JP4403985B2 - 車両遠隔操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実施させる車両遠隔操作装置に係り、特に、車両の現在の状況に照らして不適切な遠隔操作の実行を防止する車両遠隔操作装置に関する。
従来、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる装置/システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された装置/システムは、ユーザが携帯電話を利用してウィンドウ閉やハザードランプ消灯などの車両操作を遠隔で実行させるものである。
特開2004−102939号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来装置/システムでは、運転者が車両の現在の状況を十分に把握しないまま遠隔操作を要求することになり得るため、車両の現在の状況に照らして適切でない遠隔操作が要求される可能性がある。また、車両側も何の判断もなしに要求された操作をそのまま実行してしまうため、不適切な遠隔操作が要求された場合にその実行を回避することができない。
以下、ハザードランプの消灯を遠隔操作で行う場合を例に挙げて具体的に説明する。
上記特許文献1に記載されたような従来の装置/システムにおいては、イグニッション(IG)オフ後一定時間が経過してもハザードランプが点灯(点滅)しているときにユーザに通知され、この通知によりユーザは遠隔操作によってハザードランプ消灯を実行できる状態となる。
しかしながら、IGオフ後にハザードランプが点灯(点滅)したままの状態になっている場合とは、車両を駐車したユーザが消し忘れた場合に限られず、例えば、1)走行車線等の道路上で走行不能となった車両が周囲を走行する車両に対して注意を促すためにIGオフ後も点灯(点滅)させている場合や、2)別の正規ユーザが当該車両を利用しており、一時的な駐車の際に点灯(点滅)させている場合などである可能性もある。
このようなユーザによる消し忘れ以外の理由によりハザードランプが点灯(点滅)している状況において、遠隔故にそのような状況を把握していないユーザが遠隔操作によりハザードランプを消灯してしまうと、上記1)の場合には周囲の走行車両への注意喚起が不十分となってしまい、又、上記2)の場合には車両利用中の別のユーザにとって意図していない操作が勝手に実行されてしまうことになる。
このように、上記特許文献1に記載されたような従来の装置/システムによれば、ユーザが車両の現在の状況を十分に把握しないまま不適切な遠隔操作が行われてしまう可能性がある。特に、ハザードランプは車両安全に関わる装備品(保安部品)であり、真に消灯が許容される状況であるか否かは慎重に判断されるべきである。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、車両の現在の状況に照らして不適切な遠隔操作の実行を防止する車両遠隔操作装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第一の態様は、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる車両遠隔操作装置(又はセンタ)であって、遠隔操作対象車両が最後に駐車された位置を特定する位置特定手段と、該位置特定手段によって特定された駐車位置において車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを判断する判断手段とを有するとともに、上記判断手段により上記車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できないと判断されたときに、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶して前記車両ユーザに対して前記遠隔操作要求が拒絶された旨の遠隔操作拒絶通知を行う拒絶手段を更に有する。
また、この第一の態様において、上記位置特定手段は、例えば、上記遠隔操作対象車両が駐車されたとき(IGオフされたとき)に該車両から(例えば車載のGPS受信機により取得された)該車両の緯度・経度情報を取得する取得手段と、道路地図情報を記憶保持する地図情報記憶手段と、上記取得手段により取得された上記遠隔操作対象車両の駐車位置の緯度・経度情報を上記地図情報記憶手段により記憶された道路地図情報に照らして、上記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別(高速道路、一般道路、駐車禁止区域、一時停止禁止区域、など)を特定する道路種別特定手段とを有し、上記判断手段は、例えば、上記道路種別特定手段によって特定された上記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別に応じて上記車両ユーザから要求された操作を該車両に実行させることが許容できるか否かを判断する。
この第一の態様によれば、車両駐車位置に応じて遠隔操作実行の適否が判断されるため、車両の現在の状況に照らして不適切な遠隔操作実行の防止が図られる。
上記目的を達成するための本発明の第二の態様は、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる車両遠隔操作装置(又はセンタ)であって、遠隔操作対象車両が最後に駐車された位置を特定する位置特定手段と、該位置特定手段によって特定された駐車位置を前記遠隔操作要求に応じて車両ユーザに(例えばWebページ上で)提示し、該駐車位置において車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを車両ユーザに例えば車両ユーザが携帯する通信端末との通信を利用して確認する確認手段と、を有する車両遠隔操作装置である。
この第二の態様において、上記車両遠隔操作装置は、例えば、上記確認手段により上記車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できないと車両ユーザが判断したことが確認されたときに、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶する拒絶手段を更に有する。
この第二の態様によれば、車両ユーザが車両駐車位置に応じて遠隔操作実行の適否を判断できるため、車両の現在の状況に照らして不適切な遠隔操作実行の防止が図られる。
なお、この第二の態様において、他の正規ユーザが車両を利用中であれば安全上遠隔操作を行わない方が好ましいとの観点から、上記車両遠隔操作装置が上記遠隔操作対象車両が最後に駐車された時刻を特定する時刻特定手段を更に有し、上記確認手段が上記駐車位置と共に上記時刻特定手段によって特定された駐車時刻を車両ユーザに提示し、該駐車位置及び該駐車時刻が車両ユーザの認識と一致するか否かを確認し、上記拒絶手段が上記確認手段により上記駐車位置及び上記駐車時刻が車両ユーザの認識と一致しない(換言すれば、自身が駐車した後、他の車両ユーザが当該車両を利用した)と車両ユーザが判断したことが確認されたときに、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶することが好ましい。
この場合、上記車両遠隔操作装置が上記位置特定手段によって特定された駐車位置において車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを判断する判断手段を更に有するようにし、上記拒絶手段が該判断手段により上記車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できないと判断されたときに(上記確認手段による確認結果にかかわらず、又は、上記確認手段に確認処理を実行させずに)車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶するようにしてもよい。
