JP2003025894A - カップホルダー - Google Patents

カップホルダー

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JP2003025894A
JP2003025894A JP2001218220A JP2001218220A JP2003025894A JP 2003025894 A JP2003025894 A JP 2003025894A JP 2001218220 A JP2001218220 A JP 2001218220A JP 2001218220 A JP2001218220 A JP 2001218220A JP 2003025894 A JP2003025894 A JP 2003025894A
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cup
lid
box
opening
insertion hole
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Hiroshi Yamamoto
泰士 山本
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップホルダーに関し、カップボックスの挿
入方向を変化させることで、カップ挿入穴の深さを変化
することができるようにしたものである。 【解決手段】 カップホルダー10には、ホルダー本体
30、カップボックス40を備える。ホルダー本体30
のカップ挿入穴50には、開口上面51、底面52を有
する。カップボックス40には、開口部(例えば第1開
口部71)、蓋部80を有する。カップ挿入穴50に
は、段差部53を有する。カップボックス40には、蓋
部80を有する他端部の周囲から張り出し、蓋部80を
上方に向け、カップボックス40が段差部53より下側
にはまり込んだ状態、及び開口部71を上方に向け、カ
ップボックス40が段差部53より上側にはまり込んだ
状態の二状態で段差部53に載置可能な鍔部73を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カップホルダー
に関し、カップボックスの挿入方向を変化させること
で、カップ挿入穴の深さを変化することができるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カップホルダーの凹部に、カップ
収納部材を装着することで、直径の小さなカップを収納
可能とし、又、カップ収納部材を取り外すことで、直径
の大きなカップを収納できるようにしたカップホルダー
が知られている(例えば特開平8-207640号公報、段落番
号「0014」参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のカップホルダーでは、取り外したカップ収納部材の保
管場所を確保しなければならず、又、その紛失のおそれ
もあるという問題点があった。そこで、各請求項にそれ
ぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、次の点にある。 (請求項1)すなわち、請求項1に記載の発明は、カッ
プボックスの挿入方向を変化させることで、カップ挿入
穴の深さを変化することができるようにしたものであ
る。
【0004】その結果、請求項1に記載の発明によれ
ば、従来のカップホルダーと比較して、カップボックス
をホルダー本体から取り外す必要がないので、カップボ
ックスの保管場所の確保が必要なく、又、紛失するおそ
れもない。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0005】すなわち、請求項2に記載の発明は、カッ
プボックスの蓋部を開閉可能とすることで、カップ挿入
穴を複数通りに使用することができるようにしたもので
ある。すなわち、カップボックスは、次の3通りに使用
できる。 (1)カップボックスが、カップ挿入穴の段差部の下側
にはまり込んだ状態で、蓋部を閉じた状態。
【0006】例えば、閉じた蓋部の上面に小物類を載置
できる。 (2)カップボックスが、カップ挿入穴の段差部の下側
にはまり込んだ状態で、蓋部を開放した状態。例えは、
蓋部を開放した開口部(第2開口部)からカップを挿入
すると、その底は、他方の開口部(第1開口部)を通し
て、カップ挿入穴の底面に載る。
【0007】(3)カップボックスが、カップ挿入穴の
段差部の上側にはまり込んだ状態。このとき、蓋部は閉
じた状態を維持する。例えは、カップをカップボックス
の開口部から挿入すると、その底が蓋部に載る。このた
