JP4405898B2 - 後処理装置、および、画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成(記録)装置に接続するステープラやパンチャーなどにおける後処理制御および駆動時の駆動信号の制御処理を行うことが可能な、後処理装置、および、画像形成システムに関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置は、画像形成(印字)した複数枚のシート(用紙)の端部を整合しステープル(針打ち)やパンチ穴開け処理などの後処理を行って、シート束を排出し積載する後処理装置を備えているものがある。このような後処理装置は、画像形成装置本体のシート排出口側の側面や上面に設けられ、画像形成装置で印字されたシートについて、順次、排出口から供給され、後処理前のシートをそろえる整合機構を設けており、シートの搬送方向に対して平行(縦)方向および垂直(横)方向の整合処理を行った後、ステープル等の後処理を施して排出するフィニッシング機能を有する装置が知られている。
また、後処理を施さずに画像形成装置で印字されたシートを随時排出トレイ上に積載するスタック機能のみを有する後処理装置も存在し、さらに、上記のフィニッシング機能による後処理と、スタック機能による積載処理を選択可能とした装置も存在する。
特開2000−321940号公報
(1)例えば、ステープル後処理装置としてのフィニッシャでは、後処理の後にシートを積載トレイ上に排出して積み重ねる機能を有するものがある。
しかし、シートへの後処理であるステープル処理時に駆動するステープラへの突入電流が大きいことや、ステープルするシートの種類および枚数によってステープラ駆動電流が増大し、後処理装置に接続している電源にとって大きな負荷となる場合がある。
(2)ステープル後処理装置は、画像形成装置と接続して動作し、その駆動用電源を画像処理装置から供給されている場合や後処理装置内に電源を有する場合がある。
しかし、後処理装置への電源が画像形成装置から供給されている場合でかつ画像形成装置が他の接続されている装置、ユニット(例えば、用紙を給紙するための給紙オプション装置や原稿を読み取るための読み取りスキャナ等)にも電源を供給している場合、各装置動作時の電流増大は電源の大型化やコストアップにつながる。また、各装置の動作タイミングが重なった際には、短期間であるが一時的に電流値の大幅な増大を引き起こす。
(3)例えば、従来例として特許文献1に記載されている画像形成装置のように、接続されている各装置で発生するピーク電流が重複しないように作動タイミングを変える制御を行うことで、装置全体の電流値のピーク電流および平均電流を低減するものがある。
しかし、特許文献1では、複数の連続した印字ジョブがあった場合、画像形成装置に接続されている複数の装置の起動タイミングを変更する制御を行う必要があり、制御方法の複雑化や装置全体としてのスループットの低下を招く恐れがある。また、各装置の消費電流のピーク値が、接続されうるオプション装置の種類によって異なり、また接続形態によっても動作タイミングを変更する制御が複雑化するという問題がある。
(4)また、別の問題として、シート束に後処理を施す場合、ステープルによる針綴じやパンチングによる穴開け時やその他の後処理において、作用部材の駆動力の増大による動作時の騒音も問題となることがある。また、複数の後処理を同時に実行する場合、前述した電力の増大と共に、装置動作時の騒音も大きな問題となることがある。
そこで、本発明の目的は、駆動信号(例えば、駆動電流)のピーク値を低減し、電源の負荷を低減させることが可能な、後処理装置、および、画像形成システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、後処理動作時の駆動信号のピーク値の制限期間を、複数の期間に分けて設定することにより、駆動信号のピーク値を後処理部の状態に対応して低減させることが可能な、後処理装置、および、画像形成システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、後処理部の動作速度を低減して、後処理作用部材の動作音の低減を図ることが可能な、後処理装置、および、画像形成システムを提供することにある。
本発明は、画像形成装置から出力されたシートを装置本体内に搬送するシート搬送手段と、前記装置本体内に搬送された複数の前記シートからなるシート束に対してステープル処理を実行する後処理手段と、前記後処理手段による前記ステープル処理の開始後前記ステープル処理の動作状態に基づいて、前記ステープル処理の開始後における複数の所定期間において前記後処理手段を駆動するために前記後処理手段に供給される電力が前記複数の所定期間の夫々で異なるように制限する駆動電力制限手段と、前記後処理手段により前記シート束へ前記ステープル処理を行った後、前記ステープル処理された前記シート束を積載するシート束積載手段とを具えたことを特徴とする。
前記駆動電力制限手段は、前記ステープル処理の開始後の前記複数の所定期間の夫々において、電流値を異なる値に設定することにより電力を制限することを特徴とする。
前記ステープル処理の開始後の前記複数の所定期間は、前記後処理装置を駆動するモータの起動開始直後の突入電流が生じている第1の期間と、前記突入電流の収束後から前記ステープル処理の完了までの第2の期間とからなることを特徴とする。
