることになる。
【0035】
上記箱部材21の底壁には、平面視で略円形状の一対の窪み21b,21bが前後方向に並んで形成されていて、該各窪み21bにはカップ31,32が位置するようになっている(図3参照)。
【0036】
上記箱部材21の前後方向中央には、凹部20内を前後に区画する隔壁21cが形成されていて、この隔壁21cの車幅方向中央には隔壁21cを挟んだ両側の空間を互いに連通させる切欠き21dが形成されている。これにより、上記隔壁21cは,車幅方向に互いに離れて設けられた一対の隔壁21c,21cが形成されたようになっている。尚、上記切欠き21dは、隔壁21cの上端から箱部材21の底壁まで切り欠いたものでなくても、上記隔壁21cの上端から該隔壁21cの上下方向の途中位置まで切り欠いたものとしてもよい。
【0037】
そして、上記各隔壁21cは、平面視で車幅方向の側壁に沿って前後方向に延びるように設けられていて、上記窪み21b,21bの円弧に沿う形状に形成されていると共に、上記リッド22,22の回動に干渉しないように側面視で軸部材23,23の配設位置付近を中心とした円弧形状に形成されている。
【0038】
上記箱部材21の車幅方向の各側壁には上記軸部材23,23を支持する軸支持部21e,21eが前側及び後側のそれぞれの位置に形成されていて、この各軸支持部21eは、半円状に形成されている(図2参照)。
【0039】
上記箱部材21の前後方向の各側壁には、ねじりコイルばね24,24,…の端部が係合する係合部21f,21fが右側及び左側のそれぞれの位置に形成されている。
【0040】
上記一対のリッド22,22は同一形状に形成されていて、上記箱部材21の開口21aに対して前後方向に隣接して配設されて該開口21aを閉塞するようになっている。
【0041】
上記各リッド22は、車幅方向の両側端部から車幅方向外方に突出するように設けられた係止片22a,22aを有していて、該各係止片22aは上記リッド22の上面よりも下側で前後方向に延びるように形成されている。
【0042】
上記各リッド22の前後方向一側部であって、車幅方向の両側には軸部材23を受ける一対の軸受け片22bが下方に突出するように形成されている。この各軸受け片22bには、車幅方向に貫通して軸部材23が内挿される貫通孔22cが形成されている(図5参照)。
【0043】
上記リッド22の前後方向一側部の下面には、ねじりコイルばね24の端部と係合する一対の係合部22d,22dが形成されていて、該一対の係合部24,24は車幅方向に互いに離された位置に設けられている。
【0044】
上記各リッド22の上面の車幅方向中央には、カップ31,32の側部形状に応じた形状となるように略円弧状に凹んだ凹み22eが形成されている。この凹み22eは、上記各リッド22における軸受け片22bが形成された側とは逆側の端部から上記軸受け片22b側に向かって次第に浅くなるようになっていて平面視で略三角形となるように形成されている。尚、上記凹み22eが形成された部位は、後述するように箱部材21に挿入されたカップ31,32の側部に当接する部位になっている。
【0045】
上記一対のリッド22,22は前後方向の向きを互いに逆向きにした状態で該前後方向に隣接して配設されるため、上記各リッド22の軸受け片22b,22bは他のリッド22に対して遠い側の端部に位置する一方、上記リッド22,22の凹み22e,22eは互いに連続するようになっている。
【0046】
上記センターコンソール1の表皮材13には、上記箱部材21の開口21aと略同一形状に形成されたカップホルダー用窓13aが形成されていて、その近傍にはパーキングブレーキ11が内挿されるパーキングブレーキ用窓13bが形成されている。
【0047】
上記表皮材13には、軸部材23,23を支持する軸支持部13c,13c,…が形成されていて、上記軸支持部13c,13c,…は、上記カップホルダー用窓13aの前側及び後側位置であって車幅方向両側の周縁付近に上記表皮材13の下面から下方に突出するように形成されている。この各軸支持部13cは半円状に形成されており、上記表皮材13を箱部材21の上側に位置づけたときに、該表皮材13の軸支持部13cと上記箱部材21の軸支持部21eとが軸部材23を上下に挟み込んで該軸部材23を支持するようになっている。
【0048】
上記各軸部材23は各リッド22の軸受け片22b,22bにそれぞれ内挿されかつその車幅方向両端が箱部材21及び表皮材13の軸支持部21e,13cにそれぞれ支持されている。これにより、上記各リッド22が上記開口21aから凹部20内側の方向に回動可能になっている(図5の矢印参照)。
【0049】
そして、上記各軸部材23には、一対のねじりコイルばね24,24が外挿されていて、この各ねじりコイルばね24の一対の端部は、上記リッド22の係合部22d及び箱部材21の係合部21fにそれぞれ係合されている(図5参照)。このねじりコイルばね24のばね力によって上記リッド22が開口21a位置側に付勢されるようになっていて、このリッド22が開口21aを閉塞する位置に位置したときには、上記リッド22の係止片22aが表皮材13のカップホルダー用窓13aの周縁部と係合することによって、上記リッド22が開口21aよりも上側に回動しないようになっている。
【0050】
つぎに、上記実施形態の作用・効果を説明する。
【0051】
カップ31,32の非挿入時には、ねじりコイルばね24によってリッド22,22が開口21a側に付勢されるため、上記開口21aが一対のリッド22,22によって閉塞された状態になる。これにより、見映えを向上させることができる。
【0052】
一方、カップ31,32を凹部20に挿入する際には、リッド22を凹部20内方に押すように該カップ31,32を挿入すれば、該カップ31,32の挿入に伴いリッド22が凹部20内方に回動して上記カップ31,32の挿入が許容される(図3参照)。このため、わざわざリッドを開いてからカップを挿入するといった煩雑な手順を省略することができ、カップホルダー2の操作性を向上させることができる。
