JPH10297346A - カップホルダー構造 - Google Patents

カップホルダー構造

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JPH10297346A
JPH10297346A JP10956097A JP10956097A JPH10297346A JP H10297346 A JPH10297346 A JP H10297346A JP 10956097 A JP10956097 A JP 10956097A JP 10956097 A JP10956097 A JP 10956097A JP H10297346 A JPH10297346 A JP H10297346A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップホルダーとして使用しない状態では凹
部内を2つに分割でき、1つのホルダー孔に複数の大き
さの被保持体を挿入して保持させることのできるカップ
ホルダー構造を提供する。 【解決手段】 上面が開放した凹部12を有するセンタ
ーコンソール11と、凹部12の対向する一方の内側の
略中央に回動自在にベース21を介して取り付けられ、
対向してホルダー孔の一部を形成する切欠部34L,3
4Rを有したホルダー部材31L,31Rと、ホルダー
部材31Lに設けられ、ホルダー部材31L,31R
を、回動中心端側を下にして立てた状態で倒れないよう
に維持するホルダー部材31Rに係脱可能な係止爪40
Lと、凹部12の内面に設けられ、ホルダー部材31
L,31Rを、凹部12の底から所定高さに、略水平に
係止する段部14L,14Rと、ホルダー部材31L,
31Rを連結し、同期して回動させるリンク機構(2
4,41A,41B)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両のコ
ンソールボックスなどに適用し、被保持体である飲料の
容器、例えばカップ、缶などを倒れないように保持する
ことのできるカップホルダー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両において、小物入れとしてコ
ンソールボックスが使用されている。しかし、車両内で
缶飲料を飲んだ場合、飲みかけの缶飲料を倒れないよう
に保持させることのできるカップホルダーが必要にな
る。そこで、コンソールボックスに、必要に応じて利用
できるカップホルダーの機能を持たせ、コンソールボッ
クスを小物入れまたはカップホルダーとして利用できる
ようにしている。
【0003】このように、コンソールボックスにカップ
ホルダーの機能を持たせる場合、コンソールボックスの
開放部、すなわち凹部の一端縁を回動中心とする外蓋お
よび内蓋を設け、外蓋に、内蓋を外蓋の開閉に連動させ
ることのできる係脱自在な係止手段を設けるとともに、
内蓋にホルダー孔を設けたものが、例えば実開昭59−
121257号公報に開示されている。また、コンソー
ルボックスの対向する一方の凹部端に、水平状態に対向
してホルダー孔の一部を形成する切欠部を有した一対の
ホルダー部材を回動自在に設け、この一対のホルダー部
材を連結し、同期して回動させるリンク機構を設けると
ともに、一対のホルダー部材を使用位置と不使用位置と
に保持する規制手段を設けたものが、例えば実開平4−
5138号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記した各コン
ソールボックスは、飲みかけの缶飲料を倒れないように
保持させることができるものの、カップホルダーとして
使用しない状態では凹部内が区画されない1つの状態で
ある。したがって、小物を仕分けして凹部内に収容させ
ることができなかった。また、径の異なる複数の缶飲料
を保持できるようにする場合、缶径に応じたホルダー孔
を複数設けなければならないので、コンソールボックス
が大きくなってしまうという不都合があった。
【0005】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、カップホルダーとして使用
しない状態では凹部内を2つに分割でき、1つのホルダ
ー孔に複数の大きさの被保持体を挿入して保持させるこ
とのできるカップホルダー構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるカップ
ホルダー構造は、上面が開放した凹部を有するボックス
本体と、凹部の対向する一方の内側の略中央に回動自在