ここで、上記位置特定手段は、例えば、上記遠隔操作対象車両が駐車されたとき(IGオフされたとき)に該車両から(例えば車載のGPS受信機により取得された)該車両の緯度・経度情報と駐車時刻とを取得する取得手段と、道路地図情報を記憶保持する地図情報記憶手段と、上記取得手段により取得された上記遠隔操作対象車両の駐車位置の緯度・経度情報を上記地図情報記憶手段により記憶された道路地図情報に照らして、上記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別(高速道路、一般道路、駐車禁止区域、一時停止禁止区域、など)を特定する道路種別特定手段とを有し、上記判断手段は、例えば、上記道路種別特定手段によって特定された上記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別に応じて上記車両ユーザから要求された操作を該車両に実行させることが許容できるか否かを判断する。
上記目的を達成するための本発明の第三の態様は、車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる車両遠隔操作装置(又はセンタ)であって、遠隔操作対象車両が最後に駐車された位置を特定する位置特定手段と、該位置特定手段によって特定された駐車位置において車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させた場合に生じ得る危険性の高さを判定する判定手段と、該判定手段によって判定された危険性の高さに応じて、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶して前記車両ユーザに対して前記遠隔操作要求が拒絶された旨の遠隔操作拒絶通知を行う拒絶手段とを有する車両遠隔操作装置である。

この第三の態様によれば、遠隔操作が実行された場合に生じ得る危険度の高さに応じて遠隔操作実行の適否を判断できるため、車両の現在の状況に照らして不適切な遠隔操作実行の防止が図られる。
この第三の態様において、具体的には、上記判定手段が、例えば、上記危険性の高さを、高い方から順に、第一のランク(危険)、第二のランク(不適)、及び第三のランク(許可)に分類し、上記拒絶手段が、例えば、上記判定手段による判定・分類が上記第一のランクのとき、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶し、上記判定手段による判定・分類が上記第二のランクのときは、上記位置特定手段によって特定された駐車位置を車両ユーザに提示し、該駐車位置において車両ユーザから要求された操作を上記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを車両ユーザに確認し、許容できないと車両ユーザが判断したときのみ、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶する。
本発明によれば、車両の現在の状況に照らして不適切な遠隔操作の実行を防止する車両遠隔操作装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、ここでは、車両駐車時にユーザが忘れた(と思われる)操作についてユーザに通知し、その操作(及びそのキャンセル)についてのみ遠隔操作を可能とする操作忘れ通知をベースとした車両遠隔操作を考えるものとするが、勿論、任意の操作を可能とすることもできる。
まず、このような車両の遠隔操作について、各実施例に共通するシステム全体の概略を図1を用いて説明する。
本発明の各実施例が前提とする車両遠隔操作システム100は、大きく分けて、遠隔操作の対象となる車両101と、例えば車両製造業者や自動車小売店や或いは専門業者などにより管理・運営されるセンタ(通信局)102と、車両ユーザ(オーナー)が保持する通信端末103とから構成される。
車両ユーザは、通信端末103を利用して、センタ102を通じて車両101に所定の操作を実行させる。また、この遠隔操作は、原則として、車両101がIGオフの状態でないと許容されない。
遠隔操作の対象となる車両101は、IGオフ後一定時間が経過してもドアロックがされていない場合、ハザードランプが点灯(点滅)している場合、又は、パワーウィンドウ/サンルーフが開いている場合に、その車両状態をセンタ102へ通知する。
通知を受けたセンタ102は、操作忘れの可能性がある上記車両状態について車両ユーザの通信端末103に電子メールの形式で送信・通知する。
通知を受けた車両ユーザは、通信端末103を利用してセンタ102へ遠隔操作命令(例えば、ドアロック、ハザードランプ消灯、パワーウィンドウ/サンルーフ閉)を送信する。これは、センタ102が提供するWebページに通信端末103を利用してアクセスし、ユーザ認証を行った上で、Webページ上にて行われる。
センタ102は、車両ユーザから遠隔操作命令を受信すると、当該操作の実行を車両101に指示する。指示を受けた車両101は、当該操作を自動で実行する。
車両101は、操作が完了すると、その旨センタ102へ報告する。センタ102は、車両101から操作完了の報告を受けると、車両ユーザの通信端末103へ電子メールの形式で遠隔操作が完了した旨の通知を送る。
上述のように、従来の操作忘れ通知ベースの車両遠隔操作システムでは操作忘れ以外の状況においてもユーザに通知が為され、不適切な遠隔操作も実行可能となってしまうため、本発明では、このようなシステムにおいて、車両101の現在の状況に適さない操作が車両ユーザによって遠隔操作により要求され、実行されることを防止する。
以下、実施例を3つ挙げて説明する。なお、以下の実施例ではいずれも、操作の一例として、ハザードランプの消灯を遠隔操作で実行する場合を例に挙げて説明する。
図2〜5を用いて、本発明の一実施例(実施例1)に係る車両遠隔操作システムについて説明する。
図2は、遠隔操作の対象となる車両101に搭載され、センタ102から指示された操作を実行する車載装置101’の概略構成図である。
車載装置101’は、センタ102との間で情報を送受信するための送受信部201と、車載装置101’の各部を制御する制御部202とを有する。
車載装置101’は、更に、ハザードランプの状態(点滅/消灯)を監視すると共に、オン/オフ制御して点滅状態と消灯状態とを切り替える車両状態監視・制御部203を有する。
車載装置101’は、更に、車両101の現在位置を検出する現在位置検出部204を有する。本実施例において、現在位置検出部204は、例えば、GPS受信機を含み、自車両101の緯度・経度情報を取得する。あるいは、代替的に、車両101にナビゲーション・システムが搭載されている場合、該システムより自車両現在位置情報を取得してもよい。
制御部202は、車両101のIGがオフにされるとき、現在位置検出部204により検出された自車両101の現在位置情報を送受信部201を通じてセンタ102へ通知する。
また、制御部202は、車両状態監視・制御部203により、IGオフ後一定時間経過後に依然としてハザードランプが点灯(点滅)していることが検知されたとき、送受信部201を通じてその旨センタ102へ報告する。
さらに、制御部202は、送受信部201によりセンタ102からハザードランプ消灯を指示する操作指示が受信されると、車両状態監視・制御部203を制御してハザードランプを消灯させる。
図3は、車両ユーザからの要求に応じて車両101(の車載装置101’)に要求された操作を実行させるセンタ(車両遠隔操作装置)102の概略構成図である。
センタ102は、車載装置101’との間で情報を送受信するための送受信部301と、センタ102の各部を制御する制御部302とを有する。
センタ102は、更に、地図情報を含んだ地図データベース(DB)303を有する。車両101にナビゲーション・システムが搭載されている場合、地図データベース303は該システムと共用/共通でもよい。
センタ102は、更に、車両ユーザが通信端末103を利用してアクセス可能なWebページを提供すると共に、通信端末103へ電子メールを送信することが可能なインターネットサーバ機能部304を有する。
センタ102は、更に、所定のデータをデータベースの形式で記憶保持可能な記憶部305を有する。記憶部305は、任意の記憶媒体でよい。