め、(2)に比較して、高さの比較的低いカップに好適
である。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項3に記載の発明は、カッ
プボックスの蓋部が不用意に閉じるのを防止することが
できるようにしたものである。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
2又は請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目
的とする。
【0009】すなわち、請求項4に記載の発明は、請求
項3に記載の発明とは逆に、カップボックスの蓋部が不
用意に開くのを防止することができるようにしたもので
ある。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
2〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0010】すなわち、請求項5に記載の発明は、蓋部
の開閉により、回転力の作用方向を切り換えることがで
きるようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の点を特徴と
する。第一に、カップホルダー(10)には、例えば図1〜
2に示すように、次の(1)〜(2)の構成を備える。
【0013】(1)ホルダー本体(30) ホルダー本体(30)は、例えば図1に示すように、カップ
挿入穴(50)を有するものである。 (2)カップボックス(40) カップボックス(40)は、例えば図1〜2に示すように、
カップ挿入穴(50)に着脱可能にはまり込むものである。
【0014】なお、カップ挿入穴(50)の個数は、単数で
も、或いは複数でも良い。第二に、カップ挿入穴(50)に
は、例えば図1に示すように、次の(3)〜(4)の構
成を有する。 (3)開口上面(51) 開口上面(51)は、例えば図1に示すように、カップ(C)
を挿入可能なものである。
【0015】(4)底面(52) 底面(52)は、例えば図1の向かって右側に示すように、
開口上面(51)から挿入したカップ(C)の底が載るもので
ある。第三に、カップボックス(40)には、例えば図2に
示すように、次の(5)〜(6)の構成を有する。
【0016】(5)開口部(例えば第1開口部71) 開口部(例えば第1開口部71)は、一端部に位置し、例
えば図1の向かって左側に示すように、カップ(C)を挿
入可能なものである。 (6)蓋部(80) 蓋部(80)は、他端部を塞ぐものである。
【0017】第四に、カップ挿入穴(50)には、例えば図
1に示すように、段差部(53)を有する。上記段差部(53)
は、例えば図1に示すように、カップ挿入穴(50)の高さ
の途中に位置し、半径方向内向きに突出するものであ
る。第五に、カップボックス(40)には、例えば図1〜2
に示すように、鍔部(73)を有する。
【0018】上記鍔部(73)は、蓋部(80)を有する他端部
の周囲から張り出し、蓋部(80)を上方に向け、カップボ
ックス(40)が段差部(53)より下側にはまり込んだ状態
(例えば図1の向かって右側及び図8)、及び開口部
(例えば第1開口部71)を上方に向け、カップボックス
(40)が段差部(53)より上側にはまり込んだ状態(例えば
図1の向かって左側)の二状態で段差部(53)に載置可能
なものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0019】すなわち、蓋部(80)は、例えば図9に示す
ように、ヒンジ装置(90)を介してカップ挿入穴(50)内に
おいて開閉可能に支持されている。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0020】すなわち、蓋部(80)は、開状態に保持可能
である。本実施の形態では、蓋部(80)を、例えば回転力
付与手段(例えばスプリング100,101)により、開方向
に付勢している(例えば図17中、矢印F2参照)。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
2又は請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を
特徴とする。
【0021】すなわち、蓋部(80)は、閉状態に保持可能
である。本実施の形態では、蓋部(80)を、例えば回転力
付与手段(例えばスプリング100,101)により、閉方向
に付勢している(例えば図17中、矢印F1参照)。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
2〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0022】すなわち、ヒンジ装置(90)には、例えば図
12に示すように、次の手段を備える。 (1)回転力付与手段(例えばスプリング100,101) 回転力付与手段(例えばスプリング100,101)は、ヒン
ジ装置(90)を中心とした回転力を蓋部(80)に作用するた
めのものである。
【0023】なお、回転力付与手段は、スプリング(10
0,101)に限定されず、例えば板ばねやゼンマイ等を使用
しても良い。 (2)カム装置(110) カム装置(110)は、蓋部(80)の開閉途中において、回転
力付与手段(例えばスプリング100,101)による回転力
の作用方向を正逆方向を切り換えるためのものである。
【0024】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜17は、本
発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。図
1〜8は、カップホルダーをそれぞれ示すものであり、
リッドの開状態を示す断面図、図2は分解斜視図、図3
はリッドの閉状態を示す断面図、図4はリッドの開閉状
態を示す側面図、図5はリッドの閉状態を示す他の側面
図、図6はリッドの開状態を示す平面図、図7は図4の
VII-VII線に沿う断面図、図8はリッドの開状態を示す
他の断面図をそれぞれ示すものである。
【0025】図9〜11は、カップボックスをそれぞれ
示すものであり、図9は分解斜視図、図10は蓋部の開
状態を示す斜視図、図11は蓋部の閉状態を示す斜視図
をそれぞれ示すものである。図12〜16は、ヒンジ装
置をそれぞれ示すものであり、図12は断面図、図13
は右側面図、図14は左側面図、図15はカム本体とカ
ム軸との分解図、図16はカム本体とカム軸とのカム面
の展開図をそれぞれ示すものである。
【0026】図17は、蓋部の開閉動作を説明するため
の説明図を示すものである。 (カップホルダー10)図1〜2中、10は、カップホルダ
ーを示すものである。上記カップホルダー10は、図1に
示すように、例えば車内のセンターコンソール20に固定
される。
【0027】なお、カップホルダー10の取付位置は、セ
ンターコンソール20に限定されず、例えばインストルメ
ントパネルやアームレスト等でも良い。また、カップホ
ルダー10の取付位置は、自動車に限定されず、航空機、
船舶等にも使用できる。具体的には、カップホルダー10
は、図2に示すように、大別すると、次のパーツを備え
る。
【0028】(1)ホルダー本体30 (2)カップボックス40 なお、カップホルダー10のパーツは、上記した(1)〜
(2)に限定されない。 (ホルダー本体30)ホルダー本体30は、図1〜2に示す
ように、大別すると、次の部分を備える。
【0029】(1)カップ挿入穴50 (2)リッド60 なお、ホルダー本体30の部分は、上記した(1)〜
(2)に限定されず、例えばリッド60を設けなくとも良
い。 (カップ挿入穴50)カップ挿入穴50は、図1に示すよう
に、左右一対形成されている。
【0030】なお、カップ挿入穴50の数は、左右一対に
限定されず、1個或いは3個以上でも良い。左右のカッ
プ挿入穴50は、図1に示すように、仕切壁31により左右
に仕切られている。各カップ挿入穴50には、図1に示す
ように、次の部分を備える。
【0031】なお、各カップ挿入穴50の部分は、次の
(1)〜(3)に限定されない。 (1)開口上面51 開口上面51は、図1の向かって右側に示すように、カッ
プCが挿入可能なものである。上記カップCは、コップ
のほか、缶類、ペットボトル類、紙パック類等を含むも
のである。
【0032】(2)底面52 底面52は、図1に示すように、開口上面51から挿入した
カップCの底が載るものである。 (3)段差部53 段差部53は、図1に示すように、各カップ挿入穴50の高
さの途中に位置し、半径方向内向きに突出するものであ
る。
【0033】前述した仕切壁31は、図1に示すように、
段差部53とほぼ同じ高さに設定されている。 (リッド60)リッド60は、図1に示すように、カップ挿
入穴50に個々に設けられ、左右一対設けられている。
【0034】なお、リッド60は、左右一対に限定され
ず、左右のカップ挿入穴50に共通して1個設けても良
い。各リッド60には、図4〜5に示すように、次のパー
ツを備える。なお、各リッド60のパーツは、次の(1)
〜(4)に限定されない。 (1)回転軸61 回転軸61は、図4に示すように、各リッド60を回転可能
に支持するものである。
【0035】左右のリッド60は、図4に示すように、自