に設けられ、対向してホルダー孔の一部を形成する切欠
部を有した一対のホルダー部材と、この一対のホルダー
部材を、凹部の底から所定の高さに、略水平に係止する
係止手段とを備えるものである。または、上面が開放し
た凹部を有するボックス本体と、凹部の対向する一方の
内側の略中央に回動自在に設けられ、対向してホルダー
孔の一部を形成する切欠部を有した一対のホルダー部材
と、この一対のホルダー部材を、回動中心端側を下にし
て立てた状態で倒れないように維持する係脱可能なロッ
ク手段と、凹部の内面に設けられ、一対のホルダー部材
を、凹部の底から所定高さに、略水平に係止する係止手
段とを備えるものである。そして、一対のホルダー部材
を連結し、同期して回動させるリンク機構を設けたり、
さらに、凹部の底に、一対のホルダー部材で固定できな
い被保持体の底部分を位置決めする窪みを設けるのが望
ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
カップホルダー構造をセンターコンソールに適用して蓋
を開放した状態の概略を示す斜視図、図2はカップホル
ダー構造の構成部品を示す分解斜視図、図3は第1ホル
ダー部材と第2ホルダー部材とロックさせて立たせた状
態の正面図、図4は図3の状態における平面図、図5は
図3の状態における右側面図、図6は第1および第2ホ
ルダー部材を水平状態に係止させた状態の正面図、図7
は図6の状態における平面図、図8は図6の状態におけ
る右側面図、図9は各被保持物を保持させた状態の説明
図である。
【0008】これらの図において、11はボックス本体
としてのセンターコンソール、21はベース、31Lは
第1ホルダー部材、31Rは第2ホルダー部材、41A
は第1アーム、41Bは第2アーム、51はストッパを
示し、プラスチックなどで構成されている。B,M,S
は直径の異なる被保持体を示し、直径の一番大きな被保
持体Bは、例えばカップであり、直径が二番目に大きな
被保持体Mは、例えばジュース缶であり、直径が三番目
に大きな被保持体Sは、例えば珈琲缶である。
【0009】上記したセンターコンソール11には、図
1に示すように、上面が開放した凹部12が設けられて
いる。そして、凹部12内には、図7に示すように、前
後方向で対向する内側にベース21を嵌めた状態に取り
付けるための取付凹部13F,13Bが上下方向に設け
られ、図8に示すように、左右方向で対向の内側に段部
14L,14Rが水平方向に設けられるとともに、図9
に示すように、被保持体Bの大きさのホルダー孔に対応
する底に、被保持体Mに対応する第1窪み15Aおよび
被保持体Sに対応する第2窪み15Bが設けられてい
る。なお、第1および第2窪み15A,15Bは同心の
円形で、周面を下方へわずかに縮閉させて被保持体Mま
たは被保持体Sをガイドするように構成されている。
【0010】上記したベース21は、センターコンソー
ル11の取付凹部13Fまたは取付凹部13Bに嵌まる
大きさで、ビスで取付凹部13Fまたは取付凹部13B
に固定される。そして、ベース21には、下方に水平方
向に2つの軸支孔22が設けられ、上方の中央に突起2
3が設けられるとともに、矩形の孔24aの下側に孔2
4aよりも幅の狭い孔24bが連なったガイド溝24が
上下方向に設けられている。
【0011】上記した第1ホルダー部材31Lは、板状
で、裏面に補強用のリブが設けられている。そして、第
1ホルダー部材31Lには、ベース21の軸支孔22に
挿入される軸32L,33Lが前後に設けられ、第2ホ
ルダー部材31Rの切欠部34Rとホルダー孔を形成す
る切欠部34Lが設けられ、軸32L,33Lからわず
かに離れた前後方向に、端面から軸支孔35L,36L
が設けられ、この軸支孔35L,36Lに連通する矩形
の孔37L,38Lが軸支孔35L,36Lと直交方向
に設けられている。
【0012】さらに、第1ホルダー部材31Lの回動端
側には、爪部が前後方向に向き、保護部39Lで保護さ
れた所定の弾性を有する係合爪40Lが上面に直交させ
て設けられている。そして、軸32L,33Lには、先
端に円錐台形状をした抜け防止用の鍔32a,33a
と、この鍔32a,33aが軸支孔22へ挿入されたと
きに撓めるように割溝32b,33bとが設けられてい
る。
【0013】上記した第2ホルダー部材31Rは、板状
で、裏面に補強用のリブが設けられている。そして、第
2ホルダー部材31Rには、ベース21の軸支孔22に
挿入される軸32R,33Rが前後に設けられ、第1ホ
ルダー部材31Lの切欠部34Lとホルダー孔を形成す
る切欠部34Rが設けられ、軸32L,33Lからわず