制御部302は、送受信部301によりIGオフされた車両101の車載装置101’から現在位置情報が受信されると、地図データベース303に照らして詳細な位置情報を取得し、送信元の車両101と関連付けて記憶部305に記憶保持する。すなわち、記憶部305には、各車両101が最後にIGオフされたときの車両位置が記憶保持されていることになる。
また、制御部302は、送受信部301によりIGオフ後一定時間が経過した車両101の車載装置101’からハザードランプが点灯(点滅)したままであるとの車両状態情報が受信されると、インターネットサーバ機能部304を制御してその旨車両ユーザに伝達する内容の電子メールを当該車両のオーナーの通信端末103(のメールアドレス)へ送信する。
図4は、車両ユーザが遠隔操作を実行するのに利用する通信端末103の概略構成図である。本実施例において、通信端末103は、例えば、インターネット接続が可能な携帯電話である。あるいは、代替例として、PDAやノートブックPCなどのコンピュータ端末であってもよく、或いは、デスクトップPCなどの固定端末であってもよい。
通信端末103は、センタ102のインターネットサーバ機能部304から電子メールを受信すると共に、インターネットサーバ機能部304が提供するWebページへアクセスするためのインターネット接続部401と、通信端末103の各部を制御する制御部402とを有する。
通信端末103は、更に、車両ユーザが通信端末103に任意の文字列を入力したり、メニュー項目を選択・決定したりするためのユーザ入力部403を有する。
通信端末103は、更に、受信した電子メールやアクセスしたWebページをユーザに視覚的に提示する表示部404を有する。本実施例において、表示部404は、例えば、小型のLCD(液晶ディスプレイ)を含む。あるいは、代替例として、ユーザ入力部403及び表示部404が一体化され、タッチパネルとして実現されてもよい。
各装置がこのような構成を有する本実施例における車両遠隔操作の処理の流れについて、次いで、図5を用いて説明する。図5は、本実施例に係る遠隔操作処理のシーケンス図である。
まず、車両101がIGオフとなると(S501)、車載装置101’の制御部202は、現在位置検出部204によって検出された車両101の現在位置情報を送受信部201によりセンタ102へ送信する(S502)。
センタ102側では、送受信部301により車両101の現在位置情報が受信されると、制御部302は、該現在位置情報を地図データベース303に照らしてより詳細な位置情報を求め、車両101と関連付けて記憶部305に記憶保持する(S503)。
次いで、車両101側では、IGオフ(S501)から一定時間が経過して時点で、制御部202が、車両状態監視・制御部203による監視結果に基づいて、ハザードランプが点灯(点滅)しているか否かが判定される(S504)。ハザードランプが点灯(点滅)していない場合(S504の「NO」)、特段の処理は行われない。
ハザードランプが点灯(点滅)していた場合(S504の「YES」)、制御部202は、送受信部201を通じて、その旨センタ102へ通知する(S505)。この通知がセンタ102側の送受信部301により受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304を制御して、ハザードランプ消し忘れ通知を電子メールで作成させ、当該車両101のユーザの通信端末103へ送信させる(S506)。
通信端末103側では、インターネット接続部401により操作忘れ通知メールが受信される。このメールは、通常の電子メールと同様に読むことができる。
この操作忘れ通知メールには、インターネットサーバ機能部304が提供するWebページへアクセスするためのURLが記載されており、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してそのURLを選択することにより、当該Webページにアクセスすることができる。
このWebページ上では、ユーザ認証後、遠隔実行可能な操作が選択可能なメニュー項目として提示される。ここでは、ハザードランプ消灯操作が実行できるものとして表示される。ユーザは、ユーザ入力部403を利用してこの項目を選択することによって、センタ102にハザードランプ消灯の遠隔操作を要求することができる(S507)。
車両ユーザからハザードランプ消灯が要求されたことがインターネットサーバ機能部304により認識されると、センタ102の制御部302は、記憶部305から対象車両101が最後にIGオフとされた最終車両位置を読み出す。そして、その車両位置がハザードランプ消灯に適した場所であるか否かを判断する(S508)。
例えば、最終車両位置が高速道路(の走行車線)上や駐車禁止区域内などであった場合、既に説明したような理由により、ハザードランプ消灯に適さないと判断する(S508の「NO」)。
その場合、制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、「現在車両がハザードランプ消灯に適さない場所にあるため、要求されたハザードランプ消灯の遠隔操作は実行が拒絶されました」といった内容の遠隔操作の実行がセンタ102により拒絶されたことを通知する旨の電子メールを生成させ、遠隔操作要求元の通信端末103へ送信させる(S509)。
他方、制御部302は、最終車両位置が、例えば、一般道路上や駐車場内などであった場合、消し忘れが原因と考えられ、ハザードランプを消灯させるのに支障はない、と判断する(S508の「YES」)。
その場合、制御部302は、送受信部301を利用して、車両101にハザードランプ消灯を指示する(S510)。
次いで、車両101側では、送受信部201によりセンタ102からの操作指示が受信されると、制御部202は、車両状態監視・制御部203に指示して、ハザードランプを消灯させる(S511)。そして、送受信部201を通じて、センタ102に操作完了通知を返す(S512)。
次いで、センタ102側では、送受信部301により車両101からの操作完了通知が受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、ハザードランプ消灯の遠隔操作が実行完了した旨をユーザに伝達する完了通知メールを生成させ、車両ユーザの通信端末103宛に送信させる(S513)。
このように、本実施例によれば、遠隔操作を実行するセンタ102が遠隔操作対象車両101の最終停車位置を把握しており、ユーザからハザードランプの消灯が要求されたときに車両位置がハザードランプ消灯を実行するのに適しているか否かを判断し、適していないと判断したときにはそのハザードランプ消灯の遠隔操作の実行を拒絶するため、車両の現在の状況に鑑みて不適切であると考えられるハザードランプ消灯遠隔操作が実行されてしまうことを防止することができる。
また、最終車両位置はIGオフ時に車両側からセンタへアップロードされるため、センタはユーザからハザードランプ消灯が要求されるたびに車両現在位置を確認する必要がない。
次いで、図6を用いて、本発明の別の一実施例(実施例2)に係る車両遠隔操作システムについて説明する。なお、本実施例に係るシステム構成及び各装置の構成は上記実施例1のものと同一であるため、図示及び詳しい説明を省略する。図6は、本実施例に係る遠隔操作処理のシーケンス図である。
上述の実施例1は、車両位置がハザードランプ消灯が許容される位置であるか否かをセンタ102側で判断するものであった。この点、本実施例は、ハザードランプ消灯の適否を車両ユーザに判断させるものである。
まず、車両101がIGオフとなると(S601)、車載装置101’の制御部202は、現在位置検出部204によって検出された車両101の現在位置情報を送受信部201によりセンタ102へ送信する(S602)。
センタ102側では、送受信部301により車両101の現在位置情報が受信されると、制御部302は、該現在位置情報を地図データベース303に照らしてより詳細な位置情報を求め、車両101と関連付けて記憶部305に記憶保持する(S603)。また、同時に、制御部302は、タイムスタンプ機能を利用し、送受信部301により車両101の現在位置情報が受信された時刻も車両101の詳細な位置情報と関連付けて記憶部305に記憶保持する(S603)。あるいは、代替的に、車両101において、IGオフされた時刻を現在位置情報に付加してセンタ102へ送信し、センタ102側ではこのIGオフされた時刻を詳細な位置情報と共に関連付けて記憶保持するようにしてもよい。