【0053】
また、上記各リッド22が凹部20の内方に回動するため、カップホルダー2に近接して配設されるパーキングブレーキ11及びシフトレバー12と上記各リッド22との干渉を回避することができる。
【0054】
そして、凹部20に挿入されたカップ31,32は、上記各リッド22がねじりコイルばね24によって開口21a側に付勢されているため、該カップ31,32の側部に自動的に当接して、上記カップ31,32を箱部材21の前後方向中央側に押圧するようになる。このため、上記リッド22と隔壁21cとで上記カップ31,32を自動的に狭持した状態となる。従って、保持部材等を動かしてカップ31,32を保持する必要がなく、操作性のより一層の向上を図ることができる。
【0055】
さらに、図3に示すように、上記リッド22は、大径のカップ31や小径のカップ32を挿入しても、常に自動的に上記カップ31,32の側部に当接して該カップ31,32を押圧した状態になる(同図の実線参照)。このため、カップの径の大小に応じて保持部材を動かさなくても上記カップ31,32を保持することができ、操作性を大幅に向上させることができる。
【0056】
また、上記リッド22の凹み22eが、カップ31,32の側部に当接することになるため、上記リッド22とカップ31,32とが複数箇所で互いに当接するようになり、上記カップ31,32をより確実かつ安定して保持することができる。
【0057】
さらに、上記凹み22eは、一対のリッド22,22が開口21aを閉塞した状態では互いに連続して一つの凹みを形成する(図1及び図4参照)。このため、該凹みを例えばトレイとして使用することもできる。
【0058】
加えて、上記隔壁21cには切欠き21dが形成されているため、図3及び図43の一点鎖線で示すように、例えば取っ手32aを上記切欠き21d内に位置づければ、上記取っ手32aを有するカップを箱部材21内に位置させることができる。従って、様々な形状のカップを保持することができ、カップホルダーの使い勝手が向上する。
【0059】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、一対のカップ31,32が挿入可能となるように箱部材21に隔壁31を設けているが、これに限らず、例えば一つのカップのみが挿入可能な大きさの凹部の開口に該凹部内方に回動するリッドを設けるようにしてもよい。
【0060】
この場合、一つのカップのみが挿入可能な大きさの箱部材の開口を一つのリッドで閉塞するようにしてもよい。また、一つのカップのみが挿入可能な大きさの箱部材の開口を一対のリッドで閉塞するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカップホルダーが設けられたセンターコンソールを示す斜視図である。
【図2】 カップホルダーの分解斜視図である。
【図3】 カップホルダーの縦断面図である。
【図4】 カップホルダーの平面図である。
【図5】 リッドの取付部分を拡大して示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2 カップホルダー
11 パーキングブレーキ
12 シフトレバー
20 凹部
21 箱部材
22 リッド
23 軸部材
24 ねじりコイルバネ
31,32 カップ
21a 開口
21c 隔壁
21d 切欠き
22e 凹み
32a 取っ手
Claims (3)
- 車両の内装部材に上向きに開口するよう設けられた凹部を備え、該凹部に挿入されたカップを保持する車両のカップホルダー構造であって、
上記凹部はセンターコンソールに設けられて、一対のカップを車両前後方向に並べて保持可能に構成されていると共に、該凹部に近接してパーキングブレーキ及びシフトレバーが配設され、
上記凹部の開口に、上記前後方向に並んで位置して該開口を閉塞する一対のリッドを備え、
上記各リッドは、他のリッドに対して遠い側端部が上記凹部の前端又は後端の開口縁部に枢着されて、上記凹部の開口を閉塞する状態と上記開口位置から上記凹部内方に位置する状態との間を相互に回動可能に設けられていると共に、上記各リッドは、上記凹部の開口位置側に付勢されていて、上記カップの非挿入時には上記開口を閉塞する一方、上記カップの挿入時には該挿入に伴い上記凹部内方に回動して該カップの凹部への挿入を許容しつつ、上記凹部に挿入されたカップの側部に当接して該カップを、前方又は後方に押圧するように構成され、
上記各リッドにおけるカップの側部に当接する部位には、該カップの側部形状に応じた形状の凹みが形成されていて、一対のリッドが凹部の開口を閉塞した状態では上記凹みが互いに連続するように構成されている
ことを特徴とする車両のカップホルダー構造。 - 請求項1において、
凹部底壁において該凹部の開口を閉塞した状態における一対のリッドが相対する位置に対応する位置には、上記凹部内の空間を互いに区画する隔壁が形成されている
ことを特徴とする車両のカップホルダー構造。 - 請求項2において、
隔壁の上端部には、該隔壁を挟んだ両側の空間を互いに連通させる切欠きが形成されている
ことを特徴とする車両のカップホルダー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000088096A JP4406997B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 車両のカップホルダー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000088096A JP4406997B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 車両のカップホルダー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270373A JP2001270373A (ja) | 2001-10-02 |