かに離れた前後方向に、端面から軸支孔35R,36R
が設けられ、この軸支孔35R,36Rに連通する矩形
の孔37R,38Rが軸支孔35R,36Rと直交方向
に設けられている。
【0014】さらに、第2ホルダー部材31Rの回動端
側には、第1ホルダー部材31Lの保護部39Lおよび
係合爪40Lが入る矩形状の切欠部39Rが設けられて
いる。そして、軸32R,33Rには、先端に円錐台形
状をした抜け防止用の鍔32a,33aと、この鍔が軸
支孔22へ挿入されたときに撓めるように割溝32b,
33bとが設けられている。なお、第1ホルダー部材3
1Lと第2ホルダー部材31Rとは、保護部39L、切
欠部39Rおよび係合爪40Lを除けば、同一である。
【0015】上記した第1アーム41Aには、両端に反
対方向へ延びる軸42A,44Aが設けられている。そ
して、軸42Aの直径はベース21の孔24baの幅よ
りもわずかに小さく、軸42Aの先端には、ベース21
の孔24aと同じ矩形状をした抜け止め用の鍔43Aが
設けられている。また、軸44Aの直径は第1および第
2ホルダー部材31L,31Rの軸支孔35R,36L
の直径よりもわずかに小さく、第1および第2ホルダー
部材31L,31Rの孔37R,38Lに対応する軸4
4Aの部分に周回溝45Aが設けられている。
【0016】上記した第2アーム41Bには、一端に第
1アーム41Aの軸42Aおよび鍔43Aを中心で重ね
た状態の孔42Bが設けられ、他端に軸44Bが設けら
れている。そして、軸44Bの直径は第1および第2ホ
ルダー部材31L,31Rの軸支孔35L,36Rの直
径よりもわずかに小さく、第1および第2ホルダー部材
31L,31Rの孔37L,38Rに対応する軸44B
の部分に周回溝45Bが設けられている。
【0017】上記したストッパ51は、第1または第2
ホルダー部材31L,31Rの上面側から孔37L,3
7R,38L,38Rへ挿入されて第1または第2アー
ム41A,41Bの周回溝45A,45Bに入り、軸4
4A,44Bを軸支孔35L,35R,36L,36R
から抜けないように保持するものである。そして、軸4
4A,44Bを保持した状態で、第1または第2ホルダ
ー部材31L,31Rの上面と面一になる。
【0018】次に、取付の一例について説明する。ま
ず、第2アーム41Bの孔42Bに第1アーム41Aの
鍔43Aを貫通させて軸42Aを孔42Bに挿入させ、
第1アーム41Aと第2アーム41Bを広げると、鍔4
3Aが抜け止めとして機能し、第2アーム41Bから第
1アーム41Aが抜けなくなる。そして、ベース21の
孔24aに第1アーム41Aの鍔43Aを貫通させて軸
42Aを孔24aに挿入させた後、軸42Aを孔24b
まで下げると、鍔43Aが抜け止めとして機能し、ベー
ス21から第1および第2アーム41A,41Bが抜け
なくなる。
【0019】次に、前側になるベース21の左側の軸支
孔22に第1ホルダー部材31Lの鍔32aを貫通させ
て軸支孔22に軸32Lを挿入するとともに、第2アー
ム41Bの軸44Bを第1ホルダー部材31Lの軸支孔
35Lへ挿入した後、孔37Lへストッパ51を挿入し
て周回溝45Bに係合させると、鍔32aおよびストッ
パ51が抜け止めとして機能し、軸支孔22から軸32
Lが抜けなくなるとともに、軸支孔35Lから軸44B
が抜けなくなる。
【0020】そして、前側になるベース21の右側の軸
支孔22に第2ホルダー部材31Rの鍔32aを貫通さ
せて軸支孔22に軸32Rを挿入するとともに、第1ア
ーム41Aの軸44Aを第2ホルダー部材31Rの軸支
孔35Rへ挿入した後、孔37Rへストッパ51を挿入
して周回溝45Aに係合させると、鍔32aおよびスト
ッパ51が抜け止めとして機能し、軸支孔22から軸3
2Rが抜けなくなるとともに、軸支孔35Rから軸44
Aが抜けなくなる。
【0021】さらに、後ろ側になるベース21の右側の
軸支孔22に第2ホルダー部材31Rの鍔33aを貫通
させて軸支孔22に軸33Rを挿入するとともに、第2
アーム41Bの軸44Bを第2ホルダー部材31Rの軸
支孔36Rへ挿入した後、孔38Rへストッパ51を挿
入して周回溝45Bに係合させると、鍔33aおよびス
トッパ51が抜け止めとして機能し、軸支孔22から軸
33Rが抜けなくなるとともに、軸支孔36Rから軸4
4Bが抜けなくなる。
【0022】また、後ろ側になるベース21の左側の軸
支孔22に第1ホルダー部材31Lの鍔33aを貫通さ
せて軸支孔22に軸33Lを挿入するとともに、第1ア
ーム41Aの軸44Aを第1ホルダー部材31Lの軸支