由端を互いに突き合わせた状態で閉じ、図1〜2に示す
ように、各回転軸61を中心に外側に向かって個々に開
く。 (2)ラッチ装置62 ラッチ装置62は、各リッド60のストライク63をくわえ込
んだ状態で、各リッド60を閉状態にロックする。各リッ
ド60を閉方向に押し込むと、ラッチ装置62のロック状態
が解除される。
【0036】(3)スプリング64(付勢手段) スプリング64は、各リッド60を開方向に付勢するための
ものであり、付勢手段を構成する。なお、付勢手段とし
ては、スプリング64に限定されず、例えば板ばねやゼン
マイ等を使用しても良い。
【0037】(4)回転ダンパー65(制動手段) 回転ダンパー65は、スプリング64のばね力(付勢力)を
制動するためのものであり、制動手段を構成する。その
結果、各リッド60は、静粛に且つゆっくり開く。なお、
制動手段は、回転ダンパー65に限定されず、例えばピス
トンシリンダー型のエアーダンパーやガバナ等を使用し
ても良い。 (カップボックス40)カップボックス40には、図9〜1
1に示すように、次のパーツを備える。
【0038】(1)ボックス本体70 (2)蓋部80 (3)ヒンジ装置90 なお、カップボックス40のパーツは、上記した(1)〜
(3)に限定されない。 (ボックス本体70)ボックス本体70には、図2及び図9
に示すように、筒形に形成され、次の部分を備える。
【0039】なお、ボックス本体70の部分は、次の
(1)〜(2)に限定されない。 (1)第1・第2開口部71,72 第1・第2開口部71,72は、図1に示すように、カップ
Cをそれぞれ挿入可能なものである。 (2)鍔部73 鍔部73は、図9に示すように、後述する蓋部80を有する
ボックス本体70の端部の周囲から張り出すものである。
【0040】そして、鍔部73は、図1の向かって右側及
び図8に示すように、蓋部80を上方に向け、ボックス本
体70がカップ挿入穴50の段差部53より下側にはまり込ん
だ状態において、段差部53に載置可能である。また、鍔
部73は、図1の向かって左側に示すように、第1開口部
71を上方に向け、ボックス本体70がカップ挿入穴50の段
差部53より上側にはまり込んだ状態において、段差部53
に載置可能である。 (蓋部80)蓋部80は、図9〜11に示すように、開口部
71,72の一方、本実施例では第2開口部72を塞ぐもので
ある。 (ヒンジ装置90)ヒンジ装置90は、図9に示すように、
ボックス本体70に対して蓋部80を、図1の向かって右側
に示すように、カップ挿入穴50内において開閉可能に支
持するためのものである。
【0041】具体的には、ヒンジ装置90は、図12に示
すように、次のパーツを備える。 (1)スプリング100,101(回転力付与手段) (2)カム装置110 なお、ヒンジ装置90のパーツは、上記した(1)〜
(2)に限定されない。 (スプリング100,101)スプリング100,101は、ヒンジ装
置90を中心とした回転力を蓋部80に作用するためのもの
であり、回転力付与手段を構成する。
【0042】具体的には、スプリング100,101は、径の
異なる2本のスプリングを使用している。なお、スプリ
ング100,101の数は、2本に限定されず、1本、或いは
3本以上使用しても良い。また、回転力付与手段として
は、スプリング100,101に限定されず、例えば板ばねや
ゼンマイ等を使用しても良い。 (カム装置110)カム装置100は、図17に示すように、
蓋部80の開閉途中において、スプリング100,101による
回転力の作用方向を正逆方向を切り換えるためのもので
ある。
【0043】具体的には、図17に示すように、蓋部80
を10度〜30度、開いた状態では、蓋部80は、スプリ
ング100,101のばね力により、同図に矢印(F1)で示
すように、閉じる方向に付勢される。これに対し、蓋部
80を60度〜80度開いた状態では、蓋部80は、スプリ
ング100,101のばね力により、同図に矢印(F2)で示
すように、開く方向に付勢される。
【0044】さらに、蓋部80を135度以上、開くと、
蓋部80は、スプリング100,101のばね力により、同図に
矢印(F3)で示すように、135度程度迄、閉じる方
向に付勢される。カム装置100は、図12に示すよう
に、次のパーツを備える。なお、カム装置100のパーツ
は、次の(1)〜(4)に限定されない。
【0045】(1)ハウジング120 ハウジング120内には、図12に示すように、2本のス
プリング100,101が収納されている。 (2)カム本体130 カム本体130は、図12に示すように、ハウジング120内
に回転可能に支持される。