前記駆動電力制限手段は、前記後処理手段に異常が発生した後の異常復帰動作開始からの所定期間において、前記電流値を前記複数の所定期間における電流値とは異なる値に設定することを特徴とする。
前記駆動電力制限手段は、前記画像形成装置に接続される他の装置の動作状態に基づいて、前記電流値を設定することを特徴とする。
前記駆動電力制限手段は、前記ステープル処理の基準位置となるホームポジションを検知しているか否かを判定し、判定結果に基づいて、前記電力を制限することを特徴とする。
本発明は、電子写真式の画像形成装置を備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置の後段に、上記記載の後処理装置を接続して構成したことを特徴とする。
本発明によれば、後処理動作の動作状態を検知し、検知結果に基づいて後処理動作の開始後の所定の期間において駆動信号を制限するようにしたので、駆動信号として、例えば、駆動電流に上限値を設定し、ピーク値を制限して低減することにより、電源の負荷を低減することが可能となり、これにより、後処理装置用の電源として、小型で安価な電源を利用でき、画像処理システムの低コスト化および小型化を実現することができる。
また、本発明によれば、後処理動作時の駆動信号のピーク値の制限期間を、通常の動作時や異常状態からの復帰時等の複数の期間に分けて設定して駆動制御するようにしたので、駆動信号のピーク値を後処理部の動作状態に対応して低減させることができる。
さらに、本発明によれば、後処理動作時の駆動信号のピーク値を低減して、後処理部の動作速度を低減させるようにしたので、後処理作用部材の動作音も同時に低減させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の例]
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図8に基づいて説明する。
(装置構成)
本例では、レーザビームプリンタに代表される画像形成装置を備えた画像形成システムにおいて、画像形成装置に装着される後処理装置の構成例について説明する。
図1は、画像形成装置、および、ステープル後処理機能を有する後処理装置(ステープルスタッカ)の搬送路構造を示す。
100は、画像形成装置110の上部に設置された後処理装置である。この後処理装置100は、シートを束状に積載および整列させてステープルを行うステープラ316(図2、図3参照)と、積載排出するスタッカの機能を有するステープルスタッカとからなる。
101は、画像形成装置110から搬送されるシートを最初に受け取る入口ローラである。102は、後処理装置100内でシートを搬送する搬送ローラである。103は、後処理装置100内の排出口に配設されている排出ローラである。
104は、後処理装置100内に積載されるシート束の搬送方向と直角(用紙幅)方向に揃え、シートを積載する、整合部材である。105は、排出されたシートを積載する排出トレイである。106は、排出積載されたシートを表す。111は、画像形成装置110内に積載されている給送前のシート束である。
シート束111は、ピックアップローラ112およびフィードリタードローラ113によって分離給送される。その後、シート束111から給紙されたシート106は、トナーカートリッジ114を含む電子写真プロセス部115によってトナー画像を上面に形成され、定着部116の定着プロセスにて画像を固定される。その後、シート106は、画像形成装置110の排出トレイ117上に排出されるか、後処理を施すために後処理装置100に搬送される。
後処理装置100内に搬送されたシート106は、ステープル後処理の有無に応じて処理される。この場合、シート106は、整合部材104内で整合され、後処理された後、排出トレイ105上に排出され、順次積載される。
図2(a)、図2(b)は、後処理装置100がステープラ316でシート106に後処理を行う際に、搬送方向と垂直方向である幅方向との整合および排出トレイ105へのシート106の落下積載を説明するものである。
シート106は、画像形成装置110より後処理装置100に搬送され、整合部材104内に積載され、左右の整合部材104L,104Rによって揃えられながらシート束111として、整合部材104内に保持される。所定枚数のシート106の保持と整合動作の後、後処理装置100はステープラ316にてシート後端付近を針で綴じるステープル処理を行う。
その後、左右の整合部材104L,104Rは、位置Bから位置Aに移動することにより、シート106を排出トレイ105上に落下積載させるように動作する。位置Aにおいて、シート106の幅より左右の整合部材104L,104Rの内側の端部が外側に広がることによって、シート106の後処理後の束は、落下することとなる。
図3は、後処理装置100のブロック図を示す。
300は、後処理装置100の制御を行うハードウェアであるコントローラであり、その上にはフィニッシャ制御部301や各種ハードウェア回路が実装されている。
フィニッシャ制御部301は、画像形成装置110のプリンタコントローラ部302から通信I/F回路303を経由してデータ通信にて後処理動作に関わる情報および動作タイミングを送受信することができる。
フィニッシャ制御部301には、中央演算処理装置CPU301a、制御手順が格納されているプログラムが記憶されている不揮発性メモリROM301b、プログラムを実行する際に一時的にデータを保持する揮発性メモリRAM301cで構成されている。
ただし、プログラムの格納、実行およびデータの保持は、特にこの構成に限定するものではなく、別の記憶媒体やメモリであってもよい。
搬送モータ駆動回路304は、搬送モータ305を駆動することで、シート搬送制御を行う。
306は、搬送系センサ307からシート搬送におけるシート検知信号を取得して、フィニッシャ制御部301内に入力するセンサ入力回路である。
308は、図2の整合部材104を駆動する整合モータ309を駆動する整合モータ駆動回路である。
310は、整合ホームポジション(HP)センサ311からホームポジション(HP)にあるかどうかを検知するHP検知回路である。
312は、画像形成装置110に設けられた電源であり、画像形成装置110及び後処理装置の両方に電力を供給する。電源312はコントローラ300に電力を供給し、コントローラ300に接続されている各アクチュエータに電流を供給する。
313は、ステープラユニット316を駆動し、かつ、電流検知/制限回路314にて検知した電流値とフィニッシャ制御部301によって設定された値以下に電流制限の設定を行う、ステープラ駆動回路である。
315は、ステープラユニット316がステープラモータ317によって駆動される際に、ステープラユニット316の駆動部材(図示せず)の基準位置を、ステープラホームポジション(HP)センサ318の状態を検知する回路である。ステープラHPセンサ318の状態は、ステープラ駆動回路313に伝えられ、電流制限の設定に用いられる。
図4は、電流検知/制限回路314の構成を示す。
この電流検知/制限回路314は、電流制限回路314aと、電流検知回路314bとからなる。電流制限回路314aは、電流制限回路314cと、電流制限回路314dとからなる。
(装置動作)
次に、本装置の動作について説明する。
ステープル処理時における駆動信号の信号上限値の制限設定例として、駆動電流の電流制限設定を行う例について述べる。
図5は、画像形成装置110に接続されている後処理装置100内での後処理動作を説明するフローチャートを示す。
ステップS400では、ステープル処理の開始直後に時間監視のためのタイマーを起動する。
ステップS401では、搬送モータ305および整合モータ309の駆動を開始し、画像形成装置100から画像形成されたシートを受け取り、後処理装置100内で搬送し、ステープル後処理の前にシートの整合処理を行うため、左右の整合部材104L,104Rを駆動する。
ステップS402にて、左右の整合部材104L,104Rの移動による整合処理が終了したかどうかを判断し、完了していた場合、ステップS403に進む。
ステップS403では、ステープルの電流制限設定を行う。この電流制限設定では、ステープルを行う際の電流制限値をフィニッシャ制御部301のROM301bからCPU301aが読み出し、ステープラ駆動回路313にて電流制限回路314でのステープラ駆動電流の上限を設定する。
ここで、ステープルの電流制限設定は、図3の電流検知/制限回路314にて検知した電流値がCPU301aによって設定された値以下となるように、ステープラモータ317の駆動電流制限を行う。電流制限の1例として、電流検知/制限回路314にて駆動電圧のON/OFF制御を行い、検知した電流値が制限値以下になるように制御する。この電流制限設定は、ROM301bから読み出した値をRAM301cの所定領域に電流制限設定値として保持されている。
ステープルの電流制限設定前は、図6に示すようにステープラ駆動開始直後の駆動電流10には制限が無いが、電流制限設定後は、図7に示すように所定値(=電流上限設定1)以下となるように制御する。
ここで、ステープル動作中の電流値について説明すると、図6の5はステープル動作開始直後の電流値の波形であり、モータ駆動開始直後に生じる突入電流の波形を示している。10はその後ステープラ315によってシートに針を貫通させて針を折り曲げる動作時の電流値の波形である。
ステップS404では、シートにステープル処理を行うステープラ315のアクチュエータであるステープラモータ317の駆動を開始する。ステープラ315を駆動するアクチュエータがモータであった場合は、モータ駆動開始直後の突入電流5が制限され、またステープラ315によってシートに針を貫通させ、針を折り曲げる期間にステープラモータ317を駆動する駆動電流10は制限されない。
ステープラモータ317がDCモータであり、モータに定電圧を印加する場合は、駆動電流5を制限することにより、電流の制限が無い場合と比較すると、ステープルの動作に必要な時間が若干長くなる場合が発生することが考えられるが、ステープル動作時間が長くなった場合でも機能、性能上は問題なくステープル処理を行うことができる。
また、前述した駆動開始直後の所定期間の突入電流5の電流制限値と、その後の他の所定期間の駆動電流10とを制限することも可能であり、この場合の電流制限値とは、複数の上限値をROM301b内に保持しておくことによって対処することが可能であり、これにより、CPU301aはそれら複数の上限値を読み出して、ステープラ駆動回路313に設定することが可能である。
図8は、電流上限設定を複数設定する場合の図であり、起動直後の電流突入期間と、その後の期間とに分割して表した例である。
ステープラ駆動期間は、起動直後の電流が大きくなる電流突入期間20と、その後の期間30として、針がシートを貫通する期間や針を折り曲げる期間などの複数の所定期間に分割することができる。電流上限値として、電流突入期間20の突入電流5の電流上限設定1や、その後の期間30の駆動電流10の電流上限設定2を、ROM301b内に数値として保持しておくことにより、CPU301はそれら保持された電流上限値をステープラ315の駆動直前にステープラ駆動回路313へ設定する。(ステップ403)
なお図6、図7、図8を比較すると分かるように、図6の場合よりも図7の場合の方がステープル動作期間が長くなっており、図7の場合よりも図8の場合の方がステープル駆動期間が長くなっている(ステープル動作時間a<b<cの関係)。これは駆動電流の上限設定を全く行わない場合(図6)よりも、上限設定を1つにした場合(図7)、上限設定を複数にした場合(図8)の方が長い時間をかけてステープル駆動を行うことを示している。つまり、図6とくらべて図7、図8の場合の方がステープル時に発生する動作音が低減されている。
ステップS405では、ステップS404にてステープル駆動を開始した後、ステープラ315の駆動部材が基準位置のステープラHPから外れたことを検知したかどうかを、ステープラHPセンサ318とHP検知回路315とにおいて確認する。
そして、HPから外れたことを検知した場合は、ステップS406に進む。HPから外れたことを検知できない場合は、ステップS412に進む。
ステップS412では、ステープル駆動を開始した直後からステープラHPセンサ318がHPから外れたことを検知するまで、所定時間が経過したか判断し、経過していなければ、ステップS405に戻る。
ステープル処理が終了した際には、再度HPを検知するため、HP検知をステップS406にて判断する。
そして、HPを検知していれば、ステップS407に進んでステープラ315の駆動を停止し、ステップS408にてステープル処理後のシート束排出積載処理を、搬送モータ305、整合モータ309の駆動にて行う。
ステップS409では、ステップS406にてステープラHPを検知していない場合、タイマーをスタートして、所定時間経過したかどうかを判断し、経過していない場合は、ステップS406に戻る。
所定時間が経過していた場合は、ステープラ315での針ジャム発生の可能性が高いため、ステップS410にてステープラ315の駆動を停止し、ステップS411にてステープラ針ジャム設定を行い、プリンタ部302に通信I/F回路303を経由して、プリントの中断や、シート排出口の切り換え処理を行い、後処理装置へのシート搬入を停止する。
ここでステープラ針ジャム設定とは、コントローラ300からプリンタコントローラ部302に対して針ジャムが発生したことを示すステータス信号を送信し、プリンタコントローラ部ではそのステータス信号を受信して表示部(不図示)に針ジャムであることを示すメッセージを表示させる設定をすることである。
ステップS412では、ステップS404でのステープル開始後から所定時間経過してもステープラHPから外れたことを検知できなかった場合は、ステップS413にてステープラの駆動を停止し、正常に駆動できないとしてステップS414にてステープラ故障設定を行う。
ここでステープラ故障設定とは、コントローラ300からプリンタコントローラ部302に対してステープラ故障が発生したことを示すステータス信号を送信し、プリンタコントローラ部ではそのステータス信号を受信して表示部(不図示)にステープラ故障であることを示すメッセージを表示させる設定をすることである。
また、ステープラ針ジャム設定時と同様に、プリンタ部302に通信I/F回路303を経由して、プリントの中断や、シート排出口の切り換え処理を行い、後処理装置100へのシート搬入を停止する。
本例では、後処理装置100にてステープラ故障を検知した場合は、故障したユニットは交換するとして、復帰処理を行う必要がないものとするが、本発明では特に交換に限定するものではない。
以上の処理により、ステープラの駆動電流を制限し、正常にステープルが実行できた場合と、ステープラ針ジャムが発生した場合と、ステープラ故障が発生した場合とのいずれかの状態とすることが可能である。
従来の装置の場合では、駆動電流(5、10)のピークタイミングをずらす制御であり、作用部材のアクチュエータ(ステープラモータなど)のピーク電流を低減するものではないため、個別のユニットの動作音低減を行うことは困難である。しかし、本発明では、アクチュエータの動作時電流のピーク値を低減することにより、後処理作用部材の動作スピードを低減し、これにより、ステープル動作時の作用部材同士が後処理動作時に接触および衝突する際の動作音を低減することも可能となる。
[第2の例]
本発明の第2の実施の形態を、図9〜図10に基づいて説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
本例は、後処理装置100のステープラ315が、異常状態である針ジャム設定状態(図5のフローチャートS411の状態)から復帰する場合の例である。
図9は、異常状態からの復帰の一例として針ジャム解除状態からの復帰処理を示すフローチャートである。
復帰処理がスタートし、まず、ステップS500では、ステープラ針ジャム解除時の駆動電流5、10の設定を行う。
駆動電流5、10の設定は、前述した後処理動作開始直後のその後の期間における電流設定と同様に、フィニッシャ制御部301のROM301bからCPU301aが読み出し、ステープラ駆動回路313にて電流制限回路314でのステープラ315の駆動電流5、10の上限値を設定する。
図10は、針ジャム解除状態からの異常復帰動作の制御例を示す。
針ジャム状態となるまでの電流制限は、前述した図7若しくは図8のように駆動開始直後とその後の期間において設定しており、針ジャムからの復帰動作を行う前に、針ジャム解除時の駆動電流5、10の設定として、復帰時電流上限設定3を行う。そして、図10のように、針ジャム状態からの復帰動作開始直後である復帰時の電流制限において、所定値(=復帰時電流上限設定3)以下となるように制御する。
なお、ステープラ針ジャム解除時の駆動電流5、10の値は、正常な状態での通常ステープル時よりも駆動の負荷が大きいとして、通常の設定値よりも針ジャム解除時の設定値を大きくすることも有効な手段である。その場合には、復帰時電流上限設定3の電流値は、図7や図8のステープル動作時に設定した電流上限設定の電流値よりも大きな値として設定する。具体的には電流上限設定1の約1.5倍程度の値を設定する。これは、針ジャム解除動作を行う場合は、針ジャムが発生した状態からステープラをHPに強制的に戻す動作であり、通常のステープル動作よりもより大きな負荷が必要となる場合があるからである。
ステップS501では、ステープラ針ジャム解除のステープラ駆動を開始する。本例における針ジャム解除駆動とは、通常のステープラモータ317の回転方向をステープルする際とは逆方向に駆動させて、ステープラをHPに強制的に戻す動作を行って解除する方法である。なお解除方法としてはこれに限らず、他の方法、例えばジャム解除動作専用のモータを設けて解除動作を実行させるなどの方法であってもよい。
ステップS502では、ステープラ針ジャム解除駆動を開始してから、ステープラHPを検知したかどうかを判断し、検知していればステップS503に進む。検知していなければ、ステップS505に進み、ステープラ駆動から所定時間経過したかを判断する。
ステップS503では、ステープラHP検知した後にステープラ315の駆動を停止し、ステップS504にてステープラ針ジャムを解除する設定を行う。
ステップS504では、針ジャムが発生したことを示すステータス信号をプリンタコントローラ部302へ通信回路303を経由して送信する。また、ユーザに針ジャムを解除するために、ステープルに失敗した針を取り除く処理をするように、画像形成装置に設けられた表示部(不図示)にて、メッセージを表示する方法などで通知する。
ステップS505にて、所定時間経過していないと判断した場合は、ステップS502に戻り、所定時間が経過した場合は、ステップS506にて異常状態である針ジャム状態からステープラHPを検知できずに正常な状態に復帰できなかったとして、ステープラ315の駆動を停止し、ステープラ故障設定を行う。
次に、ステープラ315の駆動電流の電流制限設定の変更方法について図11に基づいて説明する。
図11は、フィニッシャ制御部301がステープラ315の駆動電流5、10の電流制限設定を確認して、設定内容を変更する方法の例である。
電流制限設定の変更動作は、第1の例で説明したステープル動作時の設定から本例で説明した針ジャム解除時の設定に変更する場合に実行される。
図11は、駆動電流5、10の電流制限設定の確認後にステープラ駆動回路313の設定内容を変更するフローチャートを示す。なお、この処理は、フィニッシャ制御部301にて実行されており、例えば第1の例で説明した図5のフローチャートに示されるステープル動作制御を実行と並行して実行されているものであり、ステープラ315の駆動時に電流制限を行う処理である。
ステップS600では、ステープラ315の電流制限設定を確認する。
ステップS601にて、その電流制限設定が新しく設定変更するよう指示されている場合は、ステップS602にてステープラ駆動回路313の電流制限回路の設定を行う。(ここで、設定変更はフィニシャ制御部301が指示するものとする。)
ここで、電流制限設定の確認、変更、設定の具体的な内容について説明する。
ステープラ電流制限設定の確認は、フィニッシャ制御部301のCPU301aにて後処理装置100の動作中に実行されており、例えば、他の処理との間に所定時間間隔でCPU301aにて実行し、RAM301cの所定領域に保持されている最新の電流制限設定値を確認することができる。
電流制限設定を新しく設定する場合は、このステープルの電流制限設定は、ステープル動作開始直後の初期の所定期間制限することや、その他の期間も含めて複数の所定期間において複数の駆動電流の上限を設定することによって可能である。
電流制限回路設定は、CPU301aがステープラ駆動回路313に対して、信号線による設定や通信データによるデータの送信によって設定する。ステープラ駆動回路313は、その設定された電流設定から、図4の電流制限回路314aから所定の制限回路を選択する。
本例では、電流制限回路(1)314c又は電流制限回路(2)314dを選択する。電流制限回路314aは、ステープラモータ317の駆動時の電流値を電流検知回路314bにて電流値として入力し、ステープラ駆動回路313に対して電流制限を行う。この電流制限は、ステープラ駆動回路313の電源供給をON/OFFするなど、電流を制限し制御する方法であればよい。
具体的には、電源負荷を軽減、動作音の低減のために、第1の例で説明したステープル動作時には電流上限設定1にするために電流制限回路1を選択して設定し、ステープラの駆動力がステープル時より要求されてかつ電流の制限を行う場合である、針ジャムから復帰する駆動を行う場合は電流上限設定3にするために電流制限回路2を選択して設定するようにする。
[第3の例]
本発明の第3の実施の形態を、図12に基づいて説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
本例は、ステープラ315が駆動中における電流制限を設定する場合の例である。
図12は、ステープラ315の駆動中に電流制限設定処理を行うフローチャートを示す。
ステップS400では、ステープル処理の開始直後に時間監視のためのタイマーを起動する。
ステップS401では、搬送モータ305および整合モータ309の駆動を開始し、画像形成装置100から画像形成されたシートを受け取り、後処理装置100内で搬送し、ステープル後処理の前にシートの整合処理を行うため、左右の整合部材104L,104Rを駆動する。
ステップS402にて、左右の整合部材104L,104Rの移動による整合処理が終了したかどうかを判断し、完了していた場合、ステップS700に進む。
ステップS700では、ステープラ315の起動時の電流制限設定を行う。この電流制限設定では、ステープルを行う際のステープラモータ317への突入電流5を制限するため、駆動電流10の制限値である上限値をフィニッシャ制御部301のROM301bからCPU301aが読み出し、ステープラ駆動回路313にて電流制限回路314でのステープラ315の駆動電流5、10の上限を設定する。
ステップS404では、シートにステープル処理を行うステープラ315のアクチュエータであるステープラモータ317の駆動を開始する。
ステップS405では、ステップS404にてステープル駆動を開始した後、ステープラ315の駆動部材が基準位置のステープラHPから外れたことを検知したかどうかステープラHPセンサ318とHP検知回路315にて確認し、HP外を検知した場合、ステップS701に進む。
ステップS701では、ステープラHPセンサ318がHPから外れたことを検知した時点から、ステープラ315の駆動電流5、10の制限値を動作中の上限値とするように電流制限設定値を変更する。
例えば、ステープラ315の駆動開始直後の突入電流5がステープル動作中の駆動電流10の電流値より大きい場合は、電流制限値を2段階に設定し、駆動開始直後の制限電流値を動作中の駆動電流制限値より大きく設定することができる。
つまり、前述した図8に示されているように、スタープラ駆動開始直後は制限電流値を大きめに設定(電流上限設定1)し、その後、ステープラがHPから外れたことを検知した後に、制限電流値を低めの設定(電流上限設定2)に切り替えるように制御する。
ステープラ315が動作中の電流制限設定は、前述した図8の期間30で表した電流上限設定2の上限値であり、ステープラ315がシート束をステープルする際に、針がシートを貫通する際や針の先端を折り曲げる際に必要な最低電流値であり、ステープラ仕様に合わせた電流値であるため、特に限定するものではない。
この電流上限設定2の電流値は、ステープラ315が動作中の駆動電流の電流値がステープルするシート束の条件によって、適宜変更可能であり、例えば起動直後の電流値と同じかそれ以上の設定が必要な場合も同様に設定する。
一例として、ステープルするシート枚数が10枚までなら図8の期間30の設定を上限電流設定2に設定し、11枚以上であれば、図8の期間30の設定を上限電流設定1に設定するなどの方法がある。
次に、ステープル処理が終了した際には、再度HPを検知するため、HP検知をステップS406にて判断する。
そして、HPを検知していれば、ステップS407に進んでステープラの駆動を停止し、ステップS408にてステープル処理後のシート束排出積載処理を、搬送モータ305、整合モータ309の駆動にて行う。
ステップS409では、ステップS406にてステープラHPを検知していない場合は、タイマーをスタートしてから所定時間が経過したかどうかを判断する。
所定時間が経過していない場合は、ステップS406に戻る。所定時間が経過していた場合は、ステープラ315での針ジャム発生の可能性が高いため、ステップS410に進む。
ステップS410では、ステープラ315の駆動を停止する。そして、ステップS411にて、ステープラ針ジャム設定を行い、プリンタ部302に通信I/F回路303を経由して、プリントの中断や、シート排出口の切り換え処理を行い、後処理装置100へのシート搬入を停止する。
ステップS412では、ステップS404でのステープル開始後から所定時間経過してもステープラHPから外れたことを検知できなかった場合は、ステップS413にて、ステープラ315の駆動を停止し、正常に駆動できないとしてステップS414にてステープラ故障設定を行う。
また、ステープラ針ジャム設定時と同様に、302プリンタ部に通信I/F回路303を経由して、プリントの中断や、シート排出口の切り換え処理を行い、後処理装置100へのシート搬入を停止する。本例では、後処理装置100にて故障検知した場合は、故障したユニットは交換するとして、復帰処理を行う必要がないものとするが、本発明では特に交換に限定するものではない。
以上の処理により、ステープラ315の駆動直後とステープル動作中の各状態を、ステープラHPの検知状態で判断し、ステープル動作を複数の期間に分けて各期間で駆動電流の上限を設定でき、制限することが可能となり後処理装置100において後処理時の電流を低減することが可能となる。
なお針ジャム設定、ステープラ故障設定については、第1の例と同様であるため説明は省略する。
また、後処理動作中の電流制限を行うことにより、処理部材のステープル動作スピードが低減されることになる。その結果、後処理部材の動作音を低減することになり、後処理時の静音化に有用となる。
[第4の例]
本発明の第4の実施の形態を、図13に基づいて説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
本例は、後処理装置100と画像形成装置110とに接続されている他の装置(画像形成システム内)の動作状態を確認して、電流制限値を設定する場合の例である。
ここで他の装置とは、例えば、画像形成装置に接続される原稿読み取りのためのスキャナユニットや大容量の給紙デッキなどである。
画像形成装置に後処理装置、スキャナユニット、給紙デッキなどの複数の装置を接続して、複数の装置に対する電力を画像形成装置に設けられた電源から供給する構成においては、電源から供給可能な電力には限りがあるため、複数の装置を同時に動作させる場合に必要となる総電力量が供給可能な電力量を上回ってしまう可能性がある。本例においては、画像形成装置に接続される他の装置(後処理装置以外)の動作状態に基づいて後処理装置の電流制限値を設定して、電源から供給可能な電力量の範囲内で最適な電流値設定を行う。
図13は、他の装置の動作状態を確認後にステープラ駆動回路313に電流制限値を設定するフローチャートを示す。この処理は、前述した図11のフローチャートで示したステープラ電流制限処理に画像形成装置110および後処理装置100に接続されている他の装置の動作状態を確認して電流制限値を設定する判断処理を追加した場合の例である。なお、この処理は、フィニッシャ制御部301にて常時実行されているものであり、ステープラ315の駆動時に電流制限を行う処理である。
ここで他の装置の動作状態を確認する動作とは、例えばスキャナユニットにおいて原稿読み取り動作中かどうかを確認する動作であり、原稿読み取り中であれば、ステープラ315の駆動時に電流制限を行うようにする。
ステップS600では、ステープラ315の電流制限設定を確認する。
ステップS601では、電流制限設定が新しく設定変更するよう指示されているか否かを判断する。(ここで、設定変更はフィニシャ制御部301が指示するものとする。)
変更されていると判断した場合は、ステップS800にて、画像形成システム内の他の装置が動作中か否かを判断する。
その判断の際、フィニッシャ制御部301は通信I/F回路303を経由してプリンタ部302に他の装置(図示せず)の動作状態を表すデータを要求する。
他の装置が動作中であれば、ステップS801にて、動作中の装置毎の必要電流値、若しくは電源312の電流値仕様(供給可能な電流値)を基に、予め設定されている後処理動作時の電流制限上限値を、ROM301bから読み出し、電流上限値の設定が可能か判断する。
また、複数の装置が動作中で、その合計必要電流値が、電源312の電流値仕様以上となる場合は、ステップS800に戻り、他の装置の動作状態を確認する。同じくステップS801にて、電流制限設定が可能か否かを判断する。
そして、電流制限設定にて後処理動作が可能な場合は、ステップS602に進み、ステープラ駆動回路313の電流制限のための回路選択設定を行う。
この電流制限の回路設定は、CPU301が、電源312に接続されている複数の他の装置の総消費電流とステープラ駆動の設定可能な電流値との合計が電源312の電流値上限よりも低くなるように、図4の電流制限回路314aから電流制限回路314c,314dのうちのいずれかを選択する。複数の他の装置の消費電流は、通信I/F回路303を経由して他の装置の動作状態を表すデータ信号として受信して認識する。
以上より、後処理装置100と画像形成装置110とに接続されている全装置(画像形成システム)の動作状態を確認して、後処理装置100のステープル電流制限値を設定する処理が可能となり、システム全体での動作状態に応じて後処理動作時に最適な電流制限を行うことが可能となる。
なお、上記実施の形態においては、画像形成装置に設けられた電源から画像形成装置の接続される後処理装置に対して電力を供給する構成で説明したが、画像形成装置と後処理装置それぞれに電源を有する構成においても本発明を適用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態である、画像形成装置および後処理装置からなる画像形成システムの構成例を示す断面図である。 (a)は後処理装置の断面図、(b)は後処理部の上面図である。 後処理装置の電気的回路構成を示すブロック図である。 電流検知/制限回路の構成を示すブロック図である。 後処理装置のステープル処理を示すフローチャートである。 ステープル処理での駆動電流に対する電流制限設定無しの処理を示すタイミングチャートである。 ステープル処理での動作開始直後の駆動電流に対する電流制限設定有りの処理を示すタイミングチャートである。 ステープル処理での動作開始後の駆動電流に対する複数の電流制限設定有りの処理を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態である、針ジャム解除状態からの復帰処理を示すフローチャートである。 針ジャム解除状態からの異常復帰動作の制御例を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施の形態である、駆動電流の電流制限設定の確認後にステープラ駆動回路の設定内容を変更する場合のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態である、ステープラの駆動中において電流制限設定処理を行うフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態である、他の装置の動作状態を確認後にステープラ駆動回路に電流制限値を設定するフローチャートである。
符号の説明
100 後処理装置
101 入口ローラ
102 搬送ローラ
103 排出ローラ
104,104L,104R 整合部材
105 排出トレイ
106 シート(SH)
110 画像形成装置
111 シート束
112 ピックアップローラ
113 フィードリタードローラ
114 トナーカートリッジ
115 電子写真プロセス部
116 定着部
117 排出トレイ
300 コントローラ
301 フィニッシャ制御部
301a CPU
301b 不揮発性メモリROM
301c 揮発性メモリRAM
302 プリンタ部
303 通信I/F回路
304 搬送モータ駆動部
305 搬送モータ
306 センサ入力回路
307 搬送系センサ
308 整合モータ駆動回路
309 整合モータ
310 HP検知回路
311 整合ホームポジション(HP)センサ
312 電源
313 ステープラ駆動回路
314 電流検知/制限回路
314a 電流制限回路
314b 電流検知回路
314c,314d 電流制限回路
315 HP検知回路
316 ステープラユニット
317 ステープラモータ
318 ステープラホームポジション(HP)センサ

Claims (7)

  1. 画像形成装置から出力されたシートを装置本体内に搬送するシート搬送手段と、
    前記装置本体内に搬送された複数の前記シートからなるシート束に対してステープル処理を実行する後処理手段と、
    前記後処理手段による前記ステープル処理の開始後前記ステープル処理の動作状態に基づいて、前記ステープル処理の開始後における複数の所定期間において前記後処理手段を駆動するために前記後処理手段に供給される電力が前記複数の所定期間の夫々で異なるように制限する駆動電力制限手段と、
    前記後処理手段により前記シート束へ前記ステープル処理を行った後、前記ステープル処理された前記シート束を積載するシート束積載手段と
    を具えたことを特徴とする後処理装置。
  2. 前記駆動電力制限手段は、
    前記ステープル処理の開始後の前記複数の所定期間の夫々において、電流値を異なる値に設定することにより電力を制限することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
  3. 前記ステープル処理の開始後の前記複数の所定期間は、前記後処理装置を駆動するモータの起動開始直後の突入電流が生じている第1の期間と、前記突入電流の収束後から前記ステープル処理の完了までの第2の期間とからなることを特徴とする請求項2記載の後処理装置。
  4. 前記駆動電力制限手段は、
    前記後処理手段に異常が発生した後の異常復帰動作開始からの所定期間において、前記電流値を前記複数の所定期間における電流値とは異なる値に設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の後処理装置。
  5. 前記駆動電力制限手段は、
    前記画像形成装置に接続される他の装置の動作状態に基づいて、前記電流値を設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の後処理装置。
  6. 前記駆動電力制限手段は、
    前記ステープル処理の基準位置となるホームポジションを検知しているか否かを判定し、判定結果に基づいて、前記電力を制限することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
  7. 電子写真式の画像形成装置を備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置の後段に、請求項1記載の後処理装置を接続して構成したことを特徴とする画像形成システム。
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