孔36Lへ挿入した後、孔38Rへストッパ51を挿入
して周回溝45Aに係合させると、鍔33aおよびスト
ッパ51が抜け止めとして機能し、軸支孔22から軸3
3Lが抜けなくなるとともに、軸支孔36Lから軸44
Aが抜けなくなる。
【0023】そして、上述のように組み立てた状態の前
後のベース21,21を、センターコンソール11の取
付凹部13F,13Rへ上から挿入して嵌めた後、凹部
12の裏側からビスでベース21,21を取付凹部13
F,13Rへ固定することにより、取付が完了する。な
お、前後のベース21,21をがたつかないように取付
凹部13F,13Rに嵌めることができれば、ビスで固
定しなくともよい。
【0024】次に、動作について説明する。なお、セン
ターコンソール11の凹部12を収納部としている状
態、すなわち図3〜図5に示す状態では、第1および第
2ホルダー部材31L,31Rが仕切として機能し、第
1ホルダー部材31Lの係合爪40L,40Lが第2ホ
ルダー部材31Rに係合している。
【0025】まず、凹部12内をカップホルダーとする
場合は、第1ホルダー部材31Lと第2ホルダー部材3
1Rとを軸32L,33L,32R,33Rを中心に回
動させながら引き離すと、係合爪40L,40Lが自身
の弾性で縮閉した後に拡開することにより、第1ホルダ
ー部材31Lと第2ホルダー部材31Rとのロック状態
が解除される。次に、例えば第1ホルダー部材31Lを
把持し、図8において時計方向へ回動させると、第1お
よび第2ホルダー部材31L,31Rは第1および第2
アーム41A,41Bを介して連結され、第1アーム4
1Aの軸42Aがベース21の孔24bで案内されるの
で、第2ホルダー部材31Rは反時計方向へ回動する。
【0026】そして、第1および第2ホルダー部材31
L,31Rの回動端側が段部14L,14Rに当接する
と、図6〜図8に示す状態、すなわち凹部12の底から
所定の高さに、水平状態となり、2つの切欠部34L,
34Rによってホルダー孔が図7に示すように、形成さ
れ、段部14L,14Rで荷重を受けることができる。
したがって、このホルダー孔へ各被保持体B,M,Sを
挿入すると、図9に示すように、被保持体Bは第1およ
び第2ホルダー部材31L,31Rで保持され、被保持
体Mは第1窪み15Aで底を位置決めされ、被保持体S
は第2窪み15Bで底を位置決めされる。
【0027】このように被保持体M,Sは底を第1また
は第2窪み15A,15Bで位置決めさ、周囲に第1お
よび第2ホルダー部材31L,31Rが対峙しているの
で、安定性よく置くことができる。そして、もし被保持
体M,Sが倒れかかっても、対峙する第1および第2ホ
ルダー部材31L,31Rで支えられるので、中の液体
がこぼれることはない。
【0028】次に、凹部12を収容部とする場合は、例
えば第1ホルダー部材31Lを把持し、図8において時
計方向へ回動させると、第1および第2ホルダー部材3
1L,31Rは第1および第2アーム41A,41Bを
介して連結され、第1アーム41Aの軸42Aがベース
21の孔24bで案内されるので、第2ホルダー部材3
1Rは反時計方向へ回動する。そして、第1および第2
ホルダー部材31L,31Rが直立状態となり、突起2
3に当接するとともに、第1ホルダー部材31Lと第2
ホルダー部材31Rとが接すると、係合爪40L,40
Lが自身の弾性で縮閉した後に拡開することにより、第
1ホルダー部材31Lと第2ホルダー部材31Rとを直
立状態にロックする。
【0029】このように第1ホルダー部材31Lと第2
ホルダー部材31Rとが直立状態にロックされると、図
4に示すように、凹部12は第1およびホルダー部材3
1L,31Rで2つに仕切られるので、小物を仕分けて
収容することができる。
【0030】上記した実施形態において、ベース21を
ビスで取付凹部13F,13Bに固定させて取り付けた
が、ベース21を取付凹部13F,13Bへ嵌めるだけ
で固定し、着脱可能にすると、凹部12内をカップホル
ダーとして使用しない場合、ベース21〜ストッパ51
の各部品を凹部12から取り去ることにより、凹部12
内を1つの大きな収容部として使用することもできる。
【0031】また、ベース21を介して第1および第2
ホルダー部材31L,31Rを凹部12内に取り付け、
ベース21、第1および第2アーム41A,41Bから
なるリンク機構を設けたが、第1および第2ホルダー部
材31L,31Rを直接凹部12内に回動可能に取り付
け、同様に機能するリンク機構を設けたり、またはリン
ク機構を設けなくとも、カップホルダーとして機能させ