【0046】2本のスプリング100,101は、図12に示
すように、カム本体130とハウジング120との間で圧縮さ
れる。 (3)カム軸140 カム軸140は、図12に示すように、ハウジング120内に
回転可能に支持され、カム本体130との間には、図15
に示すように、カム面131,141が形成されている。
【0047】(4)グリス グリスは、図示しないが、ハウジング120内に充填され
ている。 (使用方法)上記した構成を備えるカップホルダー10
は、次の3通りに使用できる。第一に、図8に示すよう
に、カップボックス40がカップ挿入穴50の段差部53の下
側にはまり込んだ状態で、蓋部80を閉じた状態では、閉
じた蓋部80の上面に、コインやカード等の小物類を載置
できる。
【0048】第二に、図1の向かって右側に示すよう
に、カップボックス40が段差部53の下側にはまり込んだ
状態で、蓋部80を開放した状態では、蓋部80を開放した
第2開口部72からカップCを挿入すると、その底は、第
1開口部71を通して、カップ挿入穴50の底面52に載る。
第二の使用方法は、高さの比較的高い、例えばペットボ
トル等のカップCに好適である。
【0049】第3に、図1の向かって左側に示すよう
に、カップボックス40が段差部53の上側にはまり込んだ
状態では、蓋部80は閉じた状態を維持する。このとき、
カップCをカップボックス40の第1開口部71から挿入す
ると、その底が蓋部80に載る。このため、第二の使用方
法に比較して、高さの比較的低い、紙コップや缶等のカ
ップCに好適である。
【0050】また、左右のリッド60を、図1に示すよう
に、左右独立して開放できることから、左右のカップ挿
入穴50を個々に単独で使用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0052】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、カップボックスの挿入方向を変化させることで、カ
ップ挿入穴の深さを変化することができる。その結果、
請求項1に記載の発明によれば、従来のカップホルダー
と比較して、カップボックスをホルダー本体から取り外
す必要がないので、カップボックスの保管場所の確保が
必要なく、又、紛失するおそれもない。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、上記した
請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0053】すなわち、請求項2に記載の発明によれ
ば、カップボックスの蓋部を開閉可能とすることで、カ
ップ挿入穴を複数通りに使用することができる。すなわ
ち、カップボックスは、次の3通りに使用できる。 (1)カップボックスが、カップ挿入穴の段差部の下側
にはまり込んだ状態で、蓋部を閉じた状態。
【0054】例えば、閉じた蓋部の上面に小物類を載置
できる。 (2)カップボックスが、カップ挿入穴の段差部の下側
にはまり込んだ状態で、蓋部を開放した状態。例えは、
蓋部を開放した開口部(第2開口部)からカップを挿入
すると、その底は、他方の開口部(第1開口部)を通し
て、カップ挿入穴の底面に載る。
【0055】(3)カップボックスが、カップ挿入穴の
段差部の上側にはまり込んだ状態。このとき、蓋部は閉
じた状態を維持する。例えは、カップをカップボックス
の開口部から挿入すると、その底が蓋部に載る。このた
め、(2)に比較して、高さの比較的低いカップに好適
である。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、上記した
請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0056】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、カップボックスの蓋部が不用意に閉じるのを防止す
ることができる。 (請求項4)請求項4に記載の発明によれば、上記した
請求項2又は請求項3に記載の発明の効果に加え、次の
ような効果を奏する。
【0057】すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、請求項3に記載の発明とは逆に、カップボックスの
蓋部が不用意に開くのを防止することができる。 (請求項5)請求項5に記載の発明によれば、上記した
請求項2〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0058】すなわち、請求項5に記載の発明によれ