次いで、車両101側では、IGオフ(S601)から一定時間が経過して時点で、制御部202が、車両状態監視・制御部203による監視結果に基づいて、ハザードランプが点灯(点滅)しているか否かが判定される(S604)。ハザードランプが点灯(点滅)していない場合(S604の「NO」)、特段の処理は行われない。
ハザードランプが点灯(点滅)していた場合(S604の「YES」)、制御部202は、送受信部201を通じて、その旨センタ102へ通知する(S605)。この通知がセンタ102側の送受信部301により受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304を制御して、ハザードランプ消し忘れ通知を電子メールで作成させ、当該車両101のユーザの通信端末103へ送信させる(S606)。
通信端末103側では、インターネット接続部401により操作忘れ通知メールが受信される。このメールは、通常の電子メールと同様に読むことができる。
この操作忘れ通知メールには、インターネットサーバ機能部304が提供するWebページへアクセスするためのURLが記載されており、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してそのURLを選択することにより、当該Webページにアクセスすることができる。
このWebページ上では、ユーザ認証後、遠隔実行可能な操作が選択可能なメニュー項目として提示される。ここでは、ハザードランプ消灯操作が実行できるものとして表示される。ユーザは、ユーザ入力部403を利用してこの項目を選択することによって、センタ102にハザードランプ消灯の遠隔操作を要求することができる(S607)。
車両ユーザからハザードランプ消灯が要求されたことがインターネットサーバ機能部304により認識されると、センタ102の制御部302は、記憶部305から対象車両101が最後にIGオフとされた最終車両位置及びセンタ102への最終アクセス時刻を読み出す。そして、制御部302は、読み出した最終車両位置及び時刻をインターネットサーバ機能部304によりWebページ上で車両ユーザに提示・通知する(S608)。
これにより、車両ユーザは、最終車両位置及び時刻が自分が最後に車両101を駐車したと記憶・認識している位置及び時刻と一致するか否かを確認することができる。最終車両位置及び時刻が自分の記憶・認識通りであれば、それ以降、他の正規ユーザが車両101を使用しておらず、ハザードランプが点灯(点滅)しているのは自分が駐車時に消し忘れたことが原因である可能性が高いと判断できる。当然、当該車両ユーザがIGオフした車両101を離れてから他の正規ユーザがIGオン/オフさせずに車両101のハザードランプだけを点灯(点滅)させて車両101を離れた、という可能性も残る。しかしながら、いずれの場合であっても、車両位置が当該車両ユーザが記憶・認識している駐車位置と一致するのであれば、車両ユーザは、その車両位置においてハザードランプを点灯(点滅)させておく必要があるか否か、或いは、その車両位置がハザードランプを消灯しても問題のない位置であるか否か、について容易に判断することができる。
センタ102側から提示された車両101の最終車両位置及び時刻が車両ユーザの記憶・認識した最後に駐車した位置と一致しない場合、他の正規ユーザが車両101を利用中である可能性が高いと判断できる。この場合、車両ユーザは車両101の現在の位置/状況がハザードランプを消灯させてもよい位置/状況であるか否かが判断できないため、その最終車両位置が例えば自宅駐車場などの場所でない限り、安全確保のために、ハザードランプの使用は現在利用中の正規ユーザの判断に任せ、遠隔操作でハザードランプを消灯させない方がよいと考えられる。
したがって、センタ102は、車両ユーザがユーザ端末103を利用してアクセスしたWebページ上に、最終車両位置・時刻と共に、「表示された最終車両位置・時刻に心当たりのない場合、他のユーザが使用している可能性があります。その場合、安全上、遠隔操作を実行しないで下さい。」といった趣旨のメッセージを表示し、車両101が移動している場合には遠隔操作を行わないように車両ユーザに促すことが好ましい。
このように、車両101の最終位置・時刻を確認した車両ユーザは、その最終車両位置・時刻を踏まえて、遠隔操作でのハザードランプの消灯を実行するか否かを判断する(S609)。
車両ユーザが、最終車両位置・時刻に心当たりがないために又は他の理由により遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行しないと判断した場合(S609の「NO」)、特段の処理は行われない。
他方、車両ユーザが、最終車両位置・時刻が記憶・認識通りのため遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行すると判断した場合、又は、最終車両位置・時刻は自分の記憶・認識と異なるがそれでもあえて遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行すると判断した場合(S609の「YES」)、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してインターネットサーバ機能部304により提供されたWebページ上で遠隔操作の実行をセンタ102に命令する(S610)。
インターネットサーバ機能部304を通じてユーザ端末103から遠隔操作実行の命令を受けたセンタ102の制御部302は、インターネットサーバ機能部304の提供するWebページを通じて、再度、車両ユーザに遠隔操作を実行する意思があるか否かを確認する(S611)。この車両ユーザ意思の再確認は、例えば、「遠隔操作によりハザードランプを消灯します。よろしいですか?」といった趣旨のメッセージと選択可能な項目として「はい」及び「いいえ」とを表示することによって行われる。
この再確認要求に対し、車両ユーザがユーザ入力部403の操作を通じて実行しない旨の選択をすると(S612の「NO」)、S609において実行しないと判断・選択したときと同様に、特段の処理は行われない。
再確認要求に対して車両ユーザがユーザ入力部403の操作を通じて実行する旨を確認すると(S612の「YES」)、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してインターネットサーバ機能部304により提供されたWebページ上で遠隔操作の実行を再確認する(S613)。
センタ102の制御部302は、インターネットサーバ機能部304により車両ユーザの遠隔操作実行の意思が再確認されると、送受信部301を利用して、車両101にハザードランプ消灯を指示する(S614)。
なお、S611〜S613の車両ユーザ意思の再確認プロセスは、本実施例に必須ではなく、再確認なしで最初の遠隔操作命令(S610)の後直ちに車両101へ操作を指示してもよい。センタ102側で、最終車両位置に応じて、再確認プロセスの必要性を判断するようにしてもよい。
次いで、車両101側では、送受信部201によりセンタ102からの操作指示が受信されると、制御部202は、車両状態監視・制御部203に指示して、ハザードランプを消灯させる(S615)。そして、送受信部201を通じて、センタ102に操作完了通知を返す(S616)。
次いで、センタ102側では、送受信部301により車両101からの操作完了通知が受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、ハザードランプ消灯の遠隔操作が実行完了した旨をユーザに伝達する完了通知メールを生成させ、車両ユーザの通信端末103宛に送信させる(S617)。