ることができる。
【0032】さらに、第1および第2部材31L,31
Rを広げながら下降させる構成としたが、回動中心端側
を上にし、第1および第2部材31L,31Rを広げな
がら上昇させる構成としてもよい。この場合、第1およ
び第2部材31L,31Rを水平状態に係止させる係止
手段は、弾性を有する係合爪を係止部に係止させる構成
とすればよい。また、凹部12内をカップホルダーとし
て使用しないときには、第1および第2部材31L,3
1Rは垂下するので、ロック機構を設けなくともよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一対
のホルダー部材を水平状態に係止させるとカップホルダ
ーとなり、カップホルダーとして利用しないときの一対
のホルダー部材を凹部の仕切となるので、凹部は一対の
ホルダー部材で2つに仕切り、小物を仕分けて収容する
ことができる。そして、一対のホルダー部材を連結し、
同期して回動させるリンク機構を設けたので、ワンタッ
チで一対のホルダー部材を開閉させることができる。さ
らに、凹部の底に、一対のホルダー部材で固定できない
被保持体の底部分を位置決めする窪みを設けたので、1
つのホルダー孔で径の異なる複数の被保持体に対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるカップホルダー構
造をセンターコンソールに適用して蓋を開放した状態の
概略を示す斜視図である。
【図2】カップホルダー構造の構成部品を示す分解斜視
図である。
【図3】第1ホルダー部材と第2ホルダー部材とロック
させて立たせた状態の正面図である。
【図4】図3の状態における平面図である。
【図5】図3の状態における右側面図である。
【図6】第1および第2ホルダー部材を水平状態に係止
させた状態の正面図である。
【図7】図6の状態における平面図である。
【図8】図6の状態における右側面図である。
【図9】各被保持物を保持させた状態の説明図である。
【符号の説明】
11 センターコンソール 12 凹部 13F,13B 取付凹部 14L,14R 段部 15A 第1窪み 15B 第2窪み 21 ベース 22 軸支孔 23 突起 24 ガイド溝 24a,24b 孔 31L 第1ホルダー部材 31R 第2ホルダー部材 32L,32R 軸 33L,33R 軸 32a,33a 鍔 32b,33b 割溝 34L,34R 切欠部 35L,35R 軸支孔 36L,36R 軸支孔 37L,37R 孔 38L,38L 孔 39L 保護部 39R 切欠部 40L 係合爪 41A 第1アーム 41B 第2アーム 42A 軸 42B 孔 43A 鍔 44A,44B 軸 45A,45B 周回溝 51 ストッパ B,M,S 被保持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放した凹部を有するボックス本
    体と、 前記凹部の対向する一方の内側の略中央に回動自在に設
    けられ、対向してホルダー孔の一部を形成する切欠部を
    有した一対のホルダー部材と、 この一対のホルダー部材を、前記凹部の底から所定の高
    さに、略水平に係止する係止手段と、 を備えるカップホルダー構造。
  2. 【請求項2】 上面が開放した凹部を有するボックス本
    体と、 前記凹部の対向する一方の内側の略中央に回動自在に設
    けられ、対向してホルダー孔の一部を形成する切欠部を
    有した一対のホルダー部材と、 この一対のホルダー部材を、回動中心端側を下にして立
    てた状態で倒れないように維持する係脱可能なロック手
    段と、 前記凹部の内面に設けられ、前記一対のホルダー部材
    を、前記凹部の底から所定高さに、略水平に係止する係
    止手段と、 を備えるカップホルダー構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のカップ
    ホルダー構造において、 前記一対のホルダー部材を連結し、同期して回動させる
    リンク機構を設けた、ことを特徴とするカップホルダー
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載のカップホルダー構造において、 前記凹部の底に、前記一対のホルダー部材で固定できな
    い被保持体の底部分を位置決めする窪みを設けた、 ことを特徴とするカップホルダー構造。
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