ば、蓋部の開閉により、回転力の作用方向を切り換える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リッドの開状態を示すカップホルダーの断面図
である。
【図2】カップホルダーの分解斜視図である。
【図3】リッドの閉状態を示すカップホルダーの断面図
である。
【図4】リッドの開閉状態を示すカップホルダーの側面
図である。
【図5】リッドの閉状態を示すカップホルダーの他の側
面図である。
【図6】リッドの開状態を示すカップホルダーの平面図
である。
【図7】図4のVII-VII線に沿う断面図である。
【図8】リッドの開状態を示すカップホルダーの他の断
面図である。
【図9】カップボックスの分解斜視図である。
【図10】蓋部の開状態を示すカップボックスの斜視図
である。
【図11】蓋部の閉状態を示すカップボックスの斜視図
である。
【図12】ヒンジ装置の断面図である。
【図13】ヒンジ装置の右側面図である。
【図14】ヒンジ装置の左側面図である。
【図15】カム本体とカム軸との分解図である。
【図16】カム本体とカム軸とのカム面の展開図であ
る。
【図17】蓋部の開閉動作を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
10 カップホルダー 20 センターコンソ
ール 30 ホルダー本体 31 仕切壁 40 カップボックス 50 カップ挿入穴 51 開口上面 52 底面 53 段差部 60 リッド 61 回転軸 62 ラッチ装置 63 ストライク 64 スプリング(付
勢手段) 65 回転ダンパー(制動手段) 70 ボックス本体 71 第1開口部 72 第2開口部 73 鍔部 80 蓋部 90 ヒンジ装置 100,101 スプリング(回転力付与手段) 110 カム装置 120 ハウジング 130 カム本体 131 カム面 140 カム軸 141 カム面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ挿入穴を有するホルダー本体と、 前記カップ挿入穴に着脱可能にはまり込むカップボック
    スとを有し、 前記カップ挿入穴には、 カップを挿入可能な開口上面と、 前記開口上面から挿入したカップの底が載る底面とを有
    し、 前記カップボックスには、 一端部に位置し、カップを挿入可能な開口部と、 他端部を塞ぐ蓋部とを有するカップホルダーにおいて、 前記カップ挿入穴には、 その高さの途中に位置し、半径方向内向きに突出する段
    差部を有し、 前記カップボックスには、 前記蓋部を有する前記他端部の周囲から張り出し、前記
    蓋部を上方に向け、前記カップボックスが前記段差部よ
    り下側にはまり込んだ状態、及び前記開口部を上方に向
    け、前記カップボックスが前記段差部より上側にはまり
    込んだ状態の二状態で前記段差部に載置可能な鍔部を有
    することを特徴とするカップホルダー。
  2. 【請求項2】 前記蓋部は、 ヒンジ装置を介して前記カップ挿入穴内において開閉可
    能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の
    カップホルダー。
  3. 【請求項3】 前記蓋部は、 開状態に保持可能であることを特徴とする請求項2に記
    載のカップホルダー。
  4. 【請求項4】 前記蓋部は、 閉状態に保持可能であることを特徴とする請求項2又は
    請求項3に記載のカップホルダー。
  5. 【請求項5】 前記ヒンジ装置には、 当該ヒンジ装置を中心とした回転力を前記蓋部に作用す
    るための回転力付与手段と、 前記蓋部の開閉途中において、前記回転力付与手段によ
    る回転力の作用方向を正逆方向を切り換えるためのカム
    装置とを備えていることを特徴とする請求項2〜4のい
    ずれか1項に記載のカップホルダー。
JP2001218220A 2001-07-18 2001-07-18 カップホルダー Withdrawn JP2003025894A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015147433A (ja) * 2014-02-04 2015-08-20 本田技研工業株式会社 車両用コンソールボックス
CN109910767A (zh) * 2019-03-14 2019-06-21 重庆平伟汽车零部件有限公司 一种副仪表盘储物装置
CN111775800A (zh) * 2020-06-22 2020-10-16 中国第一汽车股份有限公司 一种高度可调的车用水杯架

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