このように、本実施例によれば、車両ユーザにセンタ102側が把握している最終車両位置・時刻を提示した上で、遠隔操作によるハザードランプ消灯実行の適否を車両ユーザに判断させるため、遠隔操作実行において車両ユーザの判断を尊重することができると共に、最終車両位置・時刻の確認を通じて車両ユーザに不適切な遠隔操作によるハザードランプ消灯の実行を思い止まらせることができる。
また、最終車両位置はIGオフ時に車両側からセンタへアップロードされるため、センタはユーザからハザードランプ消灯が要求されるたびに車両現在位置を確認する必要がない。
次いで、図7〜11を用いて、本発明の更に別の一実施例(実施例3)に係る車両遠隔操作システムについて説明する。なお、本実施例に係るシステム構成及び各装置の構成は上記実施例1及び2のものと同一であるため、図示及び詳しい説明を省略する。図7及び9〜11は、本実施例に係る遠隔操作処理の部分シーケンス図である。
上述の実施例1は、車両位置がハザードランプ消灯が許容される位置であるか否かをセンタ102側で判断するものであった。また、上述の実施例2は、ハザードランプ消灯の適否を車両ユーザに判断させるものであった。
本実施例は、上記実施例1及び2を適切に融合させた実施形態であり、センタ102が、把握している最終車両位置を、1)遠隔操作によるハザードランプ消灯を拒絶する場所、2)遠隔操作によるハザードランプ消灯を条件付きで許容する場所、及び、3)遠隔操作によるハザードランプ消灯を許可する場所、の3種類に分類し、車両ユーザの判断を基本的には尊重する仕組みを採りつつ、誤って不適切な車両位置で遠隔操作によりハザードランプ消灯が実行されるのを防止するものである。
図7から順に説明する。まず、車両101がIGオフとなると(S701)、車載装置101’の制御部202は、現在位置検出部204によって検出された車両101の現在位置情報を送受信部201によりセンタ102へ送信する(S702)。
センタ102側では、送受信部301により車両101の現在位置情報が受信されると、制御部302は、該現在位置情報を地図データベース303に照らしてより詳細な位置情報を求め、車両101と関連付けて記憶部305に記憶保持する(S703)。また、同時に、制御部302は、タイムスタンプ機能を利用し、送受信部301により車両101の現在位置情報が受信された時刻も車両101の詳細な位置情報と関連付けて記憶部305に記憶保持する(S703)。あるいは、代替的に、車両101において、IGオフされた時刻を現在位置情報に付加してセンタ102へ送信し、センタ102側ではこのIGオフされた時刻を詳細な位置情報と共に関連付けて記憶保持するようにしてもよい。
次いで、車両101側では、IGオフ(S701)から一定時間が経過して時点で、制御部202が、車両状態監視・制御部203による監視結果に基づいて、ハザードランプが点灯(点滅)しているか否かが判定される(S704)。ハザードランプが点灯(点滅)していない場合(S704の「NO」)、特段の処理は行われない。
ハザードランプが点灯(点滅)していた場合(S704の「YES」)、制御部202は、送受信部201を通じて、その旨センタ102へ通知する(S705)。この通知がセンタ102側の送受信部301により受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304を制御して、ハザードランプ消し忘れ通知を電子メールで作成させ、当該車両101のユーザの通信端末103へ送信させる(S706)。
通信端末103側では、インターネット接続部401により操作忘れ通知メールが受信される。このメールは、通常の電子メールと同様に読むことができる。
この操作忘れ通知メールには、インターネットサーバ機能部304が提供するWebページへアクセスするためのURLが記載されており、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してそのURLを選択することにより、当該Webページにアクセスすることができる。
このWebページ上では、ユーザ認証後、遠隔実行可能な操作が選択可能なメニュー項目として提示される。ここでは、ハザードランプ消灯操作が実行できるものとして表示される。ユーザは、ユーザ入力部403を利用してこの項目を選択することによって、センタ102にハザードランプ消灯の遠隔操作を要求することができる(S707)。
車両ユーザからハザードランプ消灯が要求されたことがインターネットサーバ機能部304により認識されると、センタ102の制御部302は、当該車両101の最終位置のレベルを判定し、レベル1〜3に分類する(S708)。本実施例に係るレベル1〜3の一例を図8に示す。
レベル3(通常)は、最終車両位置が一般道路上などであった場合に分類されるレベルである。このレベル3に分類された車両位置においては、車両ユーザからの遠隔操作によるハザードランプ消灯は常に許可される。したがって、実行が許容されるための条件は特に定められない。ただし、レベル3に分類された場合であっても、車両ユーザが最終車両位置・時刻を確認し、心当たりがなければ実行しない方が好ましいと形式的には考えられるため、センタ102側から車両ユーザへ最終車両位置・時刻の確認を勧告する。
レベル2(不適)は、最終車両位置が遠隔操作でハザードランプを消灯するのに適さないと判断される場所の場合に分類されるレベルであって、更に、(不)適切さの度合に応じて、駐車禁止区域等の場合と、一時停止禁止区域等の場合とに分けられる。このレベル2に分類された車両位置においては、車両ユーザからの遠隔操作によるハザードランプ消灯は条件付きで許容される。実行のための条件は、車両位置が駐車禁止区域等であった場合、車両ユーザが最終車両位置・時刻を確認して問題がないと容認することであり、車両位置が一時停止禁止区域等であった場合、車両ユーザが最終車両位置・時刻を確認して問題がないと容認すること、且つ、再確認も行うことである。
レベル1(危険)は、最終車両位置が高速道路(の走行車線)上などであった場合に分類されるレベルであり、ハザードランプを絶対に消灯してはならないと判断された場所用のレベルである。
図7の説明に戻る。このように、制御部302は、車両101の最終位置のレベルを判定する(S708)。車両101の最終位置がレベル1に分類されると判定された場合(S708の「レベル1」)、制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、例えば「現在車両がハザードランプ消灯に適さない場所にあるため、要求されたハザードランプ消灯の遠隔操作は実行が拒絶されました」といった内容の遠隔操作の実行がセンタ102により拒絶されたことを通知する旨の電子メールを生成させ、遠隔操作要求元の通信端末103へ送信させる(S709)。
また、車両101の最終位置がレベル3に分類されると判定された場合(S708の「レベル3」)、図9へ進む。
また、車両101の最終位置がレベル2に分類されると判定された場合(S708の「レベル2」)、更に、車両101の最終位置が一時停止禁止区域等か否かが判定される(S710)。最終車両位置が駐車禁止区域等である場合(S710の「NO」)、図10へ進む。最終車両位置が一時停止禁止区域等である場合(S710の「YES」)、図11へ進む。
図9は、車両101の最終位置がレベル3に分類された場合のその後の処理の流れを示している。図8を用いて説明したように、最終車両位置がレベル3に分類される場合であっても、車両ユーザが最終車両位置・時刻を確認し、他の正規ユーザが利用中でないか確認することが好ましい。
そこで、レベル3と判定された場合、まず、センタ102の制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、例えば「他の正規ユーザが利用中でないか、最終車両位置・時刻をご確認されることをお勧めします。車両の最終位置・時刻を確認しますか?」といった内容の勧告メッセージと選択可能な項目として「はい」及び「いいえ」とを車両ユーザがアクセスしているWebページ上に表示する(S901)。
車両ユーザが最終車両位置を確認しないという判断・選択をした場合(S902の「NO」)、最終車両位置を確認する処理は行われず、S907へ進む。
他方、車両ユーザが最終車両位置を確認するという判断・選択をした場合(S902の「YES」)、ユーザ端末103からセンタ102へ最終車両位置・時刻を通知するように要求される(S903)。
センタ102の制御ブロック302は、この最終車両位置・時刻の通知要求を受けたことがインターネットサーバ機能部304により認識されると、記憶部305から対象車両101が最後にIGオフとされた最終車両位置及びセンタ102への最終アクセス時刻を読み出す。そして、制御部302は、読み出した最終車両位置及び時刻をインターネットサーバ機能部304によりWebページ上で車両ユーザに提示・通知する(S904)。また、同時に、例えば「キャンセル」及び「続行」といった内容の選択可能な項目も表示される。
これにより、車両ユーザは、最終車両位置及び時刻が自分が最後に車両101を駐車したと記憶・認識している位置及び時刻と一致するか否かを確認することができる。ここでも、既述のように、センタ102は、車両ユーザがユーザ端末103を利用してアクセスしたWebページ上に、最終車両位置・時刻と共に、「表示された最終車両位置・時刻に心当たりのない場合、他のユーザが使用している可能性があります。その場合、安全上、遠隔操作をキャンセルして下さい。」といった内容のメッセージを表示し、車両101が移動している場合には遠隔操作を行わないように車両ユーザに促すことが好ましい。
最終車両位置・時刻を確認した結果、車両ユーザが遠隔操作によるハザードランプ消灯の実行要求の続行を判断・選択した場合(S905の「NO」)、S907へ進む。
他方、最終車両位置・時刻を確認した結果、車両ユーザが遠隔操作によるハザードランプ消灯の実行要求のキャンセルを判断・選択した場合(S905の「YES」)、遠隔操作要求のキャンセル命令がセンタ102側へ送信される(S906)。
次いで、センタ102側では、制御部302が、インターネットサーバ機能部304を通じてユーザ端末103から遠隔操作によるハザードランプ消灯要求についてキャンセル命令が受信されたか否かを判断する(S907)。キャンセル命令が受信された場合(S907の「YES」)、センタ102は車両101へハザードランプ消灯の操作を指示せず、図7のS707で一旦要求された遠隔操作はキャンセルされる。
そして、センタ102の制御部302は、このキャンセル処理が完了すると、インターネットサーバ機能部304に指示して、ハザードランプ消灯の遠隔操作のキャンセル処理が完了した旨をユーザに伝達する完了通知メールを生成させ、車両ユーザの通信端末103宛に送信させる(S908)。これにより、車両ユーザは、遠隔操作によるハザードランプ消灯の実行がキャンセルされたことを確認できる。
他方、キャンセル命令が受信されていない場合(S907の「NO」)、センタ102の制御部302は、送受信部301を利用して、車両101にハザードランプ消灯を指示する(S909)。
次いで、車両101側では、送受信部201によりセンタ102からの操作指示が受信されると、制御部202は、車両状態監視・制御部203に指示して、ハザードランプを消灯させる(S910)。そして、送受信部201を通じて、センタ102に操作完了通知を返す(S911)。
次いで、センタ102側では、送受信部301により車両101からの操作完了通知が受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、ハザードランプ消灯の遠隔操作が実行完了した旨をユーザに伝達する完了通知メールを生成させ、車両ユーザの通信端末103宛に送信させる(S912)。
このように、最終車両位置がレベル3と判定された場合には、原則として、車両ユーザの要求通りハザードランプ消灯が実行される。ただし、遠隔操作対象の車両101の最終車両位置・時刻を確認することを車両ユーザに勧告し、その結果、車両ユーザが遠隔操作をキャンセルしたい場合にはキャンセルできる仕組みとする。
他方、図10は、図7のS708において最終車両位置がレベル2と判定され、且つ、最終車両位置が駐車禁止区域等である場合(図7のS710の「NO」)のその後の処理の流れを示している。図8を用いて説明したように、この場合、車両ユーザによる最終車両位置・時刻の確認を条件として、制限付きで遠隔操作によるハザードランプ消灯を許容する。
そこで、図7のS710で「NO」と判定された場合、まず、センタ102の制御部302は、記憶部305から対象車両101が最後にIGオフとされた最終車両位置及びセンタ102への最終アクセス時刻を読み出す。そして、制御部302は、読み出した最終車両位置及び時刻をインターネットサーバ機能部304によりWebページ上で車両ユーザに提示・通知する(S1001)。
これにより、車両ユーザは、最終車両位置及び時刻が自分が最後に車両101を駐車したと記憶・認識している位置及び時刻と一致するか否かを確認することができる。ここでも、センタ102は、車両ユーザがユーザ端末103を利用してアクセスしたWebページ上に、最終車両位置・時刻と共に、「表示された最終車両位置・時刻に心当たりのない場合、他のユーザが使用している可能性があります。その場合、安全上、遠隔操作を実行しないで下さい。」といった内容のメッセージを表示し、車両101が移動している場合には遠隔操作を行わないように車両ユーザに促すことが好ましい。
このように、車両101の最終位置・時刻を確認した車両ユーザは、その最終車両位置・時刻を踏まえて、遠隔操作でのハザードランプの消灯を実行するか否かを判断する(S1002)。
車両ユーザが、最終車両位置・時刻に心当たりがないために又は他の理由により遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行しないと判断した場合(S1002の「NO」)、特段の処理は行われない。
他方、車両ユーザが、最終車両位置・時刻が記憶・認識通りのため遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行すると判断した場合、又は、最終車両位置・時刻は自分の記憶・認識と異なるがそれでもあえて遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行すると判断した場合(S1002の「YES」)、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してインターネットサーバ機能部304により提供されたWebページ上で遠隔操作の実行をセンタ102に命令する(S1003)。
インターネットサーバ機能部304を通じてユーザ端末103から遠隔操作実行の命令を受けたセンタ102の制御部302は、送受信部301を利用して、車両101にハザードランプ消灯を指示する(S1004)。
次いで、車両101側では、送受信部201によりセンタ102からの操作指示が受信されると、制御部202は、車両状態監視・制御部203に指示して、ハザードランプを消灯させる(S1005)。そして、送受信部201を通じて、センタ102に操作完了通知を返す(S1006)。
次いで、センタ102側では、送受信部301により車両101からの操作完了通知が受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、ハザードランプ消灯の遠隔操作が実行完了した旨をユーザに伝達する完了通知メールを生成させ、車両ユーザの通信端末103宛に送信させる(S1007)。
このように、最終車両位置がレベル2と判定され、且つ、駐車禁止区域等であると判定された場合には、車両ユーザによる最終車両位置・時刻の確認を条件として、遠隔操作によるハザードランプ消灯を制限的に許容する。
他方、図11は、図7のS708において最終車両位置がレベル2と判定され、且つ、最終車両位置が一時停止禁止区域等である場合(図7のS710の「YES」)のその後の処理の流れを示している。図8を用いて説明したように、この場合、より厳密な車両ユーザによる最終車両位置・時刻の確認を条件として、制限付きで遠隔操作によるハザードランプ消灯を許容する。
そこで、図7のS710で「YES」と判定された場合、まず、センタ102の制御部302は、記憶部305から対象車両101が最後にIGオフとされた最終車両位置及びセンタ102への最終アクセス時刻を読み出す。そして、制御部302は、読み出した最終車両位置及び時刻をインターネットサーバ機能部304によりWebページ上で車両ユーザに提示・通知する(S1001)。
これにより、車両ユーザは、最終車両位置及び時刻が自分が最後に車両101を駐車したと記憶・認識している位置及び時刻と一致するか否かを確認することができる。ここでも、センタ102は、車両ユーザがユーザ端末103を利用してアクセスしたWebページ上に、最終車両位置・時刻と共に、「表示された最終車両位置・時刻に心当たりのない場合、他のユーザが使用している可能性があります。その場合、安全上、遠隔操作を実行しないで下さい。」といった趣旨のメッセージを表示し、車両101が移動している場合には遠隔操作を行わないように車両ユーザに促すことが好ましい。
このように、車両101の最終位置・時刻を確認した車両ユーザは、その最終車両位置・時刻を踏まえて、遠隔操作でのハザードランプの消灯を実行するか否かを判断する(S1102)。
車両ユーザが、最終車両位置・時刻に心当たりがないために又は他の理由により遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行しないと判断した場合(S1102の「NO」)、特段の処理は行われない。
他方、車両ユーザが、最終車両位置・時刻が記憶・認識通りのため遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行すると判断した場合、又は、最終車両位置・時刻は自分の記憶・認識と異なるがそれでもあえて遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行すると判断した場合(S1102の「YES」)、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してインターネットサーバ機能部304により提供されたWebページ上で遠隔操作の実行をセンタ102に命令する(S1103)。
インターネットサーバ機能部304を通じてユーザ端末103から遠隔操作実行の命令を受けたセンタ102の制御部302は、インターネットサーバ機能部304の提供するWebページを通じて、再度、車両ユーザに遠隔操作を実行する意思があるか否かを確認する(S1104)。この車両ユーザ意思の再確認は、例えば、「遠隔操作によりハザードランプを消灯します。よろしいですか?」といった趣旨のメッセージと選択可能な項目として「はい」及び「いいえ」とを表示することによって行われる。
この再確認要求に対し、車両ユーザがユーザ入力部403の操作を通じて実行しない旨の選択をすると(S1105の「NO」)、S1102において実行しないと判断・選択したときと同様に、特段の処理は行われない。
再確認要求に対して車両ユーザがユーザ入力部403の操作を通じて実行する旨を確認すると(S1105の「YES」)、車両ユーザは、ユーザ入力部403を操作してインターネットサーバ機能部304により提供されたWebページ上で遠隔操作の実行を再確認する(S1106)。
センタ102の制御部302は、インターネットサーバ機能部304により車両ユーザの遠隔操作実行の意思が再確認されると、送受信部301を利用して、車両101にハザードランプ消灯を指示する(S1107)。
次いで、車両101側では、送受信部201によりセンタ102からの操作指示が受信されると、制御部202は、車両状態監視・制御部203に指示して、ハザードランプを消灯させる(S1108)。そして、送受信部201を通じて、センタ102に操作完了通知を返す(S1109)。
次いで、センタ102側では、送受信部301により車両101からの操作完了通知が受信されると、制御部302は、インターネットサーバ機能部304に指示して、ハザードランプ消灯の遠隔操作が実行完了した旨をユーザに伝達する完了通知メールを生成させ、車両ユーザの通信端末103宛に送信させる(S1110)。
このように、最終車両位置がレベル2と判定され、且つ、一時停止禁止区域等であると判定された場合には、車両ユーザによる最終車両位置・時刻の確認及び本当に遠隔操作によるハザードランプ消灯を実行する意思があるか否かの再確認を条件として、遠隔操作によるハザードランプ消灯をより制限的に許容する。
このように、本実施例によれば、センタ側で把握している遠隔操作対象車両の最終位置・時刻を遠隔操作を要求する車両ユーザに提示して、その位置及び時刻について車両ユーザが心当たりがあるか否かによって遠隔操作の実行/非実行を判断する機会を与えると共に、車両位置がハザードランプ消灯が絶対的に許されるべきではない場所であると判断された場合には車両ユーザ判断を待たずに強制的に遠隔操作要求を拒絶することによって、基本的には車両ユーザの判断を尊重しつつ、誤って不適切な車両位置で遠隔操作によりハザードランプ消灯が実行されることが適切に防止される。
また、最終車両位置はIGオフ時に車両側からセンタへアップロードされるため、センタはユーザからハザードランプ消灯が要求されるたびに車両現在位置を確認する必要がない。
以上、本発明に係る車両遠隔操作装置の実施例1〜3についてハザードランプ消灯を遠隔操作によって行う場合を例に挙げて説明した。当業者には明らかなように、本発明に係る車両遠隔操作装置は、ハザードランプ消灯以外の遠隔操作(例えば、ドアロック、パワーウィンドウ閉、サンルーフ閉、など)にも適用可能である。
また、上記実施例1〜3では、一例として、センタ102が地図データベース303を有し、車両101から受信された現在位置情報(例えば、緯度/経度情報)を地図データベース303に照らして詳細な位置情報(高速道路、一般道路、駐車禁止区域、一時停止禁止区域、など)を取得し、記憶部305に記憶保持するものとしたが、本発明はこれに限られず、車両101にナビゲーション・システムが搭載されていれば該システムの地図データに現在位置情報を照らして車両101側において詳細な位置情報を取得し、そしてそれをセンタ102へ送信するようにしてもよい。ただし、無線通信トラフィックが増加してしまうこと、及び、センタ102側の方が通常は処理能力が高く、また地図データベースを最新のものに更新するのも比較的容易であることから、上記実施例1〜3のように詳細な位置情報はセンタ側で求める方が好ましいと言える。
また、上記実施例2及び3においては、最終車両位置・時刻を車両ユーザに対して提示した場合、その後車両ユーザに「遠隔操作を実行するか?/キャンセルするか?」を問い(図6のS609、図9のS905、及び、図11のS1102)、ユーザ判断を求める(更に、場合によっては再確認を求める)ものとしたが、これは一例に過ぎず、本発明はよりセンタ側での判断を増やす実施形態も採り得る。例えば、最終車両位置・時刻を車両ユーザに対して提示した後、車両ユーザに「あなたが最後に駐車した位置・時刻と異なりますか?」といった趣旨の質問を問い、車両ユーザからの回答が「異なる(移動している、及び/又は、その時刻ではない)」といった趣旨であった場合には遠隔操作要求が必ず拒絶されるようにしてもよい。
さらに、当業者には明らかなように、上記実施例3において、最終車両位置を3つのレベルに判定・分類したのは一例に過ぎず、設定されるレベル数は任意でよい。いずれにしても、上記実施例3のように、誤ってハザードランプが消灯されてしまったときの状況の危険度が高いほどハードルの高い実行条件を課すべきである。
本発明は、車両遠隔操作装置に利用できる。遠隔操作の対象となる車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
車両遠隔操作システムの全体の概略を示す図である。 遠隔操作対象車両に搭載された本発明の一実施例に係る車載装置の概略構成図である。 本発明の一実施例に係るセンタ(車両遠隔操作装置)の概略構成図である。 本発明の一実施例に係る通信端末の概略構成図である。 本発明の実施例1に係る遠隔操作処理のシーケンス図である。 本発明の実施例2に係る遠隔操作処理のシーケンス図である。 本発明の実施例3に係る遠隔操作処理前段のシーケンス図である。 本発明の実施例3に係る遠隔操作処理において分類される最終車両位置のレベル1〜3の一例を示す図である。 本発明の実施例3に係る遠隔操作処理後段のシーケンス図である。 本発明の実施例3に係る遠隔操作処理後段のシーケンス図である。 本発明の実施例3に係る遠隔操作処理後段のシーケンス図である。
符号の説明
100 車両遠隔操作システム
101 車両
101’車載装置
102 センタ(通信局)
103 通信端末
201 送受信部
202 制御部
203 車両状態監視・制御部
204 現在位置検出部
301 送受信部
302 制御部
303 地図データベース(DB)
304 インターネットサーバ機能部
305 記憶部
401 インターネット接続部
402 制御部
403 ユーザ入力部
404 表示部

Claims (9)

  1. 車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる車両遠隔操作装置であって、
    遠隔操作対象車両が最後に駐車された位置を特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段によって特定された駐車位置において車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを判断する判断手段と、を有するとともに、
    前記判断手段により前記車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できないと判断されたときに、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶して前記車両ユーザに対して前記遠隔操作要求が拒絶された旨の遠隔操作拒絶通知を行う拒絶手段を更に有する、ことを特徴とする車両遠隔操作装置。
  2. 請求項1記載の車両遠隔操作装置であって、
    前記位置特定手段は、
    前記遠隔操作対象車両が駐車されたときに該車両から該車両の緯度・経度情報を取得する取得手段と、
    道路地図情報を記憶保持する地図情報記憶手段と、
    前記取得手段により取得された前記遠隔操作対象車両の駐車位置の緯度・経度情報を前記地図情報記憶手段により記憶された道路地図情報に照らして、前記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別を特定する道路種別特定手段とを有し、
    前記判断手段は、
    前記道路種別特定手段によって特定された前記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別に応じて前記車両ユーザから要求された操作を該車両に実行させることが許容できるか否かを判断する、ことを特徴とする車両遠隔操作装置。
  3. 車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる車両遠隔操作装置であって、
    遠隔操作対象車両が最後に駐車された位置を特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段によって特定された駐車位置を前記遠隔操作要求に応じて車両ユーザに提示し、該駐車位置において車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを車両ユーザに確認する確認手段と、を有することを特徴とする車両遠隔操作装置。
  4. 請求項3記載の車両遠隔操作装置であって、
    前記確認手段により前記車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できないと車両ユーザが判断したことが確認されたときに、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶する拒絶手段を更に有する、ことを特徴とする車両遠隔操作装置。
  5. 請求項4記載の車両遠隔操作装置であって、
    前記遠隔操作対象車両が最後に駐車された時刻を特定する時刻特定手段を更に有し、
    前記確認手段は、
    前記駐車位置と共に、前記時刻特定手段によって特定された駐車時刻を車両ユーザに提示し、該駐車位置及び該駐車時刻が車両ユーザの認識と一致するか否かを確認し、
    前記拒絶手段は、
    前記確認手段により前記駐車位置及び前記駐車時刻が車両ユーザの認識と一致しないと車両ユーザが判断したことが確認されたときに、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶する、ことを特徴とする車両遠隔操作装置。
  6. 請求項4又は5記載の車両遠隔操作装置であって、
    前記位置特定手段によって特定された駐車位置において車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを判断する判断手段とを更に有し、
    前記拒絶手段は、前記判断手段により前記車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できないと判断されたときに、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶する、ことを特徴とする車両遠隔操作装置。
  7. 請求項6記載の車両遠隔操作装置であって、
    前記位置特定手段は、
    前記遠隔操作対象車両が駐車されたときに該車両から該車両の緯度・経度情報と駐車時刻とを取得する取得手段と、
    道路地図情報を記憶保持する地図情報記憶手段と、
    前記取得手段により取得された前記遠隔操作対象車両の駐車位置の緯度・経度情報を前記地図情報記憶手段により記憶された道路地図情報に照らして、前記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別を特定する道路種別特定手段とを有し、
    前記判断手段は、
    前記道路種別特定手段によって特定された前記遠隔操作対象車両の駐車位置の道路種別に応じて前記車両ユーザから要求された操作を該車両に実行させることが許容できるか否かを判断する、ことを特徴とする車両遠隔操作装置。
  8. 車両ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる車両遠隔操作装置であって、
    遠隔操作対象車両が最後に駐車された位置を特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段によって特定された駐車位置において車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させた場合に生じ得る危険性の高さを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された危険性の高さに応じて、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶して前記車両ユーザに対して前記遠隔操作要求が拒絶された旨の遠隔操作拒絶通知を行う拒絶手段と、を有することを特徴とする車両遠隔操作装置。
  9. 請求項8記載の車両遠隔操作装置であって、
    前記判定手段は、
    前記危険性の高さを、高い方から順に、第一のランク、第二のランク、及び第三のランクに分類し、
    前記拒絶手段は、
    前記判定手段による判定・分類が前記第一のランクのとき、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶し、
    前記判定手段による判定・分類が前記第二のランクのときは、前記位置特定手段によって特定された駐車位置を車両ユーザに提示し、該駐車位置において車両ユーザから要求された操作を前記遠隔操作対象車両に実行させることが許容できるか否かを車両ユーザに確認し、許容できないと車両ユーザが判断したときのみ、車両ユーザからの遠隔操作要求を拒絶する、ことを特徴とする車両遠隔操作装置。
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