JP4406997B2 true JP4406997B2 (ja) | 2010-02-03 |
Family
ID=18604017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000088096A Expired - Fee Related JP4406997B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 車両のカップホルダー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4406997B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4520838B2 (ja) * | 2004-12-02 | 2010-08-11 | 株式会社テラモト | ごみ容器用スタンド |
DE102004060269A1 (de) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Bayerische Motoren Werke Ag | Haltevorrichtung für einen Getränkebehälter zur Anordnung in einem Fahrzeug |
JP5272574B2 (ja) * | 2008-08-20 | 2013-08-28 | マツダ株式会社 | 車両のセンターコンソール構造 |
FR2991929B1 (fr) * | 2012-06-15 | 2014-12-26 | Faurecia Interieur Ind | Dispositif de rangement pour vehicule muni d'un volet separateur |
JP6093185B2 (ja) * | 2013-01-11 | 2017-03-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用収納装置 |
KR102103599B1 (ko) * | 2018-06-11 | 2020-04-24 | 에코플라스틱 주식회사 | 차량용 컵홀더 장치 |
JP7109867B2 (ja) * | 2019-06-28 | 2022-08-01 | ダイハツ工業株式会社 | コンソールボックス |
CN110901545B (zh) * | 2019-11-08 | 2021-06-01 | 宁波帅特龙集团有限公司 | 一种具有杯架功能的储物盒 |
CN110920499B (zh) * | 2019-11-08 | 2020-11-27 | 宁波帅特龙集团有限公司 | 一种可活动杯架组件 |
-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000088096A patent/JP4406997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001270373A (ja) | 2001-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4406997B2 (ja) | 車両のカップホルダー構造 | |
US5881935A (en) | Container holding device | |
JP3551677B2 (ja) | カップホルダ | |
JP4885782B2 (ja) | 二重ロックレバー構造 | |
JP4023272B2 (ja) | 車両用カップホルダー | |
JP2005125836A (ja) | カップホルダ | |
JP3650833B2 (ja) | 乗物用の容器保持装置 | |
JP3625740B2 (ja) | 車両用収納体 | |
JP4165171B2 (ja) | ラゲッジボードの開閉構造 | |
JP2008155766A (ja) | 車両用コンソールボックス構造 | |
JP3118950U (ja) | 取り外し可能な容器保持具 | |
JPH08238985A (ja) | コンソールボックスのリッド構造 | |
JPH0834276A (ja) | 自動車用シートのアームレスト | |
JP2819095B2 (ja) | 自動車用カップホルダ | |
JPH08142761A (ja) | カップホルダー | |
JP3738688B2 (ja) | 物品保持装置 | |
JP3813678B2 (ja) | 引き出し式カップホルダ | |
JPH0344600Y2 (ja) | ||
KR100405891B1 (ko) | 자동차용 컵홀더 | |
JP2003025894A (ja) | カップホルダー | |
JP2571933Y2 (ja) | バッテリーカウンターフォークリフト | |
JPH10244879A (ja) | 車両用コンソールボックス | |
JP2893246B2 (ja) | 車両用カップホルダ装置 | |
JPH08216791A (ja) | 自動車のラゲージ構造 | |
JPH0621785Y2 (ja) | 乗用車におけるセンターコンソールボックス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090721 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091